JPH0826946B2 - 防火区画を貫通する冷媒管の防火施工管 - Google Patents

防火区画を貫通する冷媒管の防火施工管

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JPH0826946B2
JPH0826946B2 JP2063398A JP6339890A JPH0826946B2 JP H0826946 B2 JPH0826946 B2 JP H0826946B2 JP 2063398 A JP2063398 A JP 2063398A JP 6339890 A JP6339890 A JP 6339890A JP H0826946 B2 JPH0826946 B2 JP H0826946B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主に建築中のコンクリート防火区画に対
し、空調装置の冷媒管を鉄管を介して防火状態のもとに
貫通配管させる防火施工管に関する。
(従来の技術) 従来、空調装置の冷媒管を防火区画の穴に取付けた規
格サイズの鉄管に貫通する防火配管施工は、冷媒管の周
囲を実に面倒で労力と熟練技術を要する非真円状の不燃
帯布巻き層施工して、その巻き層を鉄管内に押嵌め、非
真円で必然的に鉄管内に生ずる間隙を別の不燃パツキン
グ片で埋め塞ぎ、更に鉄管と管外の冷媒管との境目を結
露防止のために複雑面倒な作業で密封状態にするという
非常に熟練技術を要する多工程数の施工であるから、配
管工事業者の他に熟練の保温工事業者の2業者の手間が
かゝり、その分だけ非常に施工がコスト高となつている
大きな欠点を総べて除去するため、鉄管内に対し、冷媒
管を密着貫通させる貫通穴を設け且つ管の長さに相当し
て密に管内に嵌着ができる一本の円柱状のロツクウール
成型部材を成型製造し、その成型部材を管内に密嵌固定
することで、その貫通穴に冷媒管の貫通を図る作業だけ
で施工ができて、保温工事業者が不要となつて、配管工
事業者だけで且つ熟練技術を要することなく、実に簡単
迅速に冷媒管の防火区画に対する貫通配管施工ができ、
更に冷媒管の結露防止施工も簡単確実にできて、作業性
が良い防火施工管を、本件特許出願人と同一出願人にお
いて先行技術として開発し、特願平1−239017号、同23
9018号、同239019号、同322051号、同322052号と次々に
本件出願人は特許出願をした。
而るに、これら上記の至便な先行発明の係る防火施工
管は、鉄管内にロツクウールの円柱状の成型部材の嵌着
を図るものであるから、そのロツクウール成型部材の成
型製造は、いささかコスト高となる問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記の同一出願人に係る先行発明品がコスト
高となる問題点を解決し、且つ冷媒管の結露防止施工を
一段と確実安全にすることを主目的とする。即ち、鉄管
内に嵌着させるロツクウール成型部材を、円柱状の成型
部材とせず、そのコスト高となる部材成型に代えて、ロ
ツクウール板体を嵌穴の打抜き穿穴と共に円形体とする
非常に製作コストが安価である打抜き加工をもつて、鉄
管の長さに応ずる所要数量の積木状のピース円形部材と
し、その円形部材を管内に順列積木状に嵌穴を連通密嵌
させることで、成型部材同様の機能を発揮させ且つ製作
コストが非常に安くつくことで安価量産性を抜群に向上
させて、先行発明品よりも格段に経済的で実用性且つ需
要性に富む進歩した至便な防火施工管を提供すること、
又、冷媒管の結露防止施工を全く一段と確実安全にする
こと、更に、従目的として、ロツクウール板体加工のピ
ース円形部材の容易な製作をもつて、電線コードを通す
不燃パイプを貫通させる穴を増加させた3穴加工も容易
ならしめて、電線コードの組込み配線施工も便利重宝な
らしめることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題の解決のため、防火区画の床スラブに設けた
貫通穴に取付ける空調装置の冷媒管を貫通配管させる規
格サイズの鉄管の長さに応じて管内に積木状に密に嵌着
