JPH08256030A - 自動制御回路 - Google Patents

自動制御回路

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JPH08256030A
JPH08256030A JP7057026A JP5702695A JPH08256030A JP H08256030 A JPH08256030 A JP H08256030A JP 7057026 A JP7057026 A JP 7057026A JP 5702695 A JP5702695 A JP 5702695A JP H08256030 A JPH08256030 A JP H08256030A
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circuit
control circuit
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JP7057026A
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Takeshi Yamamoto
剛 山本
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ループフィルタを内蔵のコンデンサで構成す
るICの自動制御回路のリークを防ぎ、ノイズの影響を
抑え、温度依存性の小さい回路を提供する。 【構成】 入力される色信号を制御電圧VGCAでゲイ
ン制御するゲイン制御アンプ141の出力信号を整流ア
ンプ142で振幅検出する。その出力電圧と基準電圧V
DETを電流出力型のレベル比較回路143で比較し電
流出力IDETを出力する。この出力に抵抗R1、R2
とオペアンプ11を挿入し、抵抗R1を介して平滑コン
デンサCに充放電電流を供給するとともに、オペアンプ
11の出力を制御電圧としてゲイン制御アンプ141に
供給している。電流出力IDETは抵抗R1とR2の経
路に分流され、抵抗R1を流れる{R2/(R1+R2)}・IDETだ
けがコンデンサCの充放電に関与する。検波電流はR2/
(R1+R2)に縮小されて充放電電流となり、(R1+R2)/R2倍
のコンデンサを付けたのと同じ効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体アナログ集積
回路の自動調整全般に係り、ループフィルタを内蔵コン
デンサで実現する自動調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アナログ集積回路においても外付
け素子のIC内への取り込みが進み、従来は難しいとさ
れていたコンデンサ類のICへの内蔵が試みられるよう
になってきた。特にPLLのループフィルタ、AGC回
路やACC回路のループフィルタ、さらに集積化フィル
タの自動調整用の平滑フィルタなど、集積回路内で自動
制御ループを構成する回路のループフィルタとして使用
されるケミコンクラスの大容量コンデンサまでもが内蔵
化の対象になってきている。アナログ集積回路の場合、
チップ上に形成できる現実的なコンデンサの容量は、1
00pF以下である。それ以上は、チップ上での占有面
積が増大し著しく不経済だからである。従って、ケミコ
ンクラスの大容量コンデンサを内蔵化する場合には、何
らかの工夫が必要になってくる。
【0003】この場合、容易に考えられる方法は検波回
路のバイアス電流を極端に絞ってコンデンサへの充放電
電流を減らし、等価的に大時定数を実現するものであ
る。この具体例として、図14のACC回路を例に取っ
て説明する。図14の回路は、入力される色信号を制御
電圧VGCAでゲイン制御するゲイン制御アンプ141
と、出力信号を振幅検出するための整流アンプ142と
電流出力型のレベル比較回路143からなる振幅検波回
路と、その出力電流を平滑するコンデンサ(C0)と、
その端子電圧をゲイン制御アンプ141に供給するバッ
ファ回路144からなるフィードバック制御回路であ
る。出力信号は整流アンプ142で検出感度をアップさ
せるため増幅し整流して、図中に示したような整流波形
をレベル比較回路143の一方へ入力する。この波形は
信号振幅に応じて平均レベルが変化する。たとえば整流
アンプ142のゲインをADETとし、整流が全波整流
であるとすると、出力信号が振幅VOUTの正弦波の場
合、整流アンプ142の基準電位に対する検出DCレベ
ルは、ADET・VOUT/2となる。レベル比較回路
143のもう一方の入力には、目標振幅に対応した基準
電圧VDETを与えておく。この回路は出力振幅が目標
振幅に比べて小さい場合コンデンサCo端に充電電流を
流して端子電圧を上昇させる。出力振幅が目標振幅に比
べて大きい場合コンデンサ端から放電電流を引き抜き端
子電圧を下降させる。コンデンサCoの端子電圧は、バ
ッファ144を介してゲイン制御アンプ141に供給し
てこれをゲイン制御する。
【0004】従って、ゲイン制御アンプ141のゲイン
が制御電圧VGCAに対して正の制御特性を持つとする
と、出力振幅が目標に比べて小さい場合はゲインを上げ
て出力振幅を増大させ、出力振幅が目標に比べて大きい
場合はゲインを下げて出力振幅を減少させる。このよう
なフィードバック制御により入力信号がAGCの制御範
囲にある限り、ループとしては出力振幅が、次式を満た
す振幅になるように動作する。
【0005】ADET・VOUT/2=VDET すなわち、出力振幅は理想的には入力振幅に依存せず2
・VDET/ADETで一定になる。実際の色信号では
基準となる振幅はバースト信号として同期信号の直後に
正弦波として挿入してあり、この振幅制御ループはバー
スト期間だけ動作させる。すなわちバースト期間だけコ
ンデンサCoをレベル比較回路143で充放電し、それ
以外はレベル比較回路143の動作を止めてコンデンサ
Coの保持電圧でゲイン制御アンプ141のゲインを一
定に保っておく。これを実現するために、レベル比較回
