JPH0825564A - ガラス積層体 - Google Patents

ガラス積層体

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JPH0825564A
JPH0825564A JP6160032A JP16003294A JPH0825564A JP H0825564 A JPH0825564 A JP H0825564A JP 6160032 A JP6160032 A JP 6160032A JP 16003294 A JP16003294 A JP 16003294A JP H0825564 A JPH0825564 A JP H0825564A
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JP
Japan
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glass
honeycomb structure
adhesive layer
glass laminate
resin
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JP6160032A
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Hitoshi Toyoda
等 豊田
Yasuhiro Morimura
泰大 森村
Itsuo Tanuma
逸夫 田沼
Hideshi Kotsubo
秀史 小坪
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱性に優れ、しかも、強度が十分で、割れ
た場合にもガラス片が飛散することのない安全性の高い
ガラス積層体を提供する。 【構成】 ガラス積層体10は、ガラス板体12の間
に、ステンレス製で高さ3mm、最大径30mmのハニ
カム形の壁体が連続的に形成されたハニカム構造体14
を有しており、ガラス板体12とハニカム構造体14と
の間に接着層16を有している。前記接着層16はエチ
レン−ビニルアセテート共重合体で構成されており、接
着層16によって、ガラス板体12とハニカム構造体1
4の壁部13とが接着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス積層体に関し、
詳しくは、建築物の窓ガラス等に用いられる断熱性、安
全性に優れたガラス積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の窓ガラス等に使用される
断熱ガラスとして、2枚のガラス板体が乾燥空気の層を
介して平行に固定されている複層ガラスが汎用されてい
た。この複層ガラスは、断熱性を有するものの、全体の
厚みが制限されるため強度が低く、割れやすいという欠
点があった。さらに、割れたガラスが飛散して安全性に
も問題があった。ガラスの強度を向上させ、割れた場合
のガラス片の飛散を防止するため、乾燥空気に変えて樹
脂等によって空間を満たすことが考えられるが、強度は
向上するものの、断熱性が低下するため、実用的ではな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、断熱性に優
れ、しかも、安全性の高いガラス積層体が要求されてい
た。
【0004】即ち、本発明の目的は、断熱性に優れ、し
かも、強度が十分で、割れた場合にもガラス片が飛散す
ることのない安全性の高いガラス積層体を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を考慮
してなされたものであり、本発明のガラス積層体は、2
枚のガラス板体間にハニカム構造体を有し、ガラス板体
とハニカム構造体との間に接着層を有していることを特
徴とする。さらに、本発明の請求項2記載のガラス積層
体は、前記ガラス積層体であって、前記接着層が、エチ
レン−ビニルアセテート共重合体からなることを特徴と
する。さらに、本発明の請求項3記載のガラス積層体
は、前記ガラス積層体であって、前記接着層が、有機過
酸化物及びシランカップリング剤を含有するエチレン−
ビニルアセテート共重合体からなることを特徴とする。
【0006】本発明においてハニカム構造体とは、サン
ドイッチ構造におけるハニカムコアと同様のものを指
し、所謂蜂の巣(ハニカム)形状のもののみならず、2
〜50mm程度の幅を有する金属薄板、合成樹脂、紙等
の壁部によって形成された、最大径5〜300mmの広
さを有するセル(小室)が連続して構成される構造体を
全て包含する。
【0007】
【作用】本発明のガラス積層体は、2枚のガラス板体間
にハニカム構造体を有し、ガラス板体とハニカム構造体
との間に接着層を有しており、ガラス板体とハニカム構
造体とが接着されているため、2枚のガラス板体の間に
空気の層が確保され、一般の複層ガラスで問題となる熱
対流現象が起きにくく断熱性が優れている。また、ハニ
カム構造体を間挿することにより、ガラス板体間の空間
が補強され、強度が向上し、しかも、ハニカム構造体を
形成する壁部の上端、下端がそれぞれガラス板体と接着
層により接着されているため、ガラスが割れても、ガラ
ス片が飛び散ることがなく、安全性が高い。
【0008】
【実施例】以下、本発明のガラス積層体を実施例をあげ
て詳細に説明する。 (実施例1)図1は、実施例1のガラス積層体の一部分
を示す斜視図であり、図2は、前記ガラス積層体の断面
図である。ガラス積層体10は、ガラス板体12の間に
ステンレス製で高さ3mm、最大径30mmのハニカム
形の壁部13が連続的に形成されたハニカム構造体14
を間挿して構成されている。ガラス板体12の内表面に
は、エチレン−ビニルアセテート共重合体で構成された
シート体である接着層16が形成され、前記接着層16
によって、ガラス板体12とハニカム構造体14の壁部
13端部が接着されている。
【0009】本発明のガラス積層体の製造方法には、特
に制限はないが、例えば、本実施例1のガラス積層体1
0は、次のように製造される。
【0010】表1に示される割合で各成分を配合し、8
0℃に加熱したロールミルで混合して接着層を形成する
エチレン−ビニルアセテート共重合体を含む熱硬化性樹
脂を調製した。この樹脂組成物をプレスを使用して厚さ
0.4mmのシート体に成形して接着層16とした。
【0011】
【表1】
【0012】次に、予め洗浄乾燥しておいた2枚の3m
m厚さのフロートガラス製のガラス板体12間にハニカ
ム構造体14を接着層16を介して挟んだ。こうして、
図2に示すような、ガラス板体12の内面に接着層16
が形成され、一組の接着層16を内面に形成したガラス
板体12の間にハニカム構造体14が間挿されたガラス
積層体が構成された。その後、これをゴム袋に入れて真
空脱気し、80℃の温度で予備圧着した。次に、この予
備圧着ガラス積層体をオーブン中に入れ、130℃の条
件下で30分間処理して、ガラス板体12の間にハニカ
ム構造体14が間挿され、接着層16によってそれらが
固着されたガラス積層体10を得た。
【0013】本実施例のハニカム構造体14は、アルミ
ニウムの薄板を壁部13として、図1に示す如きハニカ
ム型のセル(小室)を壁部13によって連続して形成し
たものであるが、本発明に用いられるハニカム構造体
は、壁部13で形成される構成単位即ちセルの形状に特
に制限はなく、セルの平面視における最大径が5〜30
0mmの範囲であれば任意の形状もとることができる。
セルの形状の例を、図3に平面図で示す。例えば、セル
の形状は、所謂ハニカムを形成する六角形の他、円形
(図3(B))や楕円形(図3(C))、三角形(図3
(D))等の多角形、全体が格子状となる長方形、正方
形(図3(E))、菱形(図3(F))等が挙げられ、
これらは同一の形状が連続していてもよく、図3(A)
に示すように2種以上の組合せで構成されていてもよ
い。セルを平面視した場合の最大径(四辺形等の多角形
においては最大対角線長)は、5〜300mmの範囲で
あることが好ましく、さらに5〜200mm、特に5〜
100mmの範囲であることが、強度及び安全性の観点
から好ましい。
【0014】また、ハニカム構造体の厚み、即ち、ハニ
カム構造体を形成する壁部13の高さは、断熱性の観点
から3mm以上であることが好ましく、一方、ガラス積
層体をサッシに嵌め込んで用いる場合が一般的であるこ
とから、ガラス積層体全体の厚みを考えると50mm以
下であることが好ましい。断熱性、安全性の観点からさ
らに好ましくは5〜20mmである。しかしながら、ガ
ラス積層体を使用する部分によっては、厚みの制限なく
十分な空気層を形成するために50mmを超える厚みを
有していてもよい。
【0015】ハニカム構造体を形成する壁部の材質は、
アルミニウム、鉄、ステンレス、銅等の金属板、ポリエ
チレン、ポリアクリル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレ
ンービニルアセテート等の樹脂板及び紙をベースとした
板体等を目的に応じて使用することができる。
【0016】次に、本実施例1の接着層について説明す
る。実施例1では、樹脂によって形成したシート体であ
る接着層16を用いて接着を行っている。シート体の接
着層の素材としては、例えば、熱硬化型エチレン−ビニ
ルアセテート樹脂系接着層、ポリビニルブチラール系接
着層、鹸化エチレン−ビニルアセテート樹脂系接着層、
ポリ塩化ビニル系接着層が好適に用いられ、特に、エチ
レン−ビニルアセテート樹脂系接着層が接着強度の観点
から好ましい。ここで、好ましい接着層シート体を形成
しうる熱硬化型エチレン−ビニルアセテート樹脂につい
て詳細に説明する。前記熱硬化型樹脂は、エチレン−ビ
ニルアセテート共重合体に有機過酸化物を配合してなる
ものである。
【0017】本発明のガラス積層体の接着層に用いうる
エチレン−ビニルアセテート共重合体としては、そのビ
ニルアセテート含有率が10〜50重量%であり、好ま
しくは15〜40重量%である。ビニルアセテート含有
率が10重量%未満であると、高温で架橋硬化させる場
合に得られる樹脂の透明度が充分でなく、逆に50重量
%を越えるとガラス積層体にした場合のガラス板体とハ
ニカム構造体との接着強度が不十分となり、耐衝撃性等
