JPH082698B2 - 感熱記録体 - Google Patents
感熱記録体Info
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- JPH082698B2 JPH082698B2 JP1070529A JP7052989A JPH082698B2 JP H082698 B2 JPH082698 B2 JP H082698B2 JP 1070529 A JP1070529 A JP 1070529A JP 7052989 A JP7052989 A JP 7052989A JP H082698 B2 JPH082698 B2 JP H082698B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は感熱記録体に関し、詳しくは、高速記録特性
に優れ、かつ生紙の安定性と記録画像の安定性が高い感
熱記録体に関する。
に優れ、かつ生紙の安定性と記録画像の安定性が高い感
熱記録体に関する。
<従来の技術> 一般に、無色ないしは淡色のロイコ染料と該ロイコ染
料を熱時発色させる顕色剤とを支持体上に塗布してなる
感熱記録体は、特公昭45−14035号等に公表され、実用
化されている。この感熱記録体に記録をおこなうには、
サーマルヘッドを内蔵したサーマルプリンター等が用い
られるが、このような感熱記録法は、他の記録法に比
べ、記録時に騒音がない、現像定着の必要がない、メン
テナンスフリーである、機器が比較的安価であるといっ
た特徴から、コンピューターのアウトプット、ファクシ
ミリ、電卓等のプリンター、計測用のレコーダーや自動
券売機用の巻紙として広く使用されている。
料を熱時発色させる顕色剤とを支持体上に塗布してなる
感熱記録体は、特公昭45−14035号等に公表され、実用
化されている。この感熱記録体に記録をおこなうには、
サーマルヘッドを内蔵したサーマルプリンター等が用い
られるが、このような感熱記録法は、他の記録法に比
べ、記録時に騒音がない、現像定着の必要がない、メン
テナンスフリーである、機器が比較的安価であるといっ
た特徴から、コンピューターのアウトプット、ファクシ
ミリ、電卓等のプリンター、計測用のレコーダーや自動
券売機用の巻紙として広く使用されている。
近年、これら記録機器がコンパクト化、省エネルギー
化される動向にあり、これに使用される感熱記録紙への
要求特性として、低印加エネルギーで高濃度の発色を得
られること、即ち高度化の要望が高まっている。また逆
に、機器類のコンパクト化は、記録ヘッドの蓄熱の影響
や、電気回路からの発熱の影響で記録紙を装填する空間
の温度上昇を招く傾向が強くなるため、感熱記録紙の他
肌濃度を上昇させやすく、高感度化とは裏腹の、熱的な
安定性に対する要望も高まっている。
化される動向にあり、これに使用される感熱記録紙への
要求特性として、低印加エネルギーで高濃度の発色を得
られること、即ち高度化の要望が高まっている。また逆
に、機器類のコンパクト化は、記録ヘッドの蓄熱の影響
や、電気回路からの発熱の影響で記録紙を装填する空間
の温度上昇を招く傾向が強くなるため、感熱記録紙の他
肌濃度を上昇させやすく、高感度化とは裏腹の、熱的な
安定性に対する要望も高まっている。
高感度化の方法としては、一般的にロイコ染料や顕色
剤の融点を下げたり、両者の相溶性を向上させる方法が
とられ、更に第3成分としての増感剤を添加する方法が
検討されている。例えば、ロイコ染料としては、特公昭
56−52759号、特開昭59−120653号、特開昭60−208360
号等に融点180℃以下で記録感度に優れた材料が提示さ
れている。顕色剤としては、p−ヒドロキシ安息香酸エ
ステル(特開昭54−74762)、ジフェノールあるいはモ
ノフェノールスルフォン化合物(特開昭57−210886、特
開昭59−96991、ジフェノールスルフィド化合物(特開
昭57−33187)、ジフェノールジスルフィド化合物(特
開昭59−52694)等種々検討が行なわれている。また、
増感剤としては、ワックス類(特開昭48−129231)、ナ
フトール誘導体(特開昭7−64593)、ナフトエ酸誘導
体(特開昭5−64592)、エーテル化合物(特開昭60−7
8780)等各種の材料が検討されている。
剤の融点を下げたり、両者の相溶性を向上させる方法が
とられ、更に第3成分としての増感剤を添加する方法が
検討されている。例えば、ロイコ染料としては、特公昭
56−52759号、特開昭59−120653号、特開昭60−208360
号等に融点180℃以下で記録感度に優れた材料が提示さ
れている。顕色剤としては、p−ヒドロキシ安息香酸エ
ステル(特開昭54−74762)、ジフェノールあるいはモ
ノフェノールスルフォン化合物(特開昭57−210886、特
開昭59−96991、ジフェノールスルフィド化合物(特開
昭57−33187)、ジフェノールジスルフィド化合物(特
開昭59−52694)等種々検討が行なわれている。また、
増感剤としては、ワックス類(特開昭48−129231)、ナ
フトール誘導体(特開昭7−64593)、ナフトエ酸誘導
体(特開昭5−64592)、エーテル化合物(特開昭60−7
8780)等各種の材料が検討されている。
しかしながら、これらの方法を使用して製造した感熱
