JPH08267430A - プレス成形装置、及び無機質生板のプレス成形方法 - Google Patents
プレス成形装置、及び無機質生板のプレス成形方法Info
- Publication number
- JPH08267430A JPH08267430A JP7479195A JP7479195A JPH08267430A JP H08267430 A JPH08267430 A JP H08267430A JP 7479195 A JP7479195 A JP 7479195A JP 7479195 A JP7479195 A JP 7479195A JP H08267430 A JPH08267430 A JP H08267430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inorganic
- press
- molding
- upper mold
- green plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無機質生板と上金型との離型性を向上させる
ことができる。 【構成】 上金型1と下金型2とを備え、未硬化の無機
質生板4を上金型1と下金型2との間でプレス成形する
プレス成形装置において、上金型1の成形面の外周部
に、プレス解圧時に上金型1に密着した無機質生板4の
縁部を上金型1の成形面から剥離させる弾性片3が設け
られている。
ことができる。 【構成】 上金型1と下金型2とを備え、未硬化の無機
質生板4を上金型1と下金型2との間でプレス成形する
プレス成形装置において、上金型1の成形面の外周部
に、プレス解圧時に上金型1に密着した無機質生板4の
縁部を上金型1の成形面から剥離させる弾性片3が設け
られている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス成形装置及び無
機質生板のプレス成形方法に関し、詳しくは外装材や無
機質瓦等を製造するのに有用なプレス成形装置に関する
ものである。
機質生板のプレス成形方法に関し、詳しくは外装材や無
機質瓦等を製造するのに有用なプレス成形装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、未硬化の無機質生板を上下金
型間でプレス成形して所定形状を付与し、これを養生硬
化させて外装材や無機質瓦等の無機質板を製造してい
る。一般にプレス成形する際には、下金型上にはフェル
ト等を介して無機質生板が載置されているので、プレス
解圧時においては、成形後の無機質生板と上金型との離
型性が問題となる。従来では、これを解決するために、
上金型にエア孔を設け、プレス解圧時にこのエア孔から
エアを噴出させて、上金型から無機質生板を離型させて
いる。
型間でプレス成形して所定形状を付与し、これを養生硬
化させて外装材や無機質瓦等の無機質板を製造してい
る。一般にプレス成形する際には、下金型上にはフェル
ト等を介して無機質生板が載置されているので、プレス
解圧時においては、成形後の無機質生板と上金型との離
型性が問題となる。従来では、これを解決するために、
上金型にエア孔を設け、プレス解圧時にこのエア孔から
エアを噴出させて、上金型から無機質生板を離型させて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如くプレス解圧時に上金型からエアを噴出させると、無
機質生板と上金型との離型性は改善されるものの、十分
ではなかった。またこの場合、成形後の無機質生板にエ
アの噴出跡が窪みとなって残るので、離型性をさらに向
上させるためにエアの噴出力を高めるとエアの噴出跡が
大きくなって外観の意匠性が著しく損なわれるという問
題があった。
如くプレス解圧時に上金型からエアを噴出させると、無
機質生板と上金型との離型性は改善されるものの、十分
ではなかった。またこの場合、成形後の無機質生板にエ
アの噴出跡が窪みとなって残るので、離型性をさらに向
上させるためにエアの噴出力を高めるとエアの噴出跡が
大きくなって外観の意匠性が著しく損なわれるという問
題があった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、無機質生板と上金型との離型性を向上させること
ができるプレス成形装置、及び無機質生板のプレス成形
方法を提供するものである。
ので、無機質生板と上金型との離型性を向上させること
ができるプレス成形装置、及び無機質生板のプレス成形
方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のプレス成
