JPH08266660A - 車両消火システム - Google Patents

車両消火システム

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JPH08266660A
JPH08266660A JP7415195A JP7415195A JPH08266660A JP H08266660 A JPH08266660 A JP H08266660A JP 7415195 A JP7415195 A JP 7415195A JP 7415195 A JP7415195 A JP 7415195A JP H08266660 A JPH08266660 A JP H08266660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
engine
gunpowder
fire extinguishing
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7415195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Obara
弘貴 小原
Shinobu Mizuno
忍 水野
Hiroshi Kondo
浩 近藤
Masahiro Miyaji
正広 宮治
Tsukasa Fujimoto
宰 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP7415195A priority Critical patent/JPH08266660A/ja
Publication of JPH08266660A publication Critical patent/JPH08266660A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンルームの車両火災で乗員が既に避難
してしまっている場合でもエンジンフードのロックを確
実に解除する。 【構成】 火薬入りアクチュエータ3をフードロック装
置1に対して設け、エンジンルーム内に配設した導火線
4の点火部5が火災による火炎若しくは発熱温度によっ
て着火し導火線4を介して火薬入りアクチュエータ3を
作動させるようにした。点火部5は、エンジンルーム内
の火炎発生対象箇所近傍に位置される。省スペースで信
頼性の高い機械的自動システムを実現することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンルームで火災
が発生した場合のエンジンフードをプライマリロック解
除した状態での車外者による消火作業を容易とした車両
消火システムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両における火災発生の原因は、ユーザ
ーによる使用部品の信頼性を越えた改造がほとんどであ
るが、車両火災では乗員の退避が急務であり、乗員の退
避後に外部消火器を用いた消火作業がなされるのが通常
である。ところで、外部消火器を用いた消火作業では、
エンジンフードがプライマリロック状態であると、外部
消火器のホースをエンジンルーム内に挿入することが容
易でなく、通常の車両では乗員に退避前のプライマリロ
ック解除操作が要求される。プライマリロック解除は、
通常、インストルメントパネル下側に設けられたフード
開放レバーを操作する。
【0003】しかし、火災という非常時に上記フード開
放レバーが操作されることは期待できない。また、車両
火災では衝突事故等に起因して発生することが多々あ
り、このような場合は乗員が意識不明となつているおそ
れがあり、同様にフード開放レバーが操作されることは
期待できない。そこで、特願平5−190451号の明
細書では、エンジンフードのプライマリロック(エンジ
ンフードを完全閉状態とするロック機構であって以下、
フードロック装置という)を感熱アクチュエータにより
解除するようにしたフードロック解除装置を開示してい
る。
【0004】具体的に上記フードロック解除装置は、上
記フード開放レバーが操作ワイヤを介してフードロック
装置のラッチ部材に連接された構成を一部踏襲したもの
で、エンジンルーム内にロウ等の熱可塑性物質を充填し
た感熱アクチュエータを設置し、該感熱アクチュエータ
の可動部材とフードロック装置との間に操作ワイヤを介
装している。そして、火炎若しくはエンジンルーム内の
温度により感熱アクチュエータが作動すると、操作ワイ
ヤがロック装置のラッチ部材を回動してエンジンフード
側のストライカから離脱させる(ロック解除状態)。ロ
ック解除状態とされると、エンジンフードとラジエータ
サポートとの間に間隙が生じるので、該間隙より外部消
火器のホース部を挿入した消火作業を行うことができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感熱ア
クチュエータは、充填した熱可塑性物質に火災により熱
が十分伝わらないと作動しない。このため、エンジンフ
ードがロック解除されたときには、火災が相当進行して
いるという結果を招く。また、熱可塑性物質への伝熱を
良好とする場合は、感熱アクチュエータの熱可塑性物質
が充填された容器にフィンを設けることが考えられる
が、感熱アクチュエータのための占有スペースが大きく
なる欠点がある。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
省スペースで火災発生の早期より確実にエンジンフード
をロック解除状態とすることを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した請求
項1の発明は、エンジフードをプライマリロック状態と
するフードロック装置と、火薬が充填され該火薬への着
火により作動して上記フードロック装置を駆動し上記エ
ンジフードをプライマリロック解除状態とする火薬入り
アクチュエータと、上記火薬入りアクチュエータに一端
が接続され、他端が発火剤を固形化してなる点火部とさ
れエンジンルーム内の火炎発生対象箇所近傍に位置され
た導火線とから構成される。
【0008】請求項2の態様は、上記点火部が、エンジ
ンフードの裏面に配設されることを特徴とする。請求項
3の態様は、上記点火部には防湿剤が塗布されているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、エンジンルームで火
災が発生すると、火炎若しくはエンジンルーム内の温度
により火薬入りアクチュエータの火薬が爆発して作動
し、フードロック装置を駆動して上記エンジフードをロ
ック解除状態とすることができる。
【0010】とりわけ、請求項2の態様によれば、エン
ジンルームでの火災発生では、火炎の性質によってエン
ジンフードが最も発熱するので、より早期にロック解除
状態とすることができる。とりわけ、請求項3の態様に
よれば、導火線の点火部が雨水等によっても湿気を帯び
ず、要時の点火性が損なわれない。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る車両消火システムの一実
施例を示す図面に基づいて詳細に説明する。本実施例の
車両消火システムは、図1に概略的に示すように、ラジ
エータサポートに取付けられたフードロック装置1と、
エンジンフード2がロック状態のとき上記フードロック
装置1を駆動可能な位置となるエンジンフード2の先端
側に装着された火薬入りアクチュエータ3と、該火薬入
りアクチュエータ3に一端が接続された複数の導火線4
とから構成され、該導火線4は、エンジンフード2の裏
面に沿って枝状に配設され、各点火部5となる他端を、
火災発生対象箇所に各臨設させるようにしている。
【0012】具体的に、フードロック装置1は、図2に
示すように、ラジエータサポート10に止着された本体
ハウジング11と、エンジンフード側に取付けられたス
トライカ12に係脱可能なラッチ部材13と、エンジン
フード2がロック状態のときに上記ラッチ部材13と係
合して該ラッチ部材13がストライカ12と係合した状
態を保持させる係止部材14とを主体に構成される。
【0013】上記ラッチ部材13と係止部材14とは、
互いに平行(前後方向)な回動軸15,16をもち、か
つ、ラッチ部材13はばね部材19によって反時計方向
に回動する付勢力が与えられ、係止部材14はばね部材
20によって時計方向に回動する付勢力が与えられてい
る。また、係止部材14には車室内のフード開放レバー
に一端が連接された操作ワイヤ17の他端が回動軸16
より離間した位置に連接されている。
【0014】ストライカ12は、エンジンフード2のロ
ック状態において本体ハウジング11に形成された上向
き凹部18の最奥部まで進入し、ロック解除状態におい
て上向き凹部18から退避するようになっている。上記
構成のフードロック装置は、ロック状態(点線参照)に
おいて、ラッチ部材13の反時計方向への回動を阻止す
べく係止部材14の一端14aがラッチ部材13の一端
と係合しており、このとき、ラッチ部材13はその二股
部分13aで上向き凹部18の最奥部に進入したストラ
イカ12を保持している。
【0015】そしてワイヤ17が矢視Cに示す右方向に
引かれると、上記係止部材14とラッチ部材13との係
合が解けて、ラッチ部材13は反時計方向に回動する。
これにより二股部分13aが上向きとなってラッチ部材
13はストライカ12を開放するとともに、ばね部材1
9の力でエンジンフード2を押し上げロック解除状態と
する。
【0016】しかして、火薬入りアクチュエータ3は、
エンジンフード2のほぼ先端部分に装着され、エンジン
フード2のロック状態において、上記係止部材14の他
端14bに衝当可能になっている。図3に示すように、
火薬入りアクチュエータ3は、箱状のハウジング32内
に火薬33、可動部材31及びばね部材34の順に組み
入れられ、ばね部材34側の開口をねじ式キャップ36
で封栓したものである。ただし、可動部材31はハウジ
ング32にガイドされる基端部31aより先端部31b
が延出した分銅状の部材であって、該先端部31bはキ
ャップ36の中央孔より僅かに外部に突出している。
【0017】また、火薬33にはハウジング32の底部
側から挿入された導火線4の一端が接触される。導火線
4の一端には発火剤35が固形化されている。導火線4
はパイプ37で被覆され、図4に示すように、エンジン
フード2の裏面に溶接されたブラケット38,38…に
よって支持されている。エンジンルーム内に臨むパイプ
37の端部には、点火部5となる導火線4の他端が臨ん
でおり、該他端にも発火剤39が固形化されている。そ
して、この他端側の発火剤39には、その表面に塗布し
た形態で少量のパラフィン等の防湿剤40を詰めてあ
る。
【0018】上記のように構成された車両消火システム
では、エンジンルームで火災が発生すると、火炎若しく
はエンジンルーム内の温度によって防湿剤40が溶け、
続いて点火部5の発火剤39が発火する。この発火剤3
9の発火により導火線4が導火して火薬入りアクチュエ
ータ3の発火剤35に伝火し、火薬33を着火させる。
これにより火薬33は、小爆発を起こし、可動部材31
を発動させる。ハウジング32から発動された可動部材
31は、その先端部31bが図2の実線状態にある係止
部材14の他端14bに衝当する。このため、係止部材
14の一端14aとラッチ部材13との係合が解かれ、
フード開放レバーを操作したときと同様に、ラッチ部材
13はばね部材19の力で反時計方向に回動し、ストラ
イカ12を開放するとともに、ばね部材19の力でエン
ジンフード2を押し上げロック解除状態とする。
【0019】このロック解除状態において、エンジンフ
ード2とラジエータサポート10との間には若干の間隙
が生じるので、車両消火システムにおいては、上記間隙
を利用して車外者による消火を可能とするとともに、セ
カンダリロック(図示略)を解除操作して消火の確認を
行うことができる。このように本実施例の車両消火シス
テムでは、フードロック装置1を火災による発熱温度も
しくは火炎によって作動させる火薬入りアクチュエータ
3を設けたので、乗員がフード開放レバーの操作を忘れ
て急いで避難したり、意識不明となっている場合でも、
火災発生の早期にエンジンフードのロックが解除され、
外部消火器により消火作業をより早く行うことができ
る。
【0020】とりわけ、エンジンルームでの火災発生で
は、火炎の性質によってエンジンフードが最も発熱する
ので、より早期にロック解除状態にできる効果がある。
また、導火線4の点火部5が防湿剤で保護されているた
め、発火剤39は雨水等によっても湿気を帯びず、要時
の点火性を確保することができる。また、バッテリの電
圧を電源とする電磁アクチュエータ類を使用せず、機械
的な確実な動作で信頼性が高いという利点がある。
【0021】更に、火薬の爆発力を利用するので、感熱
アクチュエータを使用する場合に比べ、占有スペースが
格段に小さくなる。なお、火薬33は、無色火薬が好ま
しいが、黒色火薬等の鉄砲の発射剤、ロケット燃料でも
よい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る車両
消火システムによれば、火薬入りアクチュエータをフー
ドロック装置に対して設け、エンジンルーム内に配設し
た導火線の点火部が火災による火炎若しくは発熱温度に
よって着火し導火線を介して火薬入りアクチュエータを
作動させるようにしたので、車両火災により乗員が急い
で避難した場合の車外者による消火作業のためのフード
ロック解除機能を省スペースで信頼性の高い機械的自動
システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る車両消火システムの
概略配置図である。
【図2】 上記実施例における本発明の火薬入りアクチ
ュエータによるフードロック装置の自動解除動作を示す
説明図である。
【図3】 上記実施例における本発明の火薬入りアクチ
ュエータの構成を示す断面図である。
【図4】 上記実施例における火炎発生対象箇所近傍に
位置された導火線の点火部を示す断面図である。
【符号の説明】
1はフードロック解除装置、2はエンジンフード、3は
火薬入りアクチュエータ、4は導火線、5は点火部であ
り、各図において同一の要素には共通の符号を付す。
フロントページの続き (72)発明者 宮治 正広 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 藤本 宰 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジフードをプライマリロック状態と
    するフードロック装置と、火薬が充填され該火薬への着
    火により作動して上記フードロック装置を駆動し上記エ
    ンジフードをプライマリロック解除状態とする火薬入り
    アクチュエータと、上記火薬入りアクチュエータに一端
    が接続され、他端が発火剤を固形化してなる点火部とさ
    れエンジンルーム内の火炎発生対象箇所近傍に位置され
    た導火線とからなる車両消火システム。
  2. 【請求項2】 上記点火部は、エンジンフードの裏面に
    配設されることを特徴とする請求項1記載の車両消火シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記点火部には防湿剤が塗布されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両消火システム。
JP7415195A 1995-03-30 1995-03-30 車両消火システム Pending JPH08266660A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7415195A JPH08266660A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 車両消火システム

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JP7415195A JPH08266660A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 車両消火システム

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JPH08266660A true JPH08266660A (ja) 1996-10-15

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ID=13538876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7415195A Pending JPH08266660A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 車両消火システム

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JP (1) JPH08266660A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515507A (ja) * 2007-01-10 2010-05-13 エスエヌペーウー マテリオー エネルジェティク 流体を注入するための自律的な火薬式の方法および装置
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KR20180076596A (ko) * 2016-12-28 2018-07-06 주식회사 성우하이텍 비상용 후드 릴리즈 장치

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