記録体は、高感度化という面では比較的優れているもの
の、顕色剤や増感剤の昇華性が強いため画像の退色が激
しかったり、ロイコ染料との相溶性がよすぎて地肌かぶ
りを生じたり、過度の融点降下を起こして熱的に不安定
であったりし、現状ではまだ不十分な特性のものであ
る。
記録体は、高感度化という面では比較的優れているもの
の、顕色剤や増感剤の昇華性が強いため画像の退色が激
しかったり、ロイコ染料との相溶性がよすぎて地肌かぶ
りを生じたり、過度の融点降下を起こして熱的に不安定
であったりし、現状ではまだ不十分な特性のものであ
る。
更に、感熱記録体の市場規模が世界的に拡大するとと
もに、上記熱安定性や画像安定性の問題に加え、輸送過
程や各種保管環境条件下における記録紙の地肌かぶりや
印字性能の経時劣化も重要な問題となりつつある。これ
は長期にわたる熱や湿度等の影響により生じるもので、
水分により顕色剤等が溶解し地肌かぶりを生じたり、熱
により顕色剤や増感剤が昇華散逸し発色濃度が低下した
りする現象と考えられ、いまだに記録する前の感熱記録
紙(生紙)の長期保存安定性(以下生紙保存安定性と称
す)を維持し、かつ画像の保存性が良い高感度な感熱記
録体は開発されていないのが現状である。
もに、上記熱安定性や画像安定性の問題に加え、輸送過
程や各種保管環境条件下における記録紙の地肌かぶりや
印字性能の経時劣化も重要な問題となりつつある。これ
は長期にわたる熱や湿度等の影響により生じるもので、
水分により顕色剤等が溶解し地肌かぶりを生じたり、熱
により顕色剤や増感剤が昇華散逸し発色濃度が低下した
りする現象と考えられ、いまだに記録する前の感熱記録
紙(生紙)の長期保存安定性(以下生紙保存安定性と称
す)を維持し、かつ画像の保存性が良い高感度な感熱記
録体は開発されていないのが現状である。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
具体的には、高速記録性が良好でかつ画像部の安定性に
優れるのみならず、長期の生紙保存安定性を向上させた
感熱記録体に関するものである。
具体的には、高速記録性が良好でかつ画像部の安定性に
優れるのみならず、長期の生紙保存安定性を向上させた
感熱記録体に関するものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、支持体上にロイコ染料と該ロイコ染料を熱
時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱発色層を設け
た感熱記録体において、該顕色剤として2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパンを使用し、該ロイコ染
料が下記一般式(1)で表わされる化合物と、融点が19
0℃以上の下記一般式(2)で表わされる化合物を混合
して用い、更に下記一般式(3)で表わされる増感剤及
び下記一般式(4)で表わされる酸化防止剤を含む感熱
記録体である。
時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱発色層を設け
た感熱記録体において、該顕色剤として2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパンを使用し、該ロイコ染
料が下記一般式(1)で表わされる化合物と、融点が19
0℃以上の下記一般式(2)で表わされる化合物を混合
して用い、更に下記一般式(3)で表わされる増感剤及
び下記一般式(4)で表わされる酸化防止剤を含む感熱
記録体である。
一般式(1) 一般式(2) (式中R1及びR2はそれぞれ炭素数1〜8のアルキル基、
シクロアルキル基を示す。またR1とR2は−(CH2)n−
基にて結合して形成してもよい。ここでnは4または5
を示す。) 一般式(3) (式中Rはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子または低級
アルキル基を示す。) 一般式(4) (式中R1はt−ブチルまたはシクロヘキシル基を、R2は
炭素数1〜3のアルキル基を示す。) 本発明で使用される一般式(1)のロイコ染料は、融
点が180〜184℃であり、単独で使用した場合は画像安定
性に重大な欠点を有している。本発明で使用される融点
190℃以上の一般式(2)のロイコ染料の具体的な化合
物の例としては、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリルフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−シクロヘキシルメチル
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン等があげ
られ、一般式(1)のロイコ染料と一般式(2)のロイ
コ染料の混合の重量比率は98/2〜91/9であることが好ま
しい。この範囲以外、即ち一般式(2)のロイコ染料が
多い場合は、高温高湿度環境下での地肌かぶりが激し
く、生紙の長期保存安定性に欠けることとなり、少ない
場合は高温環境下での記録画像の安定性に欠けるという
問題を生じやすい。
シクロアルキル基を示す。またR1とR2は−(CH2)n−
基にて結合して形成してもよい。ここでnは4または5
