JPH08265564A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH08265564A
JPH08265564A JP7091574A JP9157495A JPH08265564A JP H08265564 A JPH08265564 A JP H08265564A JP 7091574 A JP7091574 A JP 7091574A JP 9157495 A JP9157495 A JP 9157495A JP H08265564 A JPH08265564 A JP H08265564A
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JP7091574A
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Yoshinobu Takeyama
佳伸 竹山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿画像が多値画像であるか2値画像である
かを精度良く判別し、適確な画像入力を行なうことの可
能な画像入力装置を提供する。 【構成】 原稿画像判別手段17は、CCDセンサから
の出力信号(画素濃度レベル)Soutと黒基準との大小を
比較する第1の比較器21と、CCDセンサからの出力
信号Soutと白基準との大小を比較する第2の比較器2
2と、第1の比較器21の比較結果と第2の比較器22
の比較結果との排他的論理和をとる排他的論理和回路2
3と、排他的論理和回路23からの出力を所定のクロッ
クCLKによりラッチするラッチ回路24と、ラッチ回
路24からの出力に基づき、原稿画像が2値か多値かを
判別し、これを判別結果として出力する検出器25とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,電子ファイル
等の画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平5−122436等
に示されているような画像入力装置が知られている。こ
の画像入力装置では、必要な画像データが2値データの
ようにセンサ出力信号の精度よりも速度を優先して読み
取りができる場合には、通常読み取り時に高速な基本ク
ロックを用いて読み取りを高速に行ない、必要な画像デ
ータが多値データのようにセンサ出力信号の精度が重視
される場合には、基本クロックよりも低い周波数の基本
クロックを用いて読み取りを行ない、全体として読み取
りの高速化を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像入力
装置において、適確なクロックの切換選択を行なうに
は、画像データが2値データであるか多値データである
かを精度良く判別できることが不可欠となるが、従来で
は、画像データが2値データであるか多値データである
かを精度良く判別する技術が確立されておらず、従っ
て、適確なクロックの切換選択,すなわち適確な画像入
力を行なうことができないという問題があった。
【0004】本発明は、原稿画像が多値画像であるか2
値画像であるかを精度良く判別し、適確な画像入力を行
なうことの可能な画像入力装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1,請求項2記載の発明は、原稿
画像を撮像して読み取る撮像手段と、原稿画像が2値画
像であるか多値画像であるかを判別する原稿画像判別手
段と、前記原稿画像判別手段における原稿画像の判別結
果が2値画像であるか多値画像であるかに応じて、前記
撮像手段の駆動用クロックを高速のクロックまたは低速
のクロックに切換えるクロック切換手段とを有し、前記
原稿画像判別手段は、前記撮像手段からの画素濃度レベ
ルを、予め設定されている黒基準,白基準とそれぞれ比
較し、画素濃度レベルが黒基準と白基準との間の中間調
レベルにあるか否かに基づいて、原稿画像が多値画像で
あるか2値画像であるかを検出するようになっている。
これにより、原稿画像が多値画像であるか2値画像であ
るかを精度良く判別し、適確なクロック切換選択を行な
い、適確な画像入力を行なうことができる。特に、原稿
画像判別手段を簡単な構成のものとすることができ、原
稿画像の多値,2値の判別をリアルタイムにかつ容易に
行なうことができる。
【0006】また、請求項3記載の発明では、前記黒基
準,白基準として、黒基準読取画像における各画素の画
素濃度レベルの平均値,白基準読取画像における各画素
の画素濃度レベルの平均値をそれぞれ用いる。これによ
り、多値,2値の判別をより安定に行なうことができ
る。
【0007】また、請求項4記載の発明では、前記原稿
画像判別手段は、前記撮像手段からの画素濃度レベルが
黒基準と白基準の間の中間調レベルにある画素の個数ま
たは中間調レベルにない画素の個数を計数し、該計数値
が所定の閾値よりも大きくなるとき多値画像または2値
画像と判別し、所定の閾値よりも大きくないとき2値画
像または多値画像と判別する。これにより、原稿画像が
2値画像であるか多値画像であるかを信頼性良く判別す
ることができる。
【0008】また、請求項5記載の発明では、前記原稿
画像判別手段は、前記撮像手段からの画素濃度レベルが
中間調レベルにある画素または中間調レベルにない画素
の連続した個数を計数し、該計数値が所定の閾値よりも
大きくなるとき多値画像または2値画像と判別し、所定
の閾値よりも大きくないとき2値画像または多値画像と
判別する。これにより、原稿画像が2値画像であるか多
値画像であるかを信頼性良く判別することができる。
【0009】また、請求項6,請求項7記載の発明は、
外部入力で容易に原稿画像の種別を指定でき、プレスキ
ャンを行なわずに、ファインスキャンを直接行なうこと
ができて、この場合にも、適確な画像入力を行なうこと
ができる。
【0010】また、請求項8記載の発明は、A/D変換
手段と、2値化手段と、ビット分配手段とが設けられて
おり、原稿画像が前記原稿画像判別手段により多値画像
と判別された場合、または、前記画像データ指示手段に
より多値画像と指示された場合には、前記撮像手段から
の出力信号を前記A/D変換手段によりデジタル化し、
また、原稿画像が前記原稿画像判別手段により2値画像
と判別された場合、または、前記画像データ指示手段に
より2値画像と指示された場合には、前記撮像手段から
の出力信号を前記2値化手段によって2値化し、該2値
化データを前記ビット分配手段により多ビット化するよ
うになっており、図14の構成例では、2値画像データ
については2値化手段,分配手段で高速にデジタル変換
処理がなされ、A/D変換手段は、2値画像データに比
べて差程高速性の要求されない多値画像データに対する
デジタル変換処理にのみ用いられる。これにより、A/
D変換手段には、高価な高速A/D変換器を用いる必要
がなく、画像入力装置を低コストのものにすることがで
きる。すなわち、A/D変換手段に高速のものを用いず
とも、2値画像データを高速にデジタル変換処理するこ
とができ、2値画像,多値画像の両方について最適な画
像入力を行なうことができる。
【0011】また、請求項9記載の発明は、A/D変換
手段と、画素に同期したクロックをn分周する分周手段
と、2値化手段と、分周手段からの分周信号に同期させ
て、前記2値化手段からのデジタル出力をn画素単位に
まとめて出力する直並列変換手段と、記憶装置と、記憶
装置のアドレスを生成するアドレス生成手段とが設けら
れており、原稿画像が前記原稿画像判別手段により多値
画像と判別された場合、または、前記画像データ指示手
段により多値画像と指示された場合には、前記撮像手段
からの出力信号をA/D変換手段によりデジタル化して
記憶装置に与え、また、アドレス生成手段には、画素に
同期したクロックが加わり、アドレス生成手段は、1画
素に同期させて前記記憶装置のアドレスを生成し、これ
により、前記記憶装置の1つのアドレスにA/D変換手
段からの1画素分のデジタルデータを記憶させ、また、
原稿画像が原稿画像判別手段により2値画像と判別され
た場合、または、画像データ指示手段により2値画像と
指示された場合には、前記撮像手段からの出力信号を前
記2値化手段によってデジタル化し、該2値化手段から
の出力を直並列変換手段によりn画素単位に記憶装置に