形装置は、上金型1と下金型2とを備え、未硬化の無機
質生板4を上金型1と下金型2との間でプレス成形する
プレス成形装置において、上金型1の成形面の外周部
に、プレス解圧時に上金型1に密着した無機質生板4の
縁部を上金型1の成形面から剥離させる弾性片3が設け
られていることを特徴とするものである。なお、該プレ
ス成形装置においては、上金型にエア孔を設け、プレス
解圧時にこのエア孔からエアを噴出できるようにしても
構わないものである。
形装置は、上金型1と下金型2とを備え、未硬化の無機
質生板4を上金型1と下金型2との間でプレス成形する
プレス成形装置において、上金型1の成形面の外周部
に、プレス解圧時に上金型1に密着した無機質生板4の
縁部を上金型1の成形面から剥離させる弾性片3が設け
られていることを特徴とするものである。なお、該プレ
ス成形装置においては、上金型にエア孔を設け、プレス
解圧時にこのエア孔からエアを噴出できるようにしても
構わないものである。
【0006】請求項2記載のプレス成形装置は、請求項
1記載のプレス成形装置において、養生硬化させると無
機質瓦5が得られる無機質生板4がプレス成形されるも
のであって、無機質生板4の暴露面における弾性片3に
よる窪み跡62の位置が、無機質生板4から得られる無
機質瓦5を屋根に固定する際に用いる吊子が無機質瓦5
を掛止する位置と一致するように、弾性片3が上金型1
に対して設けられていることを特徴とするものである。
ここで、無機質生板4の暴露面とは、無機質生板4から
得られた無機質瓦の暴露面に対応する部分の面をいうも
のである。
1記載のプレス成形装置において、養生硬化させると無
機質瓦5が得られる無機質生板4がプレス成形されるも
のであって、無機質生板4の暴露面における弾性片3に
よる窪み跡62の位置が、無機質生板4から得られる無
機質瓦5を屋根に固定する際に用いる吊子が無機質瓦5
を掛止する位置と一致するように、弾性片3が上金型1
に対して設けられていることを特徴とするものである。
ここで、無機質生板4の暴露面とは、無機質生板4から
得られた無機質瓦の暴露面に対応する部分の面をいうも
のである。
【0007】請求項3記載のプレス成形装置は、請求項
2記載のプレス成形装置において、上金型1の成形面に
おける無機質生板4の非暴露面に当接する位置に、プレ
ス解圧時にエアを噴出するエア孔10が設けられている
ことを特徴とするものである。
2記載のプレス成形装置において、上金型1の成形面に
おける無機質生板4の非暴露面に当接する位置に、プレ
ス解圧時にエアを噴出するエア孔10が設けられている
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載の無機質生板のプレス成形方
法は、無機質生板4を上金型1と下金型2との間でプレ
ス成形する無機質生板のプレス成形方法において、上金
型1の成形面の外周部に弾性片3を設け、この弾性片3
が付勢する弾性力によって、プレス解圧時に上金型1に
密着した無機質生板4の縁部を上金型1の成形面から剥
離させることを特徴とするものである。
法は、無機質生板4を上金型1と下金型2との間でプレ
ス成形する無機質生板のプレス成形方法において、上金
型1の成形面の外周部に弾性片3を設け、この弾性片3
が付勢する弾性力によって、プレス解圧時に上金型1に
密着した無機質生板4の縁部を上金型1の成形面から剥
離させることを特徴とするものである。
【0009】請求項5記載の無機質生板のプレス成形方
法は、請求項4記載の無機質生板のプレス成形方法にお
いて、養生硬化させると無機質瓦5が得られる無機質生
板4をプレス成形するものであって、上金型1の成形面
における無機質生板4の非暴露面に当接する位置からプ
レス解圧時にエアを噴出させることを特徴とするもので
ある。
法は、請求項4記載の無機質生板のプレス成形方法にお
いて、養生硬化させると無機質瓦5が得られる無機質生
板4をプレス成形するものであって、上金型1の成形面
における無機質生板4の非暴露面に当接する位置からプ
レス解圧時にエアを噴出させることを特徴とするもので
ある。
【0010】
【作用】請求項1記載のプレス成形装置によると、弾性
片3が付勢する弾性力によって、プレス解圧時に上金型
1に密着した無機質生板4の縁部が上金型1の成形面か
ら剥離される。これにより、剥離された無機質生板4の
縁部と起点として無機質生板4の中央部にまで剥離が進
み、上金型1と無機質生板4とを離型させることができ
る。
片3が付勢する弾性力によって、プレス解圧時に上金型
