JPH08268031A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
- Publication number
- JPH08268031A JPH08268031A JP7074798A JP7479895A JPH08268031A JP H08268031 A JPH08268031 A JP H08268031A JP 7074798 A JP7074798 A JP 7074798A JP 7479895 A JP7479895 A JP 7479895A JP H08268031 A JPH08268031 A JP H08268031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- defrosting
- defrosting operation
- defrost
- air conditioner
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00878—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
- B60H2001/00961—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices comprising means for defrosting outside heat exchangers
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 除霜スイッチ44のインジケータ44aが点
滅していなくても、室外熱交換器が着霜していれば、ユ
ーザが除霜スイッチ44をON操作することで除霜運転
を実行できる車両用空調装置の提供。 【構成】 エアコン操作パネル5には、室外熱交換器の
除霜を開始するための除霜スイッチ44が設けられ、そ
の除霜スイッチ44には、エアコン制御装置で「除霜運
転必要」と判定された時に点滅するインジケータ44a
を備える。このインジケータ44aの点滅時にユーザが
除霜スイッチ44をON操作すると、暖房運転から除霜
運転へ切り換えられる。但し、インジケータ44aが点
滅していなくても、室外熱交換器が「着霜有り」と判定
された場合は、ユーザが除霜スイッチ44をON操作し
た時に除霜運転を開始することができる。
滅していなくても、室外熱交換器が着霜していれば、ユ
ーザが除霜スイッチ44をON操作することで除霜運転
を実行できる車両用空調装置の提供。 【構成】 エアコン操作パネル5には、室外熱交換器の
除霜を開始するための除霜スイッチ44が設けられ、そ
の除霜スイッチ44には、エアコン制御装置で「除霜運
転必要」と判定された時に点滅するインジケータ44a
を備える。このインジケータ44aの点滅時にユーザが
除霜スイッチ44をON操作すると、暖房運転から除霜
運転へ切り換えられる。但し、インジケータ44aが点
滅していなくても、室外熱交換器が「着霜有り」と判定
された場合は、ユーザが除霜スイッチ44をON操作し
た時に除霜運転を開始することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置に関し、
特に電気自動車に用いて好適である。
特に電気自動車に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、本出願人が提案したヒ
ートポンプ式の車両用空調装置(平成5年12月24日
出願:特願平5−328700号)がある。この車両用
空調装置は、室外熱交換器の着霜を検出する着霜検出手
段を備え、この着霜検出手段の検出結果に基づいて除霜
が必要と判定された場合は、操作パネルに設けられた除
霜スイッチのインジケータを点滅させて乗員に除霜の必
要性を知らせ、乗員が除霜スイッチをオン操作すること
により除霜運転が実行される。また、インジケータが点
滅していても乗員が除霜スイッチをオン操作しない場合
は、インジケータが点滅してから一定時間経過後に自動
的に除霜運転へ切り換えられる。
ートポンプ式の車両用空調装置(平成5年12月24日
出願:特願平5−328700号)がある。この車両用
空調装置は、室外熱交換器の着霜を検出する着霜検出手
段を備え、この着霜検出手段の検出結果に基づいて除霜
が必要と判定された場合は、操作パネルに設けられた除
霜スイッチのインジケータを点滅させて乗員に除霜の必
要性を知らせ、乗員が除霜スイッチをオン操作すること
により除霜運転が実行される。また、インジケータが点
滅していても乗員が除霜スイッチをオン操作しない場合
は、インジケータが点滅してから一定時間経過後に自動
的に除霜運転へ切り換えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先願では、
室外熱交換器の着霜量が「大」となった時に除霜が必要
と判定されてインジケータが点滅される。このため、例
えばユーザが一旦暖房運転を停止して車両から離れた後
(従って、車室内温度は低下する)、再度乗車して暖房
運転を行なう様な場合に、室外熱交換器が着霜していて
も除霜が必要と判定されない(つまり、室外熱交換器の
着霜量が「中」程度で除霜を必要とする着霜量「大」ま
で達していない場合)と、室外熱交換器が着霜した状態
(着霜量「中」の状態)で急速暖房(ウォームアップ)
を行なわなければならないため、十分な暖房能力を確保
できない。
室外熱交換器の着霜量が「大」となった時に除霜が必要
と判定されてインジケータが点滅される。このため、例
えばユーザが一旦暖房運転を停止して車両から離れた後
(従って、車室内温度は低下する)、再度乗車して暖房
運転を行なう様な場合に、室外熱交換器が着霜していて
も除霜が必要と判定されない(つまり、室外熱交換器の
着霜量が「中」程度で除霜を必要とする着霜量「大」ま
で達していない場合)と、室外熱交換器が着霜した状態
(着霜量「中」の状態)で急速暖房(ウォームアップ)
を行なわなければならないため、十分な暖房能力を確保
できない。
【0004】また、車室内への吹出温度が低下してユー
ザが除霜運転の必要性を感じても、インジケータが点滅
しない限り、ユーザが除霜スイッチをオン操作しても除
霜運転を実行できないという問題があった。本発明は、
上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、除霜
運転の必要性を乗員に知らせる着霜報知手段が作動して
いなくても、室外熱交換器が着霜していれば、乗員の手
動操作によって除霜運転を実行できる車両用空調装置を
提供することにある。
ザが除霜運転の必要性を感じても、インジケータが点滅
しない限り、ユーザが除霜スイッチをオン操作しても除
霜運転を実行できないという問題があった。本発明は、
上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、除霜
運転の必要性を乗員に知らせる着霜報知手段が作動して
いなくても、室外熱交換器が着霜していれば、乗員の手
動操作によって除霜運転を実行できる車両用空調装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の構成を採用した。請求項1では、
車室外に配されて、外気と冷媒との熱交換を行なうこと
で冷房運転時および除湿・除霜運転時には凝縮器として
機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する室外熱交
換器を有する冷凍サイクルと、前記室外熱交換器の着霜
状態を判定する着霜判定手段と、この着霜判定手段の判
定結果に基づいて除霜運転が必要か否かを判定する除霜
運転判定手段と、この除霜運転判定手段で「除霜運転必
要」と判定された時に、作動状態となることで除霜運転
が必要であることを乗員に知らせる着霜報知手段と、乗
員の手動操作により除霜運転を指令する除霜運転指令手
段と、前記冷凍サイクルの作動を制御する冷凍サイクル
制御手段とを備え、この冷凍サイクル制御手段は、前記
除霜運転指令手段により除霜運転が指令された時に、前
記着霜報知手段が作動状態の場合、または前記着霜報知
手段が非作動状態でも前記着霜判定手段の判定が「着霜
有り」の場合は、前記冷凍サイクルを除霜運転に切り換
える第1除霜制御機能を有することを特徴とする。
成するために、以下の構成を採用した。請求項1では、
