JPH08268077A - 観音扉の窓枠構造 - Google Patents

観音扉の窓枠構造

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JPH08268077A
JPH08268077A JP7075897A JP7589795A JPH08268077A JP H08268077 A JPH08268077 A JP H08268077A JP 7075897 A JP7075897 A JP 7075897A JP 7589795 A JP7589795 A JP 7589795A JP H08268077 A JPH08268077 A JP H08268077A
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JP
Japan
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piece
door
spot
glass support
face
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JP7075897A
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English (en)
Inventor
Ryoji Iwatsuki
良治 岩附
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓枠をバックドアのインナパネル・アウタパ
ネルと一体に形成して強度の向上を図りながら、窓枠を
幅狭にして窓用開口部の面積拡大を図ること。 【構成】 左側ドア2と右側ドア3の窓枠をそれぞれ各
ドア2,3の一般部と一体のアウタパネル21,32お
よびインナパネル22,32と、両者を結合させる略Z
断面形状のレインフォース24,34とで囲んで中空部
27,37を形成し、かつ、左側ドア2では、インナパ
ネル22と第1レインフォース24との接合部分である
第1インナ側スポット用片22aならびに第1内側片2
4bが、中空部27の外部で中空部27と左側ドア2の
厚み方向に重なって配置され、右側ドア3では第2アウ
タパネル31と第2レインフォース34との接合部分で
ある第2ガラス支持片31aならびに第2外側片34a
が、中空部37の外部で中空部37とドア3の厚み方向
に重なって配置されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のバックドアな
どに用いられる観音扉の、閉じ合わせ部分の窓枠である
センタサッシュの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、観音扉の窓枠構造として、例え
ば、昭和62年10月 日産自動車株式会社発行の「サ
ービス周報 第590号」のD24〜26頁に記載のも
のが知られている。
【0003】この従来の観音扉の窓枠構造は、図1
(b)に示すように、サッシュアウタ01,02とサッ
シュインナ03,04の両端にそれぞれフランジ05,
06,07,08を形成し、閉じ合わせ側に配置される
フランジ05,07はヘミングにより結合させるととも
に、その反対の窓用開口部側のフランジ06,08はス
ポット溶接により結合させ、このスポット溶接により結
合されたフランジ06,08にウインドガラス09,0
10を固着させている。
【0004】なお、サッシュアウタ01,02およびサ
ッシュインナ03,04は、ロール成形により形成され
ておりそれぞれの下端は、バックドアのインナパネルと
アウタパネルとに溶接により結合されている。このよう
に、バックドアの各パネルとサッシュアウタ01,02
およびサッシュインナ03,04を別体に形成している
のは、窓枠の幅寸法を小さくするためであり、すなわ
ち、バックドアのインナパネルおよびアウタパネルをプ
レス成形した場合、変形量が大き過ぎて図示のサッシュ
インナ・アウタの形状を得ることができず、図示のもの
よりも幅広になってしまい、窓用開口部の面積が狭くな
ってしまう。そこで、従来では、窓用開口部の面積をで
きるだけ広くすべく、各パネルとは別体のロール成形に
より形成したサッシュアウタ01,02・サッシュイン
ナ03,04を用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
観音扉の窓枠構造にあっては、上述のように窓枠を構成
するサッシュアウタ01,02およびサッシュインナ0
3,04をバックドアの各パネルと別体に構成している
ため、窓枠を各パネルと一体に形成したものに比べると
強度的に劣る。すなわち、窓枠の幅を狭くして窓用開口
部の面積を広くすることと、窓枠の下端の強度確保との
両立を図ることができなかった。
【0006】加えて、上述の構造では、窓用開口部側に
フランジ06,08を張り出させ、このフランジ06,
08にウインドガラス09,010を固着させる構造で
あるため、このフランジ06,08の分だけ窓枠が幅広
になって窓用開口部の面積が狭くなるという問題もあっ
た。
【0007】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、窓枠をバックドアのインナパネルおよ
びアウタパネルと一体に形成して、強度の向上を図りな
がらも、窓枠の幅を狭くして窓用開口部の面積拡大を図
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明の観音扉の窓枠構造は、車体に開口されたドア
用開口部に、第1の扉と第2の扉とが左右に並設され、
各扉は、前記ドア用開口部の端部に回動可能に支持され
る一方で、ドア用開口部の中間部側の端縁部が開閉方向
に重なる観音開き式に設けられ、各扉には、閉じ合わせ
側の端部に窓枠を形成して窓用開口部が開口されている
とともに、この窓用開口部がウインドガラスにより塞が
れている観音扉の窓枠構造において、前記第1の扉の窓
枠が、第1の扉の一般部の外側面を形成する部分と一体
の第1アウタパネルと、第1の扉の一般部の内側面を形
成する部分と一体の第1インナパネルと、両パネルを結
合させた略Z断面形状の第1レインフォースとで囲まれ
た中空部を備え、前記第1アウタパネルは、扉閉状態で
前記ドア用開口部と略平行に設けられた第1ガラス支持
片と、この第1ガラス支持片から窓用開口部方向へ延在
されたアウタ側スポット用片とを備え、前記第1インナ
パネルは、前記第1ガラス支持片と重なり合わさって一
端が第1ガラス支持片にヘミング結合された被挟持片
と、この被挟持片の他端から扉の厚み方向に延在されて
第1扉の端面を形成する第1端面片と、この第1端面片
の車内側の端部から窓用開口部方向に延在されて前記ア
ウタ側スポット片と扉の厚み方向で対向して配置された
第1インナ側スポット用片とを備え、前記第1レインフ
ォースは、前記アウタ側スポット用片にスポット溶接さ
れた第1外側片と、前記第1インナ側スポット用片にス
ポット溶接された第1内側片と、前記第1外側片の窓用
開口部側の端部と第1内側片の閉じ合わせ側の端部と一
体に形成されて第1端面片との間に中空部を形成する第
1中間片とを備え、前記第2の扉の窓枠が、第2の扉の
一般部の外側面を形成する部分と一体の第2アウタパネ
ルと、第2の扉の一般部の内側面を形成する部分と一体
の第2インナパネルと、両パネルを結合させた略Z断面
形状の第1レインフォースとで囲まれた中空部を備え、
前記第2アウタパネルは、扉閉状態で前記第1ガラス支
持片と略同一平面上に配置された第2ガラス支持片と、
この第2ガラス支持片の閉じ合わせ側端部から扉の厚み
方向に延在されて第2の扉の端面を形成する第2端面片
と、この第2端面片の車内側の端部から第1の扉方向に
延在されて第1ガラス支持片と対向する位置まで延在さ
れたヘミング片とを備え、前記第2インナパネルは、前
記ヘミング片と重なり合って一端がヘミング片にヘミン
グ結合された被挟持片と、この被挟持片の他端から前記
第2ガラス支持片と対向する位置に延在された第2イン
ナ側スポット用片とを備え、前記第2レインフォース
は、前記第2ガラス支持片にスポット溶接された第2外
側片と、前記第2インナ側スポット用片にスポット溶接
された第2内側片と、この第2内側片の窓用開口部側の
端部と第2外側片の閉じ合わせ側の端部とに一体に形成
されて前記第2端面片との間に中空部を形成する第2中
間片とを備え、各ガラス支持片に各ウインドガラスが接
着されている構造とした。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、前記第
1アウタパネルは、アウタ側スポット用片が第1ガラス
支持片に対して車内側に傾斜して設けられ、前記第1レ
インフォースは、第1外側片と第1中間片とが直角に設
けられ、前記第2インナ側スポット用片が、前記被挟持
片の窓用開口部側の端部から車内方向で窓用開口部方向
に斜めに延在されて第2の扉の端面の一部を形成する端
面部と、この端面部の端部から窓用開口部方向に直角に
延在されたスポット部とで形成され、前記第2レインフ
ォースは、第2内側片と第2中間片とが直角に形成され
ている構造とした。
【0010】
【作用】窓枠の組み付け手順を簡単に説明すると、第1
の扉では、まず第1アウタパネルのアウタ側スポット用
片に第1レインフォースの第1外側片をスポット溶接す
る。この時、組み付け後に閉断面の中空部となる側は解
放されているため、スポット作業は容易である。また、
