JPH08263301A - S式処理系における読み取り装置 - Google Patents

S式処理系における読み取り装置

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JPH08263301A
JPH08263301A JP9172995A JP9172995A JPH08263301A JP H08263301 A JPH08263301 A JP H08263301A JP 9172995 A JP9172995 A JP 9172995A JP 9172995 A JP9172995 A JP 9172995A JP H08263301 A JPH08263301 A JP H08263301A
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JP
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reader
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input
stack
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JP9172995A
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Yoshikazu Sotani
吉和 祖谷
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字列自体に付加された読み取り装置切り替
え指示を認識して、指示された読み取り装置に自動的に
切り替える機能を持ったS式処理系における読み取り装
置を提供する。 【構成】 S式読み取り装置3は、入力文字列をS式と
して読み取りを進め、#!が入力文字列に出現した場
合、スタック5のトップに#!直後に記述された読み取
り装置名をプッシュし、特殊トークンを入力制御装置4
に返却する。他言語読み取り装置2は、入力文字列を自
装置で扱う言語として読み取りを進め、#!が入力文字
列に出現した場合、スタック5のトップに#!直後に記
述された読み取り装置名をプッシュし、特殊トークンを
入力制御装置4に返却する。入力制御装置4は、特殊ト
ークンが返却されると、スタック5のトップで得られる
読み取り装置を呼び出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はS式処理系における読み
取り装置に関し、特にS式以外に他の言語による記述を
も含む文字列を読み取るのに好適な読み取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にLISPでは、S式と呼ばれる記
号列を使用して情報を表現する。S式は、例えば(A
B (C D))といった形式のものである。そして、
このようなS式の読み取り装置としては、例えば特開平
2−66630号公報に見られるように、従来より種々
の装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、S式を
対象する従来の読み取り装置は、読み取り対象となる文
字列がS式のみを含むことを前提として設計されている
ため、S式以外に他の言語による記述をも読み取らせる
場合には、その他の言語用の読み取り装置とS式読み取
り装置とを利用者が適宜使い分ける必要があった。
【0004】例えば、(A B (C D))というS
式に続いて、「define xis 1/4」といっ
た別言語の記述を入力して解析させる場合、利用者は、
(A B (C D))を入力した後、入力処理を一時
中断して読み取り装置をS式読み取り装置から他言語用
の読み取り装置に切り替え、次いで、「define
x is 1/4」を入力する必要があった。このた
め、文字列の入力作業が度々中断されるという問題点
と、予めファイルに記憶しておいた文字列を入力する場
合には読み取り装置の切り替えが行えない為に他言語を
混在させることができないという問題点とがあった。
【0005】そこで本発明の第1の目的は、文字列自体
に付加された読み取り装置切り替え指示を認識して、指
示された読み取り装置に自動的に切り替える機能を持っ
た読み取り装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、他言語の記