与え、また、アドレス生成手段には、画素に同期したク
ロックを分周手段でn分周した分周クロックが加わり、
アドレス生成手段は、n画素単位に前記記憶装置のアド
レスを生成し、これにより、前記記憶装置の1つのアド
レスに直並列変換手段からのn画素分のデジタルデータ
を記憶させるようになっており、2値画像データについ
ては2値化手段,直並列変換手段で高速にデジタル変換
処理がなされ、A/D変換手段は、2値画像データに比
べて差程高速性の要求されない多値画像データに対する
デジタル変換処理にのみ用いられる。これにより、A/
D変換手段には、高価な高速A/D変換器を用いる必要
がなく、画像入力装置を低コストのものにすることがで
きる。すなわち、請求項8記載の発明と同様に、A/D
変換手段に高速のものを用いずとも、2値画像データを
高速にデジタル変換処理することができ、2値画像,多
値画像の両方について最適な画像入力を行なうことがで
きる。さらに、請求項9記載の発明では、原稿画像が2
値画像の場合、センサ出力を2値化回路によりデジタル
化し、1つのメモリアドレスに対しnビットのメモリセ
ルを有する記憶装置にn画素のデータを格納すること
で、大容量の記憶装置を必要とすることなく、読み取り
領域の大きい(読み取り画素数の多い)、安定した画像を
得ることができる。
【0012】また、請求項10記載の発明では、前記2
値化手段は、ファインスキャン開始時に読み取った黒基
準読取画像の画素濃度レベルの平均値と白基準読取画像
の画素濃度レベルの平均値とに基づいて前記撮像手段か
らの出力信号をデジタル化する。これにより、センサの
駆動用クロックを高速クロックCLK2に切り換えた場
合でも、また光源変動等が生じた場合でも、常に適切な
2値化が行なわれ安定した画像を得ることができる。
【0013】また、請求項11記載の発明では、原稿画
像が多値画像の場合、積算平均化手段による積算処理を
実行し、原稿画像が2値画像の場合、積算平均化手段に
よる積算処理を行なわないようにすることで、多値画像
ではより良好な読み取り品質が得られ、2値画像では読
み取り時間を短縮することができる。
【0014】また、請求項12記載の発明では、原稿画
像の種別に応じ最適な光量で原稿画像の読取りがなされ
る。これにより、良好な原稿画像を得ることができると
ともに、原稿画像が2値画像の場合、光源の光量を多値
画像の場合よりも低下させるようにすることで、装置の
発熱を防ぐとともに電力の省力化が可能となる。
【0015】また、請求項13記載の発明では、原稿画
像が2値画像の場合、センサ駆動クロックを高速クロッ
クに切り換え、かつ光源の光量を多値画像の時よりも低
下させるようにすることで、原稿画像データに応じ読み
取り時間の短縮が可能で、かつ原稿画像の種別に応じ最
適な光量で原稿画像の読取りがなされる。これにより、
良好な原稿画像を得ることができるとともに、装置の発
熱を防ぐとともに電力の省力化が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る画像入力装置の一実施例の構
成図である。図1を参照すると、この画像入力装置は、
原稿台(コンタクトガラス)2上の原稿1に光を照射する
光源4と、光源4を駆動する光源駆動手段(光源駆動回
路)14と、原稿台2を矢印xの方向に移動させるモー
タ5と、モータ5を駆動制御するモータ駆動制御部15
と、原稿1からの反射光がミラー3,結像レンズ6を介
し入射し、原稿1の画像を撮像するCCDセンサ7と、
CCDセンサ7からの出力信号をサンプルホールドする
サンプルホールド手段(サンプルホールド回路)8と、サ
ンプルホールド回路8からの出力信号(画素濃度レベル)
outをデジタル信号に変換するA/D変換手段(A/D
変換回路)9と、A/D変換回路9からの信号に対して
暗出力の補正を行なう暗出力補正回路10と、シェーデ
ィング補正を行なうシェーディング補正回路11と、線
密度変換を行なう線密度変換回路12と、出力装置ある
いは記憶装置とのインタフェースとして機能するインタ
フェース回路13と、サンプルホールド回路8からの出
力信号Soutに基づいて原稿画像データが2値であるか
多値であるかを判別する原稿画像判別手段17と、原稿
画像の判別結果に基づいて、CCDセンサ7の駆動用ク
ロックの切換えを行なうクロック切換手段18と、クロ
ック切換手段18からのクロックに基づいてCCDセン
サ7を駆動する撮像駆動手段(CCD駆動回路)16とを
備えている。
【0017】図2は原稿画像判別手段17の構成例を示
す図である。図2の例では、原稿画像判別手段17は、
CCDセンサ7(サンプルホールド回路8)からの出力信
号(画素濃度レベル)Soutと黒基準との大小を比較する
第1の比較器21と、CCDセンサ7(サンプルホール
ド回路8)からの出力信号Soutと白基準との大小を比較
する第2の比較器22と、第1の比較器21の比較結果
と第2の比較器22の比較結果との排他的論理和をとる
排他的論理和回路23と、排他的論理和回路23からの
出力を所定のクロックCLKによりラッチするラッチ回
路24と、ラッチ回路24からの出力に基づき、原稿画
像が2値か多値かを判別し、これを判別結果として出力
する検出器25とを有している。
【0018】なお、ラッチ回路24に加わる上記クロッ
クCLKは、サンプルホールド回路8のホールドパルス
(図示しない)よりも位相の遅れた画素に同期したものと
なっており、ラッチ回路24は、このクロックCLKで
比較結果をラッチするようになっている。また、検出器
25は、例えば、1回のプレスキャンにおいて、ラッチ
回路24からの出力信号が少なくとも1回、“H”とな
るときに原稿画像が多値画像であると検出し、また、ラ
ッチ回路24からの出力信号が全て“L”であるとき、
原稿画像が2値画像であると検出するようになってお
り、検出器25は、プレスキャン毎にクリアされる。
【0019】また、白基準は、例えばプレスキャン開始
時に白色基準板を読み取ったときにセンサから出力され
る白色基準読取画像の画素濃度レベルの最小値(最低値)
として、予め設定されている。また、黒基準は、例えば
プレスキャン開始時に黒色基準板を読み取ったときにセ
ンサから出力される黒色基準読取画像の画素濃度レベル
の最大値(ピーク値)として、予め設定されている。
【0020】また、クロック切換手段18は、CCDセ
ンサ7の駆動用クロックとして、高速クロックCL
1,低速クロックCLK2のいずれかに、クロックを切
換えるようになっている。すなわち、原稿1が多値画像
であるときには、低速クロックCLK1に切換え、原稿
1が2値画像であるときには、高速クロックCLK2
切換えて原稿画像を高速に読取らせるようになってい
る。但し、高速クロックCLK2としては、センサ7が
読み出し可能なものが用いられる。また、原稿画像判別
手段17のラッチ回路24に加わるクロックCLKは、
クロック切換手段18によって例えば低速クロックCL
1が選択されて原稿画像が読み取られているときに
は、この低速クロックCLK1が用いられる。
【0021】このような構成の画像入力装置では、コン
タクトガラス2上にセットされた原稿1に光源4からの
光を照射し、その反射光をミラー3、結像レンズ6を介
してCCDセンサ7に導き、CCDセンサ7上に原稿1
の像を結像させる。なお、この際、副走査は、原稿1す
なわちコンタクトガラス2をモータ5により矢印xの方
向に移動させることにより行なわれる。
【0022】CCDセンサ7からの出力信号は、サンプ
ルホールド回路8によってセンサの転送クロック成分が
取り除かれて、Soutとして、A/D変換回路9に加わ
り、A/D変換回路9においてデジタル信号に変換され
る。しかる後、A/D変換回路9からのデジタル信号
は、暗出力補正回路10において、例えば、予め記憶さ
せておいた補正メモリのデータを画素ごとに読み出し演
算することでCCDセンサ7の画素ごとの暗出力の補正
が行なわれ、また、シェーデイング補正回路11におい
て、暗出力の補正と同様に、予め記憶されているデータ
を補正メモリから読み出し画素毎に演算することで照明
系,結像系による明るさのバラツキやCCDセンサ7の
感度バラツキ等の補正が行なわれる。しかる後、線密度
変換回路12により必要に応じて主走査方向の密度変換
が行なわれ、インタフェース回路13を介して出力装置
あるいは記憶装置へ送られる。
