JPH08259267A - 加飾結晶化ガラス物品の製造方法 - Google Patents

加飾結晶化ガラス物品の製造方法

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JPH08259267A
JPH08259267A JP9439195A JP9439195A JPH08259267A JP H08259267 A JPH08259267 A JP H08259267A JP 9439195 A JP9439195 A JP 9439195A JP 9439195 A JP9439195 A JP 9439195A JP H08259267 A JPH08259267 A JP H08259267A
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glass plate
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colored
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Withdrawn
Application number
JP9439195A
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English (en)
Inventor
Michiyuki Yamada
宙行 山田
Hiroki Yamazaki
博樹 山崎
Yuzo Nakamura
祐三 中村
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Nippon Electric Glass Co Ltd
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Nissha Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平滑で光沢のある火づくりの表面を有し、し
かも所望の着色濃度を有する加飾結晶化ガラス物品の製
造方法を提供する。 【構成】 まず、熱処理すると結晶化度が50重量%以
下の結晶化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する。ま
た、ベースフイルム上に、非晶質ガラス粉末、無機顔料
粉末及びバインダーを主成分とする着色層と、接着層と
を含む着色転写層が形成されてなる転写用フイルムを用
意する。次に転写用フイルムを用い、結晶性ガラス板の
表面に着色転写層を転写する。その後、結晶性ガラス板
を熱処理することにより加飾結晶化ガラス物品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の外装材や内装
材に用いられる加飾結晶化ガラス物品の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の外装材や内装材として結
晶化ガラス物品が広く用いられている。この用途に用い
られる結晶化ガラスには、耐候性、機械的強度等の特性
が優れていることの他に、美しい外観を呈することが要
求される。これら諸条件を満足するものとして種々の結
晶化ガラスが提案されており、例えば特公昭60−49
145号にはZnO−MgO−Al23 −SiO2
の組成を有し、フォルステライト(2MgO・SiO
2 )やガーナイト(ZnO・Al23 )を析出してな
る結晶化ガラスが開示され、また特開平3−80128
号には、CaO−TiO2 −ZrO2 −SiO2 −Al
23 系の組成を有し、ジルコノライト(CaO・Zr
2 ・2TiO2 )を析出してなる結晶化ガラスが開示
されている。
【0003】これらの結晶化ガラスからなる結晶化ガラ
ス物品は、耐候性等の特性に優れているだけでなく、熱
処理時における結晶化ガラスの流動性が良好であるた
め、平滑で、且つ、光沢のある火づくりの表面を有す
る。また着色酸化物をガラス原料中に添加しておくこと
により、種々の色調に着色することが可能である。
【0004】ところでこのような結晶化ガラス物品は、
所望の組成となるようにガラス原料(及び着色酸化物)
を調合し、溶融してガラス化した後、所定の形状に成形
し、さらにこれを熱処理して結晶化させるという方法に
より製造される。
【0005】しかしながらこのような従来の製造方法
は、一つのガラス溶融炉で色調の異なる結晶化ガラス物
品を製造する場合には、色調毎に溶融炉の生地替えをし
なければならず、これに伴う製造ロスが発生して製造コ
ストが高くつくという問題を有している。
【0006】そこで、本発明者は、平滑で光沢のある火
づくりの表面を有し、しかも溶融炉の生地替えを伴うこ
となく種々の色調に着色することが可能な加飾結晶化ガ
ラス物品の製造方法を提供することを目的として、先に
発明し、出願(特願平6−55045号)している。
【0007】この加飾結晶化ガラス物品の製造方法は、
熱処理すると結晶化度が50重量%以下の結晶化ガラス
となる結晶性ガラス板の表面に、転写材を用い、結晶性
ガラス粉末と無機顔料粉末を転写し、その後に結晶性ガ
