JPH08258698A - 倍力装置 - Google Patents
倍力装置Info
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- JPH08258698A JPH08258698A JP7091835A JP9183595A JPH08258698A JP H08258698 A JPH08258698 A JP H08258698A JP 7091835 A JP7091835 A JP 7091835A JP 9183595 A JP9183595 A JP 9183595A JP H08258698 A JPH08258698 A JP H08258698A
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
円筒部12Aを備えており、この円筒部12Aのフロン
ト側に第1シート部S1を設けるとともに、リヤ側に第
2シート部S2を形成している。また、第1弁座6のリ
ヤ側となるバルブボディ2の内周部には、円周方向複数
箇所にリブ2Aを形成してあり、これらのリブ2Aの内
周部に上記弁体12の円筒部12Aを摺動自在に嵌合さ
せている。 【効果】 ブレーキ倍力装置の作動開始後の中間負荷状
態において、弁体12が軸方向に移動されても弁体12
は上記リブ2Aにガイドされて移動するので、弁体12
の軸心がずれて傾斜するようなことはない。そのため、
中間負荷状態における真空弁13の気密漏れを良好に防
止することができる。
Description
いられる倍力装置に関し、より詳しくは、その弁機構の
改良に関する。
知られている。すなわち、シェル内に摺動自在に設けた
筒状のバルブボデイと、上記バルブボデイの内周部に形
成した環状の第1弁座と、上記バルブボデイに摺動自在
に嵌合されるとともに入力軸が連結される弁プランジャ
と、この弁プランジャに形成した環状の第2弁座と、上
記バルブボデイ内に設けられて、上記第1弁座および第
2弁座に着座する弁体と、上記第1弁座とそれに接離す
る弁体の第1シート部とによって構成した真空弁と、上
記第2弁座とそれに接離する弁体の第2シート部とによ
って構成した大気弁とを備えた倍力装置は公知である。
ところで、上述した従来一般の倍力装置は、作動された
時には、大気弁が開放される一方、真空弁が閉鎖されて
いる。この時、第1シート部(真空弁)よりも外側部分
は負圧が作用し、内側部分は大気が作用している。その
ため、弁体は、該弁体に作用する差圧によってフロント
側に向けて付勢されている。しかしながら、上記付勢力
は、第1シート部の気密を保持できるほどには大きくな
いので、ばねによって弁体をフロント側に付勢して第1
シート部(真空弁)の気密を保持している。
来一般の倍力装置では、上記弁体の第1シート部と第2
シート部とは同心円上に形成されるとともに、第1シー
ト部(真空弁)の直径は第2シート部(大気弁)の直径
よりも大きく設定されていたものである。そのため、上
述した倍力装置の作動時に、上記差圧が弁体に作用する
受圧面積が小さくなり、それに伴って、上記弁体の第1
シート部(真空弁)の気密性を保持するばねのセット荷
重が大きくなる。したがって、従来では倍力装置の作動
開始入力が大きくなるという欠点が生じていたものであ
る。
本発明は、上述した倍力装置において、上記弁体におけ
るフロント側に剛性を有する円筒部を形成し、この円筒
部のフロント側に半径方向内方に伸びる第1半径方向部
を形成するとともに、円筒部のリヤ側に半径方向内方に
伸びる第2半径方向部を形成して、第1半径方向部を被
覆した弾性部材によって上記第1シート部を構成すると
ともに、第2半径方向部を被覆した弾性部材によって上
記第2シート部を構成し、また、上記バルブボディにお
ける第1弁座のリヤ側となる内周面の円周方向複数箇所
に軸方向に伸びるリブを形成して、これら複数のリブの
内周部に上記弁体の円筒部を摺動自在に嵌合させたもの
である。
シート部とを軸方向に離隔させることができるので、倍
力装置の作動時において、上記弁体の前後の差圧が弁体
に作用する際の受圧面積を増加させることができる。そ
のため、倍力装置の作動時に第1シート部(真空弁)の
気密を保持するばねのセット荷重を小さくすることがで
き、したがって、従来に比較して倍力装置の作動開始入
力を低減させることができる。また、倍力装置が作動さ
れた後の中間負荷状態において、両シート部を設けた円
筒部は上記リブにガイドされてバルブボディに対して軸
方向に相対移動することになる。そのため、第1シート
部と第2シート部とを軸方向に離隔させて配設したにも
拘らず、軸方向に移動する両シート部が傾斜するのを防
