JPH08257378A - 膜分離装置 - Google Patents
膜分離装置Info
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- JPH08257378A JPH08257378A JP9453095A JP9453095A JPH08257378A JP H08257378 A JPH08257378 A JP H08257378A JP 9453095 A JP9453095 A JP 9453095A JP 9453095 A JP9453095 A JP 9453095A JP H08257378 A JPH08257378 A JP H08257378A
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- membrane
- membrane element
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- gas
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】処理槽内の被処理液中に平型の膜エレメントが
その膜面を垂直にして配設され、その膜エレメントの下
方に散気手段が設けられ、該散気手段により気液混合流
が上記膜面に接して上昇される膜分離装置において、噴
出エアを膜面に均一分散で接触させて膜洗浄を効率よく
行い得る充分に小型の膜分離装置を提供する。 【構成】膜エレメント2の下方に囲い壁32が下端を処
理槽底面11に接して設けられ、該囲い壁32内に散気
手段4が散気口41を下向きにして設けられ、その囲い
壁32の高さが膜エレメント2の下端位置での気液混合
流をほぼ平行流とする長さとされている。
その膜面を垂直にして配設され、その膜エレメントの下
方に散気手段が設けられ、該散気手段により気液混合流
が上記膜面に接して上昇される膜分離装置において、噴
出エアを膜面に均一分散で接触させて膜洗浄を効率よく
行い得る充分に小型の膜分離装置を提供する。 【構成】膜エレメント2の下方に囲い壁32が下端を処
理槽底面11に接して設けられ、該囲い壁32内に散気
手段4が散気口41を下向きにして設けられ、その囲い
壁32の高さが膜エレメント2の下端位置での気液混合
流をほぼ平行流とする長さとされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は膜分離装置に関し、特に
生活排水や工場排水の浄化処理に有用なものである。
生活排水や工場排水の浄化処理に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】懸濁液を膜分離法により浄化処理する場
合、濾過液流路部材の両側に半透膜を設けた平型膜エレ
メントの複数枚を原液槽内に並設し、この膜エレメント
群の下方に散気管を配設し、原液槽内に懸濁液を供給
し、散気管からの噴出エアによりエア−スクラビングを
行いつつ、膜エレメントの濾過液流路側を減圧して懸濁
液を濾過することが公知である(特公平4−70958
号公報)。
合、濾過液流路部材の両側に半透膜を設けた平型膜エレ
メントの複数枚を原液槽内に並設し、この膜エレメント
群の下方に散気管を配設し、原液槽内に懸濁液を供給
し、散気管からの噴出エアによりエア−スクラビングを
行いつつ、膜エレメントの濾過液流路側を減圧して懸濁
液を濾過することが公知である(特公平4−70958
号公報)。
【0003】この膜分離においては、特に、懸濁液が生
活排水や工場排水のように有機物を多量に含有する場
合、排水中の有機物が浮遊状態の活性汚泥によって好気
状態下で吸着・代謝分解されて病原菌が減少され、活性
汚泥が増殖されていく。即ち、微生物反応も進行してい
く。
活排水や工場排水のように有機物を多量に含有する場
合、排水中の有機物が浮遊状態の活性汚泥によって好気
状態下で吸着・代謝分解されて病原菌が減少され、活性
汚泥が増殖されていく。即ち、微生物反応も進行してい
く。
【0004】この場合、活性汚泥の高濃度懸濁にもかか
わらず、膜面でのケ−ク層の生成を防止し、濾過流速の
低下を抑制するには、散気管からの噴出エアを膜面に均
一に分散させることが必要である。そこで、従来、膜エ
レメントの下方に長さ500mm〜2000mmといっ
