JPH0826350A - 液体調味料用卓上容器 - Google Patents

液体調味料用卓上容器

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JPH0826350A
JPH0826350A JP6165109A JP16510994A JPH0826350A JP H0826350 A JPH0826350 A JP H0826350A JP 6165109 A JP6165109 A JP 6165109A JP 16510994 A JP16510994 A JP 16510994A JP H0826350 A JPH0826350 A JP H0826350A
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opening
liquid seasoning
container
air
lid
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JP6165109A
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Taiichi Ono
泰一 大野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器を大きく傾けた場合にも、液体調味料の
空気取入口への侵入が防止される液体調味料用卓上容器
の提供。 【構成】 空気取入口34の内側開口部から注ぎ口36
側に向かって下方に傾斜して延びるように形成された延
長空気通路56に対して、該延長空気通路56の開口部
の下方を覆うように蔽翳部材64を設けることにより、
容器20を大きく傾けた際に、かかる延長空気通路56
の開口部から液体調味料中に気泡として流入される空気
の流れを邪魔して開口部付近に留めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、液体調味料用の卓上容器に係
り、特に容器内へ空気を取り入れるために設けられた空
気取入口における詰まり等が有利に防止される、改良さ
れた構造の液体調味料用卓上容器に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、一般家庭や飲食店等で用いられ
る、醤油やソース,ラー油,タレ等の液体調味料用の卓
上容器としては、一般に、上部に開口部を有する容器本
体と、該容器本体の開口部に対して螺着等にて取り付け
られて、その開口部を覆蓋する蓋体とからなり、容器を
傾けることによって、蓋体に設けた注ぎ口から、容器本
体内に収容された液体調味料を流出させるようにしたも
のが、用いられてきている。
【0003】そして、このような容器においては、注ぎ
口に対向位置する蓋体の外周部分に、空気を取り入れる
ための空気取入口が蓋体を貫通して設けられており、注
ぎ口から液体調味料を流出させる際に発生する容器内の
負圧を解消せしめて、液体調味料の連続的な流出を可能
と為すようになっている。
【0004】ところが、かかる空気取入口には、調味料
を注ぐ時などに調味料が接触し易く、しかもこの空気取
入口は小径であるために、注いだ後にも表面張力の作用
等によって調味料が空気取入口内に残留し易く、この残
留した調味料が固化,堆積することにより空気取入口が
狭窄乃至は閉塞し、容器内への空気なスムーズな供給が
阻害されてしまい、容器の使用性が悪化するという問題
があったのであり、特に飲食店などでは、かなり頻繁な
点検や洗浄を余儀なくされていた。
【0005】そこで、このような問題に鑑み、本願出願
人は、先に、特開平5−277024号公報において、
空気取入口の内側開口部に接続されて、該空気取入口よ
りも大きな通路断面積をもって、空気取入口から注ぎ口
側に向かって且つ下方に傾斜して延びる延長空気通路を
設けてなる液体調味料用卓上容器を提案した。かかる卓
上容器にあっては、調味料を流出させようと容器を傾け
た際に延長空気通路が鉛直下方に向かって開口すること
となり、該延長空気通路内に流入空気が溜まって、調味
料の空気取入口への侵入が阻止されるのである。
【0006】ところが、かくの如き延長空気通路を備え
た液体調味料用卓上容器について、本発明者が更なる検
討を加えたところ、調味料を注ぐ際に容器を大きく傾け
ると延長空気通路の開口方向が鉛直下方を越えて斜め下
方になるために、かかる延長空気通路に流入空気が溜り