を示す。) 一般式(3) (式中Rはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子または低級
アルキル基を示す。) 一般式(4) (式中R1はt−ブチルまたはシクロヘキシル基を、R2は
炭素数1〜3のアルキル基を示す。) 本発明で使用される一般式(1)のロイコ染料は、融
点が180〜184℃であり、単独で使用した場合は画像安定
性に重大な欠点を有している。本発明で使用される融点
190℃以上の一般式(2)のロイコ染料の具体的な化合
物の例としては、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリルフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−シクロヘキシルメチル
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン等があげ
られ、一般式(1)のロイコ染料と一般式(2)のロイ
コ染料の混合の重量比率は98/2〜91/9であることが好ま
しい。この範囲以外、即ち一般式(2)のロイコ染料が
多い場合は、高温高湿度環境下での地肌かぶりが激し
く、生紙の長期保存安定性に欠けることとなり、少ない
場合は高温環境下での記録画像の安定性に欠けるという
問題を生じやすい。
本発明で使用される一般式(3)の増感剤は、記録感
度に優れるだけでなく、画像安定性あるいは生紙の保存
安定性を損なう程度が少ないことを特徴としている。具
体的な例をあげると、シュウ酸ジベンジルエステル、シ
ュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステル、シュウ酸ジ
(p−クロルベンジル)エステル等があげられる。
度に優れるだけでなく、画像安定性あるいは生紙の保存
安定性を損なう程度が少ないことを特徴としている。具
体的な例をあげると、シュウ酸ジベンジルエステル、シ
ュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステル、シュウ酸ジ
(p−クロルベンジル)エステル等があげられる。
本発明で使用される一般式(4)の酸化防止剤の具体
例としては、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリ
ス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシル
フェニル)ブタン等があげられ、ロイコ染料1重量部に
対し0.2重量部以上添加することが好ましい。この範囲
外、即ち添加量が少ない場合には、高湿環境下での画像
安定性に欠けるという問題を生じやすい。
例としては、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリ
ス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシル
フェニル)ブタン等があげられ、ロイコ染料1重量部に
対し0.2重量部以上添加することが好ましい。この範囲
外、即ち添加量が少ない場合には、高湿環境下での画像
安定性に欠けるという問題を生じやすい。
本発明の感熱記録体における感熱発色層は、慣用の充
填剤としての無機及び有機顔料、例えば、重質及び軽質
炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、酸
化亜鉛、硫酸バリウム、タルク、クレー、サチンホワイ
ト、カオリナイト、ポリオレフィン粒子、尿素−ホルマ
リン樹脂粒子等を添加し発色画像の鮮明性を向上させる
ことができる。
填剤としての無機及び有機顔料、例えば、重質及び軽質
炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、酸
化亜鉛、硫酸バリウム、タルク、クレー、サチンホワイ
ト、カオリナイト、ポリオレフィン粒子、尿素−ホルマ
リン樹脂粒子等を添加し発色画像の鮮明性を向上させる
ことができる。
その他、感熱記録ヘッドとのマッチング性を向上させ
る目的で、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム
等の滑剤が、また記録紙表面を平滑化する際の圧力かぶ
りを防止する目的でパラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス等が必要に応じて添加される。
る目的で、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム
等の滑剤が、また記録紙表面を平滑化する際の圧力かぶ
りを防止する目的でパラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス等が必要に応じて添加される。
上記感熱発色層は支持体上に設けられ、その場合の支
持体としては、紙、合成紙、樹脂フィルム、またはこれ
らの複合体が用いられるが、コストの点では紙が好まし
い。また、記録画像の鮮明性を向上する目的等で、支持
体表面にアンダーコート層を設け、その上に感熱発色層
を設けることも可能である。
持体としては、紙、合成紙、樹脂フィルム、またはこれ
らの複合体が用いられるが、コストの点では紙が好まし
い。また、記録画像の鮮明性を向上する目的等で、支持
体表面にアンダーコート層を設け、その上に感熱発色層
を設けることも可能である。
本発明の感熱記録体において、これらの物質を含む塗
料の調製は、一般に水溶性高分子物質を分散剤として含
む水を分散媒として、周知慣用の撹拌・粉砕技術を用い
分散液を調製した後、必要に応じて結着剤、各種界面活
性剤や消泡剤と混合することによって調製される。この
結着剤としては、水溶性または非水溶性樹脂結着剤が使
用でき、例えば、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルピロ
リドン、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコ
ール、でんぷん、変性でんぷん、イソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体樹脂、ジイソブチレン−無水マレイン
酸共重合体樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重合体樹
脂、ポリアクリルアミド、変性ポリアクリルアミド、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、更に、酢酸ビニル、アクリル酸
エステル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、SBR、NBR
等のエマルジョン、ラテックスなどが単独または混合し
て使用される。また、必要に応じ、耐水化剤を添加する
ことも可能である。
料の調製は、一般に水溶性高分子物質を分散剤として含
む水を分散媒として、周知慣用の撹拌・粉砕技術を用い
分散液を調製した後、必要に応じて結着剤、各種界面活
性剤や消泡剤と混合することによって調製される。この
結着剤としては、水溶性または非水溶性樹脂結着剤が使
用でき、例えば、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルピロ
リドン、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコ
ール、でんぷん、変性でんぷん、イソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体樹脂、ジイソブチレン−無水マレイン
酸共重合体樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重合体樹
脂、ポリアクリルアミド、変性ポリアクリルアミド、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、更に、酢酸ビニル、アクリル酸
エステル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、SBR、NBR
等のエマルジョン、ラテックスなどが単独または混合し
て使用される。また、必要に応じ、耐水化剤を添加する
ことも可能である。
これら調製された塗料は、従来から周知慣用の塗工技
術、例えば、エアーナイフコーティング、ブレードコー
ティング、ロールコーティング等により、支持体上に塗
料を塗布・乾燥することで感熱発色層として形成され
る。
術、例えば、エアーナイフコーティング、ブレードコー
ティング、ロールコーティング等により、支持体上に塗
料を塗布・乾燥することで感熱発色層として形成され
る。
<実施例> 以下本発明を実施例および比較例をもって詳細に述べ
る。なお配合はすべて重量部を示すものとする。
る。なお配合はすべて重量部を示すものとする。
実施例1 下記組成の混合物をサンドグラインダーにて分散処理
を行い、分散液〔A〕〜〔E〕を調製した。
を行い、分散液〔A〕〜〔E〕を調製した。
〔A〕液 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン〔一般式(1)の化合物〕 40部 5%メチルセルロース水溶液 40部 水 20部 〔B〕液 3−メチルシクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン〔一般式(2)の化合物 融点202
℃〕 40部 5%メチルセルロース水溶液 40部 水 20部 〔C〕液 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 50部 炭酸カルシウム 100部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10部 水 140部 〔D〕液 シュウ酸ジベンジルエステル〔一般式(3)の化合物〕
40部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10部 水 50部 〔E〕液 1,1,3−トリス(2−メチル−4ヒドロキシ−5−シク
ロヘキシルフェニル)ブタン〔一般式(4)の化合物〕
40部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10部 水 50部 以上のようにして得られた〔A〕〜〔E〕液を用い、
下記配合の感熱発色層塗料を調製し、坪量55g/m2の上質
紙上に乾燥塗布量6g/m2となるよう塗工乾燥したのちス