た長いケ−シング部を設け、このケ−シング部の下端部
に散気手段を設け、この散気手段からの噴出エアによる
気液混合流れを当該ケ−シング部上端位置に達するまで
に平行流にして、エアを膜エレメントの膜面に一様分散
で接触させることが提案されている(特開平5−277
345号公報)。
わらず、膜面でのケ−ク層の生成を防止し、濾過流速の
低下を抑制するには、散気管からの噴出エアを膜面に均
一に分散させることが必要である。そこで、従来、膜エ
レメントの下方に長さ500mm〜2000mmといっ
た長いケ−シング部を設け、このケ−シング部の下端部
に散気手段を設け、この散気手段からの噴出エアによる
気液混合流れを当該ケ−シング部上端位置に達するまで
に平行流にして、エアを膜エレメントの膜面に一様分散
で接触させることが提案されている(特開平5−277
345号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成では、膜エレメントの下方に長尺のケ−シング部を
設ける必要があり、装置の高さの大型化が余儀なくされ
る。
構成では、膜エレメントの下方に長尺のケ−シング部を
設ける必要があり、装置の高さの大型化が余儀なくされ
る。
【0006】本発明の目的は、処理槽内の被処理液中に
平型の膜エレメントがその膜面を垂直にして配設され、
その膜エレメントの下方に散気手段が設けられ、該散気
手段により気液混合流が上記膜面に接して上昇される膜
分離装置において、噴出エアを膜面に均一分散で接触さ
せて膜洗浄を効率よく行い得る充分に小型の膜分離装置
を提供することにある。
平型の膜エレメントがその膜面を垂直にして配設され、
その膜エレメントの下方に散気手段が設けられ、該散気
手段により気液混合流が上記膜面に接して上昇される膜
分離装置において、噴出エアを膜面に均一分散で接触さ
せて膜洗浄を効率よく行い得る充分に小型の膜分離装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る膜分離装置
は、処理槽内の被処理液中に平型の膜エレメントがその
膜面を垂直にして配設され、その膜エレメントの下方に
散気手段が設けられ、該散気手段により気液混合流が上
記膜面に接して上昇される装置において、上記膜エレメ
ントの下方に囲い壁が設けられ、該囲い壁内に上記の散
気手段が散気口を下向きにして設けられ、その囲い壁の
高さが膜エレメントの下端位置での気液混合流をほぼ平
行流とする長さとされていることを特徴とする構成であ
り、通常、気液混合の上昇流速は0.01〜2m/sec
とされ、囲い壁の高さは200mm〜500mmとされ
る。
は、処理槽内の被処理液中に平型の膜エレメントがその
膜面を垂直にして配設され、その膜エレメントの下方に
散気手段が設けられ、該散気手段により気液混合流が上
記膜面に接して上昇される装置において、上記膜エレメ
ントの下方に囲い壁が設けられ、該囲い壁内に上記の散
気手段が散気口を下向きにして設けられ、その囲い壁の
高さが膜エレメントの下端位置での気液混合流をほぼ平
行流とする長さとされていることを特徴とする構成であ
り、通常、気液混合の上昇流速は0.01〜2m/sec
とされ、囲い壁の高さは200mm〜500mmとされ
る。
【0008】以下、図面を参照しつつ本発明の構成を説
明する。図1は本発明に係る膜分離装置を示す説明図で
ある。図1において、1は処理槽である。2は平型の膜
エレメントであり、膜面21を垂直とするように複数箇
が枠31内に並設されている。32は膜エレメント2,
…の下方に設けられた囲い壁であり、下端が処理槽底面
11に接している。4,…は囲い壁32内に設けられた
散気管であり、散気口41が下向きとされている。この
散気口41の下向き方向(エアの噴出角)は、直下方向
を基準として±45°の範囲内であればよい。
明する。図1は本発明に係る膜分離装置を示す説明図で
ある。図1において、1は処理槽である。2は平型の膜
エレメントであり、膜面21を垂直とするように複数箇
が枠31内に並設されている。32は膜エレメント2,
…の下方に設けられた囲い壁であり、下端が処理槽底面
11に接している。4,…は囲い壁32内に設けられた
散気管であり、散気口41が下向きとされている。この
散気口41の下向き方向(エアの噴出角)は、直下方向
を基準として±45°の範囲内であればよい。
【0009】この散気管4の散気口41からの噴出エア
による気液混合流は囲い壁底部においては不均一流とな
るが、処理槽底面11からの反射流が上方に向かうに従
って平行流となっていき、囲い壁32の長さは、囲い壁
上端321での気液混合流れが平行流となる長さに設定
されている。この場合、囲い壁上端42での気液混合流
れを平行流れとなし得る囲い壁4の高さは、気液混合流
の流速が高速となるほど長くなる。而るに、気液混合流
の流速は、通常0.01〜2m/secとされので、囲い
壁4の高さは、通常200mm以上とされ、500mm
以上では長すぎ、装置の高さ寸法の大型化が招来される
から、500mm以下とされる。
による気液混合流は囲い壁底部においては不均一流とな
るが、処理槽底面11からの反射流が上方に向かうに従
って平行流となっていき、囲い壁32の長さは、囲い壁
上端321での気液混合流れが平行流となる長さに設定
されている。この場合、囲い壁上端42での気液混合流
れを平行流れとなし得る囲い壁4の高さは、気液混合流
の流速が高速となるほど長くなる。而るに、気液混合流
の流速は、通常0.01〜2m/secとされので、囲い
壁4の高さは、通常200mm以上とされ、500mm
以上では長すぎ、装置の高さ寸法の大型化が招来される
から、500mm以下とされる。
【0010】本発明に係る膜分離装置により懸濁液、例
えば、生活排水、工場排水等の汚水を処理するには、図
1において、この汚水を液送ポンプ52により原液槽1
に供給し、ブロワ51の駆動により散気管4,…から空
気を処理槽底面11に向けて噴出させ、囲い壁上端32
1に至るまでに気液混合流を平行流になし、この平行流
を平型膜エレメント2,2間の間隙に沿って上昇させ、
この気液混合上昇流で膜面21をエア−スクラビング
し、一方、吸引ポンプ53の駆動により膜エレメント2
の濾過液流路側を減圧して所定の膜間差圧を発生させ、
汚水中の有機物を空気との接触下、好気性微生物により
吸着・代謝分解させ、病原菌を減少させると共に好気性
微生物を増殖させつつ、膜エレメント2の膜に水を透過
させ、これを濾過液取出し配管54を経て濾過液貯槽5
5に取出していく。
えば、生活排水、工場排水等の汚水を処理するには、図
1において、この汚水を液送ポンプ52により原液槽1
に供給し、ブロワ51の駆動により散気管4,…から空
気を処理槽底面11に向けて噴出させ、囲い壁上端32
1に至るまでに気液混合流を平行流になし、この平行流
を平型膜エレメント2,2間の間隙に沿って上昇させ、
この気液混合上昇流で膜面21をエア−スクラビング
し、一方、吸引ポンプ53の駆動により膜エレメント2
の濾過液流路側を減圧して所定の膜間差圧を発生させ、
汚水中の有機物を空気との接触下、好気性微生物により
吸着・代謝分解させ、病原菌を減少させると共に好気性
微生物を増殖させつつ、膜エレメント2の膜に水を透過
させ、これを濾過液取出し配管54を経て濾過液貯槽5
5に取出していく。
【0011】上記気液混合流の上昇速度は、懸濁液の液
質や濃度や処理速度等によっても異なるが、通常0.0
1〜2m/sec、好ましくは、0.02〜1m/se
cとされる。0.01m/sec以下では、活性汚泥が
沈殿して微生物反応を促進させ難く、また、膜面の洗浄
効果も不充分となる。2m/sec以上では、上記モジ
ュ−ルの強度上、安全保障が難しくなり、空気供給コス
トも高くなり過ぎる。かかる気液混合流速を得るための
散気口からのエアの噴出線速は、10〜20m/sec
以上である。この場合、囲い壁の高さは、上記したよう
に、200mm〜500mmとされる。囲い壁内での散
気管の位置は、散気口では対向噴流(散気口からの噴流
と処理槽底面からの反射噴流)のために平行流になり難
いから、膜エレメント下端から少なくとも200mm程
度離隔した位置とすることが好ましい。
質や濃度や処理速度等によっても異なるが、通常0.0
1〜2m/sec、好ましくは、0.02〜1m/se
cとされる。0.01m/sec以下では、活性汚泥が
沈殿して微生物反応を促進させ難く、また、膜面の洗浄
効果も不充分となる。2m/sec以上では、上記モジ
ュ−ルの強度上、安全保障が難しくなり、空気供給コス
トも高くなり過ぎる。かかる気液混合流速を得るための
散気口からのエアの噴出線速は、10〜20m/sec
以上である。この場合、囲い壁の高さは、上記したよう
