JPH0826657A - 吊り上げ装置 - Google Patents
吊り上げ装置Info
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- JPH0826657A JPH0826657A JP16042194A JP16042194A JPH0826657A JP H0826657 A JPH0826657 A JP H0826657A JP 16042194 A JP16042194 A JP 16042194A JP 16042194 A JP16042194 A JP 16042194A JP H0826657 A JPH0826657 A JP H0826657A
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- Japan
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- sling
- locking
- arms
- arm
- lifting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種の荷物を吊り上げ可能とし、荷役作業現
場における作業効率の向上を図る。 【構成】 吊り上げ装置本体2に対向位置に配置させた
一対のアーム6、7からなる吊り上げ機構3を設ける。
それぞれのアーム6、7に互いに対向方向へ係止片53
を出没させる係止機構51を設ける。一方のアーム6に
スリング14を収納させる。各アーム6、7にスリング
14を挟持して移動させる移送機構17を設ける。一方
のアーム6にスリング14の後端部を係止するスリング
係止機構26を設ける。他方のアーム7に一方のアーム
6の移送機構17によって下端部から送り出されたスリ
ング14の先端部を保持するスリングロック機構33を
設ける。各アーム6、7を、吊り上げ装置本体2に、対
向方向へ垂直に平行移動可能に支持する平行リンク機構
8を介して連結させるとともに、対向方向と直交する方
向へ回動可能に連結させる。
場における作業効率の向上を図る。 【構成】 吊り上げ装置本体2に対向位置に配置させた
一対のアーム6、7からなる吊り上げ機構3を設ける。
それぞれのアーム6、7に互いに対向方向へ係止片53
を出没させる係止機構51を設ける。一方のアーム6に
スリング14を収納させる。各アーム6、7にスリング
14を挟持して移動させる移送機構17を設ける。一方
のアーム6にスリング14の後端部を係止するスリング
係止機構26を設ける。他方のアーム7に一方のアーム
6の移送機構17によって下端部から送り出されたスリ
ング14の先端部を保持するスリングロック機構33を
設ける。各アーム6、7を、吊り上げ装置本体2に、対
向方向へ垂直に平行移動可能に支持する平行リンク機構
8を介して連結させるとともに、対向方向と直交する方
向へ回動可能に連結させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、港湾、倉庫等におけ
る荷役作業時に用いられる吊り上げ装置に関するもので
ある。
る荷役作業時に用いられる吊り上げ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、港湾、倉庫等において、荷物
を吊り上げる際に吊り上げ装置が使用されている。この
吊り上げ装置としては、例えば、対向位置に配置された
アームにそれぞれ爪部が設けられ、これら爪部を荷物の
下面側に係止させて(ロール状の荷物の場合は、荷物の
両端面にて中心部の貫通孔へ爪部を係止させる)吊り上
げる方式のものがある。
を吊り上げる際に吊り上げ装置が使用されている。この
吊り上げ装置としては、例えば、対向位置に配置された
アームにそれぞれ爪部が設けられ、これら爪部を荷物の
下面側に係止させて(ロール状の荷物の場合は、荷物の
両端面にて中心部の貫通孔へ爪部を係止させる)吊り上
げる方式のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吊り上げる
荷物が例えばシート類等の柔軟なものである場合、荷物
の下面側に吊り上げ装置の爪部が確実に係止されず、こ
のため確実かつ安全に吊り上げることが困難であった。
ここで、上記爪部によって荷物を係止させる吊り上げ装
置の他に、例えば、ノーバックベンドチェーン、ナイロ
ンスリング等を、荷物の下面側に掛け渡して吊り上げる
方式の吊り上げ装置もあり、この種の吊り上げ装置によ
れば、荷物が可撓性を有するものであっても確実に吊り
上げることができる。
荷物が例えばシート類等の柔軟なものである場合、荷物
の下面側に吊り上げ装置の爪部が確実に係止されず、こ
のため確実かつ安全に吊り上げることが困難であった。
ここで、上記爪部によって荷物を係止させる吊り上げ装
置の他に、例えば、ノーバックベンドチェーン、ナイロ
ンスリング等を、荷物の下面側に掛け渡して吊り上げる
方式の吊り上げ装置もあり、この種の吊り上げ装置によ
れば、荷物が可撓性を有するものであっても確実に吊り
上げることができる。
【0004】しかしながら、これら爪部あるいはスリン
グによる吊り上げ装置はそれぞれ荷物の種類に応じた専
用のものであるので、各種の荷物を取り扱う荷役作業現
場では、吊り上げる荷物に応じて吊り上げ装置を交換し
なければならず、その交換作業に多大な労力及び時間を
要していた。また、前述した爪部によって荷物を係止し
て吊り上げる吊り上げ装置にあっては、ロール状の荷物
を一つずつしか吊り上げることができず、作業の長期化
を招いてしまうという問題があった。ここで、二つのロ
ール状の荷物を同時に吊り上げるべく、一対のアーム
を、間隔をあけて垂直に二組設けた吊り上げ装置が開発
されているが、吊り上げ装置自体が大型化してしまい、
倉庫等の狭隘な荷役作業現場では不適であった。
グによる吊り上げ装置はそれぞれ荷物の種類に応じた専
用のものであるので、各種の荷物を取り扱う荷役作業現
場では、吊り上げる荷物に応じて吊り上げ装置を交換し
なければならず、その交換作業に多大な労力及び時間を
要していた。また、前述した爪部によって荷物を係止し
て吊り上げる吊り上げ装置にあっては、ロール状の荷物
を一つずつしか吊り上げることができず、作業の長期化
を招いてしまうという問題があった。ここで、二つのロ
ール状の荷物を同時に吊り上げるべく、一対のアーム
を、間隔をあけて垂直に二組設けた吊り上げ装置が開発
されているが、吊り上げ装置自体が大型化してしまい、
倉庫等の狭隘な荷役作業現場では不適であった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて容易に、各種の荷物を吊り上げることが可
能な吊り上げ装置を提供することを目的としている。
ので、極めて容易に、各種の荷物を吊り上げることが可
能な吊り上げ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の吊り上げ装置は、上部にクレーン等
のフックが係止される係止部が設けられた吊り上げ装置
本体の下方側に、互いに対向位置に配置された一対のア
ームからなる二組の吊り上げ機構が設けられ、これら吊
り上げ機構のそれぞれ対向するアーム間に配置させた荷
物を吊り上げる吊り上げ装置であって、前記一対のアー
ムは、前記吊り上げ装置本体に、それぞれ対向方向と直
交する方向へ回動可能に連結されてなり、前記吊り上げ
機構は、それぞれのアームに設けられ、荷物を係止する
係止片を互いに対向する方向へ出没させる係止手段と、
一方のアームに収納されたスリングを、前記荷物の下方
側を通して他方のアームへ送り込み、それぞれのアーム
間に掛け渡す吊持手段とを具備し、係止片による荷物の
吊り上げ及びスリングによる荷物の吊り上げを兼用して
なることを特徴としている。
に、請求項1記載の吊り上げ装置は、上部にクレーン等
のフックが係止される係止部が設けられた吊り上げ装置
本体の下方側に、互いに対向位置に配置された一対のア
ームからなる二組の吊り上げ機構が設けられ、これら吊
り上げ機構のそれぞれ対向するアーム間に配置させた荷
物を吊り上げる吊り上げ装置であって、前記一対のアー
ムは、前記吊り上げ装置本体に、それぞれ対向方向と直
交する方向へ回動可能に連結されてなり、前記吊り上げ
機構は、それぞれのアームに設けられ、荷物を係止する
係止片を互いに対向する方向へ出没させる係止手段と、
一方のアームに収納されたスリングを、前記荷物の下方
側を通して他方のアームへ送り込み、それぞれのアーム
間に掛け渡す吊持手段とを具備し、係止片による荷物の
吊り上げ及びスリングによる荷物の吊り上げを兼用して
なることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の吊り上げ装置は、請
求項1記載の吊り上げ装置において、前記吊持手段が、
一方のアームから前記スリングを送り出す移送機構と、
一方のアームにて前記移送機構によって送り出されたス
リングの後端部を係止するスリング係止機構と、他方の
アームにて前記移送機構によって送り出されたスリング
の先端部を保持するスリングロック機構とを具備してな
ることを特徴としている。
求項1記載の吊り上げ装置において、前記吊持手段が、
一方のアームから前記スリングを送り出す移送機構と、
一方のアームにて前記移送機構によって送り出されたス
