JPH08261106A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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Publication number
JPH08261106A
JPH08261106A JP7066293A JP6629395A JPH08261106A JP H08261106 A JPH08261106 A JP H08261106A JP 7066293 A JP7066293 A JP 7066293A JP 6629395 A JP6629395 A JP 6629395A JP H08261106 A JPH08261106 A JP H08261106A
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JP
Japan
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valve
fuel injection
coil
harness
injection device
Prior art date
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Application number
JP7066293A
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English (en)
Inventor
Eiji Miyazaki
英二 宮崎
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料噴射弁に点火プラグを一体的に構成する
ものにおいて、燃料噴射弁のコイルとハーネスとの電気
接続部から接地側部材へのリークの発生を防止し、その
リークによる作動不良をなくす。 【構成】 アーマチュア3をもつバルブ10、バルブ1
0によって開閉されるバルブシート5、アーマチュア3
を通電によって吸引するコイル42および前記コイル4
2に電気接続するハーネス43がハウジング(20)内
に組み込まれた燃料噴射弁と、バルブシート5を中心電
極として前記燃料噴射弁に一体的に構成した点火プラグ
とを備える。コイル42とハーネス43との電気接続部
(72)と点火プラグの接地電極12と導通する接地側
部材(17)との間に絶縁体からなる遮蔽部材(66)
を介在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車両用内燃機
関(エンジンともいう)に使用される燃料噴射装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料噴射装置には、たとえば図4
に断面図で示されるように、エンジンの燃焼室に直接燃
料を噴射する燃料噴射弁とその燃料噴射弁に一体的に構
成した点火プラグとを備えるものがある。なお図4にお
いて断面を示すハッチングは省略されている。前記燃料
噴射弁においては、図示しない燃料タンクから所定の圧
力を付与された状態で供給されてくる高圧燃料は、ハウ
ジングサブアッシー(本発明でいうハウジングに相当す
る)20の燃料吸入口1からその内部の燃料通路を通っ
てバルブシート5内に至っている。しかしながらバルブ
スプリング9の弾性によってバルブ10がバルブシート
5の噴口5aを閉じていると燃料は噴射しない。ここで
コイル42が通電状態になると、アーマチュア3に作用
するコア2の吸引力によってバルブ10が開かれて燃料
を噴射する。
【0003】また点火プラグにおいては、イグニッショ
ンコイルからの高電圧がハイテンションコード6、スク
リュ止め7、セットスクリュ8、バルブスプリング9、
バルブ10を介してバルブシート5に伝わり、そのバル
ブシート5を中心電極としてそのエッジ部5bとそれに
対向する接地電極(GND電極ともいう)12との間で
火花放電をおこさせる。なおこの種の燃料噴射装置に
は、上記の他、例えば実開昭63−154760号公報
に開示されるものがある。
【0004】図4の燃料噴射装置における前記コイル4
2およびコア2等を組付けたボデーサブアッシー21が
図5に拡大図で示されている。図5において、前記コイ
ル42は、ボビン16の上部の空間部16aにおいては
んだ付けによりターミナル45と電気接続されている。
ターミナル45は、ボビン16の上端面より突出してお
りかつコア2のフランジ部2aを通して第2ブロック1
5の凹部15a内に介入されている。この凹部15a内
において、第2ブロック15とスプリングガイド41と
の間を通して引き込まれたハーネス43が前記ターミナ
ル45にはんだ付けにより電気接続されている。また前