1に密着した無機質生板4の縁部が上金型1の成形面か
ら剥離される。これにより、剥離された無機質生板4の
縁部と起点として無機質生板4の中央部にまで剥離が進
み、上金型1と無機質生板4とを離型させることができ
る。
【0011】請求項2記載のプレス成形装置によると、
プレス成形された無機質生板4からは養生硬化させると
無機質瓦5が得られるものであり、この無機質瓦を屋根
に固定する際に、無機質瓦5の暴露面に残る弾性片3に
よる窪み跡62には吊子7を掛止することができる。し
たがって、弾性片3による窪み跡62が目立たない。
プレス成形された無機質生板4からは養生硬化させると
無機質瓦5が得られるものであり、この無機質瓦を屋根
に固定する際に、無機質瓦5の暴露面に残る弾性片3に
よる窪み跡62には吊子7を掛止することができる。し
たがって、弾性片3による窪み跡62が目立たない。
【0012】請求項3記載のプレス成形装置は、請求項
2記載のプレス成形装置において、プレス解圧時に上金
型1のエア孔10からエアを噴出することによって上金
型1と無機質生板4との離型性が向上するものであり、
このエア孔10が上金型1の成形面における無機質生板
4の非暴露面に当接する位置に設けられているので、無
機質生板4から得られた無機質瓦5の暴露面にはエアの
噴出跡が残らない。
2記載のプレス成形装置において、プレス解圧時に上金
型1のエア孔10からエアを噴出することによって上金
型1と無機質生板4との離型性が向上するものであり、
このエア孔10が上金型1の成形面における無機質生板
4の非暴露面に当接する位置に設けられているので、無
機質生板4から得られた無機質瓦5の暴露面にはエアの
噴出跡が残らない。
【0013】請求項4記載の無機質生板のプレス成形方
法によると、無機質生板4を上金型1と下金型2との間
でプレスし所定形状を付与する無機質生板のプレス成形
方法において、上金型1の成形面の外周部に弾性片3を
設け、この弾性片3が付勢する弾性力によって、プレス
解圧時に上金型に密着した無機質生板4の縁部を上金型
1の成形面から剥離させるので、剥離した無機質生板4
の縁部を起点として無機質生板4の中央部にまで剥離が
進み、上金型1から無機質生板4を離型させることがで
きる。
法によると、無機質生板4を上金型1と下金型2との間
でプレスし所定形状を付与する無機質生板のプレス成形
方法において、上金型1の成形面の外周部に弾性片3を
設け、この弾性片3が付勢する弾性力によって、プレス
解圧時に上金型に密着した無機質生板4の縁部を上金型
1の成形面から剥離させるので、剥離した無機質生板4
の縁部を起点として無機質生板4の中央部にまで剥離が
進み、上金型1から無機質生板4を離型させることがで
きる。
【0014】請求項5記載の無機質生板のプレス成形方
法によると、請求項4記載の無機質生板のプレス成形方
法において、養生硬化させると無機質瓦5が得られる無
機質生板4をプレス成形するものであって、上金型1の
成形面における無機質生板4の非暴露面に当接する位置
からプレス解圧時にエアを噴出させるので、上金型1と
無機質生板4との離型性がより向上し、且つ無機質生板
4の暴露面にはエアの噴出跡が残ることがない。
法によると、請求項4記載の無機質生板のプレス成形方
法において、養生硬化させると無機質瓦5が得られる無
機質生板4をプレス成形するものであって、上金型1の
成形面における無機質生板4の非暴露面に当接する位置
からプレス解圧時にエアを噴出させるので、上金型1と
無機質生板4との離型性がより向上し、且つ無機質生板
4の暴露面にはエアの噴出跡が残ることがない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の実施例に係るプレス成形装置を用いて無機
質生板をプレス成形する際の動作状態を示すもので、
(a)はプレス前の状態を示し、(b)はプレス状態を
示し、(c)はプレス解圧時の状態を示し、(d)はプ
レス後の状態を示すものである。
1は本発明の実施例に係るプレス成形装置を用いて無機
質生板をプレス成形する際の動作状態を示すもので、
(a)はプレス前の状態を示し、(b)はプレス状態を
示し、(c)はプレス解圧時の状態を示し、(d)はプ
レス後の状態を示すものである。
【0016】該実施例では、上下に対向する上金型1と
下金型2とを備え、上金型1の成形面の外周部の対向す
る縁に弾性片3を複数箇所設けてなるプレス成形装置を
用いて、未硬化の無機質生板4がプレス成形されてお
り、さらに養生硬化させて図2に示す如き、横方向に起
伏を有する波板状の無機質瓦5が形成されている。
下金型2とを備え、上金型1の成形面の外周部の対向す
る縁に弾性片3を複数箇所設けてなるプレス成形装置を
用いて、未硬化の無機質生板4がプレス成形されてお
り、さらに養生硬化させて図2に示す如き、横方向に起
伏を有する波板状の無機質瓦5が形成されている。
【0017】該実施例に係るプレス成形装置において、
弾性片3は、上金型1の側面下端部に固定された固定片
32と、この固定片32の下端から下方内向きに斜めに
延びるバネ片31とからなる板バネ状のものであって、
バネ片31を上金型1の成形面に押し上げると、下向き
の弾性力を付勢して復元する。
弾性片3は、上金型1の側面下端部に固定された固定片
32と、この固定片32の下端から下方内向きに斜めに
延びるバネ片31とからなる板バネ状のものであって、
バネ片31を上金型1の成形面に押し上げると、下向き
の弾性力を付勢して復元する。
【0018】無機質生板4は、セメントを主成分とする
無機質材料からなる未硬化の湿った板材であり、例え
ば、ポルトランドセメントを主成分として、ケイ石粉,
シリカ等の骨材、セピオライト,カオリナイト,アパタ
ルジャイト等の粘土、ワラストナイト,マイカ等の充填
材、アスベスト,パルプ,樹脂繊維等の繊維成分を目的
に応じて選択して配合してなる無機質材料を固形分とす
る水性スラリーを抄造することにより形成できる。
無機質材料からなる未硬化の湿った板材であり、例え
ば、ポルトランドセメントを主成分として、ケイ石粉,
シリカ等の骨材、セピオライト,カオリナイト,アパタ
ルジャイト等の粘土、ワラストナイト,マイカ等の充填
材、アスベスト,パルプ,樹脂繊維等の繊維成分を目的
に応じて選択して配合してなる無機質材料を固形分とす
る水性スラリーを抄造することにより形成できる。
【0019】無機質瓦5は、プレス成形後の無機質生板
4を湿熱養生やオートクレーブ養生等して養生硬化させ
ることにより得られるもので、上金型1の成形面により
形成された上面の後端近傍を非暴露面51とし、残りを
暴露面52として備えるものである。また、この無機質
瓦5は、プレス成形時に弾性片3のバネ片31によって
生じた窪み跡6が、上金型1における弾性片3の固定位
置に対応して、前後端部にそれぞれ複数箇所形成されて
いる。
4を湿熱養生やオートクレーブ養生等して養生硬化させ
ることにより得られるもので、上金型1の成形面により
形成された上面の後端近傍を非暴露面51とし、残りを
暴露面52として備えるものである。また、この無機質
瓦5は、プレス成形時に弾性片3のバネ片31によって
生じた窪み跡6が、上金型1における弾性片3の固定位
置に対応して、前後端部にそれぞれ複数箇所形成されて
いる。
【0020】この無機質瓦5は、図3に示す如く、屋根
面に、下位に配した無機質瓦5の非暴露面51上に、上
位に配した無機質瓦5の前端部を重ね合わせるようにし
て千鳥葺きされるものである。この無機質瓦5は、下位
に配した無機質瓦5の非暴露面51が、図7に示す如
き、前端部に上向きのフック71を備えた吊子7を介し
て屋根下地に釘着され、上位に配した無機質瓦5の前端
部は吊子7のフック71によって掛止されることにより
固定されている。このとき、無機質瓦5の非暴露面51
に形成された窪み跡61は上位に配した無機質瓦5によ
って隠れ、暴露面52に形成された窪み跡62は、吊子
7のフック71が丁度掛止して隠れる。
面に、下位に配した無機質瓦5の非暴露面51上に、上
位に配した無機質瓦5の前端部を重ね合わせるようにし
て千鳥葺きされるものである。この無機質瓦5は、下位
に配した無機質瓦5の非暴露面51が、図7に示す如
き、前端部に上向きのフック71を備えた吊子7を介し
て屋根下地に釘着され、上位に配した無機質瓦5の前端
部は吊子7のフック71によって掛止されることにより
固定されている。このとき、無機質瓦5の非暴露面51
に形成された窪み跡61は上位に配した無機質瓦5によ
って隠れ、暴露面52に形成された窪み跡62は、吊子
7のフック71が丁度掛止して隠れる。
【0021】該実施例に係るプレス成形装置における、
無機質生板4のプレス成形について説明する。図1
(a)に示す如く、下金型1の成形面上には無機質生板
4が載置されている。ここで、図1において、無機質生
板4の紙面に向かって左側が、上述した無機質瓦5の後
端側であり、したがって、無機質生板4の左端近傍部は
無機質瓦5の非暴露面51に対応する。上金型1の成形
面における、無機質生板4の左端近傍部の真上部分に
は、エア孔10が開口して複数箇所設けられている。
無機質生板4のプレス成形について説明する。図1
(a)に示す如く、下金型1の成形面上には無機質生板
4が載置されている。ここで、図1において、無機質生
板4の紙面に向かって左側が、上述した無機質瓦5の後
端側であり、したがって、無機質生板4の左端近傍部は
無機質瓦5の非暴露面51に対応する。上金型1の成形
面における、無機質生板4の左端近傍部の真上部分に
は、エア孔10が開口して複数箇所設けられている。
【0022】上金型1を下降させて、図1(b)に示す
如く、無機質生板4を上金型1と下金型2との間にてプ
レスすると、このときの圧力で弾性片3のバネ片31は
押し上げられて上金型1の成形面と無機質生板4との間
に挟まれる。次に図1(c)に示す如く、上金型1を上
昇させて解圧する。このとき、無機質生板4は上金型1
の成形面に密着して、上金型1に付着して共に上昇しよ
うとするが、無機質生板4の左右端部は弾性片3のバネ
片31が弾性力により復元するために上金型1の成形面
から剥離する。すると、この剥離は無機質生板4と上金
型1の成形面との間の左右端部から中央部にまで進んで
無機質生板4を離型させる。また、このとき同時にエア
孔10からエアが噴出して無機質生板4を押し出し、無
機質生板4と上金型1の成形面との剥離は促進される。
このようにして、図1(d)に示す如く、無機質生板4
は上金型1から離型されて下金型2上に残る。なお、エ
ア孔10からエアが噴出して無機質生板4に残るエアの
噴出跡は、全て無機質瓦5の非暴露面51上となるので
外観上の問題がないものである。
如く、無機質生板4を上金型1と下金型2との間にてプ
レスすると、このときの圧力で弾性片3のバネ片31は
押し上げられて上金型1の成形面と無機質生板4との間
に挟まれる。次に図1(c)に示す如く、上金型1を上
昇させて解圧する。このとき、無機質生板4は上金型1
の成形面に密着して、上金型1に付着して共に上昇しよ
うとするが、無機質生板4の左右端部は弾性片3のバネ
片31が弾性力により復元するために上金型1の成形面
から剥離する。すると、この剥離は無機質生板4と上金
型1の成形面との間の左右端部から中央部にまで進んで
無機質生板4を離型させる。また、このとき同時にエア
孔10からエアが噴出して無機質生板4を押し出し、無
機質生板4と上金型1の成形面との剥離は促進される。
このようにして、図1(d)に示す如く、無機質生板4
は上金型1から離型されて下金型2上に残る。なお、エ
ア孔10からエアが噴出して無機質生板4に残るエアの
噴出跡は、全て無機質瓦5の非暴露面51上となるので
外観上の問題がないものである。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載のプレス成形装置による
と、弾性片3が付勢する弾性力によって、プレス解圧時
に上金型1に密着した無機質生板4の縁部が上金型1の
成形面から剥離される。これにより、剥離された無機質
生板4の縁部と起点として無機質生板4の中央部にまで
剥離が進み、上金型1と無機質生板4とを離型させるこ
とができる。
と、弾性片3が付勢する弾性力によって、プレス解圧時
に上金型1に密着した無機質生板4の縁部が上金型1の
成形面から剥離される。これにより、剥離された無機質
生板4の縁部と起点として無機質生板4の中央部にまで
剥離が進み、上金型1と無機質生板4とを離型させるこ
とができる。
【0024】請求項2記載のプレス成形装置によると、
プレス成形された無機質生板4からは養生硬化させると
無機質瓦5が得られるものであり、この無機質瓦を屋根
に固定する際に、無機質瓦5の暴露面に残る弾性片3に
よる窪み跡62には吊子7を掛止することができる。し
たがって、弾性片3による窪み跡62が目立たない。
プレス成形された無機質生板4からは養生硬化させると
無機質瓦5が得られるものであり、この無機質瓦を屋根
に固定する際に、無機質瓦5の暴露面に残る弾性片3に
よる窪み跡62には吊子7を掛止することができる。し
たがって、弾性片3による窪み跡62が目立たない。
【0025】請求項3記載のプレス成形装置は、請求項
2記載のプレス成形装置において、プレス解圧時に上金
型1のエア孔10からエアを噴出することによって上金
型1と無機質生板4との離型性が向上するものであり、
このエア孔10が上金型1の成形面における無機質生板
4の非暴露面に当接する位置に設けられているので、無
機質生板4から得られた無機質瓦5の暴露面にはエアの
噴出跡が残らない。
2記載のプレス成形装置において、プレス解圧時に上金
型1のエア孔10からエアを噴出することによって上金
型1と無機質生板4との離型性が向上するものであり、
このエア孔10が上金型1の成形面における無機質生板
