JPH08262979A - 複合表示ラベル - Google Patents
複合表示ラベルInfo
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- JPH08262979A JPH08262979A JP9312895A JP9312895A JPH08262979A JP H08262979 A JPH08262979 A JP H08262979A JP 9312895 A JP9312895 A JP 9312895A JP 9312895 A JP9312895 A JP 9312895A JP H08262979 A JPH08262979 A JP H08262979A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融押出し温度を特に低くしなくても、ラベ
ル紙との間の接着強度の低い結合層を形成することがで
き、しかも該結合層による易剥離性の接着部の剥離力に
バラツキの無い複合表示ラベルを提供する。 【構成】 ポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被
覆層1が積層されている第1のラベル紙2と、第2のラ
ベル紙3とが、第1のラベル紙2におけるポリエチレン
樹脂の溶融押出し層からなる被覆層1と第2のラベル紙
2の一方の面との間に溶融押出し成形した界面活性剤が
練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層による結合
層4で接着されており、かつ、第2のラベル紙3の他方
の面には、感圧接着剤層5を介して剥離ライナ6が積層
されている複合表示ラベル。
ル紙との間の接着強度の低い結合層を形成することがで
き、しかも該結合層による易剥離性の接着部の剥離力に
バラツキの無い複合表示ラベルを提供する。 【構成】 ポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被
覆層1が積層されている第1のラベル紙2と、第2のラ
ベル紙3とが、第1のラベル紙2におけるポリエチレン
樹脂の溶融押出し層からなる被覆層1と第2のラベル紙
2の一方の面との間に溶融押出し成形した界面活性剤が
練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層による結合
層4で接着されており、かつ、第2のラベル紙3の他方
の面には、感圧接着剤層5を介して剥離ライナ6が積層
されている複合表示ラベル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2枚のラベル紙を積層
させた単一のラベルでありながら、上方のラベル紙を簡
単に剥すことができるため、2枚のラベル紙を表示層と
して利用し得る複合表示ラベルに関する。
させた単一のラベルでありながら、上方のラベル紙を簡
単に剥すことができるため、2枚のラベル紙を表示層と
して利用し得る複合表示ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば物品を輸送する際には、これらの
物品を包装紙やフィルムで梱包したり、あるいは段ボー
ル等に収納した後、この包装体の表面に送り情報を記入
したラベルを接着して発送する。
物品を包装紙やフィルムで梱包したり、あるいは段ボー
ル等に収納した後、この包装体の表面に送り情報を記入
したラベルを接着して発送する。
【0003】包装体の表面に接着したラベルに記入され
ている情報は、受領者がこの包装体を受領した後には不
要になるものの、他方において、該包装体を別の流通業
者に送付する場合や開封者に対する別の情報が必要にな
る。
ている情報は、受領者がこの包装体を受領した後には不
要になるものの、他方において、該包装体を別の流通業
者に送付する場合や開封者に対する別の情報が必要にな
る。
【0004】しかして、2枚のラベル紙を積層させた単
一のラベルであって、上方のラベル紙を簡単に引き剥す
ことができるようにした、すなわち、異なった2つの層
を表示層として利用し得るようにした複合表示ラベル
が、例えば実開昭62−9280号公報に記載されてい
る。
一のラベルであって、上方のラベル紙を簡単に引き剥す
ことができるようにした、すなわち、異なった2つの層
を表示層として利用し得るようにした複合表示ラベル
が、例えば実開昭62−9280号公報に記載されてい
る。
【0005】ここに開示されている複合表示ラベルは、
[図3]において、第1のラベル紙31と、通常の溶融
押出し温度である例えば320℃で溶融押出した低密度
ポリエチレン樹脂層からなる被覆層32が一方の面に積
層されている第2のラベル紙33とを、第1のラベル紙
31と、第2のラベル紙33における低密度ポリエチレ
ン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層32との間に、通
常よりも40〜50℃低い温度で押出し成形した低密度
ポリエチレン樹脂層からなる結合層34によって積層
し、さらに第2のラベル紙33の他方の面に感圧接着剤
層35を介して剥離ライナ36を積層した構成からなっ
ている。
[図3]において、第1のラベル紙31と、通常の溶融
押出し温度である例えば320℃で溶融押出した低密度
ポリエチレン樹脂層からなる被覆層32が一方の面に積
層されている第2のラベル紙33とを、第1のラベル紙
31と、第2のラベル紙33における低密度ポリエチレ
ン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層32との間に、通
常よりも40〜50℃低い温度で押出し成形した低密度
ポリエチレン樹脂層からなる結合層34によって積層
し、さらに第2のラベル紙33の他方の面に感圧接着剤
層35を介して剥離ライナ36を積層した構成からなっ
ている。
【0006】上記の複合表示ラベルにおいては、低密度
ポリエチレン樹脂層からなる結合層34を通常よりも4
0〜50℃低い温度で押出し成形するため、該結合層3
4と第1のラベル紙31との間の接着強度が弱くなる
が、結合層34と第2のラベル紙33における低密度ポ
リエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層32との
間の接着強度は、同質の低密度ポリエチレン樹脂間の熱
溶融接着であるために十分に高くなる。
ポリエチレン樹脂層からなる結合層34を通常よりも4
0〜50℃低い温度で押出し成形するため、該結合層3
4と第1のラベル紙31との間の接着強度が弱くなる
が、結合層34と第2のラベル紙33における低密度ポ
リエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層32との
間の接着強度は、同質の低密度ポリエチレン樹脂間の熱
溶融接着であるために十分に高くなる。
【0007】したがって、この複合表示ラベルは、第1
のラベル紙31と結合層34との間の接着強度が、常時
は互いに脱落もしくは位置ずれを生ずるようなことがな
いまでも、第1のラベル紙31を指先で引き上げたとき
には、該第1のラベル紙31と結合層34との間が容易
に剥離するような易剥離性になっている。
のラベル紙31と結合層34との間の接着強度が、常時
は互いに脱落もしくは位置ずれを生ずるようなことがな
いまでも、第1のラベル紙31を指先で引き上げたとき
には、該第1のラベル紙31と結合層34との間が容易
に剥離するような易剥離性になっている。
【0008】これによって、第1のラベル紙31に書き
込む情報と、第2のラベル紙33に書き込む情報とをそ
れぞれ異なるものにしておくことにより、第1のラベル
紙31による情報が不要になった後に、該第1のラベル
紙31を引き剥して第2のラベル紙33の情報を読み取
ることができる。
込む情報と、第2のラベル紙33に書き込む情報とをそ
れぞれ異なるものにしておくことにより、第1のラベル
紙31による情報が不要になった後に、該第1のラベル
紙31を引き剥して第2のラベル紙33の情報を読み取
ることができる。
【0009】しかるに上記の構成による複合表示ラベル
には、以下のような問題がある。すなわち、低密度ポリ
エチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層32の形成
に利用したものと同じ一般グレード品の低密度ポリエチ
レン樹脂によって結合層34を形成する場合には、29
0℃未満の溶融押出し温度では耳切れを発生するため
に、290℃以上の溶融押出し温度を利用しなければな
らない。したがって、結合層34と第1のラベル紙31
との間の接着強度が必然的に高くなり、第1のラベル紙
31と結合層34との間に易剥離性の接着強度が形成さ
れない。
には、以下のような問題がある。すなわち、低密度ポリ
エチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層32の形成
に利用したものと同じ一般グレード品の低密度ポリエチ
レン樹脂によって結合層34を形成する場合には、29
0℃未満の溶融押出し温度では耳切れを発生するため
に、290℃以上の溶融押出し温度を利用しなければな
らない。したがって、結合層34と第1のラベル紙31
との間の接着強度が必然的に高くなり、第1のラベル紙
31と結合層34との間に易剥離性の接着強度が形成さ
れない。
【0010】また、低温押出しグレード品の低密度ポリ
エチレン樹脂によって結合層34を形成する場合には、
溶融押出し温度を250℃まで下げることができるもの
の、樹脂の性質から、第1のラベル紙31との間が易剥
離性になっている結合層34を得ることができないだけ
でなく、結合層34の層厚が大きくなり、しかも押出し
速度が低下する等の経済性及び生産性の面での難点もあ
る。
エチレン樹脂によって結合層34を形成する場合には、
溶融押出し温度を250℃まで下げることができるもの
の、樹脂の性質から、第1のラベル紙31との間が易剥
離性になっている結合層34を得ることができないだけ
でなく、結合層34の層厚が大きくなり、しかも押出し
速度が低下する等の経済性及び生産性の面での難点もあ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、溶融押出し温度を特に低くしなくても、ラベル紙
との間の接着強度の低い結合層を形成することができ、
しかも該結合層による易剥離性の接着部の剥離力にバラ
ツキの無い複合表示ラベルを提供することにある。
的は、溶融押出し温度を特に低くしなくても、ラベル紙
との間の接着強度の低い結合層を形成することができ、
しかも該結合層による易剥離性の接着部の剥離力にバラ
ツキの無い複合表示ラベルを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、溶融押出し
温度を特に低くすることなく通常の押出し温度であって
も、界面活性剤を練り込んだ低密度ポリエチレン樹脂に
よる溶融押出し層からなる結合層は、ラベル紙との間の
接着強度が低い易剥離性の結合層になることを確認した
結果、本発明を完成するに至った。
温度を特に低くすることなく通常の押出し温度であって
も、界面活性剤を練り込んだ低密度ポリエチレン樹脂に
よる溶融押出し層からなる結合層は、ラベル紙との間の
接着強度が低い易剥離性の結合層になることを確認した
結果、本発明を完成するに至った。
【0013】例えば、界面活性剤を練り込んだ低温押出
しグレード品の低密度ポリエチレン樹脂を270℃で溶
融押出し成形した樹脂層からなる結合層と紙との間の接
着強度は、界面活性剤を添加しない低温押出しグレード
品の低密度ポリエチレン樹脂を270℃で溶融押出し成
形した樹脂層からなる結合層と紙との間の接着強度の約
1/2になる。
しグレード品の低密度ポリエチレン樹脂を270℃で溶
融押出し成形した樹脂層からなる結合層と紙との間の接
着強度は、界面活性剤を添加しない低温押出しグレード
品の低密度ポリエチレン樹脂を270℃で溶融押出し成
形した樹脂層からなる結合層と紙との間の接着強度の約
1/2になる。
【0014】また、界面活性剤を練り込んだ低温押出し
グレード品の低密度ポリエチレン樹脂を270℃で溶融
押出し成形した樹脂層からなる結合層と紙との間の接着
強度は、界面活性剤を添加しない低温押出しグレード品
の低密度ポリエチレン樹脂を255℃で溶融押出し成形
した樹脂層からなる結合層と紙との間の接着強度と略同
等である。
グレード品の低密度ポリエチレン樹脂を270℃で溶融
押出し成形した樹脂層からなる結合層と紙との間の接着
強度は、界面活性剤を添加しない低温押出しグレード品
の低密度ポリエチレン樹脂を255℃で溶融押出し成形
した樹脂層からなる結合層と紙との間の接着強度と略同
等である。
【0015】本発明は上記のように、界面活性剤を練り
込んだ低密度ポリエチレン樹脂は、溶融押出し温度を特
に低くしなくても、ラベル紙との間の接着強度の低い易
剥離性の結合層になる機構を利用するものである。
込んだ低密度ポリエチレン樹脂は、溶融押出し温度を特
に低くしなくても、ラベル紙との間の接着強度の低い易
剥離性の結合層になる機構を利用するものである。
【0016】すなわち本発明は、ポリエチレン樹脂の溶
融押出し層からなる被覆層が積層されている第1のラベ
ル紙と、第2のラベル紙とが、第1のラベル紙における
ポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層と第2
のラベル紙の一方の面との間に溶融押出し成形した界面
活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層に
よる結合層で接着されており、かつ、第2のラベル紙の
他方の面には、感圧接着剤層を介して剥離ライナが積層
されている複合表示ラベルからなる。
融押出し層からなる被覆層が積層されている第1のラベ
ル紙と、第2のラベル紙とが、第1のラベル紙における
ポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層と第2
のラベル紙の一方の面との間に溶融押出し成形した界面
活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層に
よる結合層で接着されており、かつ、第2のラベル紙の
他方の面には、感圧接着剤層を介して剥離ライナが積層
されている複合表示ラベルからなる。
【0017】また本発明は、第1のラベル紙と、ポリエ
チレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層が一方の面に
積層されている第2のラベル紙とが、第1のラベル紙と
第2のラベル紙におけるポリエチレン樹脂の溶融押出し
層からなる被覆層との間に溶融押出し成形した界面活性
剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層による
結合層で接着されており、かつ、第2のラベル紙の他方
の面には、感圧接着剤層を介して剥離ライナが積層され
ている複合表示ラベルからなる。
チレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層が一方の面に
積層されている第2のラベル紙とが、第1のラベル紙と
第2のラベル紙におけるポリエチレン樹脂の溶融押出し
層からなる被覆層との間に溶融押出し成形した界面活性
剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層による
結合層で接着されており、かつ、第2のラベル紙の他方
の面には、感圧接着剤層を介して剥離ライナが積層され
ている複合表示ラベルからなる。
【0018】さらに本発明は、上記の各構成による複合
表示ラベルの結合層が、1000〜5000ppmの非
イオン系界面活性剤が練り込まれている低密度ポリエチ
レン樹脂層による複合表示ラベルからなる。
表示ラベルの結合層が、1000〜5000ppmの非
イオン系界面活性剤が練り込まれている低密度ポリエチ
レン樹脂層による複合表示ラベルからなる。
【0019】本発明の複合表示ラベルは、結合層に特徴
を有するものであるから、以下界面活性剤が練り込まれ
ている低密度ポリエチレン樹脂層からなる結合層につい
て説明する。
を有するものであるから、以下界面活性剤が練り込まれ
ている低密度ポリエチレン樹脂層からなる結合層につい
て説明する。
【0020】界面活性剤が練り込まれている低温押出し
グレード品の低密度ポリエチレン樹脂を、押出し温度だ
けを変化させ、その他の押出し条件を一定にした場合に
は、押出し温度290℃までは押出し温度が高くなる
程、押出し成形される結合層の層厚が小さくなるが、2
95℃を境にして略一定になる。また、この低密度ポリ
エチレン樹脂の溶融押出し温度が高くなるに従ってネッ
クインの程度が増大し、特に押出し温度310℃以上に
なるとその程度が急激に増大する。
グレード品の低密度ポリエチレン樹脂を、押出し温度だ
けを変化させ、その他の押出し条件を一定にした場合に
は、押出し温度290℃までは押出し温度が高くなる
程、押出し成形される結合層の層厚が小さくなるが、2
95℃を境にして略一定になる。また、この低密度ポリ
エチレン樹脂の溶融押出し温度が高くなるに従ってネッ
クインの程度が増大し、特に押出し温度310℃以上に
なるとその程度が急激に増大する。
【0021】さらにこの低温押出しグレード品の低密度
ポリエチレン樹脂の溶融押出し温度が320℃を超える
と、樹脂の劣化が大きくなる。展延性は、溶融押出し温
度300℃以上でほとんど一定になる。
ポリエチレン樹脂の溶融押出し温度が320℃を超える
と、樹脂の劣化が大きくなる。展延性は、溶融押出し温
度300℃以上でほとんど一定になる。
【0022】以上の実験結果から、界面活性剤が練り込
まれている低温押出しグレード品の低密度ポリエチレン
樹脂層からなる結合層の溶融押出し成形は、290〜2
95℃で行なうことが好ましい。
まれている低温押出しグレード品の低密度ポリエチレン
樹脂層からなる結合層の溶融押出し成形は、290〜2
95℃で行なうことが好ましい。
【0023】界面活性剤が練り込まれている低密度ポリ
エチレン樹脂層からなる結合層の厚さが小さいと、安定
性が損なわれる。また、低温押出しグレード品の低密度
ポリエチレン樹脂を295℃の押出し温度にて溶融押出
し成形して得られる最低の膜厚は15μmである。これ
らのことから、界面活性剤が練り込まれている低密度ポ
リエチレン樹脂層からなる結合層の厚さは、15μmに
近い15μm以上にするのがよい。
エチレン樹脂層からなる結合層の厚さが小さいと、安定
性が損なわれる。また、低温押出しグレード品の低密度
ポリエチレン樹脂を295℃の押出し温度にて溶融押出
し成形して得られる最低の膜厚は15μmである。これ
らのことから、界面活性剤が練り込まれている低密度ポ
リエチレン樹脂層からなる結合層の厚さは、15μmに
近い15μm以上にするのがよい。
【0024】また、低密度ポリエチレン樹脂の溶融押出
し形成の際のニップ圧を7.8kg/cm幅以下にする
と、コントロールが容易でなくなり、また、結合層の接
着強度にバラツキを生ずるようになる。したがって、界
面活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層
からなる結合層を成形するときの溶融押出し工程でのニ
ップ圧は、9.0〜18.0kg/cm幅の範囲にする
のがよい。
し形成の際のニップ圧を7.8kg/cm幅以下にする
と、コントロールが容易でなくなり、また、結合層の接
着強度にバラツキを生ずるようになる。したがって、界
面活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層
からなる結合層を成形するときの溶融押出し工程でのニ
ップ圧は、9.0〜18.0kg/cm幅の範囲にする
のがよい。
【0025】結合層を成形する際に利用する界面活性剤
は、カチオン系、両性系、アニオン系、非イオン系のい
ずれであってもよいが、耐熱性が良好で、しかも低密度
ポリエチレン樹脂との間の相溶性が良いことから、非イ
オン系の界面活性剤、例えば脂肪酸アルキロールアミ
ド、ジ−(2−ヒドロキシエチル)アルキルアミン、脂
肪酸モノグリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル等の非
イオン系の界面活性剤を利用するのがよい。
は、カチオン系、両性系、アニオン系、非イオン系のい
ずれであってもよいが、耐熱性が良好で、しかも低密度
ポリエチレン樹脂との間の相溶性が良いことから、非イ
オン系の界面活性剤、例えば脂肪酸アルキロールアミ
ド、ジ−(2−ヒドロキシエチル)アルキルアミン、脂
肪酸モノグリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル等の非
イオン系の界面活性剤を利用するのがよい。
【0026】また、低密度ポリエチレン樹脂に練り込む
界面活性剤の量が1000ppm未満では、界面活性剤
の練り込みによるラベル紙との間の接着強度の低下の効
果が十分でなく、また5000ppmを超えて練り込む
と、ラベル紙との間の接着強度が低くなり過ぎて、複合
表示ラベルにおける第1のラベル紙を剥離する操作を行
なう前に、該第1のラベル紙が剥離してしまう恐れがで
てくる。
界面活性剤の量が1000ppm未満では、界面活性剤
の練り込みによるラベル紙との間の接着強度の低下の効
果が十分でなく、また5000ppmを超えて練り込む
と、ラベル紙との間の接着強度が低くなり過ぎて、複合
表示ラベルにおける第1のラベル紙を剥離する操作を行
なう前に、該第1のラベル紙が剥離してしまう恐れがで
てくる。
【0027】したがって、非イオン系の界面活性剤10
00〜5000ppmを添加した低密度ポリエチレン樹
脂によって、上記の結合層を押出し成形するのがよい。
00〜5000ppmを添加した低密度ポリエチレン樹
脂によって、上記の結合層を押出し成形するのがよい。
【0028】
【作用】請求項1の発明の複合表示ラベルは、[図1]
において、ポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被
覆層1が積層されている第1のラベル紙2と、第2のラ
ベル紙3とが、第1のラベル紙2におけるポリエチレン
樹脂の溶融押出し層からなる被覆層1と第2のラベル紙
3の一方の面との間に溶融押出し成形した界面活性剤が
練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層による結合
層4で接着されており、かつ、第2のラベル紙の他方の
面には、感圧接着剤層5を介して剥離ライナ6が積層さ
れてなる積層構造を有するものである。
において、ポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被
覆層1が積層されている第1のラベル紙2と、第2のラ
ベル紙3とが、第1のラベル紙2におけるポリエチレン
樹脂の溶融押出し層からなる被覆層1と第2のラベル紙
3の一方の面との間に溶融押出し成形した界面活性剤が
練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂層による結合
層4で接着されており、かつ、第2のラベル紙の他方の
面には、感圧接着剤層5を介して剥離ライナ6が積層さ
れてなる積層構造を有するものである。
【0029】上記の構成を有する複合表示ラベルの第1
のラベル紙2と結合層4とは、第1のラベル紙2におけ
るポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層1と
低密度ポリエチレン樹脂層による結合層4との間の同質
の低密度ポリエチレン樹脂同士の熱溶融接着によって接
着されているので、強固な接着強度による結合になって
いる。
のラベル紙2と結合層4とは、第1のラベル紙2におけ
るポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層1と
低密度ポリエチレン樹脂層による結合層4との間の同質
の低密度ポリエチレン樹脂同士の熱溶融接着によって接
着されているので、強固な接着強度による結合になって
いる。
【0030】これに対して、第2のラベル紙3と結合層
4とは、溶融押出し成形した界面活性剤が練り込まれて
いる低密度ポリエチレン樹脂層による結合層4の成形の
際の熱溶融接着によって接着されており、接着強度の弱
い易剥離性の接着になっている。
4とは、溶融押出し成形した界面活性剤が練り込まれて
いる低密度ポリエチレン樹脂層による結合層4の成形の
際の熱溶融接着によって接着されており、接着強度の弱
い易剥離性の接着になっている。
【0031】界面活性剤が練り込まれている低密度ポリ
エチレン樹脂を溶融押出し成形するときの押出し温度を
高くしても、結合層4と第2のラベル紙3との間に接着
強度の弱い易剥離性の接着強度が得られる理由は明らか
ではないが、結合層4中の界面活性剤が接着界面にマイ
グレートしてゆくためであると考えられる。
エチレン樹脂を溶融押出し成形するときの押出し温度を
高くしても、結合層4と第2のラベル紙3との間に接着
強度の弱い易剥離性の接着強度が得られる理由は明らか
ではないが、結合層4中の界面活性剤が接着界面にマイ
グレートしてゆくためであると考えられる。
【0032】[図1]に示される複合表示ラベルは、剥
離ライナ6を除去して、感圧接着剤層5により被着体に
押圧、接着される。被着体に押圧、接着された複合表示
ラベルは、被着体と複合表示ラベルとの間の接着強度に
比較して、第2のラベル紙3と結合層4との間の接着強
度が遥かに弱くなっている。
離ライナ6を除去して、感圧接着剤層5により被着体に
押圧、接着される。被着体に押圧、接着された複合表示
ラベルは、被着体と複合表示ラベルとの間の接着強度に
比較して、第2のラベル紙3と結合層4との間の接着強
度が遥かに弱くなっている。
【0033】このため、複合表示ラベルから第1のラベ
ル紙2を指先で摘み上げると、第2のラベル紙3と結合
層4との間が分離し、第1のラベル紙2をポリエチレン
樹脂の溶融押出し層からなる被覆層1及び結合層4と共
に容易に除去することができ、これによって第2のラベ
ル紙3に付されている情報を読み取ることができるよう
になる。
ル紙2を指先で摘み上げると、第2のラベル紙3と結合
層4との間が分離し、第1のラベル紙2をポリエチレン
樹脂の溶融押出し層からなる被覆層1及び結合層4と共
に容易に除去することができ、これによって第2のラベ
ル紙3に付されている情報を読み取ることができるよう
になる。
【0034】請求項2の発明の複合表示ラベルは、[図
2]において、第1のラベル紙21と、ポリエチレン樹
脂の溶融押出し層からなる被覆層22が一方の面に積層
されている第2のラベル紙23とが、第1のラベル紙2
1と第2のラベル紙23におけるポリエチレン樹脂の溶
融押出し層からなる被覆層22との間に溶融押出し成形
した界面活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン
樹脂層による結合層24で接着されており、かつ、第2
のラベル紙23の他方の面には、感圧接着剤層25を介
して剥離ライナ26が積層されてなる積層構造を有す
る。
2]において、第1のラベル紙21と、ポリエチレン樹
脂の溶融押出し層からなる被覆層22が一方の面に積層
されている第2のラベル紙23とが、第1のラベル紙2
1と第2のラベル紙23におけるポリエチレン樹脂の溶
融押出し層からなる被覆層22との間に溶融押出し成形
した界面活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン
樹脂層による結合層24で接着されており、かつ、第2
のラベル紙23の他方の面には、感圧接着剤層25を介
して剥離ライナ26が積層されてなる積層構造を有す
る。
【0035】[図2]に示される複合表示ラベルは、剥
離ライナ26を除去して、感圧接着剤層25により被着
体に押圧、接着される。被着体に押圧、接着された複合
表示ラベルは、請求項1の発明の複合表示ラベルと同様
の理由により、被着体と複合表示ラベルとの間の接着強
度に比較して、第1のラベル紙21と結合層24との間
の接着強度が遥かに弱くなっている。
離ライナ26を除去して、感圧接着剤層25により被着
体に押圧、接着される。被着体に押圧、接着された複合
表示ラベルは、請求項1の発明の複合表示ラベルと同様
の理由により、被着体と複合表示ラベルとの間の接着強
度に比較して、第1のラベル紙21と結合層24との間
の接着強度が遥かに弱くなっている。
【0036】したがって、この複合表示ラベルから第1
のラベル紙21を指先で摘み上げると、第1のラベル紙
21と結合層24との間が分離し、第1のラベル紙21
を結合層24から容易に除去することができ、これによ
って第2のラベル紙23に付されている情報を、結合層
24を透過して読み取ることができるようになる。
のラベル紙21を指先で摘み上げると、第1のラベル紙
21と結合層24との間が分離し、第1のラベル紙21
を結合層24から容易に除去することができ、これによ
って第2のラベル紙23に付されている情報を、結合層
24を透過して読み取ることができるようになる。
【0037】なお、複合表示ラベルにおける易剥離性面
をなす接着部の接着強度、すなわち請求項1の発明の複
合表示ラベルの場合には、結合層4と第2のラベル紙3
との間の接着強度、請求項2の発明の複合表示ラベルの
場合には、第1のラベル紙21と結合層24との間の接
着強度が、180度折り曲げ剥離力で15g/100m
m幅(剥離速度:300mm/分)未満であると、複合
表示ラベルの使用時に剥離ライナを除去する際に剥離ラ
イナの剥離の前に易剥離性面をなす接着部が剥離してし
まう恐れがでる。
をなす接着部の接着強度、すなわち請求項1の発明の複
合表示ラベルの場合には、結合層4と第2のラベル紙3
との間の接着強度、請求項2の発明の複合表示ラベルの
場合には、第1のラベル紙21と結合層24との間の接
着強度が、180度折り曲げ剥離力で15g/100m
m幅(剥離速度:300mm/分)未満であると、複合
表示ラベルの使用時に剥離ライナを除去する際に剥離ラ
イナの剥離の前に易剥離性面をなす接着部が剥離してし
まう恐れがでる。
【0038】またこの易剥離性面をなす接着部の接着強
度が、180度折り曲げ剥離力で120g/100mm
幅(剥離速度:300mm/分)を超えると、被着体に
接着した複合表示ラベルから第1ラベル紙を剥離する際
にジッピングが起こるために剥離し難くなり、またジッ
ピングによる曲がりぐせが発生する。
度が、180度折り曲げ剥離力で120g/100mm
幅(剥離速度:300mm/分)を超えると、被着体に
接着した複合表示ラベルから第1ラベル紙を剥離する際
にジッピングが起こるために剥離し難くなり、またジッ
ピングによる曲がりぐせが発生する。
【0039】したがって、第1ラベル紙を剥離する際に
ジッピングが起こって該第1ラベル紙に曲がりぐせ生ず
るのを避けたい場合には、複合表示ラベルにおける易剥
離性面をなす接着部の接着強度は、180度折り曲げ剥
離力で120g/100mm幅(剥離速度:300mm
/分)以下にするのがよい。
ジッピングが起こって該第1ラベル紙に曲がりぐせ生ず
るのを避けたい場合には、複合表示ラベルにおける易剥
離性面をなす接着部の接着強度は、180度折り曲げ剥
離力で120g/100mm幅(剥離速度:300mm
/分)以下にするのがよい。
【0040】なお、第1ラベル紙を剥離した後にこの第
1ラベル紙をそのまま廃棄処理するような場合には、第
1ラベル紙に上記のジッピングによる曲がりぐせが発生
しても差し支えないため、180度折り曲げ剥離力によ
る接着部の接着強度を、第1ラベル紙及び第2ラベル紙
のそれぞれの紙層間強度よりも小さくするだけでよい。
1ラベル紙をそのまま廃棄処理するような場合には、第
1ラベル紙に上記のジッピングによる曲がりぐせが発生
しても差し支えないため、180度折り曲げ剥離力によ
る接着部の接着強度を、第1ラベル紙及び第2ラベル紙
のそれぞれの紙層間強度よりも小さくするだけでよい。
【0041】上記したように、本発明の複合表示ラベル
は、第1のラベル紙と第2のラベル紙との間に、界面活
性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂を溶融
押出し成形することによって、これらの両ラベル紙を接
着しているので、結合層をなす界面活性剤が練り込まれ
ている低密度ポリエチレン樹脂層を形成するときの溶融
押出し温度を低密度ポリエチレン樹脂の通常の押出し温
度にしても、易剥離性の結合層が得られる。
は、第1のラベル紙と第2のラベル紙との間に、界面活
性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂を溶融
押出し成形することによって、これらの両ラベル紙を接
着しているので、結合層をなす界面活性剤が練り込まれ
ている低密度ポリエチレン樹脂層を形成するときの溶融
押出し温度を低密度ポリエチレン樹脂の通常の押出し温
度にしても、易剥離性の結合層が得られる。
【0042】このことにより、結合層を形成する低密度
ポリエチレン樹脂の溶融押出し成形工程でのニップ圧を
上げることができることから、易剥離性の接着部の剥離
力にバラツキの無い複合表示ラベルになる。
ポリエチレン樹脂の溶融押出し成形工程でのニップ圧を
上げることができることから、易剥離性の接着部の剥離
力にバラツキの無い複合表示ラベルになる。
【0043】また、結合層をなす界面活性剤が練り込ま
れている低密度ポリエチレン樹脂層を形成するときの溶
融押出し温度を特に低くすることなく低密度ポリエチレ
ン樹脂の通常の押出し温度にすることができるので、低
密度ポリエチレン樹脂の溶融押出し速度の低下がなく、
また結合層の層厚が大きくなることがない。このため、
複合表示ラベルの生産性の低下や樹脂の使用量の増大に
伴う経費の高騰が避けられる。
れている低密度ポリエチレン樹脂層を形成するときの溶
融押出し温度を特に低くすることなく低密度ポリエチレ
ン樹脂の通常の押出し温度にすることができるので、低
密度ポリエチレン樹脂の溶融押出し速度の低下がなく、
また結合層の層厚が大きくなることがない。このため、
複合表示ラベルの生産性の低下や樹脂の使用量の増大に
伴う経費の高騰が避けられる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の複合表示ラベルのより具体的
な構成を実施例に基づいて説明する。
な構成を実施例に基づいて説明する。
【0045】実施例1〜実施例3 [図1]において、30g/m2 の上質紙からなる第1
のラベル紙2の片側表面をコロナ放電処理に付した後、
該コロナ放電処理面に一般グレード品の低密度ポリエチ
レン樹脂を320℃の溶融押出し温度にて溶融押出し成
形し、厚さ15μmの被覆層1を積層した。
のラベル紙2の片側表面をコロナ放電処理に付した後、
該コロナ放電処理面に一般グレード品の低密度ポリエチ
レン樹脂を320℃の溶融押出し温度にて溶融押出し成
形し、厚さ15μmの被覆層1を積層した。
【0046】次いで、熱転写用紙(TC−80,新王子
製紙 (株) )からなる第2のラベル紙3と、上記の第1
のラベル紙2の被覆層1との間に、[表1]に記載した
条件にて、界面活性剤(脂肪酸モノグリセリド)が練り
込まれている低温押出しグレード品の低密度ポリエチレ
ン樹脂を溶融押出し形成することにより、結合層4を形
成し、第1のラベル紙2と第2のラベル紙3とを接着し
た。
製紙 (株) )からなる第2のラベル紙3と、上記の第1
のラベル紙2の被覆層1との間に、[表1]に記載した
条件にて、界面活性剤(脂肪酸モノグリセリド)が練り
込まれている低温押出しグレード品の低密度ポリエチレ
ン樹脂を溶融押出し形成することにより、結合層4を形
成し、第1のラベル紙2と第2のラベル紙3とを接着し
た。
【0047】さらに、白グラシン紙の片面にシリコーン
を塗布、乾燥して製造した剥離ライナ6のシリコーン塗
布面にアクリル系粘着剤を塗布、乾燥して感圧接着剤層
5を設け、これを上記の第1のラベル紙2と第2のラベ
ル紙3とを接着した積層シートの第2のラベル紙3面
に、感圧接着剤層5を利用して積層し、本発明の実施例
品である複合表示ラベルを得た。
を塗布、乾燥して製造した剥離ライナ6のシリコーン塗
布面にアクリル系粘着剤を塗布、乾燥して感圧接着剤層
5を設け、これを上記の第1のラベル紙2と第2のラベ
ル紙3とを接着した積層シートの第2のラベル紙3面
に、感圧接着剤層5を利用して積層し、本発明の実施例
品である複合表示ラベルを得た。
【0048】各複合表示ラベルにおける易剥離性面とな
っている第2のラベル紙3と結合層4との間の接着強度
を、180度折り曲げ剥離力(g/100mm幅(剥離
速度:300mm/分))でもって、[表1]に表示す
る。なお、この剥離力の測定はショッパーを使用して、
室温中で行なった。また、結合層4の厚さを[表1]に
併記する。
っている第2のラベル紙3と結合層4との間の接着強度
を、180度折り曲げ剥離力(g/100mm幅(剥離
速度:300mm/分))でもって、[表1]に表示す
る。なお、この剥離力の測定はショッパーを使用して、
室温中で行なった。また、結合層4の厚さを[表1]に
併記する。
【0049】
【表1】
【0050】実施例4〜実施例6 [図2]において、30g/m2 の上質紙からなる第2
のラベル紙23の片側表面をコロナ放電処理に付した
後、該コロナ放電処理面に一般グレード品の低密度ポリ
エチレン樹脂を320℃の溶融押出し温度にて溶融押出
し成形し、厚さ15μmの被覆層22を積層した。
のラベル紙23の片側表面をコロナ放電処理に付した
後、該コロナ放電処理面に一般グレード品の低密度ポリ
エチレン樹脂を320℃の溶融押出し温度にて溶融押出
し成形し、厚さ15μmの被覆層22を積層した。
【0051】次いで、熱転写用紙(TC−80,新王子
製紙 (株) )からなる第1のラベル紙21と、上記の第
2のラベル紙23の被覆層22との間に、[表2]に記
載した条件にて、界面活性剤(脂肪酸モノグリセリド)
が練り込まれている低温押出しグレード品の低密度ポリ
エチレン樹脂を溶融押出し形成することにより、結合層
24を形成し、第1のラベル紙21と第2のラベル紙2
3とを接着した。
製紙 (株) )からなる第1のラベル紙21と、上記の第
2のラベル紙23の被覆層22との間に、[表2]に記
載した条件にて、界面活性剤(脂肪酸モノグリセリド)
が練り込まれている低温押出しグレード品の低密度ポリ
エチレン樹脂を溶融押出し形成することにより、結合層
24を形成し、第1のラベル紙21と第2のラベル紙2
3とを接着した。
【0052】さらに、白グラシン紙の片面にシリコーン
を塗布、乾燥して製造した剥離ライナ26のシリコーン
塗布面にアクリル系粘着剤を塗布、乾燥して感圧接着剤
層25を設け、これを上記の第1のラベル紙21と第2
のラベル紙23とを接着した積層シートの第2のラベル
紙23面に、感圧接着剤層25を利用して積層し、本発
明の実施例品である複合表示ラベルを得た。
を塗布、乾燥して製造した剥離ライナ26のシリコーン
塗布面にアクリル系粘着剤を塗布、乾燥して感圧接着剤
層25を設け、これを上記の第1のラベル紙21と第2
のラベル紙23とを接着した積層シートの第2のラベル
紙23面に、感圧接着剤層25を利用して積層し、本発
明の実施例品である複合表示ラベルを得た。
【0053】各複合表示ラベルにおける易剥離性面とな
っているラベル紙31と結合層34との間の接着強度
を、180度折り曲げ剥離力(g/100mm幅(剥離
速度:300mm/分))でもって、[表2]に表示す
る。なお、この剥離力の測定はショッパーを使用して、
室温中で行なった。また、結合層24の厚さを[表2]
に併記する。
っているラベル紙31と結合層34との間の接着強度
を、180度折り曲げ剥離力(g/100mm幅(剥離
速度:300mm/分))でもって、[表2]に表示す
る。なお、この剥離力の測定はショッパーを使用して、
室温中で行なった。また、結合層24の厚さを[表2]
に併記する。
【0054】
【表2】
【0055】比較例1〜比較例2 実施例4〜実施例6による複合表示ラベルの製造工程に
おいて、結合層を界面活性剤を添加させていない低温押
出しグレード品の低密度ポリエチレン樹脂によって、
[表3]に記載した条件で形成し、比較のための複合表
示ラベルを得た。
おいて、結合層を界面活性剤を添加させていない低温押
出しグレード品の低密度ポリエチレン樹脂によって、
[表3]に記載した条件で形成し、比較のための複合表
示ラベルを得た。
【0056】各複合表示ラベルにおける易剥離性面とな
っているラベル紙と結合層との間の接着強度を、180
度折り曲げ剥離力(g/100mm幅(剥離速度:30
0mm/分))でもって、[表3]に表示する。なお、
この剥離力の測定はショッパーを使用して、室温中で行
なった。また、結合層の厚さを[表3]に併記する。
っているラベル紙と結合層との間の接着強度を、180
度折り曲げ剥離力(g/100mm幅(剥離速度:30
0mm/分))でもって、[表3]に表示する。なお、
この剥離力の測定はショッパーを使用して、室温中で行
なった。また、結合層の厚さを[表3]に併記する。
【0057】
【表3】
【0058】以上の実施例及び比較例によって明らかな
ように、本発明の複合表示ラベルの構成によれば、結合
層とラベル紙との間の接着強度が、180度折り曲げ剥
離力で15〜120g/100mm幅(剥離速度:30
0mm/分)にコントロールされているものを、9.0
〜18.0kg/cm幅のニップ圧によって形成できる
ので、易剥離性面の剥離力にバラツキの無いものにな
る。
ように、本発明の複合表示ラベルの構成によれば、結合
層とラベル紙との間の接着強度が、180度折り曲げ剥
離力で15〜120g/100mm幅(剥離速度:30
0mm/分)にコントロールされているものを、9.0
〜18.0kg/cm幅のニップ圧によって形成できる
ので、易剥離性面の剥離力にバラツキの無いものにな
る。
【0059】
【発明の効果】本発明の複合表示ラベルは、第1のラベ
ル紙と第2のラベル紙とを、これらの両者の間に、界面
活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂を溶
融押出し成形した結合層で接着しているので、該結合層
の溶融押出し成形の際の押出し温度を特に低くしなくて
も、ラベル紙との間の接着強度が易剥離性になっている
結合層を形成することができる。
ル紙と第2のラベル紙とを、これらの両者の間に、界面
活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレン樹脂を溶
融押出し成形した結合層で接着しているので、該結合層
の溶融押出し成形の際の押出し温度を特に低くしなくて
も、ラベル紙との間の接着強度が易剥離性になっている
結合層を形成することができる。
【0060】このため、結合層の剥離力がバラツキのな
いものになるのに必要な9.0〜18.0kg/cm幅
のニップ圧を使用して、該結合層を成形することができ
るので、剥離力にバラツキの無い複合表示ラベルにな
る。
いものになるのに必要な9.0〜18.0kg/cm幅
のニップ圧を使用して、該結合層を成形することができ
るので、剥離力にバラツキの無い複合表示ラベルにな
る。
【0061】また、本発明の複合表示ラベルによれば、
上記の通り、結合層の溶融押出し成形の際の押出し温度
を特に低くする必要がないため、結合層の層厚を小さく
することができ、しかも結合層の成形の際の押出し速度
が低下することがない。このため、経済性がよく、しか
も生産性が優れる効果がある。
上記の通り、結合層の溶融押出し成形の際の押出し温度
を特に低くする必要がないため、結合層の層厚を小さく
することができ、しかも結合層の成形の際の押出し速度
が低下することがない。このため、経済性がよく、しか
も生産性が優れる効果がある。
【図1】本発明の複合表示ラベルの1実施例品の積層構
成を示す模型断面図である。
成を示す模型断面図である。
【図2】本発明の複合表示ラベルの別の実施例品の積層
構成を示す模型断面図である。
構成を示す模型断面図である。
【図3】従来の複合表示ラベルの積層構成を示す模型断
面図である。
面図である。
1・・・・ポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる被覆層 2・・・・第1のラベル紙 3・・・・第2のラベル紙 4・・・・界面活性剤が練り込まれている低密度ポリエチレ
ン樹脂層による結合層 5・・・・感圧接着剤層 6・・・・剥離ライナ
ン樹脂層による結合層 5・・・・感圧接着剤層 6・・・・剥離ライナ
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリエチレン樹脂の溶融押出し層から
なる被覆層が積層されている第1のラベル紙と、第2の
ラベル紙とが、第1のラベル紙におけるポリエチレン樹
脂の溶融押出し層からなる被覆層と第2のラベル紙の一
方の面との間に溶融押出し成形した界面活性剤が練り込
まれている低密度ポリエチレン樹脂層による結合層で接
着されており、かつ、第2のラベル紙の他方の面には、
感圧接着剤層を介して剥離ライナが積層されていること
を特徴とする複合表示ラベル。 - 【請求項2】 第1のラベル紙と、ポリエチレン樹脂
の溶融押出し層からなる被覆層が一方の面に積層されて
いる第2のラベル紙とが、第1のラベル紙と第2のラベ
ル紙におけるポリエチレン樹脂の溶融押出し層からなる
被覆層との間に溶融押出し成形した界面活性剤が練り込
まれている低密度ポリエチレン樹脂層による結合層で接
着されており、かつ、第2のラベル紙の他方の面には、
感圧接着剤層を介して剥離ライナが積層されていること
を特徴とする複合表示ラベル。 - 【請求項3】 結合層が、1000〜5000ppm
の非イオン系界面活性剤が練り込まれている低密度ポリ
エチレン樹脂層からなる請求項1又は請求項2に記載の
複合表示ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9312895A JPH08262979A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 複合表示ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9312895A JPH08262979A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 複合表示ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08262979A true JPH08262979A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=14073890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9312895A Pending JPH08262979A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 複合表示ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08262979A (ja) |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP9312895A patent/JPH08262979A/ja active Pending
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