【0023】ここで、光源4およびCCDセンサ7は、
多値画像においても十分なセンサ出力が得られるような
光蓄積時間に設定駆動されている。
【0024】図3(a)はCCDセンサ7の1ライン出
力の一例を示す図である。なお、図3(a)のライン出
力において、DS(E)は感光部が無く転送部のみの画素
の出力であり、DS(S)は感光部が光シールドされた画
素の出力であり、このDS(S)に続いて、原稿読み取り
データの出力がある。
【0025】図3(a)に示すようなセンサ出力をサン
プルホールド回路8に与えると、サンプルホールド回路
8では、図3(a)に示すセンサ出力から転送クロック
成分を取り除き、図3(b)に示すようなアナログ信号
にする。
【0026】このサンプルホールド回路8からの図3
(b)に示すような出力信号のうち、例えばDS(E)の
値を図示しない別のサンプルホールド回路によりサンプ
ルホールドしてA/D変換回路9の上限のリファレンス
電圧VrefTとし、また、白色基準板を読み込んだ時の出
力のピーク値を図示しないピークホールド回路で検出保
持してA/D変換回路9の下限のリファレンス電圧V
refBとすることで、A/D変換回路9のダイナミックレ
ンジが決定される。
【0027】このようにして、原稿1の実際の読み取り
(ファインスキャン)が行なわれるが、このファインスキ
ャンに先立ってプレスキャンを行ない、原稿1が2値画
像であるか、多値画像であるかを判別し、その判別結果
に応じてCCDセンサ7の駆動条件等を予め設定してお
く必要がある。
【0028】このため、図1の画像入力装置では、ファ
インスキャンに先立ってプレスキャンを行ない、プレス
キャン時に読取った原稿1の画像に基づき、原稿画像判
別手段17において原稿画像が2値画像であるか多値画
像であるかの判別を行なう。
【0029】より詳しくは、原稿画像判別手段17は、
サンプルホールド回路8からの出力信号(より具体的に
は、サンプルホールド回路8からの出力信号を所定の増
幅器(図示せず)で増幅した信号)Sout(なお、以下で
は、便宜上、Soutをセンサ出力と呼ぶ)を、プレスキャ
ン開始時に例えば黒色基準板,白色基準板を読み取るこ
とで求められた黒基準,白基準とそれぞれ大小比較す
る。
【0030】図4には、黒基準よりも大きく、白基準よ
りも小さい画像の中間調領域IMが示されている。プレ
スキャン時に原稿1を読み取ったときのCCDセンサ7
(サンプルホールド回路8)からの出力信号Soutのレベ
ルが、この中間調領域IMにある場合には、第1の比較
器21の比較結果は、ハイレベル“H”となり、また、
第2の比較器22の比較結果は、ロウレベル“L”とな
るので、排他的論理和回路23からの出力は、ハイレベ
ル“H”となる。これにより、ラッチ回路24の出力が
“H”となるので、検出器25は、原稿画像が多値画像
であると検出する。
【0031】これに対し、CCDセンサ7(サンプルホ
ールド回路8)からの出力信号Soutのレベルが、中間調
領域IMにないときには、第1の比較器21,第2の比
較器22の比較結果は、両方ともロウレベル“L”にな
るか、あるいは、両方ともハイレベル“H”になるの
で、排他的論理和回路23からの出力は、ロウレベル
“L”となる。これにより、ラッチ回路24の出力は
“L”であり、検出器25は、原稿画像が2値画像であ
ると検出する。
【0032】具体的に、センサ出力Soutが図5に示す
ようなものであるとき、t1のタイミングで、第1の比
較器21が“H”、第2の比較器22が“L”となり、
排他的論理和回路23からの出力が“H”となって、ラ
ッチ回路24の出力がこのとき“H”となるので、検出
器25は、原稿画像が多値画像であるとの判別結果を出
力する。
【0033】また、センサ出力が図6に示すようなもの
であるときにも、t1,t2,t3のタイミングで、排他
的論理和回路23の出力が“H”となって、ラッチ回路
24の出力が複数回“H”となるので、検出器25は、
原稿画像が多値画像であるとの判別結果を出力する。
【0034】これに対し、CCDセンサ7の出力が図7
に示すようなものであるとき、t0〜t4全てのタイミン
グで、排他的論理和回路23の出力は“L”となって、
ラッチ回路24の出力が“L”のままであるので、検出
器25は、原稿画像が2値画像であるとの判別結果を出
力する。
【0035】原稿画像判別手段17は、原稿画像が多値
画像であると判別すると、クロック切換手段18に多値
画像である旨の信号を出力する。この信号により、クロ
ック切換手段18は、CCDセンサ7の駆動用クロック
として、低速のクロックCLK1に切換えて、CCDセ
ンサ7に原稿1のファインスキャンを行なわせる。
【0036】これに対し、原稿画像判別手段17は、原
稿画像が2値画像であると判別すると、クロック切換手
段18に2値画像である旨の信号を出力する。この信号
により、クロック切換手段18は、CCDセンサ7の駆
動用クロックとして、高速のクロックCLK2に切り換
え、CCDセンサ7に原稿1のファインスキャンを行な
わせる。
【0037】図8(a),(b)には、それぞれ、低速のク
ロックCLK1,高速のクロックCLK2が示されてい
る。なお、図8(a),(b)において、TL,THは、1ラ
インの走査時間すなわち光蓄積時間であり、図8(a)の
ように低速のクロックCLK1に切換えられるときに
は、十分な大きさのセンサ出力が得られるよう、光蓄積
時間TLを(低速のクロックCLK1の周期×読み出し画
素数+α)としているが、図8(b)のように高速のクロ
ックCLK2に切換えるときには、光蓄積時間THを(高
速のクロックCLK2の周期×読み出し画素数)程度にし
ている。
【0038】このように、この実施例では、原稿画像判
別手段17は、プレスキャン時において、センサ出力S
outを、リファレンスとしての黒基準,白基準とそれぞ
れ大小比較することで、原稿画像が2値であるか多値で
あるかを判別するようにしており、従って、原稿画像が
2値であるか多値であるかの判別を正確に行なうことが
でき、原稿画像に応じたクロックの切換えを正確に行な
うことができて、ファインスキャン時に原稿画像に対し
て、これが2値であるか多値であるかに応じ適切な処理
を行なうことが可能となる。
【0039】なお、上述の実施例では、原稿画像判別手
段17が図2に示すような構成例のものであるとして説
明したが、図2の構成例に対し、種々の変形,改良を加
えることも可能である。
【0040】図9は原稿画像判別手段17の他の構成例
を示す図である。図9の構成例では、図2の構成例にお
いて、検出器25のかわりに、カウンタ27が設けられ
たものとなっており、カウンタ27は、ラッチ回路24
の出力が“H”となる回数を計数(カウント)し、このカ
ウント値に基づいて、原稿画像が2値であるか多値であ
るかを判別するようになっている。
【0041】すなわち、CCDセンサ7(サンプルホー
ルド回路8)からは、原稿画像の各画素ごとに出力信号
outが出力されて、原稿画像判別手段17に加わり、
排他的論理和回路23からは、各画素ごとの判別結果、
すなわち、画素のレベルが図4の中間調領域IMのもの
か(多値レベルのものか)、中間調領域IMのものでない
か(2値レベルのものか)の判別結果が出力されてラッチ
回路24に加わり、ラッチ回路24は、画素のレベルが
多値レベルのときには、“H”を出力し、2値レベルの
ときには、“L”を出力するので、カウンタ27は、原
稿画像において、多値レベルとなる画素の個数を計数
(カウント)し、この画素数(多値レベルとなる画素の個
数)が予め設定された個数よりも少ない場合には、原稿
画像が2値画像であると判別し、また、上記画素数が予
め設定された個数よりも大きいときには、原稿画像が多
値画像であると判別するようになっている。
【0042】このような構成では、各画素ごとの判別結
果に基づいて、原稿画像が2値画像であるか多値画像で
あるかを判別できるので、より信頼性の高い判別が可能
となる。
【0043】また、図10は原稿画像判別手段17のさ
らに他の構成例を示す図である。図10の構成例は、図
2の構成例において、検出器25の前段に積分器29を
設けたものとなっており、積分器29は、ラッチ回路2
4の出力を積算して検出器25に与えるようになってい
る。
【0044】このような構成では、積分器29において
は、多値レベルの画素の連続した個数を積算値として計
数することができ、積分器29の出力,すなわち積算値
が所定の閾値Vt以上となると、検出器25が“H”と
なって、原稿画像が多値画像であると判別することがで
きる。なお、ここで、積分器29の時定数および検出器
25の所定の閾値Vtは、多値レベル画像と判別するの
に必要な連続画素数に応じて予め設定されている。
【0045】図11には、センサ出力Sout1〜t2
間のみ多値レベルであって、多値レベルが1画素しかな
いときの様子が示されている。このときには、ラッチ回
路24の出力はクロック1サイクル分しか“H”となら
ず、積分器29の出力は所定の閾値Vtに達することが
できず、この場合、検出器25は原稿画像が2値画像で
あるとの判別結果を出力する。
【0046】また、図12には、センサ出力Soutがt1
〜t4の間、連続して多値レベルであって、多値レベル
が3画素以上続いたときの様子が示されている。このと
き、ラッチ回路24の出力はクロック3サイクル分
“H”となり、積分器29の出力は所定の閾値Vtに達
し、この場合、検出器25は原稿画像が多値画像である
との判別結果を出力する。
【0047】また、図13には、センサ出力Soutがt0
〜t4全てのタイミングで2値レベルであって、全ての
画素が2値レベルであるときの様子が示されている。こ
のとき、ラッチ回路24の出力は全て“L”となり、積
分器29の出力は所定の閾値Vtに達しないので、検出
器25は原稿画像が2値画像であるとの判別結果を出力
する。
【0048】また、上述の実施例では、黒基準,白基準
として、黒基準読取画像における画素濃度レベルの最大
値,白基準読取画像における画素濃度レベルの最小値を
用いているが、これのかわりに、黒基準読取画像におけ
る画素濃度レベルの平均値,白基準読取画像における画
素濃度レベルの平均値を用いることもできる。より詳し
くは、図2,図9,図10の構成例において、原稿画像
判別手段17にセンサ出力Soutの加算平均値を求める
加算平均化手段を設け、例えばプレスキャン開始時に黒
色基準板を読取ったときの黒基準読取画像における各画
素の画素濃度レベルの平均値を黒基準として用い、ま
た、例えばプレスキャン開始時に白色基準板を読取った
ときの白基準読取画像における各画素の画素濃度レベル
の平均値を白基準として用いることもでき、この場合に
は、より安定に判別を行なうことができる。
【0049】また、図9の構成例では、中間調レベル
(多値レベル)にある画素の個数をカウンタ27で計数す
るようにしているが、中間調レベルにない画素の個数を
カウンタ27で計数し、このカウント値が所定の閾値よ
りも大きいとき2値画像と判別し、所定の閾値よりも大
きくないとき多値画像と判別することもできる。
【0050】同様に、図10の構成例では、積分器29
は、中間調レベル(多値レベル)の画素の連続した個数を
積算するように構成されているが、これのかわりに、中
間調レベルにない画素の連続した個数を積算するよう構
成されていても良い。この場合には、積分器29の出力
が所定の閾値以上となるとき、2値画像と判別し、所定
の閾値以下のときは多値画像と判別することができる。
【0051】また、図14は本発明に係る画像入力装置
の他の実施例の部分構成図である。なお、図14におい
て、図1と同様の箇所には同じ符号を付している。
【0052】図14の画像入力装置では、図1の構成に
おいて、CCDセンサ7(サンプルホールド回路8)から
の出力信号Soutをデジタル化するA/D変換回路9の
前段および後段に、それぞれスイッチ手段31,32が
設けられ、また、A/D変換回路9と並列に、2値化手
段(2値化回路)33および分配手段(分配器)34が設け
られている。
【0053】ここで、スイッチ手段31,32は、原稿
画像判別手段17の判別結果に応じて切換わるようにな
っており、原稿画像判別手段17が原稿画像を2値画像
と判別した場合には、スイッチ手段31は、センサ出力
outを2値化回路33,分配器34に与え、センサ出
力Soutを2値化回路33でデジタル化し、その後、分
配器(例えばnビットの分配器)34で多ビット化(例え
ばnビット化)してスイッチ手段32から線密度変換回
路12に与え、また、原稿画像判別手段17が原稿画像
を多値画像と判別した場合には、スイッチ手段31は、
CCDセンサ7からの出力信号をA/D変換回路9に与
え、A/D変換回路9でデジタル化してスイッチ手段3
2から暗出力補正回路10に与えるようになっている。
【0054】図14のような構成では、原稿画像が多値
の場合には、原稿画像判別手段17からの信号により、
スイッチ手段31はセンサ出力SoutをA/D変換回路
9に与え、A/D変換回路9はセンサ出力Soutを例え
ばnビットにデジタル化し、スイッチ手段32はA/D
変換回路9からのnビットのデジタル信号を暗出力補正
回路10に出力することができる。
【0055】また、原稿画像が2値の場合には、スイッ
チ手段31はセンサ出力Soutを2値化回路33,分配
器34に与え、2値化回路33は、センサ出力Sout
1ビットにデジタル化し(すなわち、2値化し)、分配器
34は2値化回路33からのデジタル化された信号(1
ビットの信号)を、A/D変換回路9におけるのと同じ
nビットの信号に変換し(nビット化し)、スイッチ手段
32は、分配器34からのnビット化されたデジタル信
号を線密度変換回路12に出力することができる。な
お、原稿画像が2値画像の場合には、このように、暗出
力補正およびシェーディング補正を行なわず、nビット
のデジタル信号を線密度変換回路12に直接出力するこ
とができる。
【0056】このように、図14の構成例では、2値画
像データについては2値化回路33,分配器34で高速
にデジタル変換処理がなされ、A/D変換回路9は、2
値画像データに比べて差程高速性の要求されない多値画
像データに対するデジタル変換処理にのみ用いられるの
で、A/D変換回路9には、高価な高速A/D変換器を
用いる必要がなく、画像入力装置を低コストのものにす
ることができる。すなわち、A/D変換回路9に高速の
ものを用いずとも、2値画像データを高速にデジタル変
換処理することができ、2値画像,多値画像の両方につ
いて最適な画像入力を行なうことができる。
【0057】また、図15は図14の画像入力装置の変
形例を示す図である。なお、図15では、デジタル化さ
れたデータを暗出力補正回路10,シェーディング補正
回路11,線密度変換回路12,インターフェイス13
に与えるかわりに、外部記憶装置36に書き込むものと
している。
【0058】図15を参照すると、この画像入力装置で
は、図14の画像入力装置において、2値化回路33と
スイッチ手段32との間に、分配器34を設けるかわり
に、直並列変換手段(直並列変換器)38が設けられ、ま
た、直並列変換器38と外部記憶装置36との間には、
分周手段(分周器)39,スイッチ手段40,アドレス生
成手段(アドレスカウンタ)41が設けられている。
【0059】ここで、直並列変換器38,分周器39,
スイッチ手段40には、図2に示した画素データ(ホー
ルドパルス)に同期したクロックCLKが加わり、分周
器39はクロックCLKをn分周し、同期信号Sn,分
周クロックCLKnを生成して、直並列変換器38,ス
イッチ手段40にそれぞれ出力し、直並列変換器38
は、クロックCLKに同期して順次に入力する画素デー
タ(1ビット)を分周信号Snに同期させてn画素単位(n
ビット)でスイッチ手段32を介し外部記憶装置36に
出力するようになっている。なお、このため、外部記憶
装置36には、1つのメモリアドレスに対し、nビット
のメモリセルを有しているもの(すなわち、nビットの
データを記憶できるもの)が用いられる。
【0060】また、各スイッチ手段31,32,40
は、原稿画像が多値画像か2値画像かの原稿画像判別手
段17からの判別結果により信号を切り換えるようにな
っており、原稿画像が多値の場合、スイッチ手段31
は、センサ出力SoutをA/D変換回路9に与え、ま
た、スイッチ手段32はA/D変換回路9からの1画素
単位(1ビット)のデジタルデータを外部記憶装置36に
出力し、また、スイッチ手段40はクロックCLKをア
ドレスカウンタ41のクロックとして出力するようにな
っており、これにより、外部記憶装置36には、データ
が1画素分ずつ記憶される。
【0061】これに対し、原稿画像が2値の場合は、ス