ラス板を熱処理する方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、結晶
性ガラス粉末は、熱処理で結晶化するため白色で不透明
になる。そのため無機顔料によって着色された表面部分
の色調がこの結晶化ガラスによって薄められ、着色濃度
を高めることが困難であった。
【0009】本発明の目的は、平滑で光沢のある火づく
りの表面を有し、しかも所望の着色濃度を有する加飾結
晶化ガラス物品の製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の加飾結晶化ガラ
ス物品の製造方法は、熱処理すると結晶化度が50重量
%以下の結晶化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する
工程と、ベースフイルム上に、非晶質ガラス粉末、無機
顔料粉末及びバインダーを主成分とする着色層と、接着
層とを含む着色転写層が形成されてなる転写用フイルム
を用意する工程と、転写用フイルムを用い、結晶性ガラ
ス板の表面に着色転写層を転写する工程と、結晶性ガラ
ス板を熱処理する工程とを含むことを特徴とする。
【0011】また本発明の加飾結晶化ガラス物品の製造
方法は、熱処理すると結晶化度が50重量%以下の結晶
化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程と、ベー
スフイルム上に、非晶質ガラス粉末及びバインダーを主
成分とするフリット層と、無機顔料粉末及びバインダー
を主成分とする顔料層と、接着層とを含む着色転写層が
形成されてなる転写用フイルムを用意する工程と、転写
用フイルムを用い、結晶性ガラス板の表面に着色転写層
を転写する工程と、結晶性ガラス板を熱処理する工程と
を含むことを特徴とする。
【0012】また本発明の加飾結晶化ガラス物品の製造
方法は、熱処理すると結晶化度が50重量%以下の結晶
化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程と、ベー
スフイルム上に、非晶質ガラス粉末及びバインダーを主
成分とするフリット層を含むフリット転写層が形成され
てなるフリット転写用フイルムと、ベースフィルム上
に、無機顔料粉末及びバインダーを主成分とする顔料層
を含む顔料転写層が形成されてなる顔料転写用フイルム
を用意する工程と、フリット転写用フイルム及び顔料転
写用フイルムを用い、結晶性ガラス板の表面にフリット
転写層及び顔料転写層を転写する工程と、結晶性ガラス
板を熱処理する工程とを含むことを特徴とする。
【0013】また本発明の加飾結晶化ガラス物品の製造
方法は、熱処理すると結晶化度が50重量%以下の結晶
化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程と、ベー
スフイルム上に、非晶質ガラス粉末及びバインダーを主
成分とするフリット層と、非晶質ガラス粉末、無機顔料
粉末及びバインダーを主成分とする着色層と、接着層と
を含む着色転写層が形成されてなる転写用フィルムを用
意する工程と、転写用フイルムを用い、結晶性ガラス板
の表面に着色転写層を転写する工程と、結晶性ガラス板
を熱処理する工程とを含むことを特徴とする。
【0014】また本発明の加飾結晶化ガラス物品の製造
方法は、熱処理すると結晶化度が50重量%以下の結晶
化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程と、ベー
スフイルム上に、非晶質ガラス粉末及びバインダーを主
成分とするフリット層を含むフリット転写層が形成され
てなるフリット転写用フイルムと、ベースフィルム上
に、非晶質ガラス粉末、無機顔料粉末及びバインダーを
主成分とする着色層を含む着色転写層が形成されてなる
着色転写用フイルムとを用意する工程と、フリット転写
用フイルム及び着色転写用フイルムを用い、結晶性ガラ
ス板の表面にフリット転写層及び着色転写層を転写する
工程と、結晶性ガラス板を熱処理する工程とを含むこと
を特徴とする。
【0015】以下、図面を参照しながら本発明の方法に
ついてさらに詳しく説明する。なお図1〜図5は、それ
ぞれ結晶性ガラス板に転写層を転写する状態を示す模式
断面図である。図6は、熱処理して得られた後の加飾結
晶化ガラス物品を示す模式断面図である。なお図中1は
基材部分、2は表面部分、10は結晶性ガラス板、20
a、20b、20cは着色転写層、20dはフリット転
写層、20eは顔料転写層、21は剥離層、22は着色
層、23は接着層、24はフリット層、25は顔料層、
30はベ−スフィルム、Gは非晶質ガラス粉末、Pは無
機顔料粉末、Bはバインダー、gは非晶質ガラスをそれ
ぞれ示している。
【0016】まず、熱処理すると結晶化度が50重量%
以下、好ましくは3〜40重量%の結晶化ガラスとなる
結晶性ガラス板10を用意する。熱処理後の結晶化度を
このように限定した理由は、結晶化度が50重量%を超
えると熱処理時の流動性が悪くなって平滑で光沢のある
火づくりの表面を有する結晶化ガラス物品を得ることが
できなくなるためである。なお結晶性ガラス板として
は、例えば重量百分率でSiO2 40〜60%、Al2
3 10〜25%、MgO 0〜12%、ZnO0〜1
2%、MgO+ZnO 3〜15%、B23 2〜15