に、200mm〜500mmとされる。囲い壁内での散
気管の位置は、散気口では対向噴流(散気口からの噴流
と処理槽底面からの反射噴流)のために平行流になり難
いから、膜エレメント下端から少なくとも200mm程
度離隔した位置とすることが好ましい。
【0012】上記膜エレメントの寸法は、通常、高さが
50cm〜150cm、巾が20cm〜100cm、厚
みが3mm〜6mm程度とされる。膜エレメント2,2
間の相互間隔は、原液の水質等によっても異なるが、通
常、5〜15mm程度とされる。5mm以下では、膜エ
レメント間の気液混合流の上昇に対する抵抗が高くなり
過ぎ、膜面洗浄効果の低下が招来され、15mm以上で
は、原液槽容積に対する膜面積が小となり過ぎ、膜分離
装置の大型化が招来される。上記した本発明に係る膜分
離装置の構成例では、囲い壁下端を処理槽底面に接触さ
せているが、囲い壁下端を処理槽底面との間にエアの漏
出を僅かにとどめ得る限度内で多少のギャップをおくこ
ともできる(例えば、枠31をフックで吊り下げ支持す
る場合)。
50cm〜150cm、巾が20cm〜100cm、厚
みが3mm〜6mm程度とされる。膜エレメント2,2
間の相互間隔は、原液の水質等によっても異なるが、通
常、5〜15mm程度とされる。5mm以下では、膜エ
レメント間の気液混合流の上昇に対する抵抗が高くなり
過ぎ、膜面洗浄効果の低下が招来され、15mm以上で
は、原液槽容積に対する膜面積が小となり過ぎ、膜分離
装置の大型化が招来される。上記した本発明に係る膜分
離装置の構成例では、囲い壁下端を処理槽底面に接触さ
せているが、囲い壁下端を処理槽底面との間にエアの漏
出を僅かにとどめ得る限度内で多少のギャップをおくこ
ともできる(例えば、枠31をフックで吊り下げ支持す
る場合)。
【0013】本発明に係る膜分離装置を使用する場合、
膜エレメント2の濾過液流路側の吸引ポンプ53による
減圧は、間歇的に行うことが好ましく(例えば、10分
間吸引ポンプ駆動,5分間吸引ポンプ停止の繰返し)、
かくすることにより、吸引ポンプ停止期間中、膜間差圧
を零にしケ−ク層の膜面への押え付けを回避してエア−
スクラビングによるケ−ク層の除去を効率よく行い得、
全体としての経時的なケ−ク層の付着生成を抑制するこ
とができる。
膜エレメント2の濾過液流路側の吸引ポンプ53による
減圧は、間歇的に行うことが好ましく(例えば、10分
間吸引ポンプ駆動,5分間吸引ポンプ停止の繰返し)、
かくすることにより、吸引ポンプ停止期間中、膜間差圧
を零にしケ−ク層の膜面への押え付けを回避してエア−
スクラビングによるケ−ク層の除去を効率よく行い得、
全体としての経時的なケ−ク層の付着生成を抑制するこ
とができる。
【0014】この場合、膜面での経時的なケ−ク層の生
成にもかかわらず、濾過流束を一定とするように、ケ−
ク層生成に基づく濾過抵抗の増大に応じ、漸次に減圧度
(上記間歇的減圧運転の減圧時の減圧度)を高くして膜
間差圧を増大し、所定の減圧度(例えば、−50KPa程
度)に達すれば、運転を中断し、適当な手段で濾過流束
をほぼ回復させたうえで、前記の一定濾過流束下での再
運転を行うことができる(定量運転)。あるいは、一定
の減圧度で間歇的に減圧し、透過流束が下限値に低下す
ると運転を中断し、適当な手段で濾過流束をほぼ回復さ
せたうえで、前記の一定減圧度下での再運転を行うこと
もできる(定圧運転)。
成にもかかわらず、濾過流束を一定とするように、ケ−
ク層生成に基づく濾過抵抗の増大に応じ、漸次に減圧度
(上記間歇的減圧運転の減圧時の減圧度)を高くして膜
間差圧を増大し、所定の減圧度(例えば、−50KPa程
度)に達すれば、運転を中断し、適当な手段で濾過流束
をほぼ回復させたうえで、前記の一定濾過流束下での再
運転を行うことができる(定量運転)。あるいは、一定
の減圧度で間歇的に減圧し、透過流束が下限値に低下す
ると運転を中断し、適当な手段で濾過流束をほぼ回復さ
せたうえで、前記の一定減圧度下での再運転を行うこと
もできる(定圧運転)。
【0015】本発明において、平型膜エレメントには例
えば、図2の(イ)及び図2の(ロ)〔図2の(イ)に
おけるロ−ロ断面図〕に示す構成の膜エレメントを使用
することができる。図2の(イ)並びに図2の(ロ)に
おいて、22は濾過液流路用シ−トであり、例えば、プ