リングの後端部を係止するスリング係止機構と、他方の
アームにて前記移送機構によって送り出されたスリング
の先端部を保持するスリングロック機構とを具備してな
ることを特徴としている。
【0008】さらに、請求項3記載の吊り上げ装置は、
請求項1または請求項2記載の吊り上げ装置において、
前記吊り上げ機構を構成する前記一対のアームが、これ
らアームを垂直にかつ対向方向へ平行移動可能に支持す
る平行リンク機構を介して前記吊り上げ装置本体に連結
されてなることを特徴としている。
請求項1または請求項2記載の吊り上げ装置において、
前記吊り上げ機構を構成する前記一対のアームが、これ
らアームを垂直にかつ対向方向へ平行移動可能に支持す
る平行リンク機構を介して前記吊り上げ装置本体に連結
されてなることを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の吊り上げ装置は、請
求項1〜請求項3のいずれか1項記載の吊り上げ装置に
おいて、前記係止部が、前記吊り上げ装置本体に、水平
面内にて回動可能に設けられ、前記吊り上げ装置本体に
は、この吊り上げ装置本体と前記係止部とを相対的に回
動させる旋回モータが設けられてなることを特徴として
いる。
求項1〜請求項3のいずれか1項記載の吊り上げ装置に
おいて、前記係止部が、前記吊り上げ装置本体に、水平
面内にて回動可能に設けられ、前記吊り上げ装置本体に
は、この吊り上げ装置本体と前記係止部とを相対的に回
動させる旋回モータが設けられてなることを特徴として
いる。
【0010】
【作用】そして、請求項1記載の吊り上げ装置によれ
ば、係止手段によって係止片を突出させて荷物の底部に
係止させ、この吊り上げ装置を上方へ引き上げることに
より、荷物が吊り上げられる。ここで、例えば、柔軟な
シート状の荷物等を吊り上げる場合には、吊持手段によ
って吊り上げ機構のそれぞれのアーム同士の間にスリン
グを掛け渡らせて吊り上げ装置を上方へ吊り上げること
により、荷物がスリングによって支持されて吊り上げら
れる。
ば、係止手段によって係止片を突出させて荷物の底部に
係止させ、この吊り上げ装置を上方へ引き上げることに
より、荷物が吊り上げられる。ここで、例えば、柔軟な
シート状の荷物等を吊り上げる場合には、吊持手段によ
って吊り上げ機構のそれぞれのアーム同士の間にスリン
グを掛け渡らせて吊り上げ装置を上方へ吊り上げること
により、荷物がスリングによって支持されて吊り上げら
れる。
【0011】一つのロール状の荷物を吊り上げる場合
は、それぞれの吊り上げ機構の各アームを回動させて互
いに近接させた状態にて、係止手段によって係止片を突
出させ、荷物の中心部の貫通孔に係止させて吊り上げる
ことにより、荷物が係止片に係止されて吊り上げられ
る。二つのロール状の荷物を吊り上げる場合は、それぞ
れの吊り上げ機構の各アームを回動させて互いに離間さ
せ、それぞれのアームを二つの荷物のそれぞれの端面位
置に配置させた状態にて、係止手段によって係止片を突
出させ、それぞれの荷物の中心部の貫通孔に係止させて
吊り上げることにより、それぞれの荷物が係止片に係止
されて吊り上げられる。
は、それぞれの吊り上げ機構の各アームを回動させて互
いに近接させた状態にて、係止手段によって係止片を突
出させ、荷物の中心部の貫通孔に係止させて吊り上げる
ことにより、荷物が係止片に係止されて吊り上げられ
る。二つのロール状の荷物を吊り上げる場合は、それぞ
れの吊り上げ機構の各アームを回動させて互いに離間さ
せ、それぞれのアームを二つの荷物のそれぞれの端面位
置に配置させた状態にて、係止手段によって係止片を突
出させ、それぞれの荷物の中心部の貫通孔に係止させて
吊り上げることにより、それぞれの荷物が係止片に係止
されて吊り上げられる。
【0012】また、請求項2記載の吊り上げ装置によれ
ば、吊持手段の移送機構を駆動させると、一方のアーム
に収納されているスリングが、荷物の下方を通り他方の
アーム方向へ送り出される。そして、このスリングの後
端部が一方のアームのスリング係止機構によって係止さ
れるとともに、スリングの先端部が他方のアームのスリ
ングロック機構によって保持され、スリングによる荷物
の吊持が可能となる。
ば、吊持手段の移送機構を駆動させると、一方のアーム
に収納されているスリングが、荷物の下方を通り他方の
アーム方向へ送り出される。そして、このスリングの後
端部が一方のアームのスリング係止機構によって係止さ
れるとともに、スリングの先端部が他方のアームのスリ
ングロック機構によって保持され、スリングによる荷物
の吊持が可能となる。
【0013】さらに、請求項3記載の吊り上げ装置によ
れば、平行リンクによって吊り上げ機構のそれぞれ対向
したアームが平行移動可能とされているので、荷物の幅
に応じてそれぞれのアームの間隔を調節することが可能
となる。また、請求項4記載の吊り上げ装置によれば、
旋回モータを駆動させると係止部と吊り上げ装置本体と
が相対的に回動されて、吊り上げ装置本体の方向が調節
される。
れば、平行リンクによって吊り上げ機構のそれぞれ対向
したアームが平行移動可能とされているので、荷物の幅
に応じてそれぞれのアームの間隔を調節することが可能
となる。また、請求項4記載の吊り上げ装置によれば、
旋回モータを駆動させると係止部と吊り上げ装置本体と
が相対的に回動されて、吊り上げ装置本体の方向が調節
される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の吊り上げ装置の実施例を図に
よって説明する。図1及び図2において、符号1は、吊
り上げ装置である。この吊り上げ装置1は、吊り上げ装
置本体2と、この吊り上げ装置本体2の下方側に設けら
れた二組の吊り上げ機構3、3とから概略構成されてい
る。吊り上げ装置本体2には、その上部にクレーン等の
フックが係止される係止部4が回動可能に設けられてお
り、旋回モータ5によって吊り上げ装置本体2と係止部
4とが相対的に回動されるようになっている。
よって説明する。図1及び図2において、符号1は、吊
り上げ装置である。この吊り上げ装置1は、吊り上げ装
置本体2と、この吊り上げ装置本体2の下方側に設けら
れた二組の吊り上げ機構3、3とから概略構成されてい
る。吊り上げ装置本体2には、その上部にクレーン等の
フックが係止される係止部4が回動可能に設けられてお
り、旋回モータ5によって吊り上げ装置本体2と係止部
4とが相対的に回動されるようになっている。
【0015】吊り上げ装置本体2の下方側の吊り上げ機
構3、3は、互いに対向位置に配置された一対のアーム
6、7と、これらアーム6、7と吊り上げ装置本体2と
の間に設けられた平行リンク機構8、8とから概略構成
されている。平行リンク機構8、8は、一端部が前記吊
り上げ装置本体2に連結され、他端部がアーム6、7に
連結されかつ互いに平行に配設されたリンク11a、1
1bから構成されている。
構3、3は、互いに対向位置に配置された一対のアーム
6、7と、これらアーム6、7と吊り上げ装置本体2と
の間に設けられた平行リンク機構8、8とから概略構成
されている。平行リンク機構8、8は、一端部が前記吊
り上げ装置本体2に連結され、他端部がアーム6、7に
連結されかつ互いに平行に配設されたリンク11a、1
1bから構成されている。
【0016】それぞれのリンク11a、11bの一端部
は、吊り上げ装置本体2に、対して前後左右方向へそれ
ぞれ回動可能に連結されており、他端部は、前記アーム
6、7に対して左右方向、つまり、アーム6、7の対向
方向へ回動可能に連結されている。また、吊り上げ装置
本体2とリンク11aとの間及び吊り上げ装置本体2と
アーム6、7の上端部との間には、それぞれシリンダ1
2、13が設けられている。
は、吊り上げ装置本体2に、対して前後左右方向へそれ
ぞれ回動可能に連結されており、他端部は、前記アーム
6、7に対して左右方向、つまり、アーム6、7の対向
方向へ回動可能に連結されている。また、吊り上げ装置
本体2とリンク11aとの間及び吊り上げ装置本体2と
アーム6、7の上端部との間には、それぞれシリンダ1
2、13が設けられている。
【0017】そして、シリンダ12が伸縮することによ
り、それぞれのリンク11a、11bが吊り上げ装置本
体2との連結箇所を中心として、アーム6、7が回動さ
れ、これにより、リンク11a、11bに連結されたア
ーム6、7が互いに対向方向へ垂直にかつ平行に移動す
るようになっている。また、シリンダ13が駆動する
と、それぞれのリンク11a、11bが、アーム6、7
の対向方向と直交する方向へ回動されて揺動されるよう
になっている。
り、それぞれのリンク11a、11bが吊り上げ装置本
体2との連結箇所を中心として、アーム6、7が回動さ
れ、これにより、リンク11a、11bに連結されたア
ーム6、7が互いに対向方向へ垂直にかつ平行に移動す
るようになっている。また、シリンダ13が駆動する
と、それぞれのリンク11a、11bが、アーム6、7
の対向方向と直交する方向へ回動されて揺動されるよう
になっている。
【0018】アーム6、7の内一方のアーム6には、ス
リング(吊持手段)14が設けられている。このスリン
グ14は、図3に示すように、平行に配列された一対の
チェーン15、15を樹脂等の可撓性を有する材料によ
って一体に成形したもので、その後端部では、それぞれ
のチェーン15、15が連結部材16によって連結され
