JPH082591A - ロック機構付バルブ開閉装置及び充填装置 - Google Patents

ロック機構付バルブ開閉装置及び充填装置

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JPH082591A
JPH082591A JP13541194A JP13541194A JPH082591A JP H082591 A JPH082591 A JP H082591A JP 13541194 A JP13541194 A JP 13541194A JP 13541194 A JP13541194 A JP 13541194A JP H082591 A JPH082591 A JP H082591A
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air
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛生的で耐久性に優れ、充填時の空気混入が
なく、バルブ洗浄が容易なロック機構付バルブ開閉装置
と充填装置を提供する。 【構成】 壜15が上昇し、シール部材14に当接して
センタリングカップ6を上昇させると、空気室6cの圧
力と壜15の内圧が上昇する。カム32により作動レバ
ー22を回転させてアーム29を介して空気導管4を押
し下げると、空気入口4dが壜内と連通し、空気導管4
内の残液は高圧の壜内圧力によりフィラーボウル2の空
気相に吹き出る。作動レバー22が更に回転すると、段
部4cが液入口弁5を開弁し、作動レバー22の爪車2
2aは爪レバー26によりロックされる。液導入管3d
下端の液出口3eが充分に開き、フィラーボウル2内の
液は重力によって液流入口3aから壜15内に流下す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器内に所定量の液体を
充填する充填装置とロック機構付バルブ開閉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】容器内に所定量の液体を充填する充填装
置に使用される従来の充填バルブについて図4〜図7に
より説明する。図4において、20はフィラーボウル
で、下方にあって壜15を載置して回転する図示省略の
円板と共に回転し、かつフィラーボウル昇降機構によっ
て全体が上下動して前記円板との距離が調整できるよう
になっている。30は前記フィラーボウル20の底板に
環状に多数が固定されていて内部が液通路となる筒形の
バルブ本体の1つで、上部はフィラーボウル20の中に
突出して同部に液流入口30aを、その下側内面に弁座
30bを、更にその下側内面にばね座30cを有し、下
部は細くなって液体導入管31を一体に形成している。
40は空気導管で、前記バルブ本体30の中を貫通して
おり、上方はバルブ本体30と同心に、下方は細くなっ
て偏心して通っており、同心部に一体に形成されたばね
座40aと前記バルブ本体30との間に介装されたばね
43によって常時上方に押されていて、上端が後述のプ
ッシャー70のロッド71の下端に当接して止まってい
る。また同空気導管40の同心部の上部にはフィラーボ
ウル20内の空気相に開口する孔40bが設けられ、前
記バルブ本体30の天板を貫通する部分は摺動自在とな
っており、その下部は段部分40cを経てやや外径が小
さくなって偏心部に続き、下端には液出口弁41が一体
に形成されている。同液出口弁41はシール部材42を
備えていて、常時は前記液導入管31の内面と係合して
同液導入管の内外を気密に閉じている。50は前記バル
ブ本体30の内径より小さい外径を有する液入口弁で、
前記空気導管40に摺動自在に、かつシール部材51に
よって気密に外嵌装されており、前記バルブ本体30の
ばね座30cとの間に介装されたばね52によって上方
に押され、シール部材53を介して常時は前記バルブ本
体30の弁座30bに当接して気密に液通路を閉じてい
る。
【0003】60は壜15を案内するセンタリングカッ
プで、中心部に前記液導入管40の外径より大きい内径
の孔60aと、下部内側に壜15の口と当接するシール
部材63と、外周部に洗浄用キャップ取付用ピン60b
とを有し、案内筒61に気密に装着されている。同案内
筒61はシール部材30dによって前記バルブ本体30
の外周面に摺動自在に、かつ気密に外嵌装されていて、
内部は空気室61aを形成しており、前記バルブ本体3
0との間に介装されたばね62によって常時下方に押さ
れ、上部のストッパ部がバルブ本体30の段部に係合し
て止まる定位置に下降している。64はフィラーボウル
20内の液の排出時や循環洗浄時に用いるセンタリング
カップ60の昇降機構で、カム65によって壜とは関係
なく昇降させることができる。70は前記空間導管40
を押し下げるためのプッシャで、図ではエアシリンダを
用いた例を示してある。71はエアシリンダのロッド
で、下端を前記空気導管40の上端に当接している。7
2はシリンダの空気弁を切替えるレバーである。80は
図3に示す循環洗浄回路の一部で、80aはバルブ本体
30の中に、80bはフィラーボウル20の底板の中に
設けられた洗浄液通路、81は押ボタン式の開閉弁、8
2は出口の継手である。
【0004】次に前記従来の構成について作用を説明す
る。図4において図示省略の壜昇降装置により壜15が
上昇すると、壜口はセンタリングカップ60の下端に円
錐面で案内されてシール部材63に当接して壜内部と外
気を遮断し、更に壜15が上昇すると、センタリングカ
ップ60はばね62の押圧力に抗して上昇し、壜口は液
体導入管31の下端より高い位置に上昇する。この過程
で空気室61aの容積は縮小するので、この室と連通す
る壜内と共に空気圧が上昇する。次いでプッシャ70が
作動してロッド71が空気導管40を押し下げ、液出口
弁41が液体導入管31から下方に離れ液出口31a及
び空気入口40dが同時に壜15内と連通する。壜15
内の高い圧力の空気は、もし空気導管40内に液が残っ
ていればこの液を勢いよくフィラーボウル20の中に吹
き出す。更に空気導管40が下降すると、段部40cが
液入口弁50に当接してこれを押し下げ液通路を開く。
液導入管31下端の液出口31aは既に開いているの
で、フィラーボウル20内の液は重力によって液流入口
30aから入って壜15内に流下し、壜15内の空気は
液と入れ替わって空気入口40dからフィラーボウル2
0の空気相に排出される(この状態は図2を参照すれば
よい)。
【0005】壜15内の液面が液導入管31の下面に達
すると、液は空気導管40内に入って上昇しフィラーボ
ウル20内の液面に達して止まる。次いでプッシャ70
のロッド71を上昇させると、空気導管40がばね43
に押されて一緒に上昇し、液入口弁50が閉じてフィラ
ーボウル20からの液の流入が止まる。次いで壜15を
下降させると、案内筒61内部の空気室61aの容積が
拡大して壜15内の圧力が下がり、空気導管40内の液
は吸引されて壜15内に流下する。次いで空気導管40
を更に上昇させて液出口弁41を閉じる。また壜15は
下降を続けてセンタリングカップ60から離れて最初の
状態に戻る。プッシャ70はフィラーボウル20の天板
に取付けられているが、図7に示すように、フィラーボ
ウル20の側板に取付け、ロッド71でばね座40aを
上下するように構成されることもあり、それにより充填
装置の高さを高くしている。次に循環洗浄時の作用を図
6に基づいて説明する。先ず洗浄液通路の継手82を、
洗浄液タンク91、洗浄液ポンプ92を経てフィラーボ
ウル20に戻る液回路に予め接続しておく。センタリン
グカップ60の下部に、同カップに設けてあるピン60
bを用いて洗浄用キャップ95を気密に取付け、プッシ
ャ70を下降させて液入口弁50及び液出口弁41を開
けば循環洗浄回路ができるので、開閉弁81を開き洗浄
液ポンプ92を始動すればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の充填
バルブにおいては、プッシャ70が作動してロッド71
が空気導管40を押し下げ、液出口弁41が液導入管3
1から下方に離れ、液出口31a及び空気入口40dが
同時に壜15内と連通するとき(まだ液入口弁が開く
前)、空気がバルブ本体30と液導入管に溜まった液と
入れ替わって液の中に混入して液の味を損ねたり、液充
填速度を低下させる虞れがある。またフィラーボウル2
0側壁に外部カムで作動するバルブ作動プッシャを設け
た場合は、作動プッシャは摩擦板による固定となるため
ロックに確実性がなく、また作動回数が多いこともあ
