JPH07323811A - 機械着火式センサの強制作動構造 - Google Patents
機械着火式センサの強制作動構造Info
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- JPH07323811A JPH07323811A JP6116281A JP11628194A JPH07323811A JP H07323811 A JPH07323811 A JP H07323811A JP 6116281 A JP6116281 A JP 6116281A JP 11628194 A JP11628194 A JP 11628194A JP H07323811 A JPH07323811 A JP H07323811A
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- 238000010304 firing Methods 0.000 description 6
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 廃車時等に車両への取付状態のままで簡単に
強制作動させることができ、安全でかつ作業性が向上す
る機械着火式センサの強制作動構造を得る。 【構成】 安全レバー46の軸線部分には、回転操作さ
れることにより軸線方向に移動して着火ピン24を押圧
可能なシャフト56が配置されている。センサ強制作動
の際には、シャフト56によって着火ピン24が押圧さ
れ、トリガレバー36の係合部40が剪断されて着火ピ
ン24の保持が解除され、着火ピン24が作動される。
このように、シャフト56を操作することで簡単に強制
作動を実施でき、安全でかつ作業性が向上する。
強制作動させることができ、安全でかつ作業性が向上す
る機械着火式センサの強制作動構造を得る。 【構成】 安全レバー46の軸線部分には、回転操作さ
れることにより軸線方向に移動して着火ピン24を押圧
可能なシャフト56が配置されている。センサ強制作動
の際には、シャフト56によって着火ピン24が押圧さ
れ、トリガレバー36の係合部40が剪断されて着火ピ
ン24の保持が解除され、着火ピン24が作動される。
このように、シャフト56を操作することで簡単に強制
作動を実施でき、安全でかつ作業性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグ装置やプリ
テンショナー装置等の乗員保護装置に用いられる機械着
火式センサの強制作動構造に関する。
テンショナー装置等の乗員保護装置に用いられる機械着
火式センサの強制作動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両に装備される乗員保護装
置の一つとして、車両急減速時に乗員側へ袋体を膨出さ
せるエアバッグ装置がある。
置の一つとして、車両急減速時に乗員側へ袋体を膨出さ
せるエアバッグ装置がある。
【0003】エアバッグ装置には種々のタイプがあり、
例えば配設部位の観点で分類すると運転席用、助手席用
等があり、又着火方式の観点で分類すると機械着火式、
電気着火式がある。以下、運転席用のエアバッグ装置を
例にして、機械着火式のエアバッグ装置と電気着火式の
エアバッグ装置とを簡単に比較説明する。
例えば配設部位の観点で分類すると運転席用、助手席用
等があり、又着火方式の観点で分類すると機械着火式、
電気着火式がある。以下、運転席用のエアバッグ装置を
例にして、機械着火式のエアバッグ装置と電気着火式の
エアバッグ装置とを簡単に比較説明する。
【0004】両者に共通する要素として、内部にガス発
生剤等を備えるインフレータ、このインフレータが取り
付けられるベースプレート、このベースプレートに折り
畳み状態で取り付けられる袋体、この袋体をベースプレ
ートとの間に格納しかつ車両急減速時に破断して展開す
るパッド等がある。一方、両者は前述した如く着火方式
(センサ)が異なる訳であるが、機械着火式の場合には
センサ自体がインフレータの軸芯部に配置されている。
この機械着火式センサは、基本的には、雷管を着火させ
る着火ピンと、大きな加速度によって慣性移動する慣性
質量体と、着火ピンと慣性質量体との間に介在して着火
ピンの移動を阻止するトリガレバーから成る構成であ
り、車両急減速時には慣性質量体が慣性移動することに
よってトリガレバーによる着火ピンの保持が解除され、
着火ピンが付勢力で雷管を刺突し、これによりガス発生
剤が燃焼する構成である。
生剤等を備えるインフレータ、このインフレータが取り