ている。また、このスリング14の後端部には、後述す
るスリング係止機構26によって係止される係止孔32
が形成されている。
リング(吊持手段)14が設けられている。このスリン
グ14は、図3に示すように、平行に配列された一対の
チェーン15、15を樹脂等の可撓性を有する材料によ
って一体に成形したもので、その後端部では、それぞれ
のチェーン15、15が連結部材16によって連結され
ている。また、このスリング14の後端部には、後述す
るスリング係止機構26によって係止される係止孔32
が形成されている。
【0019】このスリング14は、一方のアーム6の上
部に設けられた卷回ローラ16に卷回された状態に収納
されており、このアーム6に設けられた移送機構(吊持
手段)17によって、アーム6の下端部から送り出され
るようになっている。また、この移送機構17は、他方
のアーム7内にも設けられている。
部に設けられた卷回ローラ16に卷回された状態に収納
されており、このアーム6に設けられた移送機構(吊持
手段)17によって、アーム6の下端部から送り出され
るようになっている。また、この移送機構17は、他方
のアーム7内にも設けられている。
【0020】図4及び図5に示すように、移送機構17
は、その上部に設けられた駆動モータ18と、アーム6
の長手方向に沿って一対ずつ互いに対向位置に回動可能
に支持されたピンチローラ21、21…とから構成され
ている。駆動モータ18の回転軸及びピンチローラ2
1、21…の両端部には、それぞれスプロケット22、
22…が設けられており、これらスプロケット22、2
2…にそれぞれ掛け渡されたチェーン23、23…によ
って駆動モータ18の回転力が、各ピンチローラ21、
21…へ上方から順に伝達され、互いに対向位置に配設
されたピンチローラ21a、21bが、それぞれ逆方向
に回転され、これらピンチローラ21a、21b間に配
設されて挟持されたスリング14が移動されるようにな
っている。
は、その上部に設けられた駆動モータ18と、アーム6
の長手方向に沿って一対ずつ互いに対向位置に回動可能
に支持されたピンチローラ21、21…とから構成され
ている。駆動モータ18の回転軸及びピンチローラ2
1、21…の両端部には、それぞれスプロケット22、
22…が設けられており、これらスプロケット22、2
2…にそれぞれ掛け渡されたチェーン23、23…によ
って駆動モータ18の回転力が、各ピンチローラ21、
21…へ上方から順に伝達され、互いに対向位置に配設
されたピンチローラ21a、21bが、それぞれ逆方向
に回転され、これらピンチローラ21a、21b間に配
設されて挟持されたスリング14が移動されるようにな
っている。
【0021】アーム6には、その下端部にガイド24、
25が設けられており、これらガイド24、25同士の
間に前記スリング14が通過される通路20が形成され
ている。この通路20は、それぞれ互いに対向する方向
へ屈曲されている。なお、ガイド25は、それぞれ回動
可能に支持されており、このガイド25を回動させるこ
とにより、通路20の間隔を調整することができるよう
になっている。
25が設けられており、これらガイド24、25同士の
間に前記スリング14が通過される通路20が形成され
ている。この通路20は、それぞれ互いに対向する方向
へ屈曲されている。なお、ガイド25は、それぞれ回動
可能に支持されており、このガイド25を回動させるこ
とにより、通路20の間隔を調整することができるよう
になっている。
【0022】また、一方のアーム6の下端部近傍には、
スリング14の後端部を係止するスリング係止機構(吊
持手段)26が設けられている。このスリング係止機構
26は、図6に示すように、シリンダ27と、このシリ
ンダ27の伸縮によって、支点28を中心として回動さ
れるリンク29と、このリンク29に連結された係止ピ
ン31とから構成されたもので、前記シリンダ27が伸
長することにより、リンク29によって係止ピン31が
スリング14方向へ移動され、スリング14の後端部に
形成された係止孔32へ差し込まれるようになってい
る。即ち、この係止ピン31がスリング14の係止孔3
2へ係合することにより、スリング14の後端部がアー
ム6内にて係止されるようになっている。
スリング14の後端部を係止するスリング係止機構(吊
持手段)26が設けられている。このスリング係止機構
26は、図6に示すように、シリンダ27と、このシリ
ンダ27の伸縮によって、支点28を中心として回動さ
れるリンク29と、このリンク29に連結された係止ピ
ン31とから構成されたもので、前記シリンダ27が伸
長することにより、リンク29によって係止ピン31が
スリング14方向へ移動され、スリング14の後端部に
形成された係止孔32へ差し込まれるようになってい
る。即ち、この係止ピン31がスリング14の係止孔3
2へ係合することにより、スリング14の後端部がアー
ム6内にて係止されるようになっている。
【0023】また、アーム6の下端部近傍には、近接セ
ンサ30が設けられており、この近接センサ30が、送
り出されたスリング14の後端部を検知してその検知信
号を出力するようになっている。そして、この近接セン
サ30から検知信号が出力されると、前記スリング係止
機構26が作動し、スリング14の後端部が係止される
ようになっている。
ンサ30が設けられており、この近接センサ30が、送
り出されたスリング14の後端部を検知してその検知信
号を出力するようになっている。そして、この近接セン
サ30から検知信号が出力されると、前記スリング係止
機構26が作動し、スリング14の後端部が係止される
ようになっている。
【0024】また、この近接センサ30からの検知信号
は、前記一方のアーム6の移送機構17にも出力され、
移送機構17では、近接センサから検知信号が入力され
た時点にてその作動が停止されるようになっている。ま
た、他方のアーム7にも、その下端部にガイド24、2
5が設けられており、これらガイド24、25の間の通
路20に、一方のアーム6から移送機構17によって送
り出されたスリング14の先端部が送り込まれるように
なっている。
は、前記一方のアーム6の移送機構17にも出力され、
移送機構17では、近接センサから検知信号が入力され
た時点にてその作動が停止されるようになっている。ま
た、他方のアーム7にも、その下端部にガイド24、2
5が設けられており、これらガイド24、25の間の通
路20に、一方のアーム6から移送機構17によって送
り出されたスリング14の先端部が送り込まれるように
なっている。
【0025】そして、このアーム7の下端部へ送り込ま
れたスリング14は、その先端部が、ガイド24、25
によってアーム7の上方へ案内され、このアーム7に設
けられた移送機構17のピンチローラ21、21…に挟
持されながら引き上げられるようになっている。
れたスリング14は、その先端部が、ガイド24、25
によってアーム7の上方へ案内され、このアーム7に設
けられた移送機構17のピンチローラ21、21…に挟
持されながら引き上げられるようになっている。
【0026】このアーム7には、その下端部近傍に、ス
リングロック機構(吊持手段)33が設けられている。
このスリングロック機構33は、図7から図10に示す
ように、角筒状に形成されたケース本体34と、このケ
ース本体34内に上下方向へ摺動可能に設けられた矩形
状の内筒35と、この内筒35内に近接離間方向へ移動
可能に設けられた一対の挟持部材36、36と、ケース
本体34の両側部に設けられ、前記内筒35を上下方向
へ摺動させるシリンダ37、37とから構成されてい
る。
リングロック機構(吊持手段)33が設けられている。
このスリングロック機構33は、図7から図10に示す
ように、角筒状に形成されたケース本体34と、このケ
ース本体34内に上下方向へ摺動可能に設けられた矩形
状の内筒35と、この内筒35内に近接離間方向へ移動
可能に設けられた一対の挟持部材36、36と、ケース
本体34の両側部に設けられ、前記内筒35を上下方向
へ摺動させるシリンダ37、37とから構成されてい
る。
【0027】挟持部材36、36は、その対向面が、ス
リング14と逆の凹凸形状に形成されており、このスリ
ング14が、それぞれの挟持部材36、36の対向面に
形成された凹凸に嵌合するようになっている。これら挟
持部材36、36には、それぞれ両側部に案内ローラ3
8、38…が一対ずつ上下に設けられており、これら案
内ローラ38、38…は、内筒35の両側部に上下に一
対ずつ形成された案内溝39、39…内に配置されてい
る。
リング14と逆の凹凸形状に形成されており、このスリ
ング14が、それぞれの挟持部材36、36の対向面に
形成された凹凸に嵌合するようになっている。これら挟
持部材36、36には、それぞれ両側部に案内ローラ3
8、38…が一対ずつ上下に設けられており、これら案
内ローラ38、38…は、内筒35の両側部に上下に一
対ずつ形成された案内溝39、39…内に配置されてい
る。
【0028】内筒35の案内溝39、39…は、それぞ
れ上方へ向かって次第に離間する方向へ斜めに形成され
ており、内筒35が前記シリンダ37、37によって上
下に摺動されると、案内ローラ38、38…が案内溝3
9、39…に案内されて近接離間方向へ移動し、これに
より、挟持部材36、36も近接離間方向へ移動される
ようになっている。そして、これら挟持部材36、36
が互いに近接する方向へ移動されることにより、図9及
び図10に示すように、これら挟持部材36、36同士
の間に配置されたスリング14が、その凹凸が挟持部材
36、36の凹凸に嵌合した状態に挟持部材36、36
によって挟持されて保持され、また、挟持部材36、3
6が互いに離間する方向へ移動されることにより、図1
1及び図12に示すように、これら挟持部材36、36
によるスリング14の保持が解除されるようになってい
る。
れ上方へ向かって次第に離間する方向へ斜めに形成され
ており、内筒35が前記シリンダ37、37によって上
下に摺動されると、案内ローラ38、38…が案内溝3
9、39…に案内されて近接離間方向へ移動し、これに
より、挟持部材36、36も近接離間方向へ移動される
ようになっている。そして、これら挟持部材36、36
が互いに近接する方向へ移動されることにより、図9及
び図10に示すように、これら挟持部材36、36同士
の間に配置されたスリング14が、その凹凸が挟持部材
36、36の凹凸に嵌合した状態に挟持部材36、36
によって挟持されて保持され、また、挟持部材36、3
6が互いに離間する方向へ移動されることにより、図1
1及び図12に示すように、これら挟持部材36、36
によるスリング14の保持が解除されるようになってい
る。
【0029】この他方のアーム7には、その中間部に、
スリング検知機構41が設けられている。このスリング
検知機構41は、図13及び図14に示すように、アー
ム7に固定されたブラケット42と、このブラケット4
2にスリング14に対して近接離間方向へ摺動可能に支
持された摺動棒43と、この摺動棒43の先端部に回動
可能に支持された押圧ローラ44と、前記摺動棒43
を、スリング14方向へ付勢して、先端部の押圧ローラ
44をスリング14へ押圧させる引っ張りスプリング4
5と、前記ブラケット42の両側部に対向させて形成さ
れた孔部46、46にそれぞれ取り付けられたフォトセ
ンサ47、47とから構成されたものである。
スリング検知機構41が設けられている。このスリング
検知機構41は、図13及び図14に示すように、アー
ム7に固定されたブラケット42と、このブラケット4
2にスリング14に対して近接離間方向へ摺動可能に支
持された摺動棒43と、この摺動棒43の先端部に回動
可能に支持された押圧ローラ44と、前記摺動棒43
を、スリング14方向へ付勢して、先端部の押圧ローラ
44をスリング14へ押圧させる引っ張りスプリング4
5と、前記ブラケット42の両側部に対向させて形成さ
れた孔部46、46にそれぞれ取り付けられたフォトセ
ンサ47、47とから構成されたものである。
【0030】また、摺動棒43には、検知孔48が形成
されており、摺動棒43の押圧ローラ44が、スリング
14を構成するチェーン15の凹所内に入り込んだ際
に、フォトセンサ47、47が取り付けられた孔部4
6、46と検知孔48とが連通するようになっている。
そして、この検知孔48がフォトセンサ47、47の孔
部46、46と連通すると、これらフォトセンサ47、
47から検知信号が、前記スリングロック機構33へ出
力され、このスリングロック機構33が作動し、スリン
グ14が保持されるようになっている。
されており、摺動棒43の押圧ローラ44が、スリング
14を構成するチェーン15の凹所内に入り込んだ際
に、フォトセンサ47、47が取り付けられた孔部4
6、46と検知孔48とが連通するようになっている。
そして、この検知孔48がフォトセンサ47、47の孔
部46、46と連通すると、これらフォトセンサ47、
47から検知信号が、前記スリングロック機構33へ出
力され、このスリングロック機構33が作動し、スリン
グ14が保持されるようになっている。
【0031】それぞれのアーム6、7には、その下端部
近傍における内方側に、係止機構(係止手段)51、5
1が設けられている。これら係止機構51、51は、図
15に示すように、水平方向に設けられた回動軸52を
中心として、回動可能に支持された係止片53と、この
係止片53をアーム6、7内の収納位置と、アーム6、
7から対向方向へ向かって水平に突出された状態の係止
位置との間にて移動させるシリンダ54とから構成され
ている。
近傍における内方側に、係止機構(係止手段)51、5
1が設けられている。これら係止機構51、51は、図
15に示すように、水平方向に設けられた回動軸52を
中心として、回動可能に支持された係止片53と、この
係止片53をアーム6、7内の収納位置と、アーム6、
7から対向方向へ向かって水平に突出された状態の係止
位置との間にて移動させるシリンダ54とから構成され
ている。
【0032】即ち、シリンダ54を伸縮させることによ
り、回動軸52を中心として係止片53が回動され、こ
れにより、この係止片53が、アーム6、7から出没さ
れるようになっている。なお、上記構成の吊り上げ装置
1の各機構のシリンダ12、13、27、37、54
は、吊り上げ装置本体2内に設けられた油圧装置(図示
略)によって、それぞれ駆動されるようになっている。
り、回動軸52を中心として係止片53が回動され、こ
れにより、この係止片53が、アーム6、7から出没さ
れるようになっている。なお、上記構成の吊り上げ装置
1の各機構のシリンダ12、13、27、37、54
は、吊り上げ装置本体2内に設けられた油圧装置(図示
略)によって、それぞれ駆動されるようになっている。
【0033】次に、上記構成の吊り上げ装置1による荷
役作業について説明する。 (A)通常に荷物を吊り上げる場合(図16参照) (1)まず、シリンダ12を伸縮させて吊り上げ機構3
の各アーム6、7同士の間隔を荷物N1の幅寸法よりも
僅かに大きくする。 (2)この状態において、旋回モータ5によって吊り上
げ装置本体2を回動させて、各吊り上げ機構3の向きを
調節しながら下降させ、アーム6、7の下端部を荷物N
1の両側部に位置させる。
役作業について説明する。 (A)通常に荷物を吊り上げる場合(図16参照) (1)まず、シリンダ12を伸縮させて吊り上げ機構3
の各アーム6、7同士の間隔を荷物N1の幅寸法よりも
僅かに大きくする。 (2)この状態において、旋回モータ5によって吊り上
げ装置本体2を回動させて、各吊り上げ機構3の向きを
調節しながら下降させ、アーム6、7の下端部を荷物N
1の両側部に位置させる。
【0034】(3)次いで、それぞれのアーム6、7の
係止機構51を作動させる。即ち、これら係止機構51
のシリンダ54をそれぞれ伸長させて係止片53を回動
させ、これら係止機構51の係止片53をそれぞれ内方
へ向かって水平に突出させ、これら係止機構51の係止
片53を、荷物N1の下方に形成した隙間へ入り込ませ
る。なお、この荷物N1は、台座(図示略)上に載置さ
せておく。 (4)この状態にて、クレーンによって吊り上げ装置1
を上方へ引き上げると、係止機構51の係止片53が荷
物N1の底部を係止し、これら係止片53によって係止
された荷物N1が上方へ吊り上げられる。
係止機構51を作動させる。即ち、これら係止機構51
のシリンダ54をそれぞれ伸長させて係止片53を回動
させ、これら係止機構51の係止片53をそれぞれ内方
へ向かって水平に突出させ、これら係止機構51の係止
片53を、荷物N1の下方に形成した隙間へ入り込ませ
る。なお、この荷物N1は、台座(図示略)上に載置さ
せておく。 (4)この状態にて、クレーンによって吊り上げ装置1
を上方へ引き上げると、係止機構51の係止片53が荷
物N1の底部を係止し、これら係止片53によって係止
された荷物N1が上方へ吊り上げられる。
【0035】また、吊り上げ装置1による荷物N1の吊
り上げ状態を解除させて荷物N1を降ろす場合は、吊り
上げ装置1を下降させて荷物N1を台座(図示略)を介
して地面に設置させ、係止機構51のシリンダ54を収
縮させることにより係止片53を回動させて、この係止
片53をそれぞれのアーム6、7内に収納し、この状態
にて、吊り上げ装置1のみを上方へ引き上げる。
り上げ状態を解除させて荷物N1を降ろす場合は、吊り
上げ装置1を下降させて荷物N1を台座(図示略)を介
して地面に設置させ、係止機構51のシリンダ54を収
縮させることにより係止片53を回動させて、この係止
片53をそれぞれのアーム6、7内に収納し、この状態
にて、吊り上げ装置1のみを上方へ引き上げる。
【0036】(B)柔軟なシート状の荷物を吊り上げる
場合(図17参照) (1)まず、シリンダ12を伸縮させて吊り上げ機構3
の各アーム6、7同士の間隔を荷物N2の幅寸法よりも
僅かに大きくする。 (2)この状態において、旋回モータ5によって吊り上
げ装置本体2を回動させて、各吊り上げ機構3の向きを
調節しながら下降させ、アーム6、7の下端部を荷物N
2の両側部に位置させる。
場合(図17参照) (1)まず、シリンダ12を伸縮させて吊り上げ機構3
の各アーム6、7同士の間隔を荷物N2の幅寸法よりも
僅かに大きくする。 (2)この状態において、旋回モータ5によって吊り上
げ装置本体2を回動させて、各吊り上げ機構3の向きを
調節しながら下降させ、アーム6、7の下端部を荷物N
2の両側部に位置させる。
【0037】(3)次いで、一方のアーム6の移送機構
17の駆動モータ18を駆動させて、ピンチローラ21
a、21bを回動させ、これらピンチローラ21a、2
