JPH09295570A - 倍力装置 - Google Patents

倍力装置

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JPH09295570A
JPH09295570A JP8132875A JP13287596A JPH09295570A JP H09295570 A JPH09295570 A JP H09295570A JP 8132875 A JP8132875 A JP 8132875A JP 13287596 A JP13287596 A JP 13287596A JP H09295570 A JPH09295570 A JP H09295570A
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JP
Japan
Prior art keywords
shell
rear side
valve
stopper
key member
Prior art date
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Pending
Application number
JP8132875A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Okuno
強 奥野
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Jidosha Kiki Co Ltd filed Critical Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 シール部材3は、シェル1のストッパ部
1Bよりもフロント側まで突出する当接部3dを備えて
いる。キー部材27が非作動位置に位置する際には、先
ず、シール部材3の当接部3dに当接し、次に、この当
接部3dが圧縮されることにより、キー部材27はシェ
ル1のストッパ部1Bに当接して非作動位置に停止す
る。 【効果】 打音防止用のストッパをキー部材27に設け
る必要がない。そのため、従来と比較してブレーキ倍力
装置の部品点数および製造工程を減少させることがで
き、それによって、ブレーキ倍力装置のコストを安くす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のブレーキ等に用
いられる倍力装置に関し、より詳しくは、キー部材が非
作動位置に位置する際の打音を防止するようにした倍力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、倍力装置として、次のような構成
を備えたものは知られている。すなわち、リヤ側に開口
部とストッパ部を有するシェルと、シェル内に摺動自在
に設けられるとともに、リヤ側の外周部をシェルの上記
開口部からシェルの外方に突出させたバルブボディと、
弾性部材からなり、上記シェルにおける係合部のリヤ側
に設けられるとともに、シェルの開口部とバルブボディ
の外周部との間の気密を保持する環状のシール部材と、
弁機構の一部を構成し、バルブボディに摺動自在に設け
た弁プランジャと、上記弁プランジャと係合し、該弁プ
ランジャがバルブボディから脱落するのを防止するキー
部材とを備えた倍力装置は公知である。このような従来
の倍力装置では、キー部材におけるシェルのストッパ部
との対向する複数箇所にゴム製のストッパを取り付けて
いる。そして、倍力装置の非作動状態において、キー部
材がストッパ部にむけて付勢された時に、該キー部材に
設けたゴム製のストッパがシェルのストッパ部に当接す
ることにより、キー部材を非作動位置に停止させるよう
になっている。このように、従来では、キー部材に設け
たストッパによって、キー部材とシェルのストッパ部と
が直接に当接するのを防止して、それらが当接する時の
打音を防止していたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来の倍力装置では、キー部材に複数のストッパ
を取り付けていたので、倍力装置を構成する部品点数が
多くなるとともに、倍力装置を製造する際の作業工程が
多くなり、ひいては倍力装置のコストが高くなるという
欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した事情に鑑み、本
発明は、リヤ側に開口部とストッパ部を有するシェル
と、シェル内に摺動自在に設けられるとともに、リヤ側
の外周部をシェルの上記開口部からシェルの外方に突出
させたバルブボディと、弾性部材からなり、上記シェル
における係合部のリヤ側に設けられるとともに、シェル
の開口部とバルブボディの外周部との間の気密を保持す
る環状のシール部材と、弁機構の一部を構成し、バルブ
ボディに摺動自在に設けた弁プランジャと、上記弁プラ
ンジャと係合し、該弁プランジャがバルブボディから脱
落するのを防止するキー部材とを備えた倍力装置におい
て、上記シール部材に、上記シェルのストッパ部よりも
フロント側に突出してキー部材と当接する当接部を形成
し、非作動状態のキー部材は、上記シール部材の当接部
に当接してから上記シェルのストッパ部に当接するよう
に構成したものである。
【0005】
【作用】このような構成によれば、本来、倍力装置が備
えているシール部材に上記当接部を設けることによっ
て、該当接部をキー部材が非作動位置に位置する際の緩
衝材として利用することができる。つまり、キー部材が
非作動位置に位置する際には、先ずシール部材の当接部
に当接してからシェルのストッパ部に当接するので、キ
ー部材とシェルのストッパ部とが当接した際の打音を防
止することができる。そのため、キー部材に打音防止用
のストッパを設ける必要がないので、倍力装置の構成部
材の部品点数を減少させることが出来るとともに、倍力
装置を製造する際の作業工程を減少させることができ