請求項2記載の構造では、第1レインフォースの第1外
側片と第1中間片とが直角を成しているから、溶接ガン
は第1中間片と平行に移動させることができ、よりいっ
そう作業が容易となる。
【0011】上述の作業により第1アウタパネルと第1
レインフォースを一体にしたら、第1インナパネルの被
挟持片を第1アウタパネルの第1ガラス支持片に重ね合
わせるとともに、第1インナパネルの第1インナ側スポ
ット用片を第1レインフォースの第1内側片とを重ね合
わせ、前者をヘミング結合させる一方、後者をスポット
溶接させる。
【0012】次に、第2の扉では、第2インナパネルの
第2インナ側スポット用片に第2レインフォースの第2
内側片をスポット溶接する。この時、組み付け後に閉断
面の中空部となる側は解放されているため、スポット作
業は容易である。また、請求項2記載の構造では、第2
レインフォースの第2内側片と第2中間片とが直角を成
しているから、溶接ガンは第2中間片と平行に移動させ
ることができ、よりいっそう作業が容易となる。
【0013】上述の作業により第2インナパネルと第2
レインフォースとを一体にしたら、第2アウタパネルの
ヘミング片を第2インナパネルの被挟持片に重ね合わせ
るとともに、第2アウタパネルの第2ガラス支持片に第
2レインフォースの第2外側片を重ね合わせ、前者をヘ
ミング結合させるとともに、後者をスポット溶接させ
る。
【0014】以上のようにして組み付けられた第1の扉
の窓枠は、中空部の外部で第1インナパネルと第1レイ
ンフォースを接合させる部位である第1インナ側スポッ
ト用片と第1内側片とが、中空部と扉の厚み方向で重な
おり、窓用開口部側に突出していないため、その分、窓
枠の幅を狭く形成できる。
【0015】同様に第2の扉の窓枠も、中空部の外部で
第2アウタパネルと第2レインフォースとを接合させる
部位である第2ガラス支持片と第2外側片とが中空部と
扉の厚み方向に重なることになり、その分、窓枠の幅を
狭く形成できる。
【0016】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】図2は、本発明第1実施例の観音扉の窓枠
構造を適用したバックドアを示す斜視図であって、車体
Bの後面に形成されたドア用開口部(図示省略)の左右
に設けられたリヤピラーP,Pに、左側ドア(第1の
扉)2および右側ドア(第2の扉)3がヒンジ1,1,
1,1を中心に車幅方向に回動自在に支持されている。
各ドア2,3は、各ドア2,3の車外面を形成している
アウタパネル21,31および車内面を形成しているイ
ンナパネル22,32(図1参照)が、ウインドガラス
23,33の全周に亘り、すなわちドア全体に亘り一体
に形成されたいわゆるフルドア構造に構成されている。
【0018】図1(a)は、バックドアの閉じ合わせの
部分に適用した実施例の窓枠構造Aを示す断面図(図2
のS1−S1断面図)であって、図示のようにバックド
アの閉じ合わせは、左側ドア2が右側ドア3の車外OU
T側に位置するように構成されている。
【0019】まず、この左側ドア2の窓枠構造から説明
すると、この窓枠構造は、アウタパネル(第1アウタパ
ネル)21とインナパネル(第1インナパネル)22と
第1レインフォース24とで中空部27を囲む閉断面に
構成されている。
【0020】前記アウタパネル21の図1に示している
部分は、図2の左側ドア2の一般部25の上端から立ち
上げられているもので、車幅方向に延在された第1ガラ
ス支持片21aと、この第1ガラス支持片21aの窓用
開口部26側の端部から車両前方(図中FR方向)に斜
めに折曲されたアウタ側スポット用片21bとを備えて
いる。
【0021】一方、インナパネル22も、前記一般部2
5の上端から立ち上げられているもので、前記アウタ側
スポット用片21bの前方に対向して車幅方向に延在さ
れたインナ側スポット用片22aと、この第1インナ側
スポット用片22aの閉じ合わせ側端部から車両後方に
直角に折曲されてアウタパネル21に当接するまで後方
に延在されて左側ドア2の端面を形成する第1端面片2
2bと、この第1端面片22bの後端から閉じ合わせ方
向(図中左方向)に延在された被挟持片22cとを備
え、この被挟持片22cの先端部が、前記第1ガラス支
持片21aにヘミングにより挟持されて結合されている
もので、このヘミング結合により左側ドア2の閉じ合わ
せ部分の端部処理が成されている。
【0022】また、第1レインフォース24は、略Z型
の断面形状に形成され、前記アウタ側スポット用片21
bにスポット溶接された第1外側片24aと、前記第1
インナ側スポット用片22aにスポット溶接された第1
内側片24bと、第1外側片24aの窓開口部26側の
端部から直角を成して斜め前方に延在されて第1内側片
24bの閉じ合わせ側端部に一体に形成された第1中間