1bによって、アーム6内に収納されているスリング1
4をアーム6の下端部から送り出す。このようにする
と、このスリング14が、アーム6の下端部に設けられ
たガイド24、25間の通路20によって、他方のアー
ム7方向へ案内されながら送り出され、さらに、荷物N
2の下方の隙間を通過して、アーム7の下端部に到達
し、このアーム7の下端部に設けられたガイド24、2
5間の通路20に送り込まれ、さらに、これらガイド2
4、25によって上方へ案内され、アーム7の移送機構
17によって引き上げられる。
17の駆動モータ18を駆動させて、ピンチローラ21
a、21bを回動させ、これらピンチローラ21a、2
1bによって、アーム6内に収納されているスリング1
4をアーム6の下端部から送り出す。このようにする
と、このスリング14が、アーム6の下端部に設けられ
たガイド24、25間の通路20によって、他方のアー
ム7方向へ案内されながら送り出され、さらに、荷物N
2の下方の隙間を通過して、アーム7の下端部に到達
し、このアーム7の下端部に設けられたガイド24、2
5間の通路20に送り込まれ、さらに、これらガイド2
4、25によって上方へ案内され、アーム7の移送機構
17によって引き上げられる。
【0038】(4)その後、一方のアーム6の移送機構
17によって送り出されるスリング14の後端部が、近
接センサ30によって検知され、検知信号が出力される
と、移送機構17が停止されてスリング14の送り出し
動作が停止されるとともにスリング係止機構26が作動
して、このスリング係止機構26の係止ピン31がスリ
ング14の後端部に形成された係止孔32へ差し込ま
れ、スリング14の後端部が係止される。
17によって送り出されるスリング14の後端部が、近
接センサ30によって検知され、検知信号が出力される
と、移送機構17が停止されてスリング14の送り出し
動作が停止されるとともにスリング係止機構26が作動
して、このスリング係止機構26の係止ピン31がスリ
ング14の後端部に形成された係止孔32へ差し込ま
れ、スリング14の後端部が係止される。
【0039】(5)また、他方のアーム7では、送り込
まれたスリング14がスリング検知機構41に達する
と、スリング検知機構41の押圧ローラ44がスリング
14に当接し、このスリング14のチェーン15の凸部
によって摺動棒43が引っ張りスプリング45の付勢力
に反して外方へ押圧され、さらに、スリング14が移送
機構17によって引き上げられ、押圧ローラ44が、ス
リング14のチェーン15の凹所内に入り込むと、引っ
張りスプリング45の付勢力によって摺動棒43がスリ
ング14方向へ摺動され、摺動棒43に形成された検知
孔48が、フォトセンサ47が設けられた孔部46と連
通し、これによりフォトセンサ47から検知信号が出力
される。
まれたスリング14がスリング検知機構41に達する
と、スリング検知機構41の押圧ローラ44がスリング
14に当接し、このスリング14のチェーン15の凸部
によって摺動棒43が引っ張りスプリング45の付勢力
に反して外方へ押圧され、さらに、スリング14が移送
機構17によって引き上げられ、押圧ローラ44が、ス
リング14のチェーン15の凹所内に入り込むと、引っ
張りスプリング45の付勢力によって摺動棒43がスリ
ング14方向へ摺動され、摺動棒43に形成された検知
孔48が、フォトセンサ47が設けられた孔部46と連
通し、これによりフォトセンサ47から検知信号が出力
される。
【0040】(6)そして、このフォトセンサ47から
検知信号が出力されると、アーム7の移送手段17が停
止されてスリング14の引き上げ動作が停止されるとと
もに、スリングロック機構33が作動する。即ち、この
スリングロック機構33のシリンダ37が伸長して内筒
35が上方へ移動され、これにより、内筒35に形成さ
れた案内溝39に案内されて挟持部材36の案内ローラ
38が互いに近接する方向へ移動され、これにともなっ
てそれぞれの挟持部材36が近接する方向へ移動され
る。これにより、これら挟持部材36によって、これら
挟持部材36間のスリング14が、その表面の凹凸が挟
持部材36の凹凸に嵌合した状態に挟持されて保持され
る。
検知信号が出力されると、アーム7の移送手段17が停
止されてスリング14の引き上げ動作が停止されるとと
もに、スリングロック機構33が作動する。即ち、この
スリングロック機構33のシリンダ37が伸長して内筒
35が上方へ移動され、これにより、内筒35に形成さ
れた案内溝39に案内されて挟持部材36の案内ローラ
38が互いに近接する方向へ移動され、これにともなっ
てそれぞれの挟持部材36が近接する方向へ移動され
る。これにより、これら挟持部材36によって、これら
挟持部材36間のスリング14が、その表面の凹凸が挟
持部材36の凹凸に嵌合した状態に挟持されて保持され
る。
【0041】(7)この状態において、クレーンによっ
て吊り上げ装置1を上方へ引き上げると、このスリング
14によって荷物N2が吊り上げ装置1とともに吊り上
げられる。
て吊り上げ装置1を上方へ引き上げると、このスリング
14によって荷物N2が吊り上げ装置1とともに吊り上
げられる。
【0042】また、吊り上げ装置1による荷物N2の吊
り上げ状態を解除させて荷物N2を降ろす場合は、吊り
上げ装置1とともに荷物N2を台座を介して地面に設置
させた状態にて、スリングロック機構33及びスリング
係止機構26によるスリング14の保持及び係止を解除
してアーム6、7の移送機構17をそれぞれ逆転させ
る。このようにすると、スリング14が他方のアーム7
から送り出されるとともに、一方のアーム6内に後端部
側から引き込まれ、このアーム6内にて卷回ローラ16
に卷回された状態に収納され、この状態にて、吊り上げ
装置1のみを上方へ引き上げることができる。
り上げ状態を解除させて荷物N2を降ろす場合は、吊り
上げ装置1とともに荷物N2を台座を介して地面に設置
させた状態にて、スリングロック機構33及びスリング
係止機構26によるスリング14の保持及び係止を解除
してアーム6、7の移送機構17をそれぞれ逆転させ
る。このようにすると、スリング14が他方のアーム7
から送り出されるとともに、一方のアーム6内に後端部
側から引き込まれ、このアーム6内にて卷回ローラ16
に卷回された状態に収納され、この状態にて、吊り上げ
装置1のみを上方へ引き上げることができる。
【0043】(C)中心部に貫通孔を有するロール状の
荷物を一つずつ吊り上げる場合(図18及び図19参
照) (1)まず、シリンダ12を伸縮させて吊り上げ機構3
の各アーム6、7同士の間隔を荷物N3の長さ寸法より
も僅かに大きくする。 (2)さらに、シリンダ13を収縮させて、それぞれの
吊り上げ機構3のそれぞれのアーム6、7を対向方向と
直交する方向へ回動させることにより、それぞれのアー
ム6同士及びアーム7同士の下端部を近接させる。
荷物を一つずつ吊り上げる場合(図18及び図19参
照) (1)まず、シリンダ12を伸縮させて吊り上げ機構3
の各アーム6、7同士の間隔を荷物N3の長さ寸法より
も僅かに大きくする。 (2)さらに、シリンダ13を収縮させて、それぞれの
吊り上げ機構3のそれぞれのアーム6、7を対向方向と
直交する方向へ回動させることにより、それぞれのアー
ム6同士及びアーム7同士の下端部を近接させる。
【0044】(3)この状態において、旋回モータ5に
よって吊り上げ装置本体2を回動させて、各吊り上げ機
構3の向きを調節させながら下降させ、アーム6、7の
下端部を荷物N3の両端部に位置させる。 (4)次いで、それぞれのアーム6、7の係止機構51
を作動させる。即ち、これら係止機構51のシリンダ5
4をそれぞれ伸長させて係止片53を回動させ、これら
係止機構51の係止片53をそれぞれ内方へ向かって水
平に突出させる。このようにすると、これら係止機構5
1の係止片53が荷物N3の中心部の貫通孔K内に入り
込む。
よって吊り上げ装置本体2を回動させて、各吊り上げ機
構3の向きを調節させながら下降させ、アーム6、7の
下端部を荷物N3の両端部に位置させる。 (4)次いで、それぞれのアーム6、7の係止機構51
を作動させる。即ち、これら係止機構51のシリンダ5
4をそれぞれ伸長させて係止片53を回動させ、これら
係止機構51の係止片53をそれぞれ内方へ向かって水
平に突出させる。このようにすると、これら係止機構5
1の係止片53が荷物N3の中心部の貫通孔K内に入り
込む。
【0045】(5)この状態にて、クレーンによって吊
り上げ装置1を上方へ引き上げると、係止機構51の係
止片53が荷物N3の貫通孔Kを係止し、これら係止片
53によって係止された荷物N3が上方へ吊り上げられ
る。
り上げ装置1を上方へ引き上げると、係止機構51の係
止片53が荷物N3の貫通孔Kを係止し、これら係止片
53によって係止された荷物N3が上方へ吊り上げられ
る。
【0046】また、吊り上げ装置1による荷物N3の吊
り上げ状態を解除させて荷物N3を降ろす場合は、吊り
上げ装置1を下降させて荷物N3を地面に設置させた状
態にて、係止機構51のシリンダ54を収縮させること
により係止片53を回動させて、これら係止片53をア
ーム6、7内に収納し、この状態にて、吊り上げ装置1
のみを上方へ引き上げる。
り上げ状態を解除させて荷物N3を降ろす場合は、吊り
上げ装置1を下降させて荷物N3を地面に設置させた状