%、Na2 O4〜13%、K2 O 0〜5%、CaO
0〜5%、BaO 0〜5%、TiO2 0〜5%、Zr
2 0〜5%、TiO2 +ZrO2 0.5〜8%、As
230〜1%、Sb23 0〜1%の組成を有し、フ
ォルステライト及び/又はガーナイトを析出する性質を
有する結晶性ガラスや、重量百分率でSiO2 40〜7
0%、Al23 5〜25%、Na2 O 2〜16%、
CaO 1〜20%、TiO2 0.5〜15%、ZrO
2 0.1〜10%、CaO+TiO2 +ZrO24〜2
5%、B23 0〜15%、P25 0〜5%、K2
0〜5%、BaO 0〜5%、As230〜1%、
Sb23 0〜1%の組成を有し、主結晶としてジルコ
ノライトを析出する性質を有する結晶性ガラスを使用す
ることができる。なおこれらの結晶性ガラス板は、熱処
理すると機械的強度や化学耐久性に優れた結晶化ガラス
板となり、建築物の内外装材として好ましい材料であ
る。
【0017】またベースフィルム30上に、着色層22
及び接着層23を含む着色転写層20aが形成された転
写用フィルムを用意する。
【0018】ベースフィルムフィルム30は、例えばポ
リエチレンテレフタレート樹脂フィルム等の通常の転写
用として用いる樹脂フィルムを用いることができる。
【0019】なおベースフィルム30からの着色層22
の剥離性が良い場合には、ベースフィルム30上に着色
層22を直接設ければよいが、通常はベースフィルム3
0からの着色転写層20aの剥離性を改善するために、
剥離層21を形成する。剥離層21は転写後にベースフ
ィルム30を剥離した際に、ベースフィルム30から剥
離して被転写物である結晶性ガラス板上に残存するが、
場合によっては層間剥離を起こし、一部がベースフィル
ム30とともに着色転写層20aから剥がれることもあ
る。剥離層21としては、アクリル系、セルロース系あ
るいはビニール系の樹脂を用いる。
【0020】また、ベースフィルム30からの着色転写
層20aの剥離性を改善するための別の方法としては、
ベースフィルム30上に離型層(図示せず)を形成して
もよい。離型層は転写後にベースフィルム30を剥離し
た際に、ベースフィルム30とともに着色転写層20a
から離型するが、場合によっては層間離型を起こし、一
部が被転写物である結晶性ガラス板上に残存することも
ある。離型層としては、メラミン樹脂系離型剤、シリコ
ーン樹脂系離型剤、フッ素樹脂系離型剤、セルロース誘
導体系離型剤、尿素樹脂系離型剤、ポリオレフィン樹脂
系離型剤、パラフィン系離型剤及びこれらの複合型離型
剤等を用いることができる。
【0021】着色層22は、非晶質ガラス粉末Gと無機
顔料粉末PとバインダーBを主成分とする。着色層22
中の非晶質ガラス粉末Gと無機顔料粉末Pの割合は、重
量比で1:3〜19:1であることが好ましい。なおガ
ラス粉末の割合が少なすぎると熱処理時に流動せず、表
面がひび割れてしまう。一方ガラス粉末が多すぎると効
果的に着色することが困難になる。また着色層22中の
バインダーBの割合は、重量%で5〜80%であること
が好ましい。バインダーの割合が少なすぎるとガラス粉
末や無機顔料粉末の粒子間の結合力が小さくなり、転写
時や転写後にこれらの粉末が脱落し易くなる。一方、バ
インダーが多すぎると熱処理後の膜厚が薄くなり、効果
的な着色が得難くなる。また非晶質ガラス粉末に結晶が
析出する可能性がある場合には、結晶析出抑制剤として
Al、K、Ba等の酸化物や塩を粉末100重量部に対
して20%以下添加してもよい。
【0022】非晶質ガラス粉末Gとしては、結晶の析出
や分相等が起こり難いものであればどのような系のガラ
スであっても構わない。結晶の析出や分相が起こると、
ガラスが不透明になり色が薄められるため、着色濃度を
高めることが困難となる。なおガラス粉末の粒径は50
μm以下であることが望ましい。
【0023】このような非晶質ガラスとしては、例えば
重量%で、SiO2 50〜75%、B23 5〜2
5%、Al23 0〜10%、BaO 0〜10%、
CaO 0〜10%、ZnO 0〜10%、Na2
0〜15%、K2 O 0〜10%、Li2 O 0〜10
%の組成を有するガラス等が好適である。
【0024】無機顔料粉末Pとしては、例えばNiO
(緑色)、MnO2 (黒色)、CoO(黒色)、Fe2
3 (茶褐色)、Cr23 (緑色)、Cr−Al系コ
ランダム(ピンク)、Sn−Sb−V系ルチル(グレ
ー)、Zr−V系ジルコニア(黄色)等の酸化物、Co
−Zn−Al系スピネル(ブルー)、Zn−Cr−Fe
系スピネル(茶色)等の複合酸化物、Ca−Cr−Si
系ガーネット(ビクトリアグリーン)、Ca−Sn−S
i−Cr系スフェイン(ピンク)、Zr−Si−Fe系
ジルコン(サーモンピンク)、Co−Zn−Si系ウイ
レマイト(紺青)、Co−Si系カンラン石(紺青)等
のケイ酸塩を一種又は二種以上使用することができる。
なお無機顔料粉末の粒径は、50μm以下であることが
望ましい。
【0025】バインダーBとしては、例えばアクリル系
樹脂、セルロース系樹脂等を用いることができる。
【0026】接着層23は結晶性ガラス板10と着色転
写層20aを接着させるためのものである。接着層23