路143のバイアス電流IoをBG(バーストゲート)
パルスにてバーストゲート期間だけONし、それ以外は
OFFして動作を止めている。
【0006】以上のACC回路において、内蔵コンデン
サCoの充放電を行うレベル比較回路143の具体的回
路例を図15に示す。この回路は入力電圧を比較するト
ランジスタQ1とQ2の差動回路と、その差動出力電流
をそれぞれ折り返すトランジスタQ3,Q5と抵抗R
3,R5から成るカレントミラーCM1およびトランジ
スタQ4,Q6と抵抗R4,R6から成るカレントミラ
ーCM2と、そのうちカレントミラーCM2をさらに折
り返してシングル変換するトランジスタQ7,Q8と抵
抗R7,R8から成るカレントミラーCM3と、トラン
ジスタQ11と抵抗R9のバイアス電流とで構成してい
る。
【0007】トランジスタQ1側の入力gm+がトラン
ジスタQ2側の入力gm−より大きい時、入力の差動は
トランジスタQ1がON、トランジスタQ2がOFFと
なり、バイアス電流はトランジスタQ1→Q3→Q5と
いう経路で流れて出力端のコンデンサCoを充電する。
トランジスタQ2側の入力gm−がトランジスタQ1側
の入力gm+より大きい時、入力の差動はトランジスタ
Q2がON、トランジスタQ1がOFFとなり、バイア
ス電流はQ2→Q4→Q6→Q8→Q7という経路で流
れて、出力端のコンデンサCoを放電する。
【0008】トランジスタQ12は、バーストゲート期
間以外はベース電圧がHになりトランジスタQ11を強
制OFFさせて回路動作を止めている。この時はコンデ
ンサCoへの充放電は全く行われず、コンデンサCoは
電圧を保持したままトランジスタQ9とQ10と抵抗R
10のエミッタホロワを介してゲイン制御アンプ141
に制御電圧VGCAを供給し続ける。
【0009】このような動作において、コンデンサCo
として内蔵コンデンサを使う場合、充放電リップルを小
さくしなければならないため、充放電電流を極端に小さ
くしする必要がある。このためにバイアス電流を数百n
A程度まで絞り込む。たとえば、バイアス電流を260
nAまで絞り、コンデンサCoを100pF、熱電圧を
26mV(27℃)とするとコンデンサCo端の充放電
時定数は、 100pF×26mV/260nA=10μs となり、色副搬送波の周期280nsの36倍となっ
て、充放電リップルは問題ない程度に小さくなる。この
ように、260μAのバイアス電流で動作させ、0.1
μFの外付けコンデンサで平滑していたのと同じ動作
を、1/1000のバイアス電流にすることにより1/
1000の内蔵コンデンサで実現することができる。
【0010】しかし、この方法は現実には困難な信頼性
問題を含んでいる。最も大きな問題はこの回路がリーク
に極端に弱いことである。図15の回路の場合、トラン
ジスタQ5あるいはQ7のトランジスタのコレクタ端子
にわずかでもリーク電流が存在すると、この電流でコン
デンサCoにて予定外の充電あるいは放電が起こりAC
Cループが正常に機能しなくなってしまう。この例の回
路では1水平周期(63.5μs)あたり3μsのバー
スト期間で検波動作しているとすると、1水平周期あた
りの充電能力の最大値は、 260nA×3μs/63.5μs=12.3nA であり、リーク電流が12.3nAを越えると、振幅の
自動制御そのものが全く機能しない。そこまでいかない
までも、リーク電流がこの値より十分小さくなければ、
この回路が大きなオフセットを持つことになり、調整振
幅値が目標値に対し大きな誤差を持ってしまうことにな
る。元来原理的に発生する集積トランジスタのリークは
極めて小さい。nAオーダーのリーク電流を持つ素子に
ついては、素材に含まれる欠陥や製造過程での何らかの
不純要因により引き起こされるもので、厳密には不良素
子に該当する。
【0011】しかし、このような不良素子を含むICを
全て選別で除去するのは極めて困難である。それはリー
ク電流が25℃で約10倍という極めて大きな正の温度
依存性を持つからである。通常の選別テストは常温で行
うので高温リークは除去できない。
【0012】従って、選別テストで漏れて、市場に出て
高温時の誤動作となるケースが多発する恐れがある。集
積トランジスタにおいてリークが発生するのは、素子同
士のコレクタ間、コレクタとサブストレート間、コレク
タとエミッタ間などコレクタ端子からのものが多い。こ
のような観点からも、図15の従来回路でトランジスタ
Q11のバイアス電流を絞りこむ方法は、コンデンサC
o端に2つのコレクタ端子がつながっているのでリーク
が原因で信頼性問題を起こし易いといえる。また、不良
素子の発生は確率的なものなので、図15の回路はリー
ク電流が回路動作に影響を与える素子が多いという点も
不利な要素である。
【0013】他の問題点としては、図15のレベル比較
回路143回路全体を微小電流源で動作させるので、全
体が極めてハイインピーダンスになり、素子自身が発生
するノイズ、外部からのノイズや誘導に対し極めて敏感
なため、このノイズがコンデンサCoを経由して制御端
子から信号に乗り、信号の品位を劣化させやすいことが
あげられる。さらに、バイアス電流を極めて小さくする
ため、図15のように他の回路と共通のバイアスライン
を用いて作ると、抵抗R9として極めて大きな抵抗が必
要で電流が大きな温度依存性を持ってしまうこと、専用
の温度依存性の小さい微小電流源を作るには、新たに多
くの素子を必要とすることなどの問題もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきたよう
に、従来の自動制御回路のループフィルタを内蔵コンデ
ンサで実現するため、検波回路のバイアス電流を極端に
絞った場合の問題点としては、 1.リークに極端に弱く、しかも高温リークは選別で除
去することが困難なので市場問題となり易い。 2.内部ノイズにも外来ノイズにも極めて弱く、信号に
混入してその品位を劣化させ易い。 3.微小電流を作るのが難しく、大きな温度依存性を持
つかまたは多くの素子を必要とする。 などがあり改善の必要があった。
【0015】この発明は、ループフィルタを内蔵のコン
デンサで構成するICの自動制御回路の構成素子のリー
クを防ぐとともに、ノイズの影響を受けにくくし、特別
な温度補償することなく温度依存性の小さい回路を提供
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、制御端子に加える電圧で入力信号を制御し
て出力する制御回路と、前記制御回路の出力信号を基準
信号と比較してその結果を電流出力する検波回路と、前
記検波回路の出力電流を一定の比率で縮小する電流縮小
手段と、前記縮小電流を平滑する集積化コンデンサと、
前記集積化コンデンサの端子電圧を前記制御回路の制御
端子に供給する手段とからなることを特徴とする。ま
た、制御端子に加える電圧で入力信号を制御して出力す
る制御回路と、前記入力信号を基準信号と比較してその
結果を電流出力する検波回路と、前記検波回路の出力電
流を一定の比率で縮小する電流縮小手段と、前記縮小電
流を平滑する集積化コンデンサと、前記集積化コンデン
サの端子電圧を前記制御回路の制御端子に供給する手段
からなることを特徴とする。具体的な電流縮小手段の一
つは、電流の入力端子に接続した第1および第2の抵抗
と出力電圧を反転入力端子へ帰還する手段を有するオペ
アンプとから成り、前記第2の抵抗のもう一方の端子を
前記オペアンプの反転入力端子に接続し、前記第1の抵
抗のもう一方の端子を前記オペアンプの非反転入力端子
に接続するとともに平滑コンデンサを接続し、オペアン
プの出力を制御回路の制御端子に接続した回路を用いる
かまたは、電流の入力端子に接続した第1および第2の
抵抗と出力端子と反転入力端子間に平滑コンデンサを接
続したオペアンプとから成り、前記第1の抵抗のもう一
方の端子を前記オペアンプの反転入力端子に接続し、前
記第2の抵抗のもう一方の端子を前記オペアンプの非反
転入力端子に接続するとともにこの接続点を基準電位に
接続し、前記オペアンプの出力を制御回路の制御端子に
接続した回路を用いる。別の具体的な電流縮小手段とし
ては、1個のトランジスタを用い、コレクタ端子を基準
電位に接続し、エミッタ端子を電流の入力端子とし、ベ
ース端子を電流の出力端子としたものを用いるか、1対
のNPNトランジスタとPNPトランジスタを用い、そ
れぞれのコレクタ端子は異なる基準電位に接続し、両方
のエミッタ端子を互いに接続して電流入力端子とし、両
方のベース端子を互いに接続して電流の出力端子とした
ものを用いるか、または検波回路が1対の差動電流出力
端子を持つ場合において、前記検波回路の1対の出力端
子にエミッタ端子を接続し基準電位にコレクタ端子を接
続した第1および第2の第1導伝型トランジスタと、前
記第2の第1導伝型トランジスタのベース端子にベース
端子を接続しエミッタ端子を基準電位に接続した第2の
第2導伝型トランジスタと、前記第2の第2導伝型トラ
ンジスタのコレクタ端子にエミッタ端子を接続しコレク
タ端子を前記基準電位とは異なる基準電位に接続した第
1の第2導伝型トランジスタとから成り、前記第1の第
1導伝型トランジスタと第1の第2導伝型トランジスタ
の両方のベース端子をともに平滑コンデンサに接続した
回路またはその変形回路を用いる方法がある。このよう
な電流縮小手段を用いた自動制御ループの応用例として
は、制御回路として電圧制御発振回路を用い、検波回路
として位相検波回路またはパルス幅検出回路を用いるP
LL(フェーズロックループ)やAFC(自動周波数制
御)などの自動位相制御回路、あるいは制御回路として
振幅制御回路を用い、検波回路として振幅検出回路を用
いるAGC(自動ゲイン制御)などの自動振幅制御回
路、あるいは制御回路としてレベルシフト回路を用い、
検波回路として直流レベル検出回路を用いたことを特徴
とするクランプ回路やDCフィードバック回路などの自
動レベル制御回路、あるいは制御回路として調整可能な
フィルタ回路を用い、入力信号として周波数一定の基準
信号を供給する手段を備え、検波回路として振幅または
位相検出動作を行う機能を有し、平滑コンデンサから得
る制御電圧で前記フィルタ回路とともに他の調整機能付
きフィルタ回路を制御するオフループでのフィルタの自
動調整回路がある。さらには検波回路として水平同期期
間などの指定した一部あるの区間だけ検出動作を行う場
合にも応用でき、自動振幅制御の例で言えばACC(自
動クロマ振幅制御)、自動レベル制御の例で言えばキー
ドクランプ回路などがこれにあたる。また特定期間の検
波動作でフィルタ調整を行う場合は、制御回路として調
整可能なフィルタ回路を用い、入力信号を指定した区間
だけ周波数一定の基準信号に切り替える手段を備え、検
波回路として前記指定区間だけ振幅または位相検出動作
を行う機能を有し、平滑コンデンサから得る制御電圧で
前記フィルタ回路を制御するようなオンループでのフィ
ルタの自動調整回路がある。
【0017】
【作用】上記した手段を用いることにより、ICに内蔵
できる範囲の小さなコンデンサでも制御ループの帰還回
路が必要とする大きな時定数を実現できるのはもとよ
り、仮に検波回路や電流縮小回路自身を構成するトラン
ジスタにリーク電流が発生したとしてもコンデンサへは
その縮小比率で低減されて影響するだけなので、縮小比
率を十分小さくとっていれば影響は極めて小さくでき
る。電流縮小手段の具体的構成では、コンデンサに直接
つながる端子を抵抗かトランジスタのベースで実現して
おり、リークが起こりやすいコレクタ端子は使用してい
ないので、コンデンサに直接つながる端子でのリークも
起こりにくくなっている。また、素子自身が発生する電
流ノイズも電流縮小回路で低減されるほか、回路上での
ハイインピーダンスの箇所がコンデンサ端の1点だけに
なり、外部からのノイズや誘導に対し敏感な箇所が減っ
て対策も取りやすくなる。このように全体的にノイズに
強くなり、ノイズがコンデンサを経由して制御端子から
信号に乗って信号の品位を劣化させることが少なくな
る。さらに電流縮小回路での縮小比率は温度依存性をも
たないか、または温度依存性をもたないように容易に対