付けられるベースプレート、このベースプレートに折り
畳み状態で取り付けられる袋体、この袋体をベースプレ
ートとの間に格納しかつ車両急減速時に破断して展開す
るパッド等がある。一方、両者は前述した如く着火方式
(センサ)が異なる訳であるが、機械着火式の場合には
センサ自体がインフレータの軸芯部に配置されている。
この機械着火式センサは、基本的には、雷管を着火させ
る着火ピンと、大きな加速度によって慣性移動する慣性
質量体と、着火ピンと慣性質量体との間に介在して着火
ピンの移動を阻止するトリガレバーから成る構成であ
り、車両急減速時には慣性質量体が慣性移動することに
よってトリガレバーによる着火ピンの保持が解除され、
着火ピンが付勢力で雷管を刺突し、これによりガス発生
剤が燃焼する構成である。
【0005】またさらに、このような機械着火式センサ
には、組付け時等における誤作動を防止するための安全
装置が設けられている。この安全装置は、慣性力によっ
て移動する前記慣性質量体に係合して慣性力の作用に拘
わらずその移動を阻止する安全レバーを備えている。こ
の安全レバーが慣性質量体に係合した状態では、前述の
如く慣性質量体の移動が強制的に阻止された状態となる
ため、車両への組付け時等に不要に外力が作用しても、
センサが誤作動することが防止される。
には、組付け時等における誤作動を防止するための安全
装置が設けられている。この安全装置は、慣性力によっ
て移動する前記慣性質量体に係合して慣性力の作用に拘
わらずその移動を阻止する安全レバーを備えている。こ
の安全レバーが慣性質量体に係合した状態では、前述の
如く慣性質量体の移動が強制的に阻止された状態となる
ため、車両への組付け時等に不要に外力が作用しても、
センサが誤作動することが防止される。
【0006】これに対し、電気着火式センサの場合には
センサ自体は車体の前部両側及び中央に配置され、車両
急減速状態をいずれかのセンサが感知すると判定回路を
介してインフレータの軸芯部に配置された点火装置に通
電され、これによりガス発生剤が燃焼する。
センサ自体は車体の前部両側及び中央に配置され、車両
急減速状態をいずれかのセンサが感知すると判定回路を
介してインフレータの軸芯部に配置された点火装置に通
電され、これによりガス発生剤が燃焼する。
【0007】ところで、上述したエアバッグ装置を備え
た車両を廃車にする場合、安全性の観点から、車体を潰
す前にエアバッグ装置を強制的に作動させることが望ま
しい。しかも、安全性の観点及び作業労力低減の観点か
ら、この作業をステアリングホイールにエアバッグ装置
が取り付けられた状態で行うことが合理的である。
た車両を廃車にする場合、安全性の観点から、車体を潰
す前にエアバッグ装置を強制的に作動させることが望ま
しい。しかも、安全性の観点及び作業労力低減の観点か
ら、この作業をステアリングホイールにエアバッグ装置
が取り付けられた状態で行うことが合理的である。
【0008】この場合、電気着火式センサを用いたエア
バッグ装置の場合は、作業者が点火装置に通電させれば
簡単にエアバッグ装置を作動させることができるので、
安全かつ容易に作業を行うことができる。
バッグ装置の場合は、作業者が点火装置に通電させれば
簡単にエアバッグ装置を作動させることができるので、
安全かつ容易に作業を行うことができる。
【0009】しかしながら、機械着火式センサを用いた
エアバッグ装置の場合には、センサに所定の慣性力を作
用させなければならない。その作用のために、作業者が
エアバッグ装置の安全装置を操作してセンサを非作動状
態にした上でエアバッグ装置をステアリングホイールか
ら取り外し、その後再び安全装置を操作してセンサを作
動状態にしてからエアバッグ装置を強制的に作動させる
という非常に面倒な作業となってしまう。
エアバッグ装置の場合には、センサに所定の慣性力を作
用させなければならない。その作用のために、作業者が
エアバッグ装置の安全装置を操作してセンサを非作動状
態にした上でエアバッグ装置をステアリングホイールか
ら取り外し、その後再び安全装置を操作してセンサを作
動状態にしてからエアバッグ装置を強制的に作動させる
という非常に面倒な作業となってしまう。
【0010】またこのことは、エアバッグ装置に限らず
車両に装備される他の乗員保護装置(例えば、プリテン
ショナー等)においても同様である。
車両に装備される他の乗員保護装置(例えば、プリテン
ショナー等)においても同様である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、廃車時等に車両への取付状態のままで簡単に機
械着火式センサを強制作動させることができる機械着火
式センサの強制作動構造を得ることが目的である。
考慮し、廃車時等に車両への取付状態のままで簡単に機
械着火式センサを強制作動させることができる機械着火
式センサの強制作動構造を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の機
械着火式センサの強制作動構造は、雷管を着火させるた
めの着火ピンをトリガレバーによって保持すると共に、
所定荷重作用時に慣性力によって移動する慣性質量体に
よって前記トリガレバーの前記着火ピン保持状態を解除
して着火させる機械着火式センサの強制作動構造であっ
て、前記着火ピンに係合可能に配置され、外部から操作
されて移動することにより前記着火ピンを強制的に押圧
して前記トリガレバーによる前記着火ピン保持状態を解
除させる強制押圧部材を設けたことを特徴としている。
械着火式センサの強制作動構造は、雷管を着火させるた
めの着火ピンをトリガレバーによって保持すると共に、
所定荷重作用時に慣性力によって移動する慣性質量体に
よって前記トリガレバーの前記着火ピン保持状態を解除
して着火させる機械着火式センサの強制作動構造であっ
て、前記着火ピンに係合可能に配置され、外部から操作
されて移動することにより前記着火ピンを強制的に押圧
して前記トリガレバーによる前記着火ピン保持状態を解
除させる強制押圧部材を設けたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の機械着火式センサの強制作動構
造では、通常は、着火ピンはトリガレバーによって保持
されて雷管から離間した位置にある。機械着火式センサ
に大きな加速度が作用すると、慣性質量体が慣性移動
し、トリガレバーによる着火ピンの保持が解除され、着
火ピンが移動して雷管が着火される。
造では、通常は、着火ピンはトリガレバーによって保持
されて雷管から離間した位置にある。機械着火式センサ
に大きな加速度が作用すると、慣性質量体が慣性移動
し、トリガレバーによる着火ピンの保持が解除され、着
火ピンが移動して雷管が着火される。
【0014】一方、車両の廃棄処分等の際に機械着火式
センサを強制的に作動させる場合には、外部から強制押
圧部材を操作して移動させると、強制押圧部材が着火ピ
ンを強制的に押圧し、トリガレバーによる着火ピン保持
状態が解除される。このため、着火ピンが移動して雷管
が着火される。
センサを強制的に作動させる場合には、外部から強制押
圧部材を操作して移動させると、強制押圧部材が着火ピ
ンを強制的に押圧し、トリガレバーによる着火ピン保持
状態が解除される。このため、着火ピンが移動して雷管
が着火される。
【0015】このように、センサに所定の慣性力を作用
させることなく、強制押圧部材によって着火ピンを強制
的に移動させて雷管を着火させるため、車両の廃棄処分
等の際に機械着火式センサを用いた例えばエアバッグ装
置をその安全装置を作動させた上でステアリングホイー
ルから取り外して処分する必要がなくなり、安全でかつ
作業性が向上する。
させることなく、強制押圧部材によって着火ピンを強制
的に移動させて雷管を着火させるため、車両の廃棄処分
等の際に機械着火式センサを用いた例えばエアバッグ装
置をその安全装置を作動させた上でステアリングホイー
ルから取り外して処分する必要がなくなり、安全でかつ
作業性が向上する。
【0016】
【実施例】図1には本発明が適用された実施例に係る機
械着火式センサ10の全体構成が断面図にて示されてお
り、図2には機械着火式センサ10の主要部の構成が概
略斜視図にて示されている。
械着火式センサ10の全体構成が断面図にて示されてお
り、図2には機械着火式センサ10の主要部の構成が概
略斜視図にて示されている。
【0017】機械着火式センサ10はケース12を備え
ている。ケース12は、一端に底壁14を有する円筒形
に形成されており、開口側にはプレート16がカバー1
8によって固定されて封印されている。ケース12の底
壁14には軸線上に透孔20が形成されており、また、
ケース12には円筒形状のガイド孔22が形成されてい
る。
ている。ケース12は、一端に底壁14を有する円筒形
に形成されており、開口側にはプレート16がカバー1
8によって固定されて封印されている。ケース12の底
壁14には軸線上に透孔20が形成されており、また、
ケース12には円筒形状のガイド孔22が形成されてい
る。
【0018】このケース12の内部には着火ピン24が
配置されている。着火ピン24は、略円筒形に形成され
た本体26と、この本体26の底壁26Aから一体的に
突出形成された凸部28とから構成されており、軸線に
沿ってケース12内をスライド移動することにより凸部
28は底壁14に形成された透孔20内に入り込み可能
である。この凸部28は、着火ピン24(本体26)が
最もケース12の底壁14の側へ移動した状態におい
て、透孔20から外部へ突出する。
配置されている。着火ピン24は、略円筒形に形成され
た本体26と、この本体26の底壁26Aから一体的に
突出形成された凸部28とから構成されており、軸線に
沿ってケース12内をスライド移動することにより凸部
28は底壁14に形成された透孔20内に入り込み可能
である。この凸部28は、着火ピン24(本体26)が
最もケース12の底壁14の側へ移動した状態におい
て、透孔20から外部へ突出する。
【0019】ケース12の開口側に固定されたプレート
16と着火ピン24との間にはファイアリングスプリン
グ30が配置されており、常に着火ピン24を透孔20
の方向へ付勢している。
16と着火ピン24との間にはファイアリングスプリン
グ30が配置されており、常に着火ピン24を透孔20
の方向へ付勢している。
【0020】また、ケース12のガイド孔22には、慣
性質量体32が配置されている。慣性質量体32は、略
円筒形に形成されており、ガイド孔22内に軸線方向に
沿って移動可能に収容されている。慣性質量体32とプ
レート16との間にはバイアススプリング34が配置さ
れており、常に慣性質量体32を底壁14の方向へ付勢
している。
性質量体32が配置されている。慣性質量体32は、略
円筒形に形成されており、ガイド孔22内に軸線方向に
沿って移動可能に収容されている。慣性質量体32とプ
レート16との間にはバイアススプリング34が配置さ
れており、常に慣性質量体32を底壁14の方向へ付勢
している。
【0021】慣性質量体32と着火ピン24との間に
は、トリガレバー36が配置されている。トリガレバー
36は、長手方向一端部が軸38によって回動可能に支
持されている。また、トリガレバー36の先端は、着火
ピン24へ向けて屈曲されて係合部40となっており、
着火ピン24に係合可能である。すなわち、トリガレバ
ー36が軸38周りに回動することにより、係合部40
は着火ピン24に接近または離間できる。このトリガレ
バー36の係合部40が着火ピン24の本体26に係合
した状態では、ファイアリングスプリング30により付
勢された着火ピン24をその凸部28が透孔20から抜
き出た位置で保持している。
は、トリガレバー36が配置されている。トリガレバー
36は、長手方向一端部が軸38によって回動可能に支
持されている。また、トリガレバー36の先端は、着火
ピン24へ向けて屈曲されて係合部40となっており、
着火ピン24に係合可能である。すなわち、トリガレバ
ー36が軸38周りに回動することにより、係合部40
は着火ピン24に接近または離間できる。このトリガレ
バー36の係合部40が着火ピン24の本体26に係合
した状態では、ファイアリングスプリング30により付
勢された着火ピン24をその凸部28が透孔20から抜
き出た位置で保持している。
【0022】なお、トリガレバー36の係合部40は、
所定の外力が作用した際に剪断されるように強度が設定
されている。
所定の外力が作用した際に剪断されるように強度が設定
されている。
【0023】また、トリガレバー36の先端部近傍の着
火ピン24と反対側には、慣性質量体32へ向けてスラ
イド保持部42が突出形成されている。スライド保持部
42は、慣性質量体32に形成された解除孔44に対応
しており、慣性質量体32の移動時に解除孔44内に入
り込むことができるように構成されている。すなわち、
通常は、慣性質量体32はバイアススプリング34によ
って最もケース12の底壁14に接近した位置にあり、
この状態では、慣性質量体32がトリガレバー36のス
ライド保持部42に当接しており、トリガレバー36の
係合部40は着火ピン24の本体26に係合して、着火
ピン24をその凸部28が透孔20から抜き出た位置で
保持した状態となっている。さらに、慣性質量体32が
底壁14から離間する方向へ移動する際には、慣性質量
体32はトリガレバー36のスライド保持部42と線状
に接触しながら相対移動し、スライド保持部42が解除
孔44に入り込む構成である。
火ピン24と反対側には、慣性質量体32へ向けてスラ
イド保持部42が突出形成されている。スライド保持部
42は、慣性質量体32に形成された解除孔44に対応
しており、慣性質量体32の移動時に解除孔44内に入
り込むことができるように構成されている。すなわち、
通常は、慣性質量体32はバイアススプリング34によ
って最もケース12の底壁14に接近した位置にあり、
この状態では、慣性質量体32がトリガレバー36のス
ライド保持部42に当接しており、トリガレバー36の
係合部40は着火ピン24の本体26に係合して、着火
ピン24をその凸部28が透孔20から抜き出た位置で
保持した状態となっている。さらに、慣性質量体32が
底壁14から離間する方向へ移動する際には、慣性質量
体32はトリガレバー36のスライド保持部42と線状
に接触しながら相対移動し、スライド保持部42が解除
孔44に入り込む構成である。
【0024】一方、プレート16の着火ピン24と反対
側(カバー18との間)には、安全レバー46が配置さ
れている。安全レバー46は円盤状に形成されており、
プレート16とカバー18とによって軸線周りに回転可
能に支持されている。また、安全レバー46には腕部4
8が形成されている。腕部48は、プレート16を貫通
して慣性質量体32へ向けて延出しており、先端には係
止部50が形成されている。この係止部50は、慣性質
量体32の端部に形成された係止溝52に周方向におい
て対向しており、安全レバー46が所定角度回転した際
に嵌入及び離脱するようになっている。係止部50が係
止溝52に嵌入した状態(図5に二点鎖線にて示す状
態)では、慣性質量体32が安全レバー46(腕部4
8)に保持されてその軸線方向移動が阻止され、係止部
50が係止溝52から抜き出た状態(図5に実線にて示
す状態)では、慣性質量体32の軸線方向移動が可能と
なる構成である。
側(カバー18との間)には、安全レバー46が配置さ
れている。安全レバー46は円盤状に形成されており、
プレート16とカバー18とによって軸線周りに回転可
能に支持されている。また、安全レバー46には腕部4
8が形成されている。腕部48は、プレート16を貫通
して慣性質量体32へ向けて延出しており、先端には係
止部50が形成されている。この係止部50は、慣性質
量体32の端部に形成された係止溝52に周方向におい
て対向しており、安全レバー46が所定角度回転した際
に嵌入及び離脱するようになっている。係止部50が係
止溝52に嵌入した状態(図5に二点鎖線にて示す状
態)では、慣性質量体32が安全レバー46(腕部4
8)に保持されてその軸線方向移動が阻止され、係止部
50が係止溝52から抜き出た状態(図5に実線にて示
す状態)では、慣性質量体32の軸線方向移動が可能と
なる構成である。
【0025】安全レバー46とプレート16との間には
捩じりコイルスプリング54が配置されており、係止部
50が係止溝52に入り込む方向へ常に安全レバー46
を回転付勢している。
捩じりコイルスプリング54が配置されており、係止部
50が係止溝52に入り込む方向へ常に安全レバー46
を回転付勢している。
【0026】安全レバー46の軸部はカバー18から外
部に突出されており、操作レバー58が取り付けられて
いる。図3及び図4に示す如く、操作レバー58は、解
除装置Aによって外部から操作することができる。解除
装置Aは、操作レバー58自体に対応して配置されてお
り、図3及び図4矢印P方向へ押し込み操作することに
より操作レバー58に係合してこれを回転させることが
できる。すなわち、通常は捩じりコイルスプリング54
の付勢力によって係止部50が係止溝52に入り込んだ
状態の安全レバー46を、解除装置Aによって所定角度
回転させて係止部50が係止溝52から抜き出た状態と
することができる構成である。
部に突出されており、操作レバー58が取り付けられて
いる。図3及び図4に示す如く、操作レバー58は、解
除装置Aによって外部から操作することができる。解除
装置Aは、操作レバー58自体に対応して配置されてお
り、図3及び図4矢印P方向へ押し込み操作することに
より操作レバー58に係合してこれを回転させることが
できる。すなわち、通常は捩じりコイルスプリング54
の付勢力によって係止部50が係止溝52に入り込んだ
状態の安全レバー46を、解除装置Aによって所定角度
回転させて係止部50が係止溝52から抜き出た状態と
することができる構成である。
【0027】また、安全レバー46の軸心部分には、強
制押圧部材としてのシャフト56が軸線方向に移動可能
に配置されている。シャフト56の一端部は着火ピン2
4の本体26の底壁26Aに対向しており、他端部は安
全レバー46の軸部から外部に突出している。また、シ
ャフト56の軸線方向中間部には雄ねじ部56Aが形成