り、前記摩擦板にて発生した摩耗粉が壜及びその周片に
落下する虞れがあり、不衛生で、耐久性も劣るものであ
った。さらにバルブを洗浄するときだけのために、余分
なセンタリングカップ昇降機構を備えている上に、洗浄
後、センタリングカップ及び洗浄用キャップ内に溜まっ
た洗浄液又は湯は、同キャップを手で外すときしか抜く
ことができないので作業がやり難いものであった。本発
明は前記従来の諸課題を解決して、衛生的で耐久性に優
れ、充填時の空気混入がなく、かつバルブ洗浄が容易な
ロック機構付バルブ開閉装置及び充填装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、フィ
ラーボウルに固定され、上部は同フィラーボウル内に突
出して液を常時内部に流入させるための液流入口を有
し、下部は小径の液導入管を一体に形成しているバルブ
本体と、同バルブ本体を摺動自在に貫通し、上端に前記
フィラーボウル内の液面より上方で開口する孔を有し、
下部はバルブ本体の中を通って下端に液出口弁及び空気
入口を有し、バルブ本体との間に介装されたばねによっ
て常時上方に押されている空気導管と、同空気導管に気
密に、かつ摺動自在に外嵌装し、前記バルブ本体の内径
より小さい外径を有し、バルブ本体との間に介装したば
ねによって上方に押され、常時はバルブ本体の内面に設
けられた弁座に気密に保持されている液入口弁と、空気
導管が隙間を明けて挿通できる孔及び容器口を気密にシ
ールするためのシール部材とを有し、上部はシール部材
を介して気密、かつ摺動自在に前記バルブ本体に外嵌装
し、バルブ本体との間に介装されたばねによって下方に
押され、常時は上部内面に設けた段部がバルブ本体の段
部と係合する定位置に下降しているセンタリングカップ
と、フィラーボウルの外側の固定部材に固設されたカム
によってバルブ作動レバーを回動して前記空気導管を押
し下げるバルブ作動手段とよりなり、空気導管の液出入
口弁において空気入口を液出口より下に配置することに
より、前記空気導間が上限位置にあるときは液入口弁及
び液出口弁は共に閉じており、空気導管が下降すると、
まず空気導管が開き次に液出口弁が開き、さらに下降す
ると空気導管の段部によって液入口弁が開くように構成
してなるもので、これを課題解決のための手段とするも
のである。
【0008】また本発明は、前記フィラーボウルの外側
の固定部材に固設されたカムによってバルブ作動レバー
を回動して前記空気導管を押し下げるバルブ作動手段と
して、バルブ作動レバーに一体に設けられた爪車と、同
爪車の爪に係合する爪レバーと、固定部材に取付けられ
ている前記爪レバーを外すカムと、同作動レバーと結合
してフィラーボウルの側壁を水平に貫通しているレバー
軸と、同レバー軸のフィラーボウル内側に取付けられた
作動アームとよりなるもので、前記カムにより、バルブ
作動レバーを所定の角度位置に回動しロックすることに
より、空気導管開、液出入口弁の開の作動をするととも
に、前記爪レバーを爪外しカムによって押し外すことに
より、バルブ作動レバーを始めの位置に戻し、液出入口
弁を閉、空気導管閉の動作を行うようにしてなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。更
に本発明は、バルブ本体の大径部の下面から入り同バル
ブ本体の部材の中を通って、直接又はフィラーボウルの
部材の通路を経由して外に出る洗浄液通路を備え、セン
タリングカップの下面にバルブ洗浄用キャップを被せ、
空気導管を開、液出入口弁と開とした後、洗浄液を回流
する前記充填装置のバルブ洗浄機構において、空気導管
をもう1段押し下げるようにバルブ作動レバーをさらに
回動させる外部カムと、その回動位置で前記バルブ作動
レバーをロックできるレバーの爪車の爪噛合い溝と、バ
ルブ洗浄用キャップの底部の排出弁とを加設して、洗浄
終了後、前記バルブ作動レバーの更に1段の押下げ作動
により前記洗浄用キャップの排出弁を開いてバルブ下部
及び洗浄用キャップ内の洗浄液を排出できるようにして
なるもので、これを課題解決のための手段とするもので
ある。
【0009】
【作用】容器が上昇して容器口がセンタリングカップの
シール部材に当接すると、容器内部及びセンタリングカ
ップの内部は気密に閉ざされる。容器がさらに上昇する