策できる回路構成にしている。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例を説明
するための回路構成図である。この実施例は、図14に
示した従来のACC回路の検波回路の出力に、2本の抵
抗とオペアンプで構成する電流縮小回路を適用したもの
である。
【0019】すなわち、入力INに入力された色信号
を、制御電圧VGCAでゲイン制御するゲイン制御アン
プ141と、出力信号を振幅検出するための整流アンプ
142と電流出力型のレベル比較回路143からなる振
幅検波回路と、検波電流を平滑するコンデンサCからな
るフィードバック制御回路である点は同じであるが、レ
ベル比較回路143の出力に、抵抗R1、R2とオペア
ンプ11を挿入し、抵抗R1を介して平滑コンデンサC
に充放電電流を供給している点と、オペアンプ11の出
力を制御電圧としてゲイン制御アンプ141に供給して
いる点に特徴がある。
【0020】オペアンプ11は、出力をそのまま反転入
力端へ戻す100%帰還のボルベージホロワの構成にな
っているので、「仮想接地(イマジナリショート)の原
理」によりオペアンプ11は反転入力端と非反転入力端
が同じ電位になるように動作する。抵抗R1、R2の両
端には同じ電圧がかかることになり、抵抗R1を流れる
電流に対する抵抗R2を流れる電流の比は、抵抗R2の
抵抗値に対する抵抗R1の抵抗値に等しくなる。
【0021】従って、レベル比較回路143の電流出力
IDETは、抵抗R1とR2の経路に分流され、このう
ち抵抗R1を流れる{R2/(R1+R2)}・IDE
TだけがコンデンサCの充放電に関与することになる。
つまり、検波電流はR2/(R1+R2)に縮小されて
充放電電流となり、(R1+R2)/R2倍のコンデン
サを付けたのと同じ効果を得ることになる。これは図1
4の従来回路においてレベル比較回路143のバイアス
電流をR2/(R1+R2)倍に絞った場合と時定数的
には同じ効果である。
【0022】この実施例では、オペアンプ11はコンデ
ンサCoの電圧をボルテージホロワで出力していること
になるので、この出力をそのままゲイン制御アンプ14
1の制御端子に供給することにより、オペアンプ11に
バッファの役目も兼ねさせている。もちろんコンデンサ
Coの端子電圧を他のバッファで受けてゲイン制御アン
プの制御端子に供給することもでき動作上は全く変わり
ない。この回路で抵抗R1を抵抗R2に対して大きく取
ればとるほど大きな時定数が得られ、見掛け上その倍率
だけ大きな容量値のコンデンサを付けたのと等価な効果
になる。
【0023】この電流縮小回路を含むレベル比較回路
を、図15に示した従来のレベル比較回路と対比させて
示した具体的回路を図2に示す。この図の右側は図15
のレベル比較回路と全く同じ回路であり、gm−に加え
る出力信号を整流増幅した被検出信号とgm+に加える
目標振幅に対応した基準電圧とを比較して、その大小関
係に応じた方向に電流ioを出力する。トランジスタQ
13とQ14の差動回路から成る回路が、オペアンプで
トランジスタQ15とQ16のアクティブロードとトラ
ンジスタQ9のエミッタホロワで、トランジスタQ14
のベースに帰還をかけてボルテージホロワの構成にして
いる。オペアンプの反転入力端子(=出力端子)である
トランジスタQ14のベースに抵抗R2を、オペアンプ
の非反転入力端子であるトランジスタQ13のベースに
抵抗R1をつないでレベル比較回路の出力電流ioを分
流して、抵抗R1側の分流電流だけを対GNDに接続し
たコンデンサCに流す構成にしている。ゲイン制御アン
プの制御電圧VGCAはオペアンプの出力より取り出
す。
【0024】このような回路構成で図1の電流縮小回路
を構成している。この回路でコンデンサCの充放電端子
に接続されているのは、抵抗R1とトランジスタQ13
のベースだけであり、直接接続されているトランジスタ
のコレクタはないので、コンデンサCが直接リーク電流
の影響を受けることはほとんどない。仮に、トランジス
タQ5あるいはQ7のコレクタにリークがあっても、電
流縮小回路の動作でリーク電流も縮小されるため、抵抗
R1を抵抗R2に対して十分大きくとっていれば、コン
デンサ電圧への影響は小さくなる。これは他のどのトラ
ンジスタのリークに対しても同様である。
【0025】従って、図2の構成の回路は素子リークの
影響を受けにくい回路であるといえる。レベル比較回路
143のバイアス電流であるトランジスタQ11の電流
は、それほど小さくする必要はなく、回路全体のインピ
ーダンスとしてもそれほど高くしなくてすむのでノイズ
の影響を受けにくい。さらに素子の発生する電流ノイズ
についても電流縮小の効果でコンデンサ端では低減され
る。
【0026】また、電流縮小率は抵抗R1とR2の抵抗
比だけで決まるので、どんなに縮小率をとっても、原理
上は温度依存性が全くないという点でも従来回路より優
れている。実際には電流縮小回路はオペアンプ分を中心
として20〜30素子程度余分に必要なので、この分の
占有面積をコンデンサに割り振って容量値を大きくする
以上の経済性がないと電流縮小回路を使う意味がない。
現実的には、この選択基準は抵抗比で10程度であり、
特に自動制御回路のループフィルタのように容量値をな
るべく大きくしたい用途においては、電流縮小率を10
分の1以下に設定する。
【0027】図3はこの発明の他の実施例を説明するた
めの回路構成図であり、この実施例も図14に示した従
来のACC回路の検波回路の出力に2本の抵抗とオペア
ンプで構成する電流縮小回路を適用したものであるが、
電流縮小回路の構成が図1の実施例とは異なる。
【0028】レベル比較回路143の出力に抵抗R1、
R2とオペアンプ11を挿入し、抵抗R1を介して平滑
コンデンサCに充放電電流を供給している点とオペアン
プ11の出力を制御電圧としてゲイン制御アンプ141
に供給している点は図1の実施例と同じであるが、オペ
アンプ11は出力と反転入力間に平滑コンデンサCを接