ーパーキャレンダーにてベック平滑度500秒となるよう
に表面処理を行い、本発明の感熱記録体を得た。
ラン〔一般式(1)の化合物〕 40部 5%メチルセルロース水溶液 40部 水 20部 〔B〕液 3−メチルシクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン〔一般式(2)の化合物 融点202
℃〕 40部 5%メチルセルロース水溶液 40部 水 20部 〔C〕液 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 50部 炭酸カルシウム 100部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10部 水 140部 〔D〕液 シュウ酸ジベンジルエステル〔一般式(3)の化合物〕
40部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10部 水 50部 〔E〕液 1,1,3−トリス(2−メチル−4ヒドロキシ−5−シク
ロヘキシルフェニル)ブタン〔一般式(4)の化合物〕
40部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10部 水 50部 以上のようにして得られた〔A〕〜〔E〕液を用い、
下記配合の感熱発色層塗料を調製し、坪量55g/m2の上質
紙上に乾燥塗布量6g/m2となるよう塗工乾燥したのちス
ーパーキャレンダーにてベック平滑度500秒となるよう
に表面処理を行い、本発明の感熱記録体を得た。
〔A〕液 47.5部 〔B〕液 2.5部 〔C〕液 240部 〔D〕液 75部 〔E〕液 25部 10%ポリビニルアルコール水溶液 200部 実施例2 実施例1の〔B〕液の3−メチルシクロヘキシルアミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオランの代わりに3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン(融点195℃)を使用した以外は実施例1と同様にし
て本発明の感熱記録体を得た。
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオランの代わりに3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン(融点195℃)を使用した以外は実施例1と同様にし
て本発明の感熱記録体を得た。
実施例3 実施例1の増感剤である〔D〕液のシュウ酸ジベンジ
ルエステルの代わりにシュウ酸ジ(p−メチルベンジ
ル)エステルを使用した以外は実施例1と同様にして本
発明の感熱記録体を得た。
ルエステルの代わりにシュウ酸ジ(p−メチルベンジ
ル)エステルを使用した以外は実施例1と同様にして本
発明の感熱記録体を得た。
実施例4 実施例1の酸化防止剤である〔E〕液の1,1,3−トリ
ス(2−メチル−4ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフ
ェニル)ブタンの代わりに1,1,3−トリス(2−メチル
−4ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタンを使
用した以外は実施例1と同様にして本発明の感熱記録体
を得た。
ス(2−メチル−4ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフ
ェニル)ブタンの代わりに1,1,3−トリス(2−メチル
−4ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタンを使
用した以外は実施例1と同様にして本発明の感熱記録体
を得た。
比較例1 実施例1の〔B〕液の代わりに〔A〕液を用い、ロイ
コ染料を混合しない以外は実施例1と同様にして比較用
の感熱記録体を得た。
コ染料を混合しない以外は実施例1と同様にして比較用
の感熱記録体を得た。
比較例2 実施例1の〔A〕液の3−ジブチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオランの代わりに3−エチルイソ
アミルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオランを
使用した以外は実施例1と同様にして比較用の感熱記録
体を得た。
ル−7−アニリノフルオランの代わりに3−エチルイソ
アミルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオランを
使用した以外は実施例1と同様にして比較用の感熱記録
体を得た。
比較例3 実施例1の〔B〕液の3−メチルシクロヘキシルアミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオランの代わりに本
発明外のロイコ染料である3−メチルプロピルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン(融点178℃)を
使用した以外は実施例1と同様にして比較用の感熱記録
体を得た。
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオランの代わりに本
発明外のロイコ染料である3−メチルプロピルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン(融点178℃)を
使用した以外は実施例1と同様にして比較用の感熱記録
体を得た。
比較例4 実施例1の〔C〕液の2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニルプロパンの代わりに本発明外の顕色剤であるp−
ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステルを使用した以外は
実施例1と同様にして比較用の感熱記録体を得た。
ェニルプロパンの代わりに本発明外の顕色剤であるp−
ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステルを使用した以外は
実施例1と同様にして比較用の感熱記録体を得た。
比較例5 実施例1の〔D〕液のシュウ酸ジベンジルエステルの
代わりに本発明外の増感剤であるパラベンジルビフェニ
ルを使用した以外は実施例1と同様にして比較用の感熱
記録体を得た。
代わりに本発明外の増感剤であるパラベンジルビフェニ
ルを使用した以外は実施例1と同様にして比較用の感熱
記録体を得た。
比較例6 実施例1の〔E〕液の1,1,3−トリス(2−メチル−
4ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタンの
代わりに本発明外の酸化防止剤である2,2′−メチレン
ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)を使用
した以外は実施例1と同様にして比較用の感熱記録体を
得た。
4ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタンの
代わりに本発明外の酸化防止剤である2,2′−メチレン
ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)を使用
した以外は実施例1と同様にして比較用の感熱記録体を
得た。
比較例7 実施例1で〔E〕液を配合しない以外は同様にして比
較用の感熱記録体を得た。
較用の感熱記録体を得た。
以上のようにして得られた実施例及び比較例の感熱記
録体について、記録濃度、画像保存安定性及び生紙保存
安定性について試験を行なった。結果を第1表に示す。
なお、試験方法を下記に示す。
録体について、記録濃度、画像保存安定性及び生紙保存
安定性について試験を行なった。結果を第1表に示す。
なお、試験方法を下記に示す。
(1) 記録濃度 松下電子部品(株)社製の感熱印字装置にて消費電力
0.5W/ドット、走査線密度8×7.7ドット/mm、パルス巾
1.0msecで印字し、印字濃度をマクベス反射濃度計RD−9
14で測定した。
0.5W/ドット、走査線密度8×7.7ドット/mm、パルス巾
1.0msecで印字し、印字濃度をマクベス反射濃度計RD−9
14で測定した。
(2) 画像保存安定性 耐湿性 上記条件で印字した試料を30℃、90%RH環境下に1週
間放置し、残存率を下式に従って求めた。
間放置し、残存率を下式に従って求めた。
耐熱性 上記条件で印字した試料を60℃の恒温槽中に24時間放
置し、残存率を前項と同様にして求めた。
置し、残存率を前項と同様にして求めた。
(3) 生紙保存安定性 実施例及び比較例の試料を50℃90%RH環境下に1か月
放置し、地肌濃度を測定し、地肌かぶりを評価した。ま
た、試験後の試料を(1)項の記録条件で印字し記録濃
度を測定、未試験試料濃度に対する発色性能を下式に従
って求めた。
放置し、地肌濃度を測定し、地肌かぶりを評価した。ま
た、試験後の試料を(1)項の記録条件で印字し記録濃
度を測定、未試験試料濃度に対する発色性能を下式に従
って求めた。
第1表より明らかなように、本発明の感熱記録体は記
録濃度が優れているのみならず、画像保存安定性も良好
で、更に生紙保存安定性に著しい長所を有していること
がわかる。
録濃度が優れているのみならず、画像保存安定性も良好
で、更に生紙保存安定性に著しい長所を有していること
がわかる。
<発明の効果> 本発明の感熱記録体は、良好な記録濃度を維持しなが
ら、画像保存安定性にも優れ、かつ長期間の過酷な環境
下での生紙保存安定性においても優れた特性を示してお
り、極めて信頼性の高い感熱記録体である。
ら、画像保存安定性にも優れ、かつ長期間の過酷な環境
下での生紙保存安定性においても優れた特性を示してお
り、極めて信頼性の高い感熱記録体である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−208092(JP,A) 特開 昭60−19584(JP,A) 特開 昭60−96488(JP,A) 特開 昭55−41277(JP,A) 特開 昭64−1583(JP,A) 特開 昭63−151481(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】支持体上にロイコ染料と該ロイコ染料を熱
時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱発色層を設け
