JPH08259219A - 黄味を隠蔽する合成マイカ - Google Patents
黄味を隠蔽する合成マイカInfo
- Publication number
- JPH08259219A JPH08259219A JP8349595A JP8349595A JPH08259219A JP H08259219 A JPH08259219 A JP H08259219A JP 8349595 A JP8349595 A JP 8349595A JP 8349595 A JP8349595 A JP 8349595A JP H08259219 A JPH08259219 A JP H08259219A
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- JP
- Japan
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- synthetic mica
- yellowness
- present
- yellowing
- skin
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- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、塗膜等に経時的に発生した黄味を
隠蔽すると共に、化粧品に適用した場合に皮膚の黄味を
効果的にカバ−する合成マイカを提供することを目的と
する。 【構成】この発明の合成マイカは、合成マイカ中に、C
o、Ce又はNdの1種以上を含有し、黄味を隠蔽する
性質を具備している。
隠蔽すると共に、化粧品に適用した場合に皮膚の黄味を
効果的にカバ−する合成マイカを提供することを目的と
する。 【構成】この発明の合成マイカは、合成マイカ中に、C
o、Ce又はNdの1種以上を含有し、黄味を隠蔽する
性質を具備している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塗膜、樹脂、繊維及
び紙等が、経時的に変化して生じる黄味を効果的に隠蔽
すると共に、化粧品に使用した場合に皮膚の黄味を効果
的に隠蔽する性質を具備した合成マイカに関するもので
ある。
び紙等が、経時的に変化して生じる黄味を効果的に隠蔽
すると共に、化粧品に使用した場合に皮膚の黄味を効果
的に隠蔽する性質を具備した合成マイカに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】合成マイカ粉は、耐熱性の向上、機械的
強度の向上及びすべり性の向上等を目的として、塗料、
プラスチック添加剤及び化粧料用体質顔料等として使用
されている。しかしながら、塗膜、樹脂、繊維、化粧紙
等は、光線により経時変化し、黄味が発生する問題があ
った。この黄味の発生が問題となるのは、主として、塗
膜等が無色若しくは白色またはこれらに近い淡い色の場
合である。これら黄変の原因としては、主として樹脂の
劣化によるものと考えられている。
強度の向上及びすべり性の向上等を目的として、塗料、
プラスチック添加剤及び化粧料用体質顔料等として使用
されている。しかしながら、塗膜、樹脂、繊維、化粧紙
等は、光線により経時変化し、黄味が発生する問題があ
った。この黄味の発生が問題となるのは、主として、塗
膜等が無色若しくは白色またはこれらに近い淡い色の場
合である。これら黄変の原因としては、主として樹脂の
劣化によるものと考えられている。
【0003】塗膜等の黄味の発生の問題に対しては、従
来、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤等を添加して、その
防止を図っている。しかしながら、紫外線吸収剤等を添
加した場合、6カ月程度の一定期間はある程度の効果は
あるが、1年以上経過すると殆ど効果はなくなる問題が
あった。また、化粧品の場合は、皮膚の黄味をカバ−し
たいという要求があったが、ナチュラルに皮膚の黄味を
カバ−する方法は、従来全く知られていなかった。
来、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤等を添加して、その
防止を図っている。しかしながら、紫外線吸収剤等を添
加した場合、6カ月程度の一定期間はある程度の効果は
あるが、1年以上経過すると殆ど効果はなくなる問題が
あった。また、化粧品の場合は、皮膚の黄味をカバ−し
たいという要求があったが、ナチュラルに皮膚の黄味を
カバ−する方法は、従来全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題点を解決するためになされたものであり、経時的
に黄味が発生するのを隠蔽すると共に、化粧品に適用し
た場合に皮膚の黄味を効果的にカバ−する合成マイカを
提供することを目的とする。
な問題点を解決するためになされたものであり、経時的
に黄味が発生するのを隠蔽すると共に、化粧品に適用し
た場合に皮膚の黄味を効果的にカバ−する合成マイカを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
点を解決するため鋭意研究の結果、Co、Ce又はNd
を含有する合成マイカは、塗膜、プラスチック中等で光
線により経時的に生じた黄味を効果的に隠蔽すると共
に、皮膚の黄味を効果的にカバ−することを見いだし、
本発明に到達した。即ち本発明は、合成マイカ中に、C
o、Ce又はNdの1種以上を含有してなり、添加剤と
しての性質に加えて、黄味を隠蔽する性質を具備したこ
とを特徴とする。
点を解決するため鋭意研究の結果、Co、Ce又はNd
を含有する合成マイカは、塗膜、プラスチック中等で光
線により経時的に生じた黄味を効果的に隠蔽すると共
に、皮膚の黄味を効果的にカバ−することを見いだし、
本発明に到達した。即ち本発明は、合成マイカ中に、C
o、Ce又はNdの1種以上を含有してなり、添加剤と
しての性質に加えて、黄味を隠蔽する性質を具備したこ
とを特徴とする。
【0006】本発明に使用する合成マイカとしては、C
o、Ce又はNdの1種以上を含有するものであれば特
に限定されない。本発明の合成マイカ中のCo、Ce又
はNdの1種以上の含有量は、0.1〜15%であるの
が好ましい。これ以下では黄味の発生を効果的に防止し
ないし、これ以上では合成マイカを形成しなくなる。本
発明の合成マイカの粒子径は、沈降法平均粒子径で0.
1〜100μmであるのが好ましい。この範囲外では、
塗料、合成樹脂中に均一に分散しないので、均一な塗膜
が形成できない。
o、Ce又はNdの1種以上を含有するものであれば特
に限定されない。本発明の合成マイカ中のCo、Ce又
はNdの1種以上の含有量は、0.1〜15%であるの
が好ましい。これ以下では黄味の発生を効果的に防止し
ないし、これ以上では合成マイカを形成しなくなる。本
発明の合成マイカの粒子径は、沈降法平均粒子径で0.
1〜100μmであるのが好ましい。この範囲外では、
塗料、合成樹脂中に均一に分散しないので、均一な塗膜
が形成できない。
【0007】合成マイカの製法自体は、溶融合成、水熱
合成、固相反応などいずれでも良いが、結晶性が良好で
あるという理由で特に溶融合成法が好ましい。本発明の
合成マイカは、従来の合成マイカと同様にして、各種塗
料に混合して塗料組成物としたり、プラスチックの添加
剤として各種プラスチックに練り込んで使用したり、化
粧品等の添加剤とて使用すれば良い。
合成、固相反応などいずれでも良いが、結晶性が良好で
あるという理由で特に溶融合成法が好ましい。本発明の
合成マイカは、従来の合成マイカと同様にして、各種塗
料に混合して塗料組成物としたり、プラスチックの添加
剤として各種プラスチックに練り込んで使用したり、化
粧品等の添加剤とて使用すれば良い。
【0008】
【作用】本発明の合成マイカは、塗料、プラスチック、
化粧品等に配合した場合は、殆ど無色であるが、非常に
僅かな青味を帯びているので、経時変化による黄味の発
生及び皮膚の黄味を効果的に隠蔽することができる。
化粧品等に配合した場合は、殆ど無色であるが、非常に
僅かな青味を帯びているので、経時変化による黄味の発
生及び皮膚の黄味を効果的に隠蔽することができる。
【0009】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されない。 実施例1 ケイフッ化カリウム18.2重量%、炭酸カリウム4.
7重量%、酸化マグネシウム28.2重量%、酸化アル
ミニウム11.9重量%及び二酸化ケイ素37.0重量
%からなる調合物100重量部に、酸化コバルト10重
量部を加えて、充分混合した。この混合物をアルミナル
ツボに入れ、電気炉中1450℃で溶融後、炉内冷却
し、Coを7.2%含有する紫色の合成マイカ結晶を得
た。次に、ボ−ルミルで24時間磨砕し、沈降法平均粒
子径23μmの本発明の合成マイカ粉体とした。
が、本発明はこれら実施例に限定されない。 実施例1 ケイフッ化カリウム18.2重量%、炭酸カリウム4.
7重量%、酸化マグネシウム28.2重量%、酸化アル
ミニウム11.9重量%及び二酸化ケイ素37.0重量
%からなる調合物100重量部に、酸化コバルト10重
量部を加えて、充分混合した。この混合物をアルミナル
ツボに入れ、電気炉中1450℃で溶融後、炉内冷却
し、Coを7.2%含有する紫色の合成マイカ結晶を得
た。次に、ボ−ルミルで24時間磨砕し、沈降法平均粒
子径23μmの本発明の合成マイカ粉体とした。
【0010】実施例2 酸化コバルトの代わりに、酸化セリウムを使用する以外
は、実施例1と同様にして、セリウムを7.4%含有す
る沈降法平均粒子径23μmの淡青色の本発明の合成マ
イカ粉体を得た。 実施例3 酸化コバルトの代わりに、酸化Ndを使用する以外は、
実施例1と同様にして、Ndを7.8%含有する沈降法
平均粒子径23μmの淡紫色の本発明の合成マイカ粉体
を得た。
は、実施例1と同様にして、セリウムを7.4%含有す
る沈降法平均粒子径23μmの淡青色の本発明の合成マ
イカ粉体を得た。 実施例3 酸化コバルトの代わりに、酸化Ndを使用する以外は、
実施例1と同様にして、Ndを7.8%含有する沈降法
平均粒子径23μmの淡紫色の本発明の合成マイカ粉体
を得た。
【0011】実施例4 実施例1で得た本発明の合成マイカを、熱硬化性アクリ
ルメラミン樹脂に10重量%混合し、これを鋼板にスプ
レ−し、140℃で20分間焼き付けた。このようにし
て得た塗膜は、殆ど無色で非常に僅かの青味を帯びた透
明性の高い平滑な塗膜であった。この塗膜を屋外に1年
間暴露試験したところ、黄味の目立たない殆ど無色の透
明な塗膜のままであった。比較のため、従来の合成マイ
カに紫外線吸収剤を配合した塗膜は、黄味を帯びた塗膜
に変化した。 実施例5〜6 実施例2、3で得た粉体を使用して、上記実施例4と同
様に1年間の暴露試験を行った。結果は、いずれも、同
様に黄味の目立たない殆ど無色の透明な塗膜のままであ
った。
ルメラミン樹脂に10重量%混合し、これを鋼板にスプ
レ−し、140℃で20分間焼き付けた。このようにし
て得た塗膜は、殆ど無色で非常に僅かの青味を帯びた透
明性の高い平滑な塗膜であった。この塗膜を屋外に1年
間暴露試験したところ、黄味の目立たない殆ど無色の透
明な塗膜のままであった。比較のため、従来の合成マイ
カに紫外線吸収剤を配合した塗膜は、黄味を帯びた塗膜
に変化した。 実施例5〜6 実施例2、3で得た粉体を使用して、上記実施例4と同
様に1年間の暴露試験を行った。結果は、いずれも、同
様に黄味の目立たない殆ど無色の透明な塗膜のままであ
った。
【0012】 実施例7:化粧料(フアンデ−ション) 実施例1で得た顔料 20部 流動パラフイン 25部 ワセリン 5部 イソプロピルミリステ−ト 5部 ステアリン酸 2部 POE(25)モノステアレ−ト 5部 黄酸化鉄 2部 ベンガラ 1部 タルク 5部 プロピレングリコ−ル 5部 グリセリン 5部 香料 0.5部 精製水 22.5部
【0013】上記成分を上記の割合で混合し、75〜8
0℃に加熱して均一に溶解・混合させた後、30℃まで
冷却し、フアンデ−ションクリ−ムとした。このフアンデ
−ションクリ−ムを皮膚に塗布したところ、皮膚の黄味
がナチュラルに目立たなくなる隠蔽効果が明らかに認め
られた。 実施例8〜9 実施例2、3で得た粉体を使用して、上記実施例7と同
様に試験して、同様に皮膚に塗布したところ、同様に皮
膚の黄味が目立たなくなる隠蔽効果が明らかに認められ
た。
0℃に加熱して均一に溶解・混合させた後、30℃まで
冷却し、フアンデ−ションクリ−ムとした。このフアンデ
−ションクリ−ムを皮膚に塗布したところ、皮膚の黄味
がナチュラルに目立たなくなる隠蔽効果が明らかに認め
られた。 実施例8〜9 実施例2、3で得た粉体を使用して、上記実施例7と同
様に試験して、同様に皮膚に塗布したところ、同様に皮
膚の黄味が目立たなくなる隠蔽効果が明らかに認められ
た。
【0014】
【効果】以上述べたごとく、本発明によれば、塗膜、プ
ラスチック等が、経時変化により黄変する問題を、従来
の紫外線吸収剤を使用する方法とは全く別異の特殊な合
成マイカを使用することによって解決したものであり、
従来法と比べて、非常に長期間の黄変を効果的に隠蔽す
るという絶大な効果を奏する。また、化粧品を皮膚に塗
布した場合に、皮膚の色をナチュラルに隠蔽する方法は
従来全く知られていなかったものであるので、本発明
は、従来にない画期的な効果を奏する。
ラスチック等が、経時変化により黄変する問題を、従来
の紫外線吸収剤を使用する方法とは全く別異の特殊な合
成マイカを使用することによって解決したものであり、
従来法と比べて、非常に長期間の黄変を効果的に隠蔽す
るという絶大な効果を奏する。また、化粧品を皮膚に塗
布した場合に、皮膚の色をナチュラルに隠蔽する方法は
従来全く知られていなかったものであるので、本発明
は、従来にない画期的な効果を奏する。
Claims (5)
- 【請求項1】合成マイカ中に、Co、Ce又はNdの1
種以上を含有してなり、添加剤としての性質に加えて、
黄味を隠蔽する性質を具備したことを特徴とする合成マ
イカ。 - 【請求項2】前記Co、Ce又はNdの1種以上の含有
量が0.1〜15%である請求項1に記載の合成マイ
カ。 - 【請求項3】前記合成マイカの沈降法平均粒子径が、
0.1〜100μmである請求項1に記載の合成マイ
カ。 - 【請求項4】前記合成マイカを配合する基材が、塗料、
樹脂、繊維または紙であり、隠蔽する黄味が経時変化に
より生じたものである請求項1に記載の合成マイカ。 - 【請求項5】前記合成マイカを配合する基材が、化粧料
であり、隠蔽する黄味が皮膚の黄味である請求項1に記
載の合成マイカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8349595A JPH08259219A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 黄味を隠蔽する合成マイカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8349595A JPH08259219A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 黄味を隠蔽する合成マイカ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08259219A true JPH08259219A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13804071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8349595A Pending JPH08259219A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 黄味を隠蔽する合成マイカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08259219A (ja) |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP8349595A patent/JPH08259219A/ja active Pending
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