続した積分器の構成になっており、抵抗R1はオペアン
プの反転入力端に、抵抗R2はオペアンプの非反転入力
端とともに基準電位に接続してある点が異なっている。
【0029】ACCループの帰還動作によりオペアンプ
の入力端子間は「仮想接地(イマジナリショート)」に
なっており、反転入力端と非反転入力端が同じ電位にな
るように動作する。抵抗R1と抵抗R2の両端には同じ
電圧がかかることになり、抵抗R1を流れる電流に対す
る抵抗R2を流れる電流の比は、抵抗R2の抵抗値に対
する抵抗R1の抵抗値に等しくなる。
【0030】従って、レベル比較回路143の電流出力
IDETは抵抗R1とR2の経路に分流され、このうち
抵抗R1を流れる{R2/(R1+R2)}・IDET
だけがコンデンサCの充放電に関与することになる。つ
まり、検波電流はR2/(R1+R2)に縮小されて充
放電電流となり、(R1+R2)/R2倍のコンデンサ
を付けたのと同じ効果を得ることになる。これは図1に
おける時定数増倍効果と全く同じである。リークに強い
点、ノイズに強い点、温度依存性が小さい点などは図1
の第1の実施例と全く同様である。
【0031】図4はこの発明の第2の他の実施例を説明
するための回路構成図であり、電流縮小手段としてトラ
ンジスタのエミッタ電流からベース電流への変換を利用
したものの最も簡単な例である。この実施例では自動制
御回路の用途は限定せず一般化して説明する。従って、
図4の検波回路41としては、振幅検波や位相検波やパ
ルス幅検波などなんであってもよい。図2のACC回路
の振幅検波であればトランジスタQ11のバイアス電流
が図4のIoに相当し、図2のトランジスタQ5とQ6
が図4のトランジスタQ5とQ6にそれぞれ対応する。
検波回路41の出力はかならずしも、図2のような差動
出力による電流プッシュプルである必要はなく、充電あ
るいは放電のどちらか一方による制御であることも多
い。
【0032】この実施例は、充電による制御を行う例で
あり、差動出力のもう一方のトランジスタQ5の電流は
GNDへ捨てている。トランジスタQ6のコレクタでの
検波電流は、変換トランジスタQ21でベース電流に縮
小してコンデンサCを充電する。放電はバッファ回路B
1の入力電流による微小な定電流放電を利用している。
トランジスタのエミッタ電流とベース電流の比は、電流
増幅率βで関係付けられ、 エミッタ電流=(β+1)×ベース電流 という関係がある。従って、エミッタ電流からベース電
流への変換は1/(β+1)の縮小となる。βの値は温
度依存性はあるものの電流に対してほぼ一定で50〜2
00程度の値をとる。つまり、図4の回路では検波電流
の1/50〜1/200程度がコンデンサの充電に関与
するだけとなり、50〜200倍のコンデンサを付けた
のと同じ効果を得ることになる。
【0033】これは図1および図3の各実施例における
時定数増倍効果と全く同じである。この回路もコンデン
サC端への接続は、トランジスタQ21のベース端子だ
けで、コレクタは接続していないのでリークに対し強
い。また検波回路41のインピーダンスをそれほど高く
する必要がないので、ノイズに強い点などは上記2つの
実施例と全く同様である。
【0034】図5はこの発明の第3の他の実施例を説明
するための回路構成図である。図4の実施例での検波回
路41は、その出力が一方向であったが、この実施例で
は差動出力による電流プッシュプルの場合の例である。
図4の場合と違いトランジスタQ6の検波電流は捨てな
いでトランジスタQ8とQ7で構成するカレントミラー
で折り返してトランジスタQ6の電流に加算し電流プッ
シュプル出力(双方向出力)としている。
【0035】従って、今度は充電のPNPトランジスタ
に加えて並列に放電のためのNPNトランジスタを配置
している。コレクタ電圧はエミッタ電圧に対しPNPで
は低く、NPNでは高くしておく必要があるため、PN
PではGNDに接続するのに対しNPNではVccに接
続している。この回路がリークに対して強く、ノイズに
対して強い点も前の図4の実施例と同じである。
【0036】図5の回路は、NPNとPNPという種類
の異なるトランジスタで電流縮小しているため、それら
の電流増幅率の差によって検波特性が正負(充電−放
電)でアンバランスになる。これを補正したのが図6に
示すこの発明の第4の他の実施例である。
【0037】図5におけるトランジスタQ8とQ7のN
PNトランジスタによる単純カレントミラーを、図6で
はPNPトランジスタQ8とNPNトランジスタQ7で
構成している。この回路はNPNとPNPではβの値に
相関はないが、特に同一チップ上の集積回路の場合、同
種のトランジスタ間ではβの値はほぼ等しい、という特
徴を用いている。PNPトランジスタのβをβPNP、
NPNトランジスタのβをβNPNとし、トランジスタ
Q6のコレクタ電流をIDET+、トランジスタQ5の
コレクタ電流をIDET−とすると、IDET−はトラ
ンジスタQ8でエミッタ電流からベース電流に変換して
1/(βPNP)倍になり、トランジスタQ7でベース
電流からコレクタ電流に変換してβNPN倍になり、さ
らにトランジスタQ22でエミッタ電流からベース電流
に変換して1/(βNPN+1)になってコンデンサC
を放電する。トータルで{βNPN/(βNPN+
1)}/βPNP倍となり、βNPNは1より十分大き
いのでほぼ1/(βPNP)倍に等しくなる。
【0038】一方、IDET+はトランジスタQ21で
エミッタ電流からベース電流に変換して1/(βPNP
+1)倍になってコンデンサCを充電する。βPNPは
1より十分大きいので、IDET+(充電)とIDET
−(放電)の縮小率は両者ともほぼ等しくなる。このよ
うにして、NPNとPNPでの電流増幅率の差によって
生ずる検波特性の正負(充電−放電)間でのアンバラン
スを補正し、充電放電とも約1/βPNPの電流縮小率
を得る。
【0039】この実施例も、コンデンサC端にはトラン
ジスタQ22のベース端子しかつながらないためリーク
に対して強く、さらにノイズに対しても強い点も、上記