止することができ、したがって、中間負荷状態における
真空弁の気密漏れを良好に防止することができる。
と、図1において、ブレーキ倍力装置のシェル1内には
概略筒状のバルブボデイ2を摺動自在に設けてあり、こ
のバルブボデイ2の外周部にパワーピストン3を連結す
るとともに、パワーピストン3の背面にダイアフラム4
を張設し、それによってシェル1内を定圧室Aと変圧室
Bとに区画形成している。上記定圧室Aと変圧室Bとの
間の流体回路を切り換える弁機構5はバルブボデイ2内
に設けてあり、この弁機構5は、バルブボデイ2の内周
面に形成した環状の第1弁座6と、バルブボデイ2に摺
動自在に設けた弁プランジャ7のリヤ側の端部に形成し
た環状の第2弁座8と、さらに両弁座6,8に図1の右
方からばね11の弾撥力によって着座する弁体12とを
備えている。上記第1弁座6とそれに接離する弁体12
の第1シート部S1とによって真空弁13を構成してあ
り、この真空弁13よりも外側部分の空間は、バルブボ
デイ2に形成した定圧通路14を介して定圧室Aに連通
させいる。この定圧室A内には図示しない負圧導入管を
介して常時負圧が導入されている。また、第2弁座8と
それに接離する弁体12の第2シート部S2とによって
大気弁15を構成してあり、この大気弁15と上記真空
弁13との中間部分の空間は、バルブボデイ2に形成し
た変圧通路16を介して変圧室Bに連通させている。上
記大気弁15よりも内側部分の空間は、バルブボデイ2
に形成した大気通路17を介して圧力源としての大気に
連通させてあり、この大気通路17内にはフィルタ18
を設けている。上記弁プランジャ7のリヤ側の端部には
入力軸21の先端部を枢支連結してあり、この入力軸2
1の末端部は図示しないブレーキペダルに連結してい
る。入力軸21の段部と、弁体12の基部12aをバル
ブボディ2に固定したリテーナ22とにわたっては、所
定のセット荷重に設定したばね23を弾装してあり、こ
のばね23の弾撥力によって入力軸21をリヤ側に付勢
して図示非作動位置に停止させるようにしている。他
方、上記弁プランジャ7のフロント側にはリアクション
ディスク24を配置してあり、このリアクションディス
ク24はプッシュロッド25のリヤ側の端部に嵌合させ
ている。上記プッシュロッド25のフロント側の端部は
シェル1のフロント側の壁面から摺動自在に外部に突出
させて、図示しないマスターシリンダのピストンに連動
させている。上記バルブボデイ2はリターンスプリング
26によってリヤ側に付勢されており、通常は図示非作
動位置に位置している。そして、この図1に示すブレー
キ倍力装置の非作動状態では、真空弁13が開放される
一方、大気弁15が閉鎖されている。また、この状態で
は、弁体12におけるフロント側は負圧となり、弁体1
2におけるリヤ側は大気圧となっている。そのため、弁
体12の前後の差圧によって弁体12はフロント側にむ
けて付勢されているが、その差圧が弁体12をフロント
側に向けて付勢した付勢力よりも上記ばね23の弾撥力
の方が大きいので、上記弁体12および入力軸21は図
示非作動位置に停止している。上述した構成およびそれ
に基づく作動は従来公知のものと変わるところはない。
しかして、本実施例は、弁機構5を改良することによ
り、作動開始入力を低減させるとともに、作動開始後の
中間負荷状態における真空弁13の気密漏れを防止でき
るように構成したものである。すなわち、本実施例の弁
体12は、そのフロント側に設けた剛性を有する円筒部
12Aと、この円筒部12Aのリヤ側に連結したゴム製
で略円筒状の弾性変形部12Bとによって構成してい
る。弾性変形部12Bのリヤ側の端部は、肉厚に形成し
た上記基部12aとしてあり、上述のとおり、この基部
12aはリテーナ22によってバルブボディ2の内周面
に固定されている。他方、円筒部12Aは、そのフロン
ト側の端部に半径方向内方に伸びる第1半径方向部12
bを備えるとともに、リヤ側の端部に同じく半径方向内
方に伸びる第2半径方向部12cを備えている。そし
て、第2半径方向部12cのリヤ側の端面に上記弾性変
形部12Bのフロント側の端部が連結されている。上記
第1半径方向部12bの両端面および内周部は環状のゴ
ムによって被覆してあり、また、上記第2半径方向部1
2cのフロント側の端面も環状のゴムによって被覆して
いる。そして、第1半径方向部12bのフロント側端面
に被覆したゴムによって上記第1シート部S1を構成す
るとともに、第2半径方向部12cのフロント側端面に
被覆したゴムによって上記第2シート部S2を構成して
いる。本実施例では、第1シート部S1の直径と第2シ
ート部S2の直径を略同じ寸法に設定している。このよ