にくくなって調味料が侵入し、空気取入口にまで至って
該空気取入口の狭窄や閉塞等の防止効果が十分に発揮さ
れ難くなることが、明らかとなった。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、容器を大きく傾けた場合にも、調味料の空
気取入口への侵入が効果的に防止されて、良好なる使用
性がより有利に確保され得る、改良された液体調味料用
卓上容器を提供することにある。
【0008】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、液体調味料が収容される容
器本体の上部開口に取り付けられて、該上部開口を覆蓋
する蓋体に対して、液体調味料の注ぎ口と空気取入口と
を、該蓋体の互いに対向位置する外周部分に設けると共
に、かかる空気取入口の内側開口部に接続されて、前記
注ぎ口側に向かって且つ下方に傾斜して延びる延長空気
通路を、該空気取入口よりも大きな通路断面積をもって
形成してなる液体調味料用卓上容器において、前記延長
空気通路の開口部の下方を覆うように配されて、該開口
部から液体調味料中に気泡として流入せしめられる空気
の流れを邪魔する蔽翳部材を設けたことにある。
【0009】また、かくの如き液体調味料用卓上容器に
おいて、前記蔽翳部材は、例えば、前記延長空気通路の
開口部から開口方向に略直角な方向に広がる鍔部と、該
鍔部の下側周縁部から前記延長空気通路の開口部の前方
に向かって斜め上方に延び出して、かかる開口部を所定
距離を隔てて覆う覆板部とによって、形成され得る。
【0010】さらに、本発明の好ましい態様において
は、前記遮蔽部材の下部に通孔が形成されることとな
る。
【0011】また、本発明に係る液体調味料用卓上容器
における注ぎ口や空気取入口は、蓋体を逆カップ状とし
てその側周壁部に設けること等も可能であるが、例え
ば、前記蓋体における上壁部の外周部分から上方に向か
って延び出す管体によって注ぎ口を形成する一方、かか
る蓋体の上壁部における該管体に対向位置する外周部分
に貫設された通孔によって空気取入口を形成することが
望ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0013】先ず、図1には、本発明に従う構造とされ
た液体調味料用卓上容器20の縦断面図が示されてい
る。かかる図において、22は、容器本体であって、略
有底円筒形状を呈しており、その開口部24を通じて、
醤油やソース等の液体調味料が注入、収容され得るよう
になっている。
【0014】また、この容器本体22の開口側端部の外
周面には、雄ねじ溝が設けられており、そこに略浅底の
逆カップ形状を呈する蓋体26が、螺着されて取り付け
られている。そして、この蓋体26にて、容器本体22
の開口部24が覆蓋されている。
【0015】なお、容器本体22の開口端面と、蓋体2
6との間には、シールリング28が介装されており、容
器本体22と蓋体26との間で挟圧されることにより、
容器20内に収容される液体調味料の螺着部からの漏れ
が防止されるようになっている。
【0016】そして、蓋体26には、その上底部30に
対して、装着孔32と、それよりも小径の空気取入口3
4とが、互いに径方向に対向位置する外周縁近くにおい
て、それぞれ貫通して形成されており、かかる装着孔3
2に対して、容器20内に収容された液体調味料を外部
に流出せしめる注ぎ口を形成する管体36が挿通固定さ
れている。
【0017】さらに、かかる蓋体26には、その上面に
対して、略半割ドーム形状の固定カバー35が固設され
ており、この固定カバー35によって、蓋体26におけ
る空気取入口34が設けられた側が、略半分に亘って覆
われている。また、この固定カバー35における開口部
の両側下端部には、それぞれ、一対の枢軸37,37が
突設されている。そして、固定カバー35よりも一回り
大きな略半割ドーム形状を有する可動カバー39が、そ
の両極点において、枢軸37,37によって略90°だ
け回動可能に支持されて組み付けられている。
【0018】それによって、図1に示されている如く、
可動カバー39を一方の回動端に位置せしめることによ
り、可動カバー39によって固定カバー35の開口部が
覆われて、注ぎ口を形成する管体36および空気取入口
34を覆うドーム形状のカバーが形成されるようになっ
ている一方、可動カバー39を他方の回動端に位置せし
めることにより、可動カバー39が固定カバー35の外