る。したがって、上記従来に比較して、倍力装置のコス
トを安くすることができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1はブレーキ倍力装置のシェルであ
り、このシェル1におけるリヤ側(右方側)には、リヤ
側にむけて伸びる円筒部1Aを形成している。この円筒
部1Aは、そのフロント側の部分を大径部1aとすると
ともに、リヤ側の部分を小径部1bとしてあり、それら
の境界部分に半径方向に伸びるストッパ部1Bを形成し
ている。このストッパ部1Bは、半径方向に向けて折返
して形成されている。また、小径部1bにおけるリヤ側
の端部によって開口部1cが形成されている。シェル1
内には概略筒状のバルブボディ2を摺動自在に設けてあ
り、このバルブボディ2のリヤ側の外周部は、上記シェ
ル1の円筒部1Aを貫通させて開口部1cからシェル1
の外方に突出させている。図2にも拡大して示したよう
に、シェル1の円筒部1Aにおける小径部1bには、リ
ヤ側から環状のシール部材3を嵌合してあり、バルブボ
ディ2のリヤ側の外周部をシール部材3の内周部に摺動
自在に貫通させている。このシール部材3はゴムによっ
て製造されており、このシール部材3によってバルブボ
ディ2の外周部とシェル1の開口部1c(小径部1b)
との間の気密を保持している。シール部材3のリヤ側の
端面には環状のリテーナ4を一体に埋設してあり、この
リテーナ4の半径方向部4aを小径部1cのリヤ側の端
部にリヤ側から当接させるようにしている。また、概略
カップ状とした従来公知のダストカバー5によって、シ
ェル1の開口部1cおよびこの開口部1cから突出した
バルブボディ2のリヤ側の外周部を覆っている。ダスト
カバー5は、筒状としたフロント側の内周部を上記シェ
ル1の小径部1cにリヤ側から嵌着してあり、かつ、そ
の状態のフロント側の内周部とそのリヤ側のテーパ部と
の境界部5aにリテーナ4の半径方向部4aの外周縁を
係合させている。これによって、ダストカバー5がシェ
ル1の小径部1cから脱落するのを防止している。次
に、バルブボディ2の外周部にはパワーピストン6を連
結してあり、このパワーピストン6の背面にダイアフラ
ム7を張設している。このダイアフラム7によってシェ
ル1内をフロント側の定圧室Aとリヤ側の変圧室Bとに
区画形成している。また、バルブボディ2内には、定圧
室Aと変圧室Bと大気との間の流体回路を切り換える従
来公知の弁機構11を設けている。すなわち、弁機構1
1は、バルブボディ2に設けた環状の真空弁座12と、
バルブボディ2に摺動自在に嵌合され、かつリヤ側の端
部を入力軸13に連結された弁プランジャ14と、この
弁プランジャ14に形成した環状の大気弁座15と、こ
れら両弁座12,15に着座する概略筒状の弁体16
と、この弁体16を両弁座12,15に向けて付勢して
着座させるばね17とを備えている。真空弁座12とそ
れに接離する弁体16のシート部とによって真空弁21
を構成してあり、この真空弁21の外周側はバルブボデ
ィ2に形成した定圧通路21によって定圧室Aと常時連
通している。この定圧室A内には負圧導入管22を介し
て常時負圧が導入されている。また、上記大気弁座6と
それに接離する弁体16のシート部とによって大気弁2
3を構成してあり、この大気弁23と真空弁21との中
間部は、バルブボディ2の半径方向孔2aからなる変圧
通路24を介して変圧室Bと常時連通している。さら
に、大気弁23よりも内周側は、バルブボディ2の内部
空間によって構成した大気通路25を介して大気と常時
連通している。なお、大気通路25内にはフィルタ26
を設けている。上記弁プランジャ14には、バルブボデ
ィ2の半径方向孔2a(変圧通路24)に挿通したキー
部材27を係合させてあり、それによって、弁プランジ
ャ14がバルブボディ2から脱落するのを防止してい
る。弁プランジャ14のリヤ側には入力軸13を連結す
る一方、弁プランジャ14のフロント側の端面は、出力
軸31の基部に対向させて配置したリアクションディス
ク32に対向させている。さらに、バルブボディ2のフ
ロント側の端部とシェル1のフロント側の壁面とにわた
ってはリターンスプリング33を弾装してあり、したが
って、非作動状態のバルブボディ2等はリヤ側に付勢さ
れて、上記キー部材27がシェル1のストッパ部1Bに
当接する図示非作動位置に停止している。上述した構成
およびそれに基づく作動は、従来公知のブレーキ倍力装
置と変わるところはない。しかして、本実施例は、図2
に拡大して示したように、シール部材3を改良すること
によって、従来一般のキー部材27に設けていたゴム製
のストッパ34(図3)を省略したものである。すなわ
ち、本実施例のシール部材3は、その内周部の軸方向中
央位置に環状溝3aを備えており、この環状溝3aより
もフロント側の内周部をフロントリップ部3bとしてあ
り、また環状溝3aよりもリヤ側の内周部をリヤリップ
部3cとしている。これらフロントリップ部3bおよび
リヤリップ部3cをバルブボディ2の外周面に密着させ
ている。また、本実施例のシール部材3は、そのフロン
ト側(左方側)の端面における内方側の箇所を外方側よ
りもフロント側にむけて突出させた当接部3dとしてい
る。この当接部3dは円周方向に連続させてあり、この
図2に示すように、シール部材3をシェル1の小径部1
bに嵌合し、かつストッパ部1Bにリヤ側から当接させ
た時には、上記当接部3dがシェル1のストッパ部1B
の内周縁よりもフロント側に位置するようになってい
る。そして、キー部材27が作動状態から図1に示した
非作動位置に復帰する際には、先ず、キー部材27は図
2に示すように上記シール部材3の当接部3dに当接し
て、該当接部3dが軸方向に圧縮されてからストッパ部
1Bに当接して非作動位置に停止するようになってい
る。このように、本実施例では、シール部材3に当接部