た感熱記録体において、該顕色剤が2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンであり、該ロイコ染料が下
記一般式(1)で表わされる化合物と、融点が190℃以
上の下記一般式(2)で表わされる化合物の混合物であ
り、更に下記一般式(3)で表わされる増感剤及び下記
一般式(4)で表わされる酸化防止剤を含むことを特徴
とする感熱記録体。 一般式(1) 一般式(2) (式中R1及びR2はそれぞれ炭素数1〜8のアルキル基、
シクロアルキル基を示す。またR1とR2は−(CH2)n−
基にて結合して形成してもよい。ここでnは4または5
を示す。) 一般式(3) (式中Rはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子または低級
アルキル基を示す。) 一般式(4) (式中R1はt−ブチルまたはシクロヘキシル基を、R2は
炭素数1〜3のアルキル基を示す。) - 【請求項2】前記一般式(1)で表わされるロイコ染料
と、融点が190℃以上の前記一般式(2)で表わされる
ロイコ染料の重量混合比率が98/2〜91/9であることを特
徴とする請求項1記載の感熱記録体。 - 【請求項3】前記一般式(4)で表わされる酸化防止剤
がロイコ染料1重量部に対し0.2重量部以上添加するこ
とを特徴とする請求項1記載の感熱記録体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1070529A JPH082698B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 感熱記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1070529A JPH082698B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 感熱記録体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02249691A JPH02249691A (ja) | 1990-10-05 |
| JPH082698B2 true JPH082698B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=13434151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1070529A Expired - Fee Related JPH082698B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 感熱記録体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082698B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2730977B2 (ja) * | 1989-06-02 | 1998-03-25 | 三菱製紙株式会社 | 感熱記録紙 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5541277A (en) * | 1978-09-20 | 1980-03-24 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Sensible heat paper that conservative property of surface is improved |
| JPS58208092A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 感熱記録紙 |
| JPS6019585A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-01-31 | Ricoh Co Ltd | 通電転写用記録材料 |
| JPS6096488A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | Hokuetsu Seishi Kk | 感熱記録シ−ト |
| JPS641583A (en) * | 1986-05-16 | 1989-01-05 | Dainippon Ink & Chem Inc | Novel thermal recording sheet |
| JPH0657474B2 (ja) * | 1986-12-15 | 1994-08-03 | 本州製紙株式会社 | 感熱記録体 |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1070529A patent/JPH082698B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02249691A (ja) | 1990-10-05 |
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Legal Events
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