されており、この雄ねじ部56Aがプレート16に係止
された雌ねじ部17に螺合している。したがって、シャ
フト56は回転操作されることで軸線方向(着火ピン2
4に接近する方向)に移動でき、これにより着火ピン2
4の本体26の底壁26Aをプレート16から離間する
方向へ押圧することができる構成である。
制押圧部材としてのシャフト56が軸線方向に移動可能
に配置されている。シャフト56の一端部は着火ピン2
4の本体26の底壁26Aに対向しており、他端部は安
全レバー46の軸部から外部に突出している。また、シ
ャフト56の軸線方向中間部には雄ねじ部56Aが形成
されており、この雄ねじ部56Aがプレート16に係止
された雌ねじ部17に螺合している。したがって、シャ
フト56は回転操作されることで軸線方向(着火ピン2
4に接近する方向)に移動でき、これにより着火ピン2
4の本体26の底壁26Aをプレート16から離間する
方向へ押圧することができる構成である。
【0028】以上の構成による機械着火式センサ10
は、例えばエアバッグ装置やプリテンショナー装置のガ
スジェネレータ(図示省略)に組み付けられている。ガ
スジェネレータにはガス発生剤が収容されており、さら
に、このガス発生剤を着火燃焼させる雷管60が配置さ
れている。雷管60は、機械着火式センサ10が組み付
けられた状態において機械着火式センサ10の軸線上に
位置している。したがってこの組付状態では、ケース1
2の透孔20は雷管60に対向しており、この透孔20
から突出可能な着火ピン24の凸部28は、雷管60に
衝突可能となっている。
は、例えばエアバッグ装置やプリテンショナー装置のガ
スジェネレータ(図示省略)に組み付けられている。ガ
スジェネレータにはガス発生剤が収容されており、さら
に、このガス発生剤を着火燃焼させる雷管60が配置さ
れている。雷管60は、機械着火式センサ10が組み付
けられた状態において機械着火式センサ10の軸線上に
位置している。したがってこの組付状態では、ケース1
2の透孔20は雷管60に対向しており、この透孔20
から突出可能な着火ピン24の凸部28は、雷管60に
衝突可能となっている。
【0029】次に本実施例の作用を説明する。上記のよ
うに構成される機械着火式センサ10では、通常は、図
1に示す如く、着火ピン24はファイアリングスプリン
グ30の付勢力に抗して雷管60から離間した位置(ケ
ース12の透孔20から抜き出た位置)にあり、トリガ
レバー36は係合部40が着火ピン24の本体26に係
合して、着火ピン24を保持している。さらに、慣性質
量体32はバイアススプリング34によって最も底壁1
4に接近した位置すなわちトリガレバー36の回動軌跡
に侵入しており、内周壁がトリガレバー36のスライド
保持部42に当接してトリガレバー36の回動を阻止し
て着火ピン保持状態を維持している。
うに構成される機械着火式センサ10では、通常は、図
1に示す如く、着火ピン24はファイアリングスプリン
グ30の付勢力に抗して雷管60から離間した位置(ケ
ース12の透孔20から抜き出た位置)にあり、トリガ
レバー36は係合部40が着火ピン24の本体26に係
合して、着火ピン24を保持している。さらに、慣性質
量体32はバイアススプリング34によって最も底壁1
4に接近した位置すなわちトリガレバー36の回動軌跡
に侵入しており、内周壁がトリガレバー36のスライド
保持部42に当接してトリガレバー36の回動を阻止し
て着火ピン保持状態を維持している。
【0030】さらにここで、安全装置作動状態(センサ
作動不可状態)では、安全レバー46の係止部50が慣
性質量体32の係止溝52に嵌入すると共にこの状態が
捩じりコイルスプリング54の付勢力によって維持され
ている(図5に二点鎖線にて示す状態)。したがってこ
の状態においては、仮に機械着火式センサ10に大きな
加速度が作用しても、慣性質量体32は移動することが
なく(トリガレバー36のスライド保持部42が解除孔
44内に入り込むことがなく)、したがって、トリガレ
バー36が回動することがなく、着火ピン保持状態が解
除されることはない。
作動不可状態)では、安全レバー46の係止部50が慣
性質量体32の係止溝52に嵌入すると共にこの状態が
捩じりコイルスプリング54の付勢力によって維持され
ている(図5に二点鎖線にて示す状態)。したがってこ
の状態においては、仮に機械着火式センサ10に大きな
加速度が作用しても、慣性質量体32は移動することが
なく(トリガレバー36のスライド保持部42が解除孔
44内に入り込むことがなく)、したがって、トリガレ
