JPH0827196A - ヒト由来のチトクロムp4502c9を認識する抗体 - Google Patents
ヒト由来のチトクロムp4502c9を認識する抗体Info
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- JPH0827196A JPH0827196A JP6161551A JP16155194A JPH0827196A JP H0827196 A JPH0827196 A JP H0827196A JP 6161551 A JP6161551 A JP 6161551A JP 16155194 A JP16155194 A JP 16155194A JP H0827196 A JPH0827196 A JP H0827196A
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- human
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- derived cytochrome
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ヒト由来のチトクロムP4502C9を発現す
る形質転換体である酵母から抽出および精製されたヒト
由来のチトクロムP4502C9を抗原として免疫感作
化した哺乳動物から血液を採取し、該血液から分離・精
製して得られうる、他のヒト由来のチトクロムP450
分子種に対して交差反応性を実質的に示さないことを特
徴とするヒト由来のチトクロムP4502C9を認識す
る抗体。 【効果】本発明は、ヒト由来のチトクロムP450分子
種を認識しかつ目的とする特定なチトクロムP450分
子種のみを特異的に認識する抗体を提供する。そして本
発明抗体を用いることによって生体内のチトクロムP4
50分子種を正確にしかも簡便に定量することが可能と
なった。
る形質転換体である酵母から抽出および精製されたヒト
由来のチトクロムP4502C9を抗原として免疫感作
化した哺乳動物から血液を採取し、該血液から分離・精
製して得られうる、他のヒト由来のチトクロムP450
分子種に対して交差反応性を実質的に示さないことを特
徴とするヒト由来のチトクロムP4502C9を認識す
る抗体。 【効果】本発明は、ヒト由来のチトクロムP450分子
種を認識しかつ目的とする特定なチトクロムP450分
子種のみを特異的に認識する抗体を提供する。そして本
発明抗体を用いることによって生体内のチトクロムP4
50分子種を正確にしかも簡便に定量することが可能と
なった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒト由来のチトクロムP
4502C9を認識する抗体に関する。
4502C9を認識する抗体に関する。
【0002】
【従来の技術】チトクロムP450は生体が取り込んだ
薬物、異物、環境汚染物質などの酸化的代謝(解毒およ
び代謝活性化)、生体内生理活性物質の生合成など極め
て多彩な反応に関与する要因の1つとして、チトクロム
P450が互いに重複した基質特異性を有する多数の分
子種から構成されることが挙げられる。そして、生体に
薬物を投与すると、特定のチトクロムP450分子種が
誘導されることがよく知られている。一方、新規薬物の
開発においては、ヒトにおける薬物の代謝、効果、毒性
を早期に予測、評価することが極めて重要な課題であ
る。そのためにはヒト生体内のチトクロムP450分子
種の分布および存在量を知る必要がある。そして近年、
チトクロムP450には動物種差や人種差があることが
明らかになってきており、たとえば特定の薬物を代謝す
るチトクロムP450分子種を遺伝的に欠損する人種の
場合、薬物の効果が強く、さらには副作用を生じること
などの症例が報告されるようになってきた。また、生体
内のチトクロムP450分子種の量は高血圧や糖尿病な
どの病態により変動することも知られるようになった。
薬物、異物、環境汚染物質などの酸化的代謝(解毒およ
び代謝活性化)、生体内生理活性物質の生合成など極め
て多彩な反応に関与する要因の1つとして、チトクロム
P450が互いに重複した基質特異性を有する多数の分
子種から構成されることが挙げられる。そして、生体に
薬物を投与すると、特定のチトクロムP450分子種が
誘導されることがよく知られている。一方、新規薬物の
開発においては、ヒトにおける薬物の代謝、効果、毒性
を早期に予測、評価することが極めて重要な課題であ
る。そのためにはヒト生体内のチトクロムP450分子
種の分布および存在量を知る必要がある。そして近年、
チトクロムP450には動物種差や人種差があることが
明らかになってきており、たとえば特定の薬物を代謝す
るチトクロムP450分子種を遺伝的に欠損する人種の
場合、薬物の効果が強く、さらには副作用を生じること
などの症例が報告されるようになってきた。また、生体
内のチトクロムP450分子種の量は高血圧や糖尿病な
どの病態により変動することも知られるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした状況から、ヒ
トにおける薬物の代謝、効果、毒性等の早期予測、評価
をより正確に行うために生体内のチトクロムP450分
子種を正確にしかも簡便に定量する方法が望まれてい
る。こうした課題を解決するために、ラット、ウサギな
どの実験動物のチトクロムP450分子種を認識する抗
体を用いることも考えられるが、チトクロムP450に
は動物種間による相違があることおよび必ずしも目的の
チトクロムP450分子種のみを特異的に認識する能力
がないことから、必ずしも正確な評価とはなり得ない。
従って、ヒト由来のチトクロムP450分子種の定量を
正確に行うためにヒト由来のチトクロムP450分子種
を認識しかつ目的とする特定なチトクロムP450分子
種のみを特異的に認識する抗体が必要であった。
トにおける薬物の代謝、効果、毒性等の早期予測、評価
をより正確に行うために生体内のチトクロムP450分
子種を正確にしかも簡便に定量する方法が望まれてい
る。こうした課題を解決するために、ラット、ウサギな
どの実験動物のチトクロムP450分子種を認識する抗
体を用いることも考えられるが、チトクロムP450に
は動物種間による相違があることおよび必ずしも目的の
チトクロムP450分子種のみを特異的に認識する能力
がないことから、必ずしも正確な評価とはなり得ない。
従って、ヒト由来のチトクロムP450分子種の定量を
正確に行うためにヒト由来のチトクロムP450分子種
を認識しかつ目的とする特定なチトクロムP450分子
種のみを特異的に認識する抗体が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、こうした
状況を鑑み、ヒト由来のチトクロムP450分子種を認
識しかつ目的とする特定なチトクロムP450分子種の
みを特異的に認識する抗体を作製するために、組換えD
NA技術を用いることによって所望の抗体を得ることに
成功し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、ヒト
由来のチトクロムP4502C9を発現する形質転換体
である酵母から抽出および精製されたヒト由来のチトク
ロムP4502C9を抗原として免疫感作化した哺乳動
物から血液を採取し、該血液から分離・精製して得られ
うる、他のヒト由来のチトクロムP450分子種に対し
て交差反応性を実質的に示さないことを特徴とするヒト
由来のチトクロムP4502C9を認識する抗体(以
下、本発明抗体と記す。)を提供するものである。
状況を鑑み、ヒト由来のチトクロムP450分子種を認
識しかつ目的とする特定なチトクロムP450分子種の
みを特異的に認識する抗体を作製するために、組換えD
NA技術を用いることによって所望の抗体を得ることに
成功し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、ヒト
由来のチトクロムP4502C9を発現する形質転換体
である酵母から抽出および精製されたヒト由来のチトク
ロムP4502C9を抗原として免疫感作化した哺乳動
物から血液を採取し、該血液から分離・精製して得られ
うる、他のヒト由来のチトクロムP450分子種に対し
て交差反応性を実質的に示さないことを特徴とするヒト
由来のチトクロムP4502C9を認識する抗体(以
下、本発明抗体と記す。)を提供するものである。
【0005】以下、さらに詳細に本発明を説明する。本
発明でいう「ヒト由来のチトクロムP4502C9を認
識する抗体」とは、ヒト由来のチトクロムP4502C
9以外の他のヒト由来のチトクロムP450分子種に対
して交差反応性を実質的に示さないものであればいかな
る方法によって得てもよいが、哺乳動物を免疫感作する
ために用いられる抗原は、ヒト由来のチトクロムP45
02C9以外の他のヒト由来のチトクロムP450分子
種を実質的に混入しないヒト由来のチトクロムP450
2C9を用いる必要がある。ここで、ヒト由来のチトク
ロムP4502C9はヒトの肝臓からも精製することは
できるが、得られるチトクロムP450はどうしても類
似のチトクロムP450分子種が若干混在してしまい、
単一な状態にまで精製することはきわめて難しい。特に
含量が少ないにもかかわらず、重要な薬物の代謝に関与
するチトクロムP450分子種の場合、単一な状態にま
で精製は不可能である。このような試料を抗原として用
いれば、ヒト由来のチトクロムP4502C9以外の他
のヒト由来のチトクロムP450分子種に対して交差反
応性を実質的に示さない抗体を製造することはできな
い。また仮にきわめて単一な状態にまで精製できたとし
ても得られる量がきわめて少量なために哺乳動物を充分
に免疫感作することができない、もしくはきわめて低い
抗体価のものしか得られない等の問題が生じる。また、
そもそもヒトの肝臓を大量に入手することは倫理的、技
術的に不可能に近く、現実的ではない。これに対して、
本発明で用いた方法は、組換えDNA技術によって特定
のチトクロムP450分子種のみを発現する形質転換体
である酵母から哺乳動物を免疫感作するために用いられ
る抗原を抽出および精製する方法であって、これによっ
てヒト由来のチトクロムP4502C9以外の他のヒト
由来のチトクロムP450分子種を実質的に混入しない
ような高い純度のヒト由来のチトクロムP4502C9
を大量に、しかも容易に得ることができる。
発明でいう「ヒト由来のチトクロムP4502C9を認
識する抗体」とは、ヒト由来のチトクロムP4502C
9以外の他のヒト由来のチトクロムP450分子種に対
して交差反応性を実質的に示さないものであればいかな
る方法によって得てもよいが、哺乳動物を免疫感作する
ために用いられる抗原は、ヒト由来のチトクロムP45
02C9以外の他のヒト由来のチトクロムP450分子
種を実質的に混入しないヒト由来のチトクロムP450
2C9を用いる必要がある。ここで、ヒト由来のチトク
ロムP4502C9はヒトの肝臓からも精製することは
できるが、得られるチトクロムP450はどうしても類
似のチトクロムP450分子種が若干混在してしまい、
単一な状態にまで精製することはきわめて難しい。特に
含量が少ないにもかかわらず、重要な薬物の代謝に関与
するチトクロムP450分子種の場合、単一な状態にま
で精製は不可能である。このような試料を抗原として用
いれば、ヒト由来のチトクロムP4502C9以外の他
のヒト由来のチトクロムP450分子種に対して交差反
応性を実質的に示さない抗体を製造することはできな
い。また仮にきわめて単一な状態にまで精製できたとし
ても得られる量がきわめて少量なために哺乳動物を充分
に免疫感作することができない、もしくはきわめて低い
抗体価のものしか得られない等の問題が生じる。また、
そもそもヒトの肝臓を大量に入手することは倫理的、技
術的に不可能に近く、現実的ではない。これに対して、
本発明で用いた方法は、組換えDNA技術によって特定
のチトクロムP450分子種のみを発現する形質転換体
である酵母から哺乳動物を免疫感作するために用いられ
る抗原を抽出および精製する方法であって、これによっ
てヒト由来のチトクロムP4502C9以外の他のヒト
由来のチトクロムP450分子種を実質的に混入しない
ような高い純度のヒト由来のチトクロムP4502C9
を大量に、しかも容易に得ることができる。
【0006】具体的には、(1)ヒト由来のチトクロム
P4502C9をコードする遺伝子をクローニングし、
(2)クローニングした遺伝子を酵母で発現させるため
の発現プラスミドを構築し、(3)構築した酵母発現プ
ラスミドを酵母に導入し、ヒト由来のチトクロムP45
02C9を発現する組換え体酵母を作製し、(4)作製
した組換え体酵母を培養し、これを破砕後、酵母ミクロ
ソーム画分を調製し、(5)該画分を界面活性剤等を用
いて可溶化後、得られる可溶化上清をオクチルアミノセ
ファロースカラムクロマトグラフィー、陰イオン交換カ
ラムクロマトグラフィー、ハイドロキシアパタイトカラ
ムクロマトグラフィー等の各種カラムクロマトグラフィ
ーによって精製し、(6)精製したヒト由来のチトクロ
ムP4502C9を抗原として哺乳動物を免疫感作化
し、(7)該哺乳動物から血液を採取し、採取した血液
から本発明抗体を分離・精製する、方法があげられる。
P4502C9をコードする遺伝子をクローニングし、
(2)クローニングした遺伝子を酵母で発現させるため
の発現プラスミドを構築し、(3)構築した酵母発現プ
ラスミドを酵母に導入し、ヒト由来のチトクロムP45
02C9を発現する組換え体酵母を作製し、(4)作製
した組換え体酵母を培養し、これを破砕後、酵母ミクロ
ソーム画分を調製し、(5)該画分を界面活性剤等を用
いて可溶化後、得られる可溶化上清をオクチルアミノセ
ファロースカラムクロマトグラフィー、陰イオン交換カ
ラムクロマトグラフィー、ハイドロキシアパタイトカラ
ムクロマトグラフィー等の各種カラムクロマトグラフィ
ーによって精製し、(6)精製したヒト由来のチトクロ
ムP4502C9を抗原として哺乳動物を免疫感作化
し、(7)該哺乳動物から血液を採取し、採取した血液
から本発明抗体を分離・精製する、方法があげられる。
【0007】上記の「ヒト由来のチトクロムP4502
C9をコードする遺伝子」の塩基配列は配列表中の配列
番号5で示されており、ヒト由来のチトクロムP450
2C9をコードする遺伝子は市販のヒト肝細胞由来のc
DNAライブラリーからPCRなど通常の方法を用いて
単離することができる。
C9をコードする遺伝子」の塩基配列は配列表中の配列
番号5で示されており、ヒト由来のチトクロムP450
2C9をコードする遺伝子は市販のヒト肝細胞由来のc
DNAライブラリーからPCRなど通常の方法を用いて
単離することができる。
【0008】ヒト由来のチトクロムP4502C9をコ
ードする遺伝子を酵母で発現させるためのプロモーター
としては、通常の酵母発現系において用いられるプロモ
ーターであれば特に制限されるものではないが、例えば
酵母アルコール脱水素酵素遺伝子のプロモーター(以
下、ADHプロモーターと記す)、グリセルアルデヒド
ー3リン酸脱水素酵素遺伝子のプロモ−タ−(以下、G
APDHプロモーターと記す)、フォスフォグリセリン
酸キナーゼ遺伝子のプロモ−タ−(以下、PGKプロモ