片24cとを備えている。なお、この第1中間片24c
の前端部は前記第1端面片22bと略平行に形成されて
いる。
【0023】そして、前記アウタパネル21の第1ガラ
ス支持片21aの表側にウインドガラス23が接着さ
れ、インナパネル22の第1端面片22bの表側にウエ
ザストリップ28が図外のクリップにより取り付けられ
ている。
【0024】次に、右側ドア3の窓枠構造について説明
すると、左側ドア2と同様に、それぞれバックドア3の
一般部35(図2参照)から一体に立ち上げられたアウ
タパネル(第2アウタパネル)31およびインナパネル
(第2インナパネル)32と第2レインフォース34と
により中空部37を囲む閉断面に構成されている。
【0025】前記アウタパネル31は、中間の2か所の
直角の折曲点を挟んで、後端で車幅方向に延在された第
2ガラス支持片31aと、この第2ガラス支持片31a
の閉じ合わせ側端部から前方に延在されて右側ドア3の
端面の一部を形成する第2端面片31bと、この第2端
面片31bの前端から右方向に延在されたヘミング片3
1cとを備えている。
【0026】前記インナパネル32は、前記ヘミング片
31cにヘミング結合された被挟持片32aと、この被
挟持片32aの左端部から斜め前方に延在されて右側ド
ア3の端面の一部を形成する中間片32bと、この中間
片32bの前端から直角に折曲された第2インナ側スポ
ット用片32cとを備えている。なお、前記中間片32
bならびに第2インナ側スポット用片32cは、前記第
2ガラス支持片31aと対向してドアの厚み方向で重な
る位置に配置され、両片32b,32cで請求の範囲の
第2インナ側スポット用片を構成している。
【0027】前記第2レインフォース34は、第1レイ
ンフォースと同様に略Z型の断面形状に形成され、前記
アウタパネル31の第2ガラス支持片31aに重ね合わ
されてスポット溶接された第2外側片34aと、前記第
2インナ側スポット用片32cと重ね合わされてスポッ
ト溶接された第2内側片34bと、第2外側片34aの
閉じ合わせ側端部から斜め前方に延在されて第2内側片
32cの窓用開口部36側の端部と一体に形成された第
2中間片34cとを備えている。
【0028】そして、前記アウタパネル31の第2ガラ
ス支持片31aの表側にウインドガラス33が接着され
ている。
【0029】次に、第1実施例の作用について説明す
る。
【0030】まず、組み付け手順を説明すると、各ドア
2,3のアウタパネル21,31、インナパネル22,
32をそれぞれプレス成形し、各レインフォース24,
34はロール成形した後、所定の長さに切断する。
【0031】次に、左側ドア2では、アウタパネル21
のアウタ側スポット用片21bに第1レインフォース2
4の第1外側片24aをスポット溶接する。この時、第
1レインフォース24の第1中間片24cが第1外側片
24aに対して直角を成しているから、溶接ガンを溶接
箇所に直角に当てる時の動きが第1中間片24cと平行
な動きとなり、第1中間片24cが溶接ガンの移動の障
害となることがなく、作業性に優れている。
【0032】その後、アウタパネル21の第1ガラス支
持片21aとインナパネル22の被挟持片22cとを重
ね合わせてヘミングにより結合させ、さらに、第1レイ
ンフォース24の第1内側片24bとインナパネル22
の第1インナ側スポット用片22aとをスポット溶接す
る。この溶接の際、第1レインフォース24の第1中間
片24cが斜めを向いており、中空部27の強度上必要
な断面積を確保することと、溶接の際の溶接ガンの動き
を制限しないことの両立を図っている。
【0033】そして、第1ガラス支持片21aの表側に
ウインドガラス23を接着し、第1端面片22bにウエ
ザストリップ28を取り付ける。
【0034】一方、右側ドア3では、まず、インナパネ
ル32の第2インナ側スポット用片32cに第2レイン
フォース34を溶接する。この場合も、第2レインフォ
ース34の第2内側片34bと第2中間片34cとが直
角を成しているから溶接ガンを溶接箇所に直角に当てる
時の動きが第2中間片34cと平行な動きとなり作業性
に優れている。
【0035】その後、インナパネル32の被挟持片32
aをアウタパネル31のヘミング片31cに重ね合わせ
てヘミング結合させ、また、第2レインフォース34の
外側片34aをアウタパネル31の第2ガラス支持片3
1aに重ね合わせてスポット溶接する。この溶接の際、
第2レインフォース34の第2中間片32bが斜めを向
いており、中空部37の強度上必要な断面積を確保する
ことと、溶接の際の溶接ガンの動きを制限しないことの
両立を図っている。
【0036】そして、第2ガラス支持片31aの表側に
ウインドガラス33を接着する。
【0037】以上のようにして組み付けられた実施例構