と、センタリングカップも上昇してセンタリングカップ
の上部空間の内部の容積は縮小し、従って連通している
容器内部と共に空気圧が上昇する。ここで固定部材に固
設してあるカムによりバルブ作動レバーが作動し、作動
レバー軸に取付けられたアームの先端が空気導管を下方
に押し下げ、空気導管の下端の液出口弁が下がり、空気
入口が容器内と連通する。容器内の圧縮空気は空気導管
を通って、もし空気導管に液が残っている場合は、この
液と共にフィラーボウルの空気相に勢いよく排出され
る。空気導管が更に下降すると、液出口が容器内と連通
すると同時に、上部の液入口弁が開きフィラーボウル内
の液が重力によって容器内に流下し、容器内の空気は空
気導管を通ってフィラーボウルの空気相に排出される。
容器内の液面が上昇してバルブ本体の下端の液出口に達
すると、液は空気導管に入って上昇しフィラーボウル内
の液面に達して止まる。次いで空気導管を上昇させ液入
口弁、液出口弁を閉じて壜を下降させると、センタリン
グカップ上部空間内部の容積が拡大するので、容器内の
圧力が下がり空気導管内の液は吸引されて容器内に流下
する。次いで空気導管を更に上昇して空気入口を閉じ、
容器は下降を続けてセンタリングカップから離れ最初の
状態に戻る。
【0010】前記カムによりバルブ作動レバーを作動す
るとき、空気導管開、液出入口弁開の位置で作動レバー
の爪車と爪レバーによりバルブ作動レバーをロックする
ことにより、液の充填作業を続けることができる。また
爪レバーを固定部材に固設してある爪レバー戻しカムに
よって押し外すことにより、液出入口弁を閉、空気導管
閉の動作を行うことができる。また循環洗浄を行うとき
はセンタリングカップに洗浄用キャップを装着し、バル
ブ作動レバーを作動して空気導管を下げて液入口弁及び
液出口弁を開にし、その位置でバルブ作動レバーをロッ
クすれば循環洗浄回路が完成するので、洗浄液ポンプを
回転させれば洗浄が行われる。継手は洗浄液タンク、洗
浄液ポンプを経由してフィラーボウルに戻る回路と予め
接続しておく。洗浄終了後、バルブ作動レバーのさらに
1段の押下げ作動により洗浄用キャップの排出弁を開け
ば、洗浄用キャップ及びセンタリングカップ内に溜まっ
ている洗浄液を排出できる。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図3は本発明の実施例を示す。先ず図1にお
いて、2はフィラーボウルで、下方にあって壜15を載
置して回転する図示省略の円板と共に回転し、かつフィ
ラーボウル昇降機構によって全体が上下動して前記円板
の距離が調整できるようになっている。3は前記フィラ
ーボウル2の底板に環状に多数が固定されていて内部が
液通路となる筒形のバルブ本体で、上部はフィラーボウ
ル2の中に突出して同部に液流入口3aを、その下側内
面に弁座3bを、更にその下側内面にばね座3cを有
し、下部は細くなって液導入管3dを一体に形成してい
る。4は空気導管で、前記バルブ本体3の中を貫通し
て、上方はバルブ本体3と同心に、下方は細くなって偏
心して通っており、同心部に一体に形成されたばね座4
aと、前記バルブ本体3との間に介装されたばね8によ
って常時上方に押されていて、ばね座4aの上側におい
てバルブ本体3の押さえ筒3fの上端の内フランジで止
められている。空気導管4の上端には、フィラーボウル
2内の空気相に開口する空気出口7aを有するキャップ
7が被さり、このキャップ7に後述のバルブ作動レバー
22によって回動するアーム29の先端が当接してい
る。また空気導管4はバルブ本体3の天板を貫通する部
分が摺動自在となっており、その下部は段部分4cを経
てやや外径が小さくなって偏心部に続き、下端には液出
口弁4eが一体に形成されている。同液出口弁4eはシ
ール部材13を備えていて常時は液導入管3dの内面と
係合して同液導入管3dの内外を気密に閉じている。
【0012】5はバルブ本体3の内径より小さい外径を
有する液入口弁で、空気導管4に摺動自在に、かつシー
ル部材12によって気密に外嵌装されており、前記バル
ブ本体3のばね座3cとの間に介装されたばね9によっ
て上方に押され、シール部材11を介して常時はバルブ
本体3の弁座3bに当接して気密に液通路を閉じてい
る。6は壜15を案内するセンタリングカップで、中心