の強度が不足する傾向がある。
【0018】本発明のガラス積層体の製造に際してエチ
レン−ビニルアセテート共重合体の硬化剤として使用さ
れる有機過酸化物としては、100℃以上の温度で分解
してラジカルを生ずるものであればいずれも使用可能で
ある。配合時の安定性を考慮した場合、半減期10時間
の分解温度が70℃以上であるものが好ましく、例え
ば、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジハイドロパ
ーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルパーオキシ)ヘキサン−3、ジ−t−ブチルパーオ
キサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、ジクミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブ
チルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、n−ブチル−
4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、
2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、1,1
−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、1,
1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン、t−ブチルパーオキシベンズエー
ト、ベンゾイルパーオキサイド等を挙げることができ
る。有機過酸化物としては、これらの内の少なくとも1
種が選択され、その配合量は、エチレン−ビニルアセテ
ート共重合体100重量部に対して0.1〜5重量部で
あることが好ましい。
【0019】また、エチレン−ビニルアセテート樹脂の
初期モジュラスを向上させて強度を向上させるために、
硬化助剤として、アクリロキシ基含有化合物、メタクリ
ロキシ基含有化合物及びアリル基含有化合物よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の化合物を添加することが
できる。
【0020】これら化合物のうち、アクリロキシ基含有
化合物、メタクリロキシ基含有化合物としては、アクリ
ル酸誘導体又はメタクリル酸誘導体、例えば、そのエス
テルを用いることができる。この場合、エステルのアル
コール残基としては、メチル基、エチル基、ドデシル
基、ステアリル基、ラウリル基のようなアルキル基の他
に、シクロヘキシル基、テトラヒドロフルフリル基、ア
ミノエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキ
シプロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル基
等を挙げることができる。更に、エチレングリコール、
トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール等の
多官能アルコールとのエステルも同様に用いることがで
きる。
【0021】また、アリル基含有化合物としては、ジア
リルフタレート、ジアリルフマレート、ジアリルマレエ
ート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌ
レートが好ましく用いられる。
【0022】なお、これら化合物の配合量はエチレン−
ビニルアセテート共重合体100重量部に対して50重
量部以下とするのが好ましい。
【0023】さらに、エチレン−ビニルアセテート樹脂
とガラス板体及びハニカム構造体との接着力を更に向上
せしめる目的で、前記熱硬化型樹脂にシランカップリン
グ剤を接着力向上剤として添加することができる。この
目的に供されるシランカップリング剤としては公知のも
の、例えばγ−クロロプロピルメトキシシラン、ビニル
トリクロロシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル
−トリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−
エトキシシクロヘキシル)エチル−トリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリアセトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン等を挙げることができる。これらシ
ランカップリング剤の配合量は、エチレン−ビニルアセ
テート共重合体100重量部に対して5重量部又はそれ
以下で充分である。
【0024】また、更に、必要に応じて、接着層の安定
性を向上させる目的で、ハイドロキノン、ハイドロキノ
ンモノメチルエーテル、p−ベンゾキノン、メチルハイ
ドロキノン等の重合抑制剤を、エチレン−ビニルアセテ
ート共重合体100重量部に対して5重量部以下の量で
添加することができる。また、これらの添加剤以外にも
着色剤、紫外線吸収剤、変色防止剤等を必要に応じて添
加することができ、また、光安定性、熱安定性を一層向
上させる目的で酸化防止剤を用いることができる。この
酸化防止剤としては、フェノール系、イオウ系、リン
系、アミン系、ヒンダードフェノール系、ヒンダードア
ミン系、ヒドラジン系等を挙げることができるが特に好
ましいのはヒンダードアミン系である。 (実施例2)実施例2においては、ガラス板体12とハ
ニカム構造体14とが、シート体の接着層16に換えて
接着剤を塗布することによって形成した接着層18を用
いて接着している。図4は、ガラス板体12とハニカム
構造体14とを接着剤で形成した接着層18で接着した
ガラス積層体20の断面図を示す。この場合、例えば、
ハニカム構造体14の両面に接着剤を塗布して接着層1
8を形成した後、ガラス板体12の間に間挿して、前記
接着層18を介して接着する。使用しうる接着剤は、ガ
ラス板体12とハニカム構造体14を構成する壁部13
の素材とを接着しうるものであれば、特に制限はなく、
例えば、1液加熱硬化型及び2液硬化型エポキシ系接着
剤、ウレタン系、シリコン系、変性シリコン系、ポリサ
ルファイド系の接着剤、アクリル系、ゴム系、樹脂系の
溶剤型接着剤及びアクリル系、ゴム系のホットメルト型
粘着剤等が好適に用いられる。これらのうち、硬化接着
後に透明である接着剤が外観上好ましい。これら接着剤
は、例えば、ローラーコータ、刷毛等の公知の手段によ
ってハニカム構造体14の壁部13の端部に塗布して接
着層18を形成して用いられる。また、透明性の良好な
接着剤を用いる場合には、ガラス板体12のハニカム構
造体14と接する側の面に塗布してガラス板体12のハ
ニカム構造体14と接する面の全体に接着層18を形成
して用いてもよい。
【0025】さらに、2枚のガラス板体のうち、一枚の
ガラス板体とハニカム構造体とを実施例1に記載の如き
シート体の接着層を介して接着し、他方のガラス板体と
ハニカム構造体とを接着剤を塗布することによって形成
した接着層を介して接着することもできる。この場合、
例えば、ガラス窓の外側の如く損傷を受けやすい面のみ
にシート体の接着層を設けることができる。
【0026】前記各実施例のガラス積層体は、多くの場
合、サッシに嵌め込まれて使用されるものであるが、ガ
ラス板体12がハニカム構造体14に接着されているた
め、通常の中空ガラス積層体に比較して、ガラス積層体
全体の強度が高く、さらに、ガラス板体12が損傷した
場合にも、ガラス片が多くの部位でハニカム構造体14
に接着されているため飛散することがない。また、ガラ
ス板体12に開口部が形成されても、中間層であるハニ
カム構造体14が存在することから、ガラス積層体自体
に貫通口を形成することが困難であるため、窓ガラスと
して使用する際の防犯上も好ましい。 (実施例3)本発明のガラス構造体においては、ガラス
板体12とハニカム構造体14とが必ずしも同じ大きさ
であることは要さない。図5は、ガラス板体12よりも
小さいハニカム構造体14をガラス板体12間に間挿し
てなるガラス積層体22の断面図を示す。実施例3のガ
ラス積層体22では、図5に示すように、ガラス板体1
2よりも小さいハニカム構造体14をガラス板体12間
に間挿し、シート体の接着層16を介在させて接着し、
ガラス板体12間における端部のハニカム構造体14が
存在しない空間に親水性樹脂からなるシール部分24を
形成している。このように、ガラス積層体22の端部に
シール部分24を設けることによってガラス板体12間
の空間の気密性が確保できるため、断熱性向上及び耐湿
性の観点から好ましい。
【0027】実施例3のガラス構造体22において、合
わせガラスの端部に設けられたシール部分24に使用す
る樹脂は、吸水率0.1%以上の樹脂であることが好ま
しい。吸水率0.1%以上の樹脂とは、JIS プラス
チックの吸水率及び沸騰水吸水率試験方法 K7209
(1984)によって吸水率を測定したときの吸水率が
0.1%以上の樹脂を指し、好ましくは、吸水率0.5
%以上さらに好ましくは1.0%以上の樹脂である。好
適に用いられる前記樹脂は、分子内に親水基をもつ、い
わゆる親水性樹脂であるが、それ以外ものでも前記試験
方法において吸水率0.1%以上を示すものであればい
ずれも用いることができる。親水基としては、水酸基、
アクリルアミド基、カルボキシル基、アミノ基、カルボ
ニル基、エーテル基、スルホ基等が挙げられる。
【0028】羊毛、絹、綿等をはじめとする天然高分子
由来の樹脂は、一般に親水性樹脂ということができる。
親水性合成樹脂及び親水性天然樹脂は、すべて、単独で
用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0029】好適に用いられる親水性樹脂としては、ポ
リアクリル酸、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルアミ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリ−L−グルタミン酸ソ
ーダ、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ビ
