JPH082683B2 - 感熱式インクロール - Google Patents

感熱式インクロール

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JPH082683B2
JPH082683B2 JP1093188A JP9318889A JPH082683B2 JP H082683 B2 JPH082683 B2 JP H082683B2 JP 1093188 A JP1093188 A JP 1093188A JP 9318889 A JP9318889 A JP 9318889A JP H082683 B2 JPH082683 B2 JP H082683B2
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JP
Japan
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heat
ink
melting
end temperature
ink roll
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JP1093188A
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将 木村
寿章 安藤
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Gencorp Inc
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は加熱された活字などにより、切符・食券・
ラベル・シール・包装資材等に文字や記号を描くことが
できる感熱式インクロールに関する。
従来の技術 切符・食券等の券売機や、ラベル・シール・包装資材
等に文字や記号を印字するのにインクロールや転写箔が
使用されている。
ところが、インクロールで印字した際インクロールが
新しい時は、インクが良く出て印字面を触っただけで手
にインクがつき券売機では不愉快窮まりないものであっ
た。また、ラベル・シール・包装資材等に使用した場
合、乾燥(=紙等の基材にインクが吸収)されるまで印
字面が重なって擦り合わないようにしなければ、印字面
が読めないことがあった。
一方、転写箔を使用すれば印字直後でも印字面を触っ
ても汚れないが、コストがアップしたり、転写箔が切れ
たりすると全く印字されずメンテナンスに手間がかかっ
た。
そのため、上記インクロールや転写箔に代わるものと
して、感熱式インクロールを使用する方法が普及してき
た。感熱式インクロールを用いて文字等を印字する場
合、たとえば第1図に示すような方法がよく用いられ
る。第1図において、インクロール1は加熱ヒータ2に
よって加熱されており、活字ホルダー4に保持された活
字3は180゜回転する毎にインクロール1と基材7に交
互に押圧され、基材7に文字等が印字される。5は加熱
ヒータ、6はプラテンロールである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、熱溶融性インクの紙やフィルム等の基
材への接着性、耐熱性に於いて十分満足させるものが無
かった。
従来の感熱式インクロールに使用されている熱溶融性
インクは、エチレン−酢酸ビニル共重合体・ホリアミ
ド樹脂・ナイロン樹脂・ポリエステル樹脂・ポリプロピ
レン樹脂等からなるベースポリマーと、ロジン誘導体
・テルペン樹脂・石油樹脂・クマロン−インデン樹脂・
スチレン系樹脂・イソプレン系樹脂等からなる粘着付与
剤樹脂、パラフィンワックス・マイクロクリスタリン
ワックス・合成ワックス・変性ワックス・ポリプロピレ
ンワックス等のワックス類と、カーボンブラック・シ
アニンブルー・酸化チタン・レーキレッド・ニグロシン
・オイルブラック等の着色剤を加熱・溶融し、ロールミ
ルやアトライター等の分散機で加熱・分散させていた。
このような熱溶融性インクは、融解開始温度(T1℃)
と融解終了温度(T2℃)の差(ΔT℃)が大きくて耐熱
性に欠け、特に40〜50℃で溶融が開始しインクの強度が
弱くなるため、印字した文字や記号を指先で擦ると2〜
3回で印字が消えたり、券売機のガイドロールや製造年
月日等の印字をさせる印字機を組込んだ包装ラインのガ
イドロール等で擦られて印字した文字が不鮮明になるこ
とがあった。
したがって、印字の基材への接着性および耐熱性にお
いてすぐれた感熱式インクロールが待望されていた。
課題を解決するための手段 この発明は、連続発泡体に融解終了温度が80〜120℃
で、溶融終了温度と融解開始温度との差が30℃以下で、
かつ、溶融粘度が150℃に於いて500〜10000cpsである熱
溶融性インクを含浸することにより紙やフィルム等の基
材への接着性、耐熱性のアップを図り、上記課題を解決
するものである。
ここで、融解終了温度と融解開始温度との差(ΔT
℃)は、たとえば島津製作所製示差走査熱量計(DSC−3
0型)を用いて測定し、ベースラインの位置から吸熱側
にずれ始める温度の融解開始温度(T1℃)とし、ベース
ラインの位置にもどる温度を融解終了温度(T2℃)と
し、 ΔT℃=T2℃−T1℃により求める。
また、吸熱ピークが多数ある場合、融解エネルギーで
30%以下のピークを除去したピークを融解終了温度ある
いは融解開始温度とする。
溶融粘度は、B型粘度計で測定する。
本願発明を具体化させるには、熱溶融性インクとして
は、ベースポリマーと着色剤から主としてなるものを用
い、これは成分を加熱溶融して製造する。つぎに、ロー
ルミル、アトライター等の分散機により加熱分散させ、
連続発泡体に加熱含浸させて感熱式インクロールを造
る。
ベースポリマーとしては、ポリエチレン共重合樹脂、
結晶ポリエステル樹脂等の融解終了温度が80〜120℃
で、融解終了温度と融解開始温度との差が30℃以下で、
かつ、B型粘度計で溶融粘度が150℃に於いて500〜1000
0cpsの範囲に入るものが使用できる。
着色剤は、120〜160℃の温度で分解、変質等のしない
顔料や染料が使用できる。このものをベースポリマーの
なかに固形分比で3〜20wt%含ませて、この熱溶融性イ
ンクの溶融粘度をB型粘度計で150℃に於いて500〜1000
0cpsになるようにする。
融解終了温度(T2℃)が80℃以下では印字した文字や
記号が指先で擦ると簡単に消え去ったり、機械の中のガ
イドローラー等で擦られて不鮮明になりやすい。
融解終了温度(T2℃)が120℃以上になると、連続発
泡体への含浸が難しくなる。
融解終了温度と融解開始温度との去(ΔT℃)が30℃
以上になると、融解終了温度(T2℃)が80〜120℃の範
囲に有っても融解開始温度(T1℃)が低くなり、接着性
及びガイドローラ通過時の擦り汚れが劣ってくる。
また、溶融粘度が150℃に於いて500cps以下では、連
続発泡体から熱溶融性インクが早く出てしまい、耐久性
が劣り、余分の熱溶融性インクにより汚れが発生したり
印字が不鮮明になる。反対に溶融粘度が150℃に於いて1
0000cpsを越える場合は、連続発泡体への熱溶融性イン
クの含浸が困難となり、やはり、耐久性が劣ると共に印
字鮮明性に劣ることになる。
実施例1 テレフタル酸、セバチン酸 および2価アルコールの
比率を種々に変えてランダム共重合させ、融解終了温度
T2と融解開始温度T1との差ΔT=T2−T1が20〜25℃で、
融解終了温度T2が60〜130℃である結晶性ポリエステル
樹脂を得た。この結晶性ポリエステル樹脂を使用し、 カーボンブラック 5部 (プリンテックス25、デグサ製) 結晶性ポリエステル樹脂 95部 の重量割合で混合して加熱溶融し、三本ロールミルを用
いて120℃で加熱分散し、分散した熱溶融性インクを連
続発泡ウレタンスポンジ(ブリジストン(株)製、PF−
20)に25g加熱含浸し、以下のようにT2の異なる8種類
の感熱式インクロールを得た。これをイー・デー・エム
製ホットプリンターHR−40に取り付け、ポリエステル包
材、セロハンラミネート包材、OPP包材およびCPP包材に
印字した。結果を以下に示す。
評価の結果T2温度が80℃から120℃までの感熱式イン
クロールは良好な結果が得られた。
実施例2 2塩基酸と2価アルコールを共重合し、分子量を変え
てVS150=300cpsの結晶性ポリエステル(アルマテック
スTTR−3)とVS150=10000cpsの結晶性ポリエステル
(アルマテックスTTR−1)を得た。この2種類の結晶
性ポリエステルを混合使用し、カーボンブラック(プリ
ンテックス25)と90:10の重量比率で9種の溶融粘度の
異なる感熱式インクロールを得た。
評価の結果VS150が500cpsから10000cpsの熱溶融性イ
ンクを含浸した感熱式インクロールは良好な結果が得ら
れた。
実施例3 結晶性ポリエステル樹脂、パラフィンワックス、カー
ボンブラックの比率を変えΔTが11℃から40℃の6種類
の感熱インクロールを得た。評価の結果を以下に示す。
以下のように、ΔTが30℃以上の感熱インクロールで
は十分な耐熱性が得られず、30℃以下では実用性のある
物が得られ20〜27℃では非常に良好な物が得られた。
発明の効果 本発明の感熱性インクロールを使用すれば、紙やフィ
ルム等の基材の特性に関わらず、耐熱性が有り、しか
も、擦り汚れに対しても強い鮮明な印字が出来、従来の
欠点であるところの接着性、耐熱性が改良された。それ
と共に、基材の特性に関わらず印字が出来るため、製造
場所、商品名等の印字にも利用でき、紙やフィルム等の
基材が統一化でき、いく種類もの紙やフィルム等を保管
する必要がなくなるという効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、感熱式インクロールを用いて文字等を印字す
る方法の一例を示す。 1……インクロール、 2……加熱ヒータ、 3……活字、 7……基材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】融解終了温度が80〜120℃で、融解終了温
    度と、融解開始温度との差が30℃以下で、かつ、溶融粘
    度が150℃の於いて500〜10000cpsである熱溶融性インク
    を連続発泡体に含浸したことを特徴とする感熱式インク
    ロール。
  2. 【請求項2】前記熱溶融性インクが、ベースポリマーと
    着色材とから成り、該ベースポリマーは、融解終了温度
    が80〜120℃で、融解終了温度と融解開始温度との差が3
    0℃以下で、かつ、溶融粘度が150℃に於いて500〜10000
    cpsである請求項1記載の感熱式インクロール。
  3. 【請求項3】前記ベースポリマーが結晶性ポリエステル
    樹脂である請求項2記載の感熱式インクロール。
JP1093188A 1989-04-14 1989-04-14 感熱式インクロール Expired - Lifetime JPH082683B2 (ja)

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JP1093188A JPH082683B2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 感熱式インクロール

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JP1093188A JPH082683B2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 感熱式インクロール

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JPH02273278A JPH02273278A (ja) 1990-11-07
JPH082683B2 true JPH082683B2 (ja) 1996-01-17

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