バー36が回動することがなく、着火ピン保持状態が解
除されることはない。
【0031】一方、解除装置Aによって操作レバー58
を操作することにより捩じりコイルスプリング54の付
勢力に抗して安全レバー46を回転させると、係止部5
0が係止溝52から周方向に抜き出た状態(図5に実線
にて示す状態)となって慣性質量体32の軸線方向移動
が可能となり、安全装置不作動状態(センサ作動可能状
態)となる。
を操作することにより捩じりコイルスプリング54の付
勢力に抗して安全レバー46を回転させると、係止部5
0が係止溝52から周方向に抜き出た状態(図5に実線
にて示す状態)となって慣性質量体32の軸線方向移動
が可能となり、安全装置不作動状態(センサ作動可能状
態)となる。
【0032】ここで、機械着火式センサ10に大きな加
速度が作用すると、慣性質量体32がプレート16の方
向へ慣性移動し、トリガレバー36の回動軌跡に解除孔
44が対応する。トリガレバー36のスライド保持部4
2が慣性質量体32の解除孔44に対向してその保持が
解除されると、ファイアリングスプリング30により付
勢された着火ピン24によってこの着火ピン24から離
間する方向へ押圧されたトリガレバー36が、着火ピン
24から離間する方向へ回動される。これにより、トリ
ガレバー36の係合部40が着火ピン24の本体26か
ら離間して着火ピン24の保持を解除し、このため、着
火ピン24がファイアリングスプリング30の付勢力に
よって軸線方向に移動し、凸部28が透孔20から外方
へ突出する。
速度が作用すると、慣性質量体32がプレート16の方
向へ慣性移動し、トリガレバー36の回動軌跡に解除孔
44が対応する。トリガレバー36のスライド保持部4
2が慣性質量体32の解除孔44に対向してその保持が
解除されると、ファイアリングスプリング30により付
勢された着火ピン24によってこの着火ピン24から離
間する方向へ押圧されたトリガレバー36が、着火ピン
24から離間する方向へ回動される。これにより、トリ
ガレバー36の係合部40が着火ピン24の本体26か
ら離間して着火ピン24の保持を解除し、このため、着
火ピン24がファイアリングスプリング30の付勢力に
よって軸線方向に移動し、凸部28が透孔20から外方
へ突出する。
【0033】これにより、着火ピン24の凸部28が雷
管60に衝突して雷管60が着火される。雷管60が着
火されると、ガスジェネレータのガス発生剤が着火燃焼
され、例えばアエバッグ装置やプリテンショナー装置が
作動される。
管60に衝突して雷管60が着火される。雷管60が着
火されると、ガスジェネレータのガス発生剤が着火燃焼
され、例えばアエバッグ装置やプリテンショナー装置が
作動される。
【0034】またここで、機械着火式センサ10では、
車両の廃棄処分等の際には、車体に取り付けた状態のま
まで強制的に作動させることができる。
車両の廃棄処分等の際には、車体に取り付けた状態のま
まで強制的に作動させることができる。
【0035】すなわち、機械着火式センサ10を強制的
に作動させる場合には、シャフト56を外部から回転操
作することにより軸線方向(着火ピン24に接近する方
向)に移動させると、着火ピン24がプレート16から
離間する方向へ強制的に押圧される。所定の押圧力が付
与されると、トリガレバー36の係合部40が剪断され
て着火ピン24の保持が解除される。これにより、着火
ピン24がファイアリングスプリング30の付勢力によ
って移動し、凸部28が雷管60に衝突して雷管60が
着火され、ガスジェネレータのガス発生剤が着火燃焼さ
れる。
に作動させる場合には、シャフト56を外部から回転操
作することにより軸線方向(着火ピン24に接近する方
向)に移動させると、着火ピン24がプレート16から
離間する方向へ強制的に押圧される。所定の押圧力が付
与されると、トリガレバー36の係合部40が剪断され
て着火ピン24の保持が解除される。これにより、着火
ピン24がファイアリングスプリング30の付勢力によ
って移動し、凸部28が雷管60に衝突して雷管60が
着火され、ガスジェネレータのガス発生剤が着火燃焼さ
れる。
【0036】このように、機械着火式センサ10では、
センサに所定の慣性力を作用させることなく、シャフト
56によって着火ピン24を強制的に移動させて雷管6
0を着火させるため、車両の廃棄処分等の際に機械着火
式センサ10を用いた例えばエアバッグ装置をその安全
装置を作動させた上でステアリングホイールから取り外
して処分する必要がなくなり、作業性が向上する。ま