記コイル42、コア2等は、前記ハウジンクサブアッシ
ー20に挿着するヨーク17内に嵌装されている。なお
ヨーク17およびハウジンクサブアッシー20は、前記
接地電極12をもつキャップ11と導通しており本発明
でいう接地側部材に相当する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記燃料噴射装置によ
ると、点火プラグを一体的に構成しているにもかかわら
ず、燃料噴射弁が点火プラグをもたない一般的な燃料噴
射弁と同様、点火ノイズの対策がなされていない。すな
わち図5に示されるように、コイル42とハーネス43
とのターミナル45を含む電気接続部が直接接地側部材
のヨーク17と近接した構造となっている。したがって
コイル42およびハーネス43に点火プラグの点火ノイ
ズがのった場合、前記電気接続部から接地側部材へのリ
ークが発生し、燃料噴射装置の作動不良を招くおそれが
ある。
【0006】本発明が解決しようとする技術的課題は、
燃料噴射弁に点火プラグを一体的に構成するものにおい
て、燃料噴射弁のコイルとハーネスとの電気接続部から
接地側部材へのリークの発生を防止し、そのリークによ
る作動不良をなくすことのできる燃料噴射装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、アーマチュアをもつバルブ、そのバルブ
によって開閉されるバルブシート、前記アーマチュアを
通電によって吸引するコイルおよび前記コイルに電気接
続するハーネスがハウジング内に組み込まれた燃料噴射
弁と、前記バルブシートを中心電極として前記燃料噴射
弁に一体的に構成した点火プラグと、を備える燃料噴射
装置において、前記コイルとハーネスとの電気接続部と
前記点火プラグの接地電極と導通する接地側部材との間
に絶縁体からなる遮蔽部材を介在した燃料噴射装置であ
る。請求項2の発明は、コイルを巻装するボビンにその
コイルとハーネスとの電気接続部を収容する遮蔽空間部
を設け、そのボビンの遮蔽空間部の壁部を遮蔽部材とす
る請求項1記載の燃料噴射装置である。
【0008】
【作用】請求項1の燃料噴射装置によると、コイルとハ
ーネスとの電気接続部と接地側部材との間に介在した遮
蔽部材によって、前記電気接続部と接地側部材とが絶縁
される。請求項2の燃料噴射装置によると、コイルとハ
ーネスとの電気接続部を収容するボビンの遮蔽空間部の
壁部が遮蔽部材として機能するので、専用の遮蔽部材を
別部品で組付ける必要がない。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。なお本例は前記した従来例の一部に変更を加え
たものであるから、同一もしくは均等部位に同一符号を
付すことにする。図1に断面図で示されている燃料噴射
装置は、大別すると、ハウジングサブアッシー20と、
そのハウジングサブアッシー20に組付けられるボデー
サブアッシー21、バルブサブアッシー4およびキャッ
プサブアッシー23とから構成されている。なお図1に
おいて断面を表すハッチングは省略されている。
【0010】ハウジングサブアッシー20は、ほぼ中空
円筒状をなし内外二重に挿着した内筒体34と外筒体3
5とからなる。詳しくはSUS304材からなる内筒体
34がSUS系磁性材からなる外筒体35のほぼ上半部
内に挿着されている。内筒体34の下半部外周面には適
数本の溝条34aが軸方向に沿って設けられている。ま
た外筒体35の上端部外周面には適数本の溝条35aが
軸方向に沿って設けられている。これらの溝条34a,
35aは、筒体相互の挿着によって軸方向に連通しかつ
その軸方向両端(図示上下端)が開口する燃料通路を形
成する。また外筒体35は、その上端部に固着された段
付拡開状のフランジ部材60を備えている。
【0011】前記フランジ部材60によって内筒体34
周りに形成される環状空間部には、SUS材からなるリ
ング状の継ぎ部品37が回動可能にかつその下面と環状
空間部の底面との間に隙間を保持した状態で嵌合されて
いる。継ぎ部品37は、内筒体34にSUS303材か
らなる固定ナット38を締めつけることによって固定さ
れている。継ぎ部品37には、一端が外側面に突出する
接続部36の端面に開口しかつ他端が下面に開口する燃
料吸入口1が形成されている。前記接続部36内にはス
トレーナ39が組み込まれている。また接続部36には
燃料供給用配管が接続される。なお継ぎ部品37には、
各筒体35,34との間の気密を保持するOリング3
0,31がそれぞれ設けられている。
【0012】前記ハウジングサブアッシー20内に組み
込まれたボデーサブアッシー21は、図2の断面図に示
されているように、リング状をしたSUS304材から
なる第2ブロック15と、その第2ブロック15を中央