態にて、係止機構51のシリンダ54を収縮させること
により係止片53を回動させて、これら係止片53をア
ーム6、7内に収納し、この状態にて、吊り上げ装置1
のみを上方へ引き上げる。
【0047】(D)中心部に貫通孔を有するロール状の
荷物を二つ同時に吊り上げる場合(図18及び図20参
照) (1)まず、シリンダ12を伸縮させて吊り上げ機構3
の各アーム6、7同士の間隔を荷物N3、N3の長さ寸
法よりも僅かに大きくする。 (2)さらに、シリンダ13を伸長させて、それぞれの
吊り上げ機構3のそれぞれのアーム6、7を対向方向と
直交する方向へ回動させることにより、それぞれのアー
ム6同士及びアーム7同士の下端部を離間させ、これら
アーム6同士及びアーム7同士の間隔を荷物N3、N3
の貫通孔K同士の間隔と略一致させる。
荷物を二つ同時に吊り上げる場合(図18及び図20参
照) (1)まず、シリンダ12を伸縮させて吊り上げ機構3
の各アーム6、7同士の間隔を荷物N3、N3の長さ寸
法よりも僅かに大きくする。 (2)さらに、シリンダ13を伸長させて、それぞれの
吊り上げ機構3のそれぞれのアーム6、7を対向方向と
直交する方向へ回動させることにより、それぞれのアー
ム6同士及びアーム7同士の下端部を離間させ、これら
アーム6同士及びアーム7同士の間隔を荷物N3、N3
の貫通孔K同士の間隔と略一致させる。
【0048】(3)この状態において、旋回モータ5に
よって吊り上げ装置本体2を回動させて、各吊り上げ機
構3の向きを調節させながら下降させ、アーム6、7の
下端部を各荷物N3、N3の両端部に位置させる。 (4)次いで、それぞれのアーム6、7の係止機構51
を作動させる。即ち、これら係止機構51のシリンダ5
4をそれぞれ伸長させて係止片53を回動させ、これら
係止機構51の係止片53をそれぞれ内方へ向かって水
平に突出させる。このようにすると、これら係止機構5
1の係止片53が各荷物N3、N3の中心部の貫通孔K
内に入り込む。
よって吊り上げ装置本体2を回動させて、各吊り上げ機
構3の向きを調節させながら下降させ、アーム6、7の
下端部を各荷物N3、N3の両端部に位置させる。 (4)次いで、それぞれのアーム6、7の係止機構51
を作動させる。即ち、これら係止機構51のシリンダ5
4をそれぞれ伸長させて係止片53を回動させ、これら
係止機構51の係止片53をそれぞれ内方へ向かって水
平に突出させる。このようにすると、これら係止機構5
1の係止片53が各荷物N3、N3の中心部の貫通孔K
内に入り込む。
【0049】(5)この状態にて、クレーンによって吊
り上げ装置1を上方へ引き上げると、係止機構51の係
止片53が荷物N3、N3の貫通孔Kを係止し、これら
係止片53によって係止された二つの荷物N3、N3が
同時に上方へ吊り上げられる。
り上げ装置1を上方へ引き上げると、係止機構51の係
止片53が荷物N3、N3の貫通孔Kを係止し、これら
係止片53によって係止された二つの荷物N3、N3が
同時に上方へ吊り上げられる。
【0050】また、吊り上げ装置1による各荷物N3、
N3の吊り上げ状態を解除させて荷物N3、N3を降ろ
す場合は、吊り上げ装置1を下降させてそれぞれの荷物
N3、N3を地面に設置させた状態にて、係止機構51
のシリンダ54を収縮させることにより係止片53を回
動させて、これら係止片53をアーム6、7内に収納
し、この状態にて、吊り上げ装置1のみを上方へ引き上
げる。
N3の吊り上げ状態を解除させて荷物N3、N3を降ろ
す場合は、吊り上げ装置1を下降させてそれぞれの荷物
N3、N3を地面に設置させた状態にて、係止機構51
のシリンダ54を収縮させることにより係止片53を回
動させて、これら係止片53をアーム6、7内に収納
し、この状態にて、吊り上げ装置1のみを上方へ引き上
げる。
【0051】このように、上記実施例の吊り上げ装置1
によれば、係止機構51によって係止片53を突出させ
て荷物N1の底部に係止させ、上方へ引き上げることに
より、極めて容易に、荷物N1の吊り上げを行なうこと
ができる。
によれば、係止機構51によって係止片53を突出させ
て荷物N1の底部に係止させ、上方へ引き上げることに
より、極めて容易に、荷物N1の吊り上げを行なうこと
ができる。
【0052】ここで、例えば、吊り上げる荷物が柔軟な
シート状の荷物N2であったとしても、移送機構17を
駆動させて一方のアーム6に収納されているスリング1
4を、荷物N2の下方を通し他方のアーム7方向へ送り
出し、このスリング14の後端部をスリング係止機構2
6によって係止させるとともに、スリング14の先端部
をスリングロック機構33によって保持させることによ
り、極めて容易にスリング14による荷物N2の吊り上
げを可能とすることができる。
シート状の荷物N2であったとしても、移送機構17を
駆動させて一方のアーム6に収納されているスリング1
4を、荷物N2の下方を通し他方のアーム7方向へ送り
出し、このスリング14の後端部をスリング係止機構2
6によって係止させるとともに、スリング14の先端部
をスリングロック機構33によって保持させることによ
り、極めて容易にスリング14による荷物N2の吊り上
げを可能とすることができる。
【0053】また、一つのロール状の荷物N3を吊り上
げる場合は、それぞれの吊り上げ機構3のアーム6、7
を、対向方向と直交する方向へ回動させて、それぞれア
ーム6の下端部同士及びアーム7の下端部同士を近接さ
せた状態にて、係止機構51によって係止片53を突出
させて、荷物N3の中心部の貫通孔Kに係止させて吊り
上げることにより、ロール状の荷物N3を確実に吊り上
げることができる。
げる場合は、それぞれの吊り上げ機構3のアーム6、7
を、対向方向と直交する方向へ回動させて、それぞれア
ーム6の下端部同士及びアーム7の下端部同士を近接さ
せた状態にて、係止機構51によって係止片53を突出
させて、荷物N3の中心部の貫通孔Kに係止させて吊り
上げることにより、ロール状の荷物N3を確実に吊り上
げることができる。
【0054】さらに、二つのロール状の荷物N3を吊り
上げる場合は、それぞれの吊り上げ機構3のアーム6、
7を、対向方向と直交する方向へ回動させて、それぞれ
アーム6の下端部同士及びアーム7の下端部同士を離間
させて、これらアーム6、7をそれぞれ二つの荷物N
3、N3のそれぞれの端面位置に配置させた状態にて、
係止機構51によって係止片53を突出させて、それぞ
れの荷物N3、N3の中心部の貫通孔Kに係止させて吊
り上げることにより、それぞれのロール状の荷物N3、
N3を容易に係止片53に係止させて吊り上げることが
できる。
上げる場合は、それぞれの吊り上げ機構3のアーム6、
7を、対向方向と直交する方向へ回動させて、それぞれ
アーム6の下端部同士及びアーム7の下端部同士を離間
させて、これらアーム6、7をそれぞれ二つの荷物N
3、N3のそれぞれの端面位置に配置させた状態にて、
係止機構51によって係止片53を突出させて、それぞ
れの荷物N3、N3の中心部の貫通孔Kに係止させて吊
り上げることにより、それぞれのロール状の荷物N3、
N3を容易に係止片53に係止させて吊り上げることが
できる。
【0055】このように、各種の荷物N1、N2、N3
を取り扱う荷役作業現場にて、従来のように荷物の種類
に応じて専用の吊り上げ装置を用いる場合と比較して、
荷物の種類による吊り上げ装置の交換作業を不要とする
ことができ、これにより、吊り上げ装置の交換作業にか
かる多大な労力及び時間を省略することができる。つま
り、荷役作業の作業性の向上及び作業時間の短縮を図る
ことができる。また、ロール状の荷物N3の場合、同時
に二つの荷物N3、N3を吊り上げることができ、さら
なる作業の高効率化を図ることができる。
を取り扱う荷役作業現場にて、従来のように荷物の種類
に応じて専用の吊り上げ装置を用いる場合と比較して、
荷物の種類による吊り上げ装置の交換作業を不要とする
ことができ、これにより、吊り上げ装置の交換作業にか
かる多大な労力及び時間を省略することができる。つま
り、荷役作業の作業性の向上及び作業時間の短縮を図る
ことができる。また、ロール状の荷物N3の場合、同時
に二つの荷物N3、N3を吊り上げることができ、さら
なる作業の高効率化を図ることができる。
【0056】また、それぞれの吊り上げ機構3による吊
り上げ位置の調整及び二つのロール状の荷物N3、N3
を吊り上げ可能とするために、これら吊り上げ機構3の
各アーム6、7を対向方向と直交する方向へ回動させる
構造としたので、これら吊り上げ機構3を支持する吊り
上げ装置本体2の大型化を招くことがなく、倉庫等の狭
隘な荷役作業現場での良好な吊り上げ作業を可能とする
ことができる。
り上げ位置の調整及び二つのロール状の荷物N3、N3
を吊り上げ可能とするために、これら吊り上げ機構3の
各アーム6、7を対向方向と直交する方向へ回動させる
構造としたので、これら吊り上げ機構3を支持する吊り
上げ装置本体2の大型化を招くことがなく、倉庫等の狭
隘な荷役作業現場での良好な吊り上げ作業を可能とする
ことができる。
【0057】また、平行リンク機構8によって吊り上げ
機構3のそれぞれ対向したアーム6、7が平行移動可能
とされているので、荷物の幅に応じてそれぞれのアーム
6、7の間隔を容易に調節することができる。さらに
は、旋回モータ5を駆動させて係止部4と吊り上げ装置
本体2とを相対的に回動させることにより、極めて容易
に吊り上げ装置本体2の方向を調節することができ、さ
らなる作業性の向上を図ることができる。
機構3のそれぞれ対向したアーム6、7が平行移動可能
とされているので、荷物の幅に応じてそれぞれのアーム
6、7の間隔を容易に調節することができる。さらに
は、旋回モータ5を駆動させて係止部4と吊り上げ装置
本体2とを相対的に回動させることにより、極めて容易
に吊り上げ装置本体2の方向を調節することができ、さ
らなる作業性の向上を図ることができる。
【0058】なお、各機構部分の駆動手段としては、油
圧シリンダ、モータ等に限定されることはない。また、
各機構の具体的な構造は、上記実施例に限定されること
はない。また、上記吊り上げ装置1による各種の荷物の
吊り上げの作業手順としては、前述した作業手順に限定
されない。
圧シリンダ、モータ等に限定されることはない。また、
各機構の具体的な構造は、上記実施例に限定されること
はない。また、上記吊り上げ装置1による各種の荷物の
吊り上げの作業手順としては、前述した作業手順に限定
されない。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の吊り上
げ装置によれば、下記の効果を得ることができる。請求
項1記載の吊り上げ装置によれば、係止手段によって係
止片を突出させて荷物の底部に係止させ、この吊り上げ
装置を上方へ引き上げることにより、極めて容易に、荷
物の吊り上げを行なうことができる。ここで、例えば、
吊り上げる荷物が柔軟なシート状であったとしても、吊
持手段によって一方のアームに収納されているスリング
を荷物の下方を通し他方のアーム方向へ送り込んでそれ
ぞれのアーム間に掛け渡すことにより、極めて容易にス
リングによる荷物の吊り上げを可能とすることができ
る。
げ装置によれば、下記の効果を得ることができる。請求
項1記載の吊り上げ装置によれば、係止手段によって係
止片を突出させて荷物の底部に係止させ、この吊り上げ
装置を上方へ引き上げることにより、極めて容易に、荷
物の吊り上げを行なうことができる。ここで、例えば、
吊り上げる荷物が柔軟なシート状であったとしても、吊
持手段によって一方のアームに収納されているスリング
を荷物の下方を通し他方のアーム方向へ送り込んでそれ
ぞれのアーム間に掛け渡すことにより、極めて容易にス
リングによる荷物の吊り上げを可能とすることができ
る。
【0060】また、一つのロール状の荷物を吊り上げる
場合は、それぞれの吊り上げ機構のアームを、対向方向
と直交する方向へ回動させて、それぞれアームの下端部
同士を近接させた状態にて、係止手段によって係止片を
突出させて、荷物の中心部の貫通孔に係止させて吊り上
げることにより、ロール状の荷物を確実に吊り上げるこ
とができる。
場合は、それぞれの吊り上げ機構のアームを、対向方向
と直交する方向へ回動させて、それぞれアームの下端部
同士を近接させた状態にて、係止手段によって係止片を
突出させて、荷物の中心部の貫通孔に係止させて吊り上
げることにより、ロール状の荷物を確実に吊り上げるこ
とができる。
【0061】さらに、二つのロール状の荷物を吊り上げ
る場合は、それぞれの吊り上げ機構のアームを、対向方
向と直交する方向へ回動させて、それぞれアームの下端
部同士を離間させて、これらアームをそれぞれ二つの荷
物のそれぞれの端面位置に配置させた状態にて、係止手
段によって係止片を突出させて、それぞれの荷物の中心
部の貫通孔に係止させて吊り上げることにより、それぞ
れのロール状の荷物を容易に係止片に係止させて吊り上
げることができる。
る場合は、それぞれの吊り上げ機構のアームを、対向方
向と直交する方向へ回動させて、それぞれアームの下端
部同士を離間させて、これらアームをそれぞれ二つの荷
物のそれぞれの端面位置に配置させた状態にて、係止手
段によって係止片を突出させて、それぞれの荷物の中心
部の貫通孔に係止させて吊り上げることにより、それぞ
れのロール状の荷物を容易に係止片に係止させて吊り上
げることができる。
【0062】このように、各種の荷物を取り扱う荷役作
業現場にて、従来のように荷物の種類に応じて専用の吊
り上げ装置を用いる場合と比較して、荷物の種類による
吊り上げ装置の交換作業を不要とすることができ、これ
により、吊り上げ装置の交換作業にかかる多大な労力及
び時間を省略することができる。つまり、荷役作業の作
業性の向上及び作業時間の短縮を図ることができる。ま
た、ロール状の荷物の場合、同時に二つの荷物を吊り上
げることができ、さらなる作業の高効率化を図ることが
できる。
業現場にて、従来のように荷物の種類に応じて専用の吊
り上げ装置を用いる場合と比較して、荷物の種類による
吊り上げ装置の交換作業を不要とすることができ、これ
により、吊り上げ装置の交換作業にかかる多大な労力及
び時間を省略することができる。つまり、荷役作業の作
業性の向上及び作業時間の短縮を図ることができる。ま
た、ロール状の荷物の場合、同時に二つの荷物を吊り上
げることができ、さらなる作業の高効率化を図ることが
できる。
【0063】また、それぞれの吊り上げ機構による吊り
上げ位置の調整及び二つのロール状の荷物を吊り上げ可
能とするために、これら吊り上げ機構の各アームを対向
方向と直交する方向へ回動させる構造としたので、これ
ら吊り上げ機構を支持する吊り上げ装置本体の小型化を
図ることができ、倉庫等の狭隘な荷役作業現場での良好
な吊り上げ作業を可能とすることができる。
上げ位置の調整及び二つのロール状の荷物を吊り上げ可
能とするために、これら吊り上げ機構の各アームを対向
方向と直交する方向へ回動させる構造としたので、これ
ら吊り上げ機構を支持する吊り上げ装置本体の小型化を
図ることができ、倉庫等の狭隘な荷役作業現場での良好
な吊り上げ作業を可能とすることができる。
【0064】請求項2記載の吊り上げ装置によれば、吊
持手段の移送機構を駆動させて一方のアームに収納され
ているスリングを、荷物の下方を通し他方のアーム方向
へ送り出し、このスリングの後端部を一方のアームのス
リング係止機構によって係止させるとともに、スリング
の先端部を他方のアームの保持手段によって保持させる
ことにより、極めて容易にスリングによる各種荷物の吊
り上げを可能とすることができる。
持手段の移送機構を駆動させて一方のアームに収納され
ているスリングを、荷物の下方を通し他方のアーム方向
へ送り出し、このスリングの後端部を一方のアームのス
リング係止機構によって係止させるとともに、スリング
の先端部を他方のアームの保持手段によって保持させる
ことにより、極めて容易にスリングによる各種荷物の吊
り上げを可能とすることができる。
【0065】請求項3記載の吊り上げ装置によれば、平
行リンク機構によって吊り上げ機構のそれぞれ対向した
アームが平行移動可能とされているので、荷物の幅に応
じてそれぞれのアームの間隔を容易に調節することがで
きる。請求項4記載の吊り上げ装置によれば、旋回モー
タを駆動させて係止部と吊り上げ装置本体とを相対的に
回動させることにより、極めて容易に吊り上げ装置本体
の方向を調節することができ、さらなる作業性の向上を
図ることができる。
行リンク機構によって吊り上げ機構のそれぞれ対向した
アームが平行移動可能とされているので、荷物の幅に応
じてそれぞれのアームの間隔を容易に調節することがで
きる。請求項4記載の吊り上げ装置によれば、旋回モー
タを駆動させて係止部と吊り上げ装置本体とを相対的に
回動させることにより、極めて容易に吊り上げ装置本体
の方向を調節することができ、さらなる作業性の向上を
図ることができる。
【図1】本発明の実施例の吊り上げ装置の構成及び構造
を説明する吊り上げ装置の正面図である。
を説明する吊り上げ装置の正面図である。
【図2】本発明の実施例の吊り上げ装置の構成及び構造
を説明する吊り上げ装置の側面図である。
を説明する吊り上げ装置の側面図である。
【図3】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に収
納されたスリングの形状及び構成を説明するスリングの
平面図である。
納されたスリングの形状及び構成を説明するスリングの
平面図である。
【図4】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に設
けられた移送機構の構成及び構造を説明する移送機構の
概略正面図である。
けられた移送機構の構成及び構造を説明する移送機構の
概略正面図である。
【図5】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に設
けられた移送機構の構成及び構造を説明する移送機構の
平面図である。
けられた移送機構の構成及び構造を説明する移送機構の
平面図である。
【図6】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に設
けられたスリング係止機構の構成及び構造を説明するス
リング係止機構の平面図である。
けられたスリング係止機構の構成及び構造を説明するス
リング係止機構の平面図である。
【図7】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に設
けられたスリングロック機構の構成及び構造を説明する
スリングロック機構の横断面図である。
けられたスリングロック機構の構成及び構造を説明する
スリングロック機構の横断面図である。
【図8】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に設
けられたスリングロック機構の構成及び構造を説明する
スリングロック機構の側断面図である。
けられたスリングロック機構の構成及び構造を説明する
スリングロック機構の側断面図である。
【図9】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に設
けられたスリングロック機構の構成及び構造を説明する
スリングロック機構のA−A断面図である。
けられたスリングロック機構の構成及び構造を説明する
スリングロック機構のA−A断面図である。
【図10】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に
設けられたスリングロック機構の構成及び構造を説明す
るスリングロック機構のB−B断面図である。
設けられたスリングロック機構の構成及び構造を説明す
るスリングロック機構のB−B断面図である。
【図11】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に
設けられたスリングロック機構の動作を説明するスリン
グロック機構のA−A断面図である。
設けられたスリングロック機構の動作を説明するスリン
グロック機構のA−A断面図である。
【図12】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に
設けられたスリングロック機構の動作を説明するスリン
グロック機構のB−B断面図である。
設けられたスリングロック機構の動作を説明するスリン
グロック機構のB−B断面図である。
【図13】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に
設けられたスリング検知機構の構成及び構造を説明する
スリング検知機構の側面図である。
設けられたスリング検知機構の構成及び構造を説明する
スリング検知機構の側面図である。
【図14】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に
設けられたスリング検知機構の構成及び構造を説明する
スリング検知機構の正面図である。
設けられたスリング検知機構の構成及び構造を説明する
スリング検知機構の正面図である。
【図15】本発明の実施例の吊り上げ装置のアーム内に
設けられた係止機構の構成及び構造を説明する係止機構
の側面図である。
設けられた係止機構の構成及び構造を説明する係止機構
の側面図である。
【図16】本発明の実施例の吊り上げ装置による荷物の
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の正面図である。
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の正面図である。
【図17】本発明の実施例の吊り上げ装置による荷物の
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の正面図である。
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の正面図である。
【図18】本発明の実施例の吊り上げ装置による荷物の
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の正面図である。
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の正面図である。
【図19】本発明の実施例の吊り上げ装置による荷物の
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の側面図である。
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の側面図である。
【図20】本発明の実施例の吊り上げ装置による荷物の
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の側面図である。
吊り上げ作業を説明する荷物を吊り上げた状態の吊り上
げ装置の側面図である。
1 吊り上げ装置 2 吊り上げ装置本体 3 吊り上げ機構 4 係止部 5 旋回モータ 6、7 アーム 8 平行リンク機構 14 スリング(吊持手段) 17 移送機構(吊持手段) 26 スリング係止機構(吊持手段) 33 スリングロック機構(吊持手段) 51 係止機構(係止手段) 53 係止片(係止手段) N1、N2、N3 荷物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 和彦 福岡県北九州市小倉北区高峰町9の12 (72)発明者 伊東 律郎 福岡県北九州市若松区高須東1丁目9の14
Claims (4)
- 【請求項1】 上部にクレーン等のフックが係止される
係止部が設けられた吊り上げ装置本体の下方側に、互い
に対向位置に配置された一対のアームからなる二組の吊
り上げ機構が設けられ、これら吊り上げ機構のそれぞれ
対向するアーム間に配置させた荷物を吊り上げる吊り上
げ装置であって、 前記一対のアームは、前記吊り上げ装置本体に、それぞ
れ対向方向と直交する方向へ回動可能に連結されてな
り、 前記吊り上げ機構は、それぞれのアームに設けられ、荷
物を係止する係止片を互いに対向する方向へ出没させる
係止手段と、一方のアームに収納されたスリングを、前
記荷物の下方側を通して他方のアームへ送り込み、それ
ぞれのアーム間に掛け渡す吊持手段とを具備し、係止片
による荷物の吊り上げ及びスリングによる荷物の吊り上
げを兼用してなることを特徴とする吊り上げ装置。 - 【請求項2】 前記吊持手段は、一方のアームから前記
スリングを送り出す移送機構と、一方のアームにて前記
移送機構によって送り出されたスリングの後端部を係止
するスリング係止機構と、他方のアームにて前記移送機
構によって送り出されたスリングの先端部を保持するス
リングロック機構とを具備してなることを特徴とする請
求項1記載の吊り上げ装置。 - 【請求項3】 前記吊り上げ機構を構成する前記一対の
アームは、これらアームを垂直にかつ対向方向へ平行移
動可能に支持する平行リンク機構を介して前記吊り上げ
装置本体に連結されてなることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の吊り上げ装置。 - 【請求項4】 前記係止部は、前記吊り上げ装置本体
に、水平面内にて回動可能に設けられ、前記吊り上げ装
置本体には、この吊り上げ装置本体と前記係止部とを相
対的に回動させる旋回モータが設けられてなることを特
徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の吊り
上げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16042194A JPH0826657A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 吊り上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16042194A JPH0826657A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 吊り上げ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826657A true JPH0826657A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15714567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16042194A Withdrawn JPH0826657A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 吊り上げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826657A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105775988A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-07-20 | 河南平高电气股份有限公司 | 一种断路器专用吊装工具及断路器起吊方法 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP16042194A patent/JPH0826657A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105775988A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-07-20 | 河南平高电气股份有限公司 | 一种断路器专用吊装工具及断路器起吊方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |