JPH0826515A - 紙葉繰り出し装置 - Google Patents

紙葉繰り出し装置

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JPH0826515A
JPH0826515A JP19006694A JP19006694A JPH0826515A JP H0826515 A JPH0826515 A JP H0826515A JP 19006694 A JP19006694 A JP 19006694A JP 19006694 A JP19006694 A JP 19006694A JP H0826515 A JPH0826515 A JP H0826515A
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JP
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paper sheet
paper
feeding
dummy
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JP19006694A
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Sadao Doi
貞雄 土居
Masahisa Otsuka
昌久 大塚
Takamitsu Ebara
孝光 荏原
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Original Assignee
Lintec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真等が印刷された帯状シート材に対して紙
葉を貼付位置まで供給するにあたり、簡易な構成によっ
て紙葉の一枚繰り出しを実現すること。 【構成】 帯状シート材10の供給方向に沿って紙葉1
4が上下方向に重積されている。各紙葉14を整列させ
る紙葉ガイド35の下部には紙葉繰り出し部34が形成
されており、その下方には繰り出しロール39が配置さ
れている。紙葉繰り出し部34に相対する位置には傾斜
ガイド37が設けられており、この傾斜ガイド37は各
紙葉14の反繰り出し側を相互に面方向にずらす円弧面
を備えている。紙葉14のリード端はこれと対応して順
次反繰り出し側にずれた位置にセットされ、最下位の紙
葉14のみが繰り出しロール39との接触で繰り出され
るようになっている。傾斜ガイド37の下方にはダミー
紙葉挿入手段50が設けられており、不良シート部分が
センサ31で検出されたときにダミー紙葉57を挿入し
て優先繰り出しされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉繰り出し装置に係
り、さらに詳しくは、帯状シート材を連続的に供給する
間に、当該帯状シート材に貼付される単票紙葉を一枚ず
つ貼付位置に繰り出すための紙葉繰り出し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真等が印刷されたシート材
にカード等の紙葉を貼り合わせてなるポストカードが知
られている。このポストカードの前記貼り合わせは、帯
状シート材を複数のローラに掛け回して一定方向に供給
可能に設け、予め設定された貼付位置に紙葉を一枚ずつ
繰り出して行う手法が採用されている。
【0003】前記紙葉を帯状シート材への貼付位置に繰
り出す装置としては、多数の紙葉を上下方向に沿って重
積するとともに、最上位の紙葉に対して進退可能に設け
られたバキュームグリッドを設け、当該バキュームグリ
ッドで前記紙葉を吸着した後に貼付位置に繰り出し可能
とした装置が知られている(例えば、特開平5−201
604号公報参照)。また、その他の構成としては、重
積された紙葉を繰り出す際に、紙葉の面方向と直交する
方向に一定の振動を付与して一枚ずつの繰り出しを可能
としたものも知られている(例えば、特開平5−131
782号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記バ
キュームグリッドを採用した紙葉繰り出し装置の場合、
最上位の紙葉を吸着して順次繰り出す方式のため、装置
運転状態での紙葉補充を行うことが不可能である。かか
る紙葉補充に際しては、装置全体としての運転を一時的
に停止しなければならず、結果として生産効率を低くす
るという不都合があった。また、吸着方式によると、目
視できない紙葉の微細孔を通じて2枚目の紙葉にも吸着
力が与えられる場合も生じ、これが重送の大きな一因と
もなっていた。従って、吸着方式に用いられる紙葉の紙
質には一定の制限が加えられることとなり、近時普及し
つつある再生紙のように繊維が比較的に粗いものへの適
用は難しいものとなっていた。また、繰り出し専用のバ
キュームグリッドを設けるという特別の構造上、真空ポ
ンプやシリンダを付加的に必要とし、構造の簡易化を図
るにも自ずと限界がある他、紙質に応じた吸着力の微調
整等を必要として作業性にも劣るという不都合があっ
た。
【0005】また、前記特開平5−131782号公報
に示される装置にあっては、紙葉の面方向と直交する方
向へ振動を付与する構造を採用しているため、一枚送り
精度は吸着方式に比べて高いとも考えられるが、かかる
構成にあっては、振動付与手段を別途に設ける必要があ
り、簡易なる構成によって一枚送りを達成できるものと
は言い難い。しかも、この構成によれば、最下位の紙葉
を順次繰り出す方式のため、重積される多数の紙葉総荷
重が最下位の紙葉に加えられるものであり、従って、振
動付与による効果を一定精度確保するためには余りに多
くの紙葉を重積することはできず、従って、紙葉補充回
数が必要以上に多くなるという不都合を招来する。その
ため、紙葉重積方向は最下位の紙葉に大きな付加を与え
ないように傾斜方向とする必要があり、装置レイアウト
の選択の幅が必然的に狭められるという不都合があっ
た。
【0006】また、帯状シート材に不良部分が発見され
た場合に、当該不良部分を有するシート材との紙葉貼付
を避けることが要求されるが、これを達成するための機
械的構成も従来構造では採用されておらず、結果として
最終製品の不良を多く発生するという問題もあった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の不都合を改善
するために案出されたものであり、その目的は、極めて
簡易な構成によって紙葉一枚ずつの繰り出しを可能とす
るとともに、帯状シート材の不良部分を検出した際の無
駄な紙葉繰り出しを回避しつつ連続的な貼付を実現で
き、かつ、生産効率の向上をも図ることができる紙葉繰
り出し装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る紙葉繰り出し装置は、連続的に供給さ
れる帯状シート材の近傍に多数の紙葉を配置しておき、
前記帯状シート材との所定貼付位置に前記紙葉を一枚ず
つ繰り出し可能な装置であって、前記紙葉を上下方向に
重積するとともに、下部に紙葉繰り出し部が設けられた
紙葉ガイドと、この紙葉繰り出し部との相対位置で前記
紙葉の反繰り出し側を一枚ずつ面方向にずらして最下位
の紙葉リード端を繰り出し側に突出させる傾斜ガイド
と、前記最下位の紙葉に面方向への摩擦力を付与して当
該紙葉を貼付位置へ一枚ずつ送り出し可能とする繰り出
しローラとを備える、という構成を採っている。
【0009】前記紙葉繰り出し装置において、前記傾斜
ガイドの下方にはダミー紙葉挿入手段が設けられ、この
ダミー紙葉挿入手段は、前記繰り出し部に向かって延び
るガイドプレートと、このガイドプレートの上方位置に
設けられた移動可能なスイングプレートとを備え、これ
ら各プレート間の隙間よりダミー紙葉を挿入して当該ダ
ミー紙葉を優先的に繰り出し可能に設ける、という構成
が好ましくは採用されている。
【0010】また、ダミー紙葉挿入手段を設けた構成に
おいては、前記帯状シート材の移動方向に沿って不良シ
ート部分を検出するセンサが併設され、このセンサが不
良検出信号を出力した時に前記スイングプレートが最下
位の紙葉を押し上げる方向に移動可能に設ける、という
構成が採用されている。
【0011】
【作用】写真等が印刷された帯状シート材は、原反状態
からローラ群を介して供給され、この帯状シート材の供
給方向に沿った位置には、多数の紙葉を上下方向に沿っ
て重積した紙葉ガイドが設けられている。紙葉ガイドの
繰り出し部と相対した位置に設けられた傾斜ガイドは、
下部の紙葉群を一枚ずつ面方向にずらす作用を生じさ
せ、これによって、最下位の紙葉リード端を繰り出し部
から最も外側に突出させる。この状態で、最下位の紙葉
には繰り出しローラが当接し、当該繰り出しローラの回
転力が最下位の紙葉に対して面方向への摩擦力を付与す
ることとなり、これによって、一枚ずつの紙葉繰り出し
が可能となる。
【0012】前記傾斜ガイドの下方にダミー紙葉挿入手
段を設けた構成においては、ガイドプレートとスイング
プレートとの間にダミー紙葉が挿入可能とされ、このダ
ミー紙葉を挿入することによって、前記最下位の紙葉よ
り優先して供給することができる。この際、帯状シート
材の不良シート部分を検出するセンサを併設した構成で
は、当該センサの出力に対応して前記スイングプレート
を移動させて最下位の紙葉に押し上げ力を付与し、前記
繰り出しローラによる摩擦当接力を解除した状態でダミ
ー紙葉の挿入と優先繰り出しが確実に確保される。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る紙葉繰り出し装置の一実
施例を図面を参照しながら説明する。
【0014】図1には本実施例に係る紙葉繰り出し装置
がポストカード製造システムに適用された全体構成図が
示され、図2には前記紙葉繰り出し装置の概略拡大側面
図が示されている。これらの図において、ポストカード
製造システムは、一方の面に写真等が印刷された帯状シ
ート材10を複数のローラ群を介して供給する供給部1
1と、前記帯状シート材10の他方の面に接着剤を塗布
する塗布装置12と、この塗布装置12の後段側に設け
られるとともに、帯状シート材10に対する紙葉14の
貼付タイミングを取るタイミング制御手段15と、前記
帯状シート材10に紙葉14を一枚ずつ繰り出す紙葉繰
り出し装置17と、繰り出された紙葉14と帯状シート
材10とを相互に貼り合わせる貼付装置18と、この貼
付装置18を介して貼り合わされた帯状シート材10及
び紙葉14を葉書大に切断してポストカード20を形成
するカッター19と、前記ポストカード20を順次収容
可能なスタッカ22とを備えて構成されている。
【0015】前記供給部11は複数のローラ11Aと、
紙葉14を貼り付けるのに必要な分帯状シート材10を
供給するダンサローラ11B等によって構成されてい
る。また、塗布装置12は内部に一定量のホットメルト
タイプの接着剤24が充填されたバット25と、このバ
ット25内に回転自在に支持されるとともに、外周面が
部分的に接着剤24に浸漬された塗布ローラ27と、こ
の塗布ローラ27の外周面に帯状シート材10の前記他
方の面を接触させるための一対の押圧ローラ29とによ
り構成されている。
【0016】前記タイミング制御手段15は、帯状シー
ト材10の各写真印刷領域に対応して形成された図示し
ない穴もしくはスリットを検出し、その検出信号を前記
貼付装置18に出力して貼付位置のタイミングを制御可
能とするものである。このタイミング制御手段15は、
本実施例では光透過型センサにより構成されている。ま
た、タイミング制御手段15の前段には、不良シート部
分を検出するためのセンサ31が配置されている。この
センサ31は帯状シート材10の終端に別途の帯状シー
ト材を貼り合わせて連結した時の当該連結領域や、印刷
自体の不良箇所を不良シート部分として検出し、この部
分に紙葉14が貼付されることを避けるためのセンサで
あり、その出力信号は後述するダミー紙葉挿入手段50
に与えられるようになっている。
【0017】前記紙葉繰り出し装置17は、図2及び図
3に示されるように、前記紙葉14を上下方向に沿って
多数重積するとともに、下部に紙葉繰り出し部34が設
けられた紙葉ガイド35と、この紙葉ガイド35と相対
した位置、すなわち紙葉14の反繰り出し側を一枚ずつ
面方向にずらして重積する略円弧状の曲面を有する傾斜
ガイド37と、前記紙葉繰り出し部34の下方において
最下位の紙葉14の下面側に接する繰り出しローラ39
と、この繰り出しローラ39の上方に設けられるととも
に、前記繰り出し部34領域における各紙葉14のリー
ド端を傾斜方向に整列させる固定ローラ42と、この固
定ローラ42の下部外周面との間で一枚繰り出しを実現
するスペースアジャスタ44と、前記繰り出しローラ3
9によって繰り出された紙葉14を貼付装置18側に移
送する一対のドライブローラ45,45と、これらドラ
イブローラ45,45を介して移送される紙葉14を下
面側よりサポートする押し上げローラ46と、前記傾斜
ガイド37の下方位置に装備されたダミー紙葉挿入手段
50とを備えて構成されている。なお、前記最下位の紙
葉14と繰り出しローラ39との接触圧力は、重積され
た紙葉14全体の重みによって与えられる他、最上位の
紙葉14上面に載せられたウエイト51によっても与え
られるようになっている。
【0018】前記ダミー紙葉挿入手段50は、図3及び
図4に示されるように、ブラケット52を介して固定さ
れたガイドプレート54と、このガイドプレート54の
上面側に配置されたスイングプレート55とにより構成
されている。ガイドプレート54は前記紙葉繰り出し部
34に向かって先端側が高位置となるように傾斜支持さ
れている。また、ここでは図示省略しているが、平面形
状が略コ字状に形成されており、その上面に沿ってダミ
ー紙葉57(図4参照)を案内可能な大きさに設けられ
ている。また、スイングプレート55は、略中央部が支
点58に連結され、左右両側が正逆旋回方向へ移動可能
に設けられている。このスイングプレート55は、常時
は前記紙葉繰り出し部34側の先端部55Aがガイドプ
レート54の上面に当接し、最下位の紙葉14と非接触
状態に維持される。この一方、スイングプレート55は
前述した不良シート部分を検出するセンサ31の出力信
号に基づいて、前記先端部55Aが上方へ移動可能に設
けられており、この状態で最下位の紙葉14が上方へ押
し上げられて当該紙葉14と繰り出しローラ39との接
触が解除可能とされている。
【0019】前記貼付装置18は、図2及び図3に示さ
れるように、紙葉14のリード端に接触して貼付位置を
規制するストッパ60と、このストッパ60で移動規制
される紙葉14を一定時間吸着するバキュームグリッド
62と、このバキュームグリッド62の下方位置にて前
記帯状シート材10を回行支持する貼付用ローラ64
と、この貼付用ローラ64に向かって所定のタイミング
で移動可能な叩きローラ66とにより構成されている。
叩きローラ66の移動タイミングは、前述したタイミン
グ制御手段15によって制御されるようになっている。
具体的には、予め設定された帯状シート材10の供給速
度等との相関関係によって当該帯状シート材10の各印
刷領域が貼付位置に達したときに、前記バキュームグリ
ッド62で吸着されている紙葉14を上方から叩き落と
すように叩きローラ66が貼付用ローラ64に向かって
移動する。なお、貼付装置18の手前には紙葉14の下
面に接する静電ブラシ67が配置されており、紙葉14
に発生した静電気が除去されるようになっている。
【0020】前記貼付装置18にて帯状シート材10に
貼付された紙葉14は、複数の引き取り用のローラ群6
8A及びダンサローラ68Bを介して順次次工程に向け
て引き取られるようになっており、前記カッター19の
手前側に配置された一対のスリッタ70で長手方向に沿
う両端縁がトリミングされる。
【0021】前記カッター19は、図1に示されるよう
に、帯状シート材10の長手方向に沿った二箇所地点、
すなわち、紙葉14の両端縁を葉書大にカット可能な相
対幅に設けられた一対の刃19A,19Aを備えて構成
され、図示しないクランク機構を介して昇降可能に設け
られている。また、これらの刃19A,19A間にはコ
ンベア73,73が配置されており、カットされて葉書
大となったポストカード20は、コンベア73,73及
び排出ローラ74,74によってスタッカ22に送出さ
れるようになっている。
【0022】次に、前述した紙葉繰り出し装置17の作
用について説明する。
【0023】初期作業として、紙葉14を紙葉ガイド3
5に沿わせて多数重積し、最上位の紙葉14の上面側に
ウエイト51を載置しておく他、前記スペースアジャス
タ44と固定ローラ42との間を紙葉14の紙厚に応じ
て一枚送り可能にセットする。この状態でシステム全体
が運転されると、帯状シート材10が連続的に供給可能
となる一方、繰り出しローラ39は最下位の紙葉14に
面方向への摩擦接触力を与えて当該紙葉14を繰り出し
可能とする。この際、前記紙葉繰り出し部34領域の各
紙葉14における反繰り出し側は、前記傾斜ガイド37
の円弧面に沿った態様で重積されるため、各紙葉14の
リード端は反繰り出し側に向かって面方向にずれて最下
位の紙葉14が最も突出した位置に設定される。従っ
て、最下位の紙葉14の次の紙葉14以下は固定ローラ
42の外周面にある程度摩擦係合できるので、これが最
下位の紙葉14のみの繰り出しを支援することとなる。
【0024】繰り出された紙葉14は、前記貼付装置1
8にて予め設定されたタイミングで帯状シート材10に
貼付された後、前述したトリミングと葉書大へのカット
作用を受けてポストカード20として完成される。
【0025】連続的に供給される帯状シート材10の一
部に不良シート部分が存在している場合には、前記セン
サ31がこれを検出することとなる。この検出信号は、
ダミー紙葉挿入手段50に与えられ、当該ダミー紙葉挿
入手段50を構成するスイングプレート55は先端部5
5Aが上方に移動し、図4に示されるように、最下位の
紙葉14を押し上げて繰り出しローラ39に対する接触
を解除する。この時、ガイドプレート54とスイングプ
レート55との間にダミー紙葉57を挿入すると、当該
ダミー紙葉57が繰り出しローラ39の外周面に当接し
て繰り出されることとなる。繰り出されたダミー紙葉5
7は貼付位置にて一定時間バキュームグリッド62で吸
着保持された後、不良シート部分が貼付位置に到達した
時に、叩きローラ66で叩き落とされて貼付され、前述
のカット作用を受けた後に不良品として除外される。
【0026】従って、このような実施例によれば、紙葉
14の反繰り出し側を面方向にずらす傾斜ガイド37を
設け、この傾斜ガイド37によって各紙葉14のリード
端を順次反繰り出し側に後退させることができ、繰り出
しローラ39による摩擦力が最下位の紙葉14にのみ有
効に働いて当該紙葉14の一枚繰り出しが確実に達成で
きるという効果がある。また、一枚繰り出しを実現する
ための吸着手段も採用していないので、吸着に適さない
紙葉をも対象として用いることができ、比較的に表面粗
さを有する再生紙等の利用促進を図ることができる。し
かも、傾斜ガイド37自体は極めて簡単な構成であるた
め、装置全体としての構造を複雑化させる虞もなく、製
造コストも殆ど負担なく提供することが可能となる。
【0027】また、前記実施例では紙葉14を上下方向
に沿って重積するとともに、最下位の紙葉14から順次
繰り出す方式を採用したから、紙葉14の残量が減少し
てきた場合でも上方から紙葉を追加することができるた
め、システムの運転を停止しなくても連続的な繰り出し
動作を行わせることが達成され、最上位の紙葉から繰り
出すバキューム方式を採用した従来装置に比べて生産効
率を格段に向上させることができる他、構造の更なる簡
易化をも達成することができる。
【0028】また、一枚繰り出しを実現するための手段
として振動等の付与手段も一切用いていないので、この
点からも構造の簡易化が図れる他、振動付与手段を用い
た構成に比べて装置の製造コストを低下させることも実
現される。
【0029】さらに、本実施例ではダミー紙葉挿入手段
50を設け、これと関連するセンサ31が帯状シート材
10の不良部分を検出した時に最下位の紙葉14の繰り
出しを回避するから、最終製品として用いることのでき
る紙葉14の無駄を防止することができるという効果も
達成される。これによれば、原反状態にある帯状シート
材10の終端に別途の帯状シート材を連結しても、シス
テムを停止させることなく連続供給が可能となり、これ
が生産効率の向上に資することにもなる。
【0030】なお、前記実施例において、紙葉繰り出し
部34の領域に固定ローラ42を配置する構成を採用し
た例を図示説明したが、紙葉ガイド35の下部を曲面形
状として構成した場合には、前記固定ローラ42は省略
することができる。
【0031】また、傾斜ガイド37における円弧面の曲
率は適用される紙葉14の大きさや厚さに応じて任意に
選定できるものであり、さらに、紙葉14はポストカー
ド20用の他、その他の印刷物用台紙等であってもよ
い。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、かつ、
作用するので、これによると、極めて簡易な構成によっ
て紙葉一枚ずつの繰り出しを可能とするとともに、帯状
シート材の不良部分を検出した際の無駄な紙葉繰り出し
を回避しつつ連続的な貼付を実現でき、かつ、生産効率
も向上させることができる、という従来にない優れた効
果を奏する紙葉繰り出し装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙葉繰り出し装置がポストカード
製造システムに適用された実施例の全体構成図である。
【図2】前記実施例における要部を拡大した概略側面図
である。
【図3】前記実施例における要部詳細構造を示す拡大側
面図である。
【図4】ダミー紙葉挿入手段の拡大側面図である。
【符号の説明】
10 帯状シート材 14 紙葉 17 紙葉繰り出し装置 31 センサ 34 紙葉繰り出し部 35 紙葉ガイド 37 傾斜ガイド 39 繰り出しローラ 50 ダミー紙葉挿入手段 54 ガイドプレート 55 スイングプレート 57 ダミー紙葉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に供給される帯状シート材の近傍
    に多数の紙葉を配置しておき、前記帯状シート材との所
    定貼付位置に前記紙葉を一枚ずつ繰り出し可能な装置で
    あって、前記紙葉を上下方向に重積するとともに、下部
    に紙葉繰り出し部が設けられた紙葉ガイドと、この紙葉
    繰り出し部との相対位置で前記紙葉の反繰り出し側を一
    枚ずつ面方向にずらして最下位の紙葉リード端を繰り出
    し側に突出させる傾斜ガイドと、前記最下位の紙葉に面
    方向への摩擦力を付与して当該紙葉を貼付位置へ一枚ず
    つ送り出し可能とする繰り出しローラとを備えたことを
    特徴とする紙葉繰り出し装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜ガイドの下方にはダミー紙葉挿
    入手段が設けられ、このダミー紙葉挿入手段は、前記繰
    り出し部に向かって延びるガイドプレートと、このガイ
    ドプレートの上方位置に設けられた移動可能なスイング
    プレートとを備え、これら各プレート間よりダミー紙葉
    を挿入して当該ダミー紙葉を優先的に繰り出し可能に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の紙葉繰り出し装
    置。
  3. 【請求項3】 前記帯状シート材の移動方向に沿って不
    良シート部分を検出するセンサが併設され、このセンサ
    が不良検出信号を出力した時に前記スイングプレートが
    最下位の紙葉を押し上げる方向に移動可能に設けられて
    いることを特徴とする請求項2記載の紙葉繰り出し装
    置。
JP19006694A 1994-07-20 1994-07-20 紙葉繰り出し装置 Withdrawn JPH0826515A (ja)

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