車室外に配されて、外気と冷媒との熱交換を行なうこと
で冷房運転時および除湿・除霜運転時には凝縮器として
機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する室外熱交
換器を有する冷凍サイクルと、前記室外熱交換器の着霜
状態を判定する着霜判定手段と、この着霜判定手段の判
定結果に基づいて除霜運転が必要か否かを判定する除霜
運転判定手段と、この除霜運転判定手段で「除霜運転必
要」と判定された時に、作動状態となることで除霜運転
が必要であることを乗員に知らせる着霜報知手段と、乗
員の手動操作により除霜運転を指令する除霜運転指令手
段と、前記冷凍サイクルの作動を制御する冷凍サイクル
制御手段とを備え、この冷凍サイクル制御手段は、前記
除霜運転指令手段により除霜運転が指令された時に、前
記着霜報知手段が作動状態の場合、または前記着霜報知
手段が非作動状態でも前記着霜判定手段の判定が「着霜
有り」の場合は、前記冷凍サイクルを除霜運転に切り換
える第1除霜制御機能を有することを特徴とする。
【0006】請求項2では、請求項1に記載した車両用
空調装置において、前記冷凍サイクル制御手段は、暖房
運転が停止されても前記第1除霜制御機能を有効とする
ことを特徴とする。
空調装置において、前記冷凍サイクル制御手段は、暖房
運転が停止されても前記第1除霜制御機能を有効とする
ことを特徴とする。
【0007】請求項3では、請求項1または2に記載し
た車両用空調装置において、前記冷凍サイクル制御手段
は、前記除霜運転指令手段により除霜運転が指令された
時に、前記着霜報知手段が非作動状態で、且つ前記着霜
判定手段の判定が「着霜無し」の場合は、前記除霜運転
の指令を無効とする第2除霜制御機能を有することを特
徴とする。
た車両用空調装置において、前記冷凍サイクル制御手段
は、前記除霜運転指令手段により除霜運転が指令された
時に、前記着霜報知手段が非作動状態で、且つ前記着霜
判定手段の判定が「着霜無し」の場合は、前記除霜運転
の指令を無効とする第2除霜制御機能を有することを特
徴とする。
【0008】請求項4では、請求項1〜3に記載した何
れかの車両用空調装置において、前記冷凍サイクル制御
手段は、前記除霜運転指令手段により除霜運転が指令さ
れた時に、暖房運転を停止した後、冷房運転または除湿
運転を一定時間継続して行なった場合は、前記除霜運転
の指令を無効とする第3除霜制御機能を有することを特
徴とする。
れかの車両用空調装置において、前記冷凍サイクル制御
手段は、前記除霜運転指令手段により除霜運転が指令さ
れた時に、暖房運転を停止した後、冷房運転または除湿
運転を一定時間継続して行なった場合は、前記除霜運転
の指令を無効とする第3除霜制御機能を有することを特
徴とする。
【0009】請求項5では、請求項1〜4に記載した何
れかの車両用空調装置において、前記冷凍サイクル制御
手段は、除霜運転を開始した後、前記着霜判定手段で
「着霜無し」と判定された時に除霜運転を停止する第4
除霜制御機能を有することを特徴とする。
れかの車両用空調装置において、前記冷凍サイクル制御
手段は、除霜運転を開始した後、前記着霜判定手段で
「着霜無し」と判定された時に除霜運転を停止する第4
除霜制御機能を有することを特徴とする。
【0010】
(請求項1)除霜運転判定手段により「除霜運転必要」
と判定されると、着霜報知手段が作動状態となって除霜
運転が必要であることを乗員に知らせる。この状態で乗
員が除霜運転指令手段を操作して除霜運転を指令するこ
とにより、冷凍サイクル制御手段によって冷凍サイクル
が除霜運転に切り換えられる。また、着霜報知手段が非
作動状態でも(即ち、除霜運転判定手段により「除霜運
転必要」と判定されなかった場合)、着霜判定手段の判
定が「着霜有り」の時は、乗員が除霜運転指令手段を操
作して除霜運転を指令することにより除霜運転が実行さ
れる。
と判定されると、着霜報知手段が作動状態となって除霜
運転が必要であることを乗員に知らせる。この状態で乗
員が除霜運転指令手段を操作して除霜運転を指令するこ
とにより、冷凍サイクル制御手段によって冷凍サイクル
が除霜運転に切り換えられる。また、着霜報知手段が非
作動状態でも(即ち、除霜運転判定手段により「除霜運
転必要」と判定されなかった場合)、着霜判定手段の判
定が「着霜有り」の時は、乗員が除霜運転指令手段を操
作して除霜運転を指令することにより除霜運転が実行さ
れる。
【0011】この様に、着霜報知手段が作動状態でなく
ても室外熱交換器が着霜していれば、乗員が除霜の必要
性を感じて(例えば吹出温度の低下を感じた時)除霜運
転指令手段を操作することにより除霜運転に切り換える
ことができる。
ても室外熱交換器が着霜していれば、乗員が除霜の必要
性を感じて(例えば吹出温度の低下を感じた時)除霜運
転指令手段を操作することにより除霜運転に切り換える
ことができる。
【0012】(請求項2)冷凍サイクル制御手段の第1
除霜制御機能は、暖房運転が停止されても有効であるこ
とから、例えば着霜報知手段が作動状態となってから暖
房運転を停止した場合でも、乗員が除霜運転指令手段を
操作することで除霜運転に切り換えられる。また、着霜
報知手段が作動状態でなくても着霜判定手段の判定が
「着霜有り」であれば、暖房運転を停止してから乗員が
除霜運転指令手段を操作した場合、あるいは乗員が除霜
運転指令手段を操作してから暖房運転を停止した場合で
も除霜運転を実行することができる。
除霜制御機能は、暖房運転が停止されても有効であるこ
とから、例えば着霜報知手段が作動状態となってから暖
房運転を停止した場合でも、乗員が除霜運転指令手段を
操作することで除霜運転に切り換えられる。また、着霜
報知手段が作動状態でなくても着霜判定手段の判定が
「着霜有り」であれば、暖房運転を停止してから乗員が
除霜運転指令手段を操作した場合、あるいは乗員が除霜
運転指令手段を操作してから暖房運転を停止した場合で
も除霜運転を実行することができる。
【0013】(請求項3)除霜運転指令手段により除霜
運転が指令された時に、着霜報知手段が非作動状態で、
且つ着霜判定手段の判定が「着霜無し」の場合は、除霜
運転の指令が無効とされる。即ち、乗員によって除霜運
転指令手段が操作されても除霜運転へ切り替わることは
ない。これにより、室外熱交換器が着霜していなくても
乗員が除霜運転指令手段を操作することによって不必要
に除霜運転が行なわれるのを防止することができる。
運転が指令された時に、着霜報知手段が非作動状態で、
且つ着霜判定手段の判定が「着霜無し」の場合は、除霜
運転の指令が無効とされる。即ち、乗員によって除霜運
転指令手段が操作されても除霜運転へ切り替わることは
ない。これにより、室外熱交換器が着霜していなくても
乗員が除霜運転指令手段を操作することによって不必要
に除霜運転が行なわれるのを防止することができる。
【0014】(請求項4)冷房運転および除湿運転で
は、除霜運転と同様に室外熱交換器を冷媒凝縮器として
使用するため、室外熱交換器が着霜していても、冷房運
転または除湿運転を一定時間継続して行なうことで除霜
運転と同様の効果(つまり室外熱交換器を除霜すること
ができる)が得られる。従って、乗員により除霜運転指
令手段が操作されて除霜運転が指令されても、暖房運転
の停止後、冷房運転または除湿運転を一定時間継続して
行なった場合には、除霜運転の指令が無効とされる。こ
れにより、不必要な除霜運転を防止することができる。
は、除霜運転と同様に室外熱交換器を冷媒凝縮器として
使用するため、室外熱交換器が着霜していても、冷房運
転または除湿運転を一定時間継続して行なうことで除霜
運転と同様の効果(つまり室外熱交換器を除霜すること
ができる)が得られる。従って、乗員により除霜運転指
令手段が操作されて除霜運転が指令されても、暖房運転
の停止後、冷房運転または除湿運転を一定時間継続して
行なった場合には、除霜運転の指令が無効とされる。こ
れにより、不必要な除霜運転を防止することができる。
【0015】(請求項5)除霜運転が開始されてから、
着霜判定手段で「着霜無し」と判定された時に自動的に
除霜運転が停止される。これにより、除霜運転の終了を
乗員が判断する必要がなく、確実に室外熱交換器の除霜
を行なうことができるとともに、不必要な除霜運転を防
止することもできる。
着霜判定手段で「着霜無し」と判定された時に自動的に
除霜運転が停止される。これにより、除霜運転の終了を