うに、本実施例は、従来一般の弁機構5の構成とは異な
り、両シート部S1、S2が実質的に同径となり、かつ
軸方向に位置をずらして配設されている。第1シート部
S1を設けた第1半径方向部12bは円筒状をした本体
部分12dと一体に製造しているが、第2半径方向部1
2cは本体部分12dとは別体に製造した後、一体に連
結するようにしている。つまり、本実施例では、第1半
径方向部12bと本体部分12dとを絞り加工により一
体に製造するとともに、第1半径方向部12bに第1シ
ート部S1となるゴムを接合することで、弁体12を構
成するフロント側の部分を製造する。他方、第2半径方
向部12cのフロント側の端面に第2シート部S2とな
るゴムを接合するとともに、第2半径方向部12cのリ
ヤ側の端面に弾性変形部12Bのフロント側の端部を接
合することで、弁体12のリヤ側の部分を製造する。そ
して、このようにして、弁体12を構成するフロント側
の部分およびリヤ側の部分を製造した後、本体部分12
dのリヤ側の内周部に第2半径方向部12cをリヤ側か
ら圧入する。その後、第2半径方向部12dのリヤ側の
外周部の所要箇所をカシメて、本体部分12dと第2半
径方向部12cとを一体に連結することで、弁体13の
製造が完了する。さらに、本実施例は、第1弁座6のリ
ヤ側となるバルブボディ6の内周部に軸方向に伸びる複
数のリブ2Aを形成している。このリブ2Aは円周方向
等間隔位置に設けてあり、半径方向内方への膨出量、す
なわち高さを全て同一にしている。そして、上記複数の
リブ2Aの内周面に上記弁体12の本体部分12dの外
周面を摺動自在に嵌合させている。また、本実施例で
は、弁体12の両シート部S1,S2を両弁座6,8に
着座させるばね11は、弁体13における第2半径方向
部12cのリヤ側の端面と入力軸21の段部とにわたっ
て設けている。以上のように構成した本実施例によれ
ば、実質的に両シート部S1,S2の直径は同一となっ
ており、また、それらは軸方向において離隔している。
そのため、大気弁15が開放され、かつ真空弁13が閉
鎖されるブレーキ倍力装置の作動状態において、弁体1
2の前後に生じた差圧が弁体12に作用する受圧面積を
大きくすることができる。つまり、第1シート部S1を
第1弁座6に着座させる差圧による付勢力が大きくな
る。これにより、第1シート部S1(真空弁13)の気
密を保たせるばね11のセット荷重を小さくすることが
でき、したがって、ブレーキ倍力装置の作動開始時の入
力軸21の入力を減少させることができる。このような
本実施例に対して、従来の弁体12は第1シート部S1
と第2シート部S2とを同心円上に形成していたので、
第1シート部S1の直径は第2シート部S2の直径より
も大きくなっていたものである。そして、このような従
来の弁体12では、ブレーキ倍力装置の作動時において
弁体12の前後に生じる差圧が弁体12に作用する受圧
面積は小さくなり、それに伴って、ばね11のセット荷
重が増加して、ブレーキ倍力装置の作動開始入力が大き
くなるという欠点が指摘されていたものである。また、
本実施例においては、ブレーキ倍力装置の作動開始後の
中間負荷状態において、両シート部S1,S2を設けた
円筒部12Aは複数のリブ2Aにガイドされてバルブボ
ディ6に対して軸方向に相対移動することになる。その
ため、弁体12の軸心とバルブボディ2の軸心とを常に
一致させることができ、そのために、第1弁座6に着座
した第1シート部S1が傾斜することを良好に防止する
ことができる。したがって、中間負荷状態において真空
弁13の気密漏れを良好に防止することができる。 (第2実施例)次に、図2は本発明の第2実施例を示し
たものである。この実施例においては、リテーナ122
のフロント側の内周縁を軸方向フロント側に伸長させて
円筒部22aを形成し、この円筒部122aのリヤ側に
形成される段部端面122a’とそれに対向する弁体1
12の第2半径方向部112cのリヤ側の端面とにわた
って円筒状のばね111を弾装したものである。その他
の構成は上記第1実施例と同一であり、対応する各部材
にはそれぞれ100を加算した部材番号を付している。
このような構成の第2実施例によっても上記第1実施例
と同様の作用効果を得ることができる。なお、上記各実
施例は、本発明をシングルタイプのブレーキ倍力装置に
適用した場合について説明したが、タンデム倍力装置あ
るいはトリプルタイプの倍力装置にも本発明を適用する
ことができる。
較して倍力装置の作動開始入力を低減させることができ
るという効果が得られる。また、中間負荷状態における
真空弁の気密漏れを良好に防止することができるという
効果が得られる。
ン 5…弁機構 6…第1弁座 7…弁プランジャ 8…第2弁座 11…ばね 12…弁体 13…真空弁 15…大気弁 21…入力軸 S1…第1シート部 S2…第2シート部 A…定圧室 B…変圧室
Claims (2)
- 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けた筒状のバル
ブボデイと、上記バルブボデイの内周部に形成した環状
の第1弁座と、上記バルブボデイに摺動自在に嵌合され
るとともに入力軸が連結される弁プランジャと、この弁
プランジャに形成した環状の第2弁座と、上記バルブボ
デイ内に設けられて、上記第1弁座および第2弁座に着
座する弁体と、上記第1弁座とそれに接離する弁体の第
1シート部とによって構成した真空弁と、上記第2弁座
とそれに接離する弁体の第2シート部とによって構成し
た大気弁とを備えた倍力装置において、 上記弁体におけるフロント側に剛性を有する円筒部を形
成し、この円筒部のフロント側に半径方向内方に伸びる
第1半径方向部を形成するとともに、円筒部のリヤ側に
半径方向内方に伸びる第2半径方向部を形成して、第1
半径方向部を被覆した弾性部材によって上記第1シート
部を構成するとともに、第2半径方向部を被覆した弾性
部材によって上記第2シート部を構成し、 また、上記バルブボディにおける第1弁座のリヤ側とな
る内周面の円周方向複数箇所に軸方向に伸びるリブを形
成して、これら複数のリブの内周部に上記弁体の円筒部
を摺動自在に嵌合させたことを特徴とする倍力装置。 - 【請求項2】 上記弁体の両シート部を上記各弁座に着
座させるばねは、上記第2半径方向部と入力軸とにわた
って、あるいは弁体の基部をバルブボディに固定したリ
テーナと上記第2半径方向部とにわたって弾装されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の倍力装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09183595A JP3509272B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 倍力装置 |
| GB9604718A GB2299141B (en) | 1995-03-24 | 1996-03-05 | Booster |
| US08/612,111 US5651300A (en) | 1995-03-24 | 1996-03-07 | Booster |
| KR1019960007572A KR0160080B1 (ko) | 1995-03-24 | 1996-03-20 | 배력장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09183595A JP3509272B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258698A true JPH08258698A (ja) | 1996-10-08 |
| JP3509272B2 JP3509272B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=14037660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09183595A Expired - Lifetime JP3509272B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3509272B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100826809B1 (ko) * | 2007-03-28 | 2008-05-02 | 주식회사 만도 | 브레이크 부스터 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP09183595A patent/JP3509272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100826809B1 (ko) * | 2007-03-28 | 2008-05-02 | 주식회사 만도 | 브레이크 부스터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3509272B2 (ja) | 2004-03-22 |
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