JPH08258146A - ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの製造方法 - Google Patents
ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの製造方法Info
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- JPH08258146A JPH08258146A JP8865195A JP8865195A JPH08258146A JP H08258146 A JPH08258146 A JP H08258146A JP 8865195 A JP8865195 A JP 8865195A JP 8865195 A JP8865195 A JP 8865195A JP H08258146 A JPH08258146 A JP H08258146A
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- film
- pva
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- plasticizer
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 着色やブロッキングがないPVA系樹脂フィ
ルムを乾燥工程を必要とすることなく、容易に安定かつ
安価に製造する方法を提供する。 【構成】 ポリビニルアルコール系樹脂の20℃・65
%RHにおける平衡吸湿率の30〜100重量%の水を
含む平均鹸化度60mol %以上、平均重合度300〜2
500のポリビニールアルコール系樹脂100重量部と
可塑剤5〜30重量部とスリップ剤0.1〜8重量%と
ブロッキング防止剤0.1〜3重量部とからなる樹脂組
成物をダイス温度180℃以下でインフレーション成形
する。
ルムを乾燥工程を必要とすることなく、容易に安定かつ
安価に製造する方法を提供する。 【構成】 ポリビニルアルコール系樹脂の20℃・65
%RHにおける平衡吸湿率の30〜100重量%の水を
含む平均鹸化度60mol %以上、平均重合度300〜2
500のポリビニールアルコール系樹脂100重量部と
可塑剤5〜30重量部とスリップ剤0.1〜8重量%と
ブロッキング防止剤0.1〜3重量部とからなる樹脂組
成物をダイス温度180℃以下でインフレーション成形
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリビニルアルコール
系樹脂をインフレーション成形するポリビニルアルコー
ル系樹脂フィルムの製造方法に関するものである。
系樹脂をインフレーション成形するポリビニルアルコー
ル系樹脂フィルムの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコール(以下、PVAと
略記する)系水溶性フィルムは洗剤、農薬等の包装用等
に広く使用されているが、従来よりのPVA系水溶性フ
ィルムの製造としては、PVA系樹脂および可塑剤等の
添加剤を水に加熱溶解した溶液から平面状のフィルムを
形成する流延法により製造されている。しかしながら、
この流延法による製造においては、溶解・流延・乾燥の
各工程が必要であり、設備も複雑となり、さらに多量の
エネルギーを必要とするところから、安価で有利な製造
方法とはいえない。
略記する)系水溶性フィルムは洗剤、農薬等の包装用等
に広く使用されているが、従来よりのPVA系水溶性フ
ィルムの製造としては、PVA系樹脂および可塑剤等の
添加剤を水に加熱溶解した溶液から平面状のフィルムを
形成する流延法により製造されている。しかしながら、
この流延法による製造においては、溶解・流延・乾燥の
各工程が必要であり、設備も複雑となり、さらに多量の
エネルギーを必要とするところから、安価で有利な製造
方法とはいえない。
【0003】これに対して、PVA系樹脂フィルムの製
造法として、筒状のフィルムを形成するインフレーショ
ン法が開発されており、包装用のフィルムなどとして
は、流延法等で製造された平面状のフィルムに比べて、
インフレーション成形法で製造されたフィルムは筒状で
あるので、スリットやシールする工程を省略することが
できるため、製袋する作業が簡略化され、加工コストを
抑えることができるという利点もあり、PVA系樹脂の
インフレーション成形法によるフィルムの製造法の確立
が望まれている。このインフレーション成形法において
は、一般的にPVA系樹脂を溶融して環状ダイより筒状
に押出して成形する溶融押出成形が採用されているが、
PVA系樹脂は溶融温度が高い上に溶融温度が分解温度
と非常に接近しているため、成形時に分解による着色が
生じ、実用的なフィルムを得ることは困難であった。
造法として、筒状のフィルムを形成するインフレーショ
ン法が開発されており、包装用のフィルムなどとして
は、流延法等で製造された平面状のフィルムに比べて、
インフレーション成形法で製造されたフィルムは筒状で
あるので、スリットやシールする工程を省略することが
できるため、製袋する作業が簡略化され、加工コストを
抑えることができるという利点もあり、PVA系樹脂の
インフレーション成形法によるフィルムの製造法の確立
が望まれている。このインフレーション成形法において
は、一般的にPVA系樹脂を溶融して環状ダイより筒状
に押出して成形する溶融押出成形が採用されているが、
PVA系樹脂は溶融温度が高い上に溶融温度が分解温度
と非常に接近しているため、成形時に分解による着色が
生じ、実用的なフィルムを得ることは困難であった。
【0004】これらの問題を解決する方法として、PV
A系樹脂に多量の水(PVAに対して20〜50重量
%)を配合して溶融温度を下げ、インフレーション成形
する方法が特公昭36ー15784号公報に開示されて
おり、またPVA系樹脂に可塑剤を大量に配合して溶融
温度を下げインフレーション成形する方法も知られてい
る。
A系樹脂に多量の水(PVAに対して20〜50重量
%)を配合して溶融温度を下げ、インフレーション成形
する方法が特公昭36ー15784号公報に開示されて
おり、またPVA系樹脂に可塑剤を大量に配合して溶融
温度を下げインフレーション成形する方法も知られてい
る。
【0005】しかし、前記のPVA系樹脂に大量の水を
配合するような方法では、得られたフィルムも大量に水
を含んでおり、そのままではフィルム表面の粘着性が高
く、ブロッキングを起こしやすいので、通常に使用され
得る状態にするためにはフィルムを後乾燥して含水率を
低くする必要があり、製造に要するエネルギーは多大な
ものとなる。また、前記のPVA系樹脂に大量のグリセ
リン等の可塑剤を配合する方法においても、PVA系樹
脂の分解着色が生じない温度範囲で、通常の成形条件に
おいて要求される程度の溶融粘度にするためには、通常
PVA系樹脂を可塑化するために必要な量より多量の可
塑剤を配合することが必要となり、そのために得られる
フィルムは高温高湿時に水分を吸収し、成形物表面の粘
着性が増大するので、フィルム同士がブロッキングしや
すく、さらに可塑剤がフィルム表面にブリードするなど
の問題がある。
配合するような方法では、得られたフィルムも大量に水
を含んでおり、そのままではフィルム表面の粘着性が高
く、ブロッキングを起こしやすいので、通常に使用され
得る状態にするためにはフィルムを後乾燥して含水率を
低くする必要があり、製造に要するエネルギーは多大な
ものとなる。また、前記のPVA系樹脂に大量のグリセ
リン等の可塑剤を配合する方法においても、PVA系樹
脂の分解着色が生じない温度範囲で、通常の成形条件に
おいて要求される程度の溶融粘度にするためには、通常
PVA系樹脂を可塑化するために必要な量より多量の可
塑剤を配合することが必要となり、そのために得られる
フィルムは高温高湿時に水分を吸収し、成形物表面の粘
着性が増大するので、フィルム同士がブロッキングしや
すく、さらに可塑剤がフィルム表面にブリードするなど
の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解決し、着色やブロッキングがない
PVA系樹脂フィルムを乾燥工程を必要とすることな
く、容易に安定かつ安価に製造する方法を提供すること
を目的とするものである。
従来技術の問題点を解決し、着色やブロッキングがない
PVA系樹脂フィルムを乾燥工程を必要とすることな
く、容易に安定かつ安価に製造する方法を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のポリビニールア
ルコール系樹脂フィルムの製造方法は、ポリビニルアル
コール系樹脂の20℃・65%RHにおける平衡吸湿率
の30〜100重量%の水を含む平均鹸化度60mol %
以上、平均重合度300〜2500のポリビニールアル
コール系樹脂100重量部と可塑剤5〜30重量部とス
リップ剤0.1〜8重量%とブロッキング防止剤0.1
〜3重量部とからなる樹脂組成物をダイス温度180℃
以下でインフレーション成形することを特徴とするもの
である。
ルコール系樹脂フィルムの製造方法は、ポリビニルアル
コール系樹脂の20℃・65%RHにおける平衡吸湿率
の30〜100重量%の水を含む平均鹸化度60mol %
以上、平均重合度300〜2500のポリビニールアル
コール系樹脂100重量部と可塑剤5〜30重量部とス