した各実施例と同様である。
【0040】しかし、βの値は一般に温度依存性を持つ
ため、これだけでは平滑の時定数が温度により変化する
ことになる。これを補正するのがトランジスタQ11と
基準電流Ioから成るバイアス電流源である。トランジ
スタQ11のコレクタで得られるバイアス電流は、基準
電流IoのβPNP倍となる。つまり、検波回路41の
出力電流であるIDET+とIDET−は、βPNP・
Ioに比例して得られ、電流縮小回路で1/βPNPに
なってコンデンサCに供給されるので、結局βPNPは
打ち消されて、コンデンサCの充放電時定数は、容量値
Cと基準電流Ioだけで決まることになる。基準電流に
は微小電流源が必要だがバンドギャップ回路などで温度
依存性のない電流をつくることは可能で、時定数変動の
ない回路が実現できる。
【0041】図6に示した実施例を、位相検波回路に適
用した回路例を図7に示す。図中の点線で囲んだ部分が
位相検波を行う位相検波部71で、トランジスタQ1と
Q2およびトランジスタQ31〜Q34のトランジスタ
で一般的なダブルバランスを構成して検波信号と基準信
号を位相比較し、90度の位相差に対し進み位相か遅れ
位相かを判定する。この電流出力をトランジスタQ3〜
Q6のトランジスタで構成する2組のカレントミラーで
折り返してトランジスタQ5とQ6のコレクタから差動
の検波電流を出力する。トランジスタQ6側の電流はト
ランジスタQ21で縮小してベース端より充電電流をコ
ンデンサに与え、トランジスタQ5側の電流をトランジ
スタQ8とQ7のカレントミラーで折り返してトランジ
スタQ22で縮小してベース端より放電電流をコンデン
サより取り込む動作は図6の実施例と全く同じである。
バイアスについても図6の実施例と同様に、トランジス
タQ11のベースを基準微小電流Ioで駆動してコレク
タ電流をトランジスタQ36とQ35のカレントミラー
で折り返してバイアス電流として前述のダブルバランス
回路に供給している。
【0042】図6に示した実施例ではQ8のPNPトラ
ンジスタとQ7のNPNトランジスタを組み合わせた電
流折り返し回路を使って、Q21のPNPトランジスタ
とQ22のNPNトランジスタという種類の異なるトラ
ンジスタでの電流縮小に起因する検波特性のアンバラン
スを補正したが、このアンバランスを許容するならトラ
ンジスタQ8とQ7の電流折り返し回路を、単なるカレ
ントミラーで置き換えてもよい。
【0043】これを、この発明の第5の他の実施例とし
て図8に示す。この実施例では制御回路への制御電圧を
放電電流の縮小トランジスタであるトランジスタQ22
のエミッタ端より供給している。検波回路41としては
充電か放電かで完全にスイッチングして出力するタイプ
と、充放電電流をバイアス電流に乗せてその増減で出力
するタイプとがある。後者の場合、トランジスタQ5の
IDET−とトランジスタQ6のIDET−は時間的に
増減はあるもののゼロになることはないので、トランジ
スタQ22にも電流は流れ続ける。従って、トランジス
タQ5のコレクタ電流をカレントミラーCMで折り返
し、トランジスタQ22をエミッタホロワとしてそのエ
ミッタ端からコンデンサCで平滑された電圧を取り出し
制御電圧として供給することができる。
【0044】図6の実施例において、コンデンサCの充
放電端につながっているのはトランジスタのベース端子
だけであるが、Q21のPNPトランジスタがラテラル
タイプのものであった場合、ベースとサブストレート間
にリーク電流が発生するという不良が起こるケースがあ
る。普通バイポーラ型の半導体集積回路ではP型半導体
基板の上にN型のエピタキシャル層を形成し、その中に
P型の領域を形成してできたNの島に素子を作りこむ。
このNがNPNトランジスタのコレクタになるが、ラテ
ラルPNPではこのNの島をベースとして使う。Nの島
とPの基板間は接合分離の大部分を占めるためリークが
起こりやすい部分である。
【0045】そこで電流縮小回路の充電トランジスタに
ラテラルPNPを使った場合でもリークの影響を受けに
くい対策を施したものが、図9に示すこの発明の第6の
他の実施例である。この実施例は図6の実施例に対し、
Q21の充電トランジスタの出力であるベース端子とコ
ンデンサCの間にダイオード接続のNPNトランジスタ
Q23を、コンデンサCへの流入が順方向になるような
向きに挿入したものである。
【0046】ラテラルPNPのベース・サブストレート
間でのリークは抵抗性のものなのでトランジスタQ23
のベース端子からGNDへ向かって電流が流出する。従
って、図のようにトランジスタQ23が入っていれば、
このリーク電流が発生したとしてもその電流はトランジ
スタQ23のダイオードにとっては逆方向になるためコ
ンデンサCを放電させることはない。トランジスタQ2
3のコレクタ・エミッタ間にリークがあれば効果はない
が、違う種類のトランジスタが同時にリークを起こすよ
うな確率は極めて低いので完全に対策できると考えて良
い。
【0047】このようにしてラテラルPNPトランジス
タを使って充電する場合でもリークの影響を受けにくい
回路にすることができる。
【0048】以上説明したような電流縮小手段を用いた
自動制御ループは、図1と図3に示したACC回路など
の自動振幅制御回路のほかに、図10〜図13に示すよ
うな応用例がある。
【0049】図10は制御回路として電圧制御発振回路
101を用い、検波回路として位相検波回路102(ま
たはパルス幅検出回路)を用いるPLL(フェーズロッ
クループ)やAFC(自動周波数制御)などの自動位相
制御回路である。
【0050】図11は制御回路としてレベルシフト回路
111を用い、検波回路として直流レベル検出回路11
2を用いたことを特徴とするクランプ回路やDCフィー
ドバック回路などの自動レベル制御回路の例である。
【0051】図12は制御回路として調整可能なフィル
タ回路121a〜121cを用い、入力信号として周波
数一定の基準信号を供給する基準フィルタ回路122を
備え、振幅または位相検出動作を行う機能を有する検波