4の非暴露面に当接する位置に設けられているので、無
機質生板4から得られた無機質瓦5の暴露面にはエアの
噴出跡が残らない。
【0026】請求項4記載の無機質生板のプレス成形方
法によると、無機質生板4を上金型1と下金型2との間
でプレスし所定形状を付与する無機質生板のプレス成形
方法において、上金型1の成形面の外周部に弾性片3を
設け、この弾性片3が付勢する弾性力によって、プレス
解圧時に上金型に密着した無機質生板4の縁部を上金型
1の成形面から剥離させるので、剥離した無機質生板4
の縁部を起点として無機質生板4の中央部にまで剥離が
進み、上金型1から無機質生板4を離型させることがで
きる。
法によると、無機質生板4を上金型1と下金型2との間
でプレスし所定形状を付与する無機質生板のプレス成形
方法において、上金型1の成形面の外周部に弾性片3を
設け、この弾性片3が付勢する弾性力によって、プレス
解圧時に上金型に密着した無機質生板4の縁部を上金型
1の成形面から剥離させるので、剥離した無機質生板4
の縁部を起点として無機質生板4の中央部にまで剥離が
進み、上金型1から無機質生板4を離型させることがで
きる。
【0027】請求項5記載の無機質生板のプレス成形方
法は、請求項4記載の無機質生板のプレス成形方法にお
いて、養生硬化させると無機質瓦5が得られる無機質生
板4をプレス成形するものであって、上金型1の成形面
における無機質生板4の非暴露面に当接する位置からプ
レス解圧時にエアを噴出させるので、上金型1と無機質
生板4との離型性がより向上し、且つ無機質生板4の暴
露面にはエアの噴出跡を残ることがない。
法は、請求項4記載の無機質生板のプレス成形方法にお
いて、養生硬化させると無機質瓦5が得られる無機質生
板4をプレス成形するものであって、上金型1の成形面
における無機質生板4の非暴露面に当接する位置からプ
レス解圧時にエアを噴出させるので、上金型1と無機質
生板4との離型性がより向上し、且つ無機質生板4の暴
露面にはエアの噴出跡を残ることがない。
【図1】本発明の実施例に係るプレス成形装置を用いて
無機質生板をプレス成形する際の動作状態を示すもの
で、(a)はプレス前の状態を示し、(b)はプレス状
態を示し、(c)はプレス解圧時の状態を示し、(d)
はプレス後の状態を示すものである。
無機質生板をプレス成形する際の動作状態を示すもの
で、(a)はプレス前の状態を示し、(b)はプレス状
態を示し、(c)はプレス解圧時の状態を示し、(d)
はプレス後の状態を示すものである。
【図2】本発明の実施例において形成される無機質瓦を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】図2に示す無機質瓦の屋根葺き例を示す斜視図
である。
である。
【図4】図2に示す無機質瓦の固定に用いる吊子を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 上金型 2 下金型 3 弾性片 4 無機質生板 5 無機質瓦
Claims (5)
- 【請求項1】 上金型1と下金型2とを備え、未硬化の
無機質生板4を上金型1と下金型2との間でプレス成形
するプレス成形装置において、上金型1の成形面の外周
部に、プレス解圧時に上金型1に密着した無機質生板4
の縁部を上金型1の成形面から剥離させる弾性片3が設
けられていることを特徴とするプレス成形装置。 - 【請求項2】 養生硬化させると無機質瓦5が得られる
無機質生板4をプレス成形するプレス成形装置であっ
て、無機質生板4の暴露面における弾性片3による窪み
跡62の位置が、無機質生板4から得られる無機質瓦5
を固定する際に用いる吊子が無機質瓦5を掛止する位置
と一致するように、弾性片3が上金型1に対して設けら
れていることを特徴とする請求項1記載のプレス成形装
置。 - 【請求項3】 上金型1の成形面における無機質生板4
の非暴露面に当接する位置のみに、プレス解圧時にエア
を噴出するエア孔10が設けられていることを特徴とす
る請求項2記載のプレス成形装置。 - 【請求項4】 無機質生板4を上金型1と下金型2との
間でプレス成形する無機質生板のプレス成形方法におい
て、上金型1の成形面の外周部に弾性片3を設け、この
弾性片3が付勢する弾性力によって、プレス解圧時に上
金型1に密着した無機質生板4の縁部を上金型1の成形
面から剥離させることを特徴とする無機質生板のプレス
成形方法。 - 【請求項5】 養生硬化させると無機質瓦5が得られる
無機質生板4をプレス成形する無機質生板のプレス成形
方法において、上金型1の成形面における無機質生板4