リップ剤0.1〜8重量%とブロッキング防止剤0.1
〜3重量部とからなる樹脂組成物をダイス温度180℃
以下でインフレーション成形することを特徴とするもの
である。
【0008】以下、本発明について具体的に説明する。
本発明で用いるPVA系樹脂としては重合度が300〜
2500の範囲であることが必要である。重合度は30
0未満の場合には、強度的に不十分であり、フィルムの
原料としては不適当である。また、重合度は2500を
越える場合には、PVA系樹脂の20℃・65%RHに
おける平衡吸湿率の100重量%を越える水を含ませる
か、必要量をはるかに上回る量の可塑剤を配合しなけれ
ば水分の発泡、分解、着色なく溶融成形することができ
ない。また、PVA系樹脂の平均鹸化度は、60mol %
以上であることが必要である。鹸化度が60mol %未満
の場合には、樹脂の結晶性不足により、ブロッキング性
が高いことやPVA系樹脂本来の特性である水への溶解
性が著しく悪くなるため、好ましくない。
本発明で用いるPVA系樹脂としては重合度が300〜
2500の範囲であることが必要である。重合度は30
0未満の場合には、強度的に不十分であり、フィルムの
原料としては不適当である。また、重合度は2500を
越える場合には、PVA系樹脂の20℃・65%RHに
おける平衡吸湿率の100重量%を越える水を含ませる
か、必要量をはるかに上回る量の可塑剤を配合しなけれ
ば水分の発泡、分解、着色なく溶融成形することができ
ない。また、PVA系樹脂の平均鹸化度は、60mol %
以上であることが必要である。鹸化度が60mol %未満
の場合には、樹脂の結晶性不足により、ブロッキング性
が高いことやPVA系樹脂本来の特性である水への溶解
性が著しく悪くなるため、好ましくない。
【0009】本発明において用いられるPVA系樹脂は
少量の他の成分を本発明の効果を損なわない程度で分子
内に含んでいてもよい。そのような他成分の導入法の一
例としては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸等のカル
ボキシル酸含有単量体またはその塩、アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸ソーダ、アリルスルホン
酸ソーダ、ビニルスルホン酸ソーダ等のビニルスルホン
酸基含有単量体、(メタ)アクリルアミドープロピルー
トリメチルアンモニウムクロリド等の4級アンモニウム
塩含有単量体等のカチオン性単量体、エチレン、プロピ
レン等のαーオレフィン類、(メタ)アクリル酸エステ
ル類、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリド
ン等のアミド基含有単量体、アルキルビニルエーテル
類、トリメトキシルビニルシラン等のシリル基含有単量
体、アリルアルコール、ジメチルアリルアルコール、イ
ソプロペニルアルコール等の水酸基含有単量体、アリル
アセテート、ジメチルアリルアセテート、イソプロぺニ
ルアリルアセテート等のアセチル基含有単量体、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン等のハロゲン含有単量体、スチレ
ン等の芳香族系単量体などの一種以上と、酢酸ビニルと
の共重合体を鹸化する方法がある。
少量の他の成分を本発明の効果を損なわない程度で分子
内に含んでいてもよい。そのような他成分の導入法の一
例としては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸等のカル
ボキシル酸含有単量体またはその塩、アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸ソーダ、アリルスルホン
酸ソーダ、ビニルスルホン酸ソーダ等のビニルスルホン
酸基含有単量体、(メタ)アクリルアミドープロピルー
トリメチルアンモニウムクロリド等の4級アンモニウム
塩含有単量体等のカチオン性単量体、エチレン、プロピ
レン等のαーオレフィン類、(メタ)アクリル酸エステ
ル類、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリド
ン等のアミド基含有単量体、アルキルビニルエーテル
類、トリメトキシルビニルシラン等のシリル基含有単量
体、アリルアルコール、ジメチルアリルアルコール、イ
ソプロペニルアルコール等の水酸基含有単量体、アリル
アセテート、ジメチルアリルアセテート、イソプロぺニ
ルアリルアセテート等のアセチル基含有単量体、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン等のハロゲン含有単量体、スチレ
ン等の芳香族系単量体などの一種以上と、酢酸ビニルと
の共重合体を鹸化する方法がある。
【0010】PVA系樹脂に含まれる水の量はPVA系
樹脂の20℃、65%RHの平衡吸湿率の30〜100
重量%の範囲内であることが必要である。水の量が20
℃、65%RHの平衡吸湿率の30重量%より少ない場
合には、溶融温度が高くなるので、溶融成形温度をPV
A系樹脂が分解し、着色するほどの温度にするか、可塑
剤をフィルムの可塑化に必要な量をはるかに上回り、ブ
リードアウトするような量を配合する必要がある。一
方、水の量が20℃、65%RHの平衡吸湿率の100
重量%より多い場合には、成形時に発泡しフィルムの破
断が起こったり、フィルム中に多量の気泡が含有された
り、得られたフィルム中に多量の水が残り、巻き取り時
にブロッキングによる融着が起こり、筒状に開くことが
困難になってしまう。
樹脂の20℃、65%RHの平衡吸湿率の30〜100
重量%の範囲内であることが必要である。水の量が20
℃、65%RHの平衡吸湿率の30重量%より少ない場
合には、溶融温度が高くなるので、溶融成形温度をPV
A系樹脂が分解し、着色するほどの温度にするか、可塑
剤をフィルムの可塑化に必要な量をはるかに上回り、ブ
リードアウトするような量を配合する必要がある。一
方、水の量が20℃、65%RHの平衡吸湿率の100
重量%より多い場合には、成形時に発泡しフィルムの破
断が起こったり、フィルム中に多量の気泡が含有された
り、得られたフィルム中に多量の水が残り、巻き取り時
にブロッキングによる融着が起こり、筒状に開くことが
困難になってしまう。
【0011】PVA系樹脂中の水の量の調整方法として
は本発明の範囲になるようにPVA系樹脂粉末等に水を
添加したり、乾燥したりして調整することが望ましい。
その際、水をPVA系樹脂に十分含浸させておくことが
好ましい。
は本発明の範囲になるようにPVA系樹脂粉末等に水を
添加したり、乾燥したりして調整することが望ましい。
その際、水をPVA系樹脂に十分含浸させておくことが
好ましい。
【0012】本発明に用いる可塑剤としては、グリセリ
ン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ソルビトール、ポリエチレングリコール、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、2,3−ブタンジオール、1,3−ブタン
ジオール、マンニトール等の多価アルコール、ジメチル
アセトアミド等のアミド類、トリエタノールアミン等の
アミン類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類等
が挙げられる。
ン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ソルビトール、ポリエチレングリコール、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、2,3−ブタンジオール、1,3−ブタン
ジオール、マンニトール等の多価アルコール、ジメチル
アセトアミド等のアミド類、トリエタノールアミン等の
アミン類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類等
が挙げられる。
【0013】可塑剤の配合量としてはPVA系樹脂10
0重量部に対して5〜30重量部であることが必要であ
る。可塑剤量が5重量部より少ない場合には、溶融成形
温度をPVA系樹脂が分解、着色するおそれがある温度
まで高くするか、もしくはPVA系樹脂に比較的多量の
水を配合する必要がある。一方、可塑剤量が30重量部
より多い場合には、得られたフィルムがブロッキングし
やすく、さらに可塑剤が表面にブリードするなどの問題
がある。上記可塑剤の配合方法は特に限定しないが、成
形する前に予め含水PVA系樹脂に可塑剤を混合した
り、可塑剤を吸収させても良いし、成形時にPVA系樹
脂と可塑剤を別々に投入して成形機中で混合して成形し
ても良い。
0重量部に対して5〜30重量部であることが必要であ
る。可塑剤量が5重量部より少ない場合には、溶融成形
温度をPVA系樹脂が分解、着色するおそれがある温度
まで高くするか、もしくはPVA系樹脂に比較的多量の
水を配合する必要がある。一方、可塑剤量が30重量部
より多い場合には、得られたフィルムがブロッキングし
やすく、さらに可塑剤が表面にブリードするなどの問題
がある。上記可塑剤の配合方法は特に限定しないが、成
形する前に予め含水PVA系樹脂に可塑剤を混合した
り、可塑剤を吸収させても良いし、成形時にPVA系樹
脂と可塑剤を別々に投入して成形機中で混合して成形し
ても良い。
【0014】本発明では、スリップ剤およびブロッキン
グ防止剤が必要であって、これらを配合することによ
り、高温高湿下でブロッキングしやすいというPVA系
樹脂のフィルムの欠点を著しく改良することができる。
グ防止剤が必要であって、これらを配合することによ
り、高温高湿下でブロッキングしやすいというPVA系
樹脂のフィルムの欠点を著しく改良することができる。
【0015】本発明で用いるスリップ剤は、フィルム表
面に凹凸を形成してフィルムに易滑性を付与するために
配合するが、PVA系樹脂の成形温度において溶融しな
いような平均粒子径50μm以下の微粒子であれば無機
物でも有機物でもよい。例えば、炭酸カルシウム、アル
ミナ、アパルジャイト、カオリンクレー、二酸化珪素、
珪酸カルシウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、バライト、硫酸カルシウム、二酸化
チタン、クレー、タルク、ベントナイト、木粉、でんぷ
ん等が挙げられる。スリップ剤の配合量はPVA系樹脂
100重量部に対して0.1〜8重量部の範囲であるこ
とが必要である。配合量が0.1重量部より少ない場合
には、フィルムに充分なスリップ性の効果が得られな
い。一方、8重量部を越える場合には、フィルムの機械
的特性が低下し、例えば製膜時のフィルムの破断や破裂
等の問題が生じやすくなる。
面に凹凸を形成してフィルムに易滑性を付与するために
配合するが、PVA系樹脂の成形温度において溶融しな
いような平均粒子径50μm以下の微粒子であれば無機
物でも有機物でもよい。例えば、炭酸カルシウム、アル
ミナ、アパルジャイト、カオリンクレー、二酸化珪素、
珪酸カルシウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、バライト、硫酸カルシウム、二酸化
チタン、クレー、タルク、ベントナイト、木粉、でんぷ
ん等が挙げられる。スリップ剤の配合量はPVA系樹脂
100重量部に対して0.1〜8重量部の範囲であるこ
とが必要である。配合量が0.1重量部より少ない場合
には、フィルムに充分なスリップ性の効果が得られな
い。一方、8重量部を越える場合には、フィルムの機械
的特性が低下し、例えば製膜時のフィルムの破断や破裂
等の問題が生じやすくなる。
【0016】ブロッキング防止剤は、成形後のフィルム
表面の密着防止、開口を容易にするために配合される
が、一般に市販されている炭素数が12〜30の炭化水
素、高級脂肪酸、オキシ脂肪酸、脂肪酸アミド、アルキ
レンビス脂肪酸アミド、脂肪酸多価アルコールエステ
ル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸脂肪アルコ
ールエステル、脂肪酸グリセリンエステル、脂肪族アル
コール、金属石鹸等が挙げられる。具体的な例を挙げる
とパラフィンワックス、低重合度ポリエチレン、ステア
リン酸、ミスチン酸、アラキジン酸、ベヘニン酸、ステ
アリルアミド、パルミチルアミド、オレイルアミド、メ
チレンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミ
ド、ブチルステアレート、硬化ヒマシ油、エチレングリ
コールモノステアレート、ステアリン酸モノグリセリ
ド、オレイン酸モノグリセリド、ステアリルアルコー
ル、セチルアルコール、ステアリン酸鉛、ステアリン酸
カドミウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸マグネシウム等が挙げられる。
表面の密着防止、開口を容易にするために配合される
が、一般に市販されている炭素数が12〜30の炭化水
素、高級脂肪酸、オキシ脂肪酸、脂肪酸アミド、アルキ
レンビス脂肪酸アミド、脂肪酸多価アルコールエステ
ル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸脂肪アルコ
ールエステル、脂肪酸グリセリンエステル、脂肪族アル
コール、金属石鹸等が挙げられる。具体的な例を挙げる
とパラフィンワックス、低重合度ポリエチレン、ステア
リン酸、ミスチン酸、アラキジン酸、ベヘニン酸、ステ
アリルアミド、パルミチルアミド、オレイルアミド、メ
チレンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミ
ド、ブチルステアレート、硬化ヒマシ油、エチレングリ
コールモノステアレート、ステアリン酸モノグリセリ
ド、オレイン酸モノグリセリド、ステアリルアルコー
ル、セチルアルコール、ステアリン酸鉛、ステアリン酸
カドミウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸マグネシウム等が挙げられる。
【0017】ブロッキング防止剤の配合量は、PVA系
樹脂100重量部に対して0.1〜3重量部の範囲内で
あることが必要である。配合量が0.1重量部より少な
い場合には、得られたフィルムに充分なブロッキング防
止効果が得られない。一方、配合量が3重量部を越える
場合には、得られたフィルムからブロッキング防止剤が
ブリードアウトしたり、成形の際、滑性が過剰になりす
ぎ押出機中でシェアー(剪断力)がかからず、十分な混
練効果が得られない等の問題が生じる。上記、スリップ
剤、ブロッキング防止剤の配合方法は特に限定しない
が、例えば成形する前にあらかじめPVA系樹脂粉末等
に可塑剤を吸収させたものとスリップ剤、ブロッキング
防止剤をいわゆるドライブレンドし、成形機中で溶融混
合すれば良い。
樹脂100重量部に対して0.1〜3重量部の範囲内で
あることが必要である。配合量が0.1重量部より少な
い場合には、得られたフィルムに充分なブロッキング防
止効果が得られない。一方、配合量が3重量部を越える
場合には、得られたフィルムからブロッキング防止剤が
ブリードアウトしたり、成形の際、滑性が過剰になりす
ぎ押出機中でシェアー(剪断力)がかからず、十分な混
練効果が得られない等の問題が生じる。上記、スリップ
剤、ブロッキング防止剤の配合方法は特に限定しない
が、例えば成形する前にあらかじめPVA系樹脂粉末等
に可塑剤を吸収させたものとスリップ剤、ブロッキング
防止剤をいわゆるドライブレンドし、成形機中で溶融混
合すれば良い。
【0018】本発明では、PVA系樹脂単体のみなら
ず、ポリアクリル酸またはその塩、ポリアクリルアミ
ド、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、メチルセルロース等のセルロース
類等の水溶性または水分散性の樹脂と混合したり、他の
熱可塑性樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリビニルブチラールあるいは
エチレンー酢酸ビニル共重合体およびその鹸化物等と混
合したものを使用することも可能である。
ず、ポリアクリル酸またはその塩、ポリアクリルアミ
ド、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、メチルセルロース等のセルロース
類等の水溶性または水分散性の樹脂と混合したり、他の
熱可塑性樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリビニルブチラールあるいは
エチレンー酢酸ビニル共重合体およびその鹸化物等と混
合したものを使用することも可能である。
【0019】本発明のインフレーション成形する際の押
出製膜機としては、環状ダイより溶融樹脂を連続的にチ
ューブ状に押し出し、チューブ外に冷風を吹きつけて冷
却固化させる一方、チューブ内にも環状ダイの中心部よ
り気体を吹き込んでチューブ径を膨張させながら高速で
引き取ってフィルムを成形するなどの通常の熱可塑性樹
脂用の押出製膜機を使用することができるが、ダイス部
の温度は180℃以下とすることが必須条件となる。ダ
イス部の温度が180℃より高い場合には、水分の沸騰
による発泡が生じたり、PVA系樹脂が熱分解して着色
するといった問題点がある。シリンダー部の温度は特に
制限はないが、ダイス部より10〜40℃高い温度に調
整することが好ましい。
出製膜機としては、環状ダイより溶融樹脂を連続的にチ
ューブ状に押し出し、チューブ外に冷風を吹きつけて冷
却固化させる一方、チューブ内にも環状ダイの中心部よ
り気体を吹き込んでチューブ径を膨張させながら高速で
引き取ってフィルムを成形するなどの通常の熱可塑性樹
脂用の押出製膜機を使用することができるが、ダイス部
の温度は180℃以下とすることが必須条件となる。ダ
イス部の温度が180℃より高い場合には、水分の沸騰
による発泡が生じたり、PVA系樹脂が熱分解して着色
するといった問題点がある。シリンダー部の温度は特に
制限はないが、ダイス部より10〜40℃高い温度に調
整することが好ましい。
【0020】フィルムの厚みは特に制限はないが、通常
5〜200μmのものが好んで用いられる。また、得ら
れたフィルムにプラズマ処理を施すこともできる。本発
明で得られたフィルムは、PVA系樹脂の水溶性を活か
して洗剤や殺虫剤、漂白剤、洗浄剤、農薬、浴用剤、ト
イレタリー製品等の包装材料として、またランドリーバ
ックや園芸用種の包装材料として好適に用いられるもの
である。
5〜200μmのものが好んで用いられる。また、得ら
れたフィルムにプラズマ処理を施すこともできる。本発
明で得られたフィルムは、PVA系樹脂の水溶性を活か
して洗剤や殺虫剤、漂白剤、洗浄剤、農薬、浴用剤、ト
イレタリー製品等の包装材料として、またランドリーバ
ックや園芸用種の包装材料として好適に用いられるもの
である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに詳細に
説明する。実施例中の各物性は以下に記す方法により測
定したものである。 1.鹸化度、平均重合度 JIS K6726に従って測定した。 2.平衡吸湿率 ポリビニルアルコール樹脂粉末を20℃、65%RHの
雰囲気下に7日間放置し、重量(W1)を測定した。次
に、105℃で3時間乾燥し、重量(W2)を測定し、下
式に従って平衡吸湿率を求めた。 平衡吸湿率(重量%)=〔(W1 −W2 )/W1 〕×1
00
説明する。実施例中の各物性は以下に記す方法により測
定したものである。 1.鹸化度、平均重合度 JIS K6726に従って測定した。 2.平衡吸湿率 ポリビニルアルコール樹脂粉末を20℃、65%RHの
雰囲気下に7日間放置し、重量(W1)を測定した。次
に、105℃で3時間乾燥し、重量(W2)を測定し、下
式に従って平衡吸湿率を求めた。 平衡吸湿率(重量%)=〔(W1 −W2 )/W1 〕×1
00
【0022】3.製膜性 フィルム成形時の発泡や配合剤の凝集によるチューブの
破断、破裂の頻度で評価した。 評価基準 ○:全く破断、破裂が発生しない △:時々破断、破裂が発生する ×:頻繁に破断、破裂が発生する 4.発泡 成形中に発生した水分の沸騰による発泡の頻度で評価し
た。 評価基準 ○:全く発泡なし △:時々有り ×:かなり頻繁に有り
破断、破裂の頻度で評価した。 評価基準 ○:全く破断、破裂が発生しない △:時々破断、破裂が発生する ×:頻繁に破断、破裂が発生する 4.発泡 成形中に発生した水分の沸騰による発泡の頻度で評価し
た。 評価基準 ○:全く発泡なし △:時々有り ×:かなり頻繁に有り
【0023】5.強度 20℃、65%RHで24時間調湿したフィルムを東洋
精機 (株) 製ストログラフR型を用いてチャック間距離
30mm、引張速度50mm/分の条件下で引張り、フィル
ムが破断するときの強度を測定した。 6.伸度 上記測定でフィルムが破断するときの伸度を測定した。
精機 (株) 製ストログラフR型を用いてチャック間距離
30mm、引張速度50mm/分の条件下で引張り、フィル
ムが破断するときの強度を測定した。 6.伸度 上記測定でフィルムが破断するときの伸度を測定した。
【0024】7.開口性 折り畳まれたチューブ状のフィルムが指でずらし、口を
開けることができるかどうかを評価した。 評価基準 ○:指でずらしチューブの口を開くことがで
きる ×:指でずらしチューブの口を開くことができない 8.着色度YI 得られた50μmのフィルム(5cm×5cm)の着色度を
日本電色工業 (株) 製の色差、濁度測定機COHー30
0Aを用いてYIの値を測定した。 評価基準 ○:YI=1.0以下 △:YI=1.0〜2.0 ×:YI=2.0以上
開けることができるかどうかを評価した。 評価基準 ○:指でずらしチューブの口を開くことがで
きる ×:指でずらしチューブの口を開くことができない 8.着色度YI 得られた50μmのフィルム(5cm×5cm)の着色度を
日本電色工業 (株) 製の色差、濁度測定機COHー30
0Aを用いてYIの値を測定した。 評価基準 ○:YI=1.0以下 △:YI=1.0〜2.0 ×:YI=2.0以上
【0025】9.耐高温高湿性 10cm×10cmのフィルムを2枚重ねてガラス板に挟
み、5kgの荷重をかけ、60℃、85%RHで12時間
放置後、荷重を取り除き、剥がすことができるかを評価
した。 評価基準 ○:剥がすことができる ×:剥がすことができない 10.ブリードアウト 得られたフィルムを観察し、表面の可塑剤、ブロッキン
グ防止剤の滲みだしや凝集の有無を評価した。 評価基準 ○:可塑剤、ブロッキング防止剤の滲みだし
や凝集が全くない ×:可塑剤、ブロッキング防止剤の滲みだしや凝集があ
る 11.総合評価 得られたフィルムの総合評価を行った。 評価基準 ○:良好 ×:問題あり
み、5kgの荷重をかけ、60℃、85%RHで12時間
放置後、荷重を取り除き、剥がすことができるかを評価
した。 評価基準 ○:剥がすことができる ×:剥がすことができない 10.ブリードアウト 得られたフィルムを観察し、表面の可塑剤、ブロッキン
グ防止剤の滲みだしや凝集の有無を評価した。 評価基準 ○:可塑剤、ブロッキング防止剤の滲みだし
や凝集が全くない ×:可塑剤、ブロッキング防止剤の滲みだしや凝集があ
る 11.総合評価 得られたフィルムの総合評価を行った。 評価基準 ○:良好 ×:問題あり
【0026】実施例1 (フィルム用原料の調整方法)PVA粉末(鹸化度88
mol %、平均重合度1000、20℃・65%RHの平
衡吸湿率9.0重量%)の含有水分率を測定したとこ
ろ、3.0重量%であった。密封した袋中で前記PVA
粉末1000gと水66gとグリセリン(可塑剤)16
0gを混合した後、6時間放置して水とグリセリンとを
含浸させ、20℃、65%RHの平衡吸湿率の100重
量%の水分を含有したPVA樹脂100重量部にグリセ
リン15重量部を吸収させた成形用原料(A)を調整し
た。さらに、成形用原料(A)とコーンスターチ(スリ
ップ剤)を32g(3重量部)と三洋化成(株)製ケミ
スタット1300(ブロッキング防止剤、脂肪酸グリセ
リンエステル系)を2g(0.2重量部)をドライブレ
ンドし、フィルム用原料とした。
mol %、平均重合度1000、20℃・65%RHの平
衡吸湿率9.0重量%)の含有水分率を測定したとこ
ろ、3.0重量%であった。密封した袋中で前記PVA
粉末1000gと水66gとグリセリン(可塑剤)16
0gを混合した後、6時間放置して水とグリセリンとを
含浸させ、20℃、65%RHの平衡吸湿率の100重
量%の水分を含有したPVA樹脂100重量部にグリセ
リン15重量部を吸収させた成形用原料(A)を調整し
た。さらに、成形用原料(A)とコーンスターチ(スリ
ップ剤)を32g(3重量部)と三洋化成(株)製ケミ
スタット1300(ブロッキング防止剤、脂肪酸グリセ
リンエステル系)を2g(0.2重量部)をドライブレ
ンドし、フィルム用原料とした。
【0027】(フィルムの製造方法)上記のフィルム用
原料をプラコー(株)製インフレーション製膜機(LC
Dー50C)を用いてシリンダー部の温度を190℃、
ダイス部の温度を155℃として溶融押出成形し、延伸
倍率がMD(引取方向倍率)5倍、TD(ブロー倍率)
3倍となるように延伸して厚さが50μmのフィルムを
得た。なお、前記溶融押出成形は、環状ダイより溶融樹
脂をチューブ状に押し出し、チューブ外から冷風を吹き
つけて固化するとともに、チューブ内に環状ダイの中心
部から気体を吹き込んでチューブ径を膨張させながら高
速で引き取ることにより行ったが、このさいの延伸倍率
は、環状ダイのスリット径をl、溶融樹脂の押出速度
(線速)をv1 、膨張チューブ径をL、引取速度をv2
としたとき、引取方向倍率はv2 /v1 、ブロー倍率は
L/lとして求めた。得られたフィルムの特性を評価し
た結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特性、
開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、可塑
剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかった。
原料をプラコー(株)製インフレーション製膜機(LC
Dー50C)を用いてシリンダー部の温度を190℃、
ダイス部の温度を155℃として溶融押出成形し、延伸
倍率がMD(引取方向倍率)5倍、TD(ブロー倍率)
3倍となるように延伸して厚さが50μmのフィルムを
得た。なお、前記溶融押出成形は、環状ダイより溶融樹
脂をチューブ状に押し出し、チューブ外から冷風を吹き
つけて固化するとともに、チューブ内に環状ダイの中心
部から気体を吹き込んでチューブ径を膨張させながら高
速で引き取ることにより行ったが、このさいの延伸倍率
は、環状ダイのスリット径をl、溶融樹脂の押出速度
(線速)をv1 、膨張チューブ径をL、引取速度をv2
としたとき、引取方向倍率はv2 /v1 、ブロー倍率は
L/lとして求めた。得られたフィルムの特性を評価し
た結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特性、
開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、可塑
剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかった。
【0028】実施例2 平均鹸化度70mol %のPVAを用いた以外は実施例1
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した
粘度となるようにダイス温度130℃、シリンダー温度
180℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレー
ションフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を
評価した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的
特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好