部に前記液導入管3dの外径より大きい内径の孔部6a
と、下部内側に壜15の口と当接するシール部材14
と、外周部に洗浄用キャップ取付用ピン6bとを有し、
上部は案内筒を形成し、同案内筒はシール部材16によ
って前記バルブ本体3の外周面に摺動自在に、かつ気密
に外嵌装されていて、内部は空気室6cを形成してお
り、前記バルブ本体3との間に介装されたばね10によ
って常時下方に押され、上部のストッパ部がバルブ本体
3の段部に係合して止まる定位置に下降している。バル
ブ作動手段の構成は、バルブ作動レバー22と、これに
一体に設けられた爪車22aと、同爪車22aの爪22
cに係合する爪レバー26と、固定部材に取付けられて
いる作動レバー22を作動するカム32及び爪レバー2
6を外すカム35と、同作動レバー22と係合し、フィ
ラーボウル2の側壁に取付けられたレバー軸受21によ
って水平に回転自在に支えられたレバー軸23と、同レ
バー軸23のフィラーボウル内側に取付けられた作動ア
ーム29とよりなる。24は作動レバー22をカム32
に係合する方向に付勢されている捩りばねである。25
はストッパで、捩りばね24により作動レバー22が回
り過ぎないように止まるために設けてある。
【0013】3g、2bは図3に示す循環洗浄回路の一
部で、3gはバルブ本体3の中に、2bはフィラーボウ
ル2の底板の中に設けられた洗浄液通路、17は押ボタ
ン式の開閉弁、18は出口の継手、38,39は外部の
洗浄液配管、36は洗浄液タンク、37は洗浄液ポンプ
である。図3は洗浄用キャップ45がL字形孔45bと
ピン6bによってセンタリングカップ6の下面に装着さ
れ、シール部材47により気密に装着された状態を示し
ている。洗浄用キャップ45の円筒孔45aに摺動自在
に排出弁46が挿通され、常時はばね49とシール部材
48により洗浄用キャップ45との間に気密を保つよう
にされている。
【0014】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明する。図2において、(ア)の状態から図示
省略の壜昇降装置により、(イ)に示されたように壜1
5が上昇すると、壜口はセンタリングカップ6の下端の
円錐面で案内され、シール部材14に当接して壜内部と
外気を遮断し、更に壜15が上昇すると、センタリング
カップ6はばね10の押圧力に抗して上昇し、壜口は液
導入管3dの下端より高い位置に上昇する。この過程で
空気室6cの容積は縮小するので、この室6cと連通す
る壜内と共に空気圧が上昇する。次いでカム32により
バルブ作動レバー22が回転し、アーム29が空気導管
4を押し下げると、液出口弁4eが液体導入管3dから
下方に離れ、空気入口4dが壜内と連通する。壜15内
の高い圧力の空気は、もし空気導管4内に液が残ってい
れば、この液を勢いよくフィラーボウル2の空気相の中
に吹き出す。この状態では液出口弁4eと液体導入管3
dとは気密になっていないが、液出口3eがまだ開いて
いないで隙間が狭いため、液は表面張力で滴下せずに保
持されている。
【0015】更に図2(ウ)に示したように、バルブ作
動レバー22がさらに回転し、アーム29がキャップ7
を押して空気導管4が下降すると、段部4cが液入口弁
5に当接し、これを押しさげて液通路を開く。この状態
で爪車22aは爪レバー26によりロックされる。液導
入管3d下端の液出口3eも十分に開いているので、フ
ィラーボウル2内の液は重力によって液流入口3aから
入って壜15内に流下し、壜15内の空気は液と入れ替
わって空気入口4dからフィラーボウル2の空気相に排
出される。壜15内の液面が液導入管3の下面に達する
と液は空気導管4内に入って上昇し、フィラーボウル2
内の液面に達して止まる。次いで爪レバー26を爪外し
カム35によって押し外す(2点鎖線で示したように)
ことにより、バルブ作動レバー22のロックが外され、
空気導管4がばね8に押されて上昇し、液入口弁5、液
出口弁4eが閉じて、フィラーボウル2からの液の流入
が止まる。次いで壜15を下降させると、センタリング
カップ6上部の案内筒内部の空気室6cの容積が拡大し
て壜15内の圧力が下がり、空気導管4内の液が吸引さ
れて壜15内に流下する。次いで空気導管4を更に上昇
させて液出口弁4e、空気入口4dを閉じる。壜15は