ラスチックネット、プラスチック不織布、織物(例え
ば、ポリエステル製トリコット織物、特に、この織物を
樹脂液、例えばメラミン樹脂液で内部に繊維間隙を残す
ように固めたもの等)、多孔プラスチック板等が使用さ
れる。23はプラスチック製(例えば、塩化ビニル樹脂
製)または軽量金属製(例えば、アルミニウム製)の濾
過液集水管部材(外形は四角形)、24は同じく補強縁
板であり、濾過液集水管部材23の嘴部231に濾過液
流路用シ−ト22の一端が差し込まれ、この濾過液流路
用シ−ト22の三方に補強縁板24がボルト241の締
め付けにより挾着され、合掌面が接着剤251でシ−ル
されている。21は濾過液集水管部材23の嘴部231
と補強縁板24にわたり接着剤252または融着により
貼着された半透膜(精密濾過膜や限外濾過膜等)であ
り、精密濾過膜や限外濾過膜を不織布等の基材に貼り合
わせたもの、精密濾過膜や限外濾過膜に不織布等の基材
を埋め込んだもの等も使用できる。26は濾過液集水管
部材23の上端開口に接着剤を介して水密に差し込まれ
た濾過液取出し短管、27は同じく濾過液集水管部23
の下端開口に接着剤を介して水密に差し込まれた密栓で
ある。
えば、図2の(イ)及び図2の(ロ)〔図2の(イ)に
おけるロ−ロ断面図〕に示す構成の膜エレメントを使用
することができる。図2の(イ)並びに図2の(ロ)に
おいて、22は濾過液流路用シ−トであり、例えば、プ
ラスチックネット、プラスチック不織布、織物(例え
ば、ポリエステル製トリコット織物、特に、この織物を
樹脂液、例えばメラミン樹脂液で内部に繊維間隙を残す
ように固めたもの等)、多孔プラスチック板等が使用さ
れる。23はプラスチック製(例えば、塩化ビニル樹脂
製)または軽量金属製(例えば、アルミニウム製)の濾
過液集水管部材(外形は四角形)、24は同じく補強縁
板であり、濾過液集水管部材23の嘴部231に濾過液
流路用シ−ト22の一端が差し込まれ、この濾過液流路
用シ−ト22の三方に補強縁板24がボルト241の締
め付けにより挾着され、合掌面が接着剤251でシ−ル
されている。21は濾過液集水管部材23の嘴部231
と補強縁板24にわたり接着剤252または融着により
貼着された半透膜(精密濾過膜や限外濾過膜等)であ
り、精密濾過膜や限外濾過膜を不織布等の基材に貼り合
わせたもの、精密濾過膜や限外濾過膜に不織布等の基材
を埋め込んだもの等も使用できる。26は濾過液集水管
部材23の上端開口に接着剤を介して水密に差し込まれ
た濾過液取出し短管、27は同じく濾過液集水管部23
の下端開口に接着剤を介して水密に差し込まれた密栓で
ある。
【0016】上記において、補強縁板24,24の合掌
面のシ−ル、半透膜21の貼着、濾過液取出し短管26
や密栓27の水密固定に用いる接着剤には、例えば、エ
ポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の硬化型接着剤、ホットメ
ルト接着剤等を使用できる。
面のシ−ル、半透膜21の貼着、濾過液取出し短管26
や密栓27の水密固定に用いる接着剤には、例えば、エ
ポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の硬化型接着剤、ホットメ
ルト接着剤等を使用できる。
【0017】本発明に係る膜分離装置の本体には、例え
ば、図3に示すように、枠部31の下端に囲い壁32を
有する据置き式フレ−ム3の枠部31に複数箇の膜エレ
メント2,…を膜エレメント相互間に間隙を置いて挿入
し、囲い壁32内に散気管4,…を散気口を下向けにし
て配設することにより組み立てることができる。散気管
の配設は、図4の(イ)または図4の(ロ)に示すよう
に、膜エレメント2と同方向または直交方向の何れでも
よく、また、図4の(ハ)に示すようなル−プ状の散気
管の配設も可能である。
ば、図3に示すように、枠部31の下端に囲い壁32を
有する据置き式フレ−ム3の枠部31に複数箇の膜エレ
メント2,…を膜エレメント相互間に間隙を置いて挿入
し、囲い壁32内に散気管4,…を散気口を下向けにし
て配設することにより組み立てることができる。散気管
の配設は、図4の(イ)または図4の(ロ)に示すよう
に、膜エレメント2と同方向または直交方向の何れでも
よく、また、図4の(ハ)に示すようなル−プ状の散気
管の配設も可能である。
【0018】
【作用】膜エレメント2の下方の囲い壁32内に散気管
4が散気口41を下向きにして配設されており、散気口
からの噴出エアによる気液混合流は囲い壁底部において
は不均一流となるが、処理槽底面11からの反射流が上
方に向かうに従って平行流となっていき、囲い壁上端3
21で平行流となり、気液混合流がこの平行流で膜エレ
メント2の膜面21に接触するから、エアの膜面への一
様な分散により膜を均一に洗浄でき、ケ−ク層の生成を
よく防止でき、初期濾過流速を充分に保持できる。この
場合、散気口を上向きとする場合に較べ、低い囲い壁高
さで囲い壁上端での気液混合流を平行流にでき、膜エレ
メント上端位置の高さを低くして装置を小型にできる。
4が散気口41を下向きにして配設されており、散気口
からの噴出エアによる気液混合流は囲い壁底部において
は不均一流となるが、処理槽底面11からの反射流が上
方に向かうに従って平行流となっていき、囲い壁上端3
21で平行流となり、気液混合流がこの平行流で膜エレ
メント2の膜面21に接触するから、エアの膜面への一
様な分散により膜を均一に洗浄でき、ケ−ク層の生成を
よく防止でき、初期濾過流速を充分に保持できる。この
場合、散気口を上向きとする場合に較べ、低い囲い壁高
さで囲い壁上端での気液混合流を平行流にでき、膜エレ
メント上端位置の高さを低くして装置を小型にできる。
【0019】
〔実施例〕膜エレメントには図2の(イ)並びに(ロ)
に示すものを使用し、寸法は縦1060mm×横(巾)
610mmとし、膜21には公称孔径0.4μm、面積
1m2のポリオレフィン系精密濾過膜を、濾過液流路用
シ−ト22にはプラスチックネツトをそれぞれ使用し、
枠板と膜との接着、枠板間の接着シ−ルには、共にウレ
タン樹脂を使用した。装置本体は、図3に示す構成と
し、囲い壁32の高さを480mmとし、据置き式フレ
−ム3の枠部31に上記膜エレメント30枚を13mm
の間隔で重ねて挿入し、散気管4を膜エレメント2の下
方450mmの位置に散気口を真下に向けて配設した。
に示すものを使用し、寸法は縦1060mm×横(巾)
610mmとし、膜21には公称孔径0.4μm、面積
1m2のポリオレフィン系精密濾過膜を、濾過液流路用
シ−ト22にはプラスチックネツトをそれぞれ使用し、
枠板と膜との接着、枠板間の接着シ−ルには、共にウレ
タン樹脂を使用した。装置本体は、図3に示す構成と
し、囲い壁32の高さを480mmとし、据置き式フレ
−ム3の枠部31に上記膜エレメント30枚を13mm
の間隔で重ねて挿入し、散気管4を膜エレメント2の下
方450mmの位置に散気口を真下に向けて配設した。
【0020】この装置本体を処理槽内に設置し、被処理
液にはMLSS濃度6,000〜7,000mg/リットル
の活性汚泥溶液を使用し、膜エレメントの膜面での気液
混合流の流速を0.5m/secとするようにエア噴出量
を設定し、濾過流束を0.6m3/m2・dayに保持する
ように、吸引ポンプを10分間作動、5分間停止の間歇
的減圧で運転した。
液にはMLSS濃度6,000〜7,000mg/リットル
の活性汚泥溶液を使用し、膜エレメントの膜面での気液
混合流の流速を0.5m/secとするようにエア噴出量
を設定し、濾過流束を0.6m3/m2・dayに保持する
ように、吸引ポンプを10分間作動、5分間停止の間歇
的減圧で運転した。
【0021】〔比較例1〕実施例に対し、散気管の散気
口を真上に向けた以外、実施例1に同じとした。 〔比較例2〕実施例に対し、囲い壁の高さを180mm
とし、散気管を膜エレメントの下方150mmの位置に
散気口を真下に向けて配設した以外、実施例に同じとし
た。この比較例では、処理槽底面での衝突による噴流領
域に膜エレメントの下端部が曝された。
口を真上に向けた以外、実施例1に同じとした。 〔比較例2〕実施例に対し、囲い壁の高さを180mm
とし、散気管を膜エレメントの下方150mmの位置に
散気口を真下に向けて配設した以外、実施例に同じとし
た。この比較例では、処理槽底面での衝突による噴流領
域に膜エレメントの下端部が曝された。
【0022】上記の実施例並びに比較例における、濾過
処理開始後、濾過流束0.6m3/m2・day保持下での
膜エレメントの濾過液流路側吸引圧力(吸引ポンプの間
歇作動における吸引ポンプ操作圧力)は、図5に示す通
りであり、実施例においては、比較例に較べて経時的な
濾過抵抗の増大が小であり、減圧度を小にできること、
従って、ケ−ク層の生成が少ないことが明らかである。
処理開始後、濾過流束0.6m3/m2・day保持下での
膜エレメントの濾過液流路側吸引圧力(吸引ポンプの間
歇作動における吸引ポンプ操作圧力)は、図5に示す通
りであり、実施例においては、比較例に較べて経時的な
濾過抵抗の増大が小であり、減圧度を小にできること、
従って、ケ−ク層の生成が少ないことが明らかである。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、処理槽内の被処理液中
に平型の膜エレメントがその膜面を垂直にして配設さ
れ、その膜エレメントの下方に散気手段が設けられ、該
散気手段により気液混合流が上記膜面に接して上昇され
る膜分離装置において、膜エレメント下方の散気手段を
収容する囲い壁の高さを低くしても、膜面でのケ−ク層
の生成をよく抑制でき、高さがコンパクトで、かつ濾過
流速が安定な膜分離装置を提供できる。
に平型の膜エレメントがその膜面を垂直にして配設さ
れ、その膜エレメントの下方に散気手段が設けられ、該
散気手段により気液混合流が上記膜面に接して上昇され
る膜分離装置において、膜エレメント下方の散気手段を
収容する囲い壁の高さを低くしても、膜面でのケ−ク層
の生成をよく抑制でき、高さがコンパクトで、かつ濾過
流速が安定な膜分離装置を提供できる。
【図1】本発明において使用する膜分離装置を示す説明
図である。
図である。
【図2】本発明において使用する膜エレメントの一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】本発明において使用する膜分離装置本体の一例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】本発明において使用する散気管の異なる配設例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】本発明に係る実施例と比較例との定量濾過のも
とでの膜エレメントの濾過液流路側の減圧状態を示す図
である。
とでの膜エレメントの濾過液流路側の減圧状態を示す図
である。
1 処理槽 2 平型膜エレメント 21 半透膜 32 囲い壁 4 散気管 41 散気口 53 吸引ポンプ 54 濾過液取出し配管
Claims (2)
- 【請求項1】処理槽内の被処理液中に平型の膜エレメン
トがその膜面を垂直にして配設され、その膜エレメント
の下方に散気手段が設けられ、該散気手段により気液混
合流が上記膜面に接して上昇される装置において、上記
膜エレメントの下方に囲い壁が設けられ、該囲い壁内に
上記の散気手段が散気口を下向きにして設けられ、その
囲い壁の高さが膜エレメントの下端位置での気液混合流
をほぼ平行流とする長さとされていることを特徴とする
膜分離装置。 - 【請求項2】気液混合流の上昇流速が0.01〜2m/
secであり、囲い壁の高さが200mm〜500mmで
ある請求項1記載の膜分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9453095A JPH08257378A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 膜分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9453095A JPH08257378A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 膜分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08257378A true JPH08257378A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14112894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9453095A Pending JPH08257378A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 膜分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08257378A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000009245A3 (en) * | 1998-08-12 | 2000-08-03 | Mitsubishi Rayon Co | Membrane assembly for solid-liquid separation, method of cleaning the same, and detergent |