イッチ手段31は、センサ出力Soutを2値化回路3
3,直並列変換器38に与え、スイッチ手段32は、直
並列変換器38からのn画素単位(nビット)のデジタル
データを外部記憶装置36に出力し、また、スイッチ手
段40は、分周器39によりクロックCLKをn分周し
た分周クロックCLKnをアドレスカウンタ41のクロ
ックとして出力するようになっており、これにより、外
部記憶装置36には、n画素分のデータが一度に記憶さ
れる。
【0062】図16は原稿画像が2値の場合の図15の
画像入力装置の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。なお、図16では、分周器39の分周比nが4で
ある場合が示されている。
【0063】図15の画像入力装置では、原稿画像が2
値であるとき、センサ出力Soutは2値化回路33でデ
ジタル化され直並列変換器38に加わる。このとき、直
並列変換器38では、2値化回路33からのデジタルデ
ータ(画素データ)をクロックCLKにより順次に取り込
む。一方、分周器39は、クロックCLKをn(=4)分
周したクロックCLKn(CLK4)と、4分周毎の同期
信号Sn(S4)を生成し、直並列変換器38には同期信
号Sn(S4)を与える。これにより、直並列変換器38
は、分周器39によって生成された信号Sn(S4)に同
期させて、4画素単位で外部記憶装置36に出力する。
また、スイッチ手段40は、分周器39によって分周さ
れたクロック信号CLKn(CLK4)をアドレスカウン
タ41のクロックとして出力し、これにより、アドレス
カウンタ41は分周クロックCLKn(CLK4)で外部
記憶装置36のメモリアドレスを設定する。
【0064】このようにして、直並列変換器38におい
て、クロックCLKで順次に取り込まれた画素データ
は、同期信号Sn(S4)のタイミングP0においてD0
3が一度に出力され、外部記憶装置36のメモリアド
レスA0に記憶され、次いで、同期信号Sn(S4)のタイ
ミングP1においてD4〜D7が一度に出力され、外部記
憶装置36のメモリアドレスA1に記憶されるというよ
うに、外部記憶装置36に4画素分ずつ一度に記憶さ
れ、高速処理が可能となる。
【0065】このように、図15の構成例においても、
2値画像データについては2値化回路33,直並列変換
器38で高速にデジタル変換処理がなされ、A/D変換
回路9は、2値画像データに比べて差程高速性の要求さ
れない多値画像データに対するデジタル変換処理にのみ
用いられるので、A/D変換回路9には、高価な高速A
/D変換器を用いる必要がなく、画像入力装置を低コス
トのものにすることができる。すなわち、A/D変換回
路9に高速のものを用いずとも、2値画像データを高速
にデジタル変換処理することができ、2値画像,多値画
像の両方について最適な画像入力を行なうことができ
る。さらに、図15の構成例では、原稿画像が2値画像
の場合、センサ出力を2値化回路によりデジタル化し、
1つのメモリアドレスに対しnビットのメモリセルを有
する記憶装置にn画素のデータを格納することで、大容
量の記憶装置を必要とすることなく、読み取り領域の大
きい(読み取り画素数の多い)、安定した画像を得ること
ができる。
【0066】なお、このようにして外部記憶装置36に
書き込んだ画像データを外部記憶装置36から読み出す
場合は、図示しないが、nビットの並直列変換器を設
け、上述したと同様に分周器を用いてメモリアドレスを
設定し、また必要に応じnビットの分配器等で2値デー
タを出力機器(プリンタ、ディスプレイ等)のビット数に
変換すれば良い。
【0067】また、図14,図15に示した2値化回路
33の2値化閾値は、ファインスキャンの開始時に、例
えば黒色基準板および白色基準板を読み取り、それぞれ
の画素濃度レベルの平均値を閾値の下限値および上限値
として設定することができる。このように、2値化回路
のリファレンスをファインスキャン開始時に読み取った
黒基準読取画像の画素濃度レベルの平均値と白基準読取
画像の画素濃度レベルの平均値とから生成することで、
センサの駆動用クロックを高速クロックCLK2に切り
換えた場合でも、また光源変動等が生じた場合でも、常
に適切な2値化が行なわれ安定した画像を得ることがで
きる。
【0068】また、図17は本発明に係る画像入力装置
のさらに他の実施例の構成図である。図17の画像入力
装置では、図1の画像入力装置において、さらに、読み
取ったライン信号を所定のライン数(m回)分副走査方向
に積算平均化し、積算平均化された出力を1ラインの信
号とする積算平均化手段43がA/D変換回路9の後段
に設けられ、また、このような積算平均化処理に伴な
い、所定の走査速度で原稿1が副走査されるようモータ
5を制御するためのライン積算処理制御手段45が設け
られている。
【0069】このような構成の画像入力装置では、プレ
スキャン時に原稿画像判別手段17において原稿画像が
多値であると判別されると、ファインスキャン時には、
積算平均化手段43では、原稿画像が多値であるとの判
別結果に基づいて、A/D変換回路9からの原稿1のラ
インデータを予め設定された所定のライン数(m回)分、
積算平均化して、暗出力補正回路10に出力すると同時
に、ライン積算処理制御手段45では予め設定された走
査速度の1/mの走査速度で原稿1が走査されるようモ
ータ駆動制御部15を制御する。
【0070】また、プレスキャン時に原稿画像判別手段
17において原稿画像が2値であると判別された場合、
ファインスキャン時には、原稿画像が2値であるとの判
別結果に基づいてA/D変換回路9からのデジタルデー
タ(ラインデータ)に対して積算平均化処理を行なうこと
なく、暗出力補正回路10に出力する。
【0071】図18は積算平均化処理を説明するための
タイムチャートである。ここで、図18(a)はA/D変
換回路9から積算平均化手段43への入力信号を示して
おり、L1,L2,…,L17はそれぞれ1ライン分の
信号すなわちラインデータをそれぞれ表わしている。ま
た、図18(b),(c)は積算回数mを4とする時の制御
信号CTL1,CTL2を示し、図18(d),(e)は積算
回数mを8とする時の制御信号CTL1,CTL2を示し
ている。
【0072】なお、これらの制御信号CTL1,CTL2
は、積算平均化手段43内において、クロックCLKに
同期させて生成されるようになっている。また、これら
の制御信号CTL1,CTL2は、原稿画像判別手段17
が原稿画像を多値画像と判別した時の積算平均化処理に
おいてのみ用いられ、積算平均化処理を行なわない場
合、すなわち原稿画像判別手段17が原稿画像を2値画
像と判別した時には、これらの制御信号CTL1,CT
2は用いられず、この場合、A/D変換回路9からの
デジタルデータは積算平均化手段43から暗出力補正回
路10にそのままの状態で直接出力される。
【0073】いま、m=4の積算が行なわれる場合につ
いて説明する。この場合、先ず、図18(b)の制御信号
CTL1がロウレベル“L”になると、入力信号のライ
ンデータL1のみが積算平均化手段43のメモリに書き
込まれる。次に、制御信号CTL1がハイレベル“H”
になるタイミングで、次の入力信号,すなわちラインデ
ータL2が入力するが、この際、メモリに書き込まれて
いるラインデータL1を読み出して、これを入力信号の
ラインデータL2の対応するドット位置データに積算
し、L1+L2として、再びメモリに書き込む。次い
で、制御信号CTL1が“H”となっている次のタイミ
ングでは、ラインデータL3が入力するが、このときも
前のタイミング時と同様、メモリに書き込まれているラ
インデータL1+L2を読み出して、これをラインデー
タL3に積算し、L1+L2+L3として、再びメモリ
に書き込む。そして、次のタイミングで、図18(c)の
制御信号CTL2がロウレベル“L”になると、入力信
号のラインデータL4にL1+L2+L3が積算され
て、L1+L2+L3+L4となった後、これを平均化
し(例えば4で割算し)、新たな1ラインデータL1’と
して暗出力補正回路10に出力する。
【0074】次いで、再び制御信号CTL1が“L”に
なると、入力信号のラインデータL5のみがメモリに書
き込まれ、以後、上述と同様の動作を繰り返し、ライン
データL5〜L8を積算平均化し、新たな1ラインデー
タL2’として出力し、また、ラインデータL9〜L1
2を積算平均化し、新たな1ラインデータL3’として
出力することができる。
【0075】m=8の積算の場合も、図18(c),(d)
の制御信号CTL1,CTL2を用いて同様に行なわれ、
ラインデータL1〜L8を積算平均化し、新たな1ライ
ンデータL1”として出力し、また、ラインデータL9
〜L16を積算平均化し、新たな1ラインデータL2”
として出力する。
【0076】なお、上述のような処理において、積算平
均化手段43のメモリに書き込まれるデータは、1ライ
ンデータが入力される度に更新されていくので、積算平
均化手段43のメモリの容量は、1ライン分あれば十分
である。また、ラインデータのビット数は積算がなされ
るに従って増加するので、例えばデータバスの本数(ビ
ット数)については、積算回数に応じ予め余分に用意し
ておく。例えばm=16である場合には、4ビット余分
に必要となる。
【0077】このように、原稿画像が多値画像の場合、
積算平均化手段による積算処理を実行し、原稿画像が2
値画像の場合、積算平均化手段による積算処理を行なわ
ないようにすることで、多値画像ではより良好な読み取
り品質が得られ、2値画像では読み取り時間を短縮する
ことができる。
【0078】また、上述の各実施例,各構成例では、原
稿画像判別手段17からの判別結果に応じて、クロック
切換手段18がCCDセンサ7用のクロックを切換える
ようになっているが、これのかわりに、原稿画像判別手
段17からの判別結果に応じて、光源4の光量を制御す
るようにすることも可能である。
【0079】図19はこのような画像入力装置の構成例
を示す図である。図19を参照すると、図1のクロック
切換手段18のかわりに光源制御手段47が設けられて
おり、この光源制御手段47は、プレスキャン時に原稿
画像が多値であるとの判別結果が出力されると、ファイ
ンスキャン時には、光源4の光量が予め設定された光量
となるように光源4を制御し、また、プレスキャン時に
原稿画像判別手段17から原稿画像が2値であるとの判
別結果が出力されると、ファインスキャン時には、光源
4の光量を多値画像の場合よりも低下させるように光源
4を制御するようになっている。
【0080】このような構成では、原稿画像の種別に応
じ最適な光量で原稿画像の読取りがなされるので、良好
な原稿画像を得ることができるとともに、原稿画像が2
値画像の場合、光源の光量を多値画像の場合よりも低下
させるようにすることで、装置の発熱を防ぐとともに電
力の省力化が可能となる。
【0081】また、さらに、図1と図19とを組合わ
せ、図20に示すように、原稿画像判別手段17からの
判別結果に応じ、クロック切換手段18で、クロックの
切換えを行なうとともに、光量制御手段47で光源4の
光量を制御するようにすることも可能である。このよう
な構成では、原稿画像が2値画像の場合、センサ駆動ク
ロックを高速クロックに切り換え、かつ光源の光量を多
値画像の時よりも低下さるようにすることで、原稿画像
データに応じ読み取り時間の短縮が可能で、かつ原稿画
像の種別に応じ最適な光量で原稿画像の読取りがなされ
るので、良好な原稿画像を得ることができるとともに、
装置の発熱を防ぐとともに電力の省力化が可能となる。
【0082】上述の各実施例,構成例では、原稿画像判
別手段17はA/D変換回路9の前段に設けられてお
り、従って、原稿画像判別手段17はアナログ信号を用
いて原稿画像が2値か多値かを判別するとしたが、原稿
画像判別手段17をA/D変換回路9の後段に設け、デ
ジタル信号を用いて、原稿画像が2値か多値かを判別す
るように構成することもできる。
【0083】また、上述の各実施例,構成例において、
原稿画像判別手段17のかわりに、原稿が2値画像であ
るか多値画像であるかを外部から入力指示させる画像デ
ータ指示手段を用いることもできる。図21には、図1
の構成例において、原稿画像判別手段17のかわりに、
外部から原稿画像の種別を入力指示させる画像データ指
示手段60が設けられている画像入力装置が示されてい
る。
【0084】図21のような画像入力装置では、外部か
ら原稿画像の種別が入力指定されると、クロック切換手
段18に原稿画像の種別を与える。これにより、クロッ
ク切換手段18は、原稿画像の種別に応じて、クロック
の切換えを行なう。具体的に、画像データ指示手段60
により外部から2値画像が指定されると、クロック切換
手段18は、クロックを高速のクロックCLK2に切り
換え、これにより、高速読み取りを行なわせることがで
きる。また、外部入力の画像データ指示手段60を設け
た図21の画像入力装置において、読み取りモードとし
て簡易読み取りモードが設けられている場合、外部から
2値画像が指示されるとき、プレスキャンは実行せず、
すぐにファインスキャンを行なうことができる。
【0085】また、上述の各実施例,構成例では、原稿
1からの反射光により原稿画像を得ているが、原稿1の
種類等に応じ、原稿1を透過した光(透過光)により原稿
画像を得ることも可能である。
【0086】また、上述の各実施例,構成例では、撮像
素子としてCCDセンサを用いているが、CCDセンサ
以外の撮像素子を用いることも可能である。また、撮像
素子とサンプルホールド回路8とを含めて、原稿画像を
撮像として読取る撮像手段として捉えることもできる。
【0087】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1,請求
項2記載の発明によれば、原稿画像を撮像して読み取る
撮像手段と、原稿画像が2値画像であるか多値画像であ
るかを判別する原稿画像判別手段と、前記原稿画像判別
手段における原稿画像の判別結果が2値画像であるか多
値画像であるかに応じて、前記撮像手段の駆動用クロッ
クを高速のクロックまたは低速のクロックに切換えるク
ロック切換手段とを有し、前記原稿画像判別手段は、前
記撮像手段からの画素濃度レベルを、予め設定されてい
る黒基準,白基準とそれぞれ比較し、画素濃度レベルが
黒基準と白基準との間の中間調レベルにあるか否かに基
づいて、原稿画像が多値画像であるか2値画像であるか
を検出するようになっているので、原稿画像が多値画像
であるか2値画像であるかを精度良く判別し、適確なク
ロック切換選択を行ない、適確な画像入力を行なうこと
ができる。特に、原稿画像判別手段を簡単な構成のもの
とすることができ、原稿画像の多値,2値の判別をリア
ルタイムにかつ容易に行なうことができる。
【0088】また、請求項3記載の発明によれば、前記
黒基準,白基準としては、黒基準読取画像における各画
素の画素濃度レベルの平均値,白基準読取画像における
各画素の画素濃度レベルの平均値がそれぞれ用いられる
ので、多値,2値の判別をより安定に行なうことができ
る。
【0089】また、請求項4記載の発明によれば、前記
原稿画像判別手段は、前記撮像手段からの画素濃度レベ
ルが黒基準と白基準の間の中間調レベルにある画素の個
数または中間調レベルにない画素の個数を計数し、該計
数値が所定の閾値よりも大きくなるとき多値画像または
2値画像と判別し、所定の閾値よりも大きくないとき2
値画像または多値画像と判別するので、原稿画像が2値
画像であるか多値画像であるかを信頼性良く判別するこ
とができる。
【0090】また、請求項5記載の発明によれば、前記
原稿画像判別手段は、前記撮像手段からの画素濃度レベ
ルが中間調レベルにある画素または中間調レベルにない
画素の連続した個数を計数し、該計数値が所定の閾値よ
りも大きくなるとき多値画像または2値画像と判別し、
所定の閾値よりも大きくないとき2値画像または多値画
像と判別するので、原稿画像が2値画像であるか多値画
像であるかを信頼性良く判別することができる。
【0091】また、請求項6,請求項7記載の発明によ
れば、外部入力で容易に原稿画像の種別を指定でき、プ
レスキャンを行なわずに、ファインスキャンを直接行な
うことができて、この場合にも、適確な画像入力を行な
うことができる。
【0092】また、請求項8記載の発明によれば、A/
D変換手段と、2値化手段と、ビット分配手段とが設け
られており、原稿画像が前記原稿画像判別手段により多
値画像と判別された場合、または、前記画像データ指示
手段により多値画像と指示された場合には、前記撮像手
段からの出力信号を前記A/D変換手段によりデジタル
化し、また、原稿画像が前記原稿画像判別手段により2
値画像と判別された場合、または、前記画像データ指示
手段により2値画像と指示された場合には、前記撮像手
段からの出力信号を前記2値化手段によって2値化し、
該2値化データを前記ビット分配手段により多ビット化
するようになっており、図14の構成例では、2値画像
データについては2値化手段,分配手段で高速にデジタ
ル変換処理がなされ、A/D変換手段は、2値画像デー
タに比べて差程高速性の要求されない多値画像データに
対するデジタル変換処理にのみ用いられるので、A/D
変換手段には、高価な高速A/D変換器を用いる必要が
なく、画像入力装置を低コストのものにすることができ
る。すなわち、A/D変換手段に高速のものを用いずと
も、2値画像データを高速にデジタル変換処理すること
ができ、2値画像,多値画像の両方について最適な画像
入力を行なうことができる。
【0093】また、請求項9記載の発明によれば、A/
D変換手段と、画素に同期したクロックをn分周する分
周手段と、2値化手段と、分周手段からの分周信号に同
期させて、前記2値化手段からのデジタル出力をn画素
単位にまとめて出力する直並列変換手段と、記憶装置
と、記憶装置のアドレスを生成するアドレス生成手段と
が設けられており、原稿画像が前記原稿画像判別手段に
より多値画像と判別された場合、または、前記画像デー
タ指示手段により多値画像と指示された場合には、前記
撮像手段からの出力信号をA/D変換手段によりデジタ
ル化して記憶装置に与え、また、アドレス生成手段に
は、画素に同期したクロックが加わり、アドレス生成手
段は、1画素に同期させて前記記憶装置のアドレスを生
成し、これにより、前記記憶装置の1つのアドレスにA
/D変換手段からの1画素分のデジタルデータを記憶さ
せ、また、原稿画像が原稿画像判別手段により2値画像
と判別された場合、または、画像データ指示手段により
2値画像と指示された場合には、前記撮像手段からの出
力信号を前記2値化手段によってデジタル化し、該2値
化手段からの出力を直並列変換手段によりn画素単位に
記憶装置に与え、また、アドレス生成手段には、画素に
同期したクロックを分周手段でn分周した分周クロック
が加わり、アドレス生成手段は、n画素単位に前記記憶
装置のアドレスを生成し、これにより、前記記憶装置の
1つのアドレスに直並列変換手段からのn画素分のデジ
タルデータを記憶させるようになっており、2値画像デ
ータについては2値化手段,直並列変換手段で高速にデ
ジタル変換処理がなされ、A/D変換手段は、2値画像
データに比べて差程高速性の要求されない多値画像デー
タに対するデジタル変換処理にのみ用いられるので、A
/D変換手段には、高価な高速A/D変換器を用いる必
要がなく、画像入力装置を低コストのものにすることが
できる。すなわち、請求項8記載の発明と同様に、A/
D変換手段に高速のものを用いずとも、2値画像データ
を高速にデジタル変換処理することができ、2値画像,
多値画像の両方について最適な画像入力を行なうことが
できる。さらに、請求項9記載の発明では、原稿画像が
2値画像の場合、センサ出力を2値化回路によりデジタ
ル化し、1つのメモリアドレスに対しnビットのメモリ
セルを有する記憶装置にn画素のデータを格納すること
で、大容量の記憶装置を必要とすることなく、読み取り
領域の大きい(読み取り画素数の多い)、安定した画像を
得ることができる。
【0094】また、請求項10記載の発明によれば、前
記2値化手段は、ファインスキャン開始時に読み取った
黒基準読取画像の画素濃度レベルの平均値と白基準読取
画像の画素濃度レベルの平均値とに基づいて前記撮像手
段からの出力信号をデジタル化するので、センサの駆動
用クロックを高速クロックCLK2に切り換えた場合で
も、また光源変動等が生じた場合でも、常に適切な2値
化が行なわれ安定した画像を得ることができる。
【0095】また、請求項11記載の発明によれば、原
稿画像が多値画像の場合、積算平均化手段による積算処
理を実行し、原稿画像が2値画像の場合、積算平均化手
段による積算処理を行なわないようにすることで、多値
画像ではより良好な読み取り品質が得られ、2値画像で
は読み取り時間を短縮することができる。
【0096】また、請求項12記載の発明によれば、原
稿画像の種別に応じ最適な光量で原稿画像の読取りがな
されるので、良好な原稿画像を得ることができるととも
に、原稿画像が2値画像の場合、光源の光量を多値画像
の場合よりも低下させるようにすることで、装置の発熱
を防ぐとともに電力の省力化が可能となる。
【0097】また、請求項13記載の発明によれば、原
稿画像が2値画像の場合、センサ駆動クロックを高速ク
ロックに切り換え、かつ光源の光量を多値画像の時より
も低下させるようにすることで、原稿画像データに応じ
読み取り時間の短縮が可能で、かつ原稿画像の種別に応
じ最適な光量で原稿画像の読取りがなされるので、良好
な原稿画像を得ることができるとともに、装置の発熱を
防ぐとともに電力の省力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像入力装置の一実施例の構成図
である。
【図2】原稿画像判別手段の構成例を示す図である。
【図3】サンプルホールド回路の動作を説明するための
図である。
【図4】画像の中間調領域を示す図である。
【図5】原稿画像の判別の仕方を説明するための図であ
る。
【図6】原稿画像の判別の仕方を説明するための図であ
る。
【図7】原稿画像の判別の仕方を説明するための図であ
る。
【図8】低速のクロック,高速のクロックを示す図であ
る。
【図9】原稿画像判別手段の他の構成例を示す図であ
る。
【図10】原稿画像判別手段の他の構成例を示す図であ
る。
【図11】原稿画像の判別の仕方を説明するための図で
ある。
【図12】原稿画像の判別の仕方を説明するための図で
ある。
【図13】原稿画像の判別の仕方を説明するための図で
ある。
【図14】本発明に係る画像入力装置の他の実施例の部
分構成図である。
【図15】図14の画像入力装置の変形例を示す図であ
る。
【図16】図15の画像入力装置の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図17】本発明に係る画像入力装置の他の実施例の構
成図である。
【図18】積算平均化処理を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図19】本発明に係る画像入力装置の他の実施例の構
成図である。
【図20】本発明に係る画像入力装置の他の実施例の構
成図である。
【図21】本発明に係る画像入力装置の他の実施例の構
成図である。
【符号の説明】
1 原稿 2 原稿台 3 ミラー 4 光源 5 モータ 6 結像レンズ 7 CCDセンサ 8 サンプルホールド回路 9 A/D変換回路 10 暗出力補正回路 11 シェーディング補正回路 12 線密度変換回路 13 インタフェース回路 14 光源駆動回路 15 モータ駆動制御部 16 CCD駆動回路 17 原稿画像判別手段 18 クロック切換手段 21 第1の比較器 22 第2の比較器 23 排他的論理和回路 24 ラッチ回路 25 検出器 27 カウンタ 29 積分器 31,32,40 スイッチ手段 33 2値化回路 34 分配器 36 外部記憶装置 38 直並列変換器 39 分周器 43 積算平均化手段 45 ライン積算平均化手段 47 光源制御手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を撮像して読み取る撮像手段
    と、原稿画像が2値画像であるか多値画像であるかを判
    別する原稿画像判別手段と、前記原稿画像判別手段にお
    ける原稿画像の判別結果が2値画像であるか多値画像で
    あるかに応じて、前記撮像手段の駆動用クロックを高速
    のクロックまたは低速のクロックに切換えるクロック切
    換手段とを有し、前記原稿画像判別手段は、前記撮像手
    段からの画素濃度レベルを、予め設定されている黒基
    準,白基準とそれぞれ比較し、画素濃度レベルが黒基準
    と白基準との間の中間調レベルにあるか否かに基づい
    て、原稿画像が多値画像であるか2値画像であるかを検