述中、S式と同じ表現はS式読み取り装置を利用し得る
ようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、入力装置から入力されたS式を含む
文字列を解釈して処理するS式処理系における読み取り
装置において、初期状態においてS式読み取り装置名が
トップに置かれているカレント読み取り装置スタック
と、入力文字列をS式として読み取りを進め、予め定め
られた記号に続いて読み取り装置名が入力文字列に出現
した場合に、前記カレント読み取り装置スタックをポッ
プした後にその出現した読み取り装置名をプッシュし、
予め定められた特殊トークンを返却するS式読み取り装
置と、入力文字列を自装置の扱う言語として読み取りを
進め、予め定められた記号に続いて読み取り装置名が入
力文字列に出現した場合に、前記カレント読み取り装置
スタックをポップした後にその出現した読み取り装置名
をプッシュし、予め定められた特殊トークンを返却する
他言語読み取り装置と、入力装置からの入力開始時およ
び前記特殊トークンが前記S式読み取り装置または前記
他言語読み取り装置から返却されたとき、カレントな読
み取り装置を、前記カレント読み取り装置スタックのト
ップに置かれた読み取り装置名の読み取り装置に切り替
える入力制御装置とを備えている。
【0008】なお、一般にS式は多重の括弧を有してお
り、S式が入れ子構造になっている。このため、本発明
では、S式読み取り装置は右閉じ括弧が読み取れるまで
入力制御装置を再起的に呼び出し、各呼び出し時に入力
制御装置は、カレント読み取り装置スタックのトップに
置かれた読み取り装置名に従ってS式読み取り装置を呼
び出すようにしている。
【0009】そして、上記第2の目的をも達成するため
に、前記他言語読み取り装置は、カレントな読み取り装
置をS式読み取り装置に変更すべきことを指示する予め
定められた記号が入力文字列に出現した場合に、前記カ
レント読み取り装置スタックにS式読み取り装置名をプ
ッシュした後に前記S式読み取り装置を呼び出し、呼び
出したS式読み取り装置からの戻り時に前記カレント読
み取り装置スタックをポップするようにしている。
【0010】
【作用】本発明のS式処理系における読み取り装置にお
いては、カレント読み取り装置スタックが初期状態にお
いてS式読み取り装置名をトップに保持しており、入力
装置からの入力開始時に入力制御装置が、そのトップに
置かれた読み取り装置名に従ってS式読み取り装置をカ
レントな読み取り装置に切り替える。これにより、S式
読み取り装置が、入力文字列をS式として読み取りを進
める。なお、S式の読み取りにおいて、S式読み取り装
置は、右閉じ括弧が読み取れるまで入力制御装置を再起
的に呼び出し、各呼び出し時に入力制御装置は、カレン
ト読み取り装置スタックのトップに置かれた読み取り装
置名に従ってS式読み取り装置を呼び出すことで、入れ
子構造になっているS式の読み取りが進められる。
【0011】そして、予め定められた記号、例えば「#
!」に続いて読み取り装置名、例えばαが入力文字列に
出現すると、それを検出したS式読み取り装置が、カレ
ント読み取り装置スタックをポップしてS式読み取り装
置名を取り除いた後に、その出現した読み取り装置名α
をプッシュしてトップに保持させ、予め定められた特殊
トークンを返却し、入力制御装置が、カレントな読み取
り装置を、カレント読み取り装置スタックのトップに置
かれた読み取り装置名αの読み取り装置に切り替える。
これにより、読み取り装置名αの読み取り装置によって
他言語で記述された入力文字列の読み取りに切り替わ
る。
【0012】また、この他言語読み取り装置において、
カレントな読み取り装置をS式読み取り装置に変更すべ
きことを指示する予め定められた記号、例えば「^」が
入力文字列に出現した場合、カレント読み取り装置スタ
ックにS式読み取り装置名をプッシュした後にS式読み
取り装置を呼び出すことにより、前記記号以降に現れる
S式と同じ表現の文字列がS式読み取り装置名にて読み
取られる。なお、この場合、カレント読み取り装置スタ
ックのトップはS式読み取り装置名になっているので、
入れ子状になっているS式の読み取りも可能である。そ
して、呼び出したS式読み取り装置から読み取り結果が
返却されると、他言語読み取り装置は、カレント読み取
り装置スタックをポップすることによりトップに自身の
読み取り装置名を保持させて、動作を継続する。
【0013】そして、予め定められた記号、例えば「#
!」に続いて、S式読み取り装置名が入力文字列に出現
した場合、他言語読み取り装置は、カレント読み取り装
置スタックをポップした後にその出現したS式読み取り
装置名をプッシュし、予め定められた特殊トークンを返
却する。これにより、カレントな読み取り装置が再びS
式読み取り装置に切り替わる。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0015】図1を参照すると、本発明を適用したS式
処理系における読み取り装置は、入力装置1と、他言語
読み取り装置2と、S式読み取り装置3と、入力制御装
置4と、S式処理装置6とで構成され、入力制御装置4
内にはカレント読み取り装置スタック5が設けられてい
る。
【0016】入力装置1は、利用者が対話的に文字列を
入力する場合にはキーボードとディスプレイとで構成さ
れ、予め設定した文字列を入力する場合にはファイルで
構成される。
【0017】カレント読み取り装置スタック5は、トッ
プ(top),ポップ(pop),プッシュ(pus
h)などをインタフェースに持つ通常のスタックであ
り、メモリ上にペアリストなどの可変長領域として実現
され、カレントな読み取り装置の記憶装置となる。この
カレント読み取り装置スタック5には、初期状態におい
てS式読み取り装置名がトップに置かれている。
【0018】入力制御装置4は、カレント読み取りスタ
ック5を参照して、カレントな読み取り装置を呼び出す
装置で、例えばメモリ上に関数オブジェクトとして実現
される。この入力制御装置4の処理の一例を図2に示
す。同図に示すように、入力制御装置4は、呼び出され
ると、先ずカレント読み取り装置スタック5のトップに
置かれた読み取り装置名の読み取り装置を呼び出す(S
1)。そして、その応答が予め定められた特殊なトーク
ンRDMACROか否かを判定し(S2)、特殊トーク
ンRDMACROであれば再びステップS1に戻ってカ
レント読み取り装置スタック5のトップに置かれた読み
取り装置名の読み取り装置を呼び出す。また、特殊トー
クンRDMACROでなければ、呼び出し元に値を返却
する(S3)。
【0019】S式処理装置6は、入力制御装置4から出
力される内部表現オブジェクトを受け取って、解釈実行
する装置である。ここで、内部表現オブジェクトとは、
入力文字列を内部形式に変換したものである。
【0020】S式読み取り装置3は、入力文字列をS式
として読み取る装置で、例えばメモリ上に関数オブジェ
クトとして実現される。このS式読み取り装置3は、入
力装置1から入力された文字列を式ごとに認識して内部
表現オブジェクトを返却する。また、#!に続いて読み
取り装置名が入力文字列に出現した場合は、カレント読
み取り装置スタック5をポップした後にその出現した読
み取り装置名をプッシュし、特殊トークンRDMACR
Oを返却する。図3にこのS式読み取り装置3の処理例
を示す。
【0021】同図に示すように、S式読み取り装置3
は、呼び出されると、文字列の入力を行い(S11)、
その先頭の文字が「(」か否か,「#!」か否かを判別
する(S12,S16)。「(」であった場合は、それ
に対応する「)」が読み取られるまで入力制御装置4を
繰り返し呼び出し(S13,S14)、「)」が読み取
れたら、最初の「(」からそれに対応する「)」までの
S式を内部表現形式に変換したオブジェクトを呼び出し
元に返却する(S15)。また、「#!」であった場合
には、#!の直後に現れる読み取り装置名を読み込み
(S18)、カレント読み取り装置スタック5をポップ
し(S19)、ステップS18で読み取った読み取り装
置名をカレント読み取り装置スタック5にプッシュし
(S20)、特殊トークンRDMACROを呼び出し元
に返却する(S21)といった処理を行う。ま
た、「(」,「#!」の何れでもなかった場合(ステッ
プS16でNO)、アトムまたは「)」の読み込みを行
い(S17)、それを呼び出し元に返却する(S1
5)。
【0022】他言語読み取り装置2は、入力文字列を自
装置の扱う言語として読み取る装置で、例えばメモリ上
に関数オブジェクトとして存在する。この他言語読み取
り装置2は、1つの式の認識を終了するとその内部表現
オブジェクトを返却する。また、#!に続いて読み取り
装置名が入力文字列に出現した場合は、カレント読み取
り装置スタック5をポップした後にその出現した読み取
り装置名をプッシュし、特殊トークンRDMACROを
返却する。図4にこの他言語読み取り装置2の処理例を
