JPH0827043B2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH0827043B2
JPH0827043B2 JP62189231A JP18923187A JPH0827043B2 JP H0827043 B2 JPH0827043 B2 JP H0827043B2 JP 62189231 A JP62189231 A JP 62189231A JP 18923187 A JP18923187 A JP 18923187A JP H0827043 B2 JPH0827043 B2 JP H0827043B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の空調対象空間を排風機に排気路で並
列接続し、前記排気路のうち前記空調対象空間に各別接
続した分岐部分夫々に、前記空調対象空間の内圧を設定
範囲に維持するための自動圧力調整器を設けた空調装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、第3図に示すように、空調対象空間(1a),
(1b),(1c)から排気する排風機(35)を定容量型に
形成し、排気路(6)の分岐部分(6a),(6b),(6
c)夫々に自動圧力調整器(B)を設けて、空調対象空
間(1a)ないし(1c)夫々の内圧を設定範囲に維持し、
空調対象空間(1a)ないし(1c)夫々において、生物や
汚染物質などを含んだ空気が流出しないように内圧を負
圧に維持すべく、あるいは、外部空気の流入による空間
内汚染を防止できるように内圧を正圧に維持すべく構成
していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、排風機(35)の排気量が一定であるため、例
えば空調対象空間(1a),(1b)又は(1c)のドアの開
閉、あるいは、空調対象空間(1a)ないし(1c)の排気
口に設けたフィルターの目詰りなどによって、空調対象
空間(1a)ないし(1c)夫々からの排気圧損の相関が変
化すると、圧損の大きい排気路分岐部分(6a),(6b)
又は(6c)の圧力調節用ダンパー(14)において、開度
が大きくなり過ぎて圧力制御機能が鈍感になったり、あ
るいは、開度が小さくなり過ぎて圧力制御機能が過敏に
なったりして、圧力の変動巾が大きくなり、一層の改良
の余地があった。
本第1発明の目的は、全ての空調対象空間における内
圧の一定化を精度良く実現できるようにする点にある。
本第2発明の目的は、本第1発明による空調装置にさ
らに改良を施して、例えば消毒などのために一部の空調
対象空間からの排気を中断する上で便利なものにする点
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本第1発明の特徴構成は、複数の空調対象空間を排気
路で並列接続した排風機を可変容量型に形成し、前記排
気路のうち前記空調対象空間に各別接続した分岐部分夫
々にそれら空調対象空間の内圧一定化のために設けた自
動圧力調整器の圧力調節用ダンパー夫々に開度検出用セ
ンサーを付設し、それらセンサーによる検出開度の全て
が設定中間開度範囲であるか否かを判定する判定手段、
及び、その判定手段からの情報に基いて全ての検出開度
を設定中間開度範囲に維持するように、前記可変容量型
の排風機の排気量を調節する排風量自動調整手段を設け
たことにあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、いずれかの空調対象空間においてドアの開放
やフィルターの詰りなどで内圧が低下して、その空調対
象空間に対する自動圧力調整器において内圧を設定範囲
に維持すべく圧力調節用ダンパーが開度増大又は減少さ
れると共に、他の空調対象空間に対する自動圧力調整器
において内圧を設定範囲に維持すべく圧力調節用ダンパ
ーが開度減少又は増大され、それらダンパーの一部が設
定中間開度範囲よりも大きく又は小さくなろうとする
と、開度検出用センサーからの情報に基いて判定手段と
排風量自動調整手段により可変容量型排風機の排気量が
自動的に増大又は減少され、内圧及びダンパーの開度の
両方が設定範囲に維持される。
そして、ダンパーの設定中間開度範囲を、開度変化に
伴う圧力変化が鈍感になったり過敏にならずに適度に敏
感に生じるように、ダンパーの型式や圧力調整特性に見
合って適正に設定することによって、空調対象空間の内
圧を精度良好にかつ容易に設定範囲に維持できる。
〔発明の効果〕
その結果、空調対象空間夫々において状況に応じた最
適の内圧維持状態を容易確実に得られる、性能面で一段
と優れた空調装置を提供できるようになった。
〔問題点を解決するための手段〕
本第2発明の特徴構成は、前述の本第1発明の特徴構
成に加えて、前記空調対象空間の一部に対する排気を停
止する排気対象選択用操作部を設け、その排気対象選択
用操作部からの情報に基いて、前記センサーのうち排気
停止状態の前記空調対象空間に対するものからの検出開
度を判定対象から除外するように前記判定手段に指示す
る情報選択指示手段を設けたことにあり、その作用効果
は次の通りである。
〔作用〕
つまり、本第1発明による空調装置において空調対象
空間の一部からの排気を停止したと仮定すると、その空
調対象空間に対する自動圧力調整器の圧力調節用ダンパ
ーが圧力維持のために全開又は全閉状態になり、そのダ
ンパーに対する開度検出用センサーからの情報に基い
て、判定手段と排風量自動調整手段により可変容量型排
風機の排気量が最大又は最小になってしまい、内圧制御
が全く不能になる。
しかし、本第2発明によれば、排気対象選択用操作部
で空調対象空間の一部に対する排気停止を容易に行える
ばかりでなく、その時、情報選択指示手段から判定手段
に、排気停止した空調対象空間に対するセンサーからの
検出開度を除外して、排気中の空調対象空間に対するセ
ンサーからの検出開度だけを対象にして、検出開度の全
てを設定中間開度範囲にするように指示が自動的に行わ
れるから、排気中の空調対象空間の内圧制御を所定通り
確実に行える。
〔発明の効果〕
その結果、良好な内圧維持状態を、空調対象空間の一
部に対する排気を停止した時にも確実に達成でき、例え
ば一部の空調対象空間を排気停止状態で消毒するなどに
便利な空調装置を提供できるようになった。
〔実施例〕
次に、第1図及び第2図により実施例を示す。
複数の空調対象空間(1a),(1b),(1c)を空調器
(2)と可変容量型の送風機(3)に給気路(4)で並
列接続すると共に、可変容量型の排風機(5)に排気路
(6)で並列接続し、空調対象空間(1a)ないし(1c)
夫々を強制換気するように構成してある。
給気路(4)のうち空調対象空間(1a)ないし(1c)
に各別接続した分岐部分(4a),(4b),(4c)夫々に
自動流量調整器(A)を設け、自動流量調整器(A)夫
々において、流量検出用センサー(S1)の検出流量をシ
ステムコントローラ(C)の流量設定器(7)による設
定範囲に維持するように、流量調節用ダンパー(8)が
自動操作部(9)で開度調節されるように構成してあ
る。
流量調節用ダンパー(8)夫々に開度検出用センサー
(S2)を付設し、それらセンサー(S2)による検出開度
のうち最大のものを判定する判定手段(10)、及び、そ
の判定手段(10)から報知される最大検出開度をシステ
ムコントローラ(C)の開度設定器(11)による設定開
度範囲に維持するように、可変容量型の送風機(3)の
給気量を調節する送風量自動調整手段(12)を、システ
ムコントローラ(C)の設けてある。
つまり、開度設定器(11)による設定開度を流量調節
が敏感で圧損が低い適正値に流量調節用ダンパー(8)
の特性に見合って設定して、空調対象空間(1a)ないし
(1c)夫々への給気量を精度良く一定化でき、かつ、送
風機(3)の動力費を節減できるように構成してある。
排気路(6)のうち空調対象空間(1a)ないし(1c)
に各別接続した分岐部分(6a),(6b),(6c)夫々に
自動圧力調整器(B)を設け、自動圧力調整器(B)夫
々において、空調対象空間(1a)ないし(1c)内に対す
る圧力検出用センサー(S3)の検出圧力をシステムコン
トローラ(C)の圧力設定器(13)による設定範囲に維
持するように、並列配置した第1及び第2圧力調節用ダ
ンパー(14),(15)が自動操作部(16)で開度調節さ
れるように構成してある。
第1圧力調節用ダンパー(14)を全開から全閉にわた
る圧力調節巾が大きくなるように形成し、第2圧力調節
ダンパー(15)を全閉から全開にわたる圧力調節巾が極
めて小さくなるように形成し、自動操作部(16)によ
り、第1圧力調節用ダンパー(14)でラフに圧力調節さ
れると共に第2圧力調節用ダンパー(15)で精密に圧力
調節されるように構成してある。
第1圧力調節用ダンパー(14)夫々に開度検出用セン
サー(S4)を付設し、それらセンサー(S4)による検出
開度の全てがシステムコントローラ(C)の開度設定器
(17)による設定中間開度範囲であるか否かを判定する
判定手段(18)、及び、その判定手段(18)からの情報