側を覆うように重ね合わされて、注ぎ口を形成する管体
36が外部に露呈されるようになっている(図4参
照)。なお、固定カバー35には、付勢板41にて付勢
されて、該固定カバー35の中央下端部から外方に突出
する突起43が設けられており、この突起43によっ
て、可動カバー39が固定カバー35の外側を覆う位置
に係止されることにより、容器20を傾けた際にも可動
カバー39が閉じないようになっている。
【0019】また、蓋体26の装着孔32に装着された
管体36は、図2にも示されているように、所定長さで
直線状に延びる直管部38と、円弧状に湾曲された湾曲
部40とが、連続的に一体形成された円管形状とされて
いる。そして、直管部38側の軸方向端部において、蓋
体26の装着孔32に挿通されて、密着固定されてい
る。それによって、直管部38が、蓋体26から上方に
向って、且つ該蓋体26の中心側に向って所定角度傾斜
して、延び出して立設されていると共に、かかる直管部
38の突出先端部において、湾曲部40が、蓋体26の
外周側に向って湾曲、開口せしめられている。
【0020】なお、特に本実施例では、かかる管体36
の直管部38が、湾曲部40側の開口部分よりも大きな
内径を有し、且つ下方に行くに従って内径が次第に大き
くなるテーパ管状をもって形成されており、湾曲部40
側の開口部が窄まった形状とされている(図2参照)。
【0021】さらに、かかる管体36の直管部38にあ
っては、湾曲部40とは反対側の軸方向端部が、蓋体2
6の内側において容器本体22内に突出する管体延長部
42とされている。即ち、この管体延長部42は、管体
36の直管部38から連続して容器本体22内に突出さ
せられており、蓋体26の外周側に向って傾斜して、下
方に延び出している。また、この下方に延び出した管体
延長部42の先端部は、管軸に対して傾斜した略鉛直な
切断面をもって切断されており、かかる管体延長部42
の筒壁部のうち、蓋体26の中心側に位置する壁部分が
下方に突出する切断残余部分46とされている。
【0022】そして、かかる注ぎ口にあっては、直管部
38が蓋体26の中心側に傾斜して立設されていること
に加えて、該直管部38がテーパ管状とされて湾曲部4
0側の口径よりも直管部38側の口径が大きくされてい
ることから、液体調味料の流出後に容器を正立させた
際、直管部38に残留する液体調味料への重力の作用に
基づく吸引力が、湾曲部40に残留する調味料に有利に
及ぼされるのであり、それによって、注ぎ口の外側開口
部において優れた液体調味料の切れが発揮され得るので
ある。
【0023】しかも、直管部38に連続して容器本体2
2内に突出する管体延長部42を形成し、且つ該管体延
長部42の一部を切断残余部分46として更に下方に延
長したことにより、液体調味料の流出後に注ぎ口を逆流
して容器20内に戻される液体調味料が、管体延長部4
2を伝って切断残余部分52に集められて下方に滴下さ
れるのであり、それによって、注ぎ口の内側開口部にお
いても優れた液体調味料の切れが発揮され得るのであ
る。
【0024】また一方、蓋体26における、前記空気取
入口34が設けられた部分には、図3にも示されている
ように、かかる蓋体26の内面に対して、連通筒体52
が固着されている。
【0025】この連通筒体52は、略有底円筒形状を呈
しており、その底部側の壁部が、内孔56にまで達する
切断面で斜めに切除されている。そして、かかる切断面
において蓋体26の内面に接着剤や融着等で固着される
ことにより、かかる連通筒体52が、容器20内に位置
して、注ぎ口(装着孔32)側に向って開口する状態で
蓋体26の径方向に配設せしめられ、その内孔56が、
開口側に向って下方に傾斜した状態で、蓋体26に対し
て斜めに取り付けられているのである。また、それによ
って、かかる連通筒体52における内孔56の切断面上
での開口が蓋体26にて密閉状に覆蓋されていると共
に、かかる切断面上における内孔56の開口部が、蓋体
26に設けられた空気取入口34に連通せしめられてい
る。なお、このことから明らかなように、本実施例で
は、連通筒体52の内孔56によって、延長空気通路が
構成されている。
【0026】ところで、この内孔56の傾斜角度は、特
に限定されるものではないが、調味料を流出させるべく
容器20を傾けた際に、開口方向が余り斜めにならずに
略鉛直下方に開口するように、且つ内孔56内に液体調
味料が入り込んだ際にも、容器20を正立させた際に、