下降を続けてセンタリングカップ6から離れて最初の状
態に戻る。
【0016】次に循環洗浄時の作用を図3により説明す
る。循環洗浄を行うときはセンタリングカップ6の下部
に同カップに設けてあるピン6bを用いて洗浄用キャッ
プ45を気密に取付け、バルブ作動レバー22を作動し
て空気導管4を下げて液入口弁5及び液出口弁4eを開
にし、その位置でバルブ作動レバー22をロックすれば
循環洗浄回路が完成するので、洗浄液ポンプ37を回転
させればバルブの循環洗浄が行われる。継手18は洗浄
液タンク36、洗浄液ポンプ37を経由してフィラーボ
ウル2に戻る回路と予め接続しておく。また洗浄終了
後、バルブ作動レバー22のさらに1段の押下げ作動に
より洗浄用キャップ45の排出弁46を押して明けれ
ば、洗浄用キャップ45及びセンタリングカップ6内に
溜まっている洗浄液を排出できる。また壜15の容器が
PETボトル等の内圧により形状が変化し易い弱体容器
の場合は、後述の如き洗浄液通路開閉弁を応用すること
により弱体容器使用に耐える充填が出来る。
【0017】またセンタリングカップ6の上昇に伴い空
気室6cの内圧が上昇して壜15が変形するのを防ぐ為
に、洗浄液通路開閉弁17を開き、壜15の上昇完了後
のバルブ作動レバー22により空気導管4を下降させて
空気入口4dのみを開き、自由落下で空気導管4の内部
の残液を落下する迄の一定時間後、洗浄液通路開閉弁1
7を閉にさせる。その後さらにバルブ作動レバー22に
より空気導管4を下降させると、液出口3eが開き液が
充填される。充填完了後バルブ作動レバー22により空
気導管4を上昇させて空気入口4d、及び液出口3eを
閉にさせた後、洗浄液通路開閉弁17を開く事により充
填時に発生した壜15内の微圧は大気開放となり、かつ
壜15が下降して空気室6cが負圧になるのを防ぐこと
により弱体容器の変形、液の飛び出し、首つり等が防止
出来る。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明の充填装
置によれば、バルブを作動する手段として外部カムと、
これによって回動する作動レバーと、同作動レバーと連
動するアームにより空気導管を押し下げるとき、液出口
弁が液体導入管から下方に離れても暫時は液出口弁が開
かず、空気入口のみが開いて容器と連通し、容器内部圧
力が下がった後に液出口弁と液入口弁が開いて、液の充
填を開始するので、空気が液導入管に溜まった液の中に
混入することなく、液の味を損ねたり、液充填速度を低
下させたりすることは無い。また本発明のバルブ作動手
段においては、外部カムによりバルブ作動レバーを作動
するとき、空気導管開、液出口弁開の位置で作動レバー
の爪車と爪レバーによりバルブ作動レバーをロックする
ことにより、液の充填作業を続ける事ができるので、摩
擦力に依存する部分が無く、また液充填後の空気導管
閉、液出入口弁閉の動作も、爪レバーを外部に爪外しカ
ムによって押し外せばよく、各動作を確実に行うことが
できる。特に摩擦板による摩耗粉が出ることなく、従っ
て壜及びその周辺を汚す虞れはなく、衛生的であり耐久
性も良好である。更にバルブを洗浄するときだけのため
に、余分なセンタリングカップ昇降機構を備える必要は
ないし、洗浄後、センタリングカップ及び洗浄用キャッ
プ内に溜まった洗浄液、又は湯は同キャップに手をかけ
ることなく、外部カムと作動レバーによる空気導管の更
なる一押しで、洗浄用キャップの排出弁を開いて抜くこ
とができるので作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る充填装置の縦断面図であ
る。
【図2】図1の充填装置の作動説明図である。
【図3】図1の充填装置の循環洗浄時を示す縦断面図で
ある。
【図4】従来の充填装置を示す縦断面図である。
【図5】従来の充填装置による液充填中を示す縦断面図
である。
【図6】従来の充填装置の循環洗浄時を示す縦断面図で
ある。
【図7】従来の充填装置のプッシャ部詳細断面図であ
る。
【符号の説明】
