JPH082652A - 自転車用ハンガーラグ状部品の整送装置 - Google Patents

自転車用ハンガーラグ状部品の整送装置

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JPH082652A
JPH082652A JP15655094A JP15655094A JPH082652A JP H082652 A JPH082652 A JP H082652A JP 15655094 A JP15655094 A JP 15655094A JP 15655094 A JP15655094 A JP 15655094A JP H082652 A JPH082652 A JP H082652A
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hanger lug
sorting
bicycle
truck
posture
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JP15655094A
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Inventor
Mitsuo Kawai
光雄 河合
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 複雑な形状の自転車用ハンガーラグ状部品の
向きと姿勢を整えて供給する装置を提供する事。 [構成] 自転車用ハンガーラグHを選別トラック34
で移送する間に、重心位置が選別トラック34のトラッ
ク巾をはずれる向きと姿勢のものを排除し、次いで相対
位置を定めた光センサ42と光センサ43とによって逆
向きのものを突き棒44で突き落し、更に櫛歯46上を
移送させて不適切な向きのものを転落させることによ
り、適切な向きと姿勢のハンガーラグHのみを次工程へ
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複雑な形状の部品、特に
自転車用ハンガーラグ状部品の整送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】複雑な形状の部品、例え
ば図1は数多くある自転車用ハンガーラグの一種の斜視
図であるが、このような形状の部品の向きと姿勢を整え
て次工程へ供給する作業がある。この種の部品について
は、形状の複雑さの故に、整送装置は開発されておら
ず、従来は人手によって向きと姿勢を整えるか、又は、
ロボットによって掴んだ部品を形状判別センサでチェッ
クして向きと姿勢を整えることが行われており、何れの
場合もその作業コストを大巾に増大させている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、複雑な形状を有する自転車用ハンガー
ラグ状部品の向きと姿勢を整えて供給する整送装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、自転車
用ハンガーラグ状部品を移送する振動パーツフィーダ
に、重心位置がトラック巾をはみ出す不適切な向きと姿
勢の前記自転車用ハンガーラグ状部品を落下させて排除
する選別トラックと、該選別トラックを通過する不適切
な向きと姿勢の前記自転車用ハンガーラグ状部品は前記
選別トラック上においてその形状を判別して排除する形
状選別部との組合わせ、または、前記選別トラックと、
該選別トラックを通過する不適切な向きと姿勢の前記自
転車用ハンガーラグ状部品は前記選別トラック上におけ
るその接触支持面を減じて重心位置をはずし転落させて
排除するように、前記選別トラックの端縁部に形成され
た櫛歯部との組合わせ、または、前記選別トラックと前
記形状選別部と前記櫛歯部との組合わせが配設されてい
ることを特徴とする自転車用ハンガーラグ状部品の整送
装置、によって達成される。
【0005】又、以上の目的は、振動する部品移送用ト
ラックの一縁部に所定ピッチで突部を形成し、軸方向に
沿って複数の円形開口を有する自転車用ハンガーラグ状
部品で異姿勢の部品は、振動で移送される途上、前記円
形開口が前記突部に嵌り込むことにより、その重心に働
く重力作用で傾動して下方へ落下するようにしたことを
特徴とする自転車用ハンガーラグ状部品の整送装置、に
よって達成される。
【0006】
【作用】振動パーツフィーダによって種々の向きと姿勢
で移送されてくる自転車用ハンガーラグ状部品のうち、
向きと姿勢が不適切で重心位置が選別トラックの巾をは
ずれるものは落下して排除され、落下しないが不適切な
向きと姿勢のものは形状選別部で形状パターンを判定し
て選別排除される。又は、選別トラックでは落下しない
が不適切な向きと姿勢のものはその重心位置をはずさせ
るように選別トラックの端縁部に形成された櫛歯部にお
いて転落して排除される。更には、上記の選別トラック
と形状選別部との組み合わせによる排除、又は選別トラ
ックと櫛歯部との組み合わせによる排除のいづれによっ
ても不適切な向きと姿勢のものが完全に排除されない形
状の自転車用ハンガーラグ状部品については、選別トラ
ックと形状選別部と櫛歯部との組み合わせによって排除
される。このようにして適切な向きと姿勢の自転車用ハ
ンガーラグ状部品のみが次工程に供給される。
【0007】又、自転車用ハンガーラグ状部品で軸方向
に沿って複数の円形開口がトラックの一縁部に当接させ
ながら移送されてきた部品は、その重心に働く重力作用
で一縁部の周りに傾動して下方へ落下して排除され、そ
れ以外の姿勢の部品は所定の姿勢の部品として次工程に
供給されることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例による自転車用ハンガ
ーラグ状部品の整送装置について、図面を参照して説明
する。
【0009】図2、図3、図4は金属製の各種形状の自
転車用ハンガーラグH、H’、H”の図面であり、それ
ぞれのAは平面図、Bは正面図である。又、図2と図1
とは同一の自転車用ハンガーラグHについての図であ
る。なお、図2に示されている形状の自転車用ハンガー
ラグHには寸法違いのものが図2に示す以外に4種存在
する。
【0010】図5は実施例による自転車用ハンガーラグ
(以下、ハンガーラグと略す)Hの整送装置の全体を示
す部分破断平面図であり、図6はその側面図である。以
下の説明は図2に示したハンガーラグHを整送する装置
として説明するが、このハンガーラグHは管状の本体P
に対し、その軸方向に並ぶ2本の同径の小径枝管Q1
2 と、軸方向とは直角の方向に並ぶ2本の同形の大径
枝管R1 、R2 とが設けられており、このハンガーラグ
Hを次工程へ供給する時の適切な移送の向きと姿勢は図
2のAに示した大径枝管R1 の右側に小径枝管Q1 、Q
2 を見る矢印hの方向であり、かつ図2のBに示した小
径枝管Q1 、Q2 を本体Pの右側へほぼ水平に位置させ
る姿勢である。
【0011】なお、この装置は図2に示すハンガーラグ
Hの寸法違いや、図3、図4に示す形状のハンガーラグ
H’、H”も整送できるように、後述の如く各所で巾、
高さの微調整が可能となっている。
【0012】図5、図6を参照し、本実施例の装置は、
概してはハンガーラグHを多量に貯留するホッパ11と
ホッパ11からハンガーラグHを切り出すための直線振
動パーツフィーダ12とからなる補給装置10と、ハン
ガーラグHの向きと姿勢を整えて移送する捩り振動パー
ツフィーダ30と、整った向きと姿勢のハンガーラグH
を次工程へ供給する直線振動パーツフィーダ70とから
構成されている。
【0013】ホッパ11はフレーム19に支持固定され
ており、その下方に設けられ、ホッパ11からハンガー
ラグHを切り出す直線振動パーツフィーダ12はハンガ
ーラグHを移送する振動トラフ13とこれに直線振動を
与える駆動部21とからなっている。そして駆動部21
は振動トラフ13の底板と一体的な可動ブロック22a
に取り付けられた可動コア23と、可動ブロック22a
及び同じくトラフ13の底板と一体的な可動ブロック2
2bと一対の傾斜板ばね24で連結されている固定ブロ
ック25上において、コイルが巻装され、かつ可動コア
23とは若干の間隙をあけて対向して設置されている電
磁石26とから成っており、直線振動パーツフィーダ1
2の全体はコイルばね28を介してフレーム19のメン
バー18上に設置されている。
【0014】そして、ハンガーラグHの補給装置10は
後述の捩り振動パーツフィーダ30のボウル31内にお
けるハンガーラグHの欠乏を検知する図示しない空探知
センサからの信号によって駆動され停止される。駆動部
21によって振動トラフ13は矢印aの方向に直線振動
され、ホッパ11から切り出されるハンガーラグHは矢
印bの方向に移送される。
【0015】捩り振動パーツフィーダ30は椀状のボウ
ル31とこれに捩り振動を与える駆動部61とからなっ
ている。この駆動部61の詳細は図示していないが公知
の構造を有し、ボウル31の底板と一体的で可動コアを
兼ねる可動ブロックと、可動ブロックとは等角度間隔に
配置された傾斜板ばねによって連結された下方の固定ブ
ロック上において、コイルが巻装され、可動コアとは若
干の間隙をあけて対向して設置されている電磁石とから
なっている。そしてコイルに交流が通電されると、ボウ
ル31に捩り振動を与え、ボウル31内のハンガーラグ
Hは矢印cで示す反時計方向に移送される。
【0016】ボウル31にはその底面32に起点を有
し、側壁に沿って反時計方向にスパイラル状に上昇する
平板状のトラック33が設けられており、ハンガーラグ
Hの移送路となる。そしてトラック33は径外方へ向か
って若干下向きの傾斜とされており、その傾斜とねじり
振動力の径外方へ向かう成分とによって、ハンガーラグ
Hは長手方向をトラック33の側壁に接して移送され
る。
【0017】トラック33の最上部には端板33Eが設
けられており、その手前側はトラック33の側壁が取り
除かれて、ボウル31の外側に交換可能に取り付けられ
た選別トラック34と接続されている。選別トラック3
4は摩耗に対する抵抗性を高めるべく窒化処理した表面
硬化ステンレススチール材で作製され、ハンガーラグH
の移送底面には、ハンガーラグHの表面に付着している
油分によって滑りを生じて円滑な移送が阻害されないよ
うに、耐油性のゴムライニング51が施されている。選
別トラック34も径外方へ向いて所定角度の下向き傾斜
とされているが、接続個所においてハンガーラグHが滑
らかに流入移送されるように、トラック33はその傾斜
を接続個所の若干手前から徐々にひねられて、接続個所
では選別トラック34とは同一の傾斜とされている。
又、ハンガーラグHは選別トラック34においてもその
傾斜により長手方向を選別トラック34の側壁39に接
して移送される。
【0018】選別トラック34の入口部近傍において
は、図5における[7]−[7]線方向の断面を示す図
7を参照し、側壁39と一体的な上縁板38は、移送方
向を向いて右側(図7では左側)とした小径枝管Q1
2 と本体Pとを同時に移送面に接してトラック33か
ら移送されてくる適正な向きと姿勢となるべきハンガー
ラグH(一点鎖線で示す)のみについて、その大径枝管
1 を支持する高さに設けられており、かつその高さは
下流側へ徐々に高くされているので、これによって大径
枝管R1 は移送と共にその位置を高くし(実線で示
す)、必然的に小径枝管Q1 、Q2 の位置も高められ
る。そして、最終的には、後述の形状選別部41以降に
設けられている懸架部材37に小径枝管Q1 、Q2 を懸
架させる高さ位置(二点鎖線で示す)とした後、側壁3
9と上縁板38の高さは一定とされる。なお、トラック
33から他の姿勢で移送されてくるハンガーラグHには
このようなことは生起しない。
【0019】図5を参照し、選別トラック34には、ト
ラック33の端板33Eを境界として、それより下流側
に相当する部分は取り除かれて、選別トラック34を所
定の巾に狭めるようにポケット35が形成されており、
後述する如く、不適切な向きと姿勢のハンガーラグHの
大部分は重心位置がトラック巾をはみ出してポケット3
5上となることから、ポケット35へ自然落下するよう
になっている。図8は図5における[8]−[8]線方
向の断面図であり、巾の狭められた選別トラック34と
ポケット35との関係が矢印のように自然落下するハン
ガーラグHの代表例(一点鎖線)と共に示されている。
【0020】ポケット35へ落下したハンガーラグHは
ポケット底板36を滑落して一周内側のトラック33上
へ戻されるようになっている。図9〜図14は選別トラ
ック34からポケット35へ自然落下するハンガーラグ
Hの向きと姿勢である。
【0021】又、図8において、選別トラック34の直
上方、側壁39に取り付けられている懸架部材37は側
壁39、上縁板38が所定の高さとなる近傍に起点を有
し、適切な向きと姿勢のハンガーラグHが上縁板38で
持ち上げられ、それによってほぼ水平位置とされた小径
枝管Q1 、Q2 を懸架させてハンガーラグHの姿勢を安
定に保つべく設けられている。従って又、この懸架部材
37は選別トラック34の下流端まで連続して設けられ
ている。なお、懸架部材37の稜線部37Cはハンガー
ラグHに傷を与えないように角が取られている。
【0022】図5を参照し、ポケット35へ自然落下せ
ずに選別トラック34上を下流側へ移送されるハンガー
ラグHの向きと姿勢を判定して選別するための形状選別
部41が、選別トラック34を約1/6周した地点に設
けられている。図15は適切な向きと姿勢のハンガーラ
グHが存在する形状選別部41の平面図であり、向きと
姿勢を判別するための光センサー42による照射点mと
光センサ43による照射点n、及び向きと姿勢が不適切
と判定された場合に突き出される突き棒44が示されて
いる。
【0023】光センサ42と光センサ43とは矢印hの
方向に移送されるハンガーラグHの本体Pの先端によっ
て光センサ42によるm点の光が遮断されると同時に小
径枝管Q1 によって光センサ43によるn点の光が遮断
される場合に、ハンガーラグHは移送方向を向いて本体
Pの右側に小径枝管Q1 がある適切な向きと姿勢である
とパターン的に判定されるように相対位置が設定されて
いる。従って、光センサ42と光センサ43の光が同時
に遮断されない場合には、そのハンガーラグHは逆向き
と判定される。
【0024】突き棒44は光センサ42、43によって
不適切な向きであると判定されたハンガーラグHをポケ
ット35へ突き落とすために設けられており、光センサ
42、43が不適切とする信号を受けて駆動されるエア
シリンダ48によって突き出される。そして突き棒44
はハンガーラグHの本体Pの後半部を突く位置に設置さ
れている。
【0025】図16は図5における[16]−[16]
線方向の断面図であり、形状選別部41における光セン
サ42の発光素子42a、受光素子42bと、光センサ
43の発光素子43a、受光素子43b、及び突き棒4
4と、適切な向きと姿勢で移送されているハンガーラグ
Hが示されている。光センサ42、43によって不適切
な向きと判定され、突き棒44で突き落とされるハンガ
ーラグHの向きと姿勢を図17に示した。一点鎖線は光
センサ42と光センサ43のビーム位置を示す。
【0026】形状選別部41において適切な向きと判別
されるハンガーラグHにも不適切なものが存在するが、
図5を参照して、これらは形状選別部41の下流に近接
して設けられている櫛歯部45へ移送される。
【0027】櫛歯部45は側壁39の外側から、選別ト
ラック34と同一角度、同一巾に移送面を揃えて選別ト
ラック34内へ挿入されており、側壁39と一体的な支
持部材に交換可能に固定されている。図18、図19、
図20は形状選別部41を通過したハンガーラグHの櫛
歯部45上における向きと姿勢を示す図であり、櫛歯部
45の上方には空気ノズル47が設けられ、常時は空気
が噴出されている。なお、一点鎖線は形状選別部41に
おける光センサ42、43のビーム位置を示す。すなわ
ち、図18はハンガーラグHの移送の向きは逆である
が、小径枝管Q2が光センサ43によって検知される場
合であり、図19は同じく逆向きでありながら、本体P
が側壁39へ極度に近接する姿勢であるために、光セン
サ42と光センサ43との光が共に本体Pによって遮断
される場合であって、何れも形状選別部41では適切な
向きと誤判定されたものである。図20は適切な向きと
姿勢のハンガーラグHを示す。
【0028】図21は櫛歯部45の部分拡大平面図であ
り、櫛歯46の巾eはハンガーラグHの大径枝管R1
2 の内径より小とされ、櫛歯間隔47の大きさfは大
径枝管R1 、R2 の肉厚より充分大きく、小径枝管Q
1 、Q2 の外径よりは小とされ、かつf+e+fの大き
さは大径枝管R1 、R2 の外径より充分に大とされてい
る。
【0029】従って、図18に示す向きと姿勢のハンガ
ーラグHは櫛歯部45を移送される間に、大径枝管R1
が櫛歯46を跨ぐ位置で、櫛歯46を大径枝管R1 内に
取り込みつつ矢印のようにポケット35内へ転落し、空
気ノズル47からの噴出空気がこの転落を助ける。又、
図19に示す向きと姿勢のハンガーラグHは2本の小径
枝管Q1 、Q2 が櫛歯46を跨ぐ位置にある時に、小径
枝管Q1 、Q2 がそれぞれ櫛歯間隔47へ若干嵌り込ん
でポケット35側へ傾き、かつ大径枝管R1 、R2 が本
体Pのポケット35側にある姿勢であることから重量的
にバランスを失い、空気ノズル47からの噴出空気に押
されてポケット35へ矢印のように転落して排除される
ようになっている。そして図20に示す適切な向きと姿
勢のハンガーラグHは櫛歯46上を本体Pで接して移送
されるので櫛歯部45はそのまま通過して下流側へ移送
される。
【0030】櫛歯部45は図18、図19、図20に示
すように径外方へ向かって所定角度の下向き傾斜を有し
ているが、選別トラック34の下流端に接続されている
後述の直線振動パーツフィーダ70の振動トラフ71は
水平な移送面となっているので、選別トラック34の移
送底面は櫛歯部45を過ぎてから下流端までは連続的に
傾斜を緩めるようにひねられて、下流端では水平とされ
ている。図22は図5における[22]−[22]線方
向の断面図であり傾斜を緩めた選別トラック34には懸
架部材37のほかに、櫛歯部45の下流端を起点として
下流端で懸架部材37と同等の高さとなる連続した支持
部材49が設けられている。この部分においては向きと
姿勢の適切なハンガーラグHのみが移送されるが、その
姿勢を一点鎖線で示した。
【0031】直線振動パーツフィーダ70は、図5、図
6を参照して、振動トラフ71とこれに直線振動を与え
る駆動部81とからなっており、駆動部81はバランス
ウエイト82と共にコイルばね83を介して支柱85上
の支持板84に載置固定されている。駆動部81は先に
説明したハンガーラグHの補給装置10における直線振
動パーツフィーダ12の駆動部21と本質的に同等であ
るので説明は省略する。
【0032】図23は図5における[23]−[23]
線方向の断面図であり、振動トラフ71の巾方向の断面
を示している。
【0033】すなわち、振動トラフ71はハンガーラグ
Hの移送時の接触による摩損を抑制するために、窒化処
理した表面硬化ステンレススチールで作製されており、
移送底面にはハンガーラグHの表面に付着している油分
によって滑りを生じて移送が阻害されないように耐油性
のゴムライニング76が施されている。又、振動トラフ
71内の底部の、移送方向を向いて右側(図23では左
側)には、上流の選別トラック34に設けた懸架部材3
7に連接する懸架部77が設けられており、その稜線部
77Cは移送されるハンガーラグHに傷を与えないよう
角が取られている。
【0034】又、懸架部77の反対側には選別トラック
34に設けた支持部材49に連接する支持部79が設け
られており、その上面には巾方向の長孔を有して矢印p
方向に移動可能にボルト75で固定された巾調整板74
が設けられている。
【0035】更には、懸架部77の上方、側壁の頂部に
は、上下方向の長孔を有して矢印qの方向に高さ調整可
能にボルト72によって支持アングル材73が固定され
ており、その上部には移送するハンガーラグHの大径枝
管R1 を支持するための上縁板78が取り付けられてい
る。移送されるハンガーラグHの姿勢を一点鎖線で図中
に示した。なお、図5に見られるように、振動トラフ7
1の上流部には移送するハンガーラグHのオーバーフロ
ーを検出するための光センサ82が発光素子82aと受
光素子82bとの対として設けられている。
【0036】本実施例のハンガーラグHの整送装置は以
上のように構成されるが、次にその作用について説明す
る。
【0037】図5、図6を参照し、ボウル31内にはハ
ンガーラグHが密に収容されているものとし(図5では
散在的に示されている)、捩り振動パーツフィーダ30
の駆動部61、直線振動パーツフィーダ70の駆動部8
1は交流が通電されてそれぞれ作動状態にあるものとす
る。なお、ハンガーラグHの補給装置10は常時は停止
しているが、ボウル31内でのハンガーラグHの欠乏が
図示しない空検知センサによって検知されると、補給装
置10の直線振動パーツフィーダ12が起動され、ホッ
パ11から切り出されたハンガーラグHが振動トラフ1
3の先端からボウル31内へ補給される。そして、所定
量の補給の完了が空検知センサによって検知されると、
補給装置10は停止される。
【0038】図5を参照し、ボウル31内のハンガーラ
グHは底面32から周辺部へ移動され、トラック33上
を矢印c方向に移送される。この時点において、ハンガ
ーラグHは長手方向を側壁に接して移送されるが、移送
の向きと姿勢はランダムであり、適切な向きと逆向きと
についてそれぞれ比較的安定な5姿勢、計10姿勢で移
送される。
【0039】トラック33の最上部において端板33E
に至ると、又はその手前から、ハンガーラグHは径外方
へ下向きの傾斜に沿いトラック33から選別トラック3
4へ移行され、長手方向をその側壁39に接して移送さ
れ始める。この時、図7に一点鎖線で示す向きと姿勢の
ハンガーラグHのみは大径枝管R1 を側壁39と一体的
な上縁板38に支持されて移送されるようになり、この
選別トラック34の上流部においては側壁39、上縁板
38の高さが下流側に向いて漸次高くされているので、
移送されるハンガーラグHの小径枝管Q1 、Q2 も持ち
上げられて、形状選別部41の手前においては、小径枝
管Q1 、Q2 を側壁39に固定されている懸架部材37
上へ懸架して移送されるようになる。
【0040】選別トラック34は、図5、図8に示すよ
うに、トラック33の端板33Eを上流端としてポケッ
ト35を形成させ、所定巾のトラックとされているの
で、図9〜図14に示す向きと姿勢のハンガーラグHは
すべて重心がトラック巾をはずれて下方のポケット35
へ自然落下し、ポケット底板36を滑落して1周内側の
トラック13へ戻される。
【0041】選別トラック34上から自然落下しないハ
ンガーラグHは、そのまま移送されて形状選別部41へ
至る。形状選別部41においては、所定の相対位置にあ
る光センサ42と光センサ43がそれぞれ図15、図1
6に示すm点、n点に光を照射しており、両者の光が同
時に遮断される場合はハンガーラグHをそのまま通過さ
せる。図17に示した向きと姿勢のハンガーラグHは光
センサ43によるn点の光が小径枝管Q1 によって遮断
されないので、向きが不適切と判別され、突き棒44が
突き出されてポケット35へ突き落とされる。
【0042】形状選別部41において向きが適切と判別
され、下流の櫛歯部45へ移送されるハンガーラグHの
向きと姿勢は図18、図19、図20に示されている。
図18、図19に示すハンガーラグHは何れも向きが逆
であるにもかかわらず、その姿勢によって形状選別部4
1において適切な向きと誤判定されたものであり、何れ
も櫛歯46の巾、櫛歯間隔47の大きさと、大径枝管R
1 の内径、又は2本の小径枝管Q1 、Q2 の外径と間隔
との相互関係によって櫛歯46上において重心を失い、
空気ノズル47からの噴出空気に押されてポケット35
へ転落し排除される。このようにして櫛歯部45を通過
するハンガーラグHは図20に示す適切な向きと姿勢の
もののみとなる。
【0043】櫛歯部45を通過したハンガーラグHは図
22に断面を示す選別トラック34の後半の下流部にお
いて、小径枝管Q1 、Q2 を懸架部材37に、大径枝管
1を上縁板38に、大径枝管R2 を支持部材49に支
持され、本体Pを移送面に接する姿勢で下流端まで移送
される。
【0044】選別トラック34の下流端には、図23に
示すように断面を選別トラック34の下流部の断面とほ
ぼ同一とされた振動トラフ71が接続されているので、
適切な向きと姿勢のハンガーラグHは無理なく移行さ
れ、振動トラフ71によって、そのままの姿勢で次工程
へ供給される。
【0045】なお、振動トラフ71に設けられているオ
ーバーフローセンサとしての光センサ82は発光素子8
2aと受光素子82bとの間の光が所定秒数以上連続し
て遮断されると、移送しているハンガーラグHにオーバ
ーフローが発生していると判断し、装置全体を停止させ
る。又、装置の停止と共に図示しないパイロットランプ
を点灯して、作業員にトラブル原因の除去と再起動を促
す。
【0046】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0047】例えば本実施例においては、ハンガーラグ
Hの向きと姿勢の選別をトラック巾を狭めた選別トラッ
ク34と、光センサ42、43による形状選別部41
と、櫛歯部45とによって行っているが、ハンガーラグ
の形状、寸法によっては選別トラック34と形状選別部
41との組み合わせ、又は選別トラック34と櫛歯部4
5との組み合わせによっても適切な向きと姿勢のハンガ
ーラグを選別し得る。
【0048】又、本実施例では、形状選別部41、櫛歯
部45を選別トラック34上へ上流側から形状選別部4
1、櫛歯部45の順に配列したが、櫛歯部45、形状選
別部41のように逆の順に配列してもその選別能力は全
く変わらない。
【0049】又、本実施例では、選別トラック34の入
口部において、側壁39とその上縁板38は適切な向き
と姿勢となるべきハンガーラグHの大径枝管R1 を支持
しつつ高さを高めて、ハンガーラグHの姿勢を変えるた
めの姿勢矯正部材として兼用させたが、ハンガーラグの
形状によっては姿勢矯正部材を必要としない。
【0050】又、本実施例では、選別トラック34を捩
り振動パーツフィーダ30に設けたが、直線振動パーツ
フィーダに設けてもよい。
【0051】又、本実施例では形状選別部41に光セン
サ42、43を使用したが、これを指向性の高い超音波
センサに代えることは可能である。又、形状選別の精度
を上げる必要がある場合には、光センサ42、43に代
えて、コスト増とはなるがCCDカメラの如き撮像装置
を使用し得る。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明の自転車用ハン
ガーラグ状部品の整送装置によれば、複雑な形状の自転
車用ハンガーラグ状部品の向きと姿勢を整えて次工程へ
供給し得るので、従来は人手、又はロボットと形状判別
センサとの組み合わせを要した整列作業を簡略化するこ
とができ、そのコスト低減の効果は極めて大きい。又、
寸法違いや形状の若干異なる自転車用ハンガーラグ状部
品の整送にも所要箇所の高さ、巾を調整して兼用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車用ハンガーラグの1種の斜視図である。
【図2】自転車用ハンガーラグの1種の平面図と正面図
である。
【図3】自転車用ハンガーラグの他種の平面図と正面図
である。
【図4】自転車用ハンガーラグの更に異なる種類の平面
図と正面図である。
【図5】自転車用ハンガーラグの整送装置全体の平面図
である。
【図6】同装置の側面図である。
【図7】図5における[7]−[7]線方向の断面図で
ある。
【図8】図5における[8]−[8]線方向の断面図で
ある。
【図9】選別トラックから自然落下するハンガーラグの
向きと姿勢を示す図であり、図8に対応する。
【図10】選別トラックから自然落下するハンガーラグ
の向きと姿勢を示す図であり、図8に対応する。
【図11】選別トラックから自然落下するハンガーラグ
の向きと姿勢を示す図であり、図8に対応する。
【図12】選別トラックから自然落下するハンガーラグ
の向きと姿勢を示す図であり、図8に対応する。
【図13】選別トラックから自然落下するハンガーラグ
の向きと姿勢を示す図であり、図8に対応する。
【図14】選別トラックから自然落下するハンガーラグ
の向きと姿勢を示す図であり、図8に対応する。
【図15】図5における形状選別部の拡大平面図であ
る。
【図16】図5における[16]−[16]線方向の断
面図である。
【図17】形状選別部で排除されるハンガーラグの向き
と姿勢を示す図であり、図16に対応する。
【図18】図5における[18]−[18]線方向の断
面図であり、櫛歯部上におけるハンガーラグの向きと姿
勢を示す。
【図19】櫛歯部上におけるハンガーラグの他の向きと
姿勢を示す図であり、図18に対応する。
【図20】櫛歯部上における適切な向きと姿勢のハンガ
ーラグを示す図であり、図18に対応する。
【図21】櫛歯部の部分拡大平面図である。
【図22】図5における[22]−[22]線方向の断
面図である。
【図23】図5における[23]−[23]線方向の断
面図である。
【符号の説明】
10 補給装置 30 捩り振動パーツフィーダ 31 ボウル 33 トラック 34 選別トラック 35 ポケット 37 懸架部材 38 上縁板 39 側壁 41 形状選別部 42 光センサ 43 光センサ 44 突き棒 45 櫛歯部 46 櫛歯 70 直線振動パーツフィーダ 71 振動トラフ 74 巾調整板 77 懸架部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車用ハンガーラグ状部品を移送する
    振動パーツフィーダに、重心位置がトラック巾をはみ出
    す不適切な向きと姿勢の前記自転車用ハンガーラグ状部
    品を落下させて排除する選別トラックと、該選別トラッ
    クを通過する不適切な向きと姿勢の前記自転車用ハンガ
    ーラグ状部品は前記選別トラック上においてその形状を
    判別して排除する形状選別部との組合わせ、または、前
    記選別トラックと、該選別トラックを通過する不適切な
    向きと姿勢の前記自転車用ハンガーラグ状部品は前記選
    別トラック上におけるその接触支持面を減じて重心位置
    をはずし転落させて排除するように、前記選別トラック
    の端縁部に形成された櫛歯部との組合わせ、または、前
    記選別トラックと前記形状選別部と前記櫛歯部との組合
    わせが配設されていることを特徴とする自転車用ハンガ
    ーラグ状部品の整送装置。
  2. 【請求項2】 適切な向きの前記自転車用ハンガーラグ
    状部材を前記形状選別部および前記櫛歯部での選別に適
    し、かつ移送に適切な姿勢とするための姿勢矯正部材が
    前記選別トラックに設けられている請求項1に記載の自
    転車用ハンガーラグ状部品の整送装置。
  3. 【請求項3】 前記櫛歯部において、不適切な向きと姿
    勢の前記自転車用ハンガーラグ状部品の転落を介助すべ
    き空気噴出ノズルが設けられている請求項1または請求
    項2に記載の自転車用ハンガーラグ状部品の整送装置。
  4. 【請求項4】 振動する部品移送用トラックの一縁部に
    所定ピッチで突部を形成し、軸方向に沿って複数の円形
    開口を有する自転車用ハンガーラグ状部品で異姿勢の部
    品は、振動で移送される途上、前記円形開口が前記突部
    に嵌り込むことにより、その重心に働く重力作用で傾動
    して下方へ落下するようにしたことを特徴とする自転車
    用ハンガーラグ状部品の整送装置。
JP15655094A 1994-06-15 1994-06-15 自転車用ハンガーラグ状部品の整送装置 Pending JPH082652A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11157635A (ja) * 1997-11-27 1999-06-15 Banyu Pharmaceut Co Ltd キャップの選択整列搬送装置及びキャップの選択整列搬送方法

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