部にインサート成形したほぼ中空円筒状の電気絶縁材
(絶縁体ともいう)例えばポリフェニレンサルファイド
樹脂(PPS樹脂ともいう)からなるスプリングガイド
41と、そのスプリングガイド41に嵌装されたほぼ中
空円筒状の磁性材からなるコア2と、そのコア2に嵌装
した電気絶縁材例えばPPS樹脂からなるボビン16
と、そのボビン16に多層状に巻装されたコイル42
と、前記コア2の下端部に嵌装したリング状のSUS3
04材からなる第1ブロック14とを備えており、かつ
それらをほぼ中空円筒状をなすSUS系磁性材からなる
ヨーク17内に嵌装してなる。なおスプリングガイド4
1にはコア2との間の気密を保持するOリング27が設
けられ、また第1ブロック14にはヨーク17およびコ
ア2との間の気密を保持するOリング25,26がそれ
ぞれ設けられている。また前記コイル42の外周面は電
気絶縁材の被覆層63によって被覆されている。
【0013】前記ヨーク17の外周面には、適数本の溝
条17aが軸方向に沿って設けられている。この溝条1
7aはヨーク17の上端面に開口する一方、その下端は
ヨーク17の下端部においてヨーク半径方向に貫通する
連通孔44とつながっている。
【0014】前記ボビン16の上側のフランジ部64上
面には内外二重環状をなす内壁部65と外壁部66が形
成されており、その両壁部65,66の間に環状溝状の
遮蔽空間部67が形成されている。なお図2のA−A線
断面図が図3に示されている。図2および図3におい
て、前記遮蔽空間部67内には、コイル42の両接続端
が前記上側フランジ部64の各コイル挿通孔68を通し
てそれぞれ引き出されている。また遮蔽空間部67の上
面開口は、ボビン42と同一の電気絶縁材からなるリン
グ状の蓋板70によって密閉状に覆蓋されている。この
蓋板70には、後述するハーネス43を挿通するための
ハーネス挿通孔71が2個開けられている。なおハーネ
ス挿通孔71は、前記各コイル挿通孔68とほぼ対称を
なす位置に設けられている。
【0015】一方、前記コイル42に接続するための2
本のハーネス43の各コイル接続側端は、図2に示され
るように、第2ブロック15とスプリングガイド41と
の間からコア2の上側フランジ部2aに設けた溝部73
を通し、さらに前記蓋板70の各ハーネス挿通孔71を
通して前記遮蔽空間部67に引き込まれている。このハ
ーネス43の各コイル接続側端の導線43aは、図3に
示されるように前記遮蔽空間部67において前記コイル
42の接続端とはんだ付け部(符号72を付す)によっ
て電気接続されている。このコイル42とハーネス43
とのはんだ付け部72による電気接続部72(はんだ付
け部と同一符号を付す)を含む部分は、前記遮蔽空間部
67内に沿って円弧状に収容されている。これによっ
て、前記電気接続部72とヨーク17とが遮蔽空間部6
7の外壁部66によって絶縁されている。なお前記ハー
ネス43は、たとえば軟鋼撚線からなる導線43aを照
射架橋ビニル絶縁体からなる絶縁層43bで被覆した絶
縁電線からなる。
【0016】前記ボデーサブアッシー21は、図1に示
すようにハウジングサブアッシー20の下半部内に挿着
されている。この挿着にともない、前記ハーネス43が
ハウジングサブアッシー20内を通して上方へ引き出さ
れている。このハーネス43の引き出し端は図示されな
い電子制御装置(ECUともいう)と電気接続されてお
り、その電子制御装置からの入力をコイル42が受ける
ことによりその通電およびその解除がなされる。
【0017】前記ヨーク17の溝条17aは、前記外筒
体35への挿着によって軸方向に通じる燃料通路を形成
する。この燃料通路は、内筒体34、外筒体35、ヨー
ク17および第2ブロック15によって取り囲まれる空
間部を介して前記ハウジングサブアッシー20における
溝条34a,35aによる燃料通路と連通する。また前
記第2ブロック15の上端部は内筒体34内に嵌合され
ている。なお第2ブロック15には、内筒体34との間
の気密を保持するOリング28が設けられている。
【0018】前記スプリングガイド41の上端部には、
SUS303材からなるセットスクリュ8およびセット
スクリュ用止め(スクリュ止めという)7が順次ねじつ
けられている。詳しくは、セットスクリュ8は溝部8a
をもつ頭部自体がスプリングガイド41にねじつけられ
ている。そのセットスクリュ8の軸端部には、後述する
バルブスプリング9と当接するSUS303材からなる
パイプ61が回動可能に嵌挿されている。パイプ61
は、セットスクリュ8のねじ込み時にそのスクリュ8に
対し相対的に回動し、バルブスプリング9の連れ回りに
よるねじれの発生を防止する。なおセットスクリュ8に
は、スプリングガイド41との間の気密を保持するOリ
ング29が設けられている。
【0019】またスクリュ止め7はその下端部がスプリ