| JP2002224684A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-13 | Kobe Steel Ltd | 活性汚泥処理装置 |
| WO2006027560A2 (en) | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Brightwater Engineering Limited | Apparatus and method |
| EP1911510A3 (en) * | 1998-08-12 | 2008-06-11 | Mitsubishi Rayon Co. Ltd. | A membrane separator assembly |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP9453095A patent/JPH08257378A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000009245A3 (en) * | 1998-08-12 | 2000-08-03 | Mitsubishi Rayon Co | Membrane assembly for solid-liquid separation, method of cleaning the same, and detergent |
| US6280626B1 (en) | 1998-08-12 | 2001-08-28 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Membrane separator assembly and method of cleaning the assembly utilizing gas diffuser underneath the assembly |
| US6325938B1 (en) | 1998-08-12 | 2001-12-04 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Method of cleaning membrane assembly with detergent |
| US6328886B1 (en) | 1998-08-12 | 2001-12-11 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Gas diffuser for aeration vessel of membrane assembly |
| EP1911510A3 (en) * | 1998-08-12 | 2008-06-11 | Mitsubishi Rayon Co. Ltd. | A membrane separator assembly |
| JP2002224684A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-13 | Kobe Steel Ltd | 活性汚泥処理装置 |
| WO2006027560A2 (en) | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Brightwater Engineering Limited | Apparatus and method |
| WO2006027560A3 (en) * | 2004-09-10 | 2006-06-08 | Brightwater Engineering Ltd | Apparatus and method |
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