回路123、平滑コンデンサCから得る制御電圧で基準
フィルタ回路122とともに他の調整機能付きフィルタ
回路121a〜121cを制御するオフループでのフィ
ルタの自動調整回路である。
【0052】図13は特定期間の検波動作でフィルタ調
整を行う場合の例であり、制御回路として調整可能なフ
ィルタ回路131を用い、入力信号を指定した区間だけ
周波数一定の基準信号に切り替えるスイッチ132を備
え、指定区間だけ振幅または位相検出動作を行う検波回
路133を有し、平滑コンデンサCから得る制御電圧で
フィルタ回路131を制御するようなオンループでのフ
ィルタの自動調整回路である。
【0053】この発明の自動制御回路の用途は、AG
C、ACCなどの自動振幅制御回路、PLL(フェーズ
ロックループ)やAFC(自動周波数制御)、クランプ
回路やDCフィードバック回路、フィルタの自動調整回
路、など多岐にわたっており自動制御ループを持つアナ
ログIC全般に広く利用できるので、極めて利用価値が
高い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の自動制
御回路によれば、自動制御回路のループフィルタをIC
に内蔵できる程度の小さな容量で等価的に大きな容量の
効果を持たせて実現できる。しかも、リークやノイズに
極端に弱いという問題や、大きな温度依存性を持つとい
う問題も克服できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動制御回路の一実施例を説明する
ための回路構成図。
【図2】図1の自動制御回路の検波電流出力と電流縮小
の具体例を説明するための回路図。
【図3】この発明の他の実施例を説明するための回路構
成図。
【図4】この発明の第2の他の実施例を説明するための
回路構成図。
【図5】この発明の第3の他の実施例を説明するための
回路構成図。
【図6】この発明の第4の他の実施例を説明するための
回路構成図。
【図7】図6の実施例を位相検波回路に適用した例を説
明するための回路図。
【図8】この発明の第5の他の実施例を説明するための
回路構成図。
【図9】この発明の第6の他の実施例を説明するための
回路構成図。
【図10】この発明を自動位相制御回路へ適用した例を
説明するための説明図。
【図11】この発明を自動レベル制御回路へ適用した例
を説明するための説明図。
【図12】この発明をオンループでのフィルタの自動調
整回路へ適用した例を説明するための説明図。
【図13】この発明をオフループでのフィルタの自動調
整回路へ適用した例を説明するための説明図。
【図14】従来の自動制御回路を説明するための回路構
成図。
【図15】従来の自動制御回路のループフィルタを内蔵
コンデンサで実現する具体的な回路図。
【符号の説明】
11…オペアンプ、141…ゲイン制御アンプ、142
…整流アンプ、143…レベル比較回路、144…バッ
ファ回路、VDET…基準電圧、BG…バーストゲート
パルス、C…コンデンサ、R1,R2…抵抗。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御端子に加える電圧に基づき、入力信
    号を制御して出力する制御回路と、 前記制御回路の出力信号を基準信号と比較し、その結果
    を電流出力する検波回路と、 前記検波回路の出力電流を一定の比率で縮小する電流縮
    小手段と、 前記縮小電流を平滑する集積化コンデンサと、 前記集積化コンデンサの端子電圧を、前記制御回路の制
    御端子に供給する手段とからなることを特徴とする自動
    制御回路。
  2. 【請求項2】 制御端子に加える電圧に基づき、入力信
    号を制御して出力する制御回路と、 前記入力信号を基準信号と比較し、その結果を電流出力
    する検波回路と、 前記検波回路の出力電流を一定の比率で縮小する電流縮
    小手段と、 前記縮小電流を平滑する集積化コンデンサと、 前記集積化コンデンサの端子電圧を、前記制御回路の制
    御端子に供給する手段とからなることを特徴とする自動
    制御回路。
  3. 【請求項3】 電流縮小手段は、電流の出力端子に接続
    した第1および第2の抵抗と出力電圧を反転入力端子へ
    帰還する手段を有するオペアンプとからなり、前記第2
    の抵抗のもう一方の端子を前記オペアンプの反転入力端
    子に接続し、前記第1の抵抗のもう一方の端子を前記オ
    ペアンプの非反転入力端子に接続するとともに平滑コン
    デンサを接続し、オペアンプの出力を制御回路の制御端
    子に接続してなることを特徴とする請求項1または2記
    載の自動制御回路。
  4. 【請求項4】 電流縮小手段は、電流の出力端子に接続
    した第1および第2の抵抗と出力電圧を反転入力端子へ
    帰還する手段を有するオペアンプとからなり、前記第2
    の抵抗のもう一方の端子を前記オペアンプの反転入力端
    子に接続し、前記第1の抵抗のもう一方の端子を前記オ
    ペアンプの非反転入力端子に接続するとともに平滑コン
    デンサを接続し、前記平滑コンデンサの端子電圧を直接
    あるいはバッファ回路を介して制御回路の制御端子に接
    続してなることを特徴とする請求項1または2記載の自
    動制御回路。
  5. 【請求項5】 電流縮小手段は、電流の出力端子に接続
    した第1および第2の抵抗と出力端子と反転入力端子間
    に平滑コンデンサを接続したオペアンプとからなり、前
    記第1の抵抗のもう一方の端子を前記オペアンプの反転
    入力端子に接続し、前記第2の抵抗のもう一方の端子を
    前記オペアンプの非反転入力端子に接続するとともに、
    この接続点を基準電位に接続し、前記オペアンプの出力
    を制御回路の制御端子に接続したことを特徴とする請求
    項1または2記載の自動制御回路。
  6. 【請求項6】 第1の抵抗は、第2の抵抗に対して10
    倍以上の抵抗値に設定したことを特徴とする請求項3乃
    至5のいずれかに記載の自動制御回路。
  7. 【請求項7】 電流縮小手段は、1個のトランジスタを
    用い、コレクタ端子を基準電位に接続し、エミッタ端子
    を電流の入力端子とし、ベース端子を電流の出力端子と
    したことを特徴とする請求項1または2記載の自動制御
    回路。
  8. 【請求項8】 電流縮小手段は、1対のNPNトランジ
    スタとPNPトランジスタを用い、それぞれのコレクタ
    端子は異なる基準電位に接続し、両方のエミッタ端子を
    互いに接続して電流入力端子とし、両方のベース端子を
    互いに接続して電流の出力端子としたことを特徴とする
    請求項1または2記載の自動制御回路。
  9. 【請求項9】 検波回路が1対の差動電流出力端子を持
    ち、電流縮小手段は、前記検波回路の1対の出力端子に
    エミッタ端子を接続し基準電位にコレクタ端子を接続し
    た第1および第2の第1導伝型トランジスタと、前記第
    2の第1導伝型トランジスタのベース端子にベース端子
    を接続しエミッタ端子を基準電位に接続した第2の第2
    導伝型トランジスタと、前記第2の第2導伝型トランジ
    スタのコレクタ端子にエミッタ端子を接続しコレクタ端
    子を前記基準電位とは異なる基準電位に接続した第1の
    第2導伝型トランジスタとから成り、前記第1の第1導
    伝型トランジスタと第1の第2導伝型トランジスタの両
    方のベース端子をともに平滑コンデンサに接続したこと
    を特徴とする請求項1または2記載の自動制御回路。
  10. 【請求項10】 検波回路のバイアス電流として、ベー
    ス端子を基準微小電流で駆動する第1導伝型トランジス
    タのコレクタ電流を用いたこと特徴とする請求項9記載
    の自動制御回路。
  11. 【請求項11】 検波回路が1対の差動電流出力端子を
    持ち、電流縮小手段として、前記検波回路の1対の出力
    端子のうちの一方にエミッタ端子を接続し基準電位にコ
    レクタ端子を接続した第1の第1導伝型トランジスタ
    と、前記検波回路の1対の出力のうちのもう一方の出力
    電流を折り返すカレントミラー回路と、前記カレントミ
    ラー回路の出力端子にエミッタ端子を接続しコレクタ端
    子を前記基準電位とは異なる基準電位に接続した第1の
    第2導伝型トランジスタとから成り、前記第1の第1導
    伝型トランジスタと第1の第2導伝型トランジスタの両
    方のベース端子をともに平滑コンデンサに接続したこと
    を特徴とする請求項1または2記載の自動制御回路。
  12. 【請求項12】 電流縮小手段において、ベース端子を
    平滑コンデンサにつないでいるトランジスタのうちのど
    れか一つのトランジスタのエミッタ端子電圧を制御回路
    の制御端子に供給することを特徴とする請求項7,9,
    11のいずれかに記載の自動制御回路。
  13. 【請求項13】 電流縮小手段において、平滑コンデン
    サとトランジスタのベース端子との接続のうち、その少
    なくとも一つの接続においてダイオードまたはダイオー
    ド接続のトランジスタをベース電流の順方向で導通する
    向きに挿入したことを特徴とする請求項7,8,9,1
    1のいずれかに記載の自動制御回路。
  14. 【請求項14】 制御回路として電圧制御発振回路を用
    い、検波回路として位相検波回路を用いたことを特徴と
    する請求項1または2記載の自動制御回路。
  15. 【請求項15】 制御回路として電圧制御発振回路を用
    い、検波回路としてパルス幅検出回路を用いたことを特
    徴とする請求項1まはたは2記載の自動制御回路。
  16. 【請求項16】 制御回路として振幅制御回路を用い、
    検波回路として振幅検出回路を用いたことを特徴とする
    請求項1または2記載の自動制御回路。
  17. 【請求項17】 制御回路としてレベルシフト回路を用
    い、検波回路として直流レベル検出回路を用いたことを
    特徴とする請求項1または2記載の自動制御回路。
  18. 【請求項18】 検波回路として水平同期期間などの指
    定した一部あるの区間だけ検出動作を行うことを特徴と
    する請求項14乃至17のいずれかに記載の自動制御回
    路。
  19. 【請求項19】 制御回路として調整可能なフィルタ回
    路を用い、入力信号として周波数一定の基準信号を供給
    する手段を備え、検波回路として振幅または位相検出動
    作を行う機能を有し、平滑コンデンサから得る制御電圧
    で前記フィルタ回路とともに他の調整機能付きフィルタ
    回路を制御することを特徴とする請求項第1または2記
    載の自動制御回路。
  20. 【請求項20】 制御回路として調整可能なフィルタ回
    路を用い、入力信号を指定した区間だけ周波数一定の基
    準信号に切り替える手段を備え、検波回路として前記指
    定区間だけ振幅または位相検出動作を行う機能を有し、
    平滑コンデンサから得る制御電圧に基づいて、前記フィ
    ルタ回路を制御することを特徴とする請求項1または2
    記載の自動制御回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006197680A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Rohm Co Ltd アクチュエータドライブ回路
JP2007306523A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Pioneer Electronic Corp Agc回路及び受信装置等

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