内蔵できる数量に係る不燃材のロックウール材のピース
円形素材における両端以外の各該素材を、冷媒管を貫通
する径の貫通穴を穿設してピース貫通部材とし、両端の
該素材を、該貫通部材の貫通穴に連通し且つ結露防止の
冷媒管の保温チューブの先端部を押嵌める嵌穴を穿設し
てピース両端部材に設け、鉄管の一方口に、管内蔵物の
抜け出し防止のストッパー縁を設けた不燃キャップを取
付けて、前記両部材を順列積木状のもとに各穿穴を連通
させて鉄管内に嵌着内蔵して構成する。
又、上記構成を基本構成として、積木状の上記2穴の
全ピース部材に対し、電線コードを通す不燃パイプを貫
通させるパイプ貫通穴を増加配設して3穴とすることで
ある。
(作用) 規格サイズの鉄管内に嵌着内蔵させるロツクウール部
材が、ロツクウール板体加工の円形のピース部材である
から、鉄管の長さに応ずる数量のピース部材を、各穿穴
を連通させて順列積木状において、不燃キヤツプを取付
けた管の一方口と反対側の他方口から密に嵌着内蔵を図
る。
この積木状の管内嵌挿は、保温チユーブを押嵌める嵌
穴を設けた一対のピース両端部材の一方を先頭とし、上
記嵌穴に対し、冷媒管を貫通させる貫通穴を設けたピー
ス貫通部材の各貫通穴を連通させて積木状に押嵌し、最
後に他方のピース両端部材を嵌穴を合わせて押嵌めれ
ば、管内に対し、その両管口には、冷媒管の貫通穴に連
通して保温チユーブの先端部が押嵌される嵌穴があるピ
ース両端部材が存在し、その該両端部材間には、防火規
格の長さにおいて、冷媒管を貫通させる積木状のピース
貫通部材が円柱状に内蔵され、先頭のピース両端部材は
一方口の不燃キヤツプのストツパー縁に当つて定置され
て、順列積木状の全ピース部材は各穿穴を連通させて管
内に密嵌装備される結果、他方口の該両端部材の嵌穴か
ら各該貫通部材の貫通穴を通して対応の冷媒管を嵌通
し、先頭の該両端部材の嵌穴から冷媒管を貫通すればス
ムースな冷媒管の貫通施工となり、ピース両端部材の各
嵌穴に対応の冷媒管の保温チユーブの各先端部を押嵌め
れば、簡単確実な結露防止施工が完了してしまう。そし
て、冷媒管の密着貫通により起り得る摩擦抵抗は、先頭
の該両端部材がキヤツプのストツパー縁に当つているの
で、嵌着のピース部材が抜け出ることがなく、安全,容
易,迅速に冷媒管の貫通配管施工と結露防止施工が行わ
れる。
この管内に対するロツクウール不燃材に係るピース部
材の積木状密嵌とピース部材に対する冷媒管の密着貫通
により、防火施工管内には隙間がなくなり、防火,防煙
並びに区画外えの管内を通しての延焼防止は確実安全で
あり、保温チユーブの嵌着も容易の上に、冷媒管の結露
防止もチユーブを嵌めるピース両端部材が管内に嵌着さ
れていて、そのチユーブ嵌着部が鉄管で保護される作用
のもとに確実安全である。
又、3穴のピース部材を用いれば、2穴による冷媒管
の貫通と共に、パイプ貫通穴に金属等の不燃パイプを貫
通させて、そのパイプに電線コードを通すことで電線コ
ードの組込み配線が一挙にできる。
なお電線コードは不燃パテをもつてパイプに防火施工
される。
(実施例1) 本発明の実施例を図面に付て詳説すると、次のようで
ある。
防火区画としてのコンクリートの床スラブEに設けた
貫通穴HにLアングルFのUボルトVで貫通固定させる
(第6図)長さ1m以上の規格サイズ、例えば1.1mの鉄管
(1)内に、密に嵌着内蔵されるよう不燃材の5cm若し
くは10cmの厚みのロツクウール板体を鉄管(1)の長さ
に応ずる数量即ち5cmの場合は22個,10cmの場合は11個の
数において、それぞれ円形に打抜き加工して、積木状と
なるピース円形素材を作成すると共に、そのうちの両端
以外の各該素材は、空調装置の一対の冷媒管RR′を嵌通
する径の貫通穴(2)(2)′を穿設したピース貫通部
材a1,a2,a3・・・anとなし、又両端素材は、冷媒管RR′
に結露防止用に巻いたウレタン樹脂の保温チユーブ
(3)(3)′の各先端部を押嵌めるに適する径の嵌穴
(4)(4)′を穿設した一対のピース両端部材b1,b2
となし、該鉄管(1)の一方口(図示では下口)に対
し、管内蔵物の抜け出し防止のストツパー縁(5)を設
けた金属等の不燃キヤツプ(6)を嵌着固定し、その他
方口から管内に対し、ロックウール材の先頭のピース両
端部材b1に続いて同材の各ピース貫通部材a1,a2,a3・・
・anそして最後に他方のピース両端部材b2の順列で、各
貫通穴(2)(2)′と嵌穴(4)(4)′を連通させ
て順列積木状において円柱状となるよう管の長さに合致
させて密嵌内蔵させて構成するものである。
なお、ロツクウール板体を打抜き加工して製する積木
状の各該両部材a1-an,b1,b2は、5cm若しくは10cmの厚み
に限定されるものではなく、それは、薄板の方が打抜き
加工は容易となる利点はあるが、それでは鉄管(1)の
長さに応ずるピース数量が増えることになるため、積木
状の嵌込み作業に手数がかゝるから、5cmの厚みの部材
が最適である。
而して、規格サイズの鉄管(1)の長さが1m10cmで
は、5cm部材は22個、10cm部材は11個の部材数となる。
又、必要に応じて、20cm部材の場合は、5cmの該両端
部材b1,b2の2個と20cmの5個の該貫通部材a1,a2・・・
・計7個の組合せとなり、それ以外にも、各種の厚み部
材の作成組合せも適宜採用することができる。
又、管内に対するピース部材の積木状の嵌着手段は、
各種の手法を用いることができる。例えば、予め冷媒管
RR′に順列積木状に嵌めておいて管内に嵌込む手段、或
は該キヤツプ(6)側の管口から、穿穴を貫通させる棒
ジグを管に貫通させておいて、その棒ジグにピース部材
を順列嵌挿して管内に嵌着した後に棒ジグを引抜く手段
等であり、ピース部材の嵌着内蔵は自由容易にできる。
上記の如く構成した防火施工管は、嵌着の先頭のピー
ス両端部材b1が該キヤツプ(6)のストツパー縁(5)
に当り、密嵌内蔵のピース部材は冷媒管RR′の密着穴嵌
めの摩擦抵抗にも抜け出ることが起らない。
この結果、鉄管(1)は不燃材のロツクウール材のピ
ース部材で隙間なく密嵌構成されるため、冷媒管RR′の
密着穴嵌めと相俟つて確実安全な防火構成のもとに冷媒
管RR′の防火区画に対する貫通配管施工が容易となる。
又、保温チユーブ(3)(3)′を嵌めた嵌着部は、
鉄管(1)内であるから、管内で保護されることになつ
て、チユーブ嵌めだけで確実安全な結露防止となる。
而して、本発明品の使用態様例は、第6図のとおり、
本発明品を該床スラブEの貫通穴Hに嵌着固定させてお
けば、配管工事業者だけで、冷媒管RR′を対応の連通し
た貫通穴(2)(2)′に対して、該キヤツプ(6)の
反対側の管口から密着貫通させる作業だけをもつて防火
区画に対する防火貫通配管施工が迅速にでき且つ又保温
チユーブ(3)(3)′の穴嵌めだけで結露防止施工が
完了してしまう。
なお、必要により該キヤツプ(6)の反対側の管口
に、本品の運搬,保管或は施工後において雨水からロッ
クウール部材を保護するためのカバーキヤツプ具を取付
ける設計も採用できる。
(実施例2) 前記の鉄管(1)内に順列積木状に嵌着内蔵する前記
実施例1の2穴に係るロツクウール板体加工のピース貫
通部材a1-anおよびピース両端部材b1,b2に対し、更に第
7図および第8図の如く電線コード(7)を通すための
金属等の不燃パイプ(8)を貫通させるためのパイプ貫
通穴(9)を、それぞれ定位置に増穴させて3穴にし
て、その3穴を連通させて全各ピース部材を管内に順列
積木状に密嵌させてなる構成である。
この構成の使用態様例は第9図のとおり、冷媒管RR′
の貫通施工およびチユーブ穴嵌施工は前記実施例1と同
じで2穴で行われ、増穴のパイプ貫通穴(9)に対して
は不燃パイプ(8)を密着貫通させれば、該パイプ
(8)に電線コード(7)を通して防火パテ施工(図示
せず)すれば、冷媒管防火施工と電線コード施工とを防
火施工管に簡単に一挙に組込みができる。
(効果) 本発明は前記の如く、規格サイズの鉄管(1)内に、
ロツクウール板体から簡単且つ安価に打抜き加工したロ
ツクウールのピース部材を順列積木状に密嵌内蔵させた
ものであるから、 1.ロツクウール成型部材を用いる前記の先行発明品に比
べて、はるかに生産コストが安く済み、安価量産性に富
む防火施工管が提供できる。
2.ピース部材の管内嵌着作業で済むから、熟練技術を要
する保温工事業者が不要で、配管工事業者だけでの冷媒
管防火貫通施工ができ、非常に施工コストも安くなり、
経済性,需要性,実用性が高い。
3.冷媒管RR′の簡単,迅速且つ確実安全な防火貫通施工
が保障される上に、チユーブ嵌着部分が管内で保護され
るため、冷媒管RR′の確実安全な結露防止施工も保障さ
れる。
4.鉄管(1)の一方口に対する該キヤツプ(6)の取付
装備により。冷媒管RR′を他方口から貫通穴(2)
(2)′に対して密着貫通して生ずる摩擦抵抗でも管内
の密嵌のピース部材の抜け出しが全く起らないから、簡
単安全な冷媒管貫通施工ができて至便である。
5.管内からロツクウール嵌着部材が無突出の構成である
から、ロツクウール部材が運搬や施工取扱中等において
欠損する不安が全く無く、従つて、運搬,施工,保管の
安全性が確実で、取扱い易い。
6.又、3穴構成にすることも、板体加工のピース部材で
あるから、きわめて容易であり、従つて、電線コード
(7)の組込み配線施工も簡単一挙にできる至便重宝な
製品が安価に提供できる。
等の進歩した多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図−第6図は
実施例1を示すもので、第1図は本発明品の正面図、第
2図は拡大平面図、第3図は拡大底面図、第4図は管内
の一部を省略した縦断面図、第5図はロツクウール材に
係る順列積木状のピース部材の一部省略の分解斜面図、
第6図は一部断面の使用態様例図であり、第7図−第9
図は実施例2を示すもので、第7図は先頭のピース両端
部材の拡大平面図、第8図は1個のピース貫通部材の拡
大平面図、第9図は使用態様例図である。 (1)……規格サイズの鉄管、(2)(2)′……貫通
穴、(4)(4)′……嵌穴、a1,a2,a3・・・an……ロ
ツクウール材のピース貫通部材、b1,b2……ロツクウー
ル材のピース両端部材、(5)……ストツパー縁、
(6)……不燃キヤツプ、(9)……パイプ貫通穴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防火区画の床スラブEに設けた貫通穴Hに
    取付ける空調装置の冷媒管RR′を貫通配管させる規格サ
    イズの鉄管(1)の長さに応じて管内に積木状に密に嵌
    着内蔵できる数量に係る不燃材のロックウール材のピー
    ス円形素材における両端以外の各該素材を、冷媒管RR′
    を貫通する径の貫通穴(2)(2)′を穿設してピース
    貫通部材a1,a2,a3・・・anとし、両端の該素材を、該貫
    通部材a1,a2,a3・・・anの貫通穴(2)(2)′に連通
    し且つ結露防止の冷媒管RR′の保温チューブ(3)
    (3)′の先端部を押嵌める嵌穴(4)(4)′を穿設
    してピース両端部材b1,b2に設け、鉄管(1)の一方口
    に、管内蔵物の抜け出し防止のストッパー縁(5)を設
    けた不燃キャップ(6)を取付けて、前記両部材を順列
    積木状のもとに各穿穴を連通させて鉄管(1)内に嵌着
    内蔵してなることを特徴とする防火区画を貫通する冷媒
    管の防火施工管。
  2. 【請求項2】規格サイズの鉄管(1)内に積木状に嵌着
    内蔵するロックウール材の2穴の全ピース部材に、電線
    コード(7)を通す不燃パイプ(8)を貫通させるパイ
    プ貫通穴(9)を増加配設して3穴としたことを特徴と
    する請求項1.記載の防火施工管。
JP2063398A 1990-03-14 1990-03-14 防火区画を貫通する冷媒管の防火施工管 Expired - Lifetime JPH0826946B2 (ja)

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JPS5650878U (ja) * 1979-09-27 1981-05-06
JPS6113086A (ja) * 1984-06-29 1986-01-21 昭和電工株式会社 配管用スリ−ブ

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