かかる液体調味料が重力の作用にて内孔56内を速やか
に流下され、容器内に落下せしめられるように、容器内
に収容されるべき液体調味料の粘度等を考慮して、その
種類等に応じて設定されることとなる。
【0027】また、かかる連通筒体52の内孔56の口
径は、その内部に液体調味料が付着しても表面張力等に
よって閉塞されてしまわない程度に、空気取入口34よ
りも充分に大きな内径をもって形成される。
【0028】すなわち、このような連通筒体52が蓋体
26に対して固着されていることにより、前記空気取入
口34が、連通筒体52の内孔56を通じて、容器本体
22内に開口せしめられており、以て、液体調味料の流
出時には、空気取入口34から連通筒体52の内孔56
を通じて、外部空気が容器20内に流入せしめられるよ
うになっているのである。
【0029】さらに、かかる連通筒体52の開口部に
は、開口方向に略直角な方向に外フランジ状に広がる鍔
部54が形成されている。なお、この鍔部54の上側周
縁部は直線的に切断されており、その切断面において蓋
体26の内面に接着固定されている。
【0030】また、連通筒体52の開口部の前方には、
球殻状に湾曲した板形状を有する覆板58が、所定距離
を隔てて対向配置されており、その下側端縁部が鍔部5
4の下側周縁部に、上側端縁部が管体延長部42の基部
とその付近の蓋体26の内面に、それぞれ接着されるこ
とにより、それら鍔部54の下側周縁部と管体延長部4
2の基部付近の蓋体26内面との間に跨がって配設され
ている。それによって、連通筒体52の開口部が、その
下方から前方にかけて、所定距離を隔てて、鍔部54と
覆板58により覆われているのである。なお、このこと
から明らかなように、本実施例では、鍔部54と覆板5
8とによって、延長空気通路としての連通筒体52の内
孔56の開口部の下方に翳されるように位置せしめられ
て、かかる開口部を所定距離を隔てて覆う蔽翳部材64
が構成されているのである。
【0031】また、かかる蔽翳部材64を構成する鍔部
54には、覆い板58が接着される下側端縁部の中央に
半円状の切欠が設けられており、この切欠によって、鍔
部54と覆板58との接続部間を貫通する通孔66が形
成されている。
【0032】すなわち、上述の如き構造とされた液体調
味料用卓上容器20にあっては、図4に示されているよ
うに、内部に収容された液体調味料58を、注ぎ口を通
じて外部に流出せしめるに際し、容器20を傾けると、
連通筒体52の内孔56が略鉛直下方に向かって開口せ
しめられて、該内孔56を通じて空気が容器20内に流
入することから、液体調味料58の内孔56内への侵入
が防止されて、空気取入口34への接触が可及的に防止
され得、かかる空気取入口34への液体調味料58の付
着に起因する、該空気取入口34の狭窄や閉塞等といっ
た問題が回避され得るのである。
【0033】しかも、かかる液体調味料用卓上容器20
においては、図5、更には図6に示されているように、
容器20を大きく傾け過ぎて、連通筒体52の内孔56
の開口方向が鉛直下方を越えて斜め下方になった場合
に、該内孔56の開口部の上方から前方にかけて蔽翳部
材64が位置せしめられて、連通筒体52の内孔56の
開口部から液体調味料62中に気泡として流入される空
気の上昇が、かかる蔽翳部材64によって邪魔されるこ
とにより、該遮蔽部材64の両サイドから回り込むよう
にして空気が上昇せしめられると共に、蔽翳部材64の
内側から内孔56の開口部にかけて所定量の気泡が留め
られることとなる。なお、特に本実施例では、遮蔽部材
64を構成する覆板58が、球殻状に湾曲した板状体に
よって構成されていると共に、蔽翳部材64を構成する
鍔部54が、連通筒体52の内孔56の全周に亘って所
定幅で形成されていることから、連通筒体52の内孔5
6の開口部の周りに気泡が有利に且つ安定して留められ
得る。
【0034】そして、かくの如く、連通筒体52の内孔
56を通じて液体調味料62中に流入される気泡が直ち
に調味料中を上昇してしまうことなく、蔽翳部材64に
よって、内孔56の開口部の周りに留められる結果、か
かる内孔56の開口方向が鉛直下方を越えて斜め下方に
なった場合にも、内孔56内に流入空気が有利に留めら
れて、該内孔56の内部への液体調味料58の侵入が効
果的に防止され得るのであり、それ故、液体調味料58
の空気取入口34への接触が防止され得て、かかる空気
取入口34への液体調味料の付着に起因する、該空気取
入口34の狭窄や閉塞等といった問題が、極めて有効に
解消され得るのである。
【0035】しかも、蔽翳部材64は、連通筒体52の
内孔56の下方を覆うように配されていることから、液
体調味料の流出後に容器20を正立状態に戻した際など
において、容器20内に収容された液体調味料62が下
方から飛び跳ねた場合でも、連通筒体52の内孔56へ
の液体調味料62の侵入が有利に防止され得るのであ
る。
【0036】また、本実施例においては、蔽翳部材64
の最下部に位置する鍔部54と覆板58の接着部間に通
孔66が形成されていることから、液体調味料の流出後
に容器20を正立状態に戻した際に蔽翳部材64の内側
に入り込んだ液体調味料62が、かかる通孔66を通じ
て速やかに容器本体22内に滴下され得るのであり、そ
れ故、蔽翳部材64の内側に入り込んだ液体調味料62
が、連通筒体52の内孔56に流入したり、蔽翳部材6
4の内側下部に溜まって堆積したりすることもない。な
お、かかる通孔66は、容器20を傾けて液体調味料5
8を流出させる際に、蔽翳部材64の内側に留められる
空気量を調節するための調節孔としても機能し得る。
【0037】なお、蔽翳部材64の湾曲の程度や幅等、
或いは連通筒体52の内孔56の開口部からの距離など
は、収容されるべき液体調味料62の粘性等を考慮し
て、容器20を大きく傾けた場合でも、連通筒体52の
内孔56内に液体調味料62が入り込まない程度に、該
内孔56の開口部に気泡を留め得るように、決定され
る。
【0038】また、連通筒体52の内孔56は、空気取
入口34よりも充分に大きな内径をもって形成されてい
ると共に、開口側に向って下傾されていることから、万
一、その内孔56内に液体調味料が入り込んだ場合で
も、空気取入口34まで至ることは殆どなく、しかも、
内孔56内に入り込んだ調味料によって内孔56の閉塞
化等が惹起されることなく、速やかに外部に排出され得
るのである。
【0039】さらに、本実施例の液体調味料用卓上容器
20においては、注ぎ口側においても、切断残余部分4
6が容器内に突出形成されていることにより、容器内側
の開口部における液体調味料の切れ性の向上が図られて
いることから、かかる注ぎ口側の狭窄や詰まりも効果的
に防止され得るのであり、それによって、上記空気取入
口34側における狭窄や詰まりの防止効果と相俟って、
より優れた使用性が発揮され得るのである。
【0040】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0041】例えば、延長空気通路の長さや断面形状等
は、前記実施例のものに限定して解釈されるものでな
く、収容される液体調味料の粘度等を考慮して適当に決
定されることとなる。
【0042】また、前記実施例では、注ぎ口(管体3
6)および空気取入口34が、何れも蓋体26の上底部
30を上下方向に貫通して設けられていたが、例えば、
それらを、蓋体26の側壁部を水平方向や斜め方向に貫
通して形成することも可能である。
【0043】更にまた、蔽翳部材は、連通筒体52にお
ける内孔56の開口部の少なくとも下方を覆うように配
されていれば良く、その上側端部は注ぎ口側の蓋体26
にまで延出形成されている必要はなく、また内孔56の
開口部の全周に亘って鍔部54を形成する必要もない。
【0044】さらに、かかる蔽翳部材の具体的形状は、
収容される液体調味料の粘度等も考慮して決定されるべ
きであり、例えば、粘度の小さな調味料に使用する場合
には、蔽翳部材64の通孔66を縮小乃至は閉塞した
り、覆板58の下部において、該覆板58の両側縁部と
連通筒体52の鍔部54との間の隙間を覆ってポケット
状の蔽翳部材とすること等により、延長空気通路の開口
部の周りに気泡がより溜められ易くすることが望まし
い。
【0045】また、かかる蔽翳部材の具体的構造も、前
記実施例のものに限定されるものではなく、蔽翳部材の
全体を、連通筒体52における内孔56の開口部に一体
形成すること等も可能である。
【0046】更にまた、蓋体26におけるカバー35,
39は、必ずしも設ける必要はない。
【0047】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれることは、言うま
でもないところである。
【0048】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた液体調味料用卓上容器にあっては、
調味料を流出させるに際して大きく傾け過ぎた場合に
も、延長空気通路の開口部から流入される気泡が、蔽翳
部材によって延長空気通路の開口部付近に留められるこ
とにより、該延長空気通路内への液体調味料の侵入が有
利に防止され得るのであり、それ故、空気取入口への液
体調味料の付着、延いては該空気取入口の狭窄や閉塞等
がより効果的に回避され得て、使用性の一層の向上が達
成され得るのである。
【0049】また、延長空気通路の開口部にフランジ状
に広がる鍔部と、該鍔部の下側周縁部から開口部の前方
に向かって斜め上方に延び出す覆板部とによって蔽翳部
材を構成すれば、延長空気通路を通じて流入される気泡
を、該延長空気通路の開口部付近に有利に留め得る蔽翳
部材を容易に形成することができる。
【0050】更にまた、蔽翳部材の下部に通孔を設けれ
ば、蔽翳部材の内側に入り込んだ液体調味料を、液体調
味料の流出後に容器を正立状態に戻した際に速やかに容
器本体内に滴下させることが可能となる。
【0051】さらに、本発明における液体調味料用卓上
容器においては、例えば、蓋体の上壁部から上方に延び
出す管体によって注ぎ口が有利に形成され得る一方、該
注ぎ口に対向位置する蓋体の上壁部に貫設された通孔に
よって空気取入口が有利に形成され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての液体調味料用卓上容
器を示す縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面説明図である。
【図3】図1における III−III 断面説明図である。
【図4】図1に示された液体調味料用卓上容器の使用状
態を示す縦断面説明図である。
【図5】図1に示された液体調味料用卓上容器の図4と
は別の使用状態を示す縦断面説明図である。
【図6】図1に示された液体調味料用卓上容器の図4と
は更に別の使用状態を示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
20 液体調味料用卓上容器 22 容器本体 24 開口部 26 蓋体 32 注ぎ口の装着孔 34 空気取入口 36 管体 52 連通筒体 54 鍔部 56 内孔 58 覆板 62 液体調味料 64 蔽翳部材 66 通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体調味料が収容される容器本体の上部
    開口に取り付けられて、該上部開口を覆蓋する蓋体に対
    して、液体調味料の注ぎ口と空気取入口とを、該蓋体の
    互いに対向位置する外周部分に設けると共に、かかる空
    気取入口の内側開口部に接続されて、前記注ぎ口側に向
    かって且つ下方に傾斜して延びる延長空気通路を、該空
    気取入口よりも大きな通路断面積をもって形成してなる
    液体調味料用卓上容器において、 前記延長空気通路の開口部の下方を覆うように配され
    て、該開口部から液体調味料中に気泡として流入せしめ
    られる空気の流れを邪魔する蔽翳部材を設けたことを特
    徴とする液体調味料用卓上容器。
  2. 【請求項2】 前記延長空気通路の開口部から開口方向
    に略直角な方向に広がる鍔部と、該鍔部の下側周縁部か
    ら前記延長空気通路の開口部の前方に向かって斜め上方
    に延び出して、かかる開口部を所定距離を隔てて覆う覆
    板部とによって、前記蔽翳部材が構成されている請求項
    1に記載の液体調味料用卓上容器。
  3. 【請求項3】 前記蔽翳部材の下部に通孔が設けられて
    いる請求項1又は2に記載の液体調味料用卓上容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋体における上壁部の外周部分から
    上方に向かって延び出す管体によって、前記注ぎ口が形
    成されている一方、かかる蓋体の上壁部における該管体
    に対向位置する外周部分に貫設された通孔によって、前
    記空気取入口が形成されている請求項1乃至3の何れか
    に記載の液体調味料用卓上容器。
JP6165109A 1994-07-18 1994-07-18 液体調味料用卓上容器 Pending JPH0826350A (ja)

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