造では、左側ドア2において、中空部27の外部でスポ
ット溶接される第1インナ側スポット用片22aと第1
内側片24bとが前後方向で中空部27と重なって配置
されている一方、右側ドア3においても中空部37の外
部でスポット溶接される第2インナ側スポット用片32
cと第2内側片34bとが、前後方向で中空部37と重
なっているため、図1に示すように従来よりも窓枠全体
の幅を小さくして、窓用開口部26,36の面積を拡大
することができる。
【0038】また、各ドア2,3のアウタパネル21,
31とインナパネル22,32をドア全体に亘り一体の
フルドア構造としたため、窓枠部分の下端の強度が高
い。
【0039】すなわち、各ドア2,3と一体の窓枠構造
として高い強度を得ることと、窓枠の幅を狭くして窓用
開口部26,36の面積を拡大することの両立を図るこ
とができる。
【0040】さらに、実施例では、各レインフォース2
4,34の各中間片24c,34cをそれぞれ中空部2
7,37に面している第1外側片24a、第2内側片3
4bに対して直角に形成しているため、各片24a,3
4bをそれぞれスポット溶接する際に溶接ガンを各中間
片24c,34cに対して平行に移動させることができ
溶接作業性がよいという効果が得られる。
【0041】次に、図3は第2実施例を示しているもの
で、この第2実施例は、左側ドア2のアウタパネル21
のアウタ側スポット用片21bを第1ガラス支持片21
aと一直線状に形成し、かつ、右側ドア3のインナパネ
ル32の第2インナ側スポット用片32cを被挟持片3
2aと一直線上に形成した例である。
【0042】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発
明に含まれる。
【0043】例えば、実施例では、バックドアに適用し
た例を示したが、車体の側部のドアに適用することも可
能である。
【0044】また、実施例では、左側ドア2を第1の扉
として閉じた際に、第2の扉としての右側ドア3の上側
に重なるようにした例を示したが、これとは逆に右側ド
アが上になるように形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の観音扉
の窓枠構造は、第1の扉と第2の扉の窓枠をそれぞれ扉
の一般部と一体のアウタパネルおよびインナパネルと、
両者を結合させる略Z断面形状のレインフォースとで囲
んで中空部を形成し、かつ、第1の扉では、第1インナ
パネルと第1レインフォースとの接合部分であるインナ
側スポット用片ならびに第1内側片が、中空部の外部で
中空部と扉の厚み方向に重なって配置され、第2の扉で
は第2アウタパネルと第2レインフォースとの接合部分
である第2ガラス支持片ならびに第2外側片が、中空部
の外部で中空部と扉の厚み方向に重なって配置されるよ
うに構成したため、窓枠の強度を確保することと、窓枠
の幅を狭くして窓用開口部を広くすることの両立を図る
ことができるという効果が得られる。また、各アウタパ
ネルおよび各インナパネルは、レインフォースを介在さ
せる分だけ、プレス加工が容易となり、中空部の断面積
を小さくしてもプレス加工が可能となる。
【0046】さらに、請求項2記載の発明にあっては、
第1の扉の中空部に面した溶接部位である第1レインフ
ォースの第1外側片とそれに隣り合う第1中間片を直角
に形成し、また、第2の扉の中空部に面した溶接部位で
ある第2レインフォースの第2内側片とそれに隣り合う
第2中間片を直角に形成したため、溶接作業時に溶接ガ
ンは、第1外側片および第2内側片に直角に当てるにあ
たり、各中間片に平行に移動させればよいから、溶接作
業性に優れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例ならびに従来技術の観音扉の
窓枠構造を示す断面図である。
【図2】第1実施例構造を適用した車両を示す斜視図で
ある。
【図3】第2実施例構造を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
2 左側ドア(第1の扉) 21 アウタパネル 21a 第1ガラス支持片 21b アウタ側スポット用片 22 インナパネル 22a 第1インナ側スポット用片 22b 第1端面片 22c 被挟持片 23 ウインドガラス 24 第1レインフォース 24a 第1外側片 24b 第1内側片 24c 第1中間片 25 一般部 26 窓用開口部 27 中空部 3 右側ドア(第2の扉) 31 アウタパネル 31a 第2ガラス支持片 31b 第2端面片 31c ヘミング片 32 インナパネル 32a 被挟持片 32b 中間片 32c 第2インナ側スポット用片 33 ウインドガラス 34 第2レインフォース 34a 第2外側片 34b 第2内側片 34c 第2中間片 35 一般部 36 窓用開口部 37 中空部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に開口されたドア用開口部に、第1
