JPH10218344A - 部品整送装置 - Google Patents

部品整送装置

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JPH10218344A
JPH10218344A JP3998397A JP3998397A JPH10218344A JP H10218344 A JPH10218344 A JP H10218344A JP 3998397 A JP3998397 A JP 3998397A JP 3998397 A JP3998397 A JP 3998397A JP H10218344 A JPH10218344 A JP H10218344A
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JP
Japan
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head
track
bowl
lead
component
Prior art date
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Application number
JP3998397A
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English (en)
Inventor
Norio Seko
礼生 世古
Hideyuki Takanaka
秀行 高仲
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円柱状の頭部と頭部の底面がら一方向へ延び
る磁性体の長い脚と短い脚とからなる部品について、長
い脚を前側に整えて移送し得て、長期にわたって整送精
度が高く維持される部品整送装置を提供すること。 【解決手段】 ボウル21に固定され部品Cの頭部Hを
懸吊して移送するための一体的に円弧状に作製されたリ
ードトラック54、頭部トラック64、リードトラック
74、ないしは頭部Hを係止する抑え板35をボウル2
1の外周に沿って一体的に固定されたポケット36内に
設置し、部品CのリードLa、Lbを先端側の離隔され
た位置から吸引するためのゴム磁石38A、38B、3
8C等をポケット36の外周壁37に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品整送装置に関す
るものであり、更に詳しくは円柱状の頭部およびその底
面から同一方向への長さの異なる2本の磁性体の脚を有
する電解コンデンサ様部品の整送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1は整送対象の一例としての電解コン
デンサC(以降、部品Cと称する)が一列になって排出
されている場合の斜視図であるが、部品Cは円柱状の頭
部Hと、その底面の直径上の中央部から直径より小さい
間隔で同一方向へ並べられた長さの異なる磁性体のリー
ドLa、Lbとからなっており、例えば、頭部Hの直径
5mm、高さ12mm、リードLaの長さ30mm、リ
ードLbの長さ25mm、リードLaとリードLbとの
間隔は外側で測定して2mmとなっている。部品Cの移
送は、当初は頭部Hを上にした直立姿勢とするだけの整
送装置によって行なわれて来たが、近年は直立姿勢と
し、かつ白抜き矢印で示すように、長い方のリードLa
を前側として移送することが要求されている。
【0003】この部品Cの整送装置として、本出願人の
出願による特願平8ー92021号に係る「部品整送装
置」には、磁性体からなるリードLa、リードLbを吸
引する永久磁石の配置と、長いリードLaと短いリード
Lbとの長さの差とを利用し、長いリードLaを前側と
して部品Cを移送する装置が開示されている。
【0004】その部品整送装置100の平面図である図
16を参照して、ボウル121の底面122上に横臥し
た姿勢で多数に収容されている部品Cは捩り振動を受け
て周辺部へ移動されると共に矢印nで示す方向へ移送さ
れる。そして、起点124sから平板トラック124へ
乗り、周壁123に接してスパイラル状に上昇し、ほぼ
一周して下流端部に至る。この部分においては平板トラ
ック124の幅が取付け周壁126によって漸次狭めら
れているので過剰気味に移送されてくる部品Cはボウル
121内へ落下し戻される。更に部品Cは平板トラック
124から移行面125へ移送されるが、ここにおいて
も取付け周壁126の先端部に取り付けられた移送量調
整板127によって更に移送量が調整される。
【0005】図16に示すように、ボウル121の外周
面のほぼ3/4周の範囲にリブ131aからリブ131
gまでの7個のリブがほぼ等角度間隔に取り付けられて
おり、これらのリブに後述する円弧状の帯状周壁143
や円弧状の第1磁石139等が取り付けられている。図
16における[17]−[17]線方向の断面図である
図17を参照して、移行面125の外周縁部の上方に
は、ボウル121の外周面に取り付けたリブ131aの
上端部に固定されている円弧状のアングル材132に円
弧状の帯状周壁143がボルト143bで取り付けられ
垂下されている。部品Cの頭部Hは移行面125の外周
縁部と帯状周壁143の下端面との間の間隙Gaに2本
のリードLa、Lbを挿通させて頭部Hを係止され、リ
ブ131aに取付け部材136、円弧状のアングル材1
38を介して取り付けられている帯状の第1磁石139
に長いリードLaの先端が間隙Gbをあけた状態で吸引
されることにより部品Cは横臥した姿勢で懸吊されて移
送される。
【0006】移行面125の下流側には、図16におけ
る[18]−[18]線方向の断面図である図18を参
照して、周壁123にスペーサ142を介して固定した
トラックブロック141にトラック144が形成され接
続されている。トラック144の外周側には部品Cのリ
ードLa、Lbとは接触しない高さの低周壁145が設
けられており、部品Cは低周壁145の上端面と帯状周
壁143の下端面との間の第1間隙G1 にリードLa、
Lbを回動自在に挿通して移送される。
【0007】続いて部品Cは逆傾斜トラック144’に
至る。図16における[19]−[19]線方向の断面
図である図19を参照して、リードLa、Lbが曲がっ
ていない一点鎖線で示す正常な部品CはリードLa、L
bが帯状の第1磁石139に吸引されるので逆傾斜トラ
ック144’から落下することなく移送されるが、リー
ドLa、Lbの曲がった実線で示す部品C’は第1磁石
139による吸引が及ばないため矢印で示すようにボウ
ル121内の平板トラック124上へ落下し排除され、
それより下流側においてはリードLa、Lbの曲がって
いない部品Cが整列部150へ移送される。
【0008】整列部150においては、図16における
[20]−[20]線方向の断面図である図20、およ
び図16に示すリブ131dからリブ131eまでの範
囲を外周側からみた部分破断展開図である図22を参照
して、第1間隙G1 に挿入され第1磁石139に吸引さ
れて回動自在に移送されてくる部品CのリードLa、L
bは、リブ131dと下流側のリブ131eとに取付け
部材151を介して固定され、長いリードLaは接触す
るが短いリードLbは届かない位置に垂下されているガ
イド板153に至る。ここにおいて長いリードLaの先
端部がガイド板153の上流側の端面153Sに接触
し、その曲面に導かれて回動しガイド板153の下端面
に沿い移動する。すなわち、部品Cは長いリードLaを
下側にして移送される。同時に、短いリードLbは帯状
周壁143の外周面に固定されている第2磁石159に
よって上方から吸引されることにより、部品Cはリード
LaとリードLbを垂直方向に並べて移送されるように
なる。
【0009】次いで、図22、および図16における
[21]−[21]線方向の断面図である図21を参照
して、トラック144の低周壁145と帯状周壁143
の下端面との間に形成されている上流側の第1間隙G1
は、帯状周壁143の下端面がテーパ状に下降される遷
移領域Gtを経て幅を狭められ、水平方向に並んだ2本
のリードLa、Lbは自在に移送されるが2本のリード
La、Lbが回動し得ない第2間隙G2 とされている。
そして、この箇所において第2磁石159の下流端部1
59eは上端面から下端面にかけて下向きの傾斜面を形
成するように切断されて下流端部159eを遷移領域G
tに位置させて磁束密度が漸減され消滅されている。
【0010】従って下側にあった長いリードLaが先ず
そのまま第2間隙G2 へ入り込み、上側にあって第2磁
石159に吸引されている短いリードLbは第2磁石1
59の下流端部159eにおいて吸引力が減少され、遷
移領域Gtに至って吸引力が消滅されることにより、後
続して第2間隙G2 へ入り込む。すなわち、部品Cは第
2間隙G2 内で長いリードLaを前側とし短いリードL
bを後側として移送され、かつ第2間隙G2 内を移送さ
れる間に前後が入れ替わることはない。
【0011】続いて図16を参照し、部品Cはリブ13
1fに取付けられた垂直化部160において垂直化され
下流端部へ移送される。すなわち、図16における[2
3]−[23]線方向の断面図である図23を参照し
て、部品Cはリブ131gに固定されている側壁171
付き懸吊プレート161と側壁172付き懸吊プレート
162とに頭部Hの底面を支持され、それらの間隙G
2 ’にリードLaを前側にしてリードLa、Lbを挿通
し、第3磁石169によって下方から吸引され直立姿勢
を安定に維持されて下流端から排出されるようになって
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
例の部品整送装置100は部品Cの頭部Hをボウル12
1の周壁123に固定したトラックブロック141上の
トラック144に乗せて部品Cを移送するが、リードL
a、Lbを吸引して部品Cを位置決めするための帯状の
第1磁石139、長いリードLaを下側へ導くためのガ
イド板153、短いリードLbを上方へ吸引する第2磁
石159等は、ボウル121の外周面に取り付けたリブ
131aからリブ131eまでの少なくとも何れかに固
定されている。
【0013】しかし、リブ131a、…、131eはボ
ウル121の周壁123から放射状に取り付けられてい
るので、ボウル121の円周方向に作用する捩り振動に
対して強度的に弱く、長期間の使用によっては取り付け
角度が狂い易い。それに伴って、例えば、第1磁石13
9、ガイド板153、第2磁石159と部品Cのリード
La、Lbとの相対的位置関係に狂いを生じ、長いリー
ドLaを前側に整えて移送する整送精度が低下してくる
という問題がある。勿論、十分な強度を持たせることも
可能であるが、それによってボウル121を含む振動体
の重量が大になるので好ましい解決策ではない。
【0014】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、円柱
状の頭部Hと、その底面の直径上の中央部から直径より
小さい間隔で同一方向へ並べられた長さの異なる2本の
磁性体の脚とからなる電解コンデンサ様部品について長
い脚を前側にして整送することができ、かつ長期にわた
って使用しても整送精度が低下しない部品整送装置を提
供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は請求項1の
構成によって解決されるが、その解決手段を実施の形態
によって例示すれば、図3は本発明の部品整送装置10
0の平面図であり、図5は図3における[5]−[5]
線方向の断面図である。図3を参照して、ボウル21の
外周面に沿い、ほゞ同心的にかつそのほぼ1/3周にわ
たってポケット36が一体的に取り付けられており、図
5に示すように、ボウル21の周壁23に取り付けられ
ており、部品Cの頭部Hを支持する頭部支持部材として
の導出トラック34とその下流側の懸吊トラック44、
それらの外周端に接合されており懸吊トラック44の下
流側で部品Cの移送路となる断面が楔形のリードトラッ
ク54、およびサポート32に取り付けられており部品
Cの頭部Hを係止する抑え板35がポケット36内に設
