JPH08272154A - 負電気的液体カラー現像剤 - Google Patents

負電気的液体カラー現像剤

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JPH08272154A
JPH08272154A JP7097930A JP9793095A JPH08272154A JP H08272154 A JPH08272154 A JP H08272154A JP 7097930 A JP7097930 A JP 7097930A JP 9793095 A JP9793095 A JP 9793095A JP H08272154 A JPH08272154 A JP H08272154A
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JP
Japan
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resin
rosin
color developer
liquid color
pigment
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Application number
JP7097930A
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English (en)
Inventor
Koichi Nagase
公一 長瀬
Yoshio Suzuki
祥生 鈴木
Tatsuro Tsuchimoto
達郎 土本
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた白地汚れ性、分散性、帯電性、保存性
及び定着性を発揮する負電気的液体カラー現像剤を提供
すること。 【構成】 石油系脂肪族炭化水素の担体液中に樹脂およ
び着色剤を主成分とするトナー粒子を分散してなる静電
気的液体カラー現像剤において、前記樹脂がロジン変性
樹脂であり、該樹脂の酸価が50以上250以下であ
り、軟化点が70℃以上150℃以下であり、ロジン中
のガムロジンの割合が20%以上であることを特徴とす
る負電気的液体カラー現像剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用液体現像剤に
関し、現像による画像再現性、画質および現像剤の分散
安定性の改善に関するものであり、例えば複写機やレー
ザービームプリンタに利用される画像形成方法に用いら
れる電子写真用液体カラー現像剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体現像剤のトナー用の樹脂としては、
特公平7−3606にあるように石油系脂肪族炭化水素
の担体液に可溶性のモノマーと不溶性のモノマー成分か
らなる高分子を用いることが知られている。しかし、こ
のように担体液に可溶性の部分が樹脂中にあると、トナ
ーの特性に顔料による影響が大きくなり、色によって現
像条件、定着条件を変更する必要が生じてくる。特にカ
ラープリンタのようなフルカラー画像を安定に印字する
ことを目的とした場合、色によってトナー特性が異なる
ことは、装置の設計上大きな問題になる。このため、色
によるトナー特性の差の小さい電子写真用液体カラー現
像剤が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像形成
方法に用いられるトナーに必要な要件としては、次の項
目が挙げられる。 (1) 色によってトナー特性、特に現像、定着特性が変化
しない。 (2) 高い印字濃度を示すこと。 (3) 白地汚れがないこと。 (4) 分散性が良好なこと。
【0004】本発明は上述の4項目を満たすような電子
写真用液体カラー現像剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、鋭意研
究の結果、特定の性質を有する特定の樹脂をトナー粒子
中の樹脂として採用することにより上記本発明の目的が
達成できることを見出し本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、石油系脂肪族炭化水
素の担体液中に樹脂および着色剤を主成分とするトナー
粒子を分散してなる静電気的液体カラー現像剤におい
て、前記樹脂がロジン変性樹脂であり、該樹脂の酸価が
50以上250以下であり、軟化点が70℃以上150
℃以下であり、ロジン中のガムロジンの割合が20%以
上であることを特徴とする負電気的液体カラー現像剤を
提供する。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明の液体カラー現像剤は、石油系脂肪
族炭化水素の担体液中に樹脂および着色剤を主成分とす
るトナー粒子を分散してなる静電気的液体カラー現像剤
において、樹脂がロジン変性樹脂であり、樹脂の酸価が
50以上250以下であり、好ましくは70以上150
以下である。かつ軟化点が70℃以上150℃以下であ
り、好ましくは85℃以上140℃以下である。さらに
ロジン中のガムロジンの割合が20%以上であり、好ま
しくは30%以上である顔料および樹脂を主成分とする
着色粒子が石油系脂肪族炭化水素の担体液中に分散した
ものである。
【0009】本発明において、「ロジン変性樹脂」と
は、ロジンが結合された樹脂を意味する。ロジンとして
は、ガムロジン、ト−ルオイルロジン、重合ロジンなど
が使用できるが、上述のようにこれらのロジン中のガム
ロジンの割合は20%以上であることが必要である。ま
たロジン変性樹脂としては、ロジン変性マレイン酸樹脂
及びロジン変性フマル酸樹脂などが好ましい例として挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0010】ロジン変性樹脂の酸価が50未満では帯電
性が不良になり、250を超えると担体液に対する分散
性が不良となる。
【0011】ロジン変性樹脂の軟化点が70℃未満では
保存性が不良となり、150℃を超えると定着性が不良
となる。
【0012】ロジン変性樹脂の構成成分であるロジン中
のガムロジンの割合が20%未満の場合には白地汚れ性
が不良となる。
【0013】石油系脂肪族炭化水素の担体液中に含まれ
るトナー粒子の含量は0.1〜20重量%が好ましく、
さらに好ましくは1〜7重量%である。トナー粒子が石
油系脂肪族炭化水素の担体液に0.1wt%未満の量し
か分散していない場合には印字濃度が低くなり、20w
t%を超える場合には白地汚れ性が不良となることがあ
る。
【0014】本発明の現像剤で用いられる石油系脂肪族
炭化水素の担体液としては、例えば、n−ヘキサン、n
−ヘプタン、n−ノナン、n−オクタン、イソオクタ
ン、インドデカン、リグロイン及びそれらの混合物等の
石油系脂肪族炭化水素(市販品としてエッソスタンダー
ド石油社製“アイソパ−”E,G,H,L,M“クリス
ト−ル”52,352、シェル石油社製シェルゾール7
1、ソルベッソ150などがある)が好ましく使用され
る。
【0015】トナー粒子は顔料もしくは染料および樹脂
を主成分とするが、顔料を樹脂中に分散させた着色粒子
が好ましい。粒子中の顔料の割合としては5重量%以上
30重量%以下が好ましい。
【0016】本発明の現像剤に使用する着色剤として
は、たとえば黒色着色剤としてはカ−ボンブラック、ア
ルカリブル−などの顔料、スダンブラックなどの染料、
マゼンタ着色剤としてはC.I.ピグメント122、
C.I.ピグメントバイオレット19などのキナクリド
ン系顔料、ロ−ダミン6Gレ−キ、ロ−ダミンBレ−キ
などのロ−ダミン系顔料、C.I.ピグメントレッド5
7:1(ブリリアントカ−ミン6B)、リソ−ルルビン
GK、リオノ−ルレッド、レ−キレッドなどのアゾ顔
料、C.I.ソルベントレッド49、C.I.ソルベン
トレッド19、C.I.ソルベントレッド52などの染
料、シアン系着色剤としてはC.I.ピグメントブルー
15(フタロシアニンブル−)、ヘリオゲンブル−G、
ファストスカイブル−などのフタロシアニン系顔料、
C.I.ソルベントブル−25、C.I.ソルベントブ
ル−70、C.I.ソルベントブル−40などの染料、
イエロ−系着色剤としてