JPH08259750A - 繊維強化ポリプロピレン組成物の製造法 - Google Patents
繊維強化ポリプロピレン組成物の製造法Info
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- JPH08259750A JPH08259750A JP6548195A JP6548195A JPH08259750A JP H08259750 A JPH08259750 A JP H08259750A JP 6548195 A JP6548195 A JP 6548195A JP 6548195 A JP6548195 A JP 6548195A JP H08259750 A JPH08259750 A JP H08259750A
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- mos
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Abstract
(57)【要約】
【目的】機械的強度及び耐衝撃性のバランスの優れた繊
維強化ポリプロピレン組成物を提供する。 【構成】ポリプロピレン及び繊維長5〜20μ、平均ア
スペクト比20〜50の繊維状マグネシウムオキシサル
フェ−ト(繊維状MOS)を、組成物中の繊維状MOS
の平均繊維長が3〜6μ、平均アスペクト比が5〜15
になるように、溶融混練して組成物を調製する。
維強化ポリプロピレン組成物を提供する。 【構成】ポリプロピレン及び繊維長5〜20μ、平均ア
スペクト比20〜50の繊維状マグネシウムオキシサル
フェ−ト(繊維状MOS)を、組成物中の繊維状MOS
の平均繊維長が3〜6μ、平均アスペクト比が5〜15
になるように、溶融混練して組成物を調製する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械的強度及び耐衝撃
性のバランスが優れてた成形品を与えることのできる、
繊維強化ポリプロピレン組成物を製造する方法に関す
る。
性のバランスが優れてた成形品を与えることのできる、
繊維強化ポリプロピレン組成物を製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び解決すべき課題】繊維状マグネシウム
オキシサルフェ−ト(以下特別の断りのない限り「繊維
状MOS」と言う。)で強化されたポリプロピレン組成
物及びその製造法について多くの提案がされている。
オキシサルフェ−ト(以下特別の断りのない限り「繊維
状MOS」と言う。)で強化されたポリプロピレン組成
物及びその製造法について多くの提案がされている。
【0003】例えば、特公昭62−9260号公報に
は、結晶性ポリプロピレンと繊維状MOSとかなる組成
物が開示されており、この組成物が、さらにタルクによ
うな無機充填剤、エチレン−プロピレンゴムのようなエ
ラストマ−を含有してもよいことが開示されている。
は、結晶性ポリプロピレンと繊維状MOSとかなる組成
物が開示されており、この組成物が、さらにタルクによ
うな無機充填剤、エチレン−プロピレンゴムのようなエ
ラストマ−を含有してもよいことが開示されている。
【0004】繊維状MOSとポリプロピレン樹脂との混
練性を改善するために、繊維状MOSを予め造粒し、造
粒された繊維状MOSとポリプロピレン樹脂とを溶融混
練することが、特公平6−86290号公報に開示され
ている。さらに、特公平6−102744号公報には、
ポリプロピレン、エラストマ−、造粒された繊維状MO
S、及びタルクからなる組成物が記載されている。
練性を改善するために、繊維状MOSを予め造粒し、造
粒された繊維状MOSとポリプロピレン樹脂とを溶融混
練することが、特公平6−86290号公報に開示され
ている。さらに、特公平6−102744号公報には、
ポリプロピレン、エラストマ−、造粒された繊維状MO
S、及びタルクからなる組成物が記載されている。
【0005】これらの公報には、ポリプロピレンに混練
する前の繊維状MOSの繊維径、繊維長、あるいはアス
ペクト比についての記載があるが、ポリプロピレンと溶
融混練された後の繊維状MOS、即ち組成物中の繊維状
MOSの形状についての記載はまったくない。
する前の繊維状MOSの繊維径、繊維長、あるいはアス
ペクト比についての記載があるが、ポリプロピレンと溶
融混練された後の繊維状MOS、即ち組成物中の繊維状
MOSの形状についての記載はまったくない。
【0006】本発明者らは繊維状MOSの特性について