スコース、ヘモグロビン、ポリピロリドン、ポリグリシ
ン、ポリメタクリル酸、ポリウレタン、セルロースジア
セテート、ポリメチルアリルアルコール、セルロースト
リアセテート、ナイロン6、ナイロン66、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリメチルビニルケトン、硝酸セルロース、エチ
ルセルロース、ナイロン610、ポリアクリロニトリ
ル、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリビニルイソブチルエーテ
ル、ポリビニルブチラール、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ア
リル樹脂、不飽和ポリエチレンテレフタレート、アルキ
ド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド、
アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリ塩
化ビニリデン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリカ
ーボネート、ポリアセタール等が挙げられるが、これら
の樹脂は単独で用いても、2種以上を混合して用いても
よく、また、これらの樹脂を変性したものでも、2種以
上を共重合したものでも、最終的に得られた樹脂が吸水
率0.1%以上の樹脂(以下、親水性樹脂と称する)で
あれば、好適に用いることができる。シール部分24の
幅には、特に制限はないが、合わせガラスが、サッシと
組み合わせて用いられること及び外観の点から30mm以
下であることが好ましい。また、0.1mm以上であるこ
とがこのましく、0.1mm未満であるとシール性能が不
充分である。
【0030】また、前記親水性樹脂でシールして湿度、
水分の侵入を防止した後、そのシール部分24の外周に
疎水性樹脂(吸水率0.1%未満の樹脂)からなるシー
ル部分を組み合わせることにより、湿度、水分の侵入の
防止をより効果的に行うことができる。この疎水性樹脂
としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等、
さらに、エチレン−酢酸ビニル共重合体等で、吸水率
0.1%未満のものを挙げることができる。
【0031】このように、シール部分24によって、周
囲からの湿度、水分の侵入を防止したガラス積層体22
は、前記実施例1及び2が有する効果に加えて、高湿度
の環境において好適に使用することができ、さらに、ハ
ニカム構造体14の材質に耐湿性の低い、例えば、紙の
如き素材を使用しても耐久性が低下することがないとい
う利点を有する。
【0032】前記各実施例のガラス積層体は、いずれも
2枚のガラス板体間にハニカム構造体1層を間挿して接
着してなるものが使用されるが、ガラス積層体の使用目
的によっては、複数のハニカム構造体を使用して構成し
たものを使用してもよい。即ち、2枚のガラス板体と1
層のハニカム構造体からなる前記実施例の如きガラス積
層体を複数層、接着層を介して接着して、多層ハニカム
構造体ガラス積層体を構成してもよく、ガラス板体とハ
ニカム構造体とを接着層を介して交互に積層し接着し
て、多層ハニカム構造体ガラス積層体を構成してもよ
い。
【0033】
【発明の効果】本発明のガラス積層体は、前記構成とし
たため、断熱性に優れ、しかも、強度が十分で、割れた
場合にもガラス片が飛散することがなく安全性が高いと
いう優れた効果を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のガラス積層体の一部分を示す斜視図
である。
【図2】実施例1のガラス積層体を示す断面図である。
【図3】ハニカム構造体のセルの形状の例を示す平面図
である。
【図4】ガラス板体とハニカム構造体とを接着剤で接着
した実施例2のガラス積層体を示す断面図である。
【図5】周囲にシール部分を形成した実施例3のガラス
積層体を示す断面図である。
【符号の説明】
10、20、22 ガラス積層体 12 ガラス板体 14 ハニカム構造体 16 接着層 18 接着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のガラス板体間にハニカム構造体を
    有し、ガラス板体とハニカム構造体との間に接着層を有
    していることを特徴とするガラス積層体。
  2. 【請求項2】 前記接着層が、エチレン−ビニルアセテ
    ート共重合体からなることを特徴とする請求項1記載の
    ガラス積層体。
  3. 【請求項3】 前記接着層が、有機過酸化物及びシラン
    カップリング剤を含有するエチレン−ビニルアセテート
    共重合体からなることを特徴とする請求項1記載のガラ
    ス積層体。
JP6160032A 1994-07-12 1994-07-12 ガラス積層体 Pending JPH0825564A (ja)

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