で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもな
かった。
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した
粘度となるようにダイス温度130℃、シリンダー温度
180℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレー
ションフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を
評価した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的
特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好
で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもな
かった。
【0029】実施例3 平均鹸化度99mol %のPVAを用いた以外は実施例1
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した
粘度となるようにダイス温度165℃、シリンダー温度
200℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレー
ションフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を
評価した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的
特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好
で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもな
かった。
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した
粘度となるようにダイス温度165℃、シリンダー温度
200℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレー
ションフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を
評価した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的
特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好
で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもな
かった。
【0030】実施例4 平均重合度500のPVAを用いた以外は実施例1と同
様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した粘度
となるようにダイス温度120℃、シリンダー温度19
0℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーショ
ンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価
した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した粘度
となるようにダイス温度120℃、シリンダー温度19
0℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーショ
ンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価
した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
【0031】実施例5 平均重合度2400のPVAを用いた以外は実施例1と
同様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した粘
度となるようにダイス温度180℃、シリンダー温度1
90℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーシ
ョンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評
価した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
同様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した粘
度となるようにダイス温度180℃、シリンダー温度1
90℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーシ
ョンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評
価した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
【0032】実施例6 含有水分率40%のPVAを用いた以外は実施例1と同
様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した粘度
となるようにダイス温度170℃、シリンダー温度20
0℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーショ
ンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価
した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した粘度
となるようにダイス温度170℃、シリンダー温度20
0℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーショ
ンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価
した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
【0033】実施例7 含有水分率80%のPVAを用いた以外は実施例1と同
様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した粘度
となるようにダイス温度160℃、シリンダー温度20
0℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーショ
ンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価
した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
様の条件でフィルム用原料を調整し、成形に適した粘度
となるようにダイス温度160℃、シリンダー温度20
0℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーショ
ンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価
した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
【0034】実施例8 可塑剤配合量を7重量部とした以外は実施例1と同様の
条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同様の方法
でインフレーションフィルムを製膜した。得られたフィ
ルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィルムの製
膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水
溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリード
アウトもなかった。
条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同様の方法
でインフレーションフィルムを製膜した。得られたフィ
ルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィルムの製
膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水
溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリード
アウトもなかった。
【0035】実施例9 可塑剤配合量を25重量部とした以外は実施例1と同様
の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同様の方
法でインフレーションフィルムを製膜した。得られたフ
ィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィルムの
製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、
水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリー
ドアウトもなかった。
の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同様の方
法でインフレーションフィルムを製膜した。得られたフ
ィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィルムの
製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、
水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリー
ドアウトもなかった。
【0036】実施例10 スリップ剤配合量を0.1重量部とした以外は実施例1
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同
様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得ら
れたフィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィ
ルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高
湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤の
ブリードアウトもなかった。
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同
様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得ら
れたフィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィ
ルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高
湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤の
ブリードアウトもなかった。
【0037】実施例11 スリップ剤配合量を5重量部とした以外は実施例1と同
様の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同様の
方法でインフレーションフィルムを製膜した。得られた
フィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィルム
の製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高湿
性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブ
リードアウトもなかった。
様の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同様の
方法でインフレーションフィルムを製膜した。得られた
フィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィルム
の製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高湿
性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブ
リードアウトもなかった。
【0038】実施例12 ブロッキング防止剤配合量を0.1重量部とした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、実施
例1と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜し
た。得られたフィルムの特性を評価した結果を表1に示
す。フィルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、
耐高温高湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング
防止剤のブリードアウトもなかった。
実施例1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、実施
例1と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜し
た。得られたフィルムの特性を評価した結果を表1に示
す。フィルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、
耐高温高湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング
防止剤のブリードアウトもなかった。
【0039】実施例13 ブロッキング防止剤配合量を2重量部とした以外は実施
例1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1
と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。
得られたフィルムの特性を評価した結果を表1に示す。
フィルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高
温高湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止
剤のブリードアウトもなかった。
例1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1
と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。
得られたフィルムの特性を評価した結果を表1に示す。
フィルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高
温高湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止
剤のブリードアウトもなかった。
【0040】実施例14 可塑剤をジグリセリンとした以外は実施例1と同様の条
件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同様の方法で
インフレーションフィルムを製膜した。得られたフィル
ムの特性を評価した結果を表1に示す。フィルムの製膜
性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶
性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードア
ウトもなかった。
件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同様の方法で
インフレーションフィルムを製膜した。得られたフィル
ムの特性を評価した結果を表1に示す。フィルムの製膜
性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶
性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードア
ウトもなかった。
【0041】実施例15 スリップ剤をタルク、ブロッキング防止剤をステアリン
酸アミドとした以外は実施例1と同様の条件でフィルム
用原料を調整し、実施例1と同様の方法でインフレーシ
ョンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評
価した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
酸アミドとした以外は実施例1と同様の条件でフィルム
用原料を調整し、実施例1と同様の方法でインフレーシ
ョンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評
価した結果を表1に示す。フィルムの製膜性、機械的特
性、開口性、着色度、耐高温高湿性、水溶性は良好で、
可塑剤、ブロッキング防止剤のブリードアウトもなかっ
た。
【0042】実施例16 スリップ剤をベントナイト、ブロッキング防止剤をエチ
レングリコールモノステアレートとした以外は実施例1
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同
様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得ら
れたフィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィ
ルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高
湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤の
ブリードアウトもなかった。
レングリコールモノステアレートとした以外は実施例1
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、実施例1と同
様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得ら
れたフィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フィ
ルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温高
湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤の
ブリードアウトもなかった。
【0043】実施例17 実施例1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、延伸
倍率をMD3倍、TD1.5倍とした以外は実施例1と
同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得
られたフィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フ
ィルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温
高湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤
のブリードアウトもなかった。
倍率をMD3倍、TD1.5倍とした以外は実施例1と
同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得
られたフィルムの特性を評価した結果を表1に示す。フ
ィルムの製膜性、機械的特性、開口性、着色度、耐高温
高湿性、水溶性は良好で、可塑剤、ブロッキング防止剤
のブリードアウトもなかった。
【0044】比較例1 平均重合度50mol %のPVAを用いた以外は実施例1
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度1
20℃、シリンダー温度170℃に設定し、実施例1と
同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得
られたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。得
られたフィルムは結晶性不足のためブロッキングしてし
まい、開口性、耐高温高湿性に問題点が生じた。
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度1
20℃、シリンダー温度170℃に設定し、実施例1と
同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得
られたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。得
られたフィルムは結晶性不足のためブロッキングしてし
まい、開口性、耐高温高湿性に問題点が生じた。
【0045】比較例2 平均重合度250のPVAを用いた以外は実施例1と同
様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度130
℃、シリンダー温度190℃に設定した以外は実施例1
と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。
得られたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。
得られたフィルムは機械的強度が不足しており、実際に
は使用できないものであった。
様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度130
℃、シリンダー温度190℃に設定した以外は実施例1
と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。
得られたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。
得られたフィルムは機械的強度が不足しており、実際に
は使用できないものであった。
【0046】比較例3 平均鹸化度3000のPVAを用いた以外は実施例1と
同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度19
0℃、シリンダー温度210℃に設定して実施例1と同
様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得ら
れたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。ダイ
ス温度が高すぎるため、水分の発泡が生じた。また、得
られたフィルムは着色したものとなってしまった。
同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度19
0℃、シリンダー温度210℃に設定して実施例1と同
様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得ら
れたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。ダイ
ス温度が高すぎるため、水分の発泡が生じた。また、得
られたフィルムは着色したものとなってしまった。
【0047】比較例4 含有水分率をPVAの20℃、65%RHの平衡吸湿率
の10重量%に調整したPVAを用いた以外は実施例1
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度2
10℃、シリンダー温度230℃に設定し、実施例1と
同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得
られたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。ダ
イス温度が高すぎるため、水分の発泡が生じ、フィルム
の破断が頻繁に生じた。また、得られたフィルムは着色
したものとなってしまった。
の10重量%に調整したPVAを用いた以外は実施例1
と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度2
10℃、シリンダー温度230℃に設定し、実施例1と
同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。得
られたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。ダ
イス温度が高すぎるため、水分の発泡が生じ、フィルム
の破断が頻繁に生じた。また、得られたフィルムは着色
したものとなってしまった。
【0048】比較例5 含有水分率をPVAの20℃・65%RHの平衡吸湿率
の230重量%に調整したPVAを用いた以外は実施例
1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度
105℃、シリンダー温度160℃に設定し、実施例1
と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。
得られたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。
含有水分率が高すぎるため、得られたフィルムはブロッ
キングしてしまい、開口性に問題が生じた。
の230重量%に調整したPVAを用いた以外は実施例
1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイス温度
105℃、シリンダー温度160℃に設定し、実施例1
と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜した。
得られたフィルムの特性を評価した結果を表2に示す。
含有水分率が高すぎるため、得られたフィルムはブロッ
キングしてしまい、開口性に問題が生じた。
【0049】比較例6 グリセリン(可塑剤)をPVAに対して40重量部配合
した以外は、実施例1と同様の条件でフィルム用原料を
調整し、ダイス温度140℃、シリンダー温度190℃
に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーションフ
ィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価した
結果を表2に示す。可塑剤がブリードアウトしてしま
い、得られたフィルムは開口性、耐高温高湿性に問題が
生じた。
した以外は、実施例1と同様の条件でフィルム用原料を
調整し、ダイス温度140℃、シリンダー温度190℃
に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーションフ
ィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価した
結果を表2に示す。可塑剤がブリードアウトしてしま
い、得られたフィルムは開口性、耐高温高湿性に問題が
生じた。
【0050】比較例7 含有水分率をPVAの20℃、65%RHの平衡吸湿率
の40重量%に調整し、グリセリン(可塑剤)をPVA
に対して3重量%配合した以外は実施例1と同様の条件
でフィルム用原料を調整し、ダイス温度200℃、シリ
ンダー温度230℃に設定し、実施例1と同様の方法で
インフレーションフィルムを製膜した。得られたフィル
ムの特性を評価した結果を表2に示す。ダイス温度が高
すぎるため、水分の発泡が生じ、フィルムの破断が頻繁
に生じた。また、得られたフィルムは着色したものとな
ってしまった。
の40重量%に調整し、グリセリン(可塑剤)をPVA
に対して3重量%配合した以外は実施例1と同様の条件
でフィルム用原料を調整し、ダイス温度200℃、シリ
ンダー温度230℃に設定し、実施例1と同様の方法で
インフレーションフィルムを製膜した。得られたフィル
ムの特性を評価した結果を表2に示す。ダイス温度が高
すぎるため、水分の発泡が生じ、フィルムの破断が頻繁
に生じた。また、得られたフィルムは着色したものとな
ってしまった。
【0051】比較例8 コーンスターチ(スリップ剤)を配合しなかった以外は
実施例1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイ
ス温度155℃、シリンダー温度190℃に設定し、実
施例1と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜
した。得られたフィルムの特性を評価した結果を表2に
示す。スリップ性が不足し、開口性、耐高温高湿性に問
題が生じた。
実施例1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイ
ス温度155℃、シリンダー温度190℃に設定し、実
施例1と同様の方法でインフレーションフィルムを製膜
した。得られたフィルムの特性を評価した結果を表2に
示す。スリップ性が不足し、開口性、耐高温高湿性に問
題が生じた。
【0052】比較例9 コーンスターチ(スリップ剤)をPVAに対して10重
量部配合した以外は実施例1と同様の条件でフィルム用
原料を調整し、ダイス温度155℃、シリンダー温度1
90℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーシ
ョンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評
価した結果を表2に示す。コーンスターチが凝集してし
まい、製膜中に頻繁にフィルムの破断が生じた。
量部配合した以外は実施例1と同様の条件でフィルム用
原料を調整し、ダイス温度155℃、シリンダー温度1
90℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーシ
ョンフィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評
価した結果を表2に示す。コーンスターチが凝集してし
まい、製膜中に頻繁にフィルムの破断が生じた。
【0053】比較例10 ケミスタット1300(ブロッキング防止剤)を配合し
なかった以外は実施例1と同様の条件でフィルム用原料
を調整し、ダイス温度155℃、シリンダー温度190
℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーション
フィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価し
た結果を表2に示す。得られたフィルムは高温高湿の条
件下では融着してしまうという問題が生じた。
なかった以外は実施例1と同様の条件でフィルム用原料
を調整し、ダイス温度155℃、シリンダー温度190
℃に設定し、実施例1と同様の方法でインフレーション
フィルムを製膜した。得られたフィルムの特性を評価し
た結果を表2に示す。得られたフィルムは高温高湿の条
件下では融着してしまうという問題が生じた。
【0054】比較例11 ケミスタット1300(ブロッキング防止剤)をPVA
に対して5重量部配合した以外は実施例1と同様の条件
でフィルム用原料を調整し、ダイス温度155℃、シリ
ンダー温度190℃に設定し、実施例1と同様の方法で
インフレーションフィルムを製膜した。得られたフィル
ムの特性を評価した結果を表2に示す。ケミスタット1
300(ブロッキング防止剤)が凝集してしまい、製膜
中に頻繁にフィルムの破断が生じた。得られたフィルム
はケミスタット1300(ブロッキング防止剤)のブリ
ードアウトが起こった。
に対して5重量部配合した以外は実施例1と同様の条件
でフィルム用原料を調整し、ダイス温度155℃、シリ
ンダー温度190℃に設定し、実施例1と同様の方法で
インフレーションフィルムを製膜した。得られたフィル
ムの特性を評価した結果を表2に示す。ケミスタット1
300(ブロッキング防止剤)が凝集してしまい、製膜
中に頻繁にフィルムの破断が生じた。得られたフィルム
はケミスタット1300(ブロッキング防止剤)のブリ
ードアウトが起こった。
【0055】比較例12 実施例1と同様の条件でフィルム用原料を調整し、ダイ
ス温度190℃、シリンダー温度210℃に設定した以
外は実施例1と同様の方法でインフレーションフィルム
を製膜した。得られたフィルムの特性を評価した結果を
表2に示す。ダイス温度が高すぎるため、水分の発泡が
生じた。また、得られたフィルムは着色したものとなっ
てしまった。
ス温度190℃、シリンダー温度210℃に設定した以
外は実施例1と同様の方法でインフレーションフィルム
を製膜した。得られたフィルムの特性を評価した結果を
表2に示す。ダイス温度が高すぎるため、水分の発泡が
生じた。また、得られたフィルムは着色したものとなっ
てしまった。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ブロッキングや可塑剤等のブリードアウトが
ないPVA系樹脂のインフレーション成形フィルムを、
安定に容易かつ安価に製造することができる。
によれば、ブロッキングや可塑剤等のブリードアウトが
ないPVA系樹脂のインフレーション成形フィルムを、
安定に容易かつ安価に製造することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリビニルアルコール系樹脂の20℃・
65%RHにおける平衡吸湿率の30〜100重量%の
水を含む平均鹸化度60mol %以上、平均重合度300
〜2500のポリビニールアルコール系樹脂100重量
部と可塑剤5〜30重量部とスリップ剤0.1〜8重量
%とブロッキング防止剤0.1〜3重量部とからなる樹
脂組成物をダイス温度180℃以下でインフレーション
成形することを特徴とするポリビニルアルコール系樹脂
フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8865195A JPH08258146A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8865195A JPH08258146A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258146A true JPH08258146A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13948730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8865195A Pending JPH08258146A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08258146A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000267975A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-09-29 | Hitachi Ltd | サービス提供システム |
| JP2001329130A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-27 | Kuraray Co Ltd | 水溶性フィルムおよびその製造法 |
| JP2010065085A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Kuraray Co Ltd | ポリビニルアルコールフィルムの製造方法 |
| KR102287463B1 (ko) * | 2020-11-11 | 2021-08-10 | 이유식 | 폴리비닐알코올계 친환경 수용성 필름 및 그 제조방법 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP8865195A patent/JPH08258146A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000267975A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-09-29 | Hitachi Ltd | サービス提供システム |
| JP2001329130A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-27 | Kuraray Co Ltd | 水溶性フィルムおよびその製造法 |
| JP2010065085A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Kuraray Co Ltd | ポリビニルアルコールフィルムの製造方法 |
| KR102287463B1 (ko) * | 2020-11-11 | 2021-08-10 | 이유식 | 폴리비닐알코올계 친환경 수용성 필름 및 그 제조방법 |
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