JPH082612B2 - 金属ベースプリント配線基板及びその製造方法 - Google Patents

金属ベースプリント配線基板及びその製造方法

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JPH082612B2
JPH082612B2 JP61123530A JP12353086A JPH082612B2 JP H082612 B2 JPH082612 B2 JP H082612B2 JP 61123530 A JP61123530 A JP 61123530A JP 12353086 A JP12353086 A JP 12353086A JP H082612 B2 JPH082612 B2 JP H082612B2
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bis
dianhydride
aminophenoxy
phenyl
dicarboxyphenyl
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守次 森田
正博 太田
正司 玉井
彰宏 山口
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属ベースプリント配線基板の製法に係り、
さらに詳細には耐熱性、耐電圧性、絶縁性及び/又は誘
電特性に優れ高度の接着性を有する絶縁層を持った金属
ベースプリント配線基板及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
電子機器用のプリント配線基板として、従来、一般に
紙あるいはガラス繊維を支持体としたエポキシ樹脂ある
いはフェノール樹脂に銅箔が積層された積層板が用いら
れているが、近年、金属の有する固有の特性である加工
性、強度、熱伝導性、耐熱性、、磁性、電気磁気シール
ド性を生かした金属ベース配線基板が注目され開発、実
用化されている。例えば、磁性を生かした例ではVTRな
どに用いられている精密小型モーターの中の金属ベース
配線基板、熱伝導性を生かした例では、パワートランジ
スター放熱用のハイブリッドIC基板、小型モーターのシ
ャーシー一体放熱基板などがある。
これらの金属ベース配線基板に使用される絶縁層とし
てはエポキシ樹脂が用いられている。しかしながら、部
品実装密度の増大、部品の高出力化、配線パターンの高
密度化に伴なって、部品あるいは配線からの発熱量の増
加が大きな問題となり、基板に使われる絶縁層の耐熱性
向上及び薄膜化が重要な課題となっている。
従来のエポキシ樹脂にかわる耐熱性樹脂としては、耐
熱性エポキシ、ポリアミドイミド、ポリベンズイミダゾ
ール、シリコーン、ポリイミド樹脂等が挙げられるが、
銅箔の引き剥し強さに関し、必ずしも満足のゆくものは
得られていない。これらの樹脂のうち、特にポリイミド
は耐熱性に優れているばかりでなく、耐電圧性、絶縁性
及び/又は誘電特性などの電気特性にも優れ、従って電
気絶縁材料として関心が高まっている。然しながらポリ
イミド樹脂は金属等に対する接着力が劣り、金属ベース
配線基板用の絶縁層として用いる場合には銅箔及び金属
ベース基板に積層させる接着剤が必要となる。接着力、
耐熱性共に優れているものは、D.J.Progar等によって開
発されたポリイミド接着剤(米国特許第4,065,345号)
が知られているにすぎない。
〔発明の目的〕
本発明は、高温にさらされて使用しても、使用中、使
用後に於いて絶縁層の特性及び銅箔、金属ベース基板と
の接着力の低下しない耐熱性に優れた金属ベースプリン
ト配線基板及び対電圧性、絶縁性及び/又は誘電特性に
優れた金属ベースプリント配線基板を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、銅箔と金属ベース基板が実質的
に溶剤を含有せず、かつ脱水反応の終了した、ガラス転
移点が150℃以上であり、ガラス転移点から更に30℃温
度を上昇させたとき弾性率がガラス転移点での弾性率と
比較すると1/1000以下に低下する熱可塑性ポリイミドで
あって、該ポリイミドが、3,3′−ジアミノジフェニル
エーテル、3,3′−ジアミノジフェニルスルフィド、3,
3′−ジアミノジフェニルスルホキシド、3,3′−ジアミ
ノフェニルスルホン、3,3′−ジアミノベンゾフェノ
ン、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]メ
タン、1,1−ビス(4−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル]エタン、1,2−ビス[4−(3−アミノフェノキ
シ)フェニル]エタン、2,2−ビス(4−(3−アミノ
フェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル]ブタン、2,2−ビ
ス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]−1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、1,3−ビス(3−アミ
ノフェノキシ)ベンゼン、4,4′−ビス(3−アミノフ
ェノキシ)ビフェニル、ビス[4−(3−アミノフェノ
キシ)フェニル]ケトン、ビス[4−(3−アミノフェ
ノキシ)フェニル]スルフィド、ビス[4−(3−アミ
ノフェノキシ)フェニル]スルホキシド、ビス[4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス
[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]エーテルか
らなる群から選ばれるジアミンと ピロメリット酸二無水物、3,3′,4,4′−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−
ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、2,2−ビス
(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物、
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水
物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二
無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二
無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二
無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水
物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、
1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,
3,4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、3,4,9,10−
ペリレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−アント
ラセンテトラカルボン酸二無水物、1,2,7,8−フェナン
トレンテトラカルボン酸二無水物からなる群から選ばれ
る芳香族酸無水物から合成されたものを絶縁層により接
着剤を介することなく積層されてなる、半田耐熱性が30
0℃以上、絶縁破壊強さが95kV/mm以上、25℃における銅
箔引き剥し強さが0.9kg/cm以上である金属ベースプリン
ト配線基板及び、銅箔と金属ベース基板との間に実質的
に溶剤を含有せず、かつ脱水反応の終了した、ガラス転
移点が150℃以上であり、ガラス転移点から更に30℃温
度を上昇させたとき弾性率がガラス転移点での弾性率と
比較すると1/1000以下に低下する前記熱可塑性ポリイミ
ドを絶縁層兼接着剤として挿入し積層することを特徴と
する半田耐熱性が300℃以上、絶縁破壊強さが95kV/mm以
上、銅箔引き剥し強さが0.9kg/cm以上である金属ベース
プリント配線基板の製造方法によって達成される。
本発明において積層とは、それぞれの層を重ね合わせ
固着することを意味する。
挿入積層の方法としては、1つには、銅箔と金属ベー
ス基板との間に熱可塑性ポリイミドのフィルムを挿入
し、ポリイミドのガラス転移温度以上の温度と圧力で積
層する方法であり、他の1つには、熱可塑性ポリイミド
の前駆体であるポリアミド酸を有機溶媒に溶解した溶液
を銅箔上あるいは金属ベース基板上に直接コーティング
した後、加熱、脱水する工程と、このようにしてできた
ポリイミド膜の上に金属ベース基板あるいは銅箔を重ね
合せ、ポリイミドのガラス転移温度以上の温度と圧力で
積層する工程とからなる方法がある。またこれらの諸層
は真空中あるいは不活性ガス中で行なうことにより銅箔
の酸化及び/又は絶縁層内のボイドを防ぐことにより、
より一層配線基板として優れたものにすることができ
る。また、このポリイミドの中に絶縁層の機械的補強あ
るいは耐電圧性の向上のためにガラス繊維の織布あるい
は不織布、または、他のポリイミドあるいはポリアミド
イミドの織布あるいは不織布を入れても良い。また絶縁
層の熱伝導性の向上のためにAl2O3、SiC、BN、SiO2など
のセラミックス粒を絶縁性、接着性をそこなわない範囲
でポリイミドに混合されてもよい。一般には30〜80重量
%であるが好ましくは50〜70重量%である。
本発明に用いられる熱可塑性ポリイミドの前駆体であ
るポリアミド酸は特に限定されるものではないが、通常
は各種ジアミンをテトラカルボン酸二無水物と有機溶媒
中で重合させて製造することができる。
また、熱可塑性ポリイミドフィルムは上記ポリアミド
酸溶液をスチール等のシートの上で一定厚みにコーティ
ングする工程、コーティングしたものを乾燥器中で溶剤
を除去しフィルム化する工程、およびフィルムを加熱、
脱水しイミド化する工程によって製造することができ
る。
本発明で用いられる熱可塑性ポリイミドは150℃以上
のガラス転移点を有するもので、ガラス転移点から更に
30℃温度を上昇させた時、弾性率がガラス転移点での弾
性率と比較すると1/1000以下(0.1%以下)に低下する
ものである。
この方法で使用されるジアミンとしては、3,3′−ジ
アミノジフェニルエーテル、3,3′−ジアミノジフェニ
ルスルフィド、3,3′−ジアミノジフェニルスルホキシ
ド、3,3′−ジアミノジフェニルスルホン、3,3′−ジア
ミノベンゾフェノン、ビス〔4−(3−アミノフェノキ
シ)フェニル〕メタン、1,1−ビス〔4−(3−アミノ
フェノキシ)フェニル〕エタン、1,2−ビス〔4−(3
−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、2,2−ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
2,2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕
ブタン、2,2−ビス〔4(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、1,3−
ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4′−ビス
(3−アミノフェノキシ)ビフェニル、ビス〔4−(3
−アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホキシ
ド、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ス
ルホン、ビス(4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕エーテル等が挙げられ、これらは単独或いは2種以
上混合して用いられる。
これらジアミンに、熱可塑性をそこなわない範囲でp
−アミノベンジルアミン、4,4′−ジアミノジフェニル
エーテル、4,4′−ジアミノジフェニルスルフィド、4,
4′−ジアミノジフェニルスルホキシド、4,4′−ジアミ
ノジフェニルスルホン、4,4′−ジアミノベンゾフェノ
ン、ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕メ
タン、1,1−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕エタン、1,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エタン、2,2−ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ブタン、2,2−ビ
ス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕−1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、4,4′−ビス(4−ア
ミノフェノキシ)ビフェニル、ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔4−(4−アミ
ノフェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホキシド、ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕等のジ
アミンを単独あるいは2種以上混合して加えることもで
きる。
ジアミンと反応させるテトラカルボン酸二無水物とし
ては、例えば、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシ
フェニル)プロパン二無水物、2,2−ビス(2,3−ジカル
ボキシフェニル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(3,4−ジ
カルボキシフェニル)スルホン二無水物、1,1−ビス
(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、ビス
(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、2,3,
6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6−ナフ
タレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−ベンゼン
テトラカルボン酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラ
カルボン酸二無水物、2,3,6,7−アントラセンテトラカ
ルボン酸二無水物、1,2,7,8−フェナントテトラカルボ
ン酸二無水物等が用いられる。これらは単独或いは2種
以上混合して用いられる。
有機溶剤としては、例えば、N−メチル−2−ピロリ
ドン、N,N−ジメチルアミド、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N,N−ジエ
チルアセトアミド、N,N−ジメチルメトキシアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ピリジン、ジメチルスルホ
ン、ヘキサメチルホスホルアミド、テトラメチル尿素、
N−メチルカプロラクタム、ヒトラヒドロフラン、m−
ジオキサン、p−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ン、ビス(2−メトキシエチル)エーテル、1,2−ビス
(2−メトキシエトキシ)エタン、ビス−〔2−(2−
メトキシエトキシ)エチル〕エーテル等がある。
ポリアミド酸溶液を銅箔あるいは金属ベース基板ある
いはフィルム作成のためのスチール等のシートの上に一
定厚みにコーテイングする場合、ポリアミド酸溶液の粘
度は所定のコーティング方法により、所望の厚さのコー
ティング膜が得られるような最適粘度を与えるように実
施するのが肝要である。
コーティングは出来るだけ均一になされなければなら
ず、かかるコーティングはバーコーター、ドクターブレ
ード及びコンマコーター等を用いて実施することができ
る。
熱可塑性ポリイミドに接着剤としての性能を持たせる
ためには、溶剤の除去と脱水させるための加熱温度のコ
ントロールが肝要である。
ポリアミド酸溶液を所定の基材の上にコーティングし
た後、所要時間80〜200℃、好ましくは100〜150℃に加
熱し、溶剤を除去する。温度が80℃以下の場合は溶剤の
除去が遅く経済的でなく、200℃以上では溶剤の除去が
速すぎるため皮膜形成、泡の発生、皮膜の乾燥収縮によ
る反り等の応力発生があり好ましくない。更に、150〜5
00℃、好ましくは200〜300℃に加熱し、溶剤の十分な除
去を行なうと共に脱水縮合によりイミド化させることに
より実施できる。150℃以下では溶剤の除去あるいは脱
水が十分でないため銅箔と金属ベース基板の積層におい
てボイドの発生が起り絶縁性、接着性が不十分となる。
また、500℃以上では熱可塑性ポリイミドの劣化により
絶縁性が低下したり、ポリイミドのガラス転移点が高く
なり、銅箔と金属ベース基板との積層が行ない難くな
る。
上記の脱水、縮合によるイミド化の工程に於いて、所
定の基材にコートしたまま行なえば、その基材に接着し
たポリイミド膜が生成する。また、脱水、縮合前にその
基材から剥離し、ピンテンターにかけてイミド化工程を
行なえばポリイミドフィルムが生成する。
ポリイミドフィルムあるいは基材に接着したポリイミ
ド膜の厚さは5〜500μmが一般的な使用に適するが、
生産性、絶縁性、強度、熱伝導性等から10〜100μmが
好ましい。
また、積層する銅箔は電解銅箔、圧延銅箔などプリン
ト配線板に使用できる銅箔であれば、いずれを用いても
良い。また、金属ベース基板はアルミニウム、亜鉛鋼
板、ステンレス鋼板、硅素鋼板、アルマイト処理したア
ルミニウム、モリブデン鋼板、タングステン鋼板、しん
ちゅうなど融点が350℃以上の金属であれば、いずれを
用いても良い。
銅箔の厚みは5〜150μm、好ましくは9〜70μmが
一般的に使用されるが特に限定されるものではない。パ
ターン形成、銅箔の強度から考えると9〜35μmが好ま
しい。
また本発明に使用される金属板の厚みは30μm〜50mm
が使用に適するが、剛性、加工性等の特性から30〜3000
μmが好ましく、特に好ましくは200〜2000μmであ
る。
上記のようにして作成したポリイミドが、銅箔と金属
ベース基板の間に挿入された形の積層板として成形する
ためには、加熱温度と圧力のコントロールが肝要であ
る。
積層板として成形するための温度としては、使用する
ポリイミドのガラス転移点以上で、しかもガラス転移点
プラス300℃以下の温度、好ましくは200℃以下、さらに
好ましくはガラス転移点プラス30〜150℃が適当であ
る。ガラス転移点以下ではポリイミドの流動性が低く接
着力が低い。またガラス転移点プラス200℃以上ではポ
リイミドの劣化による接着力の低下あるいは流動性が高
すぎ絶縁層の厚みコントロールが行ないにくい。また特
に成形する温度が高温(280℃以上)で行なう場合は銅
箔の酸化劣化を防ぐため、酸素が実質的に存しない環境
で行なうことが望ましい。本発明において酸素が実質的
に存在しない環境とは、空気を窒素ガス、アルゴン、ヘ
リウムガス等の不活性ガスで置き換え、酸素濃度を6%
以下、好ましくは2%以下に下げた環境あるいは減圧に
し酸素の分圧を15Torr以下、好ましくは2Torr以下にし
た環境を意味する。
積層板として成形するための圧力としては1〜1000kg
/cm2、好ましくは2〜50kg/cm2が適当である。圧力が1k
g/cm2以下ではポリイミドの接着力が十分でなく、ま
た、積層板の平滑性が十分に得られにくい。圧力が1000
kg/cm2以上では絶縁層の厚みコントロールが行ないにく
い。
上記のような条件で、熱可塑性ポリイミドを作成し、
所定の圧力、温度で1〜300分、好ましくは5〜60分、
成形した金属ベースプリント配線基板は接着力、絶縁性
に優れ、しかも、180℃以上の雰囲気中でも長期間その
特性を変化させない優れた耐熱性を持っている。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を説明する。尚、実施例中の
対数粘度は35℃、0.5g/100ml、N,N−ジメチルアセトア
ミドで測定した値であり、回転粘度はE型粘度計の高粘
度用ロータを用いて25℃で測定した値である。
プリント配線基板の銅箔引き剥し強さはIPC−FC−241
Aの方法に準じて行なった。絶縁破壊強さはASTM D−149
に準じて行なった。ハンダ耐熱性はJIS C−6481で行な
った。耐熱性は180℃循環空気中に240時間放置前後の体
積抵抗率の変化及び銅箔引き剥し強さの変化で検討し
た。また、体積抵抗率はJIS C−6481に準じて行なっ
た。
実施例−1 撹拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器で、
3,3′−ジアミノベンゾフェノン53.0g(0.25モル)を、
N,N−ジメチルアセトアミド240mlに溶解した。この溶液
に3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物78.6g(0.244モル)の粉末を添加し、10℃で24時間
撹拌してポリアミド酸溶液を得た。得られた溶液中のポ
リアミド酸の対数粘度は0.59dl/g、回転粘度は32,000cp
sであった。この溶液をドクターブレードを用いて電解
銅箔(厚さ35μm)に均一にコーティングした。このコ
ーティング銅箔を100℃で1時間加熱乾燥した後、240℃
で3時間加熱して、ポリイミドをコートした銅箔を得
た。このポリイミドのガラス転移温度は210℃であり、
膜厚は52μmであった。また、残存溶剤量は0.8%であ
った。このポリイミドをコートした銅箔を、アルミニウ
ム板(JIS H4000 1050P、厚さ1.0mm)の上にポリイミド
膜が挿入される形で積層し、プレスにて270℃、40kg/cm
2で30分間成形を行ない、アルミベースプリント配線基
板を得た。この配線基板の特性は表−1の通りであっ
た。
ここで得られたポリイミドのガラス転移点温度での引
張弾性率は300kg/mm2であり、240℃での引張弾性率は0.
1kg/mm2以下であった。
実施例−2 連続キャスト製膜に用いられるスチールドラム面に電
解銅箔(35μm)を敷き、実施例−1で得られたポリア
ミド酸溶液をドクターブレードを用い連続的に流延し
た。スチールドラムを100℃から40℃迄4時間かけて徐
々に加熱して、ポリイミドをコートした銅箔を連続的に
得た。このポリイミドのガラス転移温度は205℃であ
り、膜厚は52μmであった。また、残存溶剤量は0.9%
であった。このポリイミドをコートした銅箔をアルミニ
ウム板(JIS H4000 1050P、厚さ1.0mm)の上にポリイミ
ド膜が挿入される形で積層し、プレスにて270℃、40kg/
cm2で30分間成形を行ない、アルミベースプリント配線
基板を得た。この配線基板の特性は表−1の通りであっ
た。
実施例−3 平滑なガラス板上に実施例−1で得られたポリアミド
酸溶液をドクターブレードを用いて均一にコーティング
した。このコーティングされたガラス板を100℃で1時
間加熱乾燥した後、135℃で1時間加熱した。この時の
コーティング膜中の残存容量は21%であった。このコー
ティング膜をガラス板から剥し、ピンテンターに設置
し、再加熱を行なった。その時の加熱は100℃から240℃
迄4時間かけて徐々に行なった。このポリイミドのガラ
ス転移温度は206℃であり、膜厚は52μmであった。ま
た、残存溶剤量は0.3%であった。このポリイミドシー
トを電解銅箔(厚さ35μm)とアルミニウム板(JIS H4
000 1050P、厚さ1.0mm)の間に挿入して積層し、プレス
にて260℃、40kg/cm2で30分間成形を行ない、アルミベ
ースプリント配線基板を得た。この配線基板の特性は表
−1の通りであった。
実施例−4 実施例−3で得られたポリイミドシートを圧延銅箔
(厚さ35μm)とアルミニウム板(JIS H4000 1050P、
厚さ1.0mm)の間に挿入して積層し、バキュームプレス
(米国バキュームプレス社製)を用い、内部を10Torrに
減圧し、外部は20kg/cm2で加圧しつつ300℃にて30分間
成形を行ない、アルミベースプリント配線基板を得た。
この配線基板の特性は表−1の通りであった。
実施例−5 撹拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器で、
2,2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕
プロパン41.0g(0.1モル)を、N,N−ジメチルアセトア
ミド200mlに溶解し、0℃付近まで冷却し、窒素雰囲気
下に於てピロメリット酸二無水物21.8g(0.1モル)の粉
末を加え0℃付近で2時間撹拌した。次に上記溶液を室
温に戻し、窒素雰囲気下で約20時間撹拌を行なった。こ
うして得られたポリアミド酸溶液の対数粘度は1.5dl/
g、回転粘度は56,000cpsであった。
この溶液を厚さ35μmの電解銅箔に均一にコーティン
グした。このコーティングされた銅箔を、100℃で1時
間加熱乾燥した後、230℃で4時間加熱して、ポリイミ
ドをコートした銅箔を得た。このポリイミドのガラス転
移温度は188℃であり、膜厚は42μmであった。また残
存溶剤量は0.3%であった。このポリイミドをコートし
た銅箔を、アルミニウム板(JIS H4000 1050P、厚さ1.0
mm)の上にポリイミド膜が挿入される形で積層し、プレ
スにて260℃、40kg/cm2で30分間成形を行ない、アルミ
ベースプリント配線基板を得た。この配線基板の特性は
表−1の通りであった。
ここで得られたポリイミドのガラス転移温度での引張
弾性率は220kg/mm2であり、218℃での引張弾性率は0.1k
g/mm2以下であった。
実施例−6 平滑な鋼製ベース基板(JIS G3141 SPCC−SB、厚さ0.
5mm)に実施例−5で得られたポリアミド酸溶液をドク
ターブレードを用いて均一にコーティングした。このコ
ーティングされた鋼板を100℃で1時間加熱乾燥した
後、230℃で2時間加熱してポリイミドをコートした鋼
板を得た。このポリイミドのガラス転移温度は187℃で
あり、膜厚は52μmであった。また、残存溶剤量は0.5
%であった。このポリイミドをコートした鋼板にポリイ
ミド膜が挿入される形で圧延銅箔(厚さ35μm)を積層
し、プレスにて260℃、40kg/cm2で30分間成形を行な
い、鋼板ベースプリント配線基板を得た。この配線基板
の特性は表−1の通りであった。
実施例7 実施例3で得られたポリイミドシートを圧延銅箔(厚
さ35μm)とアルミニウム板(JIS H4000、1050P、厚さ
1.0mm)の間に挿入して積層し、プレスにて300℃、20kg
/cm2で30分間、成形を行ないアルミベースプリント配線
基板を得た。この配線板の特性は第1表のとうりであっ
た。
比較例1 市販の多層板用エポキシ系プリプレグシート(日立化
成(株)GEN−67N、厚さ100μm)を圧延銅箔(厚さ35
μm)とアルミニウム板(JIS H4000、1050P、厚さ1.0m
m)の間に挿入し、プレスにて170℃、40kg/cmで60分間
成形を行ないアルミベースプリント配線基板を得た。こ
の配線基板の特性は第2表のとうりであった。
比較例2 攪拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器に2,
2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕プ
ロパン10.3g(0.025モル)及び4,4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル15.0g(0.075モル)をN,N−ジメチルアセ
トアミド200mlに溶解し、0℃付近まで冷却し、窒素雰
囲気下においてピロメリット酸二無水物21.8g(0.1モ
ル)の粉末を加え0℃付近で2時間攪拌した。次に上記
溶液を室温に戻し、窒素雰囲気下で約20時間攪拌を行な
った。こうして得られたポリアミド酸溶液の対数粘度は
1.8dl/g、回転粘度は74000cpsであった。このワニスを
平滑なガラス板上にドクターブレードを用いて均一にコ
ーティングした。このコーティングされたガラス板を10
0℃で1時間加熱乾燥した後、135℃で1時間加熱した。
この時のコーティング膜中の残溶液を23%であった。こ
のコーティング膜をガラス板から剥し、ピンテンターに
設置し、再加熱を行なった。その時の加熱は100℃から2
60℃まで4時かけて徐々に行なった。このポリイミドの
ガラス転移温度は240℃であり、膜厚は46μmであっ
た。また残存溶剤量は0.2%であった。このポリイミド
のガラス転移温度での引張弾性率は240kg/mm2であり、2
70℃での引張弾性率は1.2kg/mm2(0.5%)であった。
このポリイミドシートを電解銅箔(厚さ35μm)とア
ルミニウム板(JIS H4000、1050P、厚さ1.0mm)の間に
挿入して積載し、プレスにて275℃、40kg/cm2で30分間
成形を行ない、アルベースプリント配線基板を得た。こ
の配線基板の特性は第2表のとうりであった。
〔発明の効果〕 上記実施例の説明のように、絶縁層である熱可塑性ポ
リイミド自身に接着性があるために、一般的に耐熱性の
劣る接着剤を使わないので、優れた高温時多箔引き剥し
強さ及び耐熱劣化性を持つと共に優れた電気特性を兼ね
備えた金属ベースプリント配線基板が簡便な操作により
容易に製造が可能になる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−40995(JP,A) 特開 昭60−79797(JP,A) 特開 昭58−11137(JP,A) 実開 昭57−148870(JP,U) 特公 昭50−2637(JP,B2)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銅箔と金属ベース基板が実質的に溶剤を含
    有せず、かつ脱水反応の終了した、ガラス転移点が150
    ℃以上であり、ガラス転移点から更に30℃温度を上昇さ
    せたとき弾性率がガラス転移点での弾性率と比較すると
    1/1000以下に低下する熱可塑性ポリイミドであって、該
    ポリイミドが 3,3′−ジアミノジフェニルエーテル、3,3′−ジアミノ
    ジフェニルスルフィド、3,3′−ジアミノジフェニルス
    ルホキシド、3,3′−ジアミノジフェニルスルホン、3,
    3′−アミノベンゾフェノン、ビス[4−(3−アミノ
    フェノキシ)フェニル]メタン、1,1−ビス[4−(3
    −アミノフェノキシ)フェニル]エタン、1,2−ビス
    [4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]エタン、2,
    2−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]プ
    ロパン、2,2−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フ
    ェニル]ブタン、2,2−ビス[4−(3−アミノフェノ
    キシ)フェニル]−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロ
    パン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、
    4,4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル、ビ
    ス[4(3−アミノフェノキシ)フェニル)ケトン、ビ
    ス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルフィ
    ド、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]ス
    ルホキシド、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェ
    ニル]スルホン、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)
    フェニル]エーテルからなる群から選ばれるジアミンと ピロメリット酸二無水物、3,3′,4,4′−ベンゾフェノ
    ンテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ベンゾフ
    ェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ビフ
    ェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ビフ
    ェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジ
    カルボキフェニル)プロパン二無水物、2,2−ビス(2,3
    −ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、ビス(3,
    4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス
    (3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、1,1
    −ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二無水
    物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二無水
    物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二無水
    物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、
    1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,
    5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−
    ベンゼンテトラカルボ酸二無水物、3,4,9,10−ペリレン
    トテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−アントラセン
    テトラカルボン酸二無水物、1,2,7,8−フェナントレン
    テトラカルボン酸二無水物からなる群から選ばれる芳香
    族無水物から合成されたものからなる絶縁層により接着
    剤を介することなく積層されてなる、半田耐熱性が300
    ℃以上、絶縁破壊強さが95kV/mm以上、25℃における銅
    箔引き剥し強さが0.9kg/cm以上である金属ベースプリン
    ト配線基板。
  2. 【請求項2】銅箔と金属ベース基板との間に実質的に溶
    剤を含有せず、かつ脱水反応の終了した、ガラス転移点
    が150℃以上であり、ガラス転移点から更に30℃温度を
    上昇させたとき弾性率がガラス転移点での弾性率と比較
    すると1/1000以下に低下する熱可塑性ポリイミドであっ
    て、該ポリイミドが3,3′−ジアミノジフェニルエーテ
    ル、3,3′−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3′−ジ
    アミノジフェニルスルホキシド、3,3′−ジアミノジフ
    ェニルスルホン、3,3′−ジアミノベンゾフェノン、ビ
    ス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]メタン、
    1,1−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]
    エタン、1,2−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フ
    ェニル]エタン、2,2−ビス[4−(3−アミノフェノ
    キシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(3−ア
    ミノフェノキシ)フェニル]ブタン、2,2−ビス[4−
    (3−アミノフェノキシ)フェニル]−1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン、1,3−ビス(3−アミノフェ
    ノキシ)ベンゼン、4,4′−ビス(3−アミノフェノキ
    シ)ビフェニル、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)
    フェニル]ケトン、ビス[4−(3−アミノフェノキ
    シ)フェニル]スルフィド、ビス[4−(3−アミノフ
    ェノキシ)フェニル]スルホキシド、ビス[4−(3−
    アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−
    (3−アミノフェノキシ)フェニル]エーテルからなる
    群から選ばれるジアミンと ピロメリット酸二無水物、3,3′,4,4′−ベンゾフェノ
    ンテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ベンゾフ
    ェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ビフ
    ェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ビフ
    ェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジ
    カルボキシフェニル)プロパン二無水物、2,2−ビス
    (2,3−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、ビ
    ス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物、
    ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水
    物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二
    無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二
    無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二
    無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水
    物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、
    1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,
    3,4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、3,4,9,10−
    ペリレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−アント
    ラセンテトラカルボン酸二無水物、1,2,7,8−フェナン
    トレンテトラカルボン酸二無水物からなる群から選ばれ
    る芳香族酸無水物から合成されたものを絶縁層兼接着剤
    として挿入し積層することを特徴とする、半田耐熱性が
    300℃以上、絶縁破壊強さが95kV/mm以上、25℃における
    銅箔引き剥し強さが0.9kg/cm以上である金属ベースプリ
    ント配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】銅箔と金属ベース基板との間に実質的に溶
    剤を含有しない熱可塑性ポリイミドフィルム挿入し、該
    ポリイミドのガラス転移温度以上の温度と圧力で積層す
    る、特許請求の範囲第2項の金属ベースプリント配線基
    板の製造方法。
  4. 【請求項4】熱可塑性ポリイミドの前駆体であるポリア
    ミド酸を有機溶媒に溶解した溶液を銅箔上あるいは金属
    ベース基板上に直接コーティングした後、加熱、脱水す
    る工程と、このようにしてできた実質的に溶剤を含有し
    ないポリイミド膜の上に金属ベース基板あるいは銅箔を
    重ね合せ、該ポリイミドのガラス転移温度以上の温度と
    圧力で積層する工程とを有する特許請求の範囲第2項の
    金属ベースプリント配線基板の製造方法。
  5. 【請求項5】前記積層工程を真空中あるいは不活性ガス
    気体中で行う特許請求の範囲第3項または第4項記載の
    金属ベースプリント配線基板の製造方法。
JP61123530A 1985-05-30 1986-05-30 金属ベースプリント配線基板及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH082612B2 (ja)

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