ングガイド41にねじつけられている。そのスクリュ止
め7の上端部に形成された角形溝状のソケット部7aに
は、ハイテンションコード6の接続端子6aが電気接続
されている。なお前記内筒体34の上端部には、ハイテ
ンションコード6及びハーネス43周りの空間部分を密
閉するエポキシ樹脂等の充填材46が装填されている。
【0020】前記ボデーサブアッシー21の下端部に組
み込まれるバルブサブアッシー4は、SUS440C材
からなる軸状バルブ10と、そのバルブ10の上端部を
インサート成形した電気絶縁材例えばPPS樹脂からな
るバルブ支持体48と、そのバルブ支持体48の中央部
外周にインサート成形された磁性材からなるアーマチュ
ア3とからなる。なおバルブ支持体48の上半部は中空
円筒状に形成されている。
【0021】前記バルブサブアッシー4は、ボデーサブ
アッシー21に上下動可能に嵌挿されている。詳しく
は、スプリングガイド41内にSUS304材からなる
バルブスプリング9を挿入した後、そのバルブスプリン
グ9の下端部にバルブ支持体48の筒状部を嵌合した状
態でバルブ支持体48がスプリングガイド41内に嵌装
されている。そしてアーマチュア3は、ヨーク17の下
端部内に位置するとともにその上端面が前記コア2の下
端面と対向し、前記コイル42の通電時においてコア2
から吸引力を受ける。また前記ヨーク17の連通孔44
の開口端はバルブ支持体48周りの空間部分と連通す
る。
【0022】前記ハウジングサブアッシー20の下端部
に組み込まれたキャップサブアッシー23は、ほぼ中空
円筒状をなすとともにその下端に噴口5aを設けたステ
ンレス合金材からなるバルブシート5と、ほぼ中空円筒
状をなしかつその内部に前記バルブシート5を挿入しか
つその内部に前記バルブシート5をねじつけたセラミッ
ク製絶縁カバー13と、ほぼ中空円筒状をなしかつその
内部に前記絶縁カバー13を挿着したSUS系材からな
るキャップ11とからなる。
【0023】前記キャップ11の下端部には、Ni合金
材からなりかつ前記バルブシート5の下端エッジ部5b
に指向する接地電極12が設けられている。またキャッ
プ11の外周面には、内燃機関のシリンダヘッド(図示
省略)にねじつけるための雄ねじ11aが形成されてい
る。なおバルブシート5には絶縁カバー13との間の気
密を保持するOリング19が設けられ、絶縁カバー13
にはキャップ11との間の気密を保持するOリング24
が設けられている。またキャップ11の上端縁は絶縁カ
バー13にOリング32を介してかしめつけられてい
る。
【0024】前記キャップサブアッシー23はハウジン
グサブアッシー20に組み込まれるもので、詳しくはバ
ルブシート5内には前記バルブ10が摺動可能に挿入さ
れるとともに、キャップ11が外筒体35の下端部に嵌
着されかつレーザー溶接によって固定されている。バル
ブサブアッシー4は、前記バルブスプリング9の弾性に
より常時は図示下方へ付勢され、バルブ10がバルブシ
ート5の噴口5aを閉じる状態に保持されている。
【0025】前記キャップ11には、前記ヨーク17に
対向する金属製例えばSUS303材からなる円筒状の
リング筒18Aが挿着されている。このリング筒18A
とこれに対向するヨーク17との間には、金属製例えば
SUS440C系材料からなるリング状の調整プレート
22Aが介在されている。この調整プレート22Aの板
厚の調整によってバルブ10の開閉ストロークが微調整
されている。なお前記絶縁カバー13の上端部内径は前
記バルブ支持体48の大径部よりも大きく形成されてお
り絶縁カバー13とバルブ支持体48との間に前記ヨー
ク17の連通孔44からバルブシート5内に通じる燃料
通路が形成されている。
【0026】なお前記各部に使用したOリング19,2
4〜32はいずれもフッ素系ゴム材料からなる。また各
部材に明記した材質はそれに限定されるものでなく、そ
の部材毎に必要とされる条件を満たす材質であればよ
い。
【0027】前記燃料噴射装置において先ず燃料噴射弁
の作動から説明する。図示しない燃料タンクから所定の
圧力が付与された状態で供給されてくる燃料は、燃料吸
入口1のストレーナ39によってろ過された後、燃料通
路を通ってバルブシート5内に至っている。しかしなが
ら、バルブ10がバルブスプリング9の弾性によってバ
ルブシート5の噴口5aを閉じた状態に保持されている
ため、この噴口5aからの燃料噴射は生じない。
【0028】ここで電子制御装置からの電気信号の入力
によってコイル42が通電状態になると、アーマチュア
3に作用するコア2の吸引力によってバルブサブアッシ
ー4が後退する。この結果バルブシート5の噴口5aが
開かれ、ここから燃料が噴射される。そしてコイル42
に対する電気信号がオフになり、アーマチュア3に作用