3dを設けたことにより、キー部材27におけるストッ
パ部1Bと対向位置には、図3に示した従来の装置のよ
うなゴム製のストッパ34は設けていない。上述のよう
に構成したシール部材3によれば、リターンスプリング
33によってバルブボディ2等とともにリヤ側に向けて
付勢されるキー部材27は、図2に示すように、先ず、
シール部材3の当接部3dに当接する。この後、リター
ンスプリング33がキー部材27を継続して付勢してい
ることに伴って、当接部3dが軸方向に圧縮されるの
で、キー部材27はストッパ部1Bに当接して停止す
る。つまり、これによって、キー部材27が非作動位置
に停止することになり、バルブボディ2等も図1に示し
た非作動位置に停止する。また、図1に示した非作動状
態から入力軸13が前進される作動時には、キー部材2
7が先ずシェル1のストッパ部1Bから離隔し、それに
伴って、当接部3dが自己の弾性によってストッパ部1
Bよりもフロント側まで膨出し、やがて、この当接部3
dからキー部材27が離隔するようになっている。上述
したように、本実施例では、キー部材27が非作動位置
に位置する際には、先ず、キー部材27はゴム製の当接
部3dに当接し、次に、ストッパ部1Bに当接する様に
なっており、そのためキー部材27がストッパ部1Bに
当接した際の打音の発生を防止することができる。そし
て、シール部材3に当接部3dを形成したことにより、
図3に示した従来のように、キー部材27にゴム製のス
トッパ34を設ける必要がない。換言すると、図3に示
した従来に比較して、ブレーキ倍力装置の部品点数を減
少させることができるとともに、ブレーキ倍力装置の製
造時の作業工程を減少させることができる。したがっ
て、従来に比較してブレーキ倍力装置のコストを安くす
ることができる。なお、上述した実施例は、本発明をシ
ングルタイプの倍力装置に適用した場合について説明し
たが、シェル1内に定圧室と変圧室とを複数組備えたタ
ンデムタイプの倍力装置およびトリプルタイプの倍力装
置にも適用することができる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して部品点数を減少させることができるとともに、
製造時の作業工程を減少させることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1に示した要部が非作動位置に停止する直前
の状態を示す断面図。
【図3】従来技術を示す断面図。
【符号の説明】
1…シェル 2…バルブボディ 3…シール部材 3d…当接部 14…弁プランジャ 27…キー部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤ側に開口部とストッパ部を有するシ
    ェルと、シェル内に摺動自在に設けられるとともに、リ
    ヤ側の外周部をシェルの上記開口部からシェルの外方に
    突出させたバルブボディと、弾性部材からなり、上記シ
    ェルにおける係合部のリヤ側に設けられるとともに、シ
    ェルの開口部とバルブボディの外周部との間の気密を保
    持する環状のシール部材と、弁機構の一部を構成し、バ
    ルブボディに摺動自在に設けた弁プランジャと、上記弁
    プランジャと係合し、該弁プランジャがバルブボディか
    ら脱落するのを防止するキー部材とを備えた倍力装置に
    おいて、 上記シール部材に、上記シェルのストッパ部よりもフロ
    ント側に突出してキー部材と当接する当接部を形成し、
    非作動状態のキー部材は、上記シール部材の当接部に当
    接してから上記シェルのストッパ部に当接するように構
    成したことを特徴とする倍力装置。
  2. 【請求項2】 上記当接部は円周方向に連続させて形成
    されており、また、上記ストッパ部は、シェルのリヤ側
    の円筒部を半径方向に折返して形成されており、上記シ
    ール部材におけるリヤ側には環状のリテーナが埋設され
    ており、シール部材は、上記ストッパ部にリヤ側から当
    接されるとともに、ストッパ部のリヤ側の位置となるシ
    ェルの円筒部に嵌合され、かつ、その状態において、上
    記リテーナにおける半径方向部をシェルのリヤ側の端部
    にリヤ側から当接させたことを特徴とする請求項1に記
    載の倍力装置。
JP8132875A 1996-04-30 1996-04-30 倍力装置 Pending JPH09295570A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1361125A1 (fr) * 2002-05-07 2003-11-12 ROBERT BOSCH GmbH Servomoteur utilisant un joint d'étanchéité à montage externe
JP2011131696A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Nissin Kogyo Co Ltd 負圧ブースタ

Cited By (3)

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EP1361125A1 (fr) * 2002-05-07 2003-11-12 ROBERT BOSCH GmbH Servomoteur utilisant un joint d'étanchéité à montage externe
FR2839488A1 (fr) * 2002-05-07 2003-11-14 Bosch Gmbh Robert Servomoteur utilisant un joint d'etancheite a montage externe
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