乗員が判断する必要がなく、確実に室外熱交換器の除霜
を行なうことができるとともに、不必要な除霜運転を防
止することもできる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の車両用空調装置の一実施例を
図1〜5に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は車両用空調装置の送風経路を示す
模式図、図2は車両用空調装置の冷凍サイクル図であ
る。本実施例の車両用空調装置1(以下エアコン1と言
う)は、主として電気自動車に搭載されるもので、車室
内に送風空気を導くダクト2、このダクト2内に空気を
導入して車室内へ送る送風機3、ダクト2内を流れる空
気の温度調節を行なう冷凍サイクル4(図2参照)、エ
アコン操作パネル5(図3参照)での各種操作に基づい
てエアコン1の作動を制御するエアコン制御装置6(図
4参照)を備える。
図1〜5に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は車両用空調装置の送風経路を示す
模式図、図2は車両用空調装置の冷凍サイクル図であ
る。本実施例の車両用空調装置1(以下エアコン1と言
う)は、主として電気自動車に搭載されるもので、車室
内に送風空気を導くダクト2、このダクト2内に空気を
導入して車室内へ送る送風機3、ダクト2内を流れる空
気の温度調節を行なう冷凍サイクル4(図2参照)、エ
アコン操作パネル5(図3参照)での各種操作に基づい
てエアコン1の作動を制御するエアコン制御装置6(図
4参照)を備える。
【0017】ダクト2は、図1に示すように、下流端に
分岐ダクト2a〜2dが接続されて、各分岐ダクト2a
〜2dの先端が車室内に開口する吹出口7〜10に連通
されている。吹出口7〜10は、車両のフロントガラス
に向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出口7、乗員の上
半身(頭胸部)に向けて空気を吹き出すフェイス吹出口
8、車室内の両サイドから空気を吹き出すサイドフェイ
ス吹出口9、および乗員の足元に向けて空気を吹き出す
フット吹出口10である。
分岐ダクト2a〜2dが接続されて、各分岐ダクト2a
〜2dの先端が車室内に開口する吹出口7〜10に連通
されている。吹出口7〜10は、車両のフロントガラス
に向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出口7、乗員の上
半身(頭胸部)に向けて空気を吹き出すフェイス吹出口
8、車室内の両サイドから空気を吹き出すサイドフェイ
ス吹出口9、および乗員の足元に向けて空気を吹き出す
フット吹出口10である。
【0018】デフロスタ吹出口7、フェイス吹出口8、
フット吹出口10は、それぞれの吹出口7、8、10に
通じる分岐ダクト2a、2b、2dの上流側開口部に設
けられた吹出口切替ダンパ11〜13によって開閉され
る。これらの各吹出口切替ダンパ11〜13は、選択さ
れた吹出口モード(図3参照)に応じて、図示しないリ
ンク機構を介して共通のサーボモータ14(図4参照)
により駆動される。また、フェイス吹出口8とサイドフ
ェイス吹出口9には、乗員の手動操作によって各々の吹
出口8、9を開閉する開閉ダンパ8a、9aが設けられ
ている。
フット吹出口10は、それぞれの吹出口7、8、10に
通じる分岐ダクト2a、2b、2dの上流側開口部に設
けられた吹出口切替ダンパ11〜13によって開閉され
る。これらの各吹出口切替ダンパ11〜13は、選択さ
れた吹出口モード(図3参照)に応じて、図示しないリ
ンク機構を介して共通のサーボモータ14(図4参照)
により駆動される。また、フェイス吹出口8とサイドフ
ェイス吹出口9には、乗員の手動操作によって各々の吹
出口8、9を開閉する開閉ダンパ8a、9aが設けられ
ている。
【0019】送風機3は、ブロワケース3a、遠心式フ
ァン3b、ブロワモータ3cより構成され、このブロワ
モータ3cへの印加電圧に応じてブロワモータ3cの回
転速度が決定される。ブロワケース3aには、車室内空
気(内気)を導入する内気導入口15と車室外空気(外
気)を導入する外気導入口16とが設けられるととも
に、内気導入口15と外気導入口16との開口割合を調
節する内外気切替ダンパ17が回転自在に支持されてい
る。この内外気切替ダンパ17は、選択された吸込口モ
ード(図3参照)に応じて、図示しないリンク機構を介
してサーボモータ18(図4参照)により駆動される。
ァン3b、ブロワモータ3cより構成され、このブロワ
モータ3cへの印加電圧に応じてブロワモータ3cの回
転速度が決定される。ブロワケース3aには、車室内空
気(内気)を導入する内気導入口15と車室外空気(外
気)を導入する外気導入口16とが設けられるととも
に、内気導入口15と外気導入口16との開口割合を調
節する内外気切替ダンパ17が回転自在に支持されてい
る。この内外気切替ダンパ17は、選択された吸込口モ
ード(図3参照)に応じて、図示しないリンク機構を介
してサーボモータ18(図4参照)により駆動される。
【0020】冷凍サイクル4は、図2に示すように、冷
媒圧縮機19、室外熱交換器20、冷房用熱交換器2
1、暖房用熱交換器22、第1減圧装置23、第2減圧
装置24、アキュムレータ25、流路切替手段(後述す
る)を備える。冷媒圧縮機19は、電動モータ26(図
4参照)によって駆動されることにより、吸入した冷媒
を圧縮して吐出するもので、電動モータ26の回転速度
に応じて冷媒吐出量が変化する。電動モータ26は、冷
媒圧縮機19の密閉容器内に内蔵されており、インバー
タ27(図4参照)の周波数特性に応じて回転速度を可
変する。
媒圧縮機19、室外熱交換器20、冷房用熱交換器2
1、暖房用熱交換器22、第1減圧装置23、第2減圧
装置24、アキュムレータ25、流路切替手段(後述す
る)を備える。冷媒圧縮機19は、電動モータ26(図
4参照)によって駆動されることにより、吸入した冷媒
を圧縮して吐出するもので、電動モータ26の回転速度
に応じて冷媒吐出量が変化する。電動モータ26は、冷
媒圧縮機19の密閉容器内に内蔵されており、インバー
タ27(図4参照)の周波数特性に応じて回転速度を可
変する。
【0021】室外熱交換器20は、車室外に配されて、
外気と冷媒との熱交換を行なうもので、室外熱交換器2
0へ外気を送風するための室外送風機28を備える。ま
た、室外熱交換器20の出口配管には、室外熱交換器2
0の温度を検出するための出口配管温度検出センサ29
(図4参照)が設置されている。
外気と冷媒との熱交換を行なうもので、室外熱交換器2
0へ外気を送風するための室外送風機28を備える。ま
た、室外熱交換器20の出口配管には、室外熱交換器2
0の温度を検出するための出口配管温度検出センサ29
(図4参照)が設置されている。
【0022】冷房用熱交換器21は、ダクト2内に配さ
れて、ダクト2内を流れる空気と低温低圧の冷媒との熱
交換を行なうことにより、冷房用熱交換器21を通過す
る空気を冷却する。暖房用熱交換器22は、ダクト2内
で冷房用熱交換器21の下流(風下)に配されて、ダク
ト2内を流れる空気と高温高圧の冷媒との熱交換を行な
うことにより、暖房用熱交換器22を通過する空気を加
熱する。
れて、ダクト2内を流れる空気と低温低圧の冷媒との熱
交換を行なうことにより、冷房用熱交換器21を通過す
る空気を冷却する。暖房用熱交換器22は、ダクト2内
で冷房用熱交換器21の下流(風下)に配されて、ダク
ト2内を流れる空気と高温高圧の冷媒との熱交換を行な
うことにより、暖房用熱交換器22を通過する空気を加
熱する。
【0023】第1減圧装置23は、冷房運転時および除
湿(除霜)運転時に冷房用熱交換器21へ供給する冷媒
を減圧膨張する固定絞りのキャピラリチューブである。
第2減圧装置24は、暖房運転時に室外熱交換器20へ
供給する冷媒を減圧膨張する固定絞りのキャピラリチュ
ーブである。アキュムレータ25は、冷媒圧縮機19へ
還流する冷媒を気液分離して液冷媒を貯溜し、気相冷媒
のみを冷媒圧縮機19へ送り出すものである。
湿(除霜)運転時に冷房用熱交換器21へ供給する冷媒
を減圧膨張する固定絞りのキャピラリチューブである。
第2減圧装置24は、暖房運転時に室外熱交換器20へ
供給する冷媒を減圧膨張する固定絞りのキャピラリチュ