していたコア2の吸引力が解除されると、バルブスプリ
ング9の弾性によってバルブ10が再び噴口5aを閉じ
た状態に保持されるので、この噴口5aからの燃料噴射
は停止する。
【0029】次に点火プラグの作動について説明する。
イグニッションコイルからの高電圧がハイテンションコ
ード6、スクリュ止め7、セットスクリュ8、パイプ6
1、バルブスプリング9、バルブ10を介してバルブシ
ート5に伝わり、そのバルブシート5を中心電極として
そのエッジ部5bとそれに対向する接地電極12との間
で火花放電させることにより、燃焼室内混合気に着火さ
せる。なおヨーク17およびハウジンクサブアッシー2
0は、前記接地電極12をもつキャップ11と導通して
おり本発明でいう接地側部材に相当する。
【0030】前記燃料噴射装置によると、コイル42と
ハーネス43との電気接続部72がボビン16の遮蔽空
間部67に収容されているから、その電気接続部72と
接地側部材であるヨーク17との間に介在される前記遮
蔽空間部67の外壁部66が絶縁体からなる遮蔽部材と
して機能し、これにより前記電気接続部72とヨーク1
7とが絶縁される。したがってコイル42およびハーネ
ス43に点火プラグの点火ノイズがのった場合でも、そ
の点火ノイズに起因する前記電気接続部72からヨーク
17へのリークの発生を防止することができ、そのリー
クに起因する作動不良をなくすことができる。
【0031】また前記遮蔽空間部67の外壁部66が遮
蔽部材として機能するので、専用の遮蔽部材を別部品で
組付ける必要がない。したがって専用の遮蔽部材を別部
品で組付ける場合に比べ、前記電気接続部72をボビン
16の遮蔽空間部67にコンパクトに収容することがで
きる。なおボビン16の他に、専用の遮蔽部材を別部品
で組付けることを妨げない。また、コイル42とハーネ
ス43とを直接はんだ付けし、従来のもののターミナル
(図4,5の符号45参照)を使用しないので、そのは
んだ付けの手間が削減されるとともに部品点数も少なく
て済むといった効果も得られる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の燃料噴射装置によると、コイ
ルとハーネスとの電気接続部と接地側部材との間に介在
させた遮蔽部材によって前記電気接続部から接地側部材
への点火ノイズに起因するリークの発生を防止すること
ができ、よって燃料噴射弁に点火プラグを一体的に構成
する燃料噴射装置のリークによる作動不良を改善でき
る。請求項2の燃料噴射装置によると、専用の遮蔽部材
を別部品で組付ける場合に比べ、前記電気接続部をボビ
ンの遮蔽空間部にコンパクトに収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射装置を示す断面図である。
【図2】図2の部分拡大図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】従来例を示す燃料噴射装置の断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【符号の説明】
3 アーマチュア 5 バルブシート 10 バルブ 12 接地電極 16 ボビン 20 ハウジンクサブアッシー(ハウジング) 42 コイル 43 ハーネス 67 遮蔽空間部 66 外壁部(遮蔽部材) 72 はんだ付け部(電気接続部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーマチュアをもつバルブ、そのバルブ
    によって開閉されるバルブシート、前記アーマチュアを
    通電によって吸引するコイルおよび前記コイルに電気接
    続するハーネスがハウジング内に組み込まれた燃料噴射
    弁と、 前記バルブシートを中心電極として前記燃料噴射弁に一
    体的に構成した点火プラグと、を備える燃料噴射装置に
    おいて、 前記コイルとハーネスとの電気接続部と前記点火プラグ
    の接地電極と導通する接地側部材との間に絶縁体からな
    る遮蔽部材を介在したことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 コイルを巻装するボビンにそのコイルと
    ハーネスとの電気接続部を収容する遮蔽空間部を設け、
    そのボビンの遮蔽空間部の壁部を遮蔽部材とすることを
    特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置。
JP7066293A 1995-03-24 1995-03-24 燃料噴射装置 Pending JPH08261106A (ja)

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