    の扉と第2の扉とが左右に並設され、 各扉は、前記ドア用開口部の端部に回動可能に支持され
    る一方で、ドア用開口部の中間部側の端縁部が開閉方向
    に重なる観音開き式に設けられ、 各扉には、閉じ合わせ側の端部に窓枠を形成して窓用開
    口部が開口されているとともに、この窓用開口部がウイ
    ンドガラスにより塞がれている観音扉の窓枠構造におい
    て、 前記第1の扉の窓枠が、第1の扉の一般部の外側面を形
    成する部分と一体の第1アウタパネルと、第1の扉の一
    般部の内側面を形成する部分と一体の第1インナパネル
    と、両パネルを結合させた略Z断面形状の第1レインフ
    ォースとで囲まれた中空部を備え、 前記第1アウタパネルは、扉閉状態で前記ドア用開口部
    と略平行に設けられた第1ガラス支持片と、この第1ガ
    ラス支持片から窓用開口部方向へ延在されたアウタ側ス
    ポット用片とを備え、 前記第1インナパネルは、前記第1ガラス支持片と重な
    り合わさって一端が第1ガラス支持片にヘミング結合さ
    れた被挟持片と、この被挟持片の他端から扉の厚み方向
    に延在されて第1扉の端面を形成する第1端面片と、こ
    の第1端面片の車内側の端部から窓用開口部方向に延在
    されて前記アウタ側スポット片と扉の厚み方向で対向し
    て配置された第1インナ側スポット用片とを備え、 前記第1レインフォースは、前記アウタ側スポット用片
    にスポット溶接された第1外側片と、前記第1インナ側
    スポット用片にスポット溶接された第1内側片と、前記
    第1外側片の窓用開口部側の端部と第1内側片の閉じ合
    わせ側の端部と一体に形成されて第1端面片との間に中
    空部を形成する第1中間片とを備え、 前記第2の扉の窓枠が、第2の扉の一般部の外側面を形
    成する部分と一体の第2アウタパネルと、第2の扉の一
    般部の内側面を形成する部分と一体の第2インナパネル
    と、両パネルを結合させた略Z断面形状の第1レインフ
    ォースとで囲まれた中空部を備え、 前記第2アウタパネルは、扉閉状態で前記第1ガラス支
    持片と略同一平面上に配置された第2ガラス支持片と、
    この第2ガラス支持片の閉じ合わせ側端部から扉の厚み
    方向に延在されて第2の扉の端面を形成する第2端面片
    と、この第2端面片の車内側の端部から第1の扉方向に
    延在されて第1ガラス支持片と対向する位置まで延在さ
    れたヘミング片とを備え、 前記第2インナパネルは、前記ヘミング片と重なり合っ
    て一端がヘミング片にヘミング結合された被挟持片と、
    この被挟持片の他端から前記第2ガラス支持片と対向す
    る位置に延在された第2インナ側スポット用片とを備
    え、 前記第2レインフォースは、前記第2ガラス支持片にス
    ポット溶接された第2外側片と、前記第2インナ側スポ
    ット用片にスポット溶接された第2内側片と、この第2
    内側片の窓用開口部側の端部と第2外側片の閉じ合わせ
    側の端部とに一体に形成されて前記第2端面片との間に
    中空部を形成する第2中間片とを備え、各ガラス支持片
    に各ウインドガラスが接着されていることを特徴とする
    観音扉の窓枠構造。
  2. 【請求項2】 前記第1アウタパネルは、アウタ側スポ
    ット用片が第1ガラス支持片に対して車内側に傾斜して
    設けられ、 前記第1レインフォースは、第1外側片と第1中間片と
    が直角に設けられ、 前記第2インナ側スポット用片が、前記被挟持片の窓用
    開口部側の端部から車内方向で窓用開口部方向に斜めに
    延在されて第2の扉の端面の一部を形成する端面部と、
    この端面部の端部から窓用開口部方向に直角に延在され
    たスポット部とで形成され、 前記第2レインフォースは、第2内側片と第2中間片と
    が直角に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の観音扉の窓枠構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN112351900A (zh) * 2018-07-05 2021-02-09 雷诺股份公司 车辆行李舱盖结构装置

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