    出するようになっていることを特徴とする画像入力装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像入力装置において、
    前記黒基準,白基準としては、黒基準読取画像における
    画素濃度レベルの最大値,白基準読取画像における画素
    濃度レベルの最小値がそれぞれ用いられることを特徴と
    する画像入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像入力装置において、
    前記黒基準,白基準としては、黒基準読取画像における
    各画素の画素濃度レベルの平均値,白基準読取画像にお
    ける各画素の画素濃度レベルの平均値がそれぞれ用いら
    れることを特徴とする画像入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像入力装置において、
    前記原稿画像判別手段は、前記撮像手段からの画素濃度
    レベルが黒基準と白基準の間の中間調レベルにある画素
    の個数または中間調レベルにない画素の個数を計数し、
    該計数値が所定の閾値よりも大きくなるとき多値画像ま
    たは2値画像と判別し、所定の閾値よりも大きくないと
    き2値画像または多値画像と判別することを特徴とする
    画像入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像入力装置において、
    前記原稿画像判別手段は、前記撮像手段からの画素濃度
    レベルが中間調レベルにある画素または中間調レベルに
    ない画素の連続した個数を計数し、該計数値が所定の閾
    値よりも大きくなるとき多値画像または2値画像と判別
    し、所定の閾値よりも大きくないとき2値画像または多
    値画像と判別することを特徴とする画像入力装置。
  6. 【請求項6】 原稿画像を撮像して読み取る撮像手段
    と、原稿画像が2値画像であるか多値画像であるかを外
    部からの入力で指示する画像データ指示手段と、前記画
    像データ指示手段による2値画像であるか多値画像であ
    るかの指示に応じて、前記撮像手段の駆動用クロックを
    高速のクロックまたは低速のクロックに切換えるクロッ
    ク切換手段とを有していることを特徴とする画像入力装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像入力装置において、
    前記画像データ指示手段により2値画像が指示された場
    合、プレスキャンを行なわずに、ファインスキャンを直
    接行なうことを特徴とする画像入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項6記載の画像入力
    装置において、さらに、A/D変換手段と、2値化手段
    と、ビット分配手段とが設けられており、原稿画像が前
    記原稿画像判別手段により多値画像と判別された場合、
    または、前記画像データ指示手段により多値画像と指示
    された場合には、前記撮像手段からの出力信号を前記A
    /D変換手段によりデジタル化し、また、原稿画像が前
    記原稿画像判別手段により2値画像と判別された場合、
    または、前記画像データ指示手段により2値画像と指示
    された場合には、前記撮像手段からの出力信号を前記2
    値化手段によって2値化し、該2値化データを前記ビッ
    ト分配手段により多ビット化することを特徴とする画像
    入力装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項6記載の画像入力
    装置において、さらに、A/D変換手段と、画素に同期
    したクロックをn分周する分周手段と、2値化手段と、
    分周手段からの分周信号に同期させて、前記2値化手段
    からのデジタル出力をn画素単位にまとめて出力する直
    並列変換手段と、記憶装置と、記憶装置のアドレスを生
    成するアドレス生成手段とが設けられており、原稿画像
    が前記原稿画像判別手段により多値画像と判別された場
    合、または、前記画像データ指示手段により多値画像と
    指示された場合には、前記撮像手段からの出力信号をA
    /D変換手段によりデジタル化して記憶装置に与え、ま
    た、アドレス生成手段には、画素に同期したクロックが
    加わり、アドレス生成手段は、1画素に同期させて前記
    記憶装置のアドレスを生成し、これにより、前記記憶装
    置の1つのアドレスにA/D変換手段からの1画素分の
    デジタルデータを記憶させ、また、原稿画像が原稿画像
    判別手段により2値画像と判別された場合、または、画
    像データ指示手段により2値画像と指示された場合に
    は、前記撮像手段からの出力信号を前記2値化手段によ
    ってデジタル化し、該2値化手段からの出力を直並列変
    換手段によりn画素単位に記憶装置に与え、また、アド
    レス生成手段には、画素に同期したクロックを分周手段
    でn分周した分周クロックが加わり、アドレス生成手段
    は、n画素単位に前記記憶装置のアドレスを生成し、こ
    れにより、前記記憶装置の1つのアドレスに直並列変換
    手段からのn画素分のデジタルデータを記憶させること
    を特徴とする画像入力装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9記載の画像入
    力装置において、前記2値化手段は、ファインスキャン
    開始時に読み取った黒基準読取画像の画素濃度レベルの
    平均値と白基準読取画像の画素濃度レベルの平均値とに
    基づいて前記撮像手段からの出力信号をデジタル化する
    ことを特徴とする画像入力装置。
  11. 【請求項11】 請求項1または請求項6記載の画像入
    力装置において、前記撮像手段により撮像され読み取ら
    れたライン信号を所定ライン数分、副走査方向に積算平
    均化し、該積算平均化された出力を新たな1ラインの信
    号とする積算平均化手段がさらに設けられており、原稿
    画像が前記原稿画像判別手段により多値画像と判別され
    た場合、または、前記画像データ指示手段により多値画
    像と指示された場合には、前記積算平均化手段による積
    算平均化処理が実行されることを特徴とする画像入力装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1または請求項6記載の画像入
    力装置において、前記クロック切換手段のかわりに光源
    制御手段が設けられており、前記原稿画像判別手段が原
    稿画像を2値画像と判別した場合、または、前記画像デ
    ータ指示手段により2値画像が指示された場合、前記光
    源制御手段は、多値画像読取時よりも光源の光量を低下
    させて原稿画像の読み取りを行なうことを特徴とする画
    像入力装置。
  13. 【請求項13】 請求項1または請求項6記載の画像入
    力装置において、さらに、光源制御手段が設けられてお
    り、原稿画像判別手段が原稿画像を2値画像と判別した
    場合、または、画像データ指示手段により2値画像と指
    示された場合、前記光源制御手段は、多値画像読み取り
    時よりも光源の光量を低下させて画像の読み取りを行な
    うことを特徴とする画像入力装置。
JP7091574A 1995-03-24 1995-03-24 画像入力装置 Pending JPH08265564A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013085199A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置、画像形成装置
JP2013104876A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Leica Microsystems Cms Gmbh 試料における励起状態の寿命を測定するための方法

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