2 フィラーボウル 3 バルブ本体 3a 液流入口 3b 弁座 3c ばね座 3d 液導入管 3e 液出口 4 空気導管 4a ばね座 4c 段部 4d 空気入口 4e 液出口弁 5 液入口弁 6 センタリングカップ 6a 孔部 6c 空気室 8,9,10 ばね 11,12,13,14,16 シール部材 15 壜 22 バルブ作動レバー 22a 爪車 23 レバー軸 26 爪レバー 32 カム 35 爪レバー戻しカム 45 洗浄用キャップ 46 排出弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィラーボウルに固定され、上部は同フ
    ィラーボウル内に突出して液を常時内部に流入させるた
    めの液流入口を有し、下部は小径の液導入管を一体に形
    成しているバルブ本体と、同バルブ本体を摺動自在に貫
    通し、上端に前記フィラーボウル内の液面より上方で開
    口する孔を有し、下部はバルブ本体の中を通って下端に
    液出口弁及び空気入口を有し、バルブ本体との間に介装
    されたばねによって常時上方に押されている空気導管
    と、同空気導管に気密に、かつ摺動自在に外嵌装し、前
    記バルブ本体の内径より小さい外径を有し、バルブ本体
    との間に介装したばねによって上方に押され、常時はバ
    ルブ本体の内面に設けられた弁座に気密に保持されてい
    る液入口弁と、空気導管が隙間を明けて挿通できる孔及
    び容器口を気密にシールするためのシール部材とを有
    し、上部はシール部材を介して気密、かつ摺動自在に前
    記バルブ本体に外嵌装し、バルブ本体との間に介装され
    たばねによって下方に押され、常時は上部内面に設けた
    段部がバルブ本体の段部と係合する定位置に下降してい
    るセンタリングカップと、フィラーボウルの外側の固定
    部材に固設されたカムによってバルブ作動レバーを回動
    して前記空気導管を押し下げるバルブ作動手段とよりな
    り、空気導管の液出入口弁において空気入口を液出口よ
    り下に配置することにより、前記空気導管が上限位置に
    あるときは液入口弁及び液出口弁は共に閉じており、空
    気導管が下降すると、まず空気導管が開き次に液出口弁
    が開き、さらに下降すると空気導管の段部によって液入
    口弁が開くように構成したことを特徴とする充填装置。
  2. 【請求項2】 バルブ本体の大径部の下面から入り同バ
    ルブ本体の部材の中を通って直接又はフィラーボウルの
    部材の通路を経由して外に出る洗浄通路を備え、センタ
    リングカップの下面にバルブ洗浄用キャップを被せ、空
    気導管を開、液出入口弁を開とした後、洗浄液を回流す
    る前記充填装置のバルブ洗浄機構において、空気導管を
    もう1段押し下げるようにバルブ作動レバーをさらに回
    動させる外部カムと、その回動位置で前記バルブ作動レ
    バーをロックできるレバーの爪車の爪噛合い溝と、バル
    ブ洗浄用キャップの底部の排出弁とを加設して、洗浄終
    了後、前記バルブ作動レバーの更に1段の押下げ作動に
    より前記洗浄用キャップの排出弁を開いてバルブ下部及
    び洗浄用キャップ内の洗浄液を排出できるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の充填装置。
  3. 【請求項3】 フィラーボウルの外側の固定部材に固設
    されたカムによってバルブ作動レバーを回動して前記空
    気導管を押し下げるバルブ作動手段として、バルブ作動
    レバーに一体に設けられた爪車と、同爪車の爪にに係合
    する爪レバーと、固定部材に取付けられている前記爪レ
    バーを外すカムと、同作動レバーと結合してフィラーボ
    ウルの側壁を水平に貫通しているレバー軸と、同レバー
    軸のフィラーボウル内側に取付けられた作動アームとよ
    りなるもので、前記カムによりバルブ作動レバーを所定
    の角度位置に回動しロックすることにより、空気導管
    開、液出入口弁を開の作動をすると共に、前記爪レバー
    を爪外しカムによって押し外すことにより、バルブ作動
    レバーを始めの位置に戻し、液出入口弁を閉、空気導管
    閉の動作を行うようにしたことを特徴とするロック機構
    付バルブ開閉装置。
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