JPH0825942A - 空調制御装置 - Google Patents
空調制御装置Info
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- JPH0825942A JPH0825942A JP18539194A JP18539194A JPH0825942A JP H0825942 A JPH0825942 A JP H0825942A JP 18539194 A JP18539194 A JP 18539194A JP 18539194 A JP18539194 A JP 18539194A JP H0825942 A JPH0825942 A JP H0825942A
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- air
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- air conditioning
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調能力が固定されていても、空調能力の人
為的な変更要請があれば可変できるようにした操作性の
良い空調制御装置を提供する。 【構成】 被空調空間の空調に携わる空調機器を熱負荷
に対応する総合信号により所定の操作量特性が得られる
ように自動制御する空調制御装置において、空調能力が
固定されているか否かを判定すると共に、総合信号に影
響を与える被空調空間の設定温度を変更したか否かを判
定する。空調能力が固定されている時に設定温度の変更
があった場合には、総合信号を空調機器の操作量の変曲
点に対応する位置へずらす。設定温度を僅かに変更した
場合でも、総合信号は操作量の変曲点に対応する位置を
基準としてずれるので、操作量を可変させて空調能力を
変化させることができる。
為的な変更要請があれば可変できるようにした操作性の
良い空調制御装置を提供する。 【構成】 被空調空間の空調に携わる空調機器を熱負荷
に対応する総合信号により所定の操作量特性が得られる
ように自動制御する空調制御装置において、空調能力が
固定されているか否かを判定すると共に、総合信号に影
響を与える被空調空間の設定温度を変更したか否かを判
定する。空調能力が固定されている時に設定温度の変更
があった場合には、総合信号を空調機器の操作量の変曲
点に対応する位置へずらす。設定温度を僅かに変更した
場合でも、総合信号は操作量の変曲点に対応する位置を
基準としてずれるので、操作量を可変させて空調能力を
変化させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両等に用いられ、
被空調空間を空調制御する空調制御装置に関する。
被空調空間を空調制御する空調制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動制御を行うエアコンとして、被空調
空間が快適温度となるよう送風機(ブロワー電圧)や冷
暖能力を可変制御するものは、例えば、特公平5−25
26号公報等において公知である。この公報では、車室
内を空調する空調装置において、熱負荷と相関させた総
合信号(車室内温度、外気温、日射量、設定温度に基づ
いて算出された信号)を吹出口から吹き出す吹出温度と
して演算し、この吹出温度に基づいてエアミックスドア
の開度やブロワー電圧を制御するようにしたものであ
る。
空間が快適温度となるよう送風機(ブロワー電圧)や冷
暖能力を可変制御するものは、例えば、特公平5−25
26号公報等において公知である。この公報では、車室
内を空調する空調装置において、熱負荷と相関させた総
合信号(車室内温度、外気温、日射量、設定温度に基づ
いて算出された信号)を吹出口から吹き出す吹出温度と
して演算し、この吹出温度に基づいてエアミックスドア
の開度やブロワー電圧を制御するようにしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように総合信号によって空調機器の操作量を決定する従
来の空調装置にあっては、例えば図3に示されるブロワ
ー電圧特性やエアミックスドア開度特性のように、総合
信号に対する特性が予め決定されているものが多く、総
合信号が演算されると、その値からブロワー電圧やエア
ミックスドア開度が決定されるが、外気温度が−10°
C以下となる極寒時には、安定状態に至っても暖房能力
を大きくした状態が持続され、ブロワー電圧は最大とな
り、エアミックスドアはフルヒート状態となる。このよ
うな場合に、少しだけ室温を下げたい要請から設定温度
を僅かに低くしても、総合信号は暖房能力を最大とする
領域から脱するほど大きく変化せず、このため、設定温
度をかなり下げないと(最悪の場合には、設定温度を最
も下げたMAX−COOLまで下げないと)空調能力を
変化させることができず、操作性が悪かった。また、同
様の不都合は、極暖時において冷房能力が最大で固定さ
れてしまう場合にも言える。
ように総合信号によって空調機器の操作量を決定する従
来の空調装置にあっては、例えば図3に示されるブロワ
ー電圧特性やエアミックスドア開度特性のように、総合
信号に対する特性が予め決定されているものが多く、総
合信号が演算されると、その値からブロワー電圧やエア
ミックスドア開度が決定されるが、外気温度が−10°
C以下となる極寒時には、安定状態に至っても暖房能力
を大きくした状態が持続され、ブロワー電圧は最大とな
り、エアミックスドアはフルヒート状態となる。このよ
うな場合に、少しだけ室温を下げたい要請から設定温度
を僅かに低くしても、総合信号は暖房能力を最大とする
領域から脱するほど大きく変化せず、このため、設定温
度をかなり下げないと(最悪の場合には、設定温度を最
も下げたMAX−COOLまで下げないと)空調能力を
変化させることができず、操作性が悪かった。また、同
様の不都合は、極暖時において冷房能力が最大で固定さ
れてしまう場合にも言える。
【0004】このように空調能力が固定されてしまう状
態は、極暖時や極寒時に限らず、車室内が目標温度から
大きくずれている場合に、車室内温度を目標温度に急速
に近づける処理を行う所謂クールダウン時やウォームア
ップ時においても生じる。このような安定状態に至る過
渡状態で一時的に空調能力が固定されてしまう場合で
も、上記と同様に空調能力の変更要請は考えられ、これ
に対応できるようにする必要がある。
態は、極暖時や極寒時に限らず、車室内が目標温度から
大きくずれている場合に、車室内温度を目標温度に急速
に近づける処理を行う所謂クールダウン時やウォームア
ップ時においても生じる。このような安定状態に至る過
渡状態で一時的に空調能力が固定されてしまう場合で
も、上記と同様に空調能力の変更要請は考えられ、これ
に対応できるようにする必要がある。
【0005】さらに、総合信号の演算因子を検出するセ
ンサが故障したような場合には、空調機器の操作量を一
定とする特性領域の範囲内でしか総合信号が変化しなく
なり、いくら設定温度を変化させても空調能力を変化さ
せることができなくなってしまう場合も考えられる。
ンサが故障したような場合には、空調機器の操作量を一
定とする特性領域の範囲内でしか総合信号が変化しなく
なり、いくら設定温度を変化させても空調能力を変化さ
せることができなくなってしまう場合も考えられる。
【0006】そこで、この発明においては、空調能力が
固定されていても、空調能力の人為的な変更要請があれ
ば、その変更が僅かであっても空調能力を可変させるよ
うにした操作性の良い空調制御装置を提供することを課
題としている。
固定されていても、空調能力の人為的な変更要請があれ
ば、その変更が僅かであっても空調能力を可変させるよ
うにした操作性の良い空調制御装置を提供することを課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願人は、僅かに設定
温度を変更しても、空調機器の操作量が変化されずに空
調能力が固定されてしまう場合があることから、このよ
うな空調能力が固定される場合には、能力変更要請があ
った段階での総合信号を空調機器の操作量の変化点に対
応する値へずらしてやれば、設定温度の変更に応じて操
作量を変更させることができることに鑑み、本発明を完
成するに至った。
温度を変更しても、空調機器の操作量が変化されずに空
調能力が固定されてしまう場合があることから、このよ
うな空調能力が固定される場合には、能力変更要請があ
った段階での総合信号を空調機器の操作量の変化点に対
応する値へずらしてやれば、設定温度の変更に応じて操
作量を変更させることができることに鑑み、本発明を完
成するに至った。
【0008】即ち、本願にかかる空調制御装置は、被空
調空間の空調に携わる空調機器を熱負荷に関する諸因子
に基づいて演算された総合信号により所定の操作量特性
が得られるよう自動制御する空調制御装置において、空
調能力が固定されていることを判定する第1の判定手段
と、前記総合信号を人為的に変更したか否かを判定する
第2の判定手段と、前記第1の判定手段で空調能力が固
定されており、前記第2の判定手段で人為的に総合信号
が変更されたと判定された場合に、前記総合信号を前記
所定の操作量特性の変化点に対応する総合信号となるよ
う補正する補正手段とを有することにある(請求項
1)。
調空間の空調に携わる空調機器を熱負荷に関する諸因子
に基づいて演算された総合信号により所定の操作量特性
が得られるよう自動制御する空調制御装置において、空
調能力が固定されていることを判定する第1の判定手段
と、前記総合信号を人為的に変更したか否かを判定する
第2の判定手段と、前記第1の判定手段で空調能力が固
定されており、前記第2の判定手段で人為的に総合信号
が変更されたと判定された場合に、前記総合信号を前記
所定の操作量特性の変化点に対応する総合信号となるよ
う補正する補正手段とを有することにある(請求項
1)。
【0009】具体的な態様としては、被空調空間の空調
に携わる空調機器を熱負荷に関する諸因子に基づいて演
算された総合信号により所定の操作量特性が得られるよ
う自動制御する空調制御装置において、総合信号に基づ
いて得られる前記空調機器の操作量が前記操作量特性の
不変領域にあることを判定する第1の判定手段と、前記
総合信号の演算因子の一つである前記被空調空間の設定
温度を変更したことを判定する第2の判定手段と、前記
被空調空間の空調制御が安定状態にあるか否かを判定す
る第3の判定手段と、前記第1の判定手段で前記空調機
器の操作量が不変領域にあると判定され、前記第2の判
定手段で前記設定温度が変更されたと判定され、前記第
3の判定手段で空調制御が安定状態にあると判定された
場合に、前記設定温度を変更した時点での総合信号と前
記所定の操作量特性の変化点に対応する総合信号との差
を補正量として前記総合信号を前記変化点に対応する総
合信号となるよう補正する補正手段とを有する空調制御
装置であってもよい(請求項2)。
に携わる空調機器を熱負荷に関する諸因子に基づいて演
算された総合信号により所定の操作量特性が得られるよ
う自動制御する空調制御装置において、総合信号に基づ
いて得られる前記空調機器の操作量が前記操作量特性の
不変領域にあることを判定する第1の判定手段と、前記
総合信号の演算因子の一つである前記被空調空間の設定
温度を変更したことを判定する第2の判定手段と、前記
被空調空間の空調制御が安定状態にあるか否かを判定す
る第3の判定手段と、前記第1の判定手段で前記空調機
器の操作量が不変領域にあると判定され、前記第2の判
定手段で前記設定温度が変更されたと判定され、前記第
3の判定手段で空調制御が安定状態にあると判定された
場合に、前記設定温度を変更した時点での総合信号と前
記所定の操作量特性の変化点に対応する総合信号との差
を補正量として前記総合信号を前記変化点に対応する総
合信号となるよう補正する補正手段とを有する空調制御
装置であってもよい(請求項2)。
【0010】また、所定時間内に前記総合信号に基づい
て得られる前記空調機器の操作量が前記操作量特性の不
変領域にあることを判定する第1の判定手段と、前記総
合信号の少なくとも1つの演算因子を人為的に変更した
ことを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段
で前記空調機器の操作量が不変領域にあると判定され、
前記第2の判定手段で前記演算因子が人為的に変更され
たと判定された場合に、前記演算因子を変更した時点で
の総合信号と前記所定の操作量特性の変化点に対応する
総合信号との差を補正量として前記総合信号を前記変化
点に対応する総合信号となるよう補正する補正手段とを
有する空調制御装置であってもよい(請求項3)。この
場合に、総合信号に影響を与える環境条件を検出する検
出器が故障であるか否かを判定する判定手段を付加して
もよく(請求項4)、故障であれば、それをその旨を表
示する手段を設けてもよい。
て得られる前記空調機器の操作量が前記操作量特性の不
変領域にあることを判定する第1の判定手段と、前記総
合信号の少なくとも1つの演算因子を人為的に変更した
ことを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段
で前記空調機器の操作量が不変領域にあると判定され、
前記第2の判定手段で前記演算因子が人為的に変更され
たと判定された場合に、前記演算因子を変更した時点で
の総合信号と前記所定の操作量特性の変化点に対応する
総合信号との差を補正量として前記総合信号を前記変化
点に対応する総合信号となるよう補正する補正手段とを
有する空調制御装置であってもよい(請求項3)。この
場合に、総合信号に影響を与える環境条件を検出する検
出器が故障であるか否かを判定する判定手段を付加して
もよく(請求項4)、故障であれば、それをその旨を表
示する手段を設けてもよい。
【0011】
【作用】したがって、第1の判定手段により空調能力が
固定されていることが判定され、第2の判定手段により
総合信号を人為的に変更したと判定された場合には、補
正手段によって総合信号が所定の操作量特性の変化点に
対応する総合信号となるよう補正されるので、総合信号
がそこから僅かにずれても空調機器の操作量を変化させ
ることができることとなり、空調能力が固定された状態
にあっても人為的な変更要請があればそれに対応するこ
とができる。
固定されていることが判定され、第2の判定手段により
総合信号を人為的に変更したと判定された場合には、補
正手段によって総合信号が所定の操作量特性の変化点に
対応する総合信号となるよう補正されるので、総合信号
がそこから僅かにずれても空調機器の操作量を変化させ
ることができることとなり、空調能力が固定された状態
にあっても人為的な変更要請があればそれに対応するこ
とができる。
【0012】また、総合信号の1つの演算因子が極端な
値を示す条件下では、安定状態においても総合信号に対
して予定されている空調機器の操作量が変化しない場合
がある。例えば、被空調空間が車室であり、総合信号の
演算因子の1つである外気温度が極端に低い場合には、
安定状態と言えども総合信号に基づいて決定される空調
機器の操作量は暖房能力を最大とする状態に固定されて
しまう。このような場合に、請求項2のような構成の制
御を用いれば、車室内の設定温度の変更操作によって、
総合信号が操作量特性の変化点に対応する位置へ補正さ
れるので、乗員の温調変更要請に応じて空調能力を変化
させることができる。
値を示す条件下では、安定状態においても総合信号に対
して予定されている空調機器の操作量が変化しない場合
がある。例えば、被空調空間が車室であり、総合信号の
演算因子の1つである外気温度が極端に低い場合には、
安定状態と言えども総合信号に基づいて決定される空調
機器の操作量は暖房能力を最大とする状態に固定されて
しまう。このような場合に、請求項2のような構成の制
御を用いれば、車室内の設定温度の変更操作によって、
総合信号が操作量特性の変化点に対応する位置へ補正さ
れるので、乗員の温調変更要請に応じて空調能力を変化
させることができる。
【0013】さらに、空調の安定状態では空調機器の操
作量は固定されないが、安定状態に至るまでの過渡期に
おいて空調能力を最大にするために操作量が固定されて
しまう場合や、総合信号の演算因子を検出するセンサが
故障したために総合信号が変化しにくくなり、そのた
め、操作量が変化しない領域でしか総合信号を可変させ
ることができなくなってしまう場合がある。このような
場合に、請求項3のような構成の制御を用いれば、人為
的な能力変更要請によって同様に総合信号が操作量特性
の変化点に対応する値へ補正されるので、変更要請に応
じて空調能力を変化させることができる。ここで、請求
項4のように、総合信号に影響を与える環境条件を検出
する検出器が故障であることを判定できるようにしてお
けば、操作量の固定状態が検出器の故障に起因するもの
であるのか、それ以外の要因であるのかを判別すること
ができる。
作量は固定されないが、安定状態に至るまでの過渡期に
おいて空調能力を最大にするために操作量が固定されて
しまう場合や、総合信号の演算因子を検出するセンサが
故障したために総合信号が変化しにくくなり、そのた
め、操作量が変化しない領域でしか総合信号を可変させ
ることができなくなってしまう場合がある。このような
場合に、請求項3のような構成の制御を用いれば、人為
的な能力変更要請によって同様に総合信号が操作量特性
の変化点に対応する値へ補正されるので、変更要請に応
じて空調能力を変化させることができる。ここで、請求
項4のように、総合信号に影響を与える環境条件を検出
する検出器が故障であることを判定できるようにしてお
けば、操作量の固定状態が検出器の故障に起因するもの
であるのか、それ以外の要因であるのかを判別すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0015】図1において、車両用空気調和装置は、空
調ダクト1の最上流側にインテ−クドア切替装置2が設
けられ、このインテ−クドア切替装置2は内気入口3と
外気入口4とが分かれた部分に内外気切替ドア5が配置
され、この内外気切替ドア5をアクチュエ−タ6により
操作して空調ダクト1内に導入する空気を内気と外気と
に選択し、所望の吸入モ−ドが得られるようになってい
る。
調ダクト1の最上流側にインテ−クドア切替装置2が設
けられ、このインテ−クドア切替装置2は内気入口3と
外気入口4とが分かれた部分に内外気切替ドア5が配置
され、この内外気切替ドア5をアクチュエ−タ6により
操作して空調ダクト1内に導入する空気を内気と外気と
に選択し、所望の吸入モ−ドが得られるようになってい
る。
【0016】送風機7は、空調ダクト1内に空気を吸い
込んで下流側に送風するもので、この送風機7の後方に
はエバポレ−タ8が配置されている。このエバポレ−タ
8は、コンプレッサ9、コンデンサ10、レシ−バタン
ク11、エクスパンションバルブ12と共に配管結合さ
れて冷却サイクルを構成しており、前記コンプレッサ
は、車両のエンジン13に電磁クラッチ14を介して連
結され、この電磁クラッチ14を断続することで稼働、
停止制御される。
込んで下流側に送風するもので、この送風機7の後方に
はエバポレ−タ8が配置されている。このエバポレ−タ
8は、コンプレッサ9、コンデンサ10、レシ−バタン
ク11、エクスパンションバルブ12と共に配管結合さ
れて冷却サイクルを構成しており、前記コンプレッサ
は、車両のエンジン13に電磁クラッチ14を介して連
結され、この電磁クラッチ14を断続することで稼働、
停止制御される。
【0017】コンプレッサ9によって圧縮された高温高
圧の冷媒は、コンデンサ10を通過する際に放熱して凝
縮され、エクスパンションバルブ12によって断熱膨張
されて霧状の冷媒となる。この霧状の冷媒は、エバポレ
ータ8を通過する際に吸熱して蒸発し気化する。このエ
バポレータ8における吸熱作用と、コンデンサ10にお
ける放熱作用を繰り返すことによって、エバポレータ8
を通過する空気を冷却するようになっている。
圧の冷媒は、コンデンサ10を通過する際に放熱して凝
縮され、エクスパンションバルブ12によって断熱膨張
されて霧状の冷媒となる。この霧状の冷媒は、エバポレ
ータ8を通過する際に吸熱して蒸発し気化する。このエ
バポレータ8における吸熱作用と、コンデンサ10にお
ける放熱作用を繰り返すことによって、エバポレータ8
を通過する空気を冷却するようになっている。
【0018】前記エバポレ−タ8の後方には、ヒ−タコ
ア15が配置され、このヒ−タコア15の上流側にはエ
アミックスドア16が設けられており、このエアミック
スドア16の開度をアクチュエ−タ17により調節する
ことで、前記ヒ−タコア15を通過する空気とヒ−タコ
ア15をバイバスする空気との割合が変えられ、これに
より吹き出し空気が温度制御されるようになっている。
ア15が配置され、このヒ−タコア15の上流側にはエ
アミックスドア16が設けられており、このエアミック
スドア16の開度をアクチュエ−タ17により調節する
ことで、前記ヒ−タコア15を通過する空気とヒ−タコ
ア15をバイバスする空気との割合が変えられ、これに
より吹き出し空気が温度制御されるようになっている。
【0019】尚、エアミックスドア16は、開度0%で
ヒ−タコア15をバイバスする空気割合が最大(ヒータ
コアを通過する空気割合が最小、もしくは、ヒータコア
の通過空気が無くなる状態)となり、開度100%でヒ
ータコア15を通過する空気割合が最大(ヒータコアを
バイパスする空気割合が最小、もしくは、バイパス空気
が無くなる状態)となる。
ヒ−タコア15をバイバスする空気割合が最大(ヒータ
コアを通過する空気割合が最小、もしくは、ヒータコア
の通過空気が無くなる状態)となり、開度100%でヒ
ータコア15を通過する空気割合が最大(ヒータコアを
バイパスする空気割合が最小、もしくは、バイパス空気
が無くなる状態)となる。
【0020】そして、前記空調ダクト1の下流側は、デ
フロスト吹出口18(図においては、便宜上水平方向に
開口されているが、実際にはフロントガラスに対峙して
設けられている)、ベント吹出口19(乗員の上半身に
臨むように開口されている)、ヒート吹出口20(乗員
の下半身に臨むように開口されている)を介して車室2
1に開口し、吹出口18〜20の分かれた部分に設けら
れたモ−ドドア22、23をアクチュエ−タ24で開閉
制御することで吹出モ−ドが変更されるようになってい
る。
フロスト吹出口18(図においては、便宜上水平方向に
開口されているが、実際にはフロントガラスに対峙して
設けられている)、ベント吹出口19(乗員の上半身に
臨むように開口されている)、ヒート吹出口20(乗員
の下半身に臨むように開口されている)を介して車室2
1に開口し、吹出口18〜20の分かれた部分に設けら
れたモ−ドドア22、23をアクチュエ−タ24で開閉
制御することで吹出モ−ドが変更されるようになってい
る。
【0021】そして、前記各種ドア5、16、22、2
3、コンプレッサ9の電磁クラッチ14、送風機7のモ
−タ7aは、コントロールユニット25からの出力信号
に基づいて制御される。このコントロールユニット25
は、前記アクチュエータ6、17、24、電磁クラッチ
14、送風機のモータ7aを駆動制御する駆動回路26
a〜26e、これら駆動回路26a〜26eを制御する
マイクロコンピュータ27、このマイクロコンピュータ
27に信号を入力するA/D変換器28やマルチプレク
サ(MPX)29、後述する操作パネル35の表示部4
5を制御する表示回路30等を有して構成された周知の
もので、マイクロコンピュータ27は、中央演算処理
(CPU)、ROM、RAM等を備えている。マルチプ
レクサ(MPX)29には、外気温を検出する外気温セ
ンサ31からの信号や、車室内温度を検出する車室内温
度センサ32からの信号、日射量を検出する日射センサ
33からの信号等が入力される。
3、コンプレッサ9の電磁クラッチ14、送風機7のモ
−タ7aは、コントロールユニット25からの出力信号
に基づいて制御される。このコントロールユニット25
は、前記アクチュエータ6、17、24、電磁クラッチ
14、送風機のモータ7aを駆動制御する駆動回路26
a〜26e、これら駆動回路26a〜26eを制御する
マイクロコンピュータ27、このマイクロコンピュータ
27に信号を入力するA/D変換器28やマルチプレク
サ(MPX)29、後述する操作パネル35の表示部4
5を制御する表示回路30等を有して構成された周知の
もので、マイクロコンピュータ27は、中央演算処理
(CPU)、ROM、RAM等を備えている。マルチプ
レクサ(MPX)29には、外気温を検出する外気温セ
ンサ31からの信号や、車室内温度を検出する車室内温
度センサ32からの信号、日射量を検出する日射センサ
33からの信号等が入力される。
【0022】また、マイクロコンピュータ27には、乗
員の操作によって制御指令を出力する操作パネル35か
らの信号等が入力されるようになっている。この操作パ
ネル35は、各種ドア、電磁クラッチ、送風機等の各空
調機器を自動制御する指令を出力するAUTOスイッチ
36、吸入モードを内気循環モード(REC)又は外気
導入モード(FRESH)にマニュアル設定するREC
スイッチ37、冷却サイクルの稼働を個別的に指令する
A/Cスイッチ38、各空調機器をOFFモード制御す
る指令を出力するOFFスイッチ39、吹出モードを強
制的にデフロストモードに設定するDEFスイッチ4
0、車室内の目標温度を設定する温度設定器41のアッ
プ、ダウンスイッチ42a,42b、送風能力を切り換
えるFANスイッチ43、吹出モードをマニュアル設定
するMODEスイッチ44を有し、アップ、ダウンスイ
ッチ42a、42bで設定された目標温度、FANスイ
ッチ43で設定された送風能力、MODEスイッチ44
で設定された吹出モードは、それぞれパネル表面に設け
られた表示部45に表示されるようになっている。
員の操作によって制御指令を出力する操作パネル35か
らの信号等が入力されるようになっている。この操作パ
ネル35は、各種ドア、電磁クラッチ、送風機等の各空
調機器を自動制御する指令を出力するAUTOスイッチ
36、吸入モードを内気循環モード(REC)又は外気
導入モード(FRESH)にマニュアル設定するREC
スイッチ37、冷却サイクルの稼働を個別的に指令する
A/Cスイッチ38、各空調機器をOFFモード制御す
る指令を出力するOFFスイッチ39、吹出モードを強
制的にデフロストモードに設定するDEFスイッチ4
0、車室内の目標温度を設定する温度設定器41のアッ
プ、ダウンスイッチ42a,42b、送風能力を切り換
えるFANスイッチ43、吹出モードをマニュアル設定
するMODEスイッチ44を有し、アップ、ダウンスイ
ッチ42a、42bで設定された目標温度、FANスイ
ッチ43で設定された送風能力、MODEスイッチ44
で設定された吹出モードは、それぞれパネル表面に設け
られた表示部45に表示されるようになっている。
【0023】図2において、前記マイクロコンピュータ
27による総合信号演算処理例がフローチャートとして
示されている。この演算処理例は、空調能力が最大また
は最小の状態で固定されてしまっている場合に操作パネ
ル35の操作によって空調能力を確実に変化させるよう
にする態様の1つを示すもので、極寒時においては温調
安定時にもかかわらず暖房能力が最大となってしまうこ
とから、設定温度を操作しても空調能力に変化を与える
ことが難しくなるので、これを被空調空間にいる者の要
求に応じて温調能力が変化するようにしたものである。
27による総合信号演算処理例がフローチャートとして
示されている。この演算処理例は、空調能力が最大また
は最小の状態で固定されてしまっている場合に操作パネ
ル35の操作によって空調能力を確実に変化させるよう
にする態様の1つを示すもので、極寒時においては温調
安定時にもかかわらず暖房能力が最大となってしまうこ
とから、設定温度を操作しても空調能力に変化を与える
ことが難しくなるので、これを被空調空間にいる者の要
求に応じて温調能力が変化するようにしたものである。
【0024】以下、これを説明すると、マイクロコンピ
ュータ27は、外気温センサ31、車室内温度センサ3
2、日射センサ33、操作パネル35等、空調制御に必
要な種々の信号を入力した後、ステップ50において、
OFFになっているイグニッションスイッチ(IG)が
ONにされた後に、このステップを始めて通過するか否
かを判定する。始めての通過である場合にはステップ5
2へ進み、2回目以降である場合にはステップ58へ進
む。
ュータ27は、外気温センサ31、車室内温度センサ3
2、日射センサ33、操作パネル35等、空調制御に必
要な種々の信号を入力した後、ステップ50において、
OFFになっているイグニッションスイッチ(IG)が
ONにされた後に、このステップを始めて通過するか否
かを判定する。始めての通過である場合にはステップ5
2へ進み、2回目以降である場合にはステップ58へ進
む。
【0025】ステップ52においては、バッテリー(B
ATT)が取り外されている状態(OFF)から電気系
統に接続(ON)された後に、このステップを始めて通
過するか否かを判定する。バッテリーを接続してからイ
グニッションスイッチが始めて投入され、図2で示すル
ーチンの通過が初回であれば、後述する補正量αやフラ
グ(FLAG)を初期設定する必要から、ステップ54
へ進み、α=0、FLAG=0とし、ステップ58へ進
む。また、バッテリーは既に接続されており、イグニッ
ションスイッチが再投入された場合において、図2で示
すルーチンの通過が初回であれば、ステップ56へ進
み、後述するステップ70において記憶された補正量α
の記憶値αm 、及びステップ70で補正量αを設定した
際の外気温度Tamと現在の外気温度Taとの偏差(Tam
−Ta)に基づき、修正された補正量αを数式1により
演算し、その後ステップ58へ進む。
ATT)が取り外されている状態(OFF)から電気系
統に接続(ON)された後に、このステップを始めて通
過するか否かを判定する。バッテリーを接続してからイ
グニッションスイッチが始めて投入され、図2で示すル
ーチンの通過が初回であれば、後述する補正量αやフラ
グ(FLAG)を初期設定する必要から、ステップ54
へ進み、α=0、FLAG=0とし、ステップ58へ進
む。また、バッテリーは既に接続されており、イグニッ
ションスイッチが再投入された場合において、図2で示
すルーチンの通過が初回であれば、ステップ56へ進
み、後述するステップ70において記憶された補正量α
の記憶値αm 、及びステップ70で補正量αを設定した
際の外気温度Tamと現在の外気温度Taとの偏差(Tam
−Ta)に基づき、修正された補正量αを数式1により
演算し、その後ステップ58へ進む。
【0026】
【数1】α=αm +B(Tam−Ta)
【0027】ステップ58においては、車室内温度T
r、外気温Ta、日射量Ts、設定温度Tset に基づい
て、熱負荷に対応する制御信号を数式2の総合信号Tと
して演算する。尚、設定温度Tset は、空調装置の作動
初期、即ち、人為的な温度設定操作がイグニッションス
イッチの投入後に一度もない場合においては25°Cに
設定されるようになっている。また、B,C,D、Eは
演算定数であり、αは後述する補正量である。
r、外気温Ta、日射量Ts、設定温度Tset に基づい
て、熱負荷に対応する制御信号を数式2の総合信号Tと
して演算する。尚、設定温度Tset は、空調装置の作動
初期、即ち、人為的な温度設定操作がイグニッションス
イッチの投入後に一度もない場合においては25°Cに
設定されるようになっている。また、B,C,D、Eは
演算定数であり、αは後述する補正量である。
【0028】
【数2】T=(Tr−25)+B(Ta−25)+C・
Ts−D(Tset −25)+E+α
Ts−D(Tset −25)+E+α
【0029】そして、次のステップ60において、総合
信号の補正の有無を識別するためのフラグ(FLAG)
が”1”に設定されているか否かを判定する。ここで、
フラグ(FLAG)が”0”であれば、総合信号が補正
されていない状態を示し、”1”であれば、総合信号が
補正されている状態を示している。
信号の補正の有無を識別するためのフラグ(FLAG)
が”1”に設定されているか否かを判定する。ここで、
フラグ(FLAG)が”0”であれば、総合信号が補正
されていない状態を示し、”1”であれば、総合信号が
補正されている状態を示している。
【0030】ステップ60でフラグが”1”でないと判
定された場合には、ステップ62へ進み、車室内の空調
状態が安定状態に至ったか否かの判定を車室内温度セン
サで認識された車室内温度(Tr)が目標とする車室内
温度(目標Tr)より大きくなったか否かによって判定
する。この安定状態に至ったことの認識は、車室内温度
の変化率が所定値以下となったことによって判定しても
よく、このステップ62によって、被空調空間の空調制
御が安定状態にあるか否かを判定する第3の判定手段が
構成されている。
定された場合には、ステップ62へ進み、車室内の空調
状態が安定状態に至ったか否かの判定を車室内温度セン
サで認識された車室内温度(Tr)が目標とする車室内
温度(目標Tr)より大きくなったか否かによって判定
する。この安定状態に至ったことの認識は、車室内温度
の変化率が所定値以下となったことによって判定しても
よく、このステップ62によって、被空調空間の空調制
御が安定状態にあるか否かを判定する第3の判定手段が
構成されている。
【0031】ところで、空調能力は、送風能力やエアミ
ックスドア16の開度調節等によって変更されるが、送
風能力は、総合信号Tに基づいて予め決められた例えば
図3(a)の特性で示される送風機7の操作量、即ち、
送風機のモータ7aに印加するブロワー電圧(V)によ
って決定される。この特性はそれ自体公知のものであ
り、総合信号Tの中間領域(T3〜T4)において低送
風能力を実現する電圧VLOW となり、総合信号TがT1
より小さい領域では高送風能力を実現する電圧VHIとな
り、総合信号TがT2より大きい領域では高送風能力ま
たは最大送風能力を実現する電圧VHIまたはVMAX とな
り、T1〜T3の区間はTの増大の伴ってブロワー電圧
がVHIからVLOW へ連続的に変化し、T4〜T2の区間
はTの増大の伴ってブロワー電圧がVLOW からVHIにか
けて連続的に変化するようになっている。また、エアミ
ックスドア16の開度(%)は、総合信号Tに基づいて
予め決められた図3(b)の特性となるように決定され
る。この特性もそれ自体公知のものであり、総合信号T
の所定値T5 以下の領域においては、開度を100%と
するフルホットとなり、所定値T6 以上の領域において
は、開度を0%とするフルクールとなり、その間は、フ
ルホットからフルクールにかけて連続的な特性となって
いる。以下、便宜上、制御対象としての空調機器が送風
機であり、この送風機の操作量との関係で空調能力を調
節する場合を説明する。
ックスドア16の開度調節等によって変更されるが、送
風能力は、総合信号Tに基づいて予め決められた例えば
図3(a)の特性で示される送風機7の操作量、即ち、
送風機のモータ7aに印加するブロワー電圧(V)によ
って決定される。この特性はそれ自体公知のものであ
り、総合信号Tの中間領域(T3〜T4)において低送
風能力を実現する電圧VLOW となり、総合信号TがT1
より小さい領域では高送風能力を実現する電圧VHIとな
り、総合信号TがT2より大きい領域では高送風能力ま
たは最大送風能力を実現する電圧VHIまたはVMAX とな
り、T1〜T3の区間はTの増大の伴ってブロワー電圧
がVHIからVLOW へ連続的に変化し、T4〜T2の区間
はTの増大の伴ってブロワー電圧がVLOW からVHIにか
けて連続的に変化するようになっている。また、エアミ
ックスドア16の開度(%)は、総合信号Tに基づいて
予め決められた図3(b)の特性となるように決定され
る。この特性もそれ自体公知のものであり、総合信号T
の所定値T5 以下の領域においては、開度を100%と
するフルホットとなり、所定値T6 以上の領域において
は、開度を0%とするフルクールとなり、その間は、フ
ルホットからフルクールにかけて連続的な特性となって
いる。以下、便宜上、制御対象としての空調機器が送風
機であり、この送風機の操作量との関係で空調能力を調
節する場合を説明する。
【0032】極寒時においては、外気温Taが非常に低
いために総合信号Tが非常に小さく、安定状態でも送風
能力がMAXとなる(この状態では、エアミックスドア
16もフルヒート状態(開度100%)となる)。この
ような状態で設定温度を25°C以上に設定変更して
も、それ以上に暖房能力を高めることは原理的にできな
いが、25°C以下に設定した場合には、送風能力を低
下させる等して暖房能力を低下させることが原理的に可
能なはずである。そこで、車室内が安定状態に至ったと
判定された場合には、ステップ64へ進み、温度設定器
41のアップ、ダウンスイッチ42a、42bを操作し
て車室内の設定温度を25°Cから25°C未満に操作
したか否かを判定する。ここで、設定温度Tset が変更
されればステップ58の総合信号Tが変更されるので、
このステップ64は、総合信号を人為的に変更したか否
かを判定する第2の判定手段に対応している。
いために総合信号Tが非常に小さく、安定状態でも送風
能力がMAXとなる(この状態では、エアミックスドア
16もフルヒート状態(開度100%)となる)。この
ような状態で設定温度を25°C以上に設定変更して
も、それ以上に暖房能力を高めることは原理的にできな
いが、25°C以下に設定した場合には、送風能力を低
下させる等して暖房能力を低下させることが原理的に可
能なはずである。そこで、車室内が安定状態に至ったと
判定された場合には、ステップ64へ進み、温度設定器
41のアップ、ダウンスイッチ42a、42bを操作し
て車室内の設定温度を25°Cから25°C未満に操作
したか否かを判定する。ここで、設定温度Tset が変更
されればステップ58の総合信号Tが変更されるので、
このステップ64は、総合信号を人為的に変更したか否
かを判定する第2の判定手段に対応している。
【0033】しかしながら、25°C未満への設定温度
の変更にもかかわらず、上述の高暖房能力時には、多少
の変更では空調機器の操作量を変化させるほど総合信号
Tを大きく変化させることはできない。そこで、このよ
うな状態でも設定温度の操作によって空調能力を変化さ
せることができるようにするために、総合信号を強制的
に大きくずらしてやる必要がある。そこで先ず、設定温
度が25°C未満へ変更されたと判定された場合には、
ステップ66へ進み、25°C時での総合信号を演算す
る。この25°C時での総合信号の演算は、設定温度を
25°C以下に操作した時点での車室内温度Tr、外気
温度Ta、日射量Tsによって数式3に基づいて演算す
ればよい。
の変更にもかかわらず、上述の高暖房能力時には、多少
の変更では空調機器の操作量を変化させるほど総合信号
Tを大きく変化させることはできない。そこで、このよ
うな状態でも設定温度の操作によって空調能力を変化さ
せることができるようにするために、総合信号を強制的
に大きくずらしてやる必要がある。そこで先ず、設定温
度が25°C未満へ変更されたと判定された場合には、
ステップ66へ進み、25°C時での総合信号を演算す
る。この25°C時での総合信号の演算は、設定温度を
25°C以下に操作した時点での車室内温度Tr、外気
温度Ta、日射量Tsによって数式3に基づいて演算す
ればよい。
【0034】
【数3】T25=(Tr−25)+B(Ta−25)+C
・Ts+E
・Ts+E
【0035】その後、ステップ68において、操作量
(ブロワー電圧V)がVHIから変化する変化点での総合
信号T1 と、ステップ66で算出された総合信号T25と
を比較する。尚、この実施例においては、送風機7の操
作量の変化点をもって説明しているが、これに代えて、
図3(b)のエアミックスドアの操作量で行う場合に
は、暖房能力が最大状態から変化する変化点での総合信
号T5 をT25と比較すればよい。
(ブロワー電圧V)がVHIから変化する変化点での総合
信号T1 と、ステップ66で算出された総合信号T25と
を比較する。尚、この実施例においては、送風機7の操
作量の変化点をもって説明しているが、これに代えて、
図3(b)のエアミックスドアの操作量で行う場合に
は、暖房能力が最大状態から変化する変化点での総合信
号T5 をT25と比較すればよい。
【0036】極寒時においては、前述したごとく車室内
温調が安定状態となっても、T25がT1 よりも小さくな
り、図3から明らかなように、T1 以下の領域では、空
調機器(送風機)の操作量はVHIで一定となる。このこ
とから、ステップ68の処理をもって空調能力が固定さ
れているか否かを判定する第1の判定手段とすることが
できる。
温調が安定状態となっても、T25がT1 よりも小さくな
り、図3から明らかなように、T1 以下の領域では、空
調機器(送風機)の操作量はVHIで一定となる。このこ
とから、ステップ68の処理をもって空調能力が固定さ
れているか否かを判定する第1の判定手段とすることが
できる。
【0037】そして、空調能力が固定されていると判定
された場合には、ステップ70へ進み、総合信号の補正
量αを|T25−T1 |とする。また、このステップにお
いて、フラグ(FLAG)を”1”に設定し、この時点
での補正量αと外気温Tambとをαm =α、Tam=Ta
として記憶する。
された場合には、ステップ70へ進み、総合信号の補正
量αを|T25−T1 |とする。また、このステップにお
いて、フラグ(FLAG)を”1”に設定し、この時点
での補正量αと外気温Tambとをαm =α、Tam=Ta
として記憶する。
【0038】これに対して、前記ステップ60でフラグ
が”1”であると判定された場合には、ステップ72へ
進み、設定温度が25°C未満から25°C以上に設定
変更されたか否かを判定する。このステップにおいて、
設定温度が25°C未満に設定されている限り総合信号
Tの補正量αは|T25−T1 |に維持されるが、25°
C以上に設定変更されれば、ステップ74へ進み、フラ
グを”0”に設定すると共に補正量αを0に変更する。
が”1”であると判定された場合には、ステップ72へ
進み、設定温度が25°C未満から25°C以上に設定
変更されたか否かを判定する。このステップにおいて、
設定温度が25°C未満に設定されている限り総合信号
Tの補正量αは|T25−T1 |に維持されるが、25°
C以上に設定変更されれば、ステップ74へ進み、フラ
グを”0”に設定すると共に補正量αを0に変更する。
【0039】上記処理において、先ず、イグニッション
スイッチ(IG)の投入初期であり、且つ、バッテリー
(BATT)の接続初期である場合においては、ステッ
プ54において、補正量αが0に設定され、そのαをも
ってステップ58において総合信号Tが演算され、その
後、車室内の温調が安定しないうちは補正量αを0とし
た総合信号をもって送風機7の操作量が決定される。そ
の後、車室内温調が安定し、且つ、設定温度が25°C
から25°C未満に変更された場合には、ステップ66
において、T25が演算される。外気温度Taが非常に低
い極寒期においては、このT25はT1 より大きく下回っ
ており、この場合には、総合信号の補正量αをステップ
70で算出し、再びステップ58の処理が行われる際
に、この算出されたαによって総合信号Tが補正され
る。
スイッチ(IG)の投入初期であり、且つ、バッテリー
(BATT)の接続初期である場合においては、ステッ
プ54において、補正量αが0に設定され、そのαをも
ってステップ58において総合信号Tが演算され、その
後、車室内の温調が安定しないうちは補正量αを0とし
た総合信号をもって送風機7の操作量が決定される。そ
の後、車室内温調が安定し、且つ、設定温度が25°C
から25°C未満に変更された場合には、ステップ66
において、T25が演算される。外気温度Taが非常に低
い極寒期においては、このT25はT1 より大きく下回っ
ており、この場合には、総合信号の補正量αをステップ
70で算出し、再びステップ58の処理が行われる際
に、この算出されたαによって総合信号Tが補正され
る。
【0040】一旦、Tが補正されると、ステップ70に
おいてフラグは”1”に設定されるので、ステップ60
からステップ72へ進み、以後、設定温度を25°C以
上に設定しない限り、補正された総合信号に基づいて操
作量が決定される。
おいてフラグは”1”に設定されるので、ステップ60
からステップ72へ進み、以後、設定温度を25°C以
上に設定しない限り、補正された総合信号に基づいて操
作量が決定される。
【0041】そして、設定温度を25°C以下から25
°C以上に設定変更した場合には、ステップ74におい
て補正量が零に設定され、再び、設定温度が25°C未
満に変更されない限り、補正しない総合信号によって空
調制御される。
°C以上に設定変更した場合には、ステップ74におい
て補正量が零に設定され、再び、設定温度が25°C未
満に変更されない限り、補正しない総合信号によって空
調制御される。
【0042】即ち、図4(a)に示されるように、設定
温度を人為的に変更しない限り、初期においては外気温
度が低いためにTがT1 よりかなり小さい位置にあり
(例えばに相当する位置)にあり、この状態で設定温
度を25°C以下に変更すれば、Tが、先ずT1 までず
れ(に相当する位置)、このずれた状態から設定温度
の変更に応じて総合信号が変更(変化量ΔT)される
(に相当する位置)。このため、ブロワー電圧Vは小
さくなり、その電圧の変化量(ΔV)に対応した分だけ
送風能力が変化し、引いては空調能力を低下させること
ができる。そして、その後に設定温度を25°C以上に
変更する要請があれば、総合信号TはT1 +ΔTから補
正された分α=|T25−T1 |だけ小さくなり、再び最
大送風能力を要請する位置(に相当する位置)へ戻
る。
温度を人為的に変更しない限り、初期においては外気温
度が低いためにTがT1 よりかなり小さい位置にあり
(例えばに相当する位置)にあり、この状態で設定温
度を25°C以下に変更すれば、Tが、先ずT1 までず
れ(に相当する位置)、このずれた状態から設定温度
の変更に応じて総合信号が変更(変化量ΔT)される
(に相当する位置)。このため、ブロワー電圧Vは小
さくなり、その電圧の変化量(ΔV)に対応した分だけ
送風能力が変化し、引いては空調能力を低下させること
ができる。そして、その後に設定温度を25°C以上に
変更する要請があれば、総合信号TはT1 +ΔTから補
正された分α=|T25−T1 |だけ小さくなり、再び最
大送風能力を要請する位置(に相当する位置)へ戻
る。
【0043】以上は、極寒時での制御を示したが、極暖
時においても、同様に設定温度の操作で空調能力を変化
させるようにするものとしては、図5に示すフローチャ
ートの処理を行えばよい。以下、異なる点を主として説
明する。
時においても、同様に設定温度の操作で空調能力を変化
させるようにするものとしては、図5に示すフローチャ
ートの処理を行えばよい。以下、異なる点を主として説
明する。
【0044】この制御では、ステップ80乃至86にお
いて、前記実施例のステップ50乃至56の処理と同様
の処理を行い、ステップ88において、数式4に基づい
て総合信号Tを算出する。極暖時に総合信号Tを補正し
たい方向は、総合信号が小さくなる方向であることか
ら、数式4では、αの前の符号が負となっている。
いて、前記実施例のステップ50乃至56の処理と同様
の処理を行い、ステップ88において、数式4に基づい
て総合信号Tを算出する。極暖時に総合信号Tを補正し
たい方向は、総合信号が小さくなる方向であることか
ら、数式4では、αの前の符号が負となっている。
【0045】
【数4】T=(Tr−25)+B(Ta−25)+C・
Ts−D(Tset −25)+E−α
Ts−D(Tset −25)+E−α
【0046】その後、前記実施例と同様に補正の有無を
フラグによって判定した後(ステップ90)、ステップ
92では、車室内の空調状態がほぼ安定状態に至ったか
否かを車室内温度Trが目標とする車室内温度(目標T
r)より小さくなったか否かによって判定する。同様
に、ここでも、安定状態に至ったことの認定は、車室内
温度の変化率が所定値以下となったことによって行って
もよい。
フラグによって判定した後(ステップ90)、ステップ
92では、車室内の空調状態がほぼ安定状態に至ったか
否かを車室内温度Trが目標とする車室内温度(目標T
r)より小さくなったか否かによって判定する。同様
に、ここでも、安定状態に至ったことの認定は、車室内
温度の変化率が所定値以下となったことによって行って
もよい。
【0047】車室内が安定状態に至ったと判定された場
合には、ステップ94へ進み、車室内の設定温度を25
°Cから25°Cより大きくしたか否かを判定する。極
暖時においては、総合信号Tが非常に大きくなるため、
安定状態でも送風能力はMAXとなり、またエアミック
スドアもフルクール状態(開度0%)となる。このよう
な状態で設定温度を25°C以下に変更しても、それ以
上に冷房能力を高めることは原理的にできないが、25
°Cより大きく設定した場合には、送風能力を低下させ
たり、エアミックスドア開度を小さくしたりすることで
冷房能力を低めることが原理的に可能なはずである。そ
こで、車室内が安定状態に至ったと判定された場合に
は、ステップ94へ進み、アップ、ダウンスイッチ42
a、42bを操作して車室内の設定温度を25°Cから
25°Cより大きくしたか否かを判定する。
合には、ステップ94へ進み、車室内の設定温度を25
°Cから25°Cより大きくしたか否かを判定する。極
暖時においては、総合信号Tが非常に大きくなるため、
安定状態でも送風能力はMAXとなり、またエアミック
スドアもフルクール状態(開度0%)となる。このよう
な状態で設定温度を25°C以下に変更しても、それ以
上に冷房能力を高めることは原理的にできないが、25
°Cより大きく設定した場合には、送風能力を低下させ
たり、エアミックスドア開度を小さくしたりすることで
冷房能力を低めることが原理的に可能なはずである。そ
こで、車室内が安定状態に至ったと判定された場合に
は、ステップ94へ進み、アップ、ダウンスイッチ42
a、42bを操作して車室内の設定温度を25°Cから
25°Cより大きくしたか否かを判定する。
【0048】しかしながら、25°Cより大きく設定変
更したにもかかわらず、上述の高冷房能力時には、多少
の変更では操作量を変化させるほど総合信号Tを大きく
変化させることはできない。そこで、このような場合に
設定温度の操作によって空調能力を変化させることがで
きるようにするために、総合信号を強制的に大きくずら
してやる必要がある。そこで先ず、設定温度が25°C
より大きな値に変更されたと判定された場合には、ステ
ップ96へ進み、数式3に基づいて25°C時での総合
信号T25を演算する。
更したにもかかわらず、上述の高冷房能力時には、多少
の変更では操作量を変化させるほど総合信号Tを大きく
変化させることはできない。そこで、このような場合に
設定温度の操作によって空調能力を変化させることがで
きるようにするために、総合信号を強制的に大きくずら
してやる必要がある。そこで先ず、設定温度が25°C
より大きな値に変更されたと判定された場合には、ステ
ップ96へ進み、数式3に基づいて25°C時での総合
信号T25を演算する。
【0049】その後、ステップ98において、操作量
(ブロワー電圧V)がVMAX から変化する変化点での総
合信号T2 と、ステップ96で得られた総合信号T25と
を比較する。この実施例においても、送風機の操作量を
もって説明しているが、これに代えて、図4(b)のエ
アミックスドアの操作量を用いる場合には、冷房能力が
最大状態から変化する変化点での総合信号T6 をT25と
比較すればよい。
(ブロワー電圧V)がVMAX から変化する変化点での総
合信号T2 と、ステップ96で得られた総合信号T25と
を比較する。この実施例においても、送風機の操作量を
もって説明しているが、これに代えて、図4(b)のエ
アミックスドアの操作量を用いる場合には、冷房能力が
最大状態から変化する変化点での総合信号T6 をT25と
比較すればよい。
【0050】極暖時においては、前述したごとく車室内
温調が安定状態となっても、T25がT2 よりも大きくな
り、図3から明らかなように、T2 以上の領域では、空
調機器(送風機)の操作量はVMAX で一定となる。この
ことから、ステップ98の処理をもって空調能力が固定
されているか否かを判定することができる。
温調が安定状態となっても、T25がT2 よりも大きくな
り、図3から明らかなように、T2 以上の領域では、空
調機器(送風機)の操作量はVMAX で一定となる。この
ことから、ステップ98の処理をもって空調能力が固定
されているか否かを判定することができる。
【0051】そして、空調能力が固定されていると判定
された場合には、ステップ100へ進み、総合信号の補
正量αを|T25−T2 |とする。また、このステップに
おいて、フラグ(FLAG)を”1”に設定し、この時
点での補正量αと外気温Tamb とをαm =α、Tam=T
aとして記憶する。
された場合には、ステップ100へ進み、総合信号の補
正量αを|T25−T2 |とする。また、このステップに
おいて、フラグ(FLAG)を”1”に設定し、この時
点での補正量αと外気温Tamb とをαm =α、Tam=T
aとして記憶する。
【0052】これに対して、前記ステップ90において
フラグが”1”であると判定された場合には、ステップ
102へ進み、設定温度が25°Cより大きく設定され
ていた状態から25°C以下に設定変更されたか否かを
判定する。このステップにおいて、設定温度が25°C
より大きいと判定される限り、総合信号Tの補正量αは
|T25−T2 |で維持されるが、25°C以下に変更さ
れたと判定されれば、ステップ104へ進み、フラグ
を”0”に設定すると共に補正量αを0に変更する。
フラグが”1”であると判定された場合には、ステップ
102へ進み、設定温度が25°Cより大きく設定され
ていた状態から25°C以下に設定変更されたか否かを
判定する。このステップにおいて、設定温度が25°C
より大きいと判定される限り、総合信号Tの補正量αは
|T25−T2 |で維持されるが、25°C以下に変更さ
れたと判定されれば、ステップ104へ進み、フラグ
を”0”に設定すると共に補正量αを0に変更する。
【0053】上記処理において、先ず、イグニッション
スイッチ(IG)の投入初期であり、且つ、バッテリー
(BATT)の接続初期である場合においては、ステッ
プ84において、補正量αが0に設定され、そのαをも
ってステップ88において総合信号Tが演算され、その
後、車室内の温調が安定しないうちは補正量αを0とし
た総合信号をもって送風機の操作量が決定される。その
後、車室内温調が安定し、且つ、設定温度が25°Cか
ら25°Cより大きく変更された場合には、ステップ9
6において、T25が演算される。外気温度Taが非常に
高い極暖期においては、このT25はT2 より大きく上回
っており、この場合には、総合信号の補正量αをステッ
プ100で算出し、再びステップ88の処理が行われる
際に、この算出されたαによって総合信号Tが補正され
る。
スイッチ(IG)の投入初期であり、且つ、バッテリー
(BATT)の接続初期である場合においては、ステッ
プ84において、補正量αが0に設定され、そのαをも
ってステップ88において総合信号Tが演算され、その
後、車室内の温調が安定しないうちは補正量αを0とし
た総合信号をもって送風機の操作量が決定される。その
後、車室内温調が安定し、且つ、設定温度が25°Cか
ら25°Cより大きく変更された場合には、ステップ9
6において、T25が演算される。外気温度Taが非常に
高い極暖期においては、このT25はT2 より大きく上回
っており、この場合には、総合信号の補正量αをステッ
プ100で算出し、再びステップ88の処理が行われる
際に、この算出されたαによって総合信号Tが補正され
る。
【0054】一旦、Tが補正されると、ステップ90に
おいてフラグが”1”に設定されるので、ステップ90
からステップ102へ進み、以後、設定温度を25°C
以下に変更しない限り、補正された総合信号に基づいて
操作量が決定される。
おいてフラグが”1”に設定されるので、ステップ90
からステップ102へ進み、以後、設定温度を25°C
以下に変更しない限り、補正された総合信号に基づいて
操作量が決定される。
【0055】そして、設定温度を25°Cより大きい状
態から25°C以下に設定変更した場合には、ステップ
104において補正量が零に設定され、再び、設定温度
を25°Cより大きくしない限り、補正されない総合信
号によって空調制御される。
態から25°C以下に設定変更した場合には、ステップ
104において補正量が零に設定され、再び、設定温度
を25°Cより大きくしない限り、補正されない総合信
号によって空調制御される。
【0056】即ち、図4(b)に示されるように、設定
温度を人為的に変更しない限り、初期においては外気温
度が高いためにTがT2 より大きくずれた位置にあり
(例えばに相当する位置)にあり、この状態で設定温
度を25°Cより大きく変更すれば、Tが、先ずT2
までずれ(に相当する位置)、このずれた状態から設
定温度の変更に応じて総合信号が変更(変化量ΔT)さ
れる(に相当する位置)。このため、ブロワー電圧V
は小さくなり、その電圧の変化量(ΔV)に対応した分
だけ送風能力が変化し、引いては空調能力を低下させる
ことができる。そして、その後に設定温度を25°C以
下に変更する要請があれば、総合信号TはT2 −ΔTか
ら補正された分α=|T25−T2 |だけ大きくなり、再
び最大送風能力を要請する位置(に相当する位置)へ
戻る。
温度を人為的に変更しない限り、初期においては外気温
度が高いためにTがT2 より大きくずれた位置にあり
(例えばに相当する位置)にあり、この状態で設定温
度を25°Cより大きく変更すれば、Tが、先ずT2
までずれ(に相当する位置)、このずれた状態から設
定温度の変更に応じて総合信号が変更(変化量ΔT)さ
れる(に相当する位置)。このため、ブロワー電圧V
は小さくなり、その電圧の変化量(ΔV)に対応した分
だけ送風能力が変化し、引いては空調能力を低下させる
ことができる。そして、その後に設定温度を25°C以
下に変更する要請があれば、総合信号TはT2 −ΔTか
ら補正された分α=|T25−T2 |だけ大きくなり、再
び最大送風能力を要請する位置(に相当する位置)へ
戻る。
【0057】次に、空調能力が最大または最小の状態で
固定されてしまっている場合に、操作パネルの操作によ
って空調能力を確実に変化させるようにする態様の他の
例を示す。この例では、冬場や夏場等のように、空調初
期に一時的に空調能力を最大とするウォームアップない
しクールダウンが行われている最中に空調能力を変化さ
せたい要請があればこれに応じて空調能力を変化させる
こと、及び、センサの故障等によって、総合信号の変化
巾が小さくなり、本来変化するはずの空調能力が変化し
なくなってしまった場合に、総合信号が変化する領域を
空調能力が変化する領域へシフトして空調能力を変化さ
せることに特徴がある。
固定されてしまっている場合に、操作パネルの操作によ
って空調能力を確実に変化させるようにする態様の他の
例を示す。この例では、冬場や夏場等のように、空調初
期に一時的に空調能力を最大とするウォームアップない
しクールダウンが行われている最中に空調能力を変化さ
せたい要請があればこれに応じて空調能力を変化させる
こと、及び、センサの故障等によって、総合信号の変化
巾が小さくなり、本来変化するはずの空調能力が変化し
なくなってしまった場合に、総合信号が変化する領域を
空調能力が変化する領域へシフトして空調能力を変化さ
せることに特徴がある。
【0058】図6において、これに関する制御処理例が
示され、以下これについて詳述すると、マイクロコンピ
ュータ27は、外気温センサ31、車室内温度センサ3
2、日射センサ33、操作パネル35等、空調制御に必
要な種々の信号を入力した後、ステップ110におい
て、OFFになっているイグニッションスイッチ(I
G)がONにされた後に、このステップを始めて通過す
るか否かを判定する。イグニッションスイッチを投入し
てからこのステップの処理が初回であると判定された場
合には、後述する補正量αやフラグ(FLAG)を初期
設定する必要から、ステップ112へ進み、α=0、F
LAG=0とし、ステップ114へ進む。また、イグニ
ッションスイッチが前回以前において投入されている場
合には、ステップ114へ直接進む。
示され、以下これについて詳述すると、マイクロコンピ
ュータ27は、外気温センサ31、車室内温度センサ3
2、日射センサ33、操作パネル35等、空調制御に必
要な種々の信号を入力した後、ステップ110におい
て、OFFになっているイグニッションスイッチ(I
G)がONにされた後に、このステップを始めて通過す
るか否かを判定する。イグニッションスイッチを投入し
てからこのステップの処理が初回であると判定された場
合には、後述する補正量αやフラグ(FLAG)を初期
設定する必要から、ステップ112へ進み、α=0、F
LAG=0とし、ステップ114へ進む。また、イグニ
ッションスイッチが前回以前において投入されている場
合には、ステップ114へ直接進む。
【0059】ステップ114においては、車室内温度T
r、外気温度Ta、日射量Ts、設定温度Tset に基づ
いて、熱負荷に応じて変動する制御信号を数式2の総合
信号Tとして演算する。
r、外気温度Ta、日射量Ts、設定温度Tset に基づ
いて、熱負荷に応じて変動する制御信号を数式2の総合
信号Tとして演算する。
【0060】そして、次のステップ116において、総
合信号の補正の有無を識別するためのフラグ(FLA
G)が”1”に設定されているか否かを判定する。ここ
で、フラグ(FLAG)が”0”であれば、総合信号が
補正されていない状態を示し、”1”であれば、総合信
号が補正されている状態を示している。
合信号の補正の有無を識別するためのフラグ(FLA
G)が”1”に設定されているか否かを判定する。ここ
で、フラグ(FLAG)が”0”であれば、総合信号が
補正されていない状態を示し、”1”であれば、総合信
号が補正されている状態を示している。
【0061】ステップ116でフラグが”1”でないと
判定された場合には、ステップ118へ進み、タイマ
(Time)によって計時された時間がイグニッションスイ
ッチを投入してから所定時間(t0 )経過したか否かを
判定する。
判定された場合には、ステップ118へ進み、タイマ
(Time)によって計時された時間がイグニッションスイ
ッチを投入してから所定時間(t0 )経過したか否かを
判定する。
【0062】ステップ118において、Time>t0 と判
定された場合には、ステップ120へ進み、車室内の設
定温度を25°Cから25°C未満に設定したか否かを
判定し、このステップ120で設定温度が25°C未満
に設定されたと判定された場合には、ステップ122へ
進み、25°C時での総合信号T25を演算する。この2
5°C時での総合信号の演算は、温度設定器を25°C
未満に操作した時点での車室内温度、外気温度、日射量
によって前記数式3に基づいて演算すればよい。
定された場合には、ステップ120へ進み、車室内の設
定温度を25°Cから25°C未満に設定したか否かを
判定し、このステップ120で設定温度が25°C未満
に設定されたと判定された場合には、ステップ122へ
進み、25°C時での総合信号T25を演算する。この2
5°C時での総合信号の演算は、温度設定器を25°C
未満に操作した時点での車室内温度、外気温度、日射量
によって前記数式3に基づいて演算すればよい。
【0063】その後、ステップ124において、前記ス
テップ68と同様、例えば送風機の操作量が変化する変
化点での総合信号T1 と前記ステップ122で算出され
た総合信号T25とを比較する。ここで、例えば、空調能
力を変化させる空調機器の操作量がエアミックスドア1
6の開度である場合を想定すると、上記T1 は、エアミ
ックスドア開度の変化点(T5 )での総合信号に変更さ
れる。
テップ68と同様、例えば送風機の操作量が変化する変
化点での総合信号T1 と前記ステップ122で算出され
た総合信号T25とを比較する。ここで、例えば、空調能
力を変化させる空調機器の操作量がエアミックスドア1
6の開度である場合を想定すると、上記T1 は、エアミ
ックスドア開度の変化点(T5 )での総合信号に変更さ
れる。
【0064】そして、T25<T1 であると判定された場
合には、ステップ126へ進み、外気温センサ31、車
室内温度センサ32、日射センサ33のように総合信号
の演算因子を検出するセンサ、即ち、総合信号に影響を
与える環境条件を検出するセンサが故障しているか否か
を判定する。この故障判定が必要となるのは、空調能力
が固定されている状態が車室内を目標温度に急速に近づ
けるウォームアップ時にあるのか、あるいは、センサの
故障で総合信号が環境変化に応じて巾広く変化せず、そ
の結果として空調能力が固定されてしまっているのかを
識別するためである。
合には、ステップ126へ進み、外気温センサ31、車
室内温度センサ32、日射センサ33のように総合信号
の演算因子を検出するセンサ、即ち、総合信号に影響を
与える環境条件を検出するセンサが故障しているか否か
を判定する。この故障判定が必要となるのは、空調能力
が固定されている状態が車室内を目標温度に急速に近づ
けるウォームアップ時にあるのか、あるいは、センサの
故障で総合信号が環境変化に応じて巾広く変化せず、そ
の結果として空調能力が固定されてしまっているのかを
識別するためである。
【0065】しかして、センサが故障していると判定さ
れた場合には、ステップ128へ進み、空調パネル35
ないしは故障表示用のために特別に設けられた表示器を
もって故障表示し、ステップ130へ進む。また、故障
していないと判定された場合には、故障表示せずにステ
ップ130へ進む。ステップ130では、25°C時で
の総合信号T25が操作量の変化点に対応した位置T1に
くるよう、総合信号の補正量αを|T25−T1 |として
演算する。
れた場合には、ステップ128へ進み、空調パネル35
ないしは故障表示用のために特別に設けられた表示器を
もって故障表示し、ステップ130へ進む。また、故障
していないと判定された場合には、故障表示せずにステ
ップ130へ進む。ステップ130では、25°C時で
の総合信号T25が操作量の変化点に対応した位置T1に
くるよう、総合信号の補正量αを|T25−T1 |として
演算する。
【0066】ところで、前記ステップ116でフラグ
が”1”であると判定された場合には、ステップ132
へ進み、設定温度が25°C未満から25°C以上に変
更されたか否かを判定する。このステップにおいて、設
定温度が25°C以上に変更されたと判定されない限
り、総合信号Tの補正量αは|T25−T1 |で維持され
るが、25°C以上に変更されたと判定された場合に
は、ステップ134へ進み、フラグを”0”に設定する
と共に、補正量αを0に変更して今まで補正量の分だけ
シフトしていた総合信号Tを元に戻す。
が”1”であると判定された場合には、ステップ132
へ進み、設定温度が25°C未満から25°C以上に変
更されたか否かを判定する。このステップにおいて、設
定温度が25°C以上に変更されたと判定されない限
り、総合信号Tの補正量αは|T25−T1 |で維持され
るが、25°C以上に変更されたと判定された場合に
は、ステップ134へ進み、フラグを”0”に設定する
と共に、補正量αを0に変更して今まで補正量の分だけ
シフトしていた総合信号Tを元に戻す。
【0067】以上は、暖房要請がある場合を示したが、
冷房要請がある場合の制御においては、図7に示すフロ
ーチャートの処理を行えばよい。以下、異なる点を主と
して説明する。
冷房要請がある場合の制御においては、図7に示すフロ
ーチャートの処理を行えばよい。以下、異なる点を主と
して説明する。
【0068】この制御では、ステップ140乃至142
において、前記実施例のステップ110乃至112の処
理と同様の処理を行い、ステップ144で数式4に基づ
いて総合信号を算出する。冷房要請時の総合信号を補正
したい方向は、総合信号が小さくなる方向であることか
ら、αの前の符号は負となっている。
において、前記実施例のステップ110乃至112の処
理と同様の処理を行い、ステップ144で数式4に基づ
いて総合信号を算出する。冷房要請時の総合信号を補正
したい方向は、総合信号が小さくなる方向であることか
ら、αの前の符号は負となっている。
【0069】その後、前記実施例と同様に補正の有無を
フラグによって判定した後(ステップ146)、所定時
間が経過したか否かを判定し(ステップ148)、イグ
ニッションスイッチを投入してから所定時間経過した場
合には、設定温度を25°Cから25°Cよりも大きく
変更したか否かを判定する。ステップ150で設定温度
が25°Cから25°Cより大きく変更されたと判定さ
れた場合には、ステップ152へ進み、25°C時での
総合信号T25を演算する。この25°C時での総合信号
T25の演算は、設定温度を25°Cより大きく設定変更
した時点での車室内温度、外気温度、日射量によって前
記数式3に基づいて演算すればよい。
フラグによって判定した後(ステップ146)、所定時
間が経過したか否かを判定し(ステップ148)、イグ
ニッションスイッチを投入してから所定時間経過した場
合には、設定温度を25°Cから25°Cよりも大きく
変更したか否かを判定する。ステップ150で設定温度
が25°Cから25°Cより大きく変更されたと判定さ
れた場合には、ステップ152へ進み、25°C時での
総合信号T25を演算する。この25°C時での総合信号
T25の演算は、設定温度を25°Cより大きく設定変更
した時点での車室内温度、外気温度、日射量によって前
記数式3に基づいて演算すればよい。
【0070】その後、ステップ154において、例えば
送風機の操作量が変化する変化点での総合信号T2 と前
記ステップ152で算出された総合信号T25とを比較す
る。ここで、例えば、空調能力を変化させる空調機器の
操作量がエアミックスドアの開度である場合を想定する
と、上記T2 は、エアミックスドア開度の変化点(T6
)での総合信号に変更される。
送風機の操作量が変化する変化点での総合信号T2 と前
記ステップ152で算出された総合信号T25とを比較す
る。ここで、例えば、空調能力を変化させる空調機器の
操作量がエアミックスドアの開度である場合を想定する
と、上記T2 は、エアミックスドア開度の変化点(T6
)での総合信号に変更される。
【0071】そして、ステップ154において、T25>
T2 であると判定された場合には、ステップ156へ進
み、外気温度センサ31、内気温度センサ32、日射セ
ンサ33のように総合信号の演算因子を検出するセンサ
が故障しているか否かを前述と同様の理由から判定す
る。
T2 であると判定された場合には、ステップ156へ進
み、外気温度センサ31、内気温度センサ32、日射セ
ンサ33のように総合信号の演算因子を検出するセンサ
が故障しているか否かを前述と同様の理由から判定す
る。
【0072】ステップ156において、センサが故障し
ていると判定された場合には、ステップ158へ進み、
空調パネルないしは故障表示用のために特別に設けられ
た表示器をもって故障表示し、ステップ160へ進む。
また、故障していないと判定された場合には、故障表示
せずにステップ160へ進む。ステップ160において
は、25°C時での総合信号T25が操作量の変化点に対
応した位置T2にくるよう、総合信号の補正量αを|T
25−T2 |として演算する。
ていると判定された場合には、ステップ158へ進み、
空調パネルないしは故障表示用のために特別に設けられ
た表示器をもって故障表示し、ステップ160へ進む。
また、故障していないと判定された場合には、故障表示
せずにステップ160へ進む。ステップ160において
は、25°C時での総合信号T25が操作量の変化点に対
応した位置T2にくるよう、総合信号の補正量αを|T
25−T2 |として演算する。
【0073】前記ステップ146でフラグが”1”であ
ると判定された場合には、ステップ162へ進み、設定
温度が25°Cより大きい状態から25°C以下に変更
されたか否かを判定する。このステップにおいて、設定
温度が25°C以下に変更されたと判定されない限り、
総合信号Tの補正量αは|T25−T2 |で維持される
が、25°C以下に変更されたと判定された場合には、
ステップ164へ進み、フラグを”0”に設定すると共
に、補正量αを0にして今までシフトしていた総合信号
Tを元に戻す。
ると判定された場合には、ステップ162へ進み、設定
温度が25°Cより大きい状態から25°C以下に変更
されたか否かを判定する。このステップにおいて、設定
温度が25°C以下に変更されたと判定されない限り、
総合信号Tの補正量αは|T25−T2 |で維持される
が、25°C以下に変更されたと判定された場合には、
ステップ164へ進み、フラグを”0”に設定すると共
に、補正量αを0にして今までシフトしていた総合信号
Tを元に戻す。
【0074】上述した図6及び図7の総合信号演算処理
において、先ず、イグニッションスイッチ(IG)の投
入された空調初期においては、ステップ112、142
において、α=0、FLAG=0に設定され、その状態
でステップ114、144において総合信号Tが演算さ
れる。即ち、α=0とした総合信号T=(Tr−25)
+B(Ta−25)+C・Ts−D(Tset −25)+
Eが演算される。その後、所定時間が経過しているとス
テップ118、148で判定され、操作パネルによって
設定温度が変更され、且つ、T25が操作量が固定される
特性領域にあると判定された場合には、ウォームアップ
やクールダウンの要請のために一時的に空調能力がMA
Xになっているか、センサの故障によって操作量の固定
領域の範囲でしか総合信号が変化しなくなっているため
に空調能力がMAXになっているので、この場合には、
ステップ130、160において、総合信号をシフトさ
せる補正量αが演算される。したがって、この補正量α
をもってステップ114、144を演算すれば、操作量
の変化点に対応する値まで総合信号Tがずれるので、設
定温度をわずかに変化させても、前述した実施例と同
様、操作量を変化させることができるようになる。
において、先ず、イグニッションスイッチ(IG)の投
入された空調初期においては、ステップ112、142
において、α=0、FLAG=0に設定され、その状態
でステップ114、144において総合信号Tが演算さ
れる。即ち、α=0とした総合信号T=(Tr−25)
+B(Ta−25)+C・Ts−D(Tset −25)+
Eが演算される。その後、所定時間が経過しているとス
テップ118、148で判定され、操作パネルによって
設定温度が変更され、且つ、T25が操作量が固定される
特性領域にあると判定された場合には、ウォームアップ
やクールダウンの要請のために一時的に空調能力がMA
Xになっているか、センサの故障によって操作量の固定
領域の範囲でしか総合信号が変化しなくなっているため
に空調能力がMAXになっているので、この場合には、
ステップ130、160において、総合信号をシフトさ
せる補正量αが演算される。したがって、この補正量α
をもってステップ114、144を演算すれば、操作量
の変化点に対応する値まで総合信号Tがずれるので、設
定温度をわずかに変化させても、前述した実施例と同
様、操作量を変化させることができるようになる。
【0075】したがって、空調状態が安定する前の過渡
期やセンサの故障によってたまたま空調能力が固定され
た場合に、温度設定器を操作して空調能力を変更したい
という乗員の意思があれば、そのような意思をできるだ
け反映させることができる。また、図6及び図7に対応
する実施例によれば、センサの故障によってたまたま空
調能力が固定されている場合に、総合信号の変化領域を
操作量の変化領域にずらすことで制御を復帰させること
ができる機能も有している。
期やセンサの故障によってたまたま空調能力が固定され
た場合に、温度設定器を操作して空調能力を変更したい
という乗員の意思があれば、そのような意思をできるだ
け反映させることができる。また、図6及び図7に対応
する実施例によれば、センサの故障によってたまたま空
調能力が固定されている場合に、総合信号の変化領域を
操作量の変化領域にずらすことで制御を復帰させること
ができる機能も有している。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように、いずれの発明におい
ても、空調能力が固定されている場合に空調能力の変更
要請があれば、空調機器の操作量を変化できるところま
で総合信号をシフトさせて空調能力を変化させるように
した点で共通しているものであり、操作性を向上させる
ことができる。即ち、空調能力を大きく変化させる場合
のみならず、僅かに変化させたい場合にでも確実な変化
が得られ、空調能力の微調整が可能となる。
ても、空調能力が固定されている場合に空調能力の変更
要請があれば、空調機器の操作量を変化できるところま
で総合信号をシフトさせて空調能力を変化させるように
した点で共通しているものであり、操作性を向上させる
ことができる。即ち、空調能力を大きく変化させる場合
のみならず、僅かに変化させたい場合にでも確実な変化
が得られ、空調能力の微調整が可能となる。
【0077】特に、請求項2にかかる発明によれば、安
定状態において空調能力が固定されてしまうような場合
でも、設定温度の人為的な変更によって、総合信号が操
作量特性の変化点に対応する値へ補正されるので、乗員
の温調変更要請に応じて空調能力を確実に変化させるこ
とができる。
定状態において空調能力が固定されてしまうような場合
でも、設定温度の人為的な変更によって、総合信号が操
作量特性の変化点に対応する値へ補正されるので、乗員
の温調変更要請に応じて空調能力を確実に変化させるこ
とができる。
【0078】また、請求項3にかかる発明によれば、安
定状態に至るまでの過渡期や総合信号の演算因子を検出
する検出器が故障したために空調能力が固定されてしま
った場合でも、乗員の温調変更要請に応じて空調能力を
確実に変化させることができる。
定状態に至るまでの過渡期や総合信号の演算因子を検出
する検出器が故障したために空調能力が固定されてしま
った場合でも、乗員の温調変更要請に応じて空調能力を
確実に変化させることができる。
【0079】さらに、請求項4に係る発明によれば、空
調能力が固定されているのは、検出器の故障であるの
か、それ以外の要因であるのかを判別することができ、
メンテナンスの必要の有無を的確に知ることができる。
調能力が固定されているのは、検出器の故障であるの
か、それ以外の要因であるのかを判別することができ、
メンテナンスの必要の有無を的確に知ることができる。
【図1】図1は、この発明に係る空調制御装置が利用さ
れる車両用空調装置の概略構成図を示す。
れる車両用空調装置の概略構成図を示す。
【図2】図2は、図1のマイクロコンピュータによる制
御処理例を示すフローチャートであり、特に極寒時での
総合信号演算処理例を示す。
御処理例を示すフローチャートであり、特に極寒時での
総合信号演算処理例を示す。
【図3】図3(a)は、送風機の操作量であるブロワー
電圧の総合信号に対する特性を示す線図を示し、図3
(b)は、エアミックスドア開度の総合信号に対する特
性を示す線図を示す。
電圧の総合信号に対する特性を示す線図を示し、図3
(b)は、エアミックスドア開度の総合信号に対する特
性を示す線図を示す。
【図4】図4(a)は、総合信号が小さい場合でのブロ
ワー電圧の変化を説明する図3(a)の一部を拡大した
図であり、図4(b)は、総合信号が大きい場合でのブ
ロワー電圧の変化を説明する図3(a)の一部を拡大し
た図である。
ワー電圧の変化を説明する図3(a)の一部を拡大した
図であり、図4(b)は、総合信号が大きい場合でのブ
ロワー電圧の変化を説明する図3(a)の一部を拡大し
た図である。
【図5】図5は、マイクロコンピュータによる制御処理
例を示すフローチャートであり、特に極暖時での総合信
号演算処理例を示す。
例を示すフローチャートであり、特に極暖時での総合信
号演算処理例を示す。
【図6】図6は、マイクロコンピュータによる他の総合
信号演算処理例を示すフローチャートである。
信号演算処理例を示すフローチャートである。
【図7】図7は、マイクロコンピュータによる更に他の
総合信号演算処理例を示すフローチャートである。
総合信号演算処理例を示すフローチャートである。
7 送風機 16 エアミックスドア 21 車室 27 マイクロコンピュータ 31 外気温検出センサ 32 内気温度検出センサ 33 日射センサ 41 温度設定器
Claims (4)
- 【請求項1】 被空調空間の空調に携わる空調機器を熱
負荷に関する諸因子に基づいて演算された総合信号によ
り所定の操作量特性が得られるよう自動制御する空調制
御装置において、 空調能力が固定されていることを判定する第1の判定手
段と、 前記総合信号を人為的に変更したか否かを判定する第2
の判定手段と、 前記第1の判定手段で空調能力が固定されており、前記
第2の判定手段で人為的に総合信号が変更されたと判定
された場合に、前記総合信号を前記所定の操作量特性の
変化点に対応する総合信号となるよう補正する補正手段
と、を有することを特徴とする空調制御装置。 - 【請求項2】 被空調空間の空調に携わる空調機器を熱
負荷に関する諸因子に基づいて演算された総合信号によ
り所定の操作量特性が得られるよう自動制御する空調制
御装置において、 総合信号に基づいて得られる前記空調機器の操作量が前
記操作量特性の不変領域にあることを判定する第1の判
定手段と、 前記総合信号の演算因子の一つである前記被空調空間の
設定温度を変更したことを判定する第2の判定手段と、 前記被空調空間の空調制御が安定状態にあるか否かを判
定する第3の判定手段と、 前記第1の判定手段で前記空調機器の操作量が不変領域
にあると判定され、前記第2の判定手段で前記設定温度
が変更されたと判定され、前記第3の判定手段で空調制
御が安定状態にあると判定された場合に、前記設定温度
を変更した時点での総合信号と前記所定の操作量特性の
変化点に対応する総合信号との差を補正量として前記総
合信号を前記変化点に対応する総合信号となるよう補正
する補正手段とを有することを特徴とする空調制御装
置。 - 【請求項3】 被空調空間の空調に携わる空調機器を熱
負荷に関する諸因子に基づいて演算された総合信号によ
り所定の操作量特性が得られるよう自動制御する空調制
御装置において、 所定時間内に前記総合信号に基づいて得られる前記空調
機器の操作量が前記操作量特性の不変領域にあることを
判定する第1の判定手段と、 前記総合信号の少なくとも1つの演算因子を人為的に変
更したことを判定する第2の判定手段と、 前記第1の判定手段で前記空調機器の操作量が不変領域
にあると判定され、前記第2の判定手段で前記演算因子
が人為的に変更されたと判定された場合に、前記演算因
子を変更した時点での総合信号と前記所定の操作量特性
の変化点に対応する総合信号との差を補正量として前記
総合信号を前記変化点に対応する総合信号となるよう補
正する補正手段と、を有することを特徴とする空調制御
装置。 - 【請求項4】 総合信号に影響を与える環境条件を検出
する検出器が故障であるか否かを判定する判定手段を備
えたことを特徴とする請求項3記載の空調制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18539194A JPH0825942A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 空調制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18539194A JPH0825942A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 空調制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825942A true JPH0825942A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16169995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18539194A Pending JPH0825942A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 空調制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825942A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6988670B2 (en) * | 2000-02-21 | 2006-01-24 | Air International Pty Ltd | Heating/ventilating/air conditioning systems for vehicles |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP18539194A patent/JPH0825942A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6988670B2 (en) * | 2000-02-21 | 2006-01-24 | Air International Pty Ltd | Heating/ventilating/air conditioning systems for vehicles |
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