に基いて全ての検出開度を設定中間開度範囲に維持する
ように、可変容量型の排風機(5)の排気量を調節する
排風量自動調整手段(19)を、システムコントローラ
(C)に設けてある。
つまり、開度設定器(17)による設定中間開度を圧力
調節が過度に敏感になったり鈍感になったりしない適正
値に第1圧力調節用ダンパー(14)の特性に見合って設
定して、空調対象空間(1a)ないし(1c)夫々の内圧調
節を確実に精度良く行えるように構成してある。
給気路(4)の分岐部分(4a)ないし(4c)及び排気
路(6)の分岐部分(6a)ないし(6c)の全てに遮断弁
(20),(21)を設け、空調対象空間(1a)ないし(1
c)夫々に対して給気側と排気側の遮断弁(20),(2
1)を開閉する給排気停止用操作部(23)を設け、給排
気停止用操作部(23)からの情報で空調対象空間の一部
(1a),(1b)又は(1c)に対する給排気を一定時間だ
け中断する第1タイマー(24)、及び、コンセント(2
5)につないだ加熱式燻蒸器による空調対象空間(1
a),(1b)又は(1c)内の消毒を一定時間だけ継続す
る第2タイマー(26)をシステムコントローラ(C)に
設けてある。
給排気停止用操作部(23)からの情報に基く第1タイ
マー(24)からの指令で一定時間にわたって、流量調節
用ダンパー(8)の開度検出用センサー(S2)のうち給
気停止状態の空調対象空間(1a),(1b)又は(1c)に
対するものからの検出開度を判定対象から除外するよう
に、最大開度判定用の判定手段(10)に指示する情報選
択指示手段(27)をシステムコントローラ(C)に設
け、一部の空調対象空間(1a),(1b)又は(1c)への
給気停止に伴って送風機(3)の給気量が減少されるよ
うに構成してある。
給排気停止用操作部(23)からの情報に基く第1タイ
マー(24)からの指令で一定時間にわたって、圧力調節
用ダンパー(14)の開度検出用センサー(S4)のうち排
気停止状態の空調対象空間(1a),(1b)又は(1c)に
対するものからの検出開度を判定対象から除外するよう
に、設定中間開度範囲用の判定手段(18)に指示する情
報選択指示手段(28)をシステムコントローラ(C)に
設け、一部の空調対象空間(1a),(1b)又は(1c)か
らの排気停止に伴って圧力制御系が制御不能になること
を防止できるように構成してある。
排風機(5)の下流側から空調器(2)の上流側に排
気の一部を戻す循環路(29)を設け、給気路(4)と排
気路(6)の絞り弁(30),(31)及び循環路(29)開
閉弁(32)を操作する自動弁操作部(33)、並びに、給
排気停止用操作部(23)からの情報に基いて自動弁操作
部(33)に操作指示する第3タイマー(34)をシステム
コントローラ(C)に設け、通常時には、両絞り弁(3
0),(31)を小開度にかつ開閉弁(32)を全開にし、
かつ、一部の空調対象空間(1a),(1b)又は(1c)が
給排気停止状態から給排気状態に切換えられる直前から
一定時間だけ、両絞り弁(30),(31)を大開度にかつ
開閉弁(32)を全閉にするように、第3タイマー(34)
からの指示で自動弁操作部(33)により絞り弁(30),
(31)と開閉弁(32)が操作されるように構成してあ
る。
つまり、全ての空調対象空間(1a)ないし(1c)に給
排気されている時には、排気の一部の循環によって熱効
率向上や空調負荷減少などを図り、一部の空調対象空間
(1a),(1b)又は(1c)が給排気停止状態から給気状
態に切換えられた直後において、その給排気再開の空調
対象空間(1a),(1b)又は(1c)からの消毒薬含有空
気や汚れた空気が循環路(29)から他の空調対象空間
(1a),(1b)又は(1c)に流入しないように構成して
ある。
要するに、給排気停止用操作部(23)により一部の空
調対象空間(1a),(1b)又は(1c)に対する給排気停
止指示を行うと、その空調対象空間(1a),(1b)又は
(1c)に対して次のように自動的に処置するように構成
してある。
(イ) 給気側と排気側の遮断弁(20),(21)がゆっ
くりと閉じられ、給排気が停止される。
(ロ) 給排気停止後にコンセント(25)に通電され
て、燻蒸により空調対象空間(1a),(1b)又は(1c)
内が消毒される。
(ハ) 燻蒸が一定時間後に停止される。
(ニ) 給排気再開前に循環路(29)が遮断される。
(ホ) 循環路(29)の遮断後に給気側と排気側の遮断
弁(20),(21)がゆっくりと開かれ、給排気が再開さ
れる。
(ヘ) 給排気を再開して一定時間経過すると、循環路
(29)が全開され、通常状態に戻る。
〔別実施例〕
次に、別実施例を説明する。
空調対象空間(1a)ないし(1c)は、例えばバイオテ
クノロジー関連の実験室、実験動物飼育室、作業用クリ
ーンルーム、その他いかなるものでもよく、空間数は複
数であれば適当に選定でき、空調目的において、換気、
空気浄化、室圧調節、冷暖房など各種変更が可能であ
る。換気や室圧調節の時には空調器(2)を省略しても
よい。
強制給気構成や排気循環構成を場合によっては省略し
てもよい。
排風機(5)を可変容量型に形成するに、回転数やベ
ーン角度を変更できるようにする等、適当な具体構造を
選択できる。
自動圧力調整器(B)やシステムコントローラ(C)
の具体構成や制御方式は適宜選定自在であり、例えばダ
ンパー(14)だけにしてもよい。
本第1発明においては、給排気停止用操作部(23)及
び情報選択指示手段(28)を省略してもよい。
本第2発明において、空調対象空間(1a)ないし(1
c)の一部に対する排気を停止するための手段を形成す
るに、例えばシステムコントローラ(C)で操作できる
ようにする等、具体構成において適当に変更でき、それ
らを排気対象選択用操作部(23)と総称する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示し、第1図は装
置の概念図、第2図は制御系のブロック図である。第3
図は従来例の一部省略概念図である。 (1a),(1b),(1c)……空調対象空間、(5)……
排風機、(6)……排気路、(6a),(6b),(6c)…
…分岐部分、(14)……ダンパー、(18)……判定手
段、(19)……排風量自動調整手段、(23)……排気対
象選択用操作部、(28)……情報選択指示手段、(B)
……自動圧力調整器、(S4)……開度検出用センサー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の空調対象空間(1a),(1b),(1
    c)を排風機(5)に排気路(6)で並列接続し、前記
    排気路(6)のうち前記空調対象空間(1a)ないし(1
    c)に各別接続した分岐部分(6a),(6b),(6c)夫
    々に、前記空調対象空間(1a)ないし(1c)の内圧を設
    定範囲に維持するための自動圧力調整器(B)を設けた
    空調装置であって、前記排風機(5)を可変容量型に形
    成し、前記自動圧力調整器(B)の圧力調節用ダンパー
    (14)夫々に開度検出用センサー(S4)を付設し、それ
    らセンサー(S4)による検出開度の全てが設定中間開度
    範囲であるか否かを判定する判定手段(18)、及び、そ
    の判定手段(18)からの情報に基いて全ての検出開度を
    設定中間開度範囲に維持するように、前記可変容量型の
    排風機(5)の排気量を調節する排風量自動調整手段
    (19)を設けてある空調装置。
  2. 【請求項2】複数の空調対象空間(1a),(1b),(1
    c)を排風機(5)に排気路(6)で並列接続し、前記
    排気路(6)のうち前記空調対象空間(1a)ないし(1
    c)に各別接続した分岐部分(6a),(6b),(6c)夫
    々に、前記空調対象空間(1a)ないし(1c)の内圧を設
    定範囲に維持するための自動圧力調整器(B)を設けた
    空調装置であって、前記排風機(5)を可変容量型に形
    成し、前記自動圧力調整器(B)の圧力調節用ダンパー
    (14)夫々に開度検出用センサー(S4)を付設し、それ
    らセンサー(S4)による検出開度の全てが設定中間開度
    範囲であるか否かを判定する判定手段(18)、及び、そ
    の判定手段(18)からの情報に基いて全ての検出開度を
    設定中間開度範囲に維持するように、前記可変容量型の
    排風機(5)の排気量を調節する排風量自動調整手段
    (19)を設け、前記空調対象空間の一部(1a),(1b)
    又は(1c)に対する排気を停止する排気対象選択用操作
    部(23)を設け、その排気対象選択用操作部(23)から
    の情報に基いて、前記センサー(S4)のうち排気停止状
    態の前記空調対象空間(1a),(1b)又は(1c)に対す
    るものからの検出開度を判定対象から除外するように前
    記判定手段(18)に指示する情報選択指示手段(28)を
    設けてある空調装置。
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