ーターと記す)等をあげることができる。なお、ADH
プロモーターは、例えば酵母ADH1プロモーターおよ
び同ターミネーターを保持する酵母発現ベクターpAA
H5(Washington Research Foundationから入手可能、
Ammerer ら、Methods in Enzymology, 101 (p.192-20
1))から通常の遺伝子操作方法により調製することがで
きる。酵母ADH1プロモーターは、Washington Resea
rch Foundation の米国特許第299,733 に含まれてお
り、米国において、工業的、商業的目的で使用する場合
は権利者からの権利許諾を必要とする。上記の酵母内で
発現させるためのプロモーターおよび前記のヒト由来の
P450分子種をコードする塩基配列を有する遺伝子を
含む酵母内発現プラスミドは通常の遺伝子組換え方法を
用いて構築することができる。例えば、ヒト由来のP4
50分子種をコードするcDNAを特開平2-211880等に記載
されるADHプロモーターとターミネーターを保有する
酵母発現ベクターpAAH5NのHindIII部位に
挿入することにより構築する方法等をあげることができ
る。
ードする遺伝子を酵母で発現させるためのプロモーター
としては、通常の酵母発現系において用いられるプロモ
ーターであれば特に制限されるものではないが、例えば
酵母アルコール脱水素酵素遺伝子のプロモーター(以
下、ADHプロモーターと記す)、グリセルアルデヒド
ー3リン酸脱水素酵素遺伝子のプロモ−タ−(以下、G
APDHプロモーターと記す)、フォスフォグリセリン
酸キナーゼ遺伝子のプロモ−タ−(以下、PGKプロモ
ーターと記す)等をあげることができる。なお、ADH
プロモーターは、例えば酵母ADH1プロモーターおよ
び同ターミネーターを保持する酵母発現ベクターpAA
H5(Washington Research Foundationから入手可能、
Ammerer ら、Methods in Enzymology, 101 (p.192-20
1))から通常の遺伝子操作方法により調製することがで
きる。酵母ADH1プロモーターは、Washington Resea
rch Foundation の米国特許第299,733 に含まれてお
り、米国において、工業的、商業的目的で使用する場合
は権利者からの権利許諾を必要とする。上記の酵母内で
発現させるためのプロモーターおよび前記のヒト由来の
P450分子種をコードする塩基配列を有する遺伝子を
含む酵母内発現プラスミドは通常の遺伝子組換え方法を
用いて構築することができる。例えば、ヒト由来のP4
50分子種をコードするcDNAを特開平2-211880等に記載
されるADHプロモーターとターミネーターを保有する
酵母発現ベクターpAAH5NのHindIII部位に
挿入することにより構築する方法等をあげることができ
る。
【0009】ヒト由来のチトクロムP4502C9を発
現する組換え体酵母は、構築された酵母発現プラスミド
を、例えばプロトプラスト法等の通常の方法によって酵
母に導入することで得ることができる。本発明システム
において用いられる酵母菌株としては、例えばサッカロ
ミセス・セレビジェー(Saccharomyces cerevisiae)等を
あげることができる。好ましくはサッカロミセス・セレ
ビジェーAH22株(ATCC38626)があげられ
る。
現する組換え体酵母は、構築された酵母発現プラスミド
を、例えばプロトプラスト法等の通常の方法によって酵
母に導入することで得ることができる。本発明システム
において用いられる酵母菌株としては、例えばサッカロ
ミセス・セレビジェー(Saccharomyces cerevisiae)等を
あげることができる。好ましくはサッカロミセス・セレ
ビジェーAH22株(ATCC38626)があげられ
る。
【0010】組換え体酵母からのチトクロムP450分
子種の抽出および精製は、例えば、J.Biochem., Vol 9
8. No.1. p167-175 (1985) 等に記載された通常の方法
に従い行うことができる。具体的には、作製した組換え
体酵母を培養し、得られた酵母を溶菌酵素等によるスフ
ェロプラスト化後、超音波破砕する。遠心分離によって
酵母ミクロソーム画分を調製し、該画分を界面活性剤お
よびコール酸ナトリウム等を用いて可溶化後(必要に応
じて硫酸アンモニウムまたはポリエチレングリコール等
による沈殿を行う)、得られる可溶化上清をオクチルア
ミノセファロースカラムクロマトグラフィー、陰イオン
交換カラムクロマトグラフィー、ハイドロキシアパタイ
トカラムクロマトグラフィー等の各種カラムクロマトグ
ラフィーによって精製する。なお高速液体クロマトグラ
フィー装置で分離・精製することが適している。
子種の抽出および精製は、例えば、J.Biochem., Vol 9
8. No.1. p167-175 (1985) 等に記載された通常の方法
に従い行うことができる。具体的には、作製した組換え
体酵母を培養し、得られた酵母を溶菌酵素等によるスフ
ェロプラスト化後、超音波破砕する。遠心分離によって
酵母ミクロソーム画分を調製し、該画分を界面活性剤お
よびコール酸ナトリウム等を用いて可溶化後(必要に応
じて硫酸アンモニウムまたはポリエチレングリコール等
による沈殿を行う)、得られる可溶化上清をオクチルア
ミノセファロースカラムクロマトグラフィー、陰イオン
交換カラムクロマトグラフィー、ハイドロキシアパタイ
トカラムクロマトグラフィー等の各種カラムクロマトグ
ラフィーによって精製する。なお高速液体クロマトグラ
フィー装置で分離・精製することが適している。
【0011】本発明抗体の作製は、このようにして精製
したヒト由来のチトクロムP4502C9を抗原として
哺乳動物を免疫感作化し、該哺乳動物から血液を採取
し、採取した血液から本発明抗体を分離・精製すること
により行うことができる。例えばマウス、ハムスター、
モルモット、ニワトリ、ラット、ウサギ、イヌ等の哺乳
動物を免疫するには、例えばJ.ASSOC.OFF.ANAL.CHEM 70
(6) 1025-1027 (1987)等に記載されるW.H.Newsome等の
通常の免疫感作の方法を用いて、例えば抗原の1回また
はそれ以上の投与により行われる。例えば、7ないし3
0日、特に12ないし16日間隔で2または3回の投与
等が好ましい。投与量は1回につき、例えば抗原約0.
05から2mg程度を目安とする。投与経路は、皮下投
与、皮内投与、腹膜腔内投与、静脈内投与、筋肉内投与
等を選択することができるが、静脈内、腹膜腔内もしく
は皮下に行われうる注射が好ましい投与形態である。さ
らに皮下注射と腹腔内注射の組み合わせが特に好まし
い。なおこの場合、抗原は適当な緩衝液、例えば完全フ
ロイントアジュバント(Aracel A.Bayol F 結核死菌を
混合したもの)、RAS〔MPL(Monophosphoryl Lipid
A)+TDM(Synthetic Trehalose Dicorynomycolate)+CWS(C
ell Wall Skeleton) アジュバントシステム] 、水酸化
アルミニウム等の通常用いられるアジュバントの1種を
含有するナトリウム系リン酸緩衝液、生理食塩水等に溶
解して用いられるが、投与経路や条件等によっては、上
記のようなアジュバントを使用しないこともある。ここ
でアジュバントとは抗原とともに投与したとき、非特異
的にその抗原に対する免疫反応を増強する物質を意味す
る。そして、上記の哺乳動物を0.5ないし4ケ月間処
置せずに放置した後、該哺乳動物の血清を耳静脈等から
少量サンプリングし、抗体価を測定する。抗体価が上昇
してきたら、状況に応じて抗原の投与を適当回数実施す
る。例えば100μgないし1000μg、特に50μ
gないし500μgの抗原の投与量でもう1回の投与が
行われる。最後の投与の1ないし2ケ月間後に免疫感作
した哺乳動物から通常の方法により血液を採取して、該
血液を、例えば遠心分離、硫酸アンモニウムまたはポリ
エチレングリコールを用いることによる沈澱、ゲルろ過
クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、
アフィニティクロマトグラフィー等のクロマトグラフィ
ー等の通常の方法によって分離・精製することにより、
ポリクローナル抗血清として本発明抗体を得ることがで
きる。なお血清は、たとえば、56℃で30分間処理す
ることによって補体系の不活性化を実施してもよい。
したヒト由来のチトクロムP4502C9を抗原として
哺乳動物を免疫感作化し、該哺乳動物から血液を採取
し、採取した血液から本発明抗体を分離・精製すること
により行うことができる。例えばマウス、ハムスター、
モルモット、ニワトリ、ラット、ウサギ、イヌ等の哺乳
動物を免疫するには、例えばJ.ASSOC.OFF.ANAL.CHEM 70
(6) 1025-1027 (1987)等に記載されるW.H.Newsome等の
通常の免疫感作の方法を用いて、例えば抗原の1回また
はそれ以上の投与により行われる。例えば、7ないし3
0日、特に12ないし16日間隔で2または3回の投与
等が好ましい。投与量は1回につき、例えば抗原約0.
05から2mg程度を目安とする。投与経路は、皮下投
与、皮内投与、腹膜腔内投与、静脈内投与、筋肉内投与
等を選択することができるが、静脈内、腹膜腔内もしく
は皮下に行われうる注射が好ましい投与形態である。さ
らに皮下注射と腹腔内注射の組み合わせが特に好まし
い。なおこの場合、抗原は適当な緩衝液、例えば完全フ
ロイントアジュバント(Aracel A.Bayol F 結核死菌を
混合したもの)、RAS〔MPL(Monophosphoryl Lipid
A)+TDM(Synthetic Trehalose Dicorynomycolate)+CWS(C
ell Wall Skeleton) アジュバントシステム] 、水酸化
アルミニウム等の通常用いられるアジュバントの1種を
含有するナトリウム系リン酸緩衝液、生理食塩水等に溶
解して用いられるが、投与経路や条件等によっては、上
記のようなアジュバントを使用しないこともある。ここ
でアジュバントとは抗原とともに投与したとき、非特異
的にその抗原に対する免疫反応を増強する物質を意味す
る。そして、上記の哺乳動物を0.5ないし4ケ月間処
置せずに放置した後、該哺乳動物の血清を耳静脈等から
少量サンプリングし、抗体価を測定する。抗体価が上昇
してきたら、状況に応じて抗原の投与を適当回数実施す
る。例えば100μgないし1000μg、特に50μ
gないし500μgの抗原の投与量でもう1回の投与が
行われる。最後の投与の1ないし2ケ月間後に免疫感作
した哺乳動物から通常の方法により血液を採取して、該
血液を、例えば遠心分離、硫酸アンモニウムまたはポリ
エチレングリコールを用いることによる沈澱、ゲルろ過
クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、
アフィニティクロマトグラフィー等のクロマトグラフィ
ー等の通常の方法によって分離・精製することにより、
ポリクローナル抗血清として本発明抗体を得ることがで
きる。なお血清は、たとえば、56℃で30分間処理す
ることによって補体系の不活性化を実施してもよい。
【0012】また、上記の免疫感作した哺乳動物から免
疫適格B細胞が単離され、該免疫適格B細胞が連続的に
細胞分裂し得る腫瘍細胞と融合され、生成する融合物が
単離され、そして選択の後、所望の抗体を産生するハイ
ブリドーマ細胞がクローン化され、そしてモノクローナ
ル抗体を製造するために該ハイブリドーマ細胞が試験管
内または生体内で培養されることにより、ヒト由来のチ
トクロムP4502C9以外の他のヒト由来のチトクロ
ムP450分子種に対して交差反応性を実質的に示さな
い高度の特異性および親和性を有する本発明抗体も製造
することができる。
疫適格B細胞が単離され、該免疫適格B細胞が連続的に
細胞分裂し得る腫瘍細胞と融合され、生成する融合物が
単離され、そして選択の後、所望の抗体を産生するハイ
ブリドーマ細胞がクローン化され、そしてモノクローナ
ル抗体を製造するために該ハイブリドーマ細胞が試験管
内または生体内で培養されることにより、ヒト由来のチ
トクロムP4502C9以外の他のヒト由来のチトクロ
ムP450分子種に対して交差反応性を実質的に示さな
い高度の特異性および親和性を有する本発明抗体も製造
することができる。
【0013】本発明抗体は、ヒト由来のチトクロムP4
502C9以外の他のヒト由来のチトクロム分子種に対
して交差反応性を実質的に示さないことを特徴とする新
規な抗体である。ここで「ヒト由来のチトクロムP45
02C9以外の他のヒト由来のチトクロム分子種に対し
て交差反応性を実質的に示さない」とは、目的とするヒ
ト由来のチトクロムP4502C9と異なる分子種のヒ
ト由来のチトクロムP450に対して、交差反応性が約
1/4未満、好ましくは約1/20未満、そしてより好
ましくは1/100未満であるような選択的認識が実質
的に可能であることを意味する。ここで、交差反応性の
程度は、例えばヒト由来のチトクロムP4502C9を
後述するイムノブロット法によって検出することができ
る基質蛋白質濃度を1とした時に他のヒト由来のチトク
ロム分子種が同方法によって検出されてくる濃度をCと
すれば、1/Cのように決定される。また、ヒト由来の
チトクロムP4502C9を発現する形質転換体である
酵母から抽出および精製されたヒト由来のチトクロムP
4502C9を抗原として免疫感作化した哺乳動物から
血液を採取し、該血液から分離・精製して得られる血清
の希釈率が10- 4 においてもヒト由来のチトクロムP
450分子種を認識する能力を有する。
502C9以外の他のヒト由来のチトクロム分子種に対
して交差反応性を実質的に示さないことを特徴とする新
規な抗体である。ここで「ヒト由来のチトクロムP45
02C9以外の他のヒト由来のチトクロム分子種に対し
て交差反応性を実質的に示さない」とは、目的とするヒ
ト由来のチトクロムP4502C9と異なる分子種のヒ
ト由来のチトクロムP450に対して、交差反応性が約
1/4未満、好ましくは約1/20未満、そしてより好
ましくは1/100未満であるような選択的認識が実質
的に可能であることを意味する。ここで、交差反応性の
程度は、例えばヒト由来のチトクロムP4502C9を
後述するイムノブロット法によって検出することができ
る基質蛋白質濃度を1とした時に他のヒト由来のチトク
ロム分子種が同方法によって検出されてくる濃度をCと
すれば、1/Cのように決定される。また、ヒト由来の
チトクロムP4502C9を発現する形質転換体である
酵母から抽出および精製されたヒト由来のチトクロムP
4502C9を抗原として免疫感作化した哺乳動物から
血液を採取し、該血液から分離・精製して得られる血清
の希釈率が10- 4 においてもヒト由来のチトクロムP
450分子種を認識する能力を有する。
【0014】本発明抗体の利用としては、ヒト由来のチ
トクロムP4502C9に作用させた本発明抗体または
該抗体に対する抗体を、それら抗体が有する標識によっ
て検出することによってヒト由来のチトクロムP450
2C9を免疫学的に検出する方法をあげることができ
る。具体的には、例えば、イムノブロット法、免疫沈降
による分離法、間接競合阻害法(ELISA 法)、細胞また
は組織の免疫学的染色法等によってヒト由来のチトクロ
ムP4502C9を分析する方法をあげることができ
る。該分析方法は、簡便でかつ迅速に処理できる精度の
高い分析方法である。例えば、以下の方法によって行う
ことができる。
トクロムP4502C9に作用させた本発明抗体または
該抗体に対する抗体を、それら抗体が有する標識によっ
て検出することによってヒト由来のチトクロムP450
2C9を免疫学的に検出する方法をあげることができ
る。具体的には、例えば、イムノブロット法、免疫沈降
による分離法、間接競合阻害法(ELISA 法)、細胞また
は組織の免疫学的染色法等によってヒト由来のチトクロ
ムP4502C9を分析する方法をあげることができ
る。該分析方法は、簡便でかつ迅速に処理できる精度の
高い分析方法である。例えば、以下の方法によって行う
ことができる。
【0015】I.イムノブロット法 固体支持材に結合される試料に存在するヒト由来のチト
クロムP4502C9を本発明抗体(第1抗体)によっ
て認識させ、その抗体を検出する方法である。試料を結
合させる固体支持材としては、膜、シート、フィルター
等の形状にされたニトロセルロースが一般的に使用され
るが、試料の吸着がよくかつその試料に存在するヒト由
来のチトクロムP4502C9の抗原性を消失させない
ものであれば特に制限はない。ニトロセルロースを使用
する場合、試料のニトロセルロースへの結合は、例えば
リン酸緩衝生理食塩水等の適当な緩衝液に試料を溶解し
て得られた溶液をニトロセルロース上にスポットする。
なお、定量化のためのスポット量は、抗原であるヒト由
来のチトクロムP4502C9に対する本発明抗体(第
1抗体)の量が過剰になるような量が望ましく、1μl
/3mm角程度がよい。このようにしてスポットされた
ニトロセルロースを約1分間から約24時間、適当な湿
度条件下でインキュベートする。インキュベート後、ス
ポットした部位以外への非特異的な吸着を防止するため
に、試料を結合させた固体支持材を本発明抗体(第1抗
体)によって認識されない高分子量担体分子、すなわ
ち、本発明抗体(第1抗体)の製造において用いられな
い高分子量担体分子(ヤギ、ウシ等の別種の動物の血清
アルブミンやスキムミルク)を含む溶液と約20分間か
ら約24時間、室温下でインキュベートすることによっ
て該高分子量担体分子で固体支持材の表面を覆う。イン
キュベート後、得られた固体支持材をよく洗浄して遊離
状態にある上記の高分子量担体分子を除去する。このよ
うに調製された固体支持材を本発明抗体(第1抗体)を
含む調製液と混合した後、約10分間から約3時間、振
とうしながらインキュベートする。なお本発明抗体(第
1抗体)を含む調製液とは、本発明抗体(第1抗体)を
遊離の状態で、蒸留水、緩衝液、生理食塩水等の溶液中
に存在しうる調製液をいう。このようにして、試料に存
在するヒト由来のチトクロムP4502C9を本発明抗
体(第1抗体)によって認識させる。つぎに、その抗体
を検出する方法について説明する。本発明抗体(第1抗
体)が、例えばペルオキシダーゼ、アルカリホスファタ
ーゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、グルコースオキシダ
ーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸アンヒドラーゼ、アセチ
ルコリンエステラーゼ、リゾチーム、マレートデヒドロ
ゲナーゼ、グルコース−6−ホスフェートデヒドロゲナ
ーゼ等の酵素等で標識されている場合には、インキュベ
ート後、遊離の状態にある本発明抗体(第1抗体)を洗
浄によって除去してから、上記の標識酵素の基質を作用
させて、発色等で反応を測定することによって本発明抗
体(第1抗体)を検出することができる。例えば、 ペ
ルオキシダーゼで標識される場合には、基質として過酸
化水素、発色試薬としてジアミノベンジジンまたはO−
フェニレンジアミンと組み合わさって褐色または黄色を
生じる。グルコースオキシダーゼで標識される場合に
は、基質として、たとえば2,2'−アシド−ジ−(3
−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸(ABT
S)等を用いる。また、本発明抗体(第1抗体)を認識
しかつ結合する酵素あるいはラジオアイソトープ等で標
識された第2抗体を使用する場合には、インキュベート
後、遊離の状態にある本発明抗体(第1抗体)を洗浄に
よって除去してから、第2抗体とインキュベートする。
この酵素等で標識された第2抗体としては、例えばペル
オキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−D−ガラ
クトシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、グルコアミラ
ーゼ、炭酸アンヒドラーゼ、アセチルコリンエステラー
ゼ、リゾチーム、マレートデヒドロゲナーゼ、グルコー
ス−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼ等の酵素を結合
した第1抗体(本発明抗体)に対する抗体をあげること
ができる。具体的な例としては、第1抗体(本発明抗
体)としてウサギ抗血清を使用する場合、第2抗体とし
ては、アルカリホスファターゼを結合した抗ウサギ免疫
グロブリン(IgG)ヤギ免疫グロブリン(IgG)を
好ましくあげることができる。なお、該ウサギIgGヤ
ギIgGは市販されており、容易に入手可能である。第
2抗体の検出としては、上記の標識された本発明抗体
(第1抗体)の場合と同様な方法をあげることができ
る。
クロムP4502C9を本発明抗体(第1抗体)によっ
て認識させ、その抗体を検出する方法である。試料を結
合させる固体支持材としては、膜、シート、フィルター
等の形状にされたニトロセルロースが一般的に使用され
るが、試料の吸着がよくかつその試料に存在するヒト由
来のチトクロムP4502C9の抗原性を消失させない
ものであれば特に制限はない。ニトロセルロースを使用
する場合、試料のニトロセルロースへの結合は、例えば
リン酸緩衝生理食塩水等の適当な緩衝液に試料を溶解し
て得られた溶液をニトロセルロース上にスポットする。
なお、定量化のためのスポット量は、抗原であるヒト由
来のチトクロムP4502C9に対する本発明抗体(第
1抗体)の量が過剰になるような量が望ましく、1μl
/3mm角程度がよい。このようにしてスポットされた
ニトロセルロースを約1分間から約24時間、適当な湿
度条件下でインキュベートする。インキュベート後、ス
ポットした部位以外への非特異的な吸着を防止するため
に、試料を結合させた固体支持材を本発明抗体(第1抗
体)によって認識されない高分子量担体分子、すなわ
ち、本発明抗体(第1抗体)の製造において用いられな
い高分子量担体分子(ヤギ、ウシ等の別種の動物の血清
アルブミンやスキムミルク)を含む溶液と約20分間か
ら約24時間、室温下でインキュベートすることによっ
て該高分子量担体分子で固体支持材の表面を覆う。イン
キュベート後、得られた固体支持材をよく洗浄して遊離
状態にある上記の高分子量担体分子を除去する。このよ
うに調製された固体支持材を本発明抗体(第1抗体)を
含む調製液と混合した後、約10分間から約3時間、振
とうしながらインキュベートする。なお本発明抗体(第
1抗体)を含む調製液とは、本発明抗体(第1抗体)を
遊離の状態で、蒸留水、緩衝液、生理食塩水等の溶液中
に存在しうる調製液をいう。このようにして、試料に存
在するヒト由来のチトクロムP4502C9を本発明抗
体(第1抗体)によって認識させる。つぎに、その抗体
を検出する方法について説明する。本発明抗体(第1抗
体)が、例えばペルオキシダーゼ、アルカリホスファタ
ーゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、グルコースオキシダ
ーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸アンヒドラーゼ、アセチ
ルコリンエステラーゼ、リゾチーム、マレートデヒドロ
ゲナーゼ、グルコース−6−ホスフェートデヒドロゲナ
ーゼ等の酵素等で標識されている場合には、インキュベ
ート後、遊離の状態にある本発明抗体(第1抗体)を洗
浄によって除去してから、上記の標識酵素の基質を作用
させて、発色等で反応を測定することによって本発明抗
体(第1抗体)を検出することができる。例えば、 ペ
ルオキシダーゼで標識される場合には、基質として過酸
化水素、発色試薬としてジアミノベンジジンまたはO−
フェニレンジアミンと組み合わさって褐色または黄色を
生じる。グルコースオキシダーゼで標識される場合に
は、基質として、たとえば2,2'−アシド−ジ−(3
−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸(ABT
S)等を用いる。また、本発明抗体(第1抗体)を認識
しかつ結合する酵素あるいはラジオアイソトープ等で標
識された第2抗体を使用する場合には、インキュベート
後、遊離の状態にある本発明抗体(第1抗体)を洗浄に
よって除去してから、第2抗体とインキュベートする。
この酵素等で標識された第2抗体としては、例えばペル
オキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−D−ガラ
クトシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、グルコアミラ
ーゼ、炭酸アンヒドラーゼ、アセチルコリンエステラー
ゼ、リゾチーム、マレートデヒドロゲナーゼ、グルコー
ス−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼ等の酵素を結合
した第1抗体(本発明抗体)に対する抗体をあげること
ができる。具体的な例としては、第1抗体(本発明抗
体)としてウサギ抗血清を使用する場合、第2抗体とし
ては、アルカリホスファターゼを結合した抗ウサギ免疫
グロブリン(IgG)ヤギ免疫グロブリン(IgG)を
好ましくあげることができる。なお、該ウサギIgGヤ
ギIgGは市販されており、容易に入手可能である。第
2抗体の検出としては、上記の標識された本発明抗体
(第1抗体)の場合と同様な方法をあげることができ
る。
【0016】II.免疫沈降による分離法 試料に存在するヒト由来のチトクロムP4502C9を
本発明抗体(第1抗体)によって認識させ、その抗体と
ヒト由来のチトクロムP4502C9からなる免疫複合
体を精製することによって試料からヒト由来のチトクロ
ムP4502C9のみを分離し、分離したヒト由来のチ
トクロムP4502C9をゲル電気泳動法、酵素活性測
定、イムノブロット法等の方法によってヒト由来のチト
クロムP4502C9の検出に利用する。まず、試料と
ヒト由来のチトクロムP4502C9に対する本発明抗
体(第1抗体)を、たとえば、約1時間から約24時
間、4℃で撹拌しながら混合することによって免疫複合
体を形成させる。この際の試料と本発明抗体(第1抗
体)との混合比としては、例えば1:8程度をあげるこ
とができるが、試料に存在するヒト由来のチトクロムP
4502C9によって適宜増減される。つぎに形成され
た免疫複合体に、抗体に特異的に結合しかつ抗体および
抗体と結合しているヒト由来のチトクロムP4502C
9を溶液中から分離することができる2次試薬を添加
し、この混合物をインキュベートすることによって、免
疫複合体と2次試薬からなる複合体を形成させ、これを
回収する。ここで2次試薬としては、たとえば、プロテ
インA,プロテインG等の抗体と結合する細菌細胞壁蛋
白質または抗免疫グロブリン抗体があげられる。なお、
これら2次試薬は不溶性の支持材に結合されたものを用
いると免疫複合体と2次試薬からなる複合体の回収(遠
心分離、洗浄等)がきわめて容易である。不溶性の支持
材は、非常に広範囲のデザインを有し、そして使用に際
して意図された特定の目的に応じて非常に異なる形状を
有することができる。たとえば、ビーズ、皿、球、プレ
ート、小型ロッド、セル、小型ボトル、小型チューブ、
ファイバー、ネット等をあげることができる。具体的な
例としては、アガロース等の多糖体(たとえば、セファ
ロース、バイオゲル等)からなるビーズや透明プラスチ
ック材料、たとえばポリ塩化ビニルまたはポリスチレン
からなるミクロタイタープレート、ポリスチレンおよび
ポリスチレンラテックスからなる小球、チューブまたは
ロッド等が使用可能である。つぎに回収された複合体を
加熱処理等の操作によってヒト由来のチトクロムP45
02C9を遊離させる。そして遊離の状態にあるヒト由
来のチトクロムP4502C9をゲル電気泳動法、酵素
活性測定、イムノブロット法等の方法によって検出すれ
ばよい。
本発明抗体(第1抗体)によって認識させ、その抗体と
ヒト由来のチトクロムP4502C9からなる免疫複合
体を精製することによって試料からヒト由来のチトクロ
ムP4502C9のみを分離し、分離したヒト由来のチ
トクロムP4502C9をゲル電気泳動法、酵素活性測
定、イムノブロット法等の方法によってヒト由来のチト
クロムP4502C9の検出に利用する。まず、試料と
ヒト由来のチトクロムP4502C9に対する本発明抗
体(第1抗体)を、たとえば、約1時間から約24時
間、4℃で撹拌しながら混合することによって免疫複合
体を形成させる。この際の試料と本発明抗体(第1抗
体)との混合比としては、例えば1:8程度をあげるこ
とができるが、試料に存在するヒト由来のチトクロムP
4502C9によって適宜増減される。つぎに形成され
た免疫複合体に、抗体に特異的に結合しかつ抗体および
抗体と結合しているヒト由来のチトクロムP4502C
9を溶液中から分離することができる2次試薬を添加
し、この混合物をインキュベートすることによって、免
疫複合体と2次試薬からなる複合体を形成させ、これを
回収する。ここで2次試薬としては、たとえば、プロテ
インA,プロテインG等の抗体と結合する細菌細胞壁蛋
白質または抗免疫グロブリン抗体があげられる。なお、
これら2次試薬は不溶性の支持材に結合されたものを用
いると免疫複合体と2次試薬からなる複合体の回収(遠
心分離、洗浄等)がきわめて容易である。不溶性の支持
材は、非常に広範囲のデザインを有し、そして使用に際
して意図された特定の目的に応じて非常に異なる形状を
有することができる。たとえば、ビーズ、皿、球、プレ
ート、小型ロッド、セル、小型ボトル、小型チューブ、
ファイバー、ネット等をあげることができる。具体的な
例としては、アガロース等の多糖体(たとえば、セファ
ロース、バイオゲル等)からなるビーズや透明プラスチ
ック材料、たとえばポリ塩化ビニルまたはポリスチレン
からなるミクロタイタープレート、ポリスチレンおよび
ポリスチレンラテックスからなる小球、チューブまたは
ロッド等が使用可能である。つぎに回収された複合体を
加熱処理等の操作によってヒト由来のチトクロムP45
02C9を遊離させる。そして遊離の状態にあるヒト由
来のチトクロムP4502C9をゲル電気泳動法、酵素
活性測定、イムノブロット法等の方法によって検出すれ
ばよい。
【0017】III.間接競合阻害法(ELISA 法) 基本的には、固体支持材に結合される抗原であるヒト由
来のチトクロムP4502C9と試料中に含まれるヒト
由来のチトクロムP4502C9との競合、例えば固体
支持材に結合される抗原であるヒト由来のチトクロムP
4502C9と標識が施されている第2抗体によって認
識される第1抗体の遊離抗原であるヒト由来のチトクロ
ムP4502C9との競合に基づいている。これに関連
して、固体支持材への抗原の結合は直接、あるいはスペ
ーサーおよび/または第1抗体(すなわち、本発明抗
体)によって認識されない高分子量担体分子を介して起
こり得る。ここで、第1抗体(すなわち、本発明抗体)
によって認識されない高分子量担体分子とは、第1抗体
の製造において用いられない高分子量担体分子のことで
ある。これは本発明抗体がポリクローナルである場合に
重要である。抗原の直接または間接的な結合に用いられ
る固体支持材としては、たとえばミクロタイタープレー
トまたは試験管のプラスチック表面、ポリスチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル、ガラスまたはプラスチ
ック等からなるビーズ表面、ろ紙、デキストラン、セル
ロースもしくはニトロセルロースまたはその他の類似の
材料の細片の表面等をあげることができる。これらの固
体支持材に、抗原であるヒト由来のチトクロムP450
2C9を直接、あるいはスペーサーおよび/または第1
抗体(本発明抗体)によって認識されない高分子量担体
分子を介して間接的に結合する(以下、コーティングと
記す。)には、例えば、あらかじめ、グルタルアルデヒ
ドまたは臭化シアン等を用いる通常の方法によって固体
支持材の活性化を行う。用いられるコーティング液とし
ては、例えば140mMの塩化ナトリウムを含む約10
mMのリン酸緩衝液(pH=7.4)等をあげることができ
る。コーティングの条件として、例えば抗原であるヒト
由来のチトクロムP4502C9のコーティング液内の
濃度は、約0.05μg/mlから約1μg/ml等を好ま
しくあげることができる。またコーティング時間として
は、例えば約6時間ないし24時間をあげることができ
る。なお、上記の具体的な例としては、例えば固体支持
材としてポリスチレン製の96穴ミクロタイタープレー
トを使用することができる。このようにして得られる固
体支持材に直接または間接的に結合するヒト由来のチト
クロムP4502C9は次に、試料中に含まれる検出す
べき抗原であるヒト由来のチトクロムP4502C9お
よび第1抗体(本発明抗体)を含有する試験溶液と混合
され、該混合物はインキュベートされる。なお、試料中
に含まれる検出すべき抗原であるヒト由来のチトクロム
P4502C9は、この際に遊離の形態で、水溶液、生
理食塩水、緩衝液または生体試料等の成分として存在し
得る。約10分間ないし約2時間のインキュベート後
に、混合物は第1抗体(本発明抗体)を認識し、そして
結合する酵素等で標識された第2抗体とインキュベート
される。この酵素等で標識された第2抗体としては、例
えばペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−
D−ガラクトシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、グル
コアミラーゼ、炭酸アンヒドラーゼ、アセチルコリンエ
ステラーゼ、リゾチーム、マレートデヒドロゲナーゼ、
グルコース−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼ等の酵
素を結合した第1抗体(本発明抗体)に対する抗体をあ
げることができる。具体的な例としては、第1抗体(本
発明抗体)としてウサギ抗血清を使用する場合、第2抗
体としては、ペルオキシダーゼを結合した抗ウサギ免疫
グロブリン(IgG)ヤギ免疫グロブリン(IgG)を
好ましくあげることができる。なお、該ウサギIgGヤ
ギIgGは市販されており、容易に入手可能である。ペ
ルオキシダーゼで標識される場合には、基質として過酸
化水素、発色試薬としてジアミノベンジジンまたはO−
フェニレンジアミンと組み合わさって褐色または黄色を
生じる。グルコースオキシダーゼで標識される場合に
は、基質として、たとえば2,2'−アシド−ジ−(3−
エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸(ABTS)
等を用いる。また本発明は、ヒト由来のチトクロムP4
502C9の免疫学的検出・分析用キットを包含する。
上記の試験キットは、たとえば次の構成成分を含有し得
る:(1) ヒト由来のチトクロムP4502C9を直接、
あるいはスペーサーおよび/または第1抗体(本発明抗
体)によって認識されない高分子量担体分子を介して間
接的に結合する固体支持材、(2) 本発明抗体を含有する
試薬、(3) 本発明抗体に対する標識された抗体を含有す
る試薬、すなわち第1抗体(本発明抗体)を認識し、そ
して結合する酵素等で標識された第2抗体を含有する試
薬。さらに補助的に、(4) ヒト由来のチトクロムP45
02C9の標準化溶液、(5) 緩衝液、(6) 非特異的吸着
および凝集体の形成を防止するポリペプチド、界面活性
剤等の添加剤、および(7)ピペット、反応容器、計算曲
線等を含めるとよい。上記の固体支持材は、非常に広範
囲のデザインを有し、そして使用に際して意図された特
定の目的に応じて非常に異なる形状を有することができ
る。例えば、皿、球、プレート、小型ロッド、セル、小
型ボトル、小型チューブ、ファイバー、ネット等をあげ
ることができる。具体的な例としては、透明プラスチッ
ク材料、たとえばポリ塩化ビニルまたはポリスチレンか
らなるミクロタイタープレート、ポリスチレンおよびポ
リスチレンラテックスからなる小球、チューブまたはロ
ッド等が使用可能である。
来のチトクロムP4502C9と試料中に含まれるヒト
由来のチトクロムP4502C9との競合、例えば固体
支持材に結合される抗原であるヒト由来のチトクロムP
4502C9と標識が施されている第2抗体によって認
識される第1抗体の遊離抗原であるヒト由来のチトクロ
ムP4502C9との競合に基づいている。これに関連
して、固体支持材への抗原の結合は直接、あるいはスペ
ーサーおよび/または第1抗体(すなわち、本発明抗
体)によって認識されない高分子量担体分子を介して起
こり得る。ここで、第1抗体(すなわち、本発明抗体)
によって認識されない高分子量担体分子とは、第1抗体
の製造において用いられない高分子量担体分子のことで
ある。これは本発明抗体がポリクローナルである場合に
重要である。抗原の直接または間接的な結合に用いられ
る固体支持材としては、たとえばミクロタイタープレー
トまたは試験管のプラスチック表面、ポリスチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル、ガラスまたはプラスチ
ック等からなるビーズ表面、ろ紙、デキストラン、セル
ロースもしくはニトロセルロースまたはその他の類似の
材料の細片の表面等をあげることができる。これらの固
体支持材に、抗原であるヒト由来のチトクロムP450
2C9を直接、あるいはスペーサーおよび/または第1
抗体(本発明抗体)によって認識されない高分子量担体
分子を介して間接的に結合する(以下、コーティングと
記す。)には、例えば、あらかじめ、グルタルアルデヒ
ドまたは臭化シアン等を用いる通常の方法によって固体
支持材の活性化を行う。用いられるコーティング液とし
ては、例えば140mMの塩化ナトリウムを含む約10
mMのリン酸緩衝液(pH=7.4)等をあげることができ
る。コーティングの条件として、例えば抗原であるヒト
由来のチトクロムP4502C9のコーティング液内の
濃度は、約0.05μg/mlから約1μg/ml等を好ま
しくあげることができる。またコーティング時間として
は、例えば約6時間ないし24時間をあげることができ
る。なお、上記の具体的な例としては、例えば固体支持
材としてポリスチレン製の96穴ミクロタイタープレー
トを使用することができる。このようにして得られる固
体支持材に直接または間接的に結合するヒト由来のチト
クロムP4502C9は次に、試料中に含まれる検出す
べき抗原であるヒト由来のチトクロムP4502C9お
よび第1抗体(本発明抗体)を含有する試験溶液と混合
され、該混合物はインキュベートされる。なお、試料中
に含まれる検出すべき抗原であるヒト由来のチトクロム
P4502C9は、この際に遊離の形態で、水溶液、生
理食塩水、緩衝液または生体試料等の成分として存在し
得る。約10分間ないし約2時間のインキュベート後
に、混合物は第1抗体(本発明抗体)を認識し、そして
結合する酵素等で標識された第2抗体とインキュベート
される。この酵素等で標識された第2抗体としては、例
えばペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−
D−ガラクトシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、グル
コアミラーゼ、炭酸アンヒドラーゼ、アセチルコリンエ
ステラーゼ、リゾチーム、マレートデヒドロゲナーゼ、
グルコース−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼ等の酵
素を結合した第1抗体(本発明抗体)に対する抗体をあ
げることができる。具体的な例としては、第1抗体(本
発明抗体)としてウサギ抗血清を使用する場合、第2抗
体としては、ペルオキシダーゼを結合した抗ウサギ免疫
グロブリン(IgG)ヤギ免疫グロブリン(IgG)を
好ましくあげることができる。なお、該ウサギIgGヤ
ギIgGは市販されており、容易に入手可能である。ペ
ルオキシダーゼで標識される場合には、基質として過酸
化水素、発色試薬としてジアミノベンジジンまたはO−
フェニレンジアミンと組み合わさって褐色または黄色を
生じる。グルコースオキシダーゼで標識される場合に
は、基質として、たとえば2,2'−アシド−ジ−(3−
エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸(ABTS)
等を用いる。また本発明は、ヒト由来のチトクロムP4
502C9の免疫学的検出・分析用キットを包含する。
上記の試験キットは、たとえば次の構成成分を含有し得
る:(1) ヒト由来のチトクロムP4502C9を直接、
あるいはスペーサーおよび/または第1抗体(本発明抗
体)によって認識されない高分子量担体分子を介して間
接的に結合する固体支持材、(2) 本発明抗体を含有する
試薬、(3) 本発明抗体に対する標識された抗体を含有す
る試薬、すなわち第1抗体(本発明抗体)を認識し、そ
して結合する酵素等で標識された第2抗体を含有する試
薬。さらに補助的に、(4) ヒト由来のチトクロムP45
02C9の標準化溶液、(5) 緩衝液、(6) 非特異的吸着
および凝集体の形成を防止するポリペプチド、界面活性
剤等の添加剤、および(7)ピペット、反応容器、計算曲
線等を含めるとよい。上記の固体支持材は、非常に広範
囲のデザインを有し、そして使用に際して意図された特
定の目的に応じて非常に異なる形状を有することができ
る。例えば、皿、球、プレート、小型ロッド、セル、小
型ボトル、小型チューブ、ファイバー、ネット等をあげ
ることができる。具体的な例としては、透明プラスチッ
ク材料、たとえばポリ塩化ビニルまたはポリスチレンか
らなるミクロタイタープレート、ポリスチレンおよびポ
リスチレンラテックスからなる小球、チューブまたはロ
ッド等が使用可能である。
【0018】IV. 細胞または組織の免疫学的染色法 固定された細胞または組織標本中に存在するヒト由来の
チトクロムP4502C9を本発明抗体(第1抗体)に
よって認識させ、その抗体を検出する方法であり、細胞
または組織中の存在量、局在状態を調べるのに役立つ。
調べたい細胞または組織を固定し、光学顕微鏡または電
子顕微鏡等の観察が可能な標本を作製する。細胞または
組織の固定に使用する試薬は、顕微鏡下での観察に適し
たもので、かつ抗原であるヒト由来のチトクロムP45
02C9を認識する本発明抗体の能力を消失させないも
のであれば特に制限はないが、好ましくは3.7%ホル
マリン液、100%メタノール、100%エタノール、
4%パラホルムアルデヒド溶液、1%グルタールアルデ
ヒド溶液等があげられる。そして固定された細胞または
組織標本を約30分間から約24時間、4℃でインキュ
ベートすることによって、固定された細胞または組織標
本中に存在するヒト由来のチトクロムP4502C9を
本発明抗体(第1抗体)によって認識させる。つぎに、
その抗体を検出する方法について説明する。本発明抗体
(第1抗体)が、たとえばペルオキシダーゼ、アルカリ
ホスファターゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、グルコー
スオキシダーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸アンヒドラー
ゼ、アセチルコリンエステラーゼ、リゾチーム、マレー
トデヒドロゲナーゼ、グルコース−6−ホスフェートデ
ヒドロゲナーゼ等の酵素等で標識されている場合には、
インキュベート後、遊離の状態にある本発明抗体(第1
抗体)を洗浄によって除去してから、上記の標識酵素の
基質を作用させて、発色等で反応を測定することによっ
て本発明抗体(第1抗体)を検出することができる。例
えば、 ペルオキシダーゼで標識される場合には、基質
として過酸化水素、発色試薬としてジアミノベンジジン
またはO−フェニレンジアミンと組み合わさって褐色ま
たは黄色を生じる。グルコースオキシダーゼで標識され
る場合には、基質として、例えば2,2'−アシド−ジ−
(3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸(AB
TS)等を用いる。また、本発明抗体(第1抗体)を認
識しかつ結合する酵素等で標識された第2抗体を使用す
る場合には、インキュベート後、遊離の状態にある本発
明抗体(第1抗体)を洗浄によって除去してから、第2
抗体とインキュベートする。この酵素等で標識された第
2抗体としては、例えばペルオキシダーゼ、アルカリホ
スファターゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、グルコース
オキシダーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸アンヒドラー
ゼ、アセチルコリンエステラーゼ、リゾチーム、マレー
トデヒドロゲナーゼ、グルコース−6−ホスフェートデ
ヒドロゲナーゼ等の酵素を結合した第1抗体(本発明抗
体)に対する抗体をあげることができる。具体的な例と
しては、第1抗体(本発明抗体)としてウサギ抗血清を
使用する場合、第2抗体としては、ペルオキシダーゼを
結合した抗ウサギ免疫グロブリン(IgG)ヤギ免疫グ
ロブリン(IgG)を好ましくあげることができる。な
お、該ウサギIgGヤギIgGは市販されており、容易
に入手可能である。第2抗体の検出としては、上記の標
識された本発明抗体(第1抗体)の場合と同様な方法を
あげることができる。以下、実施例を挙げて本発明を説
明するが、本発明は下記の実施例にのみ限定されないこ
とは言うまでもない。
チトクロムP4502C9を本発明抗体(第1抗体)に
よって認識させ、その抗体を検出する方法であり、細胞
または組織中の存在量、局在状態を調べるのに役立つ。
調べたい細胞または組織を固定し、光学顕微鏡または電
子顕微鏡等の観察が可能な標本を作製する。細胞または
組織の固定に使用する試薬は、顕微鏡下での観察に適し
たもので、かつ抗原であるヒト由来のチトクロムP45
02C9を認識する本発明抗体の能力を消失させないも
のであれば特に制限はないが、好ましくは3.7%ホル
マリン液、100%メタノール、100%エタノール、
4%パラホルムアルデヒド溶液、1%グルタールアルデ
ヒド溶液等があげられる。そして固定された細胞または
組織標本を約30分間から約24時間、4℃でインキュ
ベートすることによって、固定された細胞または組織標
本中に存在するヒト由来のチトクロムP4502C9を
本発明抗体(第1抗体)によって認識させる。つぎに、
その抗体を検出する方法について説明する。本発明抗体
(第1抗体)が、たとえばペルオキシダーゼ、アルカリ
ホスファターゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、グルコー
スオキシダーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸アンヒドラー
ゼ、アセチルコリンエステラーゼ、リゾチーム、マレー
トデヒドロゲナーゼ、グルコース−6−ホスフェートデ
ヒドロゲナーゼ等の酵素等で標識されている場合には、
インキュベート後、遊離の状態にある本発明抗体(第1
抗体)を洗浄によって除去してから、上記の標識酵素の
基質を作用させて、発色等で反応を測定することによっ
て本発明抗体(第1抗体)を検出することができる。例
えば、 ペルオキシダーゼで標識される場合には、基質
として過酸化水素、発色試薬としてジアミノベンジジン
またはO−フェニレンジアミンと組み合わさって褐色ま
たは黄色を生じる。グルコースオキシダーゼで標識され
る場合には、基質として、例えば2,2'−アシド−ジ−
(3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸(AB
TS)等を用いる。また、本発明抗体(第1抗体)を認
識しかつ結合する酵素等で標識された第2抗体を使用す
る場合には、インキュベート後、遊離の状態にある本発
明抗体(第1抗体)を洗浄によって除去してから、第2
抗体とインキュベートする。この酵素等で標識された第
2抗体としては、例えばペルオキシダーゼ、アルカリホ
スファターゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、グルコース
オキシダーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸アンヒドラー
ゼ、アセチルコリンエステラーゼ、リゾチーム、マレー
トデヒドロゲナーゼ、グルコース−6−ホスフェートデ
ヒドロゲナーゼ等の酵素を結合した第1抗体(本発明抗
体)に対する抗体をあげることができる。具体的な例と
しては、第1抗体(本発明抗体)としてウサギ抗血清を
使用する場合、第2抗体としては、ペルオキシダーゼを
結合した抗ウサギ免疫グロブリン(IgG)ヤギ免疫グ
ロブリン(IgG)を好ましくあげることができる。な
お、該ウサギIgGヤギIgGは市販されており、容易
に入手可能である。第2抗体の検出としては、上記の標
識された本発明抗体(第1抗体)の場合と同様な方法を
あげることができる。以下、実施例を挙げて本発明を説
明するが、本発明は下記の実施例にのみ限定されないこ
とは言うまでもない。
【0019】
製造例1 ヒト由来のチトクロムP4502C9をコー
ドする塩基配列を有する遺伝子の取得 市販のヒト肝臓由来のcDNAライブラリー(Clontech
社)から配列番号1〜4記載のヒト由来のチトクロムP
4502C9遺伝子クローニング用プライマーを用いた
PCR法を用いることによりヒト由来のチトクロムP4
502C9をコードするcDNAを得た。得られたcD
NAの塩基配列および検定アミノ酸配列を配列番号5に
記載した。
ドする塩基配列を有する遺伝子の取得 市販のヒト肝臓由来のcDNAライブラリー(Clontech
社)から配列番号1〜4記載のヒト由来のチトクロムP
4502C9遺伝子クローニング用プライマーを用いた
PCR法を用いることによりヒト由来のチトクロムP4
502C9をコードするcDNAを得た。得られたcD
NAの塩基配列および検定アミノ酸配列を配列番号5に
記載した。
【0020】製造例2 酵母発現プラスミドの構築:p
2C9 図1にヒト由来のチトクロムP4502C9の酵母内発
現プラスミドの構築方法を示す。配列番号1〜4で示す
プライマーを用いて、PCR法により、ヒト由来のチト
クロムP4502C9遺伝子のタンパク質コーディング
領域を約0.9kbと約0.6kbの2つの断片に分けて
増幅した。得られた約0.9kb断片はPstIで切断
してpUCBベクター(pUC19 が有するEcoRI 部位をHi
ndIII部位に改変し、形成されたHindIII とHindIII 部
位の間のクローニングサイトを下記のクローニングサイ
ト(化1):
2C9 図1にヒト由来のチトクロムP4502C9の酵母内発
現プラスミドの構築方法を示す。配列番号1〜4で示す
プライマーを用いて、PCR法により、ヒト由来のチト
クロムP4502C9遺伝子のタンパク質コーディング
領域を約0.9kbと約0.6kbの2つの断片に分けて
増幅した。得られた約0.9kb断片はPstIで切断
してpUCBベクター(pUC19 が有するEcoRI 部位をHi
ndIII部位に改変し、形成されたHindIII とHindIII 部
位の間のクローニングサイトを下記のクローニングサイ
ト(化1):
【化1】 に交換することにより作製されたサブクローン用のプラ
スミド)にサブクローン化し、さらに約0.6kb断片
をXbaI、PstI部位に組み込んで、2つの断片を
連結させた。このプラスミドのKpnI部位を平滑化
し、XbaIリンカーを挿入したものからコーディング
領域を含むXbaI断片を切り出し、pUCベクター中
にADHプロモーター、ターミネーター領域を持つpU
CANベクター(市販されるpUC19 ベクターが有するEc
oRI 部位とHindIII部位をそれぞれNotI部位に改変し、
形成されたNotI部位とNotI部位の間にpAAH5Nから調製し
たNotI断片を組み込んで得たベクター)のHind III
部位を平滑化、XbaIリンカーを導入したpUCAN
Xに挿入した。これをNotIで切り出し、同様にNo
tI処理したpAAH5Nに挿入し、ヒト由来のチトク
ロムP4502C9の酵母発現プラスミドp2C9を構
築した。
スミド)にサブクローン化し、さらに約0.6kb断片
をXbaI、PstI部位に組み込んで、2つの断片を
連結させた。このプラスミドのKpnI部位を平滑化
し、XbaIリンカーを挿入したものからコーディング
領域を含むXbaI断片を切り出し、pUCベクター中
にADHプロモーター、ターミネーター領域を持つpU
CANベクター(市販されるpUC19 ベクターが有するEc
oRI 部位とHindIII部位をそれぞれNotI部位に改変し、
形成されたNotI部位とNotI部位の間にpAAH5Nから調製し
たNotI断片を組み込んで得たベクター)のHind III
部位を平滑化、XbaIリンカーを導入したpUCAN
Xに挿入した。これをNotIで切り出し、同様にNo
tI処理したpAAH5Nに挿入し、ヒト由来のチトク
ロムP4502C9の酵母発現プラスミドp2C9を構
築した。
【0021】製造例3 形質転換酵母菌体の作製 YPD培地(1%酵母エキス,2%ポリペプトン、2%
グルコース)1.0mlにサッカロミセス・セレビシェー
AH22株を植菌し、30℃で18時間振盪した後、遠
心分離(5000Xg、10分間) により集菌した。得られた菌
体を1.0mlの0.2M LiC1溶液に懸濁した後、再
度遠心分離(5000Xg、10分間) し、得られたペレットに
20μlの1M LiC1溶液、30μlの70%ポリ
エチレングリコール4000溶液、約1.0μgのヒトP4
50酵母内発現プラスミドp2C9を含む10μlの溶
液を添加した。これを十分に混合した後、30℃で1時
間インキュベートし、さらに140μlの滅菌水を加え
て撹拌した。この溶液をSD合成培地プレート(2.0%
グルコース、0.67%窒素源アミノ酸不含(Nitrogen bas
e w/o amino acids, Difco製)、20μg/mlヒスチジ
ン、2.0%寒天)上に蒔き、30℃で3日間インキュベ
ートし、上記の酵母内発現プラスミドを保有する形質転
換酵母菌体を選抜した。このようにして、酵母内でヒト
由来のチトクロムP4502C9を発現させる形質転換
酵母菌体を作製した。
グルコース)1.0mlにサッカロミセス・セレビシェー
AH22株を植菌し、30℃で18時間振盪した後、遠
心分離(5000Xg、10分間) により集菌した。得られた菌
体を1.0mlの0.2M LiC1溶液に懸濁した後、再
度遠心分離(5000Xg、10分間) し、得られたペレットに
20μlの1M LiC1溶液、30μlの70%ポリ
エチレングリコール4000溶液、約1.0μgのヒトP4
50酵母内発現プラスミドp2C9を含む10μlの溶
液を添加した。これを十分に混合した後、30℃で1時
間インキュベートし、さらに140μlの滅菌水を加え
て撹拌した。この溶液をSD合成培地プレート(2.0%
グルコース、0.67%窒素源アミノ酸不含(Nitrogen bas
e w/o amino acids, Difco製)、20μg/mlヒスチジ
ン、2.0%寒天)上に蒔き、30℃で3日間インキュベ
ートし、上記の酵母内発現プラスミドを保有する形質転
換酵母菌体を選抜した。このようにして、酵母内でヒト
由来のチトクロムP4502C9を発現させる形質転換
酵母菌体を作製した。
【0022】製造例4 酵母内で発現したヒト由来のチ
トクロムP4502C9の定量 製造例3によって作製されたヒト由来のチトクロムP4
502C9を発現させる形質転換酵母菌体の培養液(S
D合成培地、菌体濃度約1.5×107 菌体/ml)200
mlを集菌し、該菌体を10mlの100mMリン酸カリウ
ム緩衝液(pH7.0)を懸濁した後、遠心分離(5000×
g、10分間)した。得られたペレットを新たに2.0m
lの100mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.0)に懸濁
し、2本のキュベットに1.0mlずつ分注した。サンプ
ル側のキュベットに一酸化炭素を吹き込んだ後、両キュ
ベット内にジチオナイト5−10mgを添加し、撹拌した
のち400−500nmの差スペクトルを測定し、酵母
内に存在するヒト由来のチトクロムP4502C9濃度
を算出した。形質転換酵母菌体におけるヒト由来のチト
クロムP4502C9の発現量は約105 −約106 分
子/菌体のレベルであった。
トクロムP4502C9の定量 製造例3によって作製されたヒト由来のチトクロムP4
502C9を発現させる形質転換酵母菌体の培養液(S
D合成培地、菌体濃度約1.5×107 菌体/ml)200
mlを集菌し、該菌体を10mlの100mMリン酸カリウ
ム緩衝液(pH7.0)を懸濁した後、遠心分離(5000×
g、10分間)した。得られたペレットを新たに2.0m
lの100mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.0)に懸濁
し、2本のキュベットに1.0mlずつ分注した。サンプ
ル側のキュベットに一酸化炭素を吹き込んだ後、両キュ
ベット内にジチオナイト5−10mgを添加し、撹拌した
のち400−500nmの差スペクトルを測定し、酵母
内に存在するヒト由来のチトクロムP4502C9濃度
を算出した。形質転換酵母菌体におけるヒト由来のチト
クロムP4502C9の発現量は約105 −約106 分
子/菌体のレベルであった。
【0023】製造例5 形質転換酵母菌体からのミクロ
ソーム画分の調製 製造例3によって作製されたヒト由来のチトクロムP4
502C9を発現させる各種の形質転換酵母菌体の培養
液(SD合成培地、菌体濃度約1.0×108菌体/ml)
3.8lを集菌し、得られた菌体を400mlの緩衝液A
(10mMTris−HCl(pH7.5),2M ソルビ
トール,0.1mM DTT,0.2mM EDTA)に
懸濁し、160mg ザイモリエイス 100,000(zymolyas
e100T 和光純薬社製)を加え、30℃で60分間イン
キュベートした。遠心分離(5000×g、10分間)して
得られたスフェロプラストを100mlの緩衝液Aに懸濁
した後、遠心分離(5000×g、10分間)した。同じ遠
心分離操作をもう一度繰り返してスフェロプラストの洗
浄を行った後、スフェロプラストを200mlの緩衝液
(10mM Tris−HCl(pH7.5),0.65M ソ
ルビトール,0.1mM DTT)に懸濁し超音波破砕
(50W,5分間)した。該破砕物を遠心分離(9000×
g、20分間)して、上清画分を得た。また、これをさ
らに遠心分離(125000×g、70分間)して沈澱を集
め、0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.4)10mlに再
懸濁することによりミクロソーム画分を得た。
ソーム画分の調製 製造例3によって作製されたヒト由来のチトクロムP4
502C9を発現させる各種の形質転換酵母菌体の培養
液(SD合成培地、菌体濃度約1.0×108菌体/ml)
3.8lを集菌し、得られた菌体を400mlの緩衝液A
(10mMTris−HCl(pH7.5),2M ソルビ
トール,0.1mM DTT,0.2mM EDTA)に
懸濁し、160mg ザイモリエイス 100,000(zymolyas
e100T 和光純薬社製)を加え、30℃で60分間イン
キュベートした。遠心分離(5000×g、10分間)して
得られたスフェロプラストを100mlの緩衝液Aに懸濁
した後、遠心分離(5000×g、10分間)した。同じ遠
心分離操作をもう一度繰り返してスフェロプラストの洗
浄を行った後、スフェロプラストを200mlの緩衝液
(10mM Tris−HCl(pH7.5),0.65M ソ
ルビトール,0.1mM DTT)に懸濁し超音波破砕
(50W,5分間)した。該破砕物を遠心分離(9000×
g、20分間)して、上清画分を得た。また、これをさ
らに遠心分離(125000×g、70分間)して沈澱を集
め、0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.4)10mlに再
懸濁することによりミクロソーム画分を得た。
【0024】製造例6 ミクロソーム画分からのヒト由
来のチトクロムP4502C9の精製 製造例5で取得したヒト由来のチトクロムP4502C
9を含むミクロソーム画分(約300mg)を1mMDT
T、1mMEDTA、0.25mMPMSF、20%グ
リセロールを含む0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.
2、緩衝液B)で3mg/mlに希釈し、コール酸ナトリウム
を最終濃度0.6%になるように滴下し、4℃ 30分
放置し、ヒト由来のチトクロムP4502C9を可溶化
した。可溶化液を遠心分離(200000xg、30
分)した後、上清を0.5%コール酸ナトリウムを含む
緩衝液Bで平衡化したオクチルアミノセファロース4B
(ファルマシア社製)15mlを充填したカラムに通し、
ヒト由来のチトクロムP4502C9を担体に吸着させ
た。緩衝液Bでカラムを充分に洗浄し、非吸着分を除去
した後、緩衝液Bに0.2%ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル(花王社製、商品名エマルゲン91
1)を添加した緩衝液にてヒト由来のチトクロムP45
02C9を溶出させた。活性画分を集め、20%グリセ
ロールを含む0.02Mトリス−酢酸緩衝液(pH7.2、
緩衝液C)に対して1晩透析した。その後、0.4%ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル(花王社製、
商品名エマルゲン911)を添加した緩衝液Cで平衡化
したDEAE−5PW(トーソー社製)HPLCカラム
に供したところヒト由来のチトクロムP4502C9は
非吸着画分に溶出された。続いて、0.2%ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(花王社製、商品名エ
マルゲン911)、0.2%コール酸ナトリウム、20
%グリセロールを含む0.01Mリン酸ナトリウム緩衝
液(pH7.2緩衝液D)で平衡化したハイドロキシアパタ
イト(高研社製)HPLCカラムに供し、緩衝液Dでカ
ラムを充分に洗浄し、非吸着部分を除去した後、リン酸
ナトリウム直線濃度勾配法にてヒト由来のチトクロムP
4502C9を溶出した。続いて、活性画分を集め、2
0%グリセロールを含む0.01Mリン酸緩衝液(pH7.
2、緩衝液E)で平衡化したハイドロキシアパタイト
(Bio−Rad社製)HPLCカラムに供し、緩衝液
Eにて充分に洗浄し、0.05%コール酸ナトリウム、
20%グリセロールを含む0.35Mリン酸ナトリウム
緩衝液でヒト由来のチトクロムP4502C9を溶出さ
せ、活性画分を集め、精製ヒト由来のチトクロムP45
02C9を得た。
来のチトクロムP4502C9の精製 製造例5で取得したヒト由来のチトクロムP4502C
9を含むミクロソーム画分(約300mg)を1mMDT
T、1mMEDTA、0.25mMPMSF、20%グ
リセロールを含む0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.
2、緩衝液B)で3mg/mlに希釈し、コール酸ナトリウム
を最終濃度0.6%になるように滴下し、4℃ 30分
放置し、ヒト由来のチトクロムP4502C9を可溶化
した。可溶化液を遠心分離(200000xg、30
分)した後、上清を0.5%コール酸ナトリウムを含む
緩衝液Bで平衡化したオクチルアミノセファロース4B
(ファルマシア社製)15mlを充填したカラムに通し、
ヒト由来のチトクロムP4502C9を担体に吸着させ
た。緩衝液Bでカラムを充分に洗浄し、非吸着分を除去
した後、緩衝液Bに0.2%ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル(花王社製、商品名エマルゲン91
1)を添加した緩衝液にてヒト由来のチトクロムP45
02C9を溶出させた。活性画分を集め、20%グリセ
ロールを含む0.02Mトリス−酢酸緩衝液(pH7.2、
緩衝液C)に対して1晩透析した。その後、0.4%ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル(花王社製、
商品名エマルゲン911)を添加した緩衝液Cで平衡化
したDEAE−5PW(トーソー社製)HPLCカラム
に供したところヒト由来のチトクロムP4502C9は
非吸着画分に溶出された。続いて、0.2%ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(花王社製、商品名エ
マルゲン911)、0.2%コール酸ナトリウム、20
%グリセロールを含む0.01Mリン酸ナトリウム緩衝
液(pH7.2緩衝液D)で平衡化したハイドロキシアパタ
イト(高研社製)HPLCカラムに供し、緩衝液Dでカ
ラムを充分に洗浄し、非吸着部分を除去した後、リン酸
ナトリウム直線濃度勾配法にてヒト由来のチトクロムP
4502C9を溶出した。続いて、活性画分を集め、2
0%グリセロールを含む0.01Mリン酸緩衝液(pH7.
2、緩衝液E)で平衡化したハイドロキシアパタイト
(Bio−Rad社製)HPLCカラムに供し、緩衝液
Eにて充分に洗浄し、0.05%コール酸ナトリウム、
20%グリセロールを含む0.35Mリン酸ナトリウム
緩衝液でヒト由来のチトクロムP4502C9を溶出さ
せ、活性画分を集め、精製ヒト由来のチトクロムP45
02C9を得た。
【0025】製造例7 哺乳動物の免疫感作化工程およ
び本発明抗体取得工程 製造例6によって得られた精製ヒト由来のチトクロムP
4502C9を1mg/mlの濃度になるように生理食塩水
に溶解した。この水溶液2mlにあらかじめ42℃から4
3℃にインキュベートされたRAS〔MPL(Monophosphor
yl Lipid A)+TDM(Synthetic Trehalose Dicorynomycola
te)+CWS(Cell Wall Skeleton) アジュバントシステム〕
(Sigma 社製)40μlを加え、よく混合した。得られ
た混合物をニュージーランドホワイト種ウサギ(雌、1
4週齢、平均2.4kg)一羽あたり1mlの液量投与し
た。その内訳は、100μlずつ背部10ケ所に皮下投
与であった。その後、3週間後、5週間後に再度初回の
1/2量を同様に投与をした。この間ウサギの耳静脈か
ら少量の血液をサンプリングし、抗体価を測定した。2
回目の投与後に抗体価が上昇したため、2回目投与の約
2週間後に免疫感作した供試ウサギの頸動脈から全採血
し、得られた血液をセパラピットチューブ(積水化学社
製)に入れ、37℃で2時間インキュベートした後、遠
心分離(3000rpm 、20min 、室温)して上清を回収する
ことにより、抗血清を得た。さらに得られた抗血清を5
6℃で30分間処理し、補体系の不活性化を行った。こ
れを(第1)抗体として下記の試験に用いた。
び本発明抗体取得工程 製造例6によって得られた精製ヒト由来のチトクロムP
4502C9を1mg/mlの濃度になるように生理食塩水
に溶解した。この水溶液2mlにあらかじめ42℃から4
3℃にインキュベートされたRAS〔MPL(Monophosphor
yl Lipid A)+TDM(Synthetic Trehalose Dicorynomycola
te)+CWS(Cell Wall Skeleton) アジュバントシステム〕
(Sigma 社製)40μlを加え、よく混合した。得られ
た混合物をニュージーランドホワイト種ウサギ(雌、1
4週齢、平均2.4kg)一羽あたり1mlの液量投与し
た。その内訳は、100μlずつ背部10ケ所に皮下投
与であった。その後、3週間後、5週間後に再度初回の
1/2量を同様に投与をした。この間ウサギの耳静脈か
ら少量の血液をサンプリングし、抗体価を測定した。2
回目の投与後に抗体価が上昇したため、2回目投与の約
2週間後に免疫感作した供試ウサギの頸動脈から全採血
し、得られた血液をセパラピットチューブ(積水化学社
製)に入れ、37℃で2時間インキュベートした後、遠
心分離(3000rpm 、20min 、室温)して上清を回収する
ことにより、抗血清を得た。さらに得られた抗血清を5
6℃で30分間処理し、補体系の不活性化を行った。こ
れを(第1)抗体として下記の試験に用いた。
【0026】試験例1 本発明抗体を用いたイムノブロ
ット法によるヒト由来のチトクロム2C9の分析 製造例1から6によって得られてヒト由来のチトクロム
2C9および同様な方法に準じて得られた他のヒト由来
のチトクロムP450分子種9種類(チトクロムP45
01A1、1A2、2A6、2B6、2C8、2C1
8、2D6、2E1および3A4)に対し、製造例7で
得た本発明抗体を用いてイムノブロッティングを行っ
た。ヒト由来のチトクロムP4501A1、1A2、2
A6、2B6、2C8、2C9、2C18、2D6、2
E1および3A4をそれぞれ0.5 から1pmol をSDSポ
リアクリルアミドゲルで電気泳動(40mA、1 時間)し
た。このゲルにニトロセルロース膜を重ね、転写用緩衝
液(25mM Tris 、192mM グリシン、20% メタノール)中
に浸した状態で、BIO-RAD 社製のブロッティング装置に
より、4 ℃、20mA、15時間処理し、泳動したタンパク質
をニトロセルロース膜へと移動させた。得られたニトロ
セルロース膜は、TBS +Tween20 溶液(50mM Tris-HCl
(pH7.5)、200mM NaCl、0.05% Tween20 )で洗浄した
後、3%のゼラチンを含むTBS +Tween20 溶液中で、37
℃、40分間インキュベートし、その後、1%ゼラチンを含
むTBS +Tween20 溶液で1000倍希釈した本発明抗体と、
37℃、1 時間反応させた。反応後、TBS +Tween20 溶液
で4 回洗浄後、3%のゼラチンを含むTBS +Tween20 溶液
中で、37℃、20分間インキュベートし、その後、1%ゼラ
チンを含むTBS +Tween20 溶液で、2500倍希釈した1
2 5 I 標識したProteinA(アマシャム社製)と、37℃、
1 時間反応させた。反応後、TBS +Tween20 で4 回洗浄
後、風乾し、富士フィルム社製のイメージングプレート
にて15時間露光し、富士フィルム社製のBAS2000 システ
ムにて検出した。本発明抗体は、上記10種のヒト由来の
チトクロムP450のうち、2C9と特異的に強く反応
したが、2C8にもわずか反応した(表1および図2参
照)。なお、この交差反応性は約1/20未満であっ
た。
ット法によるヒト由来のチトクロム2C9の分析 製造例1から6によって得られてヒト由来のチトクロム
2C9および同様な方法に準じて得られた他のヒト由来
のチトクロムP450分子種9種類(チトクロムP45
01A1、1A2、2A6、2B6、2C8、2C1
8、2D6、2E1および3A4)に対し、製造例7で
得た本発明抗体を用いてイムノブロッティングを行っ
た。ヒト由来のチトクロムP4501A1、1A2、2
A6、2B6、2C8、2C9、2C18、2D6、2
E1および3A4をそれぞれ0.5 から1pmol をSDSポ
リアクリルアミドゲルで電気泳動(40mA、1 時間)し
た。このゲルにニトロセルロース膜を重ね、転写用緩衝
液(25mM Tris 、192mM グリシン、20% メタノール)中
に浸した状態で、BIO-RAD 社製のブロッティング装置に
より、4 ℃、20mA、15時間処理し、泳動したタンパク質
をニトロセルロース膜へと移動させた。得られたニトロ
セルロース膜は、TBS +Tween20 溶液(50mM Tris-HCl
(pH7.5)、200mM NaCl、0.05% Tween20 )で洗浄した
後、3%のゼラチンを含むTBS +Tween20 溶液中で、37
℃、40分間インキュベートし、その後、1%ゼラチンを含
むTBS +Tween20 溶液で1000倍希釈した本発明抗体と、
37℃、1 時間反応させた。反応後、TBS +Tween20 溶液
で4 回洗浄後、3%のゼラチンを含むTBS +Tween20 溶液
中で、37℃、20分間インキュベートし、その後、1%ゼラ
チンを含むTBS +Tween20 溶液で、2500倍希釈した1
2 5 I 標識したProteinA(アマシャム社製)と、37℃、
1 時間反応させた。反応後、TBS +Tween20 で4 回洗浄
後、風乾し、富士フィルム社製のイメージングプレート
にて15時間露光し、富士フィルム社製のBAS2000 システ
ムにて検出した。本発明抗体は、上記10種のヒト由来の
チトクロムP450のうち、2C9と特異的に強く反応
したが、2C8にもわずか反応した(表1および図2参
照)。なお、この交差反応性は約1/20未満であっ
た。
【0027】比較例1 比較例抗体を用いたイムノブロ
ット法によるヒト由来のチトクロムP450分子種の分
析 市販品であるラット由来のチトクロムP450分子種を
認識する抗体(比較例抗体)を用いた場合は、上記の試
験例1と同様な方法に準じて行った。上記のようにして
得られたニトロセルロース膜を、4%ブロックエース(雪
印乳業社製)溶液中で、室温、1 時間インキュベート
し、その後、0.4%ブロックエース溶液で500 倍希釈した
ラット由来のチトクロムP450を認識する抗体それぞ
れと、室温、1 時間反応させた。反応後、0.1% Tween2
0、0.4%ブロックエース溶液で3 回洗浄後、0.4%ブロッ
クエース溶液で5000倍希釈したアルカリフォスファター
ゼ標識抗ヤギIgG ウサギ血清と、室温、1 時間反応させ
た。反応後、0.1% Tween20、0.4% ブロックエース溶液
で3 回洗浄、さらにAP溶液(10mM Tris-HCl(pH9.6)、0.
1M NaCl 、5mM MgCl2 )で1 回洗浄し、その後同溶液に
NBT (シグマ社製)、BCIP(シグマ社製)を加えた基質
溶液中に入れて発色させた。ラット由来のチトクロムP
450分子種をを認識する抗体それぞれとの反応交差性
を表1を示す。ラット由来のチトクロムP4502B1
を認識する抗体は、10種のヒト由来のチトクロムP45
0のうち、2A6、2C8の2分子種と強く反応し、2
B6、2C9、2D6の3分子種とも反応した。ラット
由来のチトクロムP4502C6を認識する抗体は、2
C8、2C9の2分子種と強く反応し、2A6、2C1
8、2E1の3分子種とも反応した。ラット由来のチト
クロムP4502C11を認識する抗体は、2A6、2
C8、2C9の3分子種と反応した。ラット由来のチト
クロムP4502C13を認識する抗体は、2C8、2
C9の2分子種と強く反応し、2A6、2C18、2E
1の3分子種とも反応した。ラット由来のチトクロムP
4502E1を認識する抗体は、2E1と強く反応し、
2A6とも反応した。ラット由来のチトクロムP450
3A2を認識する抗体は、3A4と強く反応した。以
上、異なる動物種由来のチトクロムP450分子種を認
識する抗体では、特定のヒト由来のチトクロムP450
分子種のみと特異的に反応しなかった。
ット法によるヒト由来のチトクロムP450分子種の分
析 市販品であるラット由来のチトクロムP450分子種を
認識する抗体(比較例抗体)を用いた場合は、上記の試
験例1と同様な方法に準じて行った。上記のようにして
得られたニトロセルロース膜を、4%ブロックエース(雪
印乳業社製)溶液中で、室温、1 時間インキュベート
し、その後、0.4%ブロックエース溶液で500 倍希釈した
ラット由来のチトクロムP450を認識する抗体それぞ
れと、室温、1 時間反応させた。反応後、0.1% Tween2
0、0.4%ブロックエース溶液で3 回洗浄後、0.4%ブロッ
クエース溶液で5000倍希釈したアルカリフォスファター
ゼ標識抗ヤギIgG ウサギ血清と、室温、1 時間反応させ
た。反応後、0.1% Tween20、0.4% ブロックエース溶液
で3 回洗浄、さらにAP溶液(10mM Tris-HCl(pH9.6)、0.
1M NaCl 、5mM MgCl2 )で1 回洗浄し、その後同溶液に
NBT (シグマ社製)、BCIP(シグマ社製)を加えた基質
溶液中に入れて発色させた。ラット由来のチトクロムP
450分子種をを認識する抗体それぞれとの反応交差性
を表1を示す。ラット由来のチトクロムP4502B1
を認識する抗体は、10種のヒト由来のチトクロムP45
0のうち、2A6、2C8の2分子種と強く反応し、2
B6、2C9、2D6の3分子種とも反応した。ラット
由来のチトクロムP4502C6を認識する抗体は、2
C8、2C9の2分子種と強く反応し、2A6、2C1
8、2E1の3分子種とも反応した。ラット由来のチト
クロムP4502C11を認識する抗体は、2A6、2
C8、2C9の3分子種と反応した。ラット由来のチト
クロムP4502C13を認識する抗体は、2C8、2
C9の2分子種と強く反応し、2A6、2C18、2E
1の3分子種とも反応した。ラット由来のチトクロムP
4502E1を認識する抗体は、2E1と強く反応し、
2A6とも反応した。ラット由来のチトクロムP450
3A2を認識する抗体は、3A4と強く反応した。以
上、異なる動物種由来のチトクロムP450分子種を認
識する抗体では、特定のヒト由来のチトクロムP450
分子種のみと特異的に反応しなかった。
【0028】
【表1】 1)+++を100%とした時、++は25%程度、+は5%程度、無印は1% 程度未満の反応を示すことを表す。 2)N.D は未試験。
【0029】試験例2 間接競合阻害法によるヒト由来
のチトクロムP4502C9の分析 ポリスチレン製の96穴ミクロタイタープレートに、製
造例6によって得られたヒト由来のチトクロムP450
2C9を10μg/mlの濃度で含むコーティング液(塩
化ナトリウムを140mg/lの濃度で含む10mMのリン
酸緩衝液(NaH2 PO4 −Na2 HPO4 、pH7.4))
を 0.1ml/ウェルの割合で添加した後、4℃で一晩イン
キュベートした。そしてコーティング液を除去した後、
ヒト由来のチトクロムP4502C9によってコーティ
ングされたミクロタイタープレートを10mMのリン酸緩
衝液(NaH2 PO4 −Na2 HPO4 、pH7.4)中に浸
すことにより3回洗浄し、該ミクロタイタープレートの
上面を下にしてペーパータオル上で軽く打ちつけること
によりプレート内の水分を除去した。次に、該ミクロタ
イタープレートにブロッキング液(ブロックエース、雪
印乳業社製)を 0.1ml/ウェルの割合で添加した後、室
温で4時間インキュベートした。そして再びミクロタイ
タープレートを0.05%(w/v) の Tween20を含む10mMの
リン酸緩衝液(NaH2 PO4 −Na2 HPO4 、pH7.
4)を用いて3回洗浄した。次に、製造例7によって得ら
れた抗体(第1抗体)をブロッキング液で10ないし1
08 倍希釈し、上記のミクロタイタープレートに 0.1ml
/ウェルの割合で添加した後、室温で1時間インキュベ
ートした。そして第1抗体調製液を除去した後、0.05%
(w/v) の Tween20を含む10mMのリン酸緩衝液(NaH
2 PO4 −Na2 HPO4 、pH7.4)を用いて3回洗浄し
た。次に、市販のアルカリフォスファターゼを結合した
抗ウサギ免疫グロブリン(IgG)ヤギ免疫グロブリン
(IgG)(生化学工業社製)を、 0.5mg/mlの濃度で
ブロッキング液で4000倍に希釈した第2抗体調製液
を上記のミクロタイタープレートに、 0.1ml/ウェルの
割合で添加した後、室温で1時間インキュベートした。
そして第2抗体調製液を除去した後、0.05%(w/v) の T
ween20を含む10mMのリン酸緩衝液(NaH2 PO4
−Na2 HPO4 、pH7.4)を用いて3回洗浄し、該ミ
クロタイタープレートの上面を下にしてペーパータオル
上で軽く打ちつけることによりプレート内の水分を除去
した。次に、アルカリホスファB−テストワコーキット
(和光純薬社製)を用いて、該試薬(p-ニトロフェニルリン 酸二
ナトリウム )および0.1 Mの炭酸塩緩衝液(pH9.8 )を上記
のミクロタイタープレートに各々、 0.1ml/ウェルの割
合で添加した後、該ミクロタイタープレートを室温で3
0分間インキュベートした。そして0.2 Nの水酸化ナト
リウム溶液0.1ml を加えることにより、酵素反応を停止
し、ミクロタイタープレート内の発色をマルチスキャニ
ングスペクトロフォトメーター(大日本製薬社製)を用
いて、405nmでの吸光度を測定した。その結果、図3
に示す曲線が得られた。
のチトクロムP4502C9の分析 ポリスチレン製の96穴ミクロタイタープレートに、製
造例6によって得られたヒト由来のチトクロムP450
2C9を10μg/mlの濃度で含むコーティング液(塩
化ナトリウムを140mg/lの濃度で含む10mMのリン
酸緩衝液(NaH2 PO4 −Na2 HPO4 、pH7.4))
を 0.1ml/ウェルの割合で添加した後、4℃で一晩イン
キュベートした。そしてコーティング液を除去した後、
ヒト由来のチトクロムP4502C9によってコーティ
ングされたミクロタイタープレートを10mMのリン酸緩
衝液(NaH2 PO4 −Na2 HPO4 、pH7.4)中に浸
すことにより3回洗浄し、該ミクロタイタープレートの
上面を下にしてペーパータオル上で軽く打ちつけること
によりプレート内の水分を除去した。次に、該ミクロタ
イタープレートにブロッキング液(ブロックエース、雪
印乳業社製)を 0.1ml/ウェルの割合で添加した後、室
温で4時間インキュベートした。そして再びミクロタイ
タープレートを0.05%(w/v) の Tween20を含む10mMの
リン酸緩衝液(NaH2 PO4 −Na2 HPO4 、pH7.
4)を用いて3回洗浄した。次に、製造例7によって得ら
れた抗体(第1抗体)をブロッキング液で10ないし1
08 倍希釈し、上記のミクロタイタープレートに 0.1ml
/ウェルの割合で添加した後、室温で1時間インキュベ
ートした。そして第1抗体調製液を除去した後、0.05%
(w/v) の Tween20を含む10mMのリン酸緩衝液(NaH
2 PO4 −Na2 HPO4 、pH7.4)を用いて3回洗浄し
た。次に、市販のアルカリフォスファターゼを結合した
抗ウサギ免疫グロブリン(IgG)ヤギ免疫グロブリン
(IgG)(生化学工業社製)を、 0.5mg/mlの濃度で
ブロッキング液で4000倍に希釈した第2抗体調製液
を上記のミクロタイタープレートに、 0.1ml/ウェルの
割合で添加した後、室温で1時間インキュベートした。
そして第2抗体調製液を除去した後、0.05%(w/v) の T
ween20を含む10mMのリン酸緩衝液(NaH2 PO4
−Na2 HPO4 、pH7.4)を用いて3回洗浄し、該ミ
クロタイタープレートの上面を下にしてペーパータオル
上で軽く打ちつけることによりプレート内の水分を除去
した。次に、アルカリホスファB−テストワコーキット
(和光純薬社製)を用いて、該試薬(p-ニトロフェニルリン 酸二
ナトリウム )および0.1 Mの炭酸塩緩衝液(pH9.8 )を上記
のミクロタイタープレートに各々、 0.1ml/ウェルの割
合で添加した後、該ミクロタイタープレートを室温で3
0分間インキュベートした。そして0.2 Nの水酸化ナト
リウム溶液0.1ml を加えることにより、酵素反応を停止
し、ミクロタイタープレート内の発色をマルチスキャニ
ングスペクトロフォトメーター(大日本製薬社製)を用
いて、405nmでの吸光度を測定した。その結果、図3
に示す曲線が得られた。
【0030】
【発明の効果】本発明は、ヒト由来のチトクロムP45
0分子種を認識しかつ目的とする特定なチトクロムP4
50分子種のみを特異的に認識する抗体を提供する。そ
して本発明抗体を用いることによって生体内のチトクロ
ムP450分子種を正確にしかも簡便に定量することが
可能となった。
0分子種を認識しかつ目的とする特定なチトクロムP4
50分子種のみを特異的に認識する抗体を提供する。そ
して本発明抗体を用いることによって生体内のチトクロ
ムP450分子種を正確にしかも簡便に定量することが
可能となった。
【0031】配列番号1 配列の長さ:35 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直線状 配列 1 AGTCTAGAATGGATTCTATTGTGTCCCTTGTGCTC 35
【0032】配列番号2 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直線状 配列 1 CTCCAAACAAGTCAACTGCAGTGTTTTCCAAGC 33
【0033】配列番号3 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直線状 配列 1 GCTTGGAAAACACTGCAGTTGACTTGTTTGGAG 33
【0034】配列番号4 配列の長さ:30 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直線状 配列 1 ACTGAGCAGCAGCCAGGCCATCTGCTCTTC 30
【0035】配列番号:5 配列の長さ:1473 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 1 ATG GAT TCT ATT GTG TCC CTT GTG CTC TGT CTC TCA TGT TTG CTT 45 1 Met Asp Ser Ile Val Ser Leu Val Leu Cys Leu Ser Cys Leu Leu 15 46 CTC CTT TCA CTC TGG AGA CAG AGC TCT GGG AGA GGA AAA CTC CCT 90 16 Leu Leu Ser Leu Trp Arg Gln Ser Ser Gly Arg Gly Lys Leu Pro 30 91 CCT GGC CCC ACT CCT CTC CCA GTG ATT GGA AAT ATC CTA CAG ATA 135 31 Pro Gly Pro Thr Pro Leu Pro Val Ile Gly Asn Ile Leu Gln Ile 45 136 GGT ATT AAG GAC ATC AGC AAA TCC TTA ACC AAT CTC TCA AAG GTC 180 46 Gly Ile Lys Asp Ile Ser Lys Ser Leu Thr Asn Leu Ser Lys Val 60 181 TAT GGC CCT GTG TTC ACT CTG TAT TTT GGC CTG AAA CCC ATA GTG 225 61 Tyr Gly Pro Val Phe Thr Leu Tyr Phe Gly Leu Lys Pro Ile Val 75 226 GTG CTG CAT GGA TAT GAA GCA GTG AAG GAA GCC CTG ATT GAT CTT 270 76 Val Leu His Gly Tyr Glu Ala Val Lys Glu Ala Leu Ile Asp Leu 90 271 GGA GAG GAG TTT TCT GGA AGA GGC ATT TTC CCA CTG GCT GAA AGA 315 91 Gly Glu Glu Phe Ser Gly Arg Gly Ile Phe Pro Leu Ala Glu Arg 105 316 GCT AAC AGA GGA TTT GGA ATT GTT TTC AGC AAT GGA AAG AAA TGG 360 106 Ala Asn Arg Gly Phe Gly Ile Val Phe Ser Asn Gly Lys Lys Trp 120 361 AAG GAG ATC CGG CGT TTC TCC CTC ATG ACG CTG CGG AAT TTT GGG 405 121 Lys Glu Ile Arg Arg Phe Ser Leu Met Thr Leu Arg Asn Phe Gly 135 406 ATG GGG AAG AGG AGC ATT GAG GAC CGT GTT CAA GAG GAA GCC CGC 450 136 Met Gly Lys Arg Ser Ile Glu Asp Arg Val Gln Glu Glu Ala Arg 150 451 TGC CTT GTG GAG GAG TTG AGA AAA ACC AAG GCC TCA CCC TGT GAT 495 151 Cys Leu Val Glu Glu Leu Arg Lys Thr Lys Ala Ser Pro Cys Asp 165 496 CCC ACT TTC ATC CTG GGC TGT GCT CCC TGC AAT GTG ATC TGC TCC 540 166 Pro Thr Phe Ile Leu Gly Cys Ala Pro Cys Asn Val Ile Cys Ser 180 541 ATT ATT TTC CAT AAA CGT TTT GAT TAT AAA GAT CAG CAA TTT CTT 585 181 Ile Ile Phe His Lys Arg Phe Asp Tyr Lys Asp Gln Gln Phe Leu 195 586 AAC TTA ATG GAA AAG TTG AAT GAA AAC ATC AAG ATT TTG AGC AGC 630 196 Asn Leu Met Glu Lys Leu Asn Glu Asn Ile Lys Ile Leu Ser Ser 210 631 CCC TGG ATC CAG ATC TGC AAT AAT TTT TCT CCT ATC ATT GAT TAC 675 211 Pro Trp Ile Gln Ile Cys Asn Asn Phe Ser Pro Ile Ile Asp Tyr 225 676 TTC CCG GGA ACT CAC AAC AAA TTA CTT AAA AAC GTT GCT TTT ATG 720 226 Phe Pro Gly Thr His Asn Lys Leu Leu Lys Asn Val Ala Phe Met 240 721 AAA AGT TAT ATT TTG GAA AAA GTA AAA GAA CAC CAA GAA TCA ATG 765 241 Lys Ser Tyr Ile Leu Glu Lys Val Lys Glu His Gln Glu Ser Met 255 766 GAC ATG AAC AAC CCT CAG GAC TTT ATT GAT TGC TTC CTG ATG AAA 810 256 Asp Met Asn Asn Pro Gln Asp Phe Ile Asp Cys Phe Leu Met Lys 270 811 ATG GAG AAG GAA AAG CAC AAC CAA CCA TCT GAA TTT ACT ATT GAA 855 271 Met Glu Lys Glu Lys His Asn Gln Pro Ser Glu Phe Thr Ile Glu 285 856 AGC TTG GAA AAC ACT GCA GTT GAC TTG TTT GGA GCT GGG ACA GAG 900 286 Ser Leu Glu Asn Thr Ala Val Asp Leu Phe Gly Ala Gly Thr Glu 300 901 ACG ACA AGC ACA ACC CTG AGA TAT GCT CTC CTT CTC CTG CTG AAG 945 301 Thr Thr Ser Thr Thr Leu Arg Tyr Ala Leu Leu Leu Leu Leu Lys 315 946 CAC CCA GAG GTC ACA GCT AAA GTC CAG GAA GAG ATT GAA CGT GTG 990 316 His Pro Glu Val Thr Ala Lys Val Gln Glu Glu Ile Glu Arg Val 330 991 ATT GGC AGA AAC CGG AGC CCC TGC ATG CAA GAC AGG AGC CAC ATG 1035 331 Ile Gly Arg Asn Arg Ser Pro Cys Met Gln Asp Arg Ser His Met 345 1036 CCC TAC ACA GAT GCT GTG GTG CAC GAG GTC CAG AGA TAC ATT GAC 1080 346 Pro Tyr Thr Asp Ala Val Val His Glu Val Gln Arg Tyr Ile Asp 360 1081 CTT CTC CCC ACC AGC CTG CCC CAT GCA GTG ACC TGT GAC ATT AAA 1125 361 Leu Leu Pro Thr Ser Leu Pro His Ala Val Thr Cys Asp Ile Lys 375 1126 TTC AGA AAC TAT CTC ATT CCC AAG GGC ACA ACC ATA TTA ATT TCC 1170 376 Phe Arg Asn Tyr Leu Ile Pro Lys Gly Thr Thr Ile Leu Ile Ser 390 1171 CTG ACT TCT GTG CTA CAT GAC AAC AAA GAA TTT CCC AAC CCA GAG 1215 391 Leu Thr Ser Val Leu His Asp Asn Lys Glu Phe Pro Asn Pro Glu 405 1216 ATG TTT GAC CCT CAT CAC TTT CTG GAT GAA GGT GGC AAT TTT AAG 1260 406 Met Phe Asp Pro His His Phe Leu Asp Glu Gly Gly Asn Phe Lys 420 1261 AAA AGT AAA TAC TTC ATG CCT TTC TCA GCA GGA AAA CGG ATT TGT 1305 421 Lys Ser Lys Tyr Phe Met Pro Phe Ser Ala Gly Lys Arg Ile Cys 435 1306 GTG GGA GAA GCC CTG GCC GGC ATG GAG CTG TTT TTA TTC CTG ACC 1350 436 Val Gly Glu Ala Leu Ala Gly Met Glu Leu Phe Leu Phe Leu Thr 450 1351 TCC ATT TTA CAG AAC TTT AAC CTG AAA TCT CTG GTT GAC CCA AAG 1395 451 Ser Ile Leu Gln Asn Phe Asn Leu Lys Ser Leu Val Asp Pro Lys 465 1396 AAC CTT GAC ACC ACT CCA GTT GTC AAT GGA TTT GCC TCT GTG CCG 1440 466 Asn Leu Asp Thr Thr Pro Val Val Asn Gly Phe Ala Ser Val Pro 480 1441 CCC TTC TAC CAG CTG TGC TTC ATT CCT GTC TGA 1473 481 Pro Phe Tyr Gln Leu Cys Phe Ile Pro Val *** 491
【図1】ヒト由来のチトクロムP4502C9遺伝子を
含む酵母発現プラスミド(p2C9)の構築方法を示す
図である。
含む酵母発現プラスミド(p2C9)の構築方法を示す
図である。
【図2】本発明抗体のヒト由来のチトクロムP450分
子種に対する交差反応性を示す図である。矢印がヒト由
来のチトクロムP4502C9との反応を示すバンドで
ある。なお、他のバンドは電気泳動のための試料作製
(SDS処理)時に生じるヒト由来のチトクロムP45
02C9の分解物との反応を示すバンドとわずかな交差
反応性(約1/20未満)によるヒト由来のチトクロム
P4502C8との反応を示すバンドである。
子種に対する交差反応性を示す図である。矢印がヒト由
来のチトクロムP4502C9との反応を示すバンドで
ある。なお、他のバンドは電気泳動のための試料作製
(SDS処理)時に生じるヒト由来のチトクロムP45
02C9の分解物との反応を示すバンドとわずかな交差
反応性(約1/20未満)によるヒト由来のチトクロム
P4502C8との反応を示すバンドである。
【図3】ヒト由来のチトクロムP4502C9を認識す
る本発明抗体の抗体価を示す図である。図から、ヒト由
来のチトクロムP4502C9を発現する形質転換体で
ある酵母から抽出および精製されたヒト由来のチトクロ
ムP4502C9を抗原として免疫感作化した哺乳動物
から血液を採取し、該血液から分離・精製して得られる
血清の希釈率が10- 4 においてもヒト由来のチトクロ
ムP450分子種を認識する能力を充分に有することが
明らかであり、本発明抗体が高い抗体価であることがわ
かる。
る本発明抗体の抗体価を示す図である。図から、ヒト由
来のチトクロムP4502C9を発現する形質転換体で
ある酵母から抽出および精製されたヒト由来のチトクロ
ムP4502C9を抗原として免疫感作化した哺乳動物
から血液を採取し、該血液から分離・精製して得られる
血清の希釈率が10- 4 においてもヒト由来のチトクロ
ムP450分子種を認識する能力を充分に有することが
明らかであり、本発明抗体が高い抗体価であることがわ
かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C12N 1/19 8828−4B 9/02 (C12N 1/19 C12R 1:865) (72)発明者 林 浩司 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 藪崎 義康 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】ヒト由来のチトクロムP4502C9を発
現する形質転換体である酵母から抽出および精製された
ヒト由来のチトクロムP4502C9を抗原として免疫
感作化した哺乳動物から血液を採取し、該血液から分離
・精製して得られうる、他のヒト由来のチトクロムP4
50分子種に対して交差反応性を実質的に示さないこと
を特徴とするヒト由来のチトクロムP4502C9を認
識する抗体。 - 【請求項2】ヒト由来のチトクロムP4502C9を発
現する形質転換体である酵母から抽出および精製された
ヒト由来のチトクロムP4502C9を抗原として免疫
感作化した哺乳動物から血液を採取し、該血液から分離
・精製して得られる血清の希釈率が10- 4 においても
ヒト由来のチトクロムP450分子種を認識する能力を
有することを特徴とする請求項1記載のヒト由来のチト
クロムP4502C9を認識する抗体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6161551A JPH0827196A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | ヒト由来のチトクロムp4502c9を認識する抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6161551A JPH0827196A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | ヒト由来のチトクロムp4502c9を認識する抗体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0827196A true JPH0827196A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15737267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6161551A Pending JPH0827196A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | ヒト由来のチトクロムp4502c9を認識する抗体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827196A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2748812A1 (fr) * | 1996-05-20 | 1997-11-21 | Sumitomo Chemical Co | Trousse de diagnostic et procede pour determiner la concentration d'un cytochrome p450 |
| US6126868A (en) * | 1997-07-09 | 2000-10-03 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Light shielding device and shielding method |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP6161551A patent/JPH0827196A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2748812A1 (fr) * | 1996-05-20 | 1997-11-21 | Sumitomo Chemical Co | Trousse de diagnostic et procede pour determiner la concentration d'un cytochrome p450 |
| GB2313377A (en) * | 1996-05-20 | 1997-11-26 | Sumitomo Chemical Co | Diagnosis of hepatitis C and alcoholic cirrhosis by detection of cytochrome P450 in serum |
| GB2313377B (en) * | 1996-05-20 | 1998-07-01 | Sumitomo Chemical Co | Kit for diagnosis of hepatitis C and alcoholic cirrhosis |
| US5985542A (en) * | 1996-05-20 | 1999-11-16 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Diagnostic kit |
| US6126868A (en) * | 1997-07-09 | 2000-10-03 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Light shielding device and shielding method |
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