検討した結果、繊維状MOSは剪断力を受けると切断す
る傾向にあり、特に、ポリプロピレン及び繊維状MOS
を二軸押出機のような混練機で混練すると、繊維状MO
Sの繊維長が大幅に低減することを見いだした。そし
て、繊維状MOSで強化された組成物を調製する場合に
は、ポリプロピレンと混練する前の繊維状MOSの繊維
長だけでなく、混練で得られる組成物中の繊維状MOS
の繊維長を併せて考慮する必要があることを見い出し
た。
検討した結果、繊維状MOSは剪断力を受けると切断す
る傾向にあり、特に、ポリプロピレン及び繊維状MOS
を二軸押出機のような混練機で混練すると、繊維状MO
Sの繊維長が大幅に低減することを見いだした。そし
て、繊維状MOSで強化された組成物を調製する場合に
は、ポリプロピレンと混練する前の繊維状MOSの繊維
長だけでなく、混練で得られる組成物中の繊維状MOS
の繊維長を併せて考慮する必要があることを見い出し
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の知見に基
づくものであり、本発明によれば、ポリプロピレン10
0重量部、及び平均繊維長5〜20μm、平均アスペク
ト比20〜50の繊維状マグネシウムオキシサルフェ−
ト3〜50重量部を溶融混練して繊維強化ポリプロピレ
ン組成物を製造するに際し、この組成物中の繊維状マグ
ネシウムオキシサルフェ−トの平均繊維長が3〜6μ
m、平均アスペクトト比が5〜15になるまで、溶融混
練を行うことを特徴とする繊維強化ポリプロピレン組成
物の製造法が提供される。
づくものであり、本発明によれば、ポリプロピレン10
0重量部、及び平均繊維長5〜20μm、平均アスペク
ト比20〜50の繊維状マグネシウムオキシサルフェ−
ト3〜50重量部を溶融混練して繊維強化ポリプロピレ
ン組成物を製造するに際し、この組成物中の繊維状マグ
ネシウムオキシサルフェ−トの平均繊維長が3〜6μ
m、平均アスペクトト比が5〜15になるまで、溶融混
練を行うことを特徴とする繊維強化ポリプロピレン組成
物の製造法が提供される。
【0008】本発明における繊維状MOSの平均繊維長
及び平均アスペクト比は、繊維状MOSを電界放射型走
査電子顕微鏡(日立製作所製、S−5000型)によっ
て観察した結果から算出したものである。組成物中の繊
維状MOSは、組成物を熱キシレンで処理し、ポリプロ
ピレンをキシレンに抽出除去した後に、試料として使用
した。
及び平均アスペクト比は、繊維状MOSを電界放射型走
査電子顕微鏡(日立製作所製、S−5000型)によっ
て観察した結果から算出したものである。組成物中の繊
維状MOSは、組成物を熱キシレンで処理し、ポリプロ
ピレンをキシレンに抽出除去した後に、試料として使用
した。
【0009】本発明で使用されるポリプロピレンの具体
例としては、プロピレンの単独重合体、プロピレンとプ
ロピレン以外のα−オレフィン、例えば、エチレン、ブ
テン−1、ヘキセン−1、オクテン−1との共重合体、
これらの混合物が挙げられる。これらの中でも、プロピ
レンとエチレンとのブッロク共重合体が好適に使用され
うる。このブロック重合体は、例えば、プロピレンの単
独重合体の存在下に、プロピレンとエチレンとを共重合
させることによって調製することができる。プロピレン
とエチレンとのブロック共重合体におけるエチレンの含
有割合は、一般に1〜20重量%、好ましくは1〜10
重量%である。
例としては、プロピレンの単独重合体、プロピレンとプ
ロピレン以外のα−オレフィン、例えば、エチレン、ブ
テン−1、ヘキセン−1、オクテン−1との共重合体、
これらの混合物が挙げられる。これらの中でも、プロピ
レンとエチレンとのブッロク共重合体が好適に使用され
うる。このブロック重合体は、例えば、プロピレンの単
独重合体の存在下に、プロピレンとエチレンとを共重合
させることによって調製することができる。プロピレン
とエチレンとのブロック共重合体におけるエチレンの含
有割合は、一般に1〜20重量%、好ましくは1〜10
重量%である。
【0010】本発明で使用される繊維状MOSは、それ
自体公知の無機質充填剤であり、宇部化学工業株式会社
からモスハイジ(登録商標)として市販されている。本
発明で重要なことの一つは、ポリプロピレンと溶融混練
する前の繊維状MOSの平均繊維長が5〜20mμであ
り、かつその平均アスペクト比が20〜50であること
である。
自体公知の無機質充填剤であり、宇部化学工業株式会社
からモスハイジ(登録商標)として市販されている。本
発明で重要なことの一つは、ポリプロピレンと溶融混練
する前の繊維状MOSの平均繊維長が5〜20mμであ
り、かつその平均アスペクト比が20〜50であること
である。
【0011】ポリプロピレンと溶融混練する前の繊維状
MOSの平均繊維長が5μmであったり、その平均アス
ペクト比が20未満であったりすると、この繊維状MO
Sとポリプロピレンとを均一に混合して得られる組成物
中において、繊維状MOSの平均繊維長が過度に小さく
なり、組成物に充分な補強効果を付与しない。逆に、ポ
リプロピレンと溶融混練する前の繊維状MOSの平均繊
維長が20μmより大きかったり、その平均アスペクト
比が50より大きかったりすると、この繊維状MOSと
ポリプロピレンとの溶融混練が困難になる。
MOSの平均繊維長が5μmであったり、その平均アス
ペクト比が20未満であったりすると、この繊維状MO
Sとポリプロピレンとを均一に混合して得られる組成物
中において、繊維状MOSの平均繊維長が過度に小さく
なり、組成物に充分な補強効果を付与しない。逆に、ポ
リプロピレンと溶融混練する前の繊維状MOSの平均繊
維長が20μmより大きかったり、その平均アスペクト
比が50より大きかったりすると、この繊維状MOSと
ポリプロピレンとの溶融混練が困難になる。
【0012】本発明で使用される繊維状MOSは、ポリ
プロピレンと溶融混練する前に予め造粒することが、溶
融混練機として使用される押出機への供給を容易にする
ために好ましい。繊維状MOSの造粒は、それ自体公知
の方法によって行うことができる。一例を示すと、硫酸
マグネシウム及び酸化マグネシウムの水熱合成反応によ
って得られる繊維状MOSの水性懸濁液を脱水し、脱水
物をノズルから紐状に押し出した後に切断し、ついで乾
燥することによって容易に得ることができる。繊維状M
OSの造粒物の見掛け比重は、一般に0.13〜0.2
5であり、その直径は一般に0.5〜5mmである。
プロピレンと溶融混練する前に予め造粒することが、溶
融混練機として使用される押出機への供給を容易にする
ために好ましい。繊維状MOSの造粒は、それ自体公知
の方法によって行うことができる。一例を示すと、硫酸
マグネシウム及び酸化マグネシウムの水熱合成反応によ
って得られる繊維状MOSの水性懸濁液を脱水し、脱水
物をノズルから紐状に押し出した後に切断し、ついで乾
燥することによって容易に得ることができる。繊維状M
OSの造粒物の見掛け比重は、一般に0.13〜0.2
5であり、その直径は一般に0.5〜5mmである。
【0013】繊維状MOSの使用量は、ポリプロピレン
100重量当たり、3〜50重量部、好ましくは3〜2
0重量部である。繊維状MOSの使用量が下限より少な
いと、組成物に充分な機械的強度を付与することができ
ず、その使用量が上限より多くなると、組成物の外観が
低下する。
100重量当たり、3〜50重量部、好ましくは3〜2
0重量部である。繊維状MOSの使用量が下限より少な
いと、組成物に充分な機械的強度を付与することができ
ず、その使用量が上限より多くなると、組成物の外観が
低下する。
【0014】ポリプロピレン及び繊維状MOSを溶融混
練する方法については特別の制限はなく、公知の押出機
を用いて両者を溶融混練することができるが、両者の混
練を均一に行うためには、二軸の押出機を用いることが
好ましい。ポリプロピレンと繊維状MOSとの溶融混練
温度は、ポリプロピレンの融点以上であれば特に制限は
ないが、過度に高いと繊維状MOSの分解が激しく起こ
るようになるので、一般には260℃以下である。
練する方法については特別の制限はなく、公知の押出機
を用いて両者を溶融混練することができるが、両者の混
練を均一に行うためには、二軸の押出機を用いることが
好ましい。ポリプロピレンと繊維状MOSとの溶融混練
温度は、ポリプロピレンの融点以上であれば特に制限は
ないが、過度に高いと繊維状MOSの分解が激しく起こ
るようになるので、一般には260℃以下である。
【0015】本発明においてさらに重要なことは、ポリ
プロピレン及び繊維状MOSの溶融混練で得られる組成
物中において、繊維状MOSの平均繊維長が3〜6μ
m、平均アスペクトト比が5〜15になるまで、両者の
溶融混練を行うことである。既述したように、繊維状M
OSは剪断力を受けると、切断してその繊維長が低下す
るが、充分は補強効果を発現するためには、上記の平均
長及び平均アスペクト比を保持することが必要である。
プロピレン及び繊維状MOSの溶融混練で得られる組成
物中において、繊維状MOSの平均繊維長が3〜6μ
m、平均アスペクトト比が5〜15になるまで、両者の
溶融混練を行うことである。既述したように、繊維状M
OSは剪断力を受けると、切断してその繊維長が低下す
るが、充分は補強効果を発現するためには、上記の平均
長及び平均アスペクト比を保持することが必要である。
【0016】組成物中の平均繊維長が3μmであった
り、平均アスペクト比が5未満であったりすると、組成
物の機械的強度が小さくなり、他方、平均繊維長が6μ
mより大きかったり、平均アスペクト比が15より大き
かったりすると、溶融混練機として二軸の押出機を用い
た場合においても、ポリプロピレンと繊維状MOSとの
混練が不充分になり、均質な組成物を得ることが困難に
なる。
り、平均アスペクト比が5未満であったりすると、組成
物の機械的強度が小さくなり、他方、平均繊維長が6μ
mより大きかったり、平均アスペクト比が15より大き
かったりすると、溶融混練機として二軸の押出機を用い
た場合においても、ポリプロピレンと繊維状MOSとの
混練が不充分になり、均質な組成物を得ることが困難に
なる。
【0017】本発明の組成物は、繊維状MOS以外の公
知の無機質充填剤を含有することができる。粒子状の無
機質充填剤の具体例としては、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水酸化マグネシウムが挙げられる。板状の無機
質充填剤の具体例としては、タルク、マイカ、クレ−、
ガラスフレ−ク、グラファイト、アルミナフレ−クが挙
げられる。繊維状の無機質充填剤の具体例としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維、金属繊維、有機重合体繊維などが
挙げられる。
知の無機質充填剤を含有することができる。粒子状の無
機質充填剤の具体例としては、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水酸化マグネシウムが挙げられる。板状の無機
質充填剤の具体例としては、タルク、マイカ、クレ−、
ガラスフレ−ク、グラファイト、アルミナフレ−クが挙
げられる。繊維状の無機質充填剤の具体例としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維、金属繊維、有機重合体繊維などが
挙げられる。
【0018】上記の無機質充填剤の中でも、繊維状MO
Sとの組合せにおいて、組成物の耐衝撃強度の向上に効
果を有するタルクを併用することが好ましい。タルクの
平均粒子径は0.5〜3μmであることが好ましく、ま
た、その使用量は、ポリプロピレン100重量部当た
り、3〜50重量部、特に3〜30重量部であることが
好ましい。
Sとの組合せにおいて、組成物の耐衝撃強度の向上に効
果を有するタルクを併用することが好ましい。タルクの
平均粒子径は0.5〜3μmであることが好ましく、ま
た、その使用量は、ポリプロピレン100重量部当た
り、3〜50重量部、特に3〜30重量部であることが
好ましい。
【0019】本発明の組成物は、組成物の耐衝撃性をよ
り向上させる目的で、それ自体公知のエラストマ−を含
有することができる。エラストマ−の具体例としては、
エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジ
エンゴムのようなオレフィン系エラストマ−、スチレン
−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンゴ
ム、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム、
スチレン−イソプレン−スチレンゴムのようなスチレン
系エラストマ−が挙げられる。これらのエラストマ−の
使用割合は、ポリプロピレン100重量部当たり、一般
には2〜20重量部である。
り向上させる目的で、それ自体公知のエラストマ−を含
有することができる。エラストマ−の具体例としては、
エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジ
エンゴムのようなオレフィン系エラストマ−、スチレン
−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンゴ
ム、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム、
スチレン−イソプレン−スチレンゴムのようなスチレン
系エラストマ−が挙げられる。これらのエラストマ−の
使用割合は、ポリプロピレン100重量部当たり、一般
には2〜20重量部である。
【0020】本発明の組成物は、さらに、それ自体公知
の添加剤、例えば、酸化防止剤、難燃剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤、着色剤を含むことがで
きる。本発明の組成物は、例えば、射出成形、押出成
形、圧縮成形によって種々の成形品に成形することがで
きる。
の添加剤、例えば、酸化防止剤、難燃剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤、着色剤を含むことがで
きる。本発明の組成物は、例えば、射出成形、押出成
形、圧縮成形によって種々の成形品に成形することがで
きる。
【0021】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示す。以下の記載
において、「部」及び「%」は、それぞれ、「重量部」
及び「重量%」を示す。成形品の特性は以下の方法で測
定した。 引張強度 ASTM D−638(kg/cm2 ) 曲げ強度 ASTM D−790(kg/cm2 ) 曲げ弾性率 ASTM D−790(kg/cm2 ) アイゾット衝撃強度 ASTM D−256(kg・cm/cm)(23℃)
において、「部」及び「%」は、それぞれ、「重量部」
及び「重量%」を示す。成形品の特性は以下の方法で測
定した。 引張強度 ASTM D−638(kg/cm2 ) 曲げ強度 ASTM D−790(kg/cm2 ) 曲げ弾性率 ASTM D−790(kg/cm2 ) アイゾット衝撃強度 ASTM D−256(kg・cm/cm)(23℃)
【0022】実施例1 エチレン含量3.5 %、メルトフロ−レイト20g/
10分(230℃)の結晶性エチレン−プロピレンブロ
ック共重合体(EPBC)100部に、平均繊維長10
μm、平均アスペクト比32の繊維状MOSからなり、
かつ、見掛け比重0.18の造粒繊維状MOS8部、ス
チレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(SEB
S:シェル製、クレイトンG1657)8部、平均粒径
2μmのタルク20部、及び酸化防止剤としてヨシノッ
クスBHT(吉富製薬製)0.1部及びイルガノックス
1010(チバガイギ−製)0.2部、さらに分散剤と
してステアリン酸マグネシウム0.2部をドライブレン
ドした。ドライブレンド物を、ついで二軸押出機のホッ
パ−に投入し、設定温度220℃で溶融混練して、組成
物を調製した。得られた組成物中の繊維状MOSの平均
繊維長は4.2μ、平均アスペクト比は14であった。
10分(230℃)の結晶性エチレン−プロピレンブロ
ック共重合体(EPBC)100部に、平均繊維長10
μm、平均アスペクト比32の繊維状MOSからなり、
かつ、見掛け比重0.18の造粒繊維状MOS8部、ス
チレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(SEB
S:シェル製、クレイトンG1657)8部、平均粒径
2μmのタルク20部、及び酸化防止剤としてヨシノッ
クスBHT(吉富製薬製)0.1部及びイルガノックス
1010(チバガイギ−製)0.2部、さらに分散剤と
してステアリン酸マグネシウム0.2部をドライブレン
ドした。ドライブレンド物を、ついで二軸押出機のホッ
パ−に投入し、設定温度220℃で溶融混練して、組成
物を調製した。得られた組成物中の繊維状MOSの平均
繊維長は4.2μ、平均アスペクト比は14であった。
【0023】得られた組成物を、シリンダ−設定温度2
20℃、金型温度50℃の条件で宇部興産製UBE−M
AX D150−10射出成形機にて射出成形し、物性
測定用の試験片を作成し物性を測定した。結果を表1に
示す。尚、表1においては繊維状MOSを単にMOSと
略記する。
20℃、金型温度50℃の条件で宇部興産製UBE−M
AX D150−10射出成形機にて射出成形し、物性
測定用の試験片を作成し物性を測定した。結果を表1に
示す。尚、表1においては繊維状MOSを単にMOSと
略記する。
【0024】実施例2 造粒繊維状MOS、SEBS、及びタルクの配合量を、
それぞれ、18部、15部、及び20部に代えた以外は
実施例1を繰り返した。得られた組成物中の繊維状MO
Sの平均繊維長は4μm、平均アスペクト比は13であ
った。組成物から得られた試験片の物性を表1に示す。
それぞれ、18部、15部、及び20部に代えた以外は
実施例1を繰り返した。得られた組成物中の繊維状MO
Sの平均繊維長は4μm、平均アスペクト比は13であ
った。組成物から得られた試験片の物性を表1に示す。
【0025】比較例1 組成物中の繊維状MOSの平均繊維長が1.3μm、平
均アスペクト比が4になるように混練条件を調整した以
外は実施例1を繰り返した。組成物から得られが試験片
の物性を表1に示す。
均アスペクト比が4になるように混練条件を調整した以
外は実施例1を繰り返した。組成物から得られが試験片
の物性を表1に示す。
【0026】比較例2 組成物物中の繊維状MOSの平均繊維長が0.7μm、
平均アスペクト比が22になるように混練条件を調整し
た以外は実施例1を繰り返した。組成物から得られた試
験片の物性を表1に示す。
平均アスペクト比が22になるように混練条件を調整し
た以外は実施例1を繰り返した。組成物から得られた試
験片の物性を表1に示す。
【0027】
【表1】
Claims (3)
- 【請求項1】ポリプロピレン100重量部、及び平均繊
維長5〜20μm、平均アスペクト比20〜50の繊維
状マグネシウムオキシサルフェ−ト3〜50重量部を溶
融混練して繊維強化ポリプロピレン組成物を製造するに
際し、この組成物中の繊維状マグネシウムオキシサルフ
ェ−トの平均繊維長が3〜6μm、平均アスペクトト比
が5〜15になるまで、溶融混練を行うことを特徴とす
る繊維強化ポリプロピレン組成物の製造法。 - 【請求項2】ポリプロピレン100重量部、平均繊維長
5〜20μm、平均アスペクト比20〜50の繊維状マ
グネシウムオキシサルフェ−ト3〜50重量部、及び平
均粒子径0.5〜3μmのタルク3〜50重量部を溶融
混練して繊維強化ポリプロピレン組成物を製造するに際
し、この組成物中の繊維状マグネシウムオキシサルフェ
−トの平均繊維長が3〜6μm、平均アスペクトト比が
5〜15になるまで、溶融混練を行うことを特徴とする
繊維強化ポリプロピレン組成物の製造法。 - 【請求項3】溶融混練する繊維状マグネシウムオキシサ
ルフェ−トが、平均直径0.5〜5mm、見掛け比重
0.13〜0.25の粒状に造粒されていることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の、繊維強化ポリプ
ロピレン組成物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6548195A JPH08259750A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 繊維強化ポリプロピレン組成物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6548195A JPH08259750A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 繊維強化ポリプロピレン組成物の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08259750A true JPH08259750A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13288341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6548195A Pending JPH08259750A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 繊維強化ポリプロピレン組成物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08259750A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005325346A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-11-24 | Showa Denko Kk | 摺動材組成物およびその製造方法 |
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1995
- 1995-03-24 JP JP6548195A patent/JPH08259750A/ja active Pending
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