ーブである。アキュムレータ25は、冷媒圧縮機19へ
還流する冷媒を気液分離して液冷媒を貯溜し、気相冷媒
のみを冷媒圧縮機19へ送り出すものである。
【0024】流路切替手段は、運転モード(冷房運転、
暖房運転、除湿(除霜)運転)に応じて冷媒の流れ方向
を切り替えるもので、四方弁30、第1電磁弁31、第
2電磁弁32、および逆止弁33、34より構成され
る。
暖房運転、除湿(除霜)運転)に応じて冷媒の流れ方向
を切り替えるもので、四方弁30、第1電磁弁31、第
2電磁弁32、および逆止弁33、34より構成され
る。
【0025】四方弁30は、冷媒圧縮機19より吐出し
た冷媒の循環方向を切り替えるもので、冷房運転時に通
電が停止(OFF)されて、冷媒圧縮機19より吐出し
た冷媒を室外熱交換器20側へ導く流路に切り替え、暖
房運転および除湿(除霜)運転の時に通電(ON)され
て、冷媒圧縮機19より吐出した冷媒を暖房用熱交換器
22側へ導く流路に切り替える。
た冷媒の循環方向を切り替えるもので、冷房運転時に通
電が停止(OFF)されて、冷媒圧縮機19より吐出し
た冷媒を室外熱交換器20側へ導く流路に切り替え、暖
房運転および除湿(除霜)運転の時に通電(ON)され
て、冷媒圧縮機19より吐出した冷媒を暖房用熱交換器
22側へ導く流路に切り替える。
【0026】第1電磁弁31は、第1減圧装置23およ
び冷房用熱交換器21を迂回して室外熱交換器20の出
口側と冷房用熱交換器21の出口側とを結ぶ第1迂回路
35に介在されて、第1迂回路35を開閉する。第2電
磁弁32は、第2減圧装置24を迂回して暖房用熱交換
器22の出口側と室外熱交換器20の入口側とを結ぶ第
2迂回路36に介在されて、第2迂回路36を開閉す
る。なお、第1電磁弁31および第2電磁弁32は、通
電によって開弁し、通電停止によって閉弁する。逆止弁
33、34は、冷媒の流れ方向を規制する(逆流を防止
する)ものである。
び冷房用熱交換器21を迂回して室外熱交換器20の出
口側と冷房用熱交換器21の出口側とを結ぶ第1迂回路
35に介在されて、第1迂回路35を開閉する。第2電
磁弁32は、第2減圧装置24を迂回して暖房用熱交換
器22の出口側と室外熱交換器20の入口側とを結ぶ第
2迂回路36に介在されて、第2迂回路36を開閉す
る。なお、第1電磁弁31および第2電磁弁32は、通
電によって開弁し、通電停止によって閉弁する。逆止弁
33、34は、冷媒の流れ方向を規制する(逆流を防止
する)ものである。
【0027】ここで、各運転モードにおける冷媒の流れ
を説明する。 イ)冷房運転(四方弁30:OFF、第1電磁弁31お
よび第2電磁弁32ともにOFF)。冷媒圧縮機19よ
り吐出した冷媒が、四方弁30→逆止弁34→室外熱交
換器20(室外送風機28:ON)→第1減圧装置23
→冷房用熱交換器21→アキュムレータ25→冷媒圧縮
機19の順に流れる(図2に冷媒の流れを矢印Cで示
す)。
を説明する。 イ)冷房運転(四方弁30:OFF、第1電磁弁31お
よび第2電磁弁32ともにOFF)。冷媒圧縮機19よ
り吐出した冷媒が、四方弁30→逆止弁34→室外熱交
換器20(室外送風機28:ON)→第1減圧装置23
→冷房用熱交換器21→アキュムレータ25→冷媒圧縮
機19の順に流れる(図2に冷媒の流れを矢印Cで示
す)。
【0028】ロ)暖房運転(四方弁30:ON、第1電
磁弁31:ON、第2電磁弁32:OFF)。冷媒圧縮
機19より吐出した冷媒が、四方弁30→暖房用熱交換
器22→第2減圧装置24→逆止弁33→室外熱交換器
20(室外送風機28:ON)→第1電磁弁31→アキ
ュムレータ25→冷媒圧縮機19の順に流れる(図2に
冷媒の流れを矢印Hで示す)。
磁弁31:ON、第2電磁弁32:OFF)。冷媒圧縮
機19より吐出した冷媒が、四方弁30→暖房用熱交換
器22→第2減圧装置24→逆止弁33→室外熱交換器
20(室外送風機28:ON)→第1電磁弁31→アキ
ュムレータ25→冷媒圧縮機19の順に流れる(図2に
冷媒の流れを矢印Hで示す)。
【0029】ハ)除湿(除霜)運転(四方弁30:O
N、第1電磁弁31:OFF、第2電磁弁32:O
N)。冷媒圧縮機19より吐出した冷媒が、四方弁30
→暖房用熱交換器22→第2電磁弁32→逆止弁33→
室外熱交換器20(室外送風機28:OFF)→第1減
圧装置23→冷房用熱交換器21→アキュムレータ25
→冷媒圧縮機19の順に流れる(図2に冷媒の流れを矢
印Dで示す)。
N、第1電磁弁31:OFF、第2電磁弁32:O
N)。冷媒圧縮機19より吐出した冷媒が、四方弁30
→暖房用熱交換器22→第2電磁弁32→逆止弁33→
室外熱交換器20(室外送風機28:OFF)→第1減
圧装置23→冷房用熱交換器21→アキュムレータ25
→冷媒圧縮機19の順に流れる(図2に冷媒の流れを矢
印Dで示す)。
【0030】なお、ダクト2内で暖房用熱交換器22の
下流には、補助ヒータ37(例えばPTCヒータ)が設
けられている。この補助ヒータ37は、通電を受けて発
熱することにより空気を加熱するもので、最大暖房運転
時に暖房用熱交換器22だけでは所望の暖房能力を得ら
れない時、あるいは除霜運転時等に使用される。
下流には、補助ヒータ37(例えばPTCヒータ)が設
けられている。この補助ヒータ37は、通電を受けて発
熱することにより空気を加熱するもので、最大暖房運転
時に暖房用熱交換器22だけでは所望の暖房能力を得ら
れない時、あるいは除霜運転時等に使用される。
【0031】エアコン操作パネル5は、車室内のダッシ
ュボード等に設けられている。このエアコン操作パネル
5には、図3に示すように、吹出口モードを設定する吹
出口切替スイッチ38a〜38e、送風機3の風量レベ
ルを切り替える風量切替スイッチ39、エアコン1の消
費電力を低減させる節電スイッチ40、吸込口モードを
設定する吸込口切替スイッチ41、運転モードを選択す
る運転モードスイッチ42a〜42e、空調能力をコン
トロールする空調能力調節レバー43、室外熱交換器2
0の除霜を行なうための除霜スイッチ44(本発明の除
霜運転指令手段)が設けられている。
ュボード等に設けられている。このエアコン操作パネル
5には、図3に示すように、吹出口モードを設定する吹
出口切替スイッチ38a〜38e、送風機3の風量レベ
ルを切り替える風量切替スイッチ39、エアコン1の消
費電力を低減させる節電スイッチ40、吸込口モードを
設定する吸込口切替スイッチ41、運転モードを選択す
る運転モードスイッチ42a〜42e、空調能力をコン
トロールする空調能力調節レバー43、室外熱交換器2
0の除霜を行なうための除霜スイッチ44(本発明の除
霜運転指令手段)が設けられている。
【0032】風量切替スイッチ39は、押す毎に「弱」
→「中」→「強」の順に切り替えることができる。吸込
口切替スイッチ41は、押す毎に「内気モード」→「半
内気モード」→「外気モード」の順に切り替えることが
できる。運転モードスイッチ42a〜42eは、エアコ
ン1の作動を停止する停止スイッチ42a、送風運転を
指令する送風スイッチ42b、冷房運転を指令する冷房
スイッチ42c、暖房運転を指令する暖房スイッチ42
d、および除湿運転を指令する除湿スイッチ42eから
成る。
→「中」→「強」の順に切り替えることができる。吸込
口切替スイッチ41は、押す毎に「内気モード」→「半
内気モード」→「外気モード」の順に切り替えることが
できる。運転モードスイッチ42a〜42eは、エアコ
ン1の作動を停止する停止スイッチ42a、送風運転を
指令する送風スイッチ42b、冷房運転を指令する冷房
スイッチ42c、暖房運転を指令する暖房スイッチ42
d、および除湿運転を指令する除湿スイッチ42eから
成る。
【0033】空調能力調節レバー43は、その操作位置
に応じてインバータ27の出力周波数を変更することに
より、電動モータ26の回転数を変化させて空調能力を
調節するものである。例えば、冷房運転の時は、図3に
示すパネル5で最も左側にセットした時が最大冷房能力
となり、最も右側にセットした時が最小冷房能力とな
る。また、暖房運転の時は、エアコン操作パネル5で最
も右側にセットした時が最大暖房能力となり、最も左側
にセットした時が最小暖房能力となる。
に応じてインバータ27の出力周波数を変更することに
より、電動モータ26の回転数を変化させて空調能力を
調節するものである。例えば、冷房運転の時は、図3に
示すパネル5で最も左側にセットした時が最大冷房能力