けられている。そして、抑え板35の下端面と導出トラ
ック34との間の隙間S1 、ないしは抑え板35の下端
面と懸吊トラック44、リードトラック54との間の隙
間に頭部Hを係止され、挿通される脚部としてのリード
La、Lbをそれらの先端側から吸引するための磁石、
すなわちゴム磁石38Aがポケット36の外周壁37の
内面に取り付けられている。
【0016】また、図3における[11]−[11]線
方向の断面であり前後矯正部60の断面を示す図である
図11、および図3における[12]−[12]線方向
の断面であり整送部70の断面を示す図である図12に
おいても、ボウル21の周壁23に取り付けられている
頭部支持部材としての頭部トラック64とそれに続くリ
ードトラック74、および上流側から続く頭部係止部材
としての抑え板35はポケット36内に設けられてお
り、部品Cの脚部としてのリードLa、Lbをそれらの
先端側から吸引するための磁石、すなわちゴム磁石38
Aがポケット36の外周壁37の内面に取り付けられ、
図11の前後矯正部60では外周壁37の外面にゴム磁
石38Cが付加されている。
【0017】更には、図11の前後矯正部60におい
て、リードLa、Lbを支持しその前後を矯正させるた
めの平面状カイド板67、および図12の整送部70に
おいて長いリードLaの先端部を支持する垂直ガイド板
77は同じくポケット36の外周壁37に取り付けられ
ている。
【0018】ポケット36はボウル21の外周に沿って
一体的に固定されているので、ボウル21の円周方向に
作用する捩り振動を受けても変形され難く、従って、長
期間使用しても部品CのリードLaを前側とするための
ゴム磁石38A、平面状ガイド板67、垂直ガイド板7
7等はリードLa、Lbに対する相対位置が変化せず、
結果的に、部品Cが長いリードLaを前側として移送す
る整送精度が高く維持される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態による部品Cの
整送装置について図面参照して説明する。図2は部品C
の整送装置1の側面図であり、図3はその平面図であ
る。部品Cの整送装置1は部品Cを所定の姿勢として排
出する捩り振動パーツフィーダ2と、その下流端に接続
され部品Cを次工程へ一列で供給する直線振動パーツフ
ィーダ3とから構成されている。
【0020】捩り振動パーツフィーダ2は、図2を参照
して、部品Cを収容し所定の姿勢とするボウル21と、
これに捩り振動を与える駆動部11とからなっている。
駆動部11においては、ボウル21が一体的に固定され
ている可動ブロック12と下方の固定ブロック14とが
等角度間隔に配置された傾斜板ばね13によって連結さ
れている。固定ブロック14内にはコイル15を巻装し
た電磁石16が樹脂16rと共に封入されており、電磁
石16は可動ブロック12に設けられている図示しない
可動コアと僅かの間隙をあけて対向されている。そし
て、駆動部11は床面上の基盤19に固定された架台1
8に防振ゴム17を介して設置されている。
【0021】図3を参照して、ボウル21においては、
部品Cが横臥した姿勢で多数に収容される底面22(図
3においては簡明化のため散在的に示している)の周辺
部に起点24sを有する帯状の平板トラック24がボウ
ル21の周壁23に沿いスパイラル状に上昇して形成さ
れており、部品Cの移送路となる。平板トラック24
は、後述の図5に示すようにボウル21の中心から径外
方へ向かって若干下向き傾斜とされているほか、捩り振
動による移送力の遠心力成分によって、部品Cは周壁2
3に接するように移送される。更に、平板トラック24
がほぼ一周した箇所では平板トラック24の幅が部分的
に狭められて狭幅部23nが形成されており、過剰気味
に移送されてくる部品Cを底面22へ落下させ、移送量
の調整が行なわれるようになっている。
【0022】平板トラック24がほぼ一周半しトラック
幅が漸減されている部分において、周壁23が欠落され
て平板トラック24の下流端に部品Cをボウル21の外
周側へ導くための広幅で移送方向に長い導出トラック3
4が接続されている。導出トラック34はボウル21の
中心から径外方へ向かって平板トラック24よりも大き
い傾斜の角度に設定されており、下流端の内周部分には
ストッパ33が設けられている。
【0023】図3、図3における[5]−[5]線方向
の断面図である図5、および後述の図11を参照して、
ボウル21の周壁23の外周側に溶接された取付部材3
1にボルト32bで固定して、ボウル21の外周側にサ
ポート32がほぼ1/3にわたって円弧状に設けられて
おり、そのサポート32に対して垂直な抑え板35がボ
ルト35bで取り付けられている。抑え板35の下端面
とその下方の導出トラック34と間の隙間S1 は部品C
の平行な2本のリードLa、Lbが回転し得る2.4m
mとされている。取付部材31は、図3に示すように、
ボウル21の外周面の3か所に設けられている。
【0024】導出トラック34の近傍の拡大平面図であ
る図4および斜視図である図6を参照して、導出トラッ
ク34への部品Cの移行を介助するために、空気を内周
側から外周側へかけて吹き付ける空気噴出ノズル41が
サポート32に対して抑え部材42を介しボルト42b
で取り付けられている。すなわち、部品Cは平板トラッ
ク24から導出トラック34によって外周側へ導かれ、
抑え板35の下端面と導出トラック34の外周端との隙
間S1 に頭部Hを係止され、リードLa、Lbを若干下
向きに挿入して、その先端をゴム磁石38Aによって吸
引された状態で懸吊される。なお、図6においてストッ
パ33は省略されている。
【0025】導出トラック34には同一傾斜の懸吊トラ
ック44が接続されており、部品Cは懸吊されて移送さ
れるが、その移送を円滑にするために、部品Cの頭部H
に向けて上流側から空気を吹き付ける空気噴出ノズル4
3がボウル21の付加周壁23Bの外周面に対して抑え
部材46を介しボルト46bで固定される。なお、懸吊
トラック44はサポート32とほぼ同一の幅とされてい
るので、図4ではサポート32の下側に隠れている。
【0026】また、図5を参照して、導出トラック34
および懸吊トラック44の外周端に厚板の上端部の外周
側をテーパー状に削り落として先端を尖らせ断面を楔形
としたリードトラック54の先端部が接合されている。
リードトラック54は懸吊トラック44の下流側におい
て部品の移送路となる。
【0027】更には、導出トラック34、懸吊トラック
44、およびリードトラック54の下方には、これらを
受けるようにポケット36がボウル21の外周面に沿っ
て設けられており、その内周側はボウル21の周壁23
に一体的に固定されている。図3に示すように、ポケッ
ト36はボウル21のほぼ1/3周にわたって設けられ
ており、その外周壁37の内面には部品Cの磁性体から
なるリードLa、Lbを吸引するための帯状のゴム磁石
38Aがボルト38bで取り付けられている。吸引力が
大であることが要求される部分には、磁束密度を増大さ
せるために、図4に示すように、ポケット36の外周壁
37の外面にも帯状のゴム磁石38Bまたはゴム磁石3
8Cが取り付けられているが、それについては該当する
箇所において説明する。
【0028】懸吊トラック44に接続されるリードトラ
ック54は上述したように断面が楔形とされており、部
品CはリードLa、Lbの根元部をリードトラック54
の尖端に乗せ、その尖端と抑え板35の下端面との隙間
S2 にリードLa、Lbを挿入して移送される。また、
リードトラック54に対応させ、上流側から続くゴム磁
石38Aに対して異極を向かい合わせて、ゴム磁石38
Bがポケット36の外周壁37の外面に取り付けられ磁
束密度を大とされている。この箇所において、曲がった
リードLa、Lbを有する部品Cは、ゴム磁石38A、
38Bによる吸引が十分に及ばないため、重量のある頭
部Hを下にポケット36内へ落下し排除される。
【0029】リードトラック54の内周側には、リード
トラック54から落下する部品Cの頭部Hが接触する高
さ位置に、ボウル21の径内方へ向かって下向き傾斜と
され、かつ狭幅の上流部分から連続的に拡幅された受け
板58が溶接されている。リードLa、Lbの曲がり具
合によってリードLa、Lbが隙間S2 から抜けにくい
部品Cも、受け板58によって落下時の頭部Hの傾斜角
度が連続的に変化されることにより、抜け落ちて排除さ
れる。そして、ポケット36内へ落下した部品Cの下流
側への移送を介助するために、上流側から下流側へ下向
き傾斜に空気を吹き付ける空気噴出ノズル47がサポー
ト32に対して抑え部材48を介しボルト48bで固定
して設けられている。
【0030】図7は図4に示した部分に続く下流部分の
部分破断拡大平面図、図8は図7における[8]−
[8]線方向に部分破断側面図であり、図9はその部分
の外周側からの斜視図である。図7〜図9、および図3
における[11]−[11]線方向の断面図である図1
1も参照して、リードトラック54の下流側には、本発
明の要点をなす部品Cの前後矯正部60が設けられてい
る。すなわち、リードトラック54に続いて断面が尖塔
形状で頭部Hの底面の円周部を支持する頭部トラック6
4が設けられている。すなわち、頭部トラック64の尖
端部の内周面には頭部Hの底面の円周部を支持する細幅
の頭部受け面65が形成されており、頭部トラック64
の尖端と抑え板35の下端面との隙間S3 は4.5mm
とされている。
【0031】更に、その内周側には、頭部Hをやや低く
リードLa、Lbをやや高い姿勢とするように、頭部H
の中央部を上端面で支持する垂直な頭部受け板66が取
付板67と共に支持プレート63にビス63bで固定さ
れている。支持プレート63は、図3に示すように、ボ
ウル21の外周面の2か所に設けられている。部品Cは
頭部Hが上述のように支持されることにより、リードL
a、Lbの根元部は頭部トラック64の尖端から浮いた
状態となり、円柱状の頭部Hは転動可能となる。なお、
頭部受け板66の上流端部には、上流側で頭部Hを低く
している部品Cがある場合に、その頭部Hを持ち上げる
ための傾斜面66aが形成されている。
【0032】また、ポケット36の外周壁37の内面に
は上流部を下方へ曲げた平面状ガイド板67が設置され
ており、移送されてくるリードLa、Lbが乗り上げる
ようになっている。すなわち、外周壁37の内面のゴム
磁石38Aの下端に接してボルト71bで取り付けた固
定部材71に垂直ガイド板77が溶接されており、その
垂直ガイド板77の内周側に溶接して平面状ガイド板6
7が設けられている。なお、垂直ガイド板77は長いリ
ードLaの先端部のみが届く位置にある。
【0033】また更には、この部分において、ポケット
36の外周壁37の内面のゴム磁石38Aに対して異極
を向かい合わせた厚めのゴム磁石38Cが外周壁37の
外面に付加されて吸引力が一層増大されており、頭部H
の底面の円周部を頭部受け面65に乗せ頭部Hの中央部
を頭部支持板66に乗せた部品Cは頭部Hの底面を頭部
トラック64の尖端部に係止されて、リードLa、Lb
がゴム磁石38A、38Cに吸引される状態となる。そ
して、その部分の斜視図である図10を参照して、転動
可能に保持されている部品Cの頭部Hは接している頭部
トラック64の頭部受け面65および頭部受け板66か
ら伝達される捩り振動によって後方への回転力を受け
て、すなわち頭部受け面65と部品の頭部Hとの接点及
び頭部Hの重心位置との関係から重心Gのまわりの図8
において反時計方向の回動力を受けて移送される。な
お、図10においては平面状ガイド板67および垂直ガ
イド板77は省略されている。
【0034】図7、図8を参照して、移送されてくる部
品CのリードLa、Lbは下方へ曲げられた上流部から
平面状ガイド板67の上面に乗り上げるが、この時、短
いリードLbを前側にしている部品Cは、ゴム磁石38
A、38Cに強く吸引されている長いリードLaを回転
中心として、短いリードLbが後方へ回転され、平面状
ガイド板67に当接して回転が停止されることにより、
長いリードLaが前側になって移送される。これに対し
て長いリードLaを前側にしている部品Cは短いリード
Lbが回転する方向にある平面状ガイド板67によって
回転を阻止されるので、そのままの向きで移送される。
なお、この部分においても、リードLa、Lbが曲がっ
ておりゴム磁石38A、38Cによる吸引力が及ばない
部品Cがある場合、その部品Cは内周側へ頭部Hから落
下してポケット36へ排除される。
【0035】続いて、長いリードLaを前側にした部品
Cを前後反転されないように保持して移送する整送部7
0が設けられている。図8、図9を参照して、頭部受け
板66が欠落され、外周部を欠落された平面状ガイド板
67の下流部67aが下方へ曲げられると共に、ゴム磁
石38Cが欠落され、更には長いリードLaを支持する
垂直ガイド板77が上端面を低くされて、リードLa、
Lbのレベルを低く、頭部Hのレベルを高くされた後、
頭部トラック64は、上流側のリードトラック54と同
様なリードトラック74とされる。
【0036】図3における[12]−[12]線方向の
断面図である図12も参照して、頭部Hの支持が失われ
た部品CはリードLaの根元部とリードLbの根元部を
リードトラック74の先端に乗せて転動不能に支持さ
れ、長いリードLaの先端部は上端面の低くされた垂直
ガイド板77に支持される。そして、抑え板35の下端
面が下降されてリードトラック74の尖端との隙間S4
をリードLa、Lbの間隔の外側寸法2mmよりも狭い
1.5mmとして、前側の長いリードLaと後側の短い
リードLbを挟み、それらの前後が反転されないように
されている。
【0037】更には、整送部70においてもリードL
a、Lbの曲がった部品Cがある場合、その部品Cはゴ
ム磁石38Aに吸引力が及ばずに頭部Hから落下する
が、その時、抑え板35の下端とリードトラック74の
先端との隙間S4 から曲がったリードLa、Lbを抜け
易くするために、リードトラック74の内周側には、上
述の受け板58と同様に、ボウル21の径内方へ向かっ
て下向き傾斜の受け板78が溶接されている。
【0038】図7に示した部分の下流側の拡大平面図で
ある図13を参照して、垂直ガイド板77および抑え板
35が欠落された箇所において、ポケット36の外周壁
37は端面板37Eによってボウル21の周壁23と一
体化されており、ポケット36の底面部分には、図12
に示したように、ポケット36へ落下した部品Cをボウ
ル21の底面22へ戻すための通路29がボウル21の
周壁23に開口されている。
【0039】更に続いて、部品Cは直立化される。図1
3、および図3における[14]−[14]線方向の断
面図である図14を参照して、抑え板35が欠落され、
部品Cの前側のリードLa、後側のリードLbを両側方
から1.5mm幅で挟むように、外周側にはガイド81
Wを付した吊り板81、内周側に吊り板82が配置され
ると共に、リードトラック74の外周面74aの外周側
へ向かって下向きの傾斜の角度が漸次大にされることに
より部品Cが直立化される。図14にはポケット36の
端面板37Eが取付ボルト37bと共に示されている。
【0040】この間において、ポケット36の外周壁3
7にゴム磁石38Bが復活され、部品Cが漸次直立化さ
れるに応じて、ゴム磁石38A、38Bもポケット36
の外周壁37の下流端からボウル21の底面側へ巻き込
まれており、部品CのリードLa、Lbを下方から吸引
して直立化の途中における部品Cの姿勢を保持するよう
になっている。 また、受け板78の下流端部に位置し
て、リードLa、Lbが曲がっている部品Cを最終的に
排除するための丸棒79が設けられている。すなわち、
リードLa、Lbが曲がっており、ゴム磁石38A、3
8Bの吸引力が及ばずに、落下はしないが頭部Hを低く
している部品Cが頭部Hを接触させて下方へ導かれ、ポ
ケット36へ収容される。
【0041】更に下流側においては、図3における[1
5]−[15]線方向の断面図である図15を参照し
て、部品Cはボウル21の周壁23に固定されたリブ8
0に取り付けられている吊り板81と吊り板82に挟持
されて移送される。すなわち、部品Cの頭部Hを挟むよ
うに、外周側の吊り板81のガイド81Wとの間隔を6
mmとして内周側の吊り板82にもガイド82Wが付加
されており、部品Cは直立姿勢として移送され、リード
La、リードLbの直下にはゴム磁石38Dが帯状に敷
設されており、部品Cの直立姿勢を保持し、かつ部品C
の飛び出しを防いでいる。
【0042】図2、図3を参照して、捩り振動パーツフ
ィーダ2の排出端には、直線振動パーツフィーダ3のト
ラフ84の上流端が所定の間隙をあけて接続されてい
る。直線振動パーツフィーダ3は部品Cを単列で移送す
るトラフ84と、これに直線振動を与える駆動部90と
からなっている。
【0043】駆動部90においては、トラフ84の底板
83とボルト91で連結された可動ブロック92が前後
一対の傾斜板ばね93によって下方の固定ブロック94
と連結されている。固定ブロック94上には、可動ブロ
ック92から垂下されている可動コア92Cと僅かな間
隙をあけ対向させて、コイル95を巻装した電磁石96
が設置されている。更に、固定ブロック94は床面に設
置されている架台99の高さ調整ブロック99Aに対し
て前後一対の防振用傾斜板ばね97を介し連結されてい
る。すなわち、架台99は床面にボルト99bで固定さ
れており、架台99の天板ブロック99Bに螺着された
ボルト98に対して高さ調整ブロック99Aがナット9
8n、98n’の螺合位置によって高さ調整可能に取り
付けられており、捩り振動パーツフィーダ2の排出端と
トラフ84との高さの整合を可能にしている。 そし
て、コイル95に交流が通電されることにより、トラフ
84に矢印qで示す直線振動を与える。
【0044】トラフ84の断面は図15とほぼ同様に構
成されているので、対応する構成要素には(’)付きの
同一の符号を付して断面の説明は省略するが、トラフ8
4の上部は部品Cを直立姿勢で懸吊して移送するための
ガイド81W’付きの吊り板とガイド82W’付きの吊
り板とが設けられ、その直下には帯状のゴム磁石38
D’が敷設されている。なお、トラフ84の側面には窓
付きの側板86が取り外し可能に取り付けられている。
【0045】そして、トラフ84の表面には部品Cの移
送路と斜交するように光遮断型のオーバーフロー・セン
サ87が設置されている。部品Cが正常に移送されてい
る場合には発光素子87aから受光素子87bに至る光
が断続されるが、光が所定秒数以上遮断される場合に
は、その信号の入力される図示しないコントローラは部
品Cがトラフ84上で移送詰まりを発生していると判断
し、上流側の捩り振動パーツフィーダ2を停止させるよ
うになっている。
【0046】実施の形態の部品Cの整送装置1は以上の
ように構成されるが、次にその作用を説明する。
【0047】図2、図3を参照して、捩り振動パーツフ
ィーダ2の駆動部11におけるコイル15に交流が通電
されて、部品Cを多数に収容するボウル21には捩り振
動が与えられており、ボウル21に配置されている空気
噴出ノズル41、43、47からは空気が噴出されてい
るものとする。また、直線振動パーツフィーダ3の駆動
部90におけるコイル95に交流が通電されて、トラフ
84には直線振動が与えられており、トラフ84に設置
されているオーバーフローセンサ87も作動状態にある
ものとする。
【0048】ボウル21内において、底面22上の部品
Cは捩り振動を受けて周辺部へ移行されると共に、オリ
エンテーションされて頭部HまたはリードLa、Lbを
先頭にして矢印mで示す方向へ移送され、起点24sか
ら平板トラック24に乗る。平板トラック24をスパイ
ラル状に上昇してほぼ一周した箇所において、平板トラ
ック24の内周側を移送されている部品Cは幅が狭めら
れている狭幅部24nから落下して底面22へ戻され、
移送量の調整が行なわれる。そして残った部品Cは更に
周壁23に接し、幅が漸減されている平板トラック24
を移送されて移送量が調整され、平板トラック24の下
流端において周壁23を欠落させて設けられている広幅
で移送方向に長い導出トラック34において、空気噴出
ノズル41から噴出される空気によって介助されて部品
Cはボウル21の外周側へ導かれ懸吊される。
【0049】すなわち、図5を参照して、捩り振動によ
る移送力の遠心力成分によって、部品Cは導出トラック
34の外周端と抑え板35と隙間S1 に頭部Hを係止さ
れてリードLa、Lbを挿入し、外周側に敷設されてい
るゴム磁石38AによってリードLa、Lbが吸引され
ることにより懸吊化されるが、図6を参照して、導出ト
ラック34が広幅で移送方向に長く設けられているこ
と、および上述した空気噴出ノズル41からの噴出空気
に介助されることにより、導出トラック34の下流端か
ら下方へ落下する部品Cは若干存在するものの、その懸
吊効率は高く保たれる。そして、上流側の空気噴出ノズ
ル43から頭部Hに向けて噴出されている空気にも介助
され、部品Cは導出トラック34に続く同一傾斜の懸吊
トラック44を円滑に移送される。
【0050】次いで部品Cは懸吊トラック44が欠落さ
れることにより、図4、図8を参照して、リードトラッ
ク54にリードLa、Lbの根元部を支持され、リード
トラック54の尖端と抑え板35の下端との隙間S2 に
頭部Hを係止され、ポケット36の外周壁37のゴム磁
石38Aと付加されたゴム磁石38Bとによってリード
La、Lbを吸引されて移送される。この時、曲がった
リードLa、Lbを有し、ゴム磁石38A、38Bの吸
引力が及ばない部品Cは重量の大きい頭部Hを受け板5
8に接触させて滑落し下方のポケット36へ収容され
る。受け板58は上流側から下流側へかけて拡幅されて
いるので頭部Hの接触角度が連続的に変化し、リードL
a、Lbの曲がり具合に応じ、隙間S2 から最も抜け易
い角度においてリードLa、Lbが抜け落ちる。 そし
て、ポケット36へ落下した部品Cはサポート32に固
定されている空気噴出ノズル47から噴出される空気に
よって介助されて、ポケット36内を下流側へ移送され
る。
【0051】更に、部品Cは前後矯正部60へ移行され
るが、図9、図11を参照して、頭部Hの底面が頭部ト
ラック64と抑え板35との隙間S3 に係止されて、底
面の円周部を頭部トラック64の頭部受け面65に乗
せ、頭部Hの中央部を頭部受け板66に乗せることによ
り部品Cの頭部Hは転動可能に支持される。その状態に
おいて、図10の斜視図に示すように、部品Cのリード
La、Lbはゴム磁石38A、38Cに吸引され、頭部
Hは接している頭部トラック64の頭部受け面65と頭
部受け板66とを介して伝達される捩り振動によって後
方への回転力を受けて移送される。
【0052】そして、図7、図8を参照して、リードL
a、Lbは平面状ガイド板67に至り、下方へ曲げられ
ている上流部から乗り上げるが、この時、短いリードL
bを前側にしている部品Cはゴム磁石38A、38Cに
強く吸引されている長いリードLaを回転中心として短
いリードLbが後方へ回転され、短いリードLbが平面
状ガイド板67に当接して回転が停止されることによ
り、長いリードLaを前側にして移送される。これに対
して、長いリードLaを前側にしている部品Cは短いリ
ードLbの回転方向にある平面状ガイド板67によって
後方への回転を阻止されるのでそのままの向きで移送さ
れる。すなわち、前後矯正部60を通過した部品Cは全
て長いリードLaを前側にして移送されるようになる。
なお、この前後矯正部60においても、リードLa、L
bが曲がっている部品Cはゴム磁石38A、38Cによ
る吸引が及ばないために頭部Hを下にして下方へ落下し
排除される。
【0053】続いて、部品Cは整送部70へ移送され
る。頭部受け板66が欠落され、平面状ガイド板67の
下流部67aが下方へ曲げられると共にゴム磁石38C
が欠落され、更には、長いリードLaを支持する垂直ガ
イド板77の上端面が低くされて、リードLa、Lbの
レベルを低く、頭部Hのレベルを高くされた後、図12
を参照して、頭部トラック64はリードトラック74と
されるので、部品Cは頭部Hの支持を失い、リードLa
の根元部とリードLbの根元部とをリードトラック74
に支持されて回転が停止され、長いリードLaの先端部
を垂直ガイド板77に支持されて移送される。そして、
抑え板35の下端面が下降され、リードLaとリードL
bの間隔の外側寸法2mmより狭い1.5mmとしたリ
ードトラック74の尖端との隙間S4 を前側の長いリー
ドLaと後側の短いリードLbの前後が反転されないよ
うにされて移送される。
【0054】また、この部分においても、リードLa、
Lbが曲がっておりゴム磁石38Aの吸引力が及ばない
部品Cがある場合、その部品Cは重量のある頭部Hを下
にして受け板78に接触させ滑落してポケット36へ排
除される。ポケット36へ落下した部品Cは上流側から
移送されてくるものを含めて、ボウル21の周壁23に
開口されている通路29を経てボウル21の底面22へ
戻される。
【0055】以上に説明したように、部品Cの長いリー
ドLaを前側とさせる機構、およびリードLa、Lbの
曲がっている部品Cを排除する機構は、長いリードLa
の先端と、ゴム磁石38A、ないしはゴム磁石38Bま
たはゴム磁石38Cと組み合わされたゴム磁石38Aと
の間の距離に支配される吸引力の大きさに基づいている
が、上述したように、これらゴム磁石38A、38B、
38Cはボウル21の周壁23の外周面に沿って円弧状
に取り付けられたポケット36の外周壁37に固定され
ている。 ボウル21が受ける捩り振動は円周方向に作
用するので、ボウル21の外周に沿って取り付けられて
いるポケット36は変形に対して強度を有し、ポケット
36の外周壁37に固定されているゴム磁石38A、3
8B、38Cもボウル21に対する相対的な位置が安定
に保持される。
【0056】一方、部品Cの移送路となる一体的なリー
ドトラック54、頭部トラック64、リードトラック7
4は、図4に示したように、ボウル21の外周側に円弧
状に形成されており、ボウル21の周壁23の外周面の
2か所に溶接された支持プレート63によって固定され
ているので、ボウル21の円周方向に作用する捩り振動
によっても変形を受けにくく、ボウル21との相対的な
位置は安定に保持される。従って、移送される部品Cの
リードLa、Lbの先端とゴム磁石38A、38B、3
8Cとの間の距離も安定に維持され、部品整送装置1は
長期間使用された後も部品Cの長いリードLaを前側と
して移送する整送精度が低下することはない。
【0057】次いで、リードLa、Lbを外周側へ若干
下向きにして懸吊されリードトラック74を移送されて
くる部品Cはポケット36の端面板37Eを超えて外部
へ導かれるが、、図14を参照して、前側の長いリード
Laと後側の短いリードLbをガイド81W付き吊り板
81および吊り板82によって両側方から挟まれ、かつ
ゴム磁石38Bが復活されてリードLa、Lbが吸引さ
れると共に、リードトラック74の外周側の斜面74a
が漸次垂直化されるに伴って、部品Cは直立化される。
また、リードLa、Lbの曲がり具合によっては落下せ
ずに水平状態となっている部品Cが存在する場合、これ
らは頭部Hが丸棒79に接触してポケット36へ導か
れ、リードLa、Lbの曲がっている部品Cが最終的に
排除される。
【0058】更に、図15を参照して、部品Cの前側の
長いリードLaと後側の短いリードLbが頭部Hの底面
を支持する吊り板81と吊り板82との間の1.5mm
の隙間S5 に挟まれて前後の反転を防止され、頭部Hの
側面を吊り板81のガイド81Wと吊り板82のガイド
82Wとにゆるく挟まれることにより頭部Hの横揺れを
抑制されて下流端から排出される。
【0059】捩り振動パーツフィーダ2から排出される
部品Cは、その下流端に接続され、図15に示したボウ
ル21の下流端部の断面に類似の断面を有する直線振動
パーツフィーダ3のトラフ84へ移行され、図2、図3
に示すトラフ84において、ガイド81W’付き吊り板
とガイド82W’付き吊り板とによって頭部Hの底面を
支持され側面をゆるく挟持されて、一列で一個ずつ安定
に移送され、排出端から次工程へ供給される。また、次
工程との需給バランスが乱れてトラフ84が移送詰まり
を生じ、部品Cがトラフ84の途中で停滞する場合に
は、トラフ84の途中に設置されているオーバーフロー
センサ87の発光素子87aから受光素子87bにいた
る光が遮断されるのでオーバーフローが検知され、その
信号の入力される図示しないコントローラによって捩り
振動パーツフィーダ2が停止される。オーバーフローが
解消されるとオーバーフローセンサ87によって検知さ
れるので捩り振動パーツフィーダ2は再起動される。
【0060】以上、本発明の実施形態について説明した
が、勿論、本発明はこれに限られることなく、本発明の
技術的精神に基づいて種々の変形が可能である。
【0061】例えば本実施の形態においては、部品Cの
リードLa、Lbを吸引させるゴム磁石38A等をポケ
ット36の外周壁37に直接に取り付けたが、これ以外
の取り付け方法を採用し得る。例えば、ポケット36の
底面、外周壁、その他に固定した取付部材に取り付けて
もよい。
【0062】また本実施の形態においては、一体的なリ
ードトラック54、頭部トラック64、リードトラック
74をボウル21の外周面に溶接した支持プレート63
に取り付けたが、これ以外の箇所、例えばポケット36
の底面に固定した支持部材に取り付けてもよい。
【0063】また本実施の形態においては、部品Cを平
面トラック24から懸吊トラック44へ移行させて効率
よく懸吊化させるために、広幅で移送方向に長い導出ト
ラック34を採用し、更に懸吊化を介助させるべく空気
噴出ノズル41を取り付けたが、懸吊化率若干の低下が
許容されるのであれば、空気噴出ノズル41を省略して
もよい。
【0064】また本実施の形態においては、ポケット内
に設置するリードトラック54、リードトラック74の
断面形状を外周側へ向かって下向き傾斜の斜面によって
尖端を形成させた楔形としたが、リードLa、Lbが曲
がっておりゴム磁石38A等による吸引が及ばない部品
Cが重量のある頭部Hを下にして落下するのであれば、
その形状は問わない。例えば、断面形状が内周側へ向か
って下向き傾斜の斜面によって尖端を形成させた楔形の
トラックとしてもよく、断面形状が山形のトラックとし
てもよい。
【0065】また本実施の形態においては、ポケット3
6へ落下した部品Cをボウル21内へ戻すために、ボウ
ル21の周壁23に通路29を開口させたが、通路29
を設けずに、リードLa、Lbの曲がった部品Cをポケ
ット36内に留めるようにしてもよく、また必要に応じ
て開閉可能な扉を通路29に付加してもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明は以上に述べたような形態で実施
され、次に述べるような効果を奏する。
【0067】請求項1および請求項2による部品整送装
置によれば、円弧状のポケットはほゞ同心的に取り付け
られているのでボウルの円周方向に作用する捩り振動を
受けても、部品の脚部の先端とこれを吸引する磁石との
相対位置が変化せず、長い脚を前側として部品を整送す
る整送精度が長期間にわたって高く維持される。またボ
ウルの径方向に取りつけた部材に磁石が取りつけられて
いないのでねじり振動による曲げ応力を受けず、上述の
相対位置を長期にわたって維持できる。
【0068】請求項3による部品整送装置によれば、頭
部または脚部を先頭にして移送されてくる部品の懸吊化
が円滑に進行する。
【0069】請求項4による部品整送装置によれば、誤
って排除された部品を再度前後矯正部へ再度移送するこ
とが可能であり、また通路を閉塞することにより曲がっ
た脚部を有する部品をポケット内にプールしておくこと
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における整送対象である電解コンデ
ンサが一列になって排出されている場合を示す斜視図で
ある。
【図2】実施の形態による部品整送装置の側面図であ
る。
【図3】同装置の平面図である。
【図4】導出トラックの近傍を示す拡大平面図である。
【図5】図3における[5]−[5]線方向の断面図で
ある。
【図6】導出トラックの近傍を示す斜視図である。
【図7】前後矯正部の近傍を示す部分破断拡大平面図で
ある。
【図8】図7における[8]−[8]線方向の断面図で
ある。
【図9】前後矯正部の近傍を示す斜視図である。
【図10】前後矯正部における作用を示す斜視図であ
る。
【図11】図3における[11]−[11]線方向の断
面図である。
【図12】図3における[12]−[12]線方向の断
面図である。
【図13】直立化部の近傍を示す拡大平面図である。
【図14】図3における[14]−[14]線方向の断
面図である。
【図15】図3における[15]−[15]線方向の断
面図である。
【図16】従来例の部品整送装置の平面図である。
【図17】図16における[17]−[17]線方向の
断面図である。
【図18】図16における[18]−[18]線方向の
断面図である。
【図19】図16における[19]−[19]線方向の
断面図である。
【図20】図16における[20]−[20]線方向の
断面図である。
【図21】図16における[21]−[21]線方向の
断面図である。
【図22】図20、図21で示す部分を外周側から見た
展開図である。
【図23】図16における[23]−[23]線方向の
断面図である。
【符号の説明】
1 部品整送装置 2 捩り振動パーツフィーダ 3 直線振動パーツフィーダ 11 駆動部 21 ボウル 24 平板トラック 34 導出トラック 35 抑え板 36 ポケット 38A ゴム磁石 38B ゴム磁石 38C ゴム磁石 38D ゴム磁石 44 懸吊トラック 54 リードトラック 60 前後矯正部 64 頭部トラック 65 頭部受け面 66 頭部受け板 67 平面状ガイド板 70 整送部 77 垂直ガイド板 81 吊り板 82 吊り板 84 トラフ 90 駆動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状の頭部と、その底面の中央部から
    一方向へ延びる磁性体の長い脚および短い脚の脚部とか
    らなる部品について、その長い脚を前側に整えて移送す
    るための振動パーツフィーダからなる部品整送装置にお
    いて、横臥した姿勢で部品の頭部を懸吊して移送するた
    め頭部支持トラックおよび頭部係止部材がボウルの外周
    面に沿ってほゞ同心的にかつ一体的に取り付けられた円
    弧状のポケット内に設置され、かつ隔離した位置から部
    品の脚部の先端を吸引するための磁石が前記ポケットの
    外周側に取り付けられており、移送される部品の脚部と
    前記磁石との相対位置が前記ボウルの円周方向に作用す
    る捩り振動に対して安定に維持されることを特徴する部
    品整送装置。
  2. 【請求項2】 前記頭部支持トラックおよび前記頭部係
    止部材が取り付け部材を介して前記ボウルの外周面に固
    定されている請求項1に記載の部品整送装置。
  3. 【請求項3】 前記ボウルの周壁内面に沿いスパイラル
    状に上昇させて部品を移送する平板トラックの下流端に
    接続される広幅で移送方向に長い導出トラックを介して
    前記頭部支持トラックが接続されており、頭部または脚
    部を先頭にし横臥して移送されてくる部品が、好ましく
    は噴出空気に介助されて、前記頭部支持トラックにおい
    て円滑に懸吊化される請求項1または請求項2に記載の
    部品整送装置。
  4. 【請求項4】 前記ポケットの下流部に対応する前記ボ
    ウルの外周面に、前記ポケットへ排除された部品を前記
    ボウル内へ戻すための通路が好ましくは開閉可能に設け
    られている請求項1から請求項3までの何れかに記載の
    部品整送装置。
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US7865420B1 (en) 2001-01-22 2011-01-04 Voyager Technologies, Inc. Real time electronic commerce telecommunication system and method
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