は、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ビニール系の樹脂等を用いることができる。
【0027】なお剥離層21、着色層22、接着層23
及び離型層は、グラビア印刷法、スクリーン印刷法等の
通常の印刷法や、リバースコーター法やコンマコーター
法で形成する。なお、スクリーン印刷法は、一般的に大
面積への全面ベタ塗りには適さず、部分印刷する場合に
適した印刷方法である。
【0028】次に、上記した構成の転写用フィルムを用
い、結晶性ガラス板10の表面に着色転写層20aを転
写する。ガラス板10の表面に着色転写層20aを転写
するには、まず接着層23がガラス板10側となるよう
に、結晶性ガラス板10の表面に転写用フィルムを重
ね、フィルム面よりシリコンゴムロールで加熱(加熱温
度:約150〜250℃)及び加圧(転写圧力:約5〜
10kg/cm2 )し、その後ベースフィルム30を剥
がして、結晶性ガラス板10上に、接着層23、着色層
22及び剥離層21からなる着色転写層20aを形成す
ることができる(図1参照)。なお大面積のガラス板へ
の転写時には、シリコンゴムロールの表面温度の低下を
防止するために予めガラス板10を予熱(予熱温度:約
40〜60℃)しておくことが望ましい。
【0029】その後、これらを結晶性ガラスの軟化点以
上の温度で熱処理すると、基材部分1は、結晶化度が5
0重量%以下の結晶化ガラスとなり、表面部分2は、無
機顔料粉末Pと非晶質ガラスgによって着色された加飾
結晶化ガラス物品となる(図6参照)。
【0030】また本発明の加飾結晶化ガラス物品の製造
方法において、結晶性ガラス板上に転写層を転写する別
の手段としては、非晶質ガラス粉末G及びバインダーB
を主成分とするフリット層24と、無機顔料粉末P及び
バインダーBを主成分とする顔料層25と、接着層23
とを含む着色転写層20bを形成した転写用フィルムを
用いてもよい(図2参照)。さらに図2のように剥離層
21を設けてもよい。また図2では顔料層25の上にフ
リット層24が積層された状態で着色転写層20bが形
成されるが、フリット層24の上に顔料層25が積層さ
れていてもよい。
【0031】なお本方法において、着色転写層20b中
のガラス粉末Gと無機顔料粉末Pの割合は重量%で1:
3〜19:1であることが好ましく、フリット層24及
び顔料層25におけるバインダーBの割合は何れも重量
%で5〜80%であることが好ましい。またフリット層
24中に結晶析出抑制剤を添加してもよい。
【0032】さらに別の手段としては、ベースフィルム
30上にフリット層24を含むフリット転写層20dが
形成されたフリット転写用フィルムと、ベースフィルム
30上に顔料層25を含む顔料転写層20eが形成され
た顔料転写用フィルムとを用意し、これらを順次結晶性
ガラス板10の表面に転写してもよい(図3(a)及び
(b)参照)。フリット転写用フィルム及び顔料転写用
フィルムには、図3に示すように接着層23や剥離層2
1を設けてもよい。また図3では、顔料転写層20eを
ガラス板10上に転写した後にフリット転写層20dを
転写しているが、先にフリット転写層20dを転写し、
その後で顔料転写層20eを転写してもよい。
【0033】なお本方法において、全転写層中のガラス
粉末Gと無機顔料粉末Pの割合は重量%で1:3〜1
9:1であることが好ましく、フリット層24及び顔料
層25におけるバインダーBの割合は何れも重量%で5
〜80%であることが好ましい。またフリット層24中
に結晶析出抑制剤を添加してもよい。
【0034】また本発明の加飾結晶化ガラス物品の製造
方法において、結晶性ガラス板上に転写層を転写する別
の手段としては、フリット層24、着色層22及び接着
層23を含む着色転写層20cを形成した転写用フィル
ムを用いてもよい(図4参照)。さらに図4のように剥
離層21を設けてもよい。また図4では着色層22の上
にフリット層24が積層された状態で転写層が形成され
るが、フリット層24の上に着色層22が積層されてい
てもよい。
【0035】なお本方法において、着色転写層20c中
のガラス粉末Gと無機顔料粉末Pの割合は重量%で1:
3〜19:1であることが好ましく、フリット層24及
び着色層22中のバインダーBの割合は何れも重量%で
5〜80%であることが好ましい。またフリット層24
及び着色層22中に結晶析出抑制剤を添加してもよい。
【0036】さらにまた別の手段としては、ベースフィ
ルム30上に、フリット層24を含むフリット転写層2
0dが形成されたフリット転写用フィルムと、ベースフ
ィルム30上に着色層22を含む着色転写層20aが形
成された着色転写用フィルムとを用意し、これらを順次
結晶性ガラス板10の表面に転写してもよい(図5
(a)及び(b)参照)。フリット転写用フィルム及び
着色転写用フィルムには、図5に示すように接着層23
や剥離層21を設けてもよい。また図5では、着色転写
層20aをガラス板10上に転写した後にフリット転写
層20dを転写しているが、先にフリット転写層20d
を転写し、その後で着色転写層20aを転写してもよ
い。
【0037】なお本方法において、全転写層中のガラス
粉末Gと無機顔料粉末Pの割合は重量%で1:3〜1