となり、最も右側にセットした時が最小冷房能力とな
る。また、暖房運転の時は、エアコン操作パネル5で最
も右側にセットした時が最大暖房能力となり、最も左側
にセットした時が最小暖房能力となる。
【0034】除霜スイッチ44は、ユーザによってON
操作されると除霜運転の開始を指令する除霜開始信号を
エアコン制御装置6へ出力する。なお、除霜スイッチ4
4は、押し操作してもスイッチポジションが復帰するモ
メンタリー式スイッチである。この除霜スイッチ44に
は、LEDを使用したインジケータ44a(本発明の着
霜報知手段)が設けられており、室外熱交換器20の着
霜が検出されると、インジケータ44aが点滅すること
で室外熱交換器20の着霜をユーザに知らせる。このイ
ンジケータ44aの点滅時に除霜スイッチ44を押して
除霜を開始すると、インジケータ44aが点灯状態に変
わり、除霜が終了するとインジケータ44aが消灯す
る。なお、本発明の着霜報知手段の作動状態とは、イン
ジケータ44aが点滅した状態を言う。
操作されると除霜運転の開始を指令する除霜開始信号を
エアコン制御装置6へ出力する。なお、除霜スイッチ4
4は、押し操作してもスイッチポジションが復帰するモ
メンタリー式スイッチである。この除霜スイッチ44に
は、LEDを使用したインジケータ44a(本発明の着
霜報知手段)が設けられており、室外熱交換器20の着
霜が検出されると、インジケータ44aが点滅すること
で室外熱交換器20の着霜をユーザに知らせる。このイ
ンジケータ44aの点滅時に除霜スイッチ44を押して
除霜を開始すると、インジケータ44aが点灯状態に変
わり、除霜が終了するとインジケータ44aが消灯す
る。なお、本発明の着霜報知手段の作動状態とは、イン
ジケータ44aが点滅した状態を言う。
【0035】エアコン制御装置6は、空調制御に係わる
各種演算式や制御プログラムがインプットされたマイク
ロコンピュータ(図示しない)を内蔵するもので、車載
バッテリ45より電力の供給を受けて作動する。このエ
アコン制御装置6は、図4に示すように、エアコン操作
パネル5より出力される信号、およびエアコン1の作動
状態を検出するための検出手段(下述する)より出力さ
れる検出信号に基づいて、各空調機器(送風機3、吹出
口切替ダンパ11〜13、内外気切替ダンパ17、冷媒
圧縮機19、室外送風機28、四方弁30、第1電磁弁
31、第2電磁弁32、補助ヒータ37等)を制御す
る。
各種演算式や制御プログラムがインプットされたマイク
ロコンピュータ(図示しない)を内蔵するもので、車載
バッテリ45より電力の供給を受けて作動する。このエ
アコン制御装置6は、図4に示すように、エアコン操作
パネル5より出力される信号、およびエアコン1の作動
状態を検出するための検出手段(下述する)より出力さ
れる検出信号に基づいて、各空調機器(送風機3、吹出
口切替ダンパ11〜13、内外気切替ダンパ17、冷媒
圧縮機19、室外送風機28、四方弁30、第1電磁弁
31、第2電磁弁32、補助ヒータ37等)を制御す
る。
【0036】前記の検出手段としては、前述の出口配管
温度検出センサ29の他に、冷房用熱交換器21のフィ
ン温度を検出するフィン温度サーミスタ46、冷凍サイ
クル4の高圧圧力を検出する高圧圧力検出センサ47、
冷媒圧縮機19より吐出した冷媒の温度を検出する吐出
冷媒温度検出センサ48、外気温を検出する外気温検出
センサ49、インバータ27に流れる電流値を検出する
電流検出器50等が設けられている。
温度検出センサ29の他に、冷房用熱交換器21のフィ
ン温度を検出するフィン温度サーミスタ46、冷凍サイ
クル4の高圧圧力を検出する高圧圧力検出センサ47、
冷媒圧縮機19より吐出した冷媒の温度を検出する吐出
冷媒温度検出センサ48、外気温を検出する外気温検出
センサ49、インバータ27に流れる電流値を検出する
電流検出器50等が設けられている。
【0037】次に、除霜運転を実行する場合の本実施例
の制御を、図5〜図8に示すフローチャートに基づいて
説明する。まず、イグニッションスイッチ(図示しな
い)がON操作された後(ステップS1でYES)、暖
房スイッチ42dがON操作されたか否かを判定する
(ステップS2)。暖房スイッチ42dがON操作され
た時は、第1除霜信号がONされたか否かを判定する
(ステップS3)。このステップS3の処理は、室外熱
交換器20の表面温度が一般的に着霜を開始するのに十
分な温度まで低下したか否かを判定するもので、本発明
の着霜判定手段である。具体的には、室外熱交換器20
の出口配管温度(出口配管温度検出センサ29の検出温
度)が−3℃以下の時に「着霜有り」と判断して第1除
霜信号をONする。
の制御を、図5〜図8に示すフローチャートに基づいて
説明する。まず、イグニッションスイッチ(図示しな
い)がON操作された後(ステップS1でYES)、暖
房スイッチ42dがON操作されたか否かを判定する
(ステップS2)。暖房スイッチ42dがON操作され
た時は、第1除霜信号がONされたか否かを判定する
(ステップS3)。このステップS3の処理は、室外熱
交換器20の表面温度が一般的に着霜を開始するのに十
分な温度まで低下したか否かを判定するもので、本発明
の着霜判定手段である。具体的には、室外熱交換器20
の出口配管温度(出口配管温度検出センサ29の検出温
度)が−3℃以下の時に「着霜有り」と判断して第1除
霜信号をONする。
【0038】ステップS3の判定結果がYESの場合、
即ち第1除霜信号がONされた場合は、マイクロコンピ
ュータに内蔵された第1除霜タイマ(例えば60分)に
よってカウントを開始する(ステップS4)。このステ
ップS4の処理は、室外熱交換器20に着霜が生じた場
合、実際に暖房性能に大きな影響をきたすのが、通常1
時間以上の連続運転時に現れることから設定したもので
ある。
即ち第1除霜信号がONされた場合は、マイクロコンピ
ュータに内蔵された第1除霜タイマ(例えば60分)に
よってカウントを開始する(ステップS4)。このステ
ップS4の処理は、室外熱交換器20に着霜が生じた場
合、実際に暖房性能に大きな影響をきたすのが、通常1
時間以上の連続運転時に現れることから設定したもので
ある。
【0039】続いて、ステップS3でセットした第1除
霜タイマがカウント終了したか否かを判定し(ステップ
S5)、カウント終了の場合は、第2除霜信号がONさ
れたか否かを判定する(ステップS6)。このステップ
S6の処理は、室外熱交換器20の着霜が進行している
か否かを判定するものである。即ち、ステップS3の判
定だけでは、外気の湿度が低く着霜が余り進行していな
い場合でも、外気温度が低ければ除霜必要と判定してし
まう場合が多い(通常カラ除霜と呼ぶ)。そこで、本実
施例では、室外熱交換器20の出口配管温度が外気温度
よりTo ℃(例えば12℃)以上低い時に「着霜が進行
している」と判断して第2除霜信号をONする。
霜タイマがカウント終了したか否かを判定し(ステップ
S5)、カウント終了の場合は、第2除霜信号がONさ
れたか否かを判定する(ステップS6)。このステップ
S6の処理は、室外熱交換器20の着霜が進行している
か否かを判定するものである。即ち、ステップS3の判
定だけでは、外気の湿度が低く着霜が余り進行していな
い場合でも、外気温度が低ければ除霜必要と判定してし
まう場合が多い(通常カラ除霜と呼ぶ)。そこで、本実
施例では、室外熱交換器20の出口配管温度が外気温度
よりTo ℃(例えば12℃)以上低い時に「着霜が進行
している」と判断して第2除霜信号をONする。
【0040】ステップS6の判定結果がYESの場合、
即ち第2除霜信号がONされた場合は、その状態が一定
時間継続されることを判断するために、マイクロコンピ
ュータに内蔵された第2除霜タイマ(例えば3分)によ
ってカウントを開始する(ステップS7)。続いて、ス
テップS7でセットした第2除霜タイマがカウント終了
したか否かを判定する(ステップS8)。このステップ
S8の処理は、除霜運転が必要か否かを判定するもの
で、本発明の除霜運転判定手段である。そこで、第2除
霜タイマがカウント終了の場合(即ち「除霜運転必要」
と判定した場合)は、第3除霜タイマ(例えば90分)
のカウントを開始して(ステップS9)、除霜スイッチ
44のインジケータ44aを点滅させる(ステップ1
0)。
即ち第2除霜信号がONされた場合は、その状態が一定
時間継続されることを判断するために、マイクロコンピ