た、単に軸線方向に移動可能なシャフト56を、センサ
強制作動時には単に回転操作して軸線方向に移動させる
ことにより着火させる構成であるため、機構も簡単とな
る。
センサに所定の慣性力を作用させることなく、シャフト
56によって着火ピン24を強制的に移動させて雷管6
0を着火させるため、車両の廃棄処分等の際に機械着火
式センサ10を用いた例えばエアバッグ装置をその安全
装置を作動させた上でステアリングホイールから取り外
して処分する必要がなくなり、作業性が向上する。ま
た、単に軸線方向に移動可能なシャフト56を、センサ
強制作動時には単に回転操作して軸線方向に移動させる
ことにより着火させる構成であるため、機構も簡単とな
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る機械着火
式センサの強制作動構造は、廃車時等に車両への取付状
態のままで簡単に機械着火式センサを強制作動させるこ
とができ、安全でかつ作業性が向上するという優れた効
果を有している。
式センサの強制作動構造は、廃車時等に車両への取付状
態のままで簡単に機械着火式センサを強制作動させるこ
とができ、安全でかつ作業性が向上するという優れた効
果を有している。
【図1】本発明が適用された実施例に係る機械着火式セ
ンサの全体構成を示す断面図である。
ンサの全体構成を示す断面図である。
【図2】本発明が適用された実施例に係る機械着火式セ
ンサの主要部の構成を示す概略斜視図である。
ンサの主要部の構成を示す概略斜視図である。
【図3】本発明が適用された実施例に係る機械着火式セ
ンサと解除装置の対応関係を示す裏面図である。
ンサと解除装置の対応関係を示す裏面図である。
【図4】本発明が適用された実施例に係る機械着火式セ
ンサと解除装置の対応関係を示す正面図である。
ンサと解除装置の対応関係を示す正面図である。
【図5】本発明が適用された実施例に係る機械着火式セ
ンサの安全レバーと慣性質量体の関係を示す平面図であ
る。
ンサの安全レバーと慣性質量体の関係を示す平面図であ
る。
10 機械着火式センサ 24 着火ピン 32 慣性質量体 36 トリガレバー 56 シャフト(強制押圧部材) 60 雷管
Claims (1)
- 【請求項1】 雷管を着火させるための着火ピンをトリ
ガレバーによって保持すると共に、所定荷重作用時に慣
性力によって移動する慣性質量体によって前記トリガレ
バーの前記着火ピン保持状態を解除して着火させる機械
着火式センサの強制作動構造であって、 前記着火ピンに係合可能に配置され、外部から操作され
て移動することにより前記着火ピンを強制的に押圧して
前記トリガレバーによる前記着火ピン保持状態を解除さ
せる強制押圧部材を設けたことを特徴とする機械着火式
センサの強制作動構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116281A JPH07323811A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 機械着火式センサの強制作動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116281A JPH07323811A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 機械着火式センサの強制作動構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07323811A true JPH07323811A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14683194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6116281A Pending JPH07323811A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 機械着火式センサの強制作動構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07323811A (ja) |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP6116281A patent/JPH07323811A/ja active Pending
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