示す。
【0023】同図に示すように、他言語読み取り装置2
は、呼び出されると、文字列の入力を行い(S31)、
その先頭の文字が「#!」か否か,「^」か否かを判別
する(S32,S33)。そして、その何れでもなかっ
た場合には自言語トークンの認識を行い(S34)、ス
テップS35へ進む。また、「^」であった場合は、カ
レント読み取り装置スタック5にS式読み取り装置3の
名前をプッシュし(S37)、S式読み取り装置を呼び
出す(S38)。そして、その戻り時にカレント読み取
り装置スタック5をポップし(S39)、ステップS3
5へ進む。ステップS35では式の認識が終了したか否
かを判別し、終了していれば、内部表現オブジェクトで
表現した読み取り結果を呼び出し元に返却する(S3
6)。また、終了していなければ、ステップS31に戻
って上述した処理を繰り返す。他方、入力文字列中に
「#!」を検出した場合は、#!の直後に現れる読み取
り装置名を読み込み(S40)、カレント読み取り装置
スタック5をポップし(S41)、ステップS40で読
み取った読み取り装置名をカレント読み取り装置スタッ
ク5にプッシュし(S42)、特殊トークンRDMAC
ROを呼び出し元に返却する(S43)といった処理を
行う。
【0024】なお、他言語読み取り装置2が扱う言語
は、S式処理装置6を利用するエンドユーザやアプリケ
ーションプログラムに親和性の高いように特化された任
意の言語である。
【0025】以下、このように構成された本実施例の動
作を説明する。
【0026】今、入力装置1から図5に示すような文字
列が入力された場合を考える。図5に示す文字列はその
全体が1つのS式になっており、内部の破線で囲んだ部
分に1つの式として認識される他言語の記述が入ってい
る。また、他言語の記述中には、前半の□と後半の□
(なお、□は当該他言語の記述を示す何らかの文字列が
入っている)との間にS式と同一の表現の部分(A B
(C D))が挿入されている。
【0027】図6は、図5に示すような文字列が図1の
実施例で処理される過程における入力制御装置4,他言
語読み取り装置2およびS式読み取り装置3の呼び出し
の遷移を示し、図7は、カレント読み取り装置スタック
5の状態遷移を示している。なお、図6および図7にお
いて、「入」は入力制御装置4の略を、「S」はS式読
み取り装置3の略を、「他」は他言語読み取り装置2の
略をそれぞれ示す。以下、順を追って説明する。
【0028】S式処理装置6は、入力装置1からの指示
等によって起動されると、入力制御装置4を呼び出す。
入力制御装置4は、先ずそのステップS1で、図7
(a)の状態にあるカレント読み取り装置スタック5の
トップで得られるS式読み取り装置3を呼び出す。次
に、この呼び出されたS式読み取り装置(以下、レベル
1のS式読み取り装置という)3において、入力文字列
の先頭の「(」が読み取られて、そのステップS13で
入力制御装置4が呼び出される。そして、この入力制御
装置4のステップS1の処理によりS式読み取り装置3
が呼び出され、このS式読み取り装置3により入力文字
列の次の文字「A」が読み取られ、それが入力制御装置
4を通じてレベル1のS式読み取り装置3に戻される。
【0029】次にレベル1のS式読み取り装置3では、
ステップS13の呼び出しの返却値が「)」でなく、
「A」であったので、再びステップS13により入力制
御装置4を呼び出し、この入力制御装置4のステップS
1によって呼び出されるS式読み取り装置3によって次
の文字「B」が読み取られ、それが入力制御装置4を通
じてレベル1のS式読み取り装置3に戻される。
【0030】次にレベル1のS式読み取り装置3では、
返却値が「)」でなく、「B」であったので、再び入力
制御装置4を呼び出し、この入力制御装置4のステップ
S1によって呼び出されるS式読み取り装置4によって
次の文字「(」が読み取られる。そして、「(」が読み
取られたので、当該S式読み取り装置(以下、レベル2
のS式読み取り装置という)のステップS13の処理に
より入力制御装置4が呼び出され、この入力制御装置4
のステップS1の処理によりS式読み取り装置3が呼び
出されて、次の文字「C」が読み取られ、入力制御装置
4を通じてレベル2のS式読み取り装置3に返却され
る。レベル2のS式読み取り装置3は、返却値が「)」
でなく「C」であったので、再び入力制御装置4を通じ
てS式読み取り装置3を呼び出して「D」を取得し、更
に入力制御装置4を通じてS式読み取り装置3を呼び出
して「)」を取得する。そして、「)」が取得できたの
で、レベル2のS式読み取り装置3は、(C D)にか
かる内容を返却値として、入力制御装置4を通じてレベ
ル1のS式読み取り装置3に返却する。
【0031】レベル1のS式読み取り装置3では、呼び
出しの返却値が「)」でなく、(CD)にかかる内容で
あった為、再び入力制御装置4を通じてS式読み取り装
置3を呼び出す。このとき呼び出されたS式読み取り装
置3は、次の文字として「#!」を検出するので、図3
の処理ステップS18〜S21の処理を実行する。即
ち、「#!」直後の他言語読み取り装置2の名前を読み
取り(S18)、カレント読み取り装置スタック5をポ
ップし(S19)、ステップS18で読み取った名前を
図7(b)に示すようにカレント読み取り装置スタック
5にプッシュし(S20)、特殊トークンRDMACR
Oを入力制御装置4に返却する(S21)。
【0032】入力制御装置4は呼び出し先から特殊トー
クンRDMACROが返却されると(図2のS2)、ス
テップS1に戻り、カレント読み取り装置スタック5の
トップで得られる読み取り装置を呼び出す。今の場合、
カレント読み取り装置スタック5の状態は図7(b)の
ようになっているので、他言語読み取り装置2が呼び出
されることになる。
【0033】他言語読み取り装置2は、図4に示す処理
によって、図5の破線で示す枠内の前半の□の部分の文
字列を順次に入力していく。そして、S式読み出し装置
の呼び出しを指示する記号「^」を検出すると(ステッ
プ33)、カレント読み取り装置5に図7(c)に示す
ようにS式読み取り装置3の名前をプッシュし、S式読
み取り装置3を呼び出す(ステップS38)。
【0034】このとき呼び出されたS式読み取り装置3
は、前述のレベル1のS式読み取り装置3と同様にし
て、入力文字列中から(,A,B,(,C,D)を読み
取っていき、最後に入力制御部4を通じて呼び出したS
式読み取り装置3から「)」が返却された時点で、(A
B (C D))にかかる読み取り結果を、呼び出し
元である他言語読み取り装置2に返却する。
【0035】他言語読み取り装置2は、呼び出したS式
読み取り装置3から(A B (CD))にかかる読み
取り結果の返却を受けると、カレント読み取り装置スタ
ック5をポップして、図7(d)に示す状態として、処
理を続行する。そして、図5の破線で囲まれた部分の後
半の□の部分を読み取ることで、式の認識を終了する
と、読み取り結果を、呼び出し元である入力制御装置4
に返却する(S36)。
【0036】入力制御装置4は、他言語読み取り装置2
から返却された図5の破線で囲まれた部分の読み取り結
果を、レベル1のS式読み取り装置3に返却する。レベ
ル1のS式読み取り装置3は、返却値が「)」ではない
ので、再びステップS13により入力制御装置4を呼び
出す。このとき、カレント読み取り装置スタック5は図
7(d)の状態にあるため、呼び出された入力制御装置
4は他言語読み取り装置2を呼び出す。
【0037】他言語読み取り装置2は、入力文字列から
「#!」を検出し、図4のステップS40〜S43の処
理を実行する。即ち、#!直後のS式読み取り装置の名
前を読み取り(S40)、カレント読み取り装置スタッ
ク5をポップし(S41)、ステップS40で読み取っ
たS式読み取り装置名を図7(e)に示すようにプッシ
ュし(S42)、特殊トークンRDMACROを呼び出
し元の入力制御装置4に返却する(S43)。これによ
り、入力制御装置4は再びステップS1の処理を行う
が、カレント読み取り装置スタック5は図7(e)の状
態になっているので、S式読み取り装置3が呼び出さ
れ、このS式読み取り装置3で次の文字「)」が読み取
られて、入力制御装置4を通じてレベル1のS式読み取
り装置3に返却される。
【0038】レベル1のS式読み取り装置3は、返却値
として「)」が返されてきたので、図3のステップS1
5において、読み取り結果を、呼び出し元の入力制御装
置4に返却する。入力制御装置4はこの読み取り結果を
S式処理装置6に出力する(S3)。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような効果を得ることができる。
【0040】文字列自体に付加された読み取り装置切り
替え指示(実施例においては、#!読み取り装置名)を
認識して、指示された読み取り装置に自動的に切り替え
る機能を持たせたので、S式以外に他の言語による記述
をも含む文字列を読み取らせる場合であっても利用者自
身が読み取り装置を適宜切り替える必要がなくなり、作
業の効率が向上する。また、予めファイルに記憶してお
いた文字列を入力する場合でも読み取り装置の切り替え
が可能となる。
【0041】他言語の記述中、S式と同じ表現は、S式
読み取り装置を利用して読み取ることができるので、他
言語の読み取り装置の開発コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】入力制御装置の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図3】S式読み取り装置の処理例を示すフローチャー
トである。
【図4】他言語読み取り装置の処理例を示すフローチャ
ートである。
【図5】入力文字列の例を示す図である。
【図6】図5に示す文字列が処理される過程における入
力制御装置,他言語読み取り装置およびS式読み取り装
置の呼び出しの遷移を示す図である。
【図7】カレント読み取り装置スタックの状態遷移を示
す図である。
【符号の説明】
1…入力装置 2…他言語読み取り装置 3…S式読み取り装置 4…入力制御装置 5…カレント読み取り装置スタック 6…S式処理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置から入力されたS式を含む文字
    列を解釈して処理するS式処理系における読み取り装置
    において、 初期状態においてS式読み取り装置名がトップに置かれ
    ているカレント読み取り装置スタックと、 入力文字列をS式として読み取りを進め、予め定められ
    た記号に続いて読み取り装置名が入力文字列に出現した
    場合に、前記カレント読み取り装置スタックをポップし
    た後にその出現した読み取り装置名をプッシュし、予め
    定められた特殊トークンを返却するS式読み取り装置
    と、 入力文字列を自装置の扱う言語として読み取りを進め、
    予め定められた記号に続いて読み取り装置名が入力文字
    列に出現した場合に、前記カレント読み取り装置スタッ
    クをポップした後にその出現した読み取り装置名をプッ
    シュし、予め定められた特殊トークンを返却する他言語
    読み取り装置と、 入力装置からの入力開始時および前記特殊トークンが前
    記S式読み取り装置または前記他言語読み取り装置から
    返却されたとき、カレントな読み取り装置を、前記カレ
    ント読み取り装置スタックのトップに置かれた読み取り
    装置名の読み取り装置に切り替える入力制御装置とを備
    えることを特徴とするS式処理系における読み取り装
    置。
  2. 【請求項2】 入れ子構造になっているS式の読み取り
    を行わせるために、前記S式読み取り装置は右閉じ括弧
    が読み取れるまで前記入力制御装置を再起的に呼び出
    し、各呼び出し時に前記入力制御装置は、前記カレント
    読み取り装置スタックのトップに置かれた読み取り装置
    名に従ってS式読み取り装置を呼び出すことを特徴とす
    る請求項1記載のS式処理系における読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記他言語読み取り装置は、カレントな
    読み取り装置をS式読み取り装置に変更すべきことを指
    示する予め定められた記号が入力文字列に出現した場合
    に、前記カレント読み取り装置スタックにS式読み取り
    装置名をプッシュした後に前記S式読み取り装置を呼び
    出し、呼び出したS式読み取り装置からの戻り時に前記
    カレント読み取り装置スタックをポップすることを特徴
    とする請求項1記載のS式処理系における読み取り装
    置。
JP9172995A 1995-03-24 1995-03-24 S式処理系における読み取り装置 Pending JPH08263301A (ja)

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JP9172995A Pending JPH08263301A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 S式処理系における読み取り装置

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