の非暴露面に当接する位置からプレス解圧時にエアを噴
出させることを特徴とする請求項4記載の無機質生板の
プレス成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7479195A JPH08267430A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | プレス成形装置、及び無機質生板のプレス成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7479195A JPH08267430A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | プレス成形装置、及び無機質生板のプレス成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267430A true JPH08267430A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13557477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7479195A Withdrawn JPH08267430A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | プレス成形装置、及び無機質生板のプレス成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08267430A (ja) |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7479195A patent/JPH08267430A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FI68780B (fi) | Saett och anordning vid pressning av skivformiga produkter | |
| TR199902501T2 (xx) | A�a� kompozit malzemeden preslenmi� kap� kaplamas� imali y�ntemi. | |
| CN216032486U (zh) | 曲面贴膜设备 | |
| JP3702659B2 (ja) | 目地模様付きセメント系無機質板及びその製造方法 | |
| JPH0939008A (ja) | 壁材の製造方法 | |
| HUT76075A (en) | Method for producing of chipboard | |
| JP3772333B2 (ja) | 水硬性無機質成形板の製造方法 | |
| JP2002103319A (ja) | 無機質板の成形方法 | |
| JPH09182995A (ja) | プレス成形装置 | |
| JP3699231B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
| JP2001121525A (ja) | 無機質板生板の離型方法 | |
| JP3908528B2 (ja) | 建築用隅役物の製造方法 | |
| JP3976378B2 (ja) | レンガ調タイルの製造方法 | |
| US4538588A (en) | Method for forming glazed tile | |
| KR100329794B1 (ko) | 인조자개단추의 제조방법 및 그 단추 | |
| KR0158266B1 (ko) | 다이아프램 열가압 성형용 금형장치 | |
| JP2001334523A (ja) | 無機質板及びその製造方法 | |
| JP2004167921A (ja) | 無機質板の製造方法 | |
| JPH0811201A (ja) | カーマット成形型 | |
| JPH07121473B2 (ja) | プレス成形用金型 | |
| JP3211208B2 (ja) | 繊維板の加圧成形方法および加圧成形装置 | |
| KR920009429B1 (ko) | 메탈 메쉬 원단의 무늬성형 방법 | |
| JP3228062B2 (ja) | 無機質板の製造装置及び方法 | |
| JPH0620736B2 (ja) | 建築用板の成形方法 | |
| JP3832259B2 (ja) | 化粧面付板状製品の成形型 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |