JPH08259903A - 接着工法 - Google Patents
接着工法Info
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- JPH08259903A JPH08259903A JP10287995A JP10287995A JPH08259903A JP H08259903 A JPH08259903 A JP H08259903A JP 10287995 A JP10287995 A JP 10287995A JP 10287995 A JP10287995 A JP 10287995A JP H08259903 A JPH08259903 A JP H08259903A
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】本発明は、接着の初期段階から所望の接
着強さが得られると同時に、熱間保持特性の発現が早
く、高い接着信頼性の得られる接着工法を提供する。 【構 成】本発明の接着工法は、湿気硬化形反応性
ホットメルト接着剤と硬化触媒を含む水を塗布し、被着
体に微振動を加えて圧着することを特徴とする。
着強さが得られると同時に、熱間保持特性の発現が早
く、高い接着信頼性の得られる接着工法を提供する。 【構 成】本発明の接着工法は、湿気硬化形反応性
ホットメルト接着剤と硬化触媒を含む水を塗布し、被着
体に微振動を加えて圧着することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品の接着、例えば、
自動車のドアおよび天井の基材にブラケット(接合部
品)を取り付ける等の接着工法へ有効利用を意図した接
着工法に関する。
自動車のドアおよび天井の基材にブラケット(接合部
品)を取り付ける等の接着工法へ有効利用を意図した接
着工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアおよび天井などの基
材に、外板と内板等部材の保持を目的として取り付けら
れるブラケットは、スチール製の物が多く、木質の基材
に物理的にかしめて取り付けられていた。近年、自動車
材料は、軽量化、コスト低減等の目的により樹脂製の材
料に移る傾向が強い。樹脂製部品の取り付けに、湿気硬
化型の反応性ホットメルト接着剤(以下R−HMと略
す)を用いると、短時間接着ができ、かつ時間の経過に
伴う湿気硬化反応により耐熱性が向上しブラケットを介
して部材の熱間保持特性が期待できる。
材に、外板と内板等部材の保持を目的として取り付けら
れるブラケットは、スチール製の物が多く、木質の基材
に物理的にかしめて取り付けられていた。近年、自動車
材料は、軽量化、コスト低減等の目的により樹脂製の材
料に移る傾向が強い。樹脂製部品の取り付けに、湿気硬
化型の反応性ホットメルト接着剤(以下R−HMと略
す)を用いると、短時間接着ができ、かつ時間の経過に
伴う湿気硬化反応により耐熱性が向上しブラケットを介
して部材の熱間保持特性が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、樹脂製の部
品は、R−HMの反応に必要な水分の透過性、吸水率が
低く、熱間保持特性の発現時間の長い点に問題があっ
た。一方、反応性を高める目的でR−HMに触媒を配合
して製品化すると、R−HMの保存安定性および溶融安
定性が損なわれるという欠点がある。この発明は、この
ような事情に鑑みなされたもので、接着作業が極めて簡
単で、接着の初期段階から所望の接着強さを得ることが
できると同時に、熱間保持特性の発現が早く、高い接着
信頼性の得られる接着工法を提供することを目的とす
る。
品は、R−HMの反応に必要な水分の透過性、吸水率が
低く、熱間保持特性の発現時間の長い点に問題があっ
た。一方、反応性を高める目的でR−HMに触媒を配合
して製品化すると、R−HMの保存安定性および溶融安
定性が損なわれるという欠点がある。この発明は、この
ような事情に鑑みなされたもので、接着作業が極めて簡
単で、接着の初期段階から所望の接着強さを得ることが
できると同時に、熱間保持特性の発現が早く、高い接着
信頼性の得られる接着工法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の接着工法は、R
−HMと硬化触媒を含む水を塗布し、被着体に微振動を
加えて圧着することを特徴とする。
−HMと硬化触媒を含む水を塗布し、被着体に微振動を
加えて圧着することを特徴とする。
【0005】すなわち、本発明者らは、上記従来技術の
欠点を克服すべく鋭意研究を重ねた結果、被着体の少な
くとも一方に、R−HMを塗付し、かつ、被着体面およ
びまたは塗付された接着剤面に硬化触媒を含む水を塗付
し、次に被着体に1サイクル/秒以上の微振動を加えて
圧着することにより、前記問題点が解決され、初期接着
性と熱間保持特性に優れた接着の得られることを見いだ
し、本発明を完成させるに至った。
欠点を克服すべく鋭意研究を重ねた結果、被着体の少な
くとも一方に、R−HMを塗付し、かつ、被着体面およ
びまたは塗付された接着剤面に硬化触媒を含む水を塗付
し、次に被着体に1サイクル/秒以上の微振動を加えて
圧着することにより、前記問題点が解決され、初期接着
性と熱間保持特性に優れた接着の得られることを見いだ
し、本発明を完成させるに至った。
【0006】本発明に用いるR−HMとは、水分と反応
する官能基を分子未端に有するプレポリマーを成分中に
有し、かつ塗付時には、加熱溶融して用いる湿気硬化形
の反応性ホットメルト接着剤を指称する。例えば、具体
的には、常温固形のポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオール、アクリルポリオール、ポリブタジエン
ポリオール等の1種または2種以上に、ポリイソシアネ
ート化合物またはアルコキシ基含有化合物を付加または
共重合させて得られるプレポリマーを主成分とする。こ
のようなR−HMは、120℃にて1000〜5000
0cPの粘度を有する。
する官能基を分子未端に有するプレポリマーを成分中に
有し、かつ塗付時には、加熱溶融して用いる湿気硬化形
の反応性ホットメルト接着剤を指称する。例えば、具体
的には、常温固形のポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオール、アクリルポリオール、ポリブタジエン
ポリオール等の1種または2種以上に、ポリイソシアネ
ート化合物またはアルコキシ基含有化合物を付加または
共重合させて得られるプレポリマーを主成分とする。こ
のようなR−HMは、120℃にて1000〜5000
0cPの粘度を有する。
【0007】また、硬化触媒を含む水とは、水、もしく
は硬化反応に促進作用を及ぼす化合物を溶解または、分
散させた水を指称し、その化合物およびその添加量を特
に限定するものではないが、例えば、具体的には、3級
アミン系のトリエチレンジアミン、N−メチルモルホリ
ン、またはヘキサメチレンテトラミン等を1%以上溶解
させた水が使用できる。
は硬化反応に促進作用を及ぼす化合物を溶解または、分
散させた水を指称し、その化合物およびその添加量を特
に限定するものではないが、例えば、具体的には、3級
アミン系のトリエチレンジアミン、N−メチルモルホリ
ン、またはヘキサメチレンテトラミン等を1%以上溶解
させた水が使用できる。
【0008】
【作用】本発明の接着工法では、R−HMは90〜14
0℃に加熱溶融され、被着体上にダイノズル、ロールコ
ーター等を用い、またはスプレー塗付により面状に塗付
される。硬化触媒を含む水は、既知の噴霧器、または、
霧吹き、を用いて霧状に塗付するのが好ましいが、刷毛
等で塗付してもよい。硬化触媒を含む水の塗付面は、被
着体面、塗布したR−HM面のいずれでも良いが、R−
HM面に直接塗布するのが好ましい。次に被着体を重ね
合わせて、1サイクル/秒以上、好ましくは、5〜30
サイクル/秒、振幅0.01〜5mmの微振動を加えて
圧着を行う。微振動を加える圧着は、例えば、市販のバ
イブレーターに圧着板を取り付け、これを用いて圧着す
る等により容易に行うことができる。この微振動を行わ
ず、硬化触媒を含む水を塗布して単に静圧着を行うと、
熱間保持特性の発現時間の短縮効果が得られず、また、
初期接着性も低下する。すなわち、微振動を加えて圧着
することにより、塗布された硬化触媒を含む水がR−H
M層内に拡散され、この作用により熱間保持特性の発現
が早められると解析される。
0℃に加熱溶融され、被着体上にダイノズル、ロールコ
ーター等を用い、またはスプレー塗付により面状に塗付
される。硬化触媒を含む水は、既知の噴霧器、または、
霧吹き、を用いて霧状に塗付するのが好ましいが、刷毛
等で塗付してもよい。硬化触媒を含む水の塗付面は、被
着体面、塗布したR−HM面のいずれでも良いが、R−
HM面に直接塗布するのが好ましい。次に被着体を重ね
合わせて、1サイクル/秒以上、好ましくは、5〜30
サイクル/秒、振幅0.01〜5mmの微振動を加えて
圧着を行う。微振動を加える圧着は、例えば、市販のバ
イブレーターに圧着板を取り付け、これを用いて圧着す
る等により容易に行うことができる。この微振動を行わ
ず、硬化触媒を含む水を塗布して単に静圧着を行うと、
熱間保持特性の発現時間の短縮効果が得られず、また、
初期接着性も低下する。すなわち、微振動を加えて圧着
することにより、塗布された硬化触媒を含む水がR−H
M層内に拡散され、この作用により熱間保持特性の発現
が早められると解析される。
【0009】この作用に適するR−HMとしては、2分
以上のオープンタイムを有し、微振動圧着の間低粘度で
あることが望ましい。このようなR−HMは、結晶性の
ポリオールと非結晶性のポリオールを併用して、前述の
方法によりプレポリマー化することにより得られる。本
発明に用いられるR−HMとして市販されているものと
しては、日立化成ポリマー(株)から上市されている商
品名「ハイボン4820」が挙げられる。
以上のオープンタイムを有し、微振動圧着の間低粘度で
あることが望ましい。このようなR−HMは、結晶性の
ポリオールと非結晶性のポリオールを併用して、前述の
方法によりプレポリマー化することにより得られる。本
発明に用いられるR−HMとして市販されているものと
しては、日立化成ポリマー(株)から上市されている商
品名「ハイボン4820」が挙げられる。
【0010】
【実施例】次に実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0011】
【実施例1】120℃に溶融したR−HM(日立化成ポ
リマー(株)製、商品名「ハイボン4820」,粘度2
5000cP/120℃,最大オープンタイム7分/2
0℃)を、アクリロニトリルーブタジエン−スチレン樹
脂(ABS)板:25×100mm,厚さ2mm、に約
200g/m2で面塗付し、次いで、この上に硬化触媒
を含む水(トリエチレンジアミン3%水溶液)を霧吹き
により、約30g/m2塗布した。続いて、この面に、
微振動圧着機に固定した別のABS板:25×100m
m,厚さ2mm、を25×25mmの接着面積で重ね合
わせ、10サイクル/秒の微振動を加え0.5kgf/
cm2の圧力にて5秒間圧着を行い、せん断接着試験片
を作成した。R−HM塗付から微振動圧着完了までに3
0秒間要した。この試験片の接着0.5時間後の20℃
でのせん断接着強さは7kgf/cm2でR−HMの凝
集破壊だった。また、25℃65%RH下に24時間放
置した後、 80℃雰囲気下で試験片の一端に500g
fの静荷重をかけて、熱間保持試験を行ったところ、5
時間以上の保持を示した。
リマー(株)製、商品名「ハイボン4820」,粘度2
5000cP/120℃,最大オープンタイム7分/2
0℃)を、アクリロニトリルーブタジエン−スチレン樹
脂(ABS)板:25×100mm,厚さ2mm、に約
200g/m2で面塗付し、次いで、この上に硬化触媒
を含む水(トリエチレンジアミン3%水溶液)を霧吹き
により、約30g/m2塗布した。続いて、この面に、
微振動圧着機に固定した別のABS板:25×100m
m,厚さ2mm、を25×25mmの接着面積で重ね合
わせ、10サイクル/秒の微振動を加え0.5kgf/
cm2の圧力にて5秒間圧着を行い、せん断接着試験片
を作成した。R−HM塗付から微振動圧着完了までに3
0秒間要した。この試験片の接着0.5時間後の20℃
でのせん断接着強さは7kgf/cm2でR−HMの凝
集破壊だった。また、25℃65%RH下に24時間放
置した後、 80℃雰囲気下で試験片の一端に500g
fの静荷重をかけて、熱間保持試験を行ったところ、5
時間以上の保持を示した。
【0012】
【比較例1】硬化触媒を含む水を塗布しない以外は、実
施例1と同様に接着試験を行った。接着0.5時間後の
20℃でのせん断接着強さは7kgf/cm2でR−H
Mの凝集破壊だった。しかし、24時間放置後の熱間保
持試験では、0.5時間以内に、凝集破壊により接着部
が外れた。
施例1と同様に接着試験を行った。接着0.5時間後の
20℃でのせん断接着強さは7kgf/cm2でR−H
Mの凝集破壊だった。しかし、24時間放置後の熱間保
持試験では、0.5時間以内に、凝集破壊により接着部
が外れた。
【0013】
【比較例2】圧着時に、微振動を与えず、0.5kgf
/cm2の圧力にて5秒間の静圧着を行った以外は、実
施例1と同様に接着試験を行った。接着0.5時間後の
20℃でのせん断接着強さは4kgf/cm2で一部に
界面破壊が見られた。また、24時間放置後の熱間保持
試験では、0.5時間後に、凝集破壊により接着部が外
れた。
/cm2の圧力にて5秒間の静圧着を行った以外は、実
施例1と同様に接着試験を行った。接着0.5時間後の
20℃でのせん断接着強さは4kgf/cm2で一部に
界面破壊が見られた。また、24時間放置後の熱間保持
試験では、0.5時間後に、凝集破壊により接着部が外
れた。
【0014】
【本発明の効果】以上のように、本発明の接着工法によ
ると、短時間接着にて、初期接着性に優れ、かつ熱間保
持特性の発現が早く、高い信頼性を有する接着が得られ
る。したがって、本発明の接着工法は、自動車、建材等
の部品接着に有効に利用できる。
ると、短時間接着にて、初期接着性に優れ、かつ熱間保
持特性の発現が早く、高い信頼性を有する接着が得られ
る。したがって、本発明の接着工法は、自動車、建材等
の部品接着に有効に利用できる。
Claims (2)
- 【請求項1】被着体の少なくとも一方に、湿気硬化形反
応性ホットメルト接着剤を塗付し、かつ、被着体面およ
びまたは塗付された接着剤面に硬化触媒を含む水を塗付
し、次に被着体に1サイクル/秒以上の微振動を加えて
圧着することを特徴とする接着工法。 - 【請求項2】湿気硬化形反応性ホットメルト接着剤が、
塗付温度90〜140℃で、固化時間2分以上の結晶固
化タイプである特許請求の範囲第1項記載の接着工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10287995A JPH08259903A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 接着工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10287995A JPH08259903A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 接着工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08259903A true JPH08259903A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14339171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10287995A Pending JPH08259903A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 接着工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08259903A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1121515A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Kasai Kogyo Co Ltd | 部品の接着方法並びにそれに使用する加工ユニット |
| JP2006121109A (ja) * | 2001-12-20 | 2006-05-11 | Agilent Technol Inc | ウエハレベルパッケージの製造方法 |
| JP2012054188A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 自動車灯具用一液型湿気硬化性接着剤及びこれを用いる自動車灯具 |
| JP2020094203A (ja) * | 2018-12-03 | 2020-06-18 | トヨタ紡織株式会社 | 接着方法 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP10287995A patent/JPH08259903A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1121515A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Kasai Kogyo Co Ltd | 部品の接着方法並びにそれに使用する加工ユニット |
| JP2006121109A (ja) * | 2001-12-20 | 2006-05-11 | Agilent Technol Inc | ウエハレベルパッケージの製造方法 |
| JP2012054188A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 自動車灯具用一液型湿気硬化性接着剤及びこれを用いる自動車灯具 |
| JP2020094203A (ja) * | 2018-12-03 | 2020-06-18 | トヨタ紡織株式会社 | 接着方法 |
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