ュータに内蔵された第2除霜タイマ(例えば3分)によ
ってカウントを開始する(ステップS7)。続いて、ス
テップS7でセットした第2除霜タイマがカウント終了
したか否かを判定する(ステップS8)。このステップ
S8の処理は、除霜運転が必要か否かを判定するもの
で、本発明の除霜運転判定手段である。そこで、第2除
霜タイマがカウント終了の場合(即ち「除霜運転必要」
と判定した場合)は、第3除霜タイマ(例えば90分)
のカウントを開始して(ステップS9)、除霜スイッチ
44のインジケータ44aを点滅させる(ステップ1
0)。
【0041】続いて、暖房スイッチ42dがON操作さ
れているか否かを判定し(ステップS11)、ON操作
されている場合は、除霜スイッチ44がON操作された
か否かを判定する(ステップS12)。除霜スイッチ4
4がON操作された場合は、暖房運転から除霜運転に切
り換えて、インジケータ44aを点灯する(ステップS
14・本発明の第1除霜制御機能)。一方、ステップS
12で除霜スイッチ44がON操作されていない場合
は、ステップS9でセットした第3除霜タイマがカウン
ト終了したか否かを判定し(ステップS13)、カウン
ト終了の場合は除霜スイッチ44がON操作されていな
くても、暖房運転から除霜運転へ切り換えてインジケー
タ44aを点灯する(ステップS14)。
れているか否かを判定し(ステップS11)、ON操作
されている場合は、除霜スイッチ44がON操作された
か否かを判定する(ステップS12)。除霜スイッチ4
4がON操作された場合は、暖房運転から除霜運転に切
り換えて、インジケータ44aを点灯する(ステップS
14・本発明の第1除霜制御機能)。一方、ステップS
12で除霜スイッチ44がON操作されていない場合
は、ステップS9でセットした第3除霜タイマがカウン
ト終了したか否かを判定し(ステップS13)、カウン
ト終了の場合は除霜スイッチ44がON操作されていな
くても、暖房運転から除霜運転へ切り換えてインジケー
タ44aを点灯する(ステップS14)。
【0042】除霜運転が開始された後、除霜解除信号が
ONされたか否かを判定する(ステップS15)。この
ステップ15の処理は、除霜運転によって室外熱交換器
20の除霜が終了したか否かを判定するもので、本実施
例では、出口配管温度検出センサ29の検出温度が所定
温度(例えば10℃)以上の時に「除霜終了」と判断し
て除霜解除信号をONする。ステップS15の判定結果
がYESの場合、即ち除霜解除信号がONされた場合
は、除霜運転から再び暖房運転へ切り換えるともに、除
霜スイッチ44のインジケータ44aを消灯する(ステ
ップS16・本発明の第4除霜制御機能)。以上を第1
除霜動作とする。
ONされたか否かを判定する(ステップS15)。この
ステップ15の処理は、除霜運転によって室外熱交換器
20の除霜が終了したか否かを判定するもので、本実施
例では、出口配管温度検出センサ29の検出温度が所定
温度(例えば10℃)以上の時に「除霜終了」と判断し
て除霜解除信号をONする。ステップS15の判定結果
がYESの場合、即ち除霜解除信号がONされた場合
は、除霜運転から再び暖房運転へ切り換えるともに、除
霜スイッチ44のインジケータ44aを消灯する(ステ
ップS16・本発明の第4除霜制御機能)。以上を第1
除霜動作とする。
【0043】続いて、第1除霜タイマまたは第2除霜タ
イマのカウント中に除霜スイッチ44がON操作された
場合(ステップS17でYES)、即ち室外熱交換器2
0に着霜したものの、着霜量が除霜を必要とする量まで
達していない時にユーザによって除霜スイッチ44がO
N操作された場合は、暖房スイッチ42dがON操作さ
れているか否かを判定して(ステップS18)、暖房ス
イッチ42dがON操作されていれば、暖房運転から除
霜運転へ切り換えるとともに、除霜スイッチ44のイン
ジケータ44aを点灯する(ステップS19・本発明の
第1除霜制御機能)。なお、ステップS17の処理で、
ユーザの誤作動を防ぐために、除霜スイッチ44を一定
時間(例えば3秒)以上押し続けた場合のみステップS
18へ移行するようにしても良い。
イマのカウント中に除霜スイッチ44がON操作された
場合(ステップS17でYES)、即ち室外熱交換器2
0に着霜したものの、着霜量が除霜を必要とする量まで
達していない時にユーザによって除霜スイッチ44がO
N操作された場合は、暖房スイッチ42dがON操作さ
れているか否かを判定して(ステップS18)、暖房ス
イッチ42dがON操作されていれば、暖房運転から除
霜運転へ切り換えるとともに、除霜スイッチ44のイン
ジケータ44aを点灯する(ステップS19・本発明の
第1除霜制御機能)。なお、ステップS17の処理で、
ユーザの誤作動を防ぐために、除霜スイッチ44を一定
時間(例えば3秒)以上押し続けた場合のみステップS
18へ移行するようにしても良い。
【0044】除霜運転が開始された後、除霜解除信号が
ONされたか否かを判定し(ステップS20)、除霜解
除信号がONされた場合、即ち「除霜終了」と判断され
た場合は、除霜運転から再び暖房運転へ切り換えるとも
に、インジケータ44aを消灯する(ステップS21・
本発明の第4除霜制御機能)。以上を第2除霜動作とす
る。
ONされたか否かを判定し(ステップS20)、除霜解
除信号がONされた場合、即ち「除霜終了」と判断され
た場合は、除霜運転から再び暖房運転へ切り換えるとも
に、インジケータ44aを消灯する(ステップS21・
本発明の第4除霜制御機能)。以上を第2除霜動作とす
る。
【0045】上記の第1除霜動作および第2除霜動作で
は、暖房スイッチ42dがON操作されている状態(即
ち暖房運転中)で除霜動作への移行を可能としたが、暖
房スイッチ42dがOFF操作されている時でも、ステ
ップS3で第1除霜信号がONされていれば(即ち「着
霜有り」と判定された場合)、ユーザが除霜スイッチ4
4をON操作することによって除霜動作を可能とするこ
ともできる。但し、ステップS3で第1除霜信号がON
される以前(即ち「着霜無し」と判定された場合)に除
霜スイッチ44がON操作されても、除霜スイッチ44
のON動作(除霜運転の開始指令)は無効となる(本発
明の第2除霜制御機能)。
は、暖房スイッチ42dがON操作されている状態(即
ち暖房運転中)で除霜動作への移行を可能としたが、暖
房スイッチ42dがOFF操作されている時でも、ステ
ップS3で第1除霜信号がONされていれば(即ち「着
霜有り」と判定された場合)、ユーザが除霜スイッチ4
4をON操作することによって除霜動作を可能とするこ
ともできる。但し、ステップS3で第1除霜信号がON
される以前(即ち「着霜無し」と判定された場合)に除
霜スイッチ44がON操作されても、除霜スイッチ44
のON動作(除霜運転の開始指令)は無効となる(本発
明の第2除霜制御機能)。
【0046】具体的には、ステップS10でインジケー
タ44aが点滅された後、除霜スイッチ44がON操作
されることなく暖房スイッチ42dがOFF操作された
場合でも、その後ステップS22で除霜スイッチ44が
ON操作された場合、あるいは上記のステップS18で
暖房スイッチ42dがOFF操作された場合でも、除霜
動作が可能となる。但し、不必要な除霜動作を防止する
ために、冷房運転または除湿運転が一定時間t2 (例え
ば10分)以上継続して行われた場合(ステップS23
でYES)は、除霜運転を行う必要がないことから、処
理を終了する(本発明の第3除霜制御機能)。
タ44aが点滅された後、除霜スイッチ44がON操作
されることなく暖房スイッチ42dがOFF操作された
場合でも、その後ステップS22で除霜スイッチ44が
ON操作された場合、あるいは上記のステップS18で
暖房スイッチ42dがOFF操作された場合でも、除霜
動作が可能となる。但し、不必要な除霜動作を防止する
ために、冷房運転または除湿運転が一定時間t2 (例え
ば10分)以上継続して行われた場合(ステップS23
でYES)は、除霜運転を行う必要がないことから、処
理を終了する(本発明の第3除霜制御機能)。
【0047】そこで、ステップS23で冷房運転または
除湿運転が一定時間t2 以上継続して行われていないと
判定された場合は、暖房運転が停止されていても除霜運
転を開始して、除霜スイッチ44のインジケータ44a
を点灯する(ステップS24)。その後、除霜解除信号