9:1であることが好ましく、フリット層24及び着色
層22におけるバインダーBの割合は何れも重量%で5
〜80%であることが好ましい。またフリット層24及
び着色層22中に結晶析出抑制剤を添加してもよい。
【0038】なお、以上説明した各方法において、剥離
層21は、ベースフィルム30からの着色転写層20
a、20b、20c、フリット転写層20d又は顔料転
写層20eの剥離性の改善を要する場合のみ形成する。
またベースフィルム30からの剥離性を改善するための
別の方法としては、ベースフィルム30上に離型層(図
示せず)を形成してもよい。
【0039】また接着層23は、結晶性ガラス板10に
着色転写層20a、20b、20c、フリット転写層2
0d又は顔料転写層20eを接着させるためのものであ
る。従って複数の転写層を積層する場合、転写層同士の
接着性が十分にあれば転写後に下層となる側(結晶性ガ
ラス板10と接する側)にのみ接着層23を形成すれば
よい。接着層23は、アクリル系樹脂、セルロース系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ビニール系樹脂等を用いること
ができる。一方、転写層同士の接着性が乏しい場合に
は、図3および図4に示すように、転写後に上層となる
側(結晶性ガラス板10と接しない側)にも接着層23
を設けてもよい。この場合、接着層23は、熱処理時に
蒸発しやすいアクリル系樹脂、セルロース系樹脂等の樹
脂を選択するのが望ましい。
【0040】
【作用】本発明の加飾結晶化ガラス物品の製造方法で
は、転写層が転写された結晶性ガラス板を熱処理するこ
とにより、転写層中のバインダー等の有機樹脂成分が蒸
発し、ガラス板上に非晶質ガラス粉末と無機顔料粉末が
残る。また結晶性ガラス板が軟化流動するとともに結晶
が析出する。同時に非晶質ガラス粉末が無機顔料粉末を
伴って軟化流動し、基材部分と融着一体化して表面部分
が形成される。その結果、結晶化度が50重量%以下の
結晶化ガラスからなる基材部分と、透明な非晶質ガラス
と無機顔料粉末とで構成される表面部分とが融着一体化
してなる加飾結晶化ガラス物品が得られる。
【0041】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0042】(実施例1)まず重量%でSiO2 58.
0%、Al23 13.0%、MgO 4.5%、Zn
O 2.5%、B23 10.0%、Na2 O 5.5
%、K2 O 2.3%、CaO 1.0%、TiO2
2.2%、ZrO2 0.8%、Sb23 0.2%の組
成を有するように調合したガラス原料を1500℃で1
6時間溶融し、次いでこの溶融ガラスをロールアウト法
によって板状に成形し、板厚が10mmのガラス板を得
た。このガラス板は熱処理することによってフォルステ
ライト及びガーナイトを析出し、白色の結晶化ガラスと
なる。
【0043】また、重量%でSiO2 72.0%、B2
3 16.0%、Al23 5.0%、CaO 5.4
%、Na2 O 1.6%の組成を有する様に調合したガ
ラス原料を1480℃で7時間溶融し、次いでこの溶融
ガラスをフィルム状に成形した後、ボ−ルミルにて粉砕
し、分級することによって最大粒径が10μm以下の無
色透明な非晶質ガラス粉末を得た。
【0044】次に厚さ25μmのポリエチレンテレフタ
レート樹脂製のベースフィルム上に、アクリル系樹脂か
らなる剥離層、非晶質ガラス粉末とSn−Sb−V系ル
チル粉末(粒径5μm以下、川村化学株式会社製)を含
み、アクリル系樹脂をバインダーとする着色層、及びポ
リアミド系樹脂からなる接着層を有する着色転写層をグ
ラビア印刷により形成し、転写用フィルムを作製した。
なお着色層中の非晶質ガラス粉末と無機顔料粉末の割合
は重量比で3:2、バインダーの割合は40重量%と
し、さらにガラス粉末及び顔料粉末の合量100重量%
に対して5重量%のAl23 微粉末を添加した。また
着色層は厚みが20μmとなるように形成した。
【0045】続いて結晶性ガラス板を50℃に予熱し、
続いてその表面に、接着層がガラス板側となるように転
写用フィルムを重ね、フィルム面よりシリコンゴムロー
ルで加熱(加熱温度:220℃)及び加圧(転写圧力:
5kg/cm2 )した。その後、ベースフィルムを剥が
し、結晶性ガラス板上に着色転写層を転写した。
【0046】その後、ガラス板を電気炉に入れ、1時間
に300℃の速度で昇温し、1050℃で1時間保持す
ることによって、表面部分がグレーに着色され、基材部
分が白色である加飾結晶化ガラス物品を得た。
【0047】このようにして得られた結晶化ガラス物品
は、平滑で光沢のある美しい火づくりの表面を有してお
り、表面うねり、色ムラ、色縞等の表面欠陥、結晶化ガ
ラス物品の反り、表面部分の剥離やひび割れは全く認め
られなかった。またこの結晶化ガラス物品は、板厚が1
0mm、表面部分の厚みが10μmであり、X線回折の
結果、基材部分にはフォルステライト及びガーナイトが
析出していることがわかった。さらにX線回折によるオ
ルバーグ・ストリックラー法(Ohlberg -Strickler法)
にて結晶化度を測定したところ、35重量%であった。
【0048】(実施例2)まず重量%で、SiO2
7.0%、Al23 19.0%、Na2 O 8.5
%、K2 O 4.0%、CaO 6.0%、TiO2
4.5%、ZrO2 1.5%、B23 9.7%、Ba
O 1.5%、Sb23 0.3%の組成を有するよう
に調合したガラス原料を1550℃で16時間溶融し、
次いでこの溶融ガラスをロールアウト法によって板状に
成形し、板厚が7mmのガラス板を得た。このガラス板
は熱処理するとジルコノライトを析出し、白色の結晶化
ガラスとなる。
【0049】次に厚さ25μmのポリエチレンテレフタ
レート樹脂製のベースフィルム上に、アクリル系樹脂か
らなる剥離層、非晶質ガラス粉末(粒径10μm以下)
を含み、アクリル系樹脂をバインダーとするフリット層
と、Zr−Si−P系ジルコン粉末(粒径7μm以下、
川村化学株式会社製)を含み、アクリル系樹脂をバイン
ダーとする顔料層と、ポリアミド系樹脂からなる接着層
とを有する着色転写層をグラビア印刷により形成し、転
写用フィルムを作製した。
【0050】なお非晶質ガラス粉末は実施例1と同様に
して得た。また着色転写層中の非晶質ガラス粉末と顔料
粉末の割合は重量比で3:7、フリット層及び顔料層中
のバインダーの割合は何れも40重量%とし、フリット
層中にはガラス粉末100重量%に対して5重量%のA
23 微粉末を添加した。またフリット層及び顔料層
は、それぞれ10μm及び15μmの厚みを有するよう
に形成した。
【0051】次に、実施例1と同様にして結晶性ガラス
板上に着色転写層を転写し、その後、ガラス板を電気炉
に入れ、1時間に300℃の速度で昇温し、1050℃
で1時間保持することによって、表面部分が黄色に着色
され、基材部分が白色である加飾結晶化ガラス物品を得
た。
【0052】このようにして得られた結晶化ガラス物品
は、平滑で光沢のある美しい火づくりの表面を有してお
り、表面うねり、色ムラ、色縞等の表面欠陥、結晶化ガ
ラス物品の反り、表面部分の剥離やひび割れは全く認め
られなかった。なおこの結晶化ガラス物品は、板厚が7
mm、表面部分の厚みが13μmであった。またジルコ
ノライトを析出しており、結晶化度が15%であること
がわかった。
【0053】(実施例3)実施例1と同様にして結晶性
ガラス板を用意した。
【0054】次に厚さ25μmのポリエチレンテレフタ
レート樹脂製のベースフィルム上に、アクリル系樹脂か
らなる剥離層、及び非晶質ガラス粉末(粒径10μm以
下)を含みアクリル系樹脂をバインダーとするフリット
層を有するフリット転写層をグラビア印刷にて形成し、
フリット転写用フィルムを作製した。また同様のベース
フィルム上に、アクリル系樹脂からなる剥離層、Ca−
Sn−Si−Cr系スフェイン粉末(粒径5μm以下、
川村化学株式会社製)を含み、アクリル系樹脂をバイン
ダーとする顔料層、及びアクリル系樹脂からなる接着層
を有する顔料転写層をグラビア印刷により形成し、顔料
転写用フィルムを作製した。
【0055】なお非晶質ガラス粉末は実施例1と同様に
して用意した。また全転写層中の非晶質ガラス粉末と顔
料粉末の割合は重量比で2:3、フリット層及び顔料層
中のバインダーの割合は何れも50重量%とし、フリッ
ト層中にはガラス粉末100重量%に対して7重量%の
KNO3 微粉末を添加した。またフリット層及び顔料層
は、何れも15μmの厚みを有するように形成した。
【0056】次に、実施例1と同様にして結晶性ガラス
板上に顔料転写層を転写し、さらにその上にフリット転
写層を転写した。その後、ガラス板を電気炉に入れ、同
様の条件で熱処理することによって、表面部分がピンク
に着色され、基材部分が白色である加飾結晶化ガラス物
品を得た。
【0057】このようにして得られた結晶化ガラス物品
は、平滑で光沢のある美しい火づくりの表面を有してお
り、表面うねり、色ムラ、色縞等の表面欠陥、ガラス物
品の反り、表面部分の剥離やひび割れは全く認められな
かった。なおこの結晶化ガラス物品は、板厚が8mm、
表面部分の厚みが15μmであった。またX線回折の結
果、フォルステライト及びガーナイトを析出しており、
結晶化度が35%であることがわかった。
【0058】(実施例4)実施例1と同様にして結晶性
ガラス板を用意した。
【0059】次に厚さ25μmのポリエチレンテレフタ
レート樹脂製のベースフィルム上に、アクリル系樹脂か
らなる剥離層、非晶質ガラス粉末(粒径10μm以下)
を含みアクリル系樹脂をバインダーとするフリット層、
非晶質ガラス粉末及びZn−Si−Fe系スピネル粉末
(粒径7μm以下、川村化学株式会社製)を含み、アク
リル系樹脂をバインダーとする着色層、及びポリアミド
系樹脂からなる接着層を有する着色転写層をグラビア印
刷により形成し、転写用フィルムを作製した。
【0060】なお非晶質ガラス粉末は実施例1と同様に
して得た。また、着色層中の非晶質ガラス粉末と顔料粉
末の割合は重量比で1:3、フリット層を含めた着色転
写層中の両者の割合は1:2、フリット層及び着色層中
のバインダーの割合は何れも40重量%とし、フリット
層及び着色層中にはそれぞれ粉末の総量100重量%に
対して5重量%のAl23 微粉末を添加した。またフ
リット層及び顔料層は、何れも10μmの厚みを有する
ように形成した。
【0061】次に、実施例1と同様にして結晶性ガラス
板上に着色転写層を転写し、その後、ガラス板を電気炉
に入れ、同様の条件で熱処理することによって、表面部
分が褐色に着色され、基材部分が白色である加飾結晶化
ガラス物品を得た。
【0062】このようにして得られた結晶化ガラス物品
は、平滑で光沢のある美しい火づくりの表面を有してお
り、表面うねり、色ムラ、色縞等の表面欠陥、結晶化ガ
ラス物品の反り、表面部分の剥離やひび割れは全く認め
られなかった。なおこの結晶化ガラス物品は、板厚が1
2mm、表面部分の厚みが10μmであった。またX線
回折の結果、フォルステライトおよびガ−ナイトを析出
しており、結晶化度が15%であることがわかった。
【0063】(実施例5)実施例1と同様にして結晶性
ガラス板を用意した。
【0064】また厚さ25μmのポリエチレンテレフタ
レート樹脂製のベースフィルム上に、アクリル系樹脂か
らなる剥離層、及び非晶質ガラス粉末(粒径10μm以
下)を含みアクリル系樹脂をバインダーとするフリット
層を有するフリット転写層をグラビア印刷にて形成し、
フリット転写用フィルムを作製した。また同様のベース
フィルム上に、アクリル系樹脂からなる剥離層、非晶質
ガラス粉末及びCo−Si系カンラン石粉末(粒径5μ
m以下、川村化学株式会社製)を含み、アクリル系樹脂
をバインダーとする着色層、及びアクリル系樹脂からな
る接着層を有する着色転写層をグラビア印刷により形成
し、着色転写用フィルムを作製した。
【0065】なお非晶質ガラス粉末は実施例1と同様に
して用意した。また着色層中の非晶質ガラス粉末と顔料
粉末の割合は重量比で1:3、全転写層中の両者の割合
は2:3、フリット層及び着色層中のバインダーの割合
は何れも50重量%とし、フリット層及び着色層中には
それぞれ粉末の総量100重量%に対して10重量%の
BaCO3 微粉末を添加した。またフリット層及び着色
層は、それぞれ20μm及び10μmの厚みを有するよ
うに形成した。
【0066】次に、実施例1と同様にして結晶性ガラス
板上に着色転写層を転写し、さらにその上にフリット転
写層を転写した。その後、ガラス板を電気炉に入れ、同
様の条件で熱処理することによって、表面部分が紺青に
着色され、基材部分が白色である加飾結晶化ガラス物品
を得た。
【0067】このようにして得られた結晶化ガラス物品
は、平滑で光沢のある美しい火づくりの表面を有してお
り、表面うねり、色ムラ、色縞等の表面欠陥、ガラス物
品の反り、表面部分の剥離やひび割れは全く認められな
かった。なおこの結晶化ガラス物品は、板厚が9mm、
表面部分の厚みが15μmであった。またX線回折の結
果、フォルステライト及びガーナイトを析出しており、
結晶化度が35%であることがわかった。
【0068】
【発明の効果】本発明の加飾結晶化ガラス物品の製造方
法は、転写用フィルムに含まれる無機顔料粉末を適宜選
択することにより、種々の色調を呈する加飾結晶化ガラ
ス物品を得ることが可能である。また無機顔料を表面に
固定するためのガラス粉末として透明な非晶質のガラス
粉末を用いるため、無機顔料によって着色された表面部
分の色調を損なうことなく着色濃度を高めることが可能
となる。さらに、熱処理すると結晶化度が50重量%以
下の結晶化ガラスとなる結晶性ガラス板と非晶質ガラス
粉末を用いるために、熱処理時における流動性が良好で
あり、平滑で光沢のある火づくりの表面を有する結晶化
ガラス物品が得られる。しかも色替えをする場合におい
ても、転写用フィルムを替えるだけで良いため、製造コ
ストを低く抑えることができ、安価に供給することが可
能である。
【0069】さらに、結晶性ガラス板として、フォルス
テライト及び/又はガ−ナイト、或はジルコノライトを
析出する性質を有する結晶性ガラス板を使用することに
より、機械的強度に優れた建材用結晶化ガラス物品を得
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】結晶性ガラス板の表面に、剥離層、着色層及び
接着層からなる着色転写層を転写する状態を示す模式断
面図である。
【図2】結晶性ガラス板の表面に、剥離層、フリット
層、顔料層及び接着層からなる着色転写層を転写する状
態を示す模式断面図である。
【図3】結晶性ガラス板の表面に、顔料転写層及びフリ
ット転写層を順次転写する状態を示す模式断面図であ
り、(a)は結晶性ガラス板の表面に顔料転写層を転写
する状態を示す模式断面図、(b)は顔料転写層上に、
フリット転写層を転写する状態を示す模式断面図であ
る。
【図4】結晶性ガラス板の表面に、剥離層、フリット
層、着色層及び接着層からなる着色転写層を転写する状
態を示す模式断面図である。
【図5】結晶性ガラス板の表面に、着色転写層及びフリ
ット転写層を順次転写する状態を示す模式断面図であ
り、(a)は結晶性ガラス板の表面に着色転写層を転写
する状態を示す模式断面図、(b)は着色転写層上に、
フリット転写層を転写する状態を示す模式断面図であ
る。
【図6】本発明の方法により製造される加飾結晶化ガラ
ス物品の一例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
10 結晶性ガラス板 20a、20b、20c 着色転写層 20d フリット転写層 20e 顔料転写層 21 剥離層 22 着色層 23 接着層 24 フリット層 25 顔料層 30 ベースフィルム G 非晶質ガラス粉末 P 無機顔料粉末 B バインダー
フロントページの続き (72)発明者 中村 祐三 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日 本写真印刷株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱処理すると結晶化度が50重量%以下
    の結晶化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程
    と、 ベースフイルム上に、非晶質ガラス粉末、無機顔料粉末
    及びバインダーを主成分とする着色層と、接着層とを含
    む着色転写層が形成されてなる転写用フイルムを用意す
    る工程と、 転写用フイルムを用い、結晶性ガラス板の表面に着色転
    写層を転写する工程と、 結晶性ガラス板を熱処理する工程とを含むことを特徴と
    する加飾結晶化ガラス物品の製造方法。
  2. 【請求項2】 熱処理すると結晶化度が50重量%以下
    の結晶化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程
    と、 ベースフイルム上に、非晶質ガラス粉末及びバインダー
    を主成分とするフリット層と、無機顔料粉末及びバイン
    ダーを主成分とする顔料層と、接着層とを含む着色転写
    層が形成されてなる転写用フイルムを用意する工程と、 転写用フイルムを用い、結晶性ガラス板の表面に着色転
    写層を転写する工程と、 結晶性ガラス板を熱処理する工程とを含むことを特徴と
    する加飾結晶化ガラス物品の製造方法。
  3. 【請求項3】 熱処理すると結晶化度が50重量%以下
    の結晶化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程
    と、 ベースフイルム上に、非晶質ガラス粉末及びバインダー
    を主成分とするフリット層を含むフリット転写層が形成
    されてなるフリット転写用フイルムと、ベースフィルム
    上に、無機顔料粉末及びバインダーを主成分とする顔料
    層を含む顔料転写層が形成されてなる顔料転写用フイル
    ムとを用意する工程と、 フリット転写用フイルム及び顔料転写用フイルムを用
    い、結晶性ガラス板の表面にフリット転写層及び顔料転
    写層を転写する工程と、 結晶性ガラス板を熱処理する工程とを含むことを特徴と
    する加飾結晶化ガラス物品の製造方法。
  4. 【請求項4】 熱処理すると結晶化度が50重量%以下
    の結晶化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程
    と、 ベースフイルム上に、非晶質ガラス粉末及びバインダー
    を主成分とするフリット層と、非晶質ガラス粉末、無機
    顔料粉末及びバインダーを主成分とする着色層と、接着
    層とを含む着色転写層が形成されてなる転写用フイルム
    を用意する工程と、 転写用フイルムを用い、結晶性ガラス板の表面に着色転
    写層を転写する工程と、 結晶性ガラス板を熱処理する工程とを含むことを特徴と
    する加飾結晶化ガラス物品の製造方法。
  5. 【請求項5】 熱処理すると結晶化度が50重量%以下
    の結晶化ガラスとなる結晶性ガラス板を用意する工程
    と、 ベースフイルム上に、非晶質ガラス粉末及びバインダー
    を主成分とするフリット層を含むフリット転写層が形成
    されてなるフリット転写用フイルムと、ベースフィルム
    上に、非晶質ガラス粉末、無機顔料粉末、及びバインダ
    ーを主成分とする着色層を含む着色転写層が形成されて
    なる着色転写用フイルムとを用意する工程と、 フリット転写用フイルム及び着色転写用フイルムを用
    い、結晶性ガラス板の表面にフリット転写層及び着色転
    写層を転写する工程と、 結晶性ガラス板を熱処理する工程とを含むことを特徴と
    する加飾結晶化ガラス物品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100750798B1 (ko) * 2006-10-11 2007-08-20 최영훈 입체무늬 형성 판유리의 제조 방법
KR100824591B1 (ko) * 2007-05-02 2008-04-23 삼성유리공업 주식회사 수평강화로를 이용한 장식용 판유리 제조방법

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WO2008136555A1 (en) * 2007-05-02 2008-11-13 Sam Sung Glass Ind. Co., Ltd. Method for manufacturing decorative flat glass using horizontal tempering furnace

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