JPH08264306A - 回転式可変抵抗器 - Google Patents

回転式可変抵抗器

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JPH08264306A
JPH08264306A JP6824095A JP6824095A JPH08264306A JP H08264306 A JPH08264306 A JP H08264306A JP 6824095 A JP6824095 A JP 6824095A JP 6824095 A JP6824095 A JP 6824095A JP H08264306 A JPH08264306 A JP H08264306A
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JP
Japan
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variable resistor
sliding contact
driven object
resistors
rotor
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Application number
JP6824095A
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English (en)
Inventor
Akira Kawabata
晃 川端
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ING KK
Original Assignee
ING KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 位置検出手段として用いられ、取付位置も人
が操作できる場所に限定されない可変抵抗器を提供す
る。 【構成】 可変抵抗器は、2つの同心円状に形成された
抵抗体11,12と、それらに接触しながら摺動する2
つの摺動接点P1 ,P2 を有する回転子13とを含む。
各抵抗体11,12は、それぞれ被駆動物の移動ストロ
ーク長の2倍以上に対応する有効範囲を有し、移動スト
ローク長に対応する基準領域と他の領域とに分けられ
る。回転子13は、被駆動物を駆動する駆動部の出力量
に応じて回転する。被駆動物がその移動ストロークの原
点から駆動される時、回転子13の回転に伴って第1の
抵抗体11に接触しながら摺動する第1の摺動接点P1
の原点位置が基準領域にある場合は、第2の抵抗体12
に接触しながら摺動する第2の摺動接点P2 から電位を
検出し、第1の摺動接点P1 の原点位置が他の領域にあ
る場合は、第1の摺動接点P1 から電位を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動ドア、ブラ
インド、シャッタ、カ−テン等の被駆動物を制御する制
御装置において、位置検出手段として用いられる回転式
の可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動ドアの制御装置においては、
モータを駆動源とする駆動部の出力を検出する手段とし
て、その出力量に応じた周波数のパルスを生成するパル
ス発生器を設け、このパルス発生器からの出力により、
被駆動物であるドアの位置を検知するようにしている。
しかしながら、パルス発生器として一般的に用いられて
いるロータリーエンコーダの場合、被駆動物の移動速度
は検出できても、その絶対位置は検出できないので、リ
ミットスイッチ等の位置検出手段を用いてその検出信号
から被駆動物の基準位置を検知(学習)し、それに基づ
いて被駆動物の絶対位置を演算するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、停電時
や電源停止時に手動で被駆動物を動かすと、それ以後の
被駆動物の動作においては、学習から得た情報に基づく
位置と実際の位置との間にずれが生じてしまうので、電
源投入時に毎回、位置のずれを矯正するための学習をし
直す必要がある。
【0004】すなわち、ドアにホームポジション検出器
を取り付け、この検出器により検出されるドアの位置を
基準位置とし、ドアの全閉及び全開位置が基準位置から
何パルス目にあるかを学習で決定する。そして、電源投
入時に毎回、ホームポジション探しを行って基準位置を
定め、この基準位置から起算したパルス数の位置をドア
の全閉位置及び全開位置として制御を行うことが知られ
ているが、この場合、電源投入時に毎回ホームポジショ
ン探しの手間を要する。
【0005】また、パルス列から被駆動物の動作方向を
検出する場合には、位相の異なる複数のパルス列を生成
する必要があり、そのため回路構成が複雑化し且つコス
トも増大する。
【0006】そこで、本発明者は、初めに被駆動物の動
作を学習して得られた情報から被駆動物の絶対位置を決
定し、この絶対位置を記憶装置に記憶させることで、以
後は学習する必要がなく、安全な被駆動物の動作を維持
することができる被駆動物の制御装置を開発した(特開
平6−19551号)。
【0007】この制御装置は、被駆動物を駆動する駆動
部と、該駆動部の出力を制御する信号を生成する演算処
理部と、該演算処理部が前記信号を生成するために必要
な情報を記憶する記憶装置と、前記駆動部に機械的に接
続され、該駆動部の出力量に応じて抵抗値が変化する可
変抵抗器とを備え、前記演算処理部が可変抵抗器の抵抗
値を読み込み、その抵抗値から被駆動物の絶対位置を得
て記憶装置に格納するようにしたものである。これによ
れば、可変抵抗器から駆動部の出力量に応じた抵抗値を
読み込み、その抵抗値から被駆動物の絶対位置を得て記
憶しておくことにより、それ以降、可変抵抗器の抵抗値
から被駆動物の任意の位置(現在位置)を直接検知する
ことが可能になった。
【0008】ところで、上記のように可変抵抗器を用い
て被駆動物の位置を検出する場合、その可変抵抗器の有
効範囲を被駆動物の全移動範囲(ストローク長、例えば
2メートル)とどのように対応させるかが問題となる。
これに対して、上記制御装置では、代表的な可変抵抗器
である回転式ポテンショメータの有効範囲(例えば、回
転角0°〜320°の範囲)がストローク長の2倍以上
に対応するように設定し、自動ドアの据付け工事の際、
現場において、当該有効範囲内の中間(例えば160
°)の位置を基準点(原点位置)として、これを被駆動
物の移動ストロークの原点(例えば、ドアの全開又は全
閉位置、或いは中間の半開位置)に対応させるようにす
る。このようにすれば、ドアの始動位置及び始動方向の
如何にかかわらず、その全ての位置がポテンショメータ
の有効範囲内で検出できる。
【0009】しかしながら、従来の可変抵抗器の有効範
囲において原点位置のような特定の位置を被駆動物の基
準位置と正確に対応させるためには、現場ごとに、すな
わち被駆動物を設置する場所の状況に応じて、可変抵抗
器の取り付け状態を調整する必要がある。このため、被
駆動物を基準位置に設定した上で、作業者は、テスタを
用いて可変抵抗器の抵抗値を測定しながら、その基準点
が所定の位置に来るように可変抵抗器を取り付けること
が要求されるが、これは、テスタの表示で可変抵抗器の
抵抗値を確認しながら行うため面倒な作業であり、現場
での据え付け工事に負担を加えることになる。
【0010】また、上記の作業は手動で行われるため、
可変抵抗器は人間が操作できる場所に取り付けることが
要求され、現場での取付位置が制限されると共に、可変
抵抗器の基準点の位置合わせに間違いや狂いが生じやす
いという問題がある。
【0011】本発明は、以上の状況に鑑みてなされたも
ので、その目的は、上記のような被駆動物の制御装置に
おいて位置検出手段として用いられる回転式可変抵抗器
であって、現場での被駆動物の移動範囲に対する手動に
よる位置合わせを不要にして自動ドア等の据付け作業の
負担を軽減すると共に、現場での取付位置も人間が操作
できる場所に限定されない可変抵抗器を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動ドア等の
被駆動物を制御する制御装置において位置検出手段とし
て用いられる回転式可変抵抗器であって、2つの同心円
状に形成された抵抗体と、該2つの抵抗体にそれぞれ接
触しながら摺動する2つの摺動接点を有し、該2つの摺
動接点の間の部分を支点として回転可能に設けられた直
線状の回転子とを含む。2つの抵抗体は、それぞれ被駆
動物の移動ストローク長の2倍以上に対応する有効範囲
を有し、該有効範囲は上記移動ストローク長に対応する
基準領域とその他の領域とに分けられる。回転子は、被
駆動物を駆動する駆動部の出力量に応じて回転するよう
に該駆動部に機械的に接続される。そして、被駆動物が
その移動ストロークの原点から駆動される時、上記回転
子の回転に伴ってその2つの摺動接点のうち2つの抵抗
体の一方(第1の抵抗体)に接触しながら摺動する第1
の摺動接点の原点位置が上記基準領域にある場合は、2
つの抵抗体の他方(第2の抵抗体)に接触しながら摺動
する第2の摺動接点から電位を検出し、第1の摺動接点
の原点位置が他の領域にある場合は、第1の摺動接点か
ら電位を検出するように構成したことを特徴とする。
【0013】本発明の具体的態様においては、2つの抵
抗体は、1つの平面において直径の異なる内外2つの同
心円(例えば、第1の抵抗体は外側の円、第2の抵抗体
は内側の円)状に配置され、回転子は、当該平面上でこ
れら2つの同心円の中心に位置する部分を支点として回
転可能であり、該回転子の両端部に上記2つの摺動接点
が設けられる。
【0014】別の態様においては、2つの抵抗体は、平
行な2つの平面にそれぞれ設定される2つの同心円状に
配置され、回転子は、当該2つの平面の間にこれらと平
行な方向に回転するように配置され、該回転子の両端部
に上記2つの摺動接点が互いに反対側を向くように設け
られる。この場合、好ましくは、2つの抵抗体は平行な
2つの平面にそれぞれ設定される同径の同心円状に配置
される。
【0015】
【作用及び効果】本発明の可変抵抗器において、2つの
同心円状に形成された抵抗体は、各々の抵抗値の有効範
囲(例えば、回転角0°〜320°の範囲)が被駆動物
の移動ストローク長の2倍以上に対応するものであるか
ら、自動ドアのような被駆動物の場合、据付け工事の現
場において、当該有効範囲内の中間(例えば160°)
の位置を基準点として、これを被駆動物の基準位置(例
えば、ドアの全開又は全閉位置、或いは中間の半開位
置)に対応させることにより、被駆動物の始動位置や始
動方向の如何にかかわらず、その全ての位置を各抵抗体
の有効範囲内で検出できる。
【0016】そして、被駆動物がその移動ストロークの
原点(例えば、ドアの全開又は全閉位置)から駆動され
る時、回転子が回転し、2つの摺動接点は上記2つの抵
抗体にそれぞれ接触しながら摺動する。ここで、各抵抗
体の有効範囲は、被駆動物の移動ストローク長に対応す
る基準領域とその他の(基準領域でない)領域とに分け
られ、2つの摺動接点のうち第1の摺動接点が第1の抵
抗体の基準領域にあるときは、第2の摺動接点は第2の
抵抗体の基準領域でない領域に位置し、第1の摺動接点
が第1の抵抗体の基準領域でない領域にあるときは、第
2の摺動接点は第2の抵抗体の基準領域に位置する。
【0017】そして、第1の摺動接点の原点位置(被駆
動物の移動ストロークの原点に対応)が第1の抵抗体の
基準領域に設定されている場合には、第2の抵抗体の他
の領域を摺動する第2の摺動接点から電位を検出する。
一方、第1の摺動接点の原点位置が第1の抵抗体の他の
領域に設定されている場合には、当該第1の抵抗体の他
の領域を摺動する第1の摺動接点から電位を検出する。
【0018】かくして、本発明によれば、被駆動物の位
置に相当する可変抵抗器の抵抗値を得るために検出すべ
き電位は、他の(基準領域でない)領域に位置する摺動
接点から検出される。そして、被駆動物の移動ストロー
クの原点に対する摺動接点の原点位置は、初めに基準領
域とその他の領域のどちらかに設定すればよい。従っ
て、自動ドア等の据付け時の作業負担を軽減すると共
に、現場での可変抵抗器の取付位置も人間が操作できる
場所に限定されない。また、電位の検出を自動化するこ
と、すなわちマイクロコンピュータ等で常時検出するこ
とが可能になる。
【0019】本発明の具体的態様においては、2つの抵
抗体は1つの平面において直径の異なる内外2つの同心
円状に配置され、当該平面上でこれら2つの同心円の中
心に位置する部分を支点として回転可能な回転子の両端
部に2つの摺動接点が設けられるので、可変抵抗器は全
体としてコンパクトに形成される。
【0020】別の具体的態様では、2つの抵抗体は平行
な2つの平面にそれぞれ設定される2つの同心円状に配
置され、当該2つの平面の間でこれらと平行な方向に回
転する回転子の両端部に2つの摺動接点が互いに反対側
を向くように設けられるので、2つの抵抗体として同じ
円形に形成されたものを用いることができる。
【0021】
【実施例】図1は、被駆動物の位置検出手段として本発
明の実施例の可変抵抗器を用いた制御装置の構成の概略
を示す。図において、可変抵抗器1は、自動ドア等の被
駆動物2を駆動する駆動部3に機械的に接続された回転
型のポテンショメータから成り、後述の機構により被駆
動物2と連動して駆動される。従って、可変抵抗器1の
抵抗値は、駆動部2の出力量に応じて変化する。この抵
抗値に相当する信号(電位)は、A/D変換器4でディ
ジタル変換されて、後述の自動ドア制御装置のように被
駆動物の動作を制御するマイクロコンピュータ或いは他
の電子回路から成る制御部5に入力される。
【0022】実施例の可変抵抗器1は、1つの平面にお
いて直径の異なる2つの同心円状に配置された2つの抵
抗体11,12と、これら2つの同心円の中心Oに位置
する軸を支点として回転可能な直線状の回転子13とを
備え、この回転子13の両端に、上記2つの抵抗体1
1,12にそれぞれ接触しながら摺動する2つの摺動接
点P1 ,P2 が設けられている。抵抗体11,12と回
転子13は、可変抵抗器1の外形をなす円筒状のケース
(図示省略)に収納される。このような回転式可変抵抗
器としては、回転子が 360°以上回転できるエンドレス
式のものが好ましい。
【0023】この実施例の場合、2つの抵抗体11,1
2は、それぞれ一部を除去した切欠き円として形成され
ている。そして、各抵抗体11,12の両端及び各抵抗
体に接触しながら摺動する2つの摺動接点P1 ,P2
電位を検出するため、図1において、外側の抵抗体(第
1の抵抗体)11の左端、内側の抵抗体(第2の抵抗
体)12の左端、回転子13の第1の摺動接点P1 、第
2の摺動接点P2 、第2の抵抗体12の右端、及び第1
の抵抗体11の右端にそれぞれ接続した端子T1〜T6
が、上記ケースの外側に設けられ、これらの端子T1
6 は上記A/D変換器4に接続される。
【0024】上記のように、2つの抵抗体11,12
は、それぞれ一部(例えば、図において下側の約40°
の円弧部分)を切り欠いた円形であるから、可変抵抗器
1の有効範囲は、この切欠き部分(不感領域)14を除
いた抵抗体11,12の長さ(例えば、0°〜320°
の角度)に相当する範囲である。図2及び図3に示すよ
うに、この有効範囲において、第1の抵抗体11の右端
をA1 ,ここから反時計方向に離間した横軸との交点を
1 ,上記不感領域14を二分する縦軸との交点をE
1 ,右端A1 の直径方向反対側の位置( 180°)を
1 ',更に反時計方向に離間した横軸との交点をD1
左端をB1 とする。第2の抵抗体12についても同様
に、その右端をA2 ,ここから反時計方向に離間した横
軸との交点をC2 ,上記不感領域14を二分する縦軸と
の交点をE2 ,右端A2 の直径方向反対側の位置( 180
°)をA2 ',更に反時計方向に離間した横軸との交点を
2 ,左端をB2 とする。後述のように摺動接点P1
はP2 の電位を検出する際には、各抵抗体11,12の
右端の点A1 ,A2 に接続した端子T5 ,T6 に所定の
定電圧VCCを加え、各抵抗体11,12の左端の点B
1 ,B2 に接続した端子T1 ,T2 を接地、すなわち基
準電位(0V)とする。
【0025】この実施例では、上記のエンドレス式を採
用しており、被駆動物2の移動ストローク長Lに対し、
各抵抗体11,12の有効範囲は2L以上に設定され
る。この範囲内で、上記2つの摺動接点のうちどちらか
(例えば、第1の摺動接点P1)の原点位置が、被駆動
物2の移動ストロークの原点(例えば、自動ドアの全開
又は全閉位置)に対応して設定される。例えば、自動ド
アのように被駆動物2が往復動する場合、上記有効範囲
の中間の位置を被駆動物2の移動ストロークの原点に対
応させる。そして、この原点から被駆動物2が駆動され
る時、回転子13は中心部Oの回りに回転し、2つの摺
動接点P1 ,P2 はそれぞれ抵抗体11,12に沿って
摺動する。この時、後述のように摺動接点P1 又はP2
の電位を検出することにより、被駆動物2の位置が検出
される。
【0026】上記の有効範囲は、被駆動物2の移動スト
ローク長に対応する基準領域とその他の(基準領域でな
い)領域とに分けられる。基準領域は、例えば第1の抵
抗体11において、左側のA1111 '領域(図2
の場合)、或いは右側のB1111 '領域(図3の
場合)とする。そして、2つの摺動接点P1 ,P2 の関
係は、第1の摺動接点P1 が第1の抵抗体11の基準領
域にあるときは、第2の摺動接点P2 は第2の抵抗体1
2の基準領域でない領域に位置し、第1の摺動接点P1
が第1の抵抗体11の基準領域でない領域にあるとき
は、第2の摺動接点P2 は第2の抵抗体12の基準領域
に位置するものとなる。
【0027】そして、図2に示すように、回転子13が
原点位置から反時計方向に回転する時、第1の摺動接点
1 の原点位置が第1の抵抗体11の基準領域A11
11 'に設定されているならば、第2の抵抗体12の
基準領域でない領域A222 '2 'を摺動する第2の
摺動接点P2 の電位を、これに接続した端子T4 から検
出する。一方、第1の摺動接点P1 の原点位置が第1の
抵抗体11の他の領域A111 'に設定されているな
らば、当該第1の摺動接点P1 の電位を、これに接続し
た端子T3 から検出する。
【0028】また、図3に示すように、回転子13が原
点位置から時計方向に回転する時、第1の摺動接点P1
の原点位置が第1の抵抗体11の基準領域B111
1 'に設定されているならば、第2の抵抗体12の基準
領域でない領域B222 '2 'を摺動する第2の摺動
接点P2 の電位を端子T4 から検出する。一方、第1の
摺動接点P1 の原点位置が第1の抵抗体11の他の領域
111 'に設定されているならば、当該第1の摺動
接点P1 の電位を端子T3 から検出する。
【0029】かくして、被駆動物2の位置に相当する抵
抗値を得るために検出すべき電位は、基準領域でない領
域に位置する摺動接点から検出される。上記実施例の場
合、第1の摺動接点P1 の原点位置が抵抗体11の基準
領域とその他の領域のいずれに設定されたかによって第
2の摺動接点P2 又は第1の摺動接点P1 の電位が検出
される。摺動接点の原点位置は、初めに基準領域とその
他の領域のどちらかに設定すればよい。
【0030】次に、図4は可変抵抗器の別の実施例を示
す。この可変抵抗器1’は、平行な2つの平面にそれぞ
れ設定される同径の2つの同心円状に配置された2つの
抵抗体21,22と、これら2つの平面の間でこれらと
平行な方向に回転する直線状の回転子23とを備え、こ
の回転子23の両端に、2つの抵抗体21,22にそれ
ぞれ接触しながら摺動する2つの摺動接点P1 ,P2
が、互いに反対側を向くように設けられる。この実施例
においても、上記と同様に、第1の摺動接点P1の原点
位置が抵抗体21の基準領域とその他の領域のいずれに
設定されたかによって第2の摺動接点P2 又は第1の摺
動接点P1 の電位が検出される。
【0031】図5は、本発明の適用例として、自動ドア
のような被駆動物を駆動制御する装置の構成を示す。図
において、被駆動物2は、減速機構31を介してモータ
32により駆動される。モータ32は、モータドライバ
33によりその出力量(回転量)が決定される。この場
合、減速機構31、モータ32及びモータドライバ33
が、図1の駆動部3を構成している。動作時には、可変
抵抗器1の回転子13の回転中心となる軸が、モータ3
2の出力軸により減速機構31を介して回転駆動され、
その抵抗値はモータ32の出力量に応じて変化する。
【0032】図1のA/D変換器4及び制御部5を構成
する演算処理部35は、前述のように可変抵抗器1の端
子T1 〜T6 から検出される電位が(A/D)1 端子に
入力されることにより、被駆動物2の位置を検知する。
そして、その検知した位置に基づいて被駆動物2の動作
を制御する信号を生成し、インタフェース34を介して
駆動部のモータドライバ33に供給する。
【0033】上記演算処理部35は、最初に可変抵抗器
1から検知した被駆動物2の位置をメモリ36に格納す
る。ここで、初めに被駆動物の基準位置についての情報
を得るために行う動作を「ストローク学習」と称する。
【0034】このストローク学習により、被駆動物2の
全開位置及び全閉位置が、可変抵抗器1で検出した電位
によって示される基準位置として得られる。これ以降の
(A/D)1 端子への入力値は、被駆動物2の現在位置
に対応する電位を示すことになる。
【0035】実際、上記のストローク学習により、被駆
動物であるドアの開放時及び閉鎖時の電位POPEN及びP
CLOSE (PCLOSE <POPENとする)が決定される。ここ
で電位を長さに変換する定数をαとすると、ドアのスト
ローク長Lは L=α(POPEN−PCLOSE ) ・・・・(1) と表わされる。
【0036】従って、ドアの閉鎖位置を0,開放位置を
1とした場合の現在位置をNとすると、Nは、ストロー
ク長Lと、現在位置を示す可変抵抗器1からの電圧値P
n とを用いて、
【0037】
【数1】 で表わされる絶対位置となる。
【0038】図5の構成において、現在位置に相当する
電位Pn は、第1の微分器37に並列に取り込まれ、こ
こで被駆動物2の位置の時間に対する変化率に変換さ
れ、速度を示す電圧値として(A/D)2 端子から演算
処理部35に取り込まれる。この速度電圧値は、第2の
微分器38にも取り込まれて時間に対する変化率に変換
され、加速度を示す電圧値として(A/D)3 端子から
演算処理部35に取り込まれる。
【0039】次に、図6は、図5の制御装置で制御され
る自動ドア装置の概略構成を示す。図において、建物等
の出入口に設けられる扉41は、戸車42,43を支持
した戸車支持台44を備えており、戸車42,43を出
入口上部に設けられた案内レール45上に載置すること
により、横方向に移動自在に設置されている。
【0040】案内レール45の右側には、前述のモータ
32と、減速機構31を収納すると共にこの減速機構1
2に伝動連結された駆動プーリ47を外側に支持したケ
ース46とを含む駆動ユニット48が設置される。実施
例の可変抵抗器1は、ケース46内に設置される。
【0041】案内レール45の左側には、公知のベルト
張力調整装置49に支持された従動プーリ50が配置さ
れている。この従動プーリ50と駆動プーリ47には、
Vベルト又は歯付ベルト51が巻き掛けられており、ベ
ルト51に扉41に装着された戸車支持台44を連結す
ることにより、扉41がベルト51と共に移動するよう
になっている。
【0042】以上、実施例について説明したが、本発明
はこれに限らず、可変抵抗器の取り付け調整を必要とす
る装置に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の可変抵抗器を用いた制御装置
の概略構成図。
【図2】実施例の可変抵抗器を構成する2つの抵抗体と
反時計方向に回転する回転子とを示す図。
【図3】実施例の可変抵抗器を構成する2つの抵抗体と
時計方向に回転する回転子とを示す図。
【図4】別の実施例の構成を示す図。
【図5】自動ドアのような被駆動物を駆動制御する装置
の構成を示すブロック図。
【図6】図5の制御装置を含む自動ドア装置の概略正面
図。
【符号の説明】
1…可変抵抗器、2…被駆動物、3…駆動部、4…A/
D変換器、5…制御部、11,12…抵抗体、13…回
転子、14…不感領域、P1 ,P2 …摺動接点、T1
6 …端子。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】例えば自動ドアの制御装置においては、
モータを駆動源とする駆動部の出力を検出する手段とし
て、その出力量に応じた周波数のパルスを生成するパル
ス発生器を設け、このパルス発生器からの出力により、
被駆動物であるドアの位置を検知するようにしている。
しかしながら、パルス発生器として一般的に用いられて
いるロータリーエンコーダの場合、被駆動物の移動
検出できても、その絶対位置は検出できないので、リミ
ットスイッチ等の位置検出手段を用いてその検出信号か
ら被駆動物の基準位置を検知(学習)し、それに基づい
て被駆動物の絶対位置を演算するようにしている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動ドア等の被駆動物を制御する制御装置
    において位置検出手段として用いられる回転式可変抵抗
    器であって、2つの同心円状に形成された抵抗体と、該
    2つの抵抗体にそれぞれ接触しながら摺動する2つの摺
    動接点を有し、該2つの摺動接点の間の部分を支点とし
    て回転可能に設けられた直線状の回転子とを含み、 前記2つの抵抗体は、それぞれ前記被駆動物の移動スト
    ローク長の2倍以上に対応する有効範囲を有し、該有効
    範囲は前記移動ストローク長に対応する基準領域と他の
    領域とに分けられ、 前記回転子は、前記被駆動物を駆動する駆動部の出力量
    に応じて回転するように該駆動部に機械的に接続可能で
    あり、 前記被駆動物がその移動ストロークの原点から駆動され
    る時に、前記回転子の回転に伴って前記2つの摺動接点
    のうち前記2つの抵抗体の一方に接触しながら摺動する
    第1の摺動接点の原点位置が前記基準領域にある場合
    は、前記2つの抵抗体の他方に接触しながら摺動する第
    2の摺動接点から電位を検出し、前記第1の摺動接点の
    原点位置が前記他の領域にある場合は、該第1の摺動接
    点から電位を検出するように構成したことを特徴とする
    回転式可変抵抗器。
  2. 【請求項2】前記2つの抵抗体は、1つの平面において
    直径の異なる内外2つの同心円状に配置され、前記回転
    子は、当該平面上で該2つの同心円の中心に位置する部
    分を支点として回転可能で、該回転子の両端部に前記2
    つの摺動接点が設けられていることを特徴とする、請求
    項1記載の回転式可変抵抗器。
  3. 【請求項3】前記2つの抵抗体は、平行な2つの平面に
    それぞれ設定される2つの同心円状に配置され、前記回
    転子は、当該2つの平面の間にこれらと平行な方向に回
    転するように配置され、該回転子の両端部に前記2つの
    摺動接点が互いに反対側を向くように設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の回転式可変抵抗器。
  4. 【請求項4】請求項3記載の回転式可変抵抗器におい
    て、前記2つの抵抗体は、平行な2つの平面にそれぞれ
    設定される同径の同心円状に配置されていることを特徴
    とする回転式可変抵抗器。
JP6824095A 1995-03-27 1995-03-27 回転式可変抵抗器 Pending JPH08264306A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1137708A (ja) * 1997-07-22 1999-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ポテンショメータ異常検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1137708A (ja) * 1997-07-22 1999-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ポテンショメータ異常検出装置

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