がONされたか否かを判定し(ステップS25)、除霜
解除信号がONされた場合、即ち「除霜終了」と判断さ
れた場合は、冷凍サイクル4の作動を停止するととも
に、インジケータ44aを消灯して処理を終了する(ス
テップS26・本発明の第4除霜制御機能)。以上を第
3除霜動作とする。
除湿運転が一定時間t2 以上継続して行われていないと
判定された場合は、暖房運転が停止されていても除霜運
転を開始して、除霜スイッチ44のインジケータ44a
を点灯する(ステップS24)。その後、除霜解除信号
がONされたか否かを判定し(ステップS25)、除霜
解除信号がONされた場合、即ち「除霜終了」と判断さ
れた場合は、冷凍サイクル4の作動を停止するととも
に、インジケータ44aを消灯して処理を終了する(ス
テップS26・本発明の第4除霜制御機能)。以上を第
3除霜動作とする。
【0048】ここで、上記の第1除霜動作、第2除霜動
作、および第3除霜動作で行われる実際の除霜運転につ
いて説明する。まず、室外熱交換器20への送風を停止
するために室外送風機28の運転を停止する。また、車
室内へ吹き出される吹出空気の温度低下を防止するため
に、送風機3の送風量を低減(低速回転)させて、内外
気切替ダンパ17を駆動して内気モードとし、必要に応
じて補助ヒータ37を稼働させる。この状態で第2電磁
弁32をONして開弁し、第1電磁弁31をOFFして
閉弁する。また、室外熱交換器20の除霜を短期で行な
うために、インバータ27の出力周波数を高くして冷媒
圧縮機19を大容量で作動させる。
作、および第3除霜動作で行われる実際の除霜運転につ
いて説明する。まず、室外熱交換器20への送風を停止
するために室外送風機28の運転を停止する。また、車
室内へ吹き出される吹出空気の温度低下を防止するため
に、送風機3の送風量を低減(低速回転)させて、内外
気切替ダンパ17を駆動して内気モードとし、必要に応
じて補助ヒータ37を稼働させる。この状態で第2電磁
弁32をONして開弁し、第1電磁弁31をOFFして
閉弁する。また、室外熱交換器20の除霜を短期で行な
うために、インバータ27の出力周波数を高くして冷媒
圧縮機19を大容量で作動させる。
【0049】これにより、冷媒圧縮機19より吐出され
た冷媒は、暖房用熱交換器22でダクト2内の空気と熱
交換された後、高温高圧のまま第2迂回路36を通って
室外熱交換器20へ供給される。このため、室外熱交換
器20内を高温高圧の冷媒が流れることにより、室外熱
交換器20の温度が上昇して、表面に付着していた霜が
溶解する。室外熱交換器20で凝縮した冷媒は、第1減
圧装置23で減圧膨張されて冷房用熱交換器21へ流入
する。その結果、ダクト2内の空気温度は低くなるが、
送風機3の送風量が低く設定され、且つ補助ヒータ37
を稼働させることにより、吹出温度の大幅な低下を防止
することができる。
た冷媒は、暖房用熱交換器22でダクト2内の空気と熱
交換された後、高温高圧のまま第2迂回路36を通って
室外熱交換器20へ供給される。このため、室外熱交換
器20内を高温高圧の冷媒が流れることにより、室外熱
交換器20の温度が上昇して、表面に付着していた霜が
溶解する。室外熱交換器20で凝縮した冷媒は、第1減
圧装置23で減圧膨張されて冷房用熱交換器21へ流入
する。その結果、ダクト2内の空気温度は低くなるが、
送風機3の送風量が低く設定され、且つ補助ヒータ37
を稼働させることにより、吹出温度の大幅な低下を防止
することができる。
【0050】(第1実施例の効果)本実施例によれば、
除霜スイッチ44のインジケータ44aが点滅していな
くても、第1除霜信号がONされていれば(即ち「着霜
有り」と判定された場合)、ユーザが除霜スイッチ44
をON操作することにより除霜運転を実行することがで
きる。これにより、例えば、暖房運転中に吹出温度が低
下して、ユーザが除霜運転の必要性を感じた時には、イ
ンジケータ44aが点滅していれば勿論、点滅していな
くても除霜スイッチ44をON操作することで除霜運転
を開始することができる。
除霜スイッチ44のインジケータ44aが点滅していな
くても、第1除霜信号がONされていれば(即ち「着霜
有り」と判定された場合)、ユーザが除霜スイッチ44
をON操作することにより除霜運転を実行することがで
きる。これにより、例えば、暖房運転中に吹出温度が低
下して、ユーザが除霜運転の必要性を感じた時には、イ
ンジケータ44aが点滅していれば勿論、点滅していな
くても除霜スイッチ44をON操作することで除霜運転
を開始することができる。
【0051】また、第3除霜動作では、暖房スイッチ4
2dをOFF操作しても除霜スイッチ44をON操作す
ることで(または除霜スイッチ44をON操作した後、
暖房スイッチ42dをOFF操作した場合)、除霜運転
を開始することができる。このため、例えば、車両を停
車してユーザが一旦車両から降りた後、再度乗車して暖
房運転を開始する様な場合でも、車両から降りる前に除
霜スイッチ44をON操作して除霜運転を実行しておく
ことにより、再乗車して暖房運転を開始する時には、室
外熱交換器20に着霜していない状態で暖房運転を行な
うことができる。即ち、室外熱交換器20に着霜して外
気からの吸熱能力が低下するのを防止できるため、再乗
車の際に車室内温度が低下していても、急速暖房が可能
となる。
2dをOFF操作しても除霜スイッチ44をON操作す
ることで(または除霜スイッチ44をON操作した後、
暖房スイッチ42dをOFF操作した場合)、除霜運転
を開始することができる。このため、例えば、車両を停
車してユーザが一旦車両から降りた後、再度乗車して暖
房運転を開始する様な場合でも、車両から降りる前に除
霜スイッチ44をON操作して除霜運転を実行しておく
ことにより、再乗車して暖房運転を開始する時には、室
外熱交換器20に着霜していない状態で暖房運転を行な
うことができる。即ち、室外熱交換器20に着霜して外
気からの吸熱能力が低下するのを防止できるため、再乗
車の際に車室内温度が低下していても、急速暖房が可能
となる。
【0052】さらに、第3除霜動作において、除霜スイ
ッチ44がON操作されても冷房運転または除湿運転が
一定時間t2 継続して行なわれた場合は、除霜運転の開
始指令は無効となる。即ち、冷房運転または除湿運転で
は、除霜運転と同様に室外熱交換器20を冷媒凝縮器と
して使用するため、室外熱交換器20が着霜していても
冷房運転または除湿運転が一定時間t2 継続して行なう
ことで室外熱交換器20を除霜することができるためで
ある。これにより、不必要な除霜運転を防止することが
できる。
ッチ44がON操作されても冷房運転または除湿運転が
一定時間t2 継続して行なわれた場合は、除霜運転の開
始指令は無効となる。即ち、冷房運転または除湿運転で
は、除霜運転と同様に室外熱交換器20を冷媒凝縮器と
して使用するため、室外熱交換器20が着霜していても
冷房運転または除湿運転が一定時間t2 継続して行なう
ことで室外熱交換器20を除霜することができるためで
ある。これにより、不必要な除霜運転を防止することが
できる。
【0053】(第2実施例)第1実施例では、「除霜運
転必要」と判定されてインジケータ44aが点滅した
後、ユーザが除霜スイッチ44をON操作しなかった場
合でも、第3除霜タイマをセットして、一定時間(90
分)経過後に自動的に除霜運転へ切り換えられるが、第
3除霜タイマの代わりに冷凍サイクル4の低圧側圧力を
検知する圧力スイッチ51(図4参照)のOFF信号に
基づいて除霜運転へ切り換えるように制御しても良い。
転必要」と判定されてインジケータ44aが点滅した
後、ユーザが除霜スイッチ44をON操作しなかった場
合でも、第3除霜タイマをセットして、一定時間(90
分)経過後に自動的に除霜運転へ切り換えられるが、第
3除霜タイマの代わりに冷凍サイクル4の低圧側圧力を
検知する圧力スイッチ51(図4参照)のOFF信号に
基づいて除霜運転へ切り換えるように制御しても良い。
【0054】その制御内容を具体的に説明する。室外熱
交換器20に着霜した状態で暖房運転が継続して行なわ
れると、室外熱交換器20の蒸発能力が低下することか
ら、冷凍サイクル4の低圧側圧力が低下してくる。そこ
で、冷凍サイクル4の低圧側、例えばアキュムレータ2
5の上流側に、低圧側圧力を検知するための圧力スイッ
チ51(図2参照)を設置する。この圧力スイッチ51
は、冷凍サイクル4の低圧側圧力が所定値(例えば0.
1MPa)以下まで低下した時にOFF作動するもの
で、そのOFF信号がエアコン制御装置6へ出力され
る。
交換器20に着霜した状態で暖房運転が継続して行なわ
れると、室外熱交換器20の蒸発能力が低下することか
ら、冷凍サイクル4の低圧側圧力が低下してくる。そこ
で、冷凍サイクル4の低圧側、例えばアキュムレータ2
5の上流側に、低圧側圧力を検知するための圧力スイッ
チ51(図2参照)を設置する。この圧力スイッチ51
は、冷凍サイクル4の低圧側圧力が所定値(例えば0.
1MPa)以下まで低下した時にOFF作動するもの
で、そのOFF信号がエアコン制御装置6へ出力され
る。
【0055】エアコン制御装置6は、室外熱交換器20
に着霜が生じて除霜スイッチ44のインジケータ44a
が点滅された後、ユーザが除霜スイッチ44をON操作
しなかった場合でも、冷凍サイクル4の低圧側圧力が所
定値以下まで低下した場合は、圧力スイッチ51がOF
Fすることにより、その圧力スイッチ51のOFF信号
に基づいて強制的に暖房運転から除霜運転への切り換え
を行なうものである。なお、冷凍サイクル4の低圧側圧
力の代わりに、低圧側圧力と相関がある低圧側冷媒温度
を検出して、その低圧側冷媒温度が所定温度以下に低下
した時に、強制的に暖房運転から除霜運転へ切り替える
ように制御しても良い。
に着霜が生じて除霜スイッチ44のインジケータ44a
が点滅された後、ユーザが除霜スイッチ44をON操作
しなかった場合でも、冷凍サイクル4の低圧側圧力が所
定値以下まで低下した場合は、圧力スイッチ51がOF
Fすることにより、その圧力スイッチ51のOFF信号
に基づいて強制的に暖房運転から除霜運転への切り換え
を行なうものである。なお、冷凍サイクル4の低圧側圧
力の代わりに、低圧側圧力と相関がある低圧側冷媒温度
を検出して、その低圧側冷媒温度が所定温度以下に低下
した時に、強制的に暖房運転から除霜運転へ切り替える
ように制御しても良い。
【図1】車両用空調装置の送風経路を示す模式図であ
る。
る。
【図2】車両用空調装置の冷凍サイクル図である。
【図3】エアコン操作パネルの正面図である。
【図4】本実施例の制御系に係わるブロック図である。
【図5】本実施例の作動(第1除霜動作)を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】本実施例の作動(第1除霜動作)を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】本実施例の作動(第2除霜動作)を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】本実施例の作動(第3除霜動作)を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【符号の説明】 1 車両用空調装置 4 冷凍サイクル 6 エアコン制御装置(冷凍サイクル制御手段) 20 室外熱交換器 44 除霜スイッチ(除霜運転指令手段) 44a インジータ(着霜報知手段)
Claims (5)
- 【請求項1】a)車室外に配されて、外気と冷媒との熱
交換を行なうことで冷房運転時および除湿・除霜運転時
には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として
機能する室外熱交換器を有する冷凍サイクルと、 b)前記室外熱交換器の着霜状態を判定する着霜判定手
段と、 c)この着霜判定手段の判定結果に基づいて除霜運転が
必要か否かを判定する除霜運転判定手段と、 d)この除霜運転判定手段で「除霜運転必要」と判定さ
れた時に、作動状態となることで除霜運転が必要である
ことを乗員に知らせる着霜報知手段と、 e)乗員の手動操作により除霜運転を指令する除霜運転
指令手段と、 f)前記冷凍サイクルの作動を制御する冷凍サイクル制
御手段とを備え、 この冷凍サイクル制御手段は、前記除霜運転指令手段に
より除霜運転が指令された時に、前記着霜報知手段が作
動状態の場合、または前記着霜報知手段が非作動状態で
も前記着霜判定手段の判定が「着霜有り」の場合は、前
記冷凍サイクルを除霜運転に切り換える第1除霜制御機
能を有することを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項2】請求項1に記載した車両用空調装置におい
て、 前記冷凍サイクル制御手段は、暖房運転が停止されても
前記第1除霜制御機能を有効とすることを特徴とする車
両用空調装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載した車両用空調装
置において、 前記冷凍サイクル制御手段は、前記除霜運転指令手段に
より除霜運転が指令された時に、前記着霜報知手段が非
作動状態で、且つ前記着霜判定手段の判定が「着霜無
し」の場合は、前記除霜運転の指令を無効とする第2除
霜制御機能を有することを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項4】請求項1〜3に記載した何れかの車両用空
調装置において、 前記冷凍サイクル制御手段は、前記除霜運転指令手段に
より除霜運転が指令された時に、暖房運転を停止した
後、冷房運転または除湿運転を一定時間継続して行なっ
た場合は、前記除霜運転の指令を無効とする第3除霜制
御機能を有することを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項5】請求項1〜4に記載した何れかの車両用空
調装置において、 前記冷凍サイクル制御手段は、除霜運転を開始した後、
前記着霜判定手段で「着霜無し」と判定された時に除霜
運転を停止する第4除霜制御機能を有することを特徴と
する車両用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7074798A JPH08268031A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7074798A JPH08268031A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08268031A true JPH08268031A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13557691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7074798A Pending JPH08268031A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08268031A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011005980A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| US20120227428A1 (en) * | 2011-03-08 | 2012-09-13 | Denso Corporation | Air-conditioner for vehicle |
| JP2013171783A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Toyota Motor Corp | バッテリの温度調節装置及び車室内の温度調節装置 |
| JP2014019213A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Aisan Ind Co Ltd | 車両用空調装置 |
| JP2015117889A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 三菱重工業株式会社 | 輸送用冷凍ユニット |
| WO2019017149A1 (ja) * | 2017-07-18 | 2019-01-24 | サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 | 車両用空気調和装置 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7074798A patent/JPH08268031A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011005980A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| US20120227428A1 (en) * | 2011-03-08 | 2012-09-13 | Denso Corporation | Air-conditioner for vehicle |
| JP2012187938A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2013171783A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Toyota Motor Corp | バッテリの温度調節装置及び車室内の温度調節装置 |
| JP2014019213A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Aisan Ind Co Ltd | 車両用空調装置 |
| JP2015117889A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 三菱重工業株式会社 | 輸送用冷凍ユニット |
| WO2019017149A1 (ja) * | 2017-07-18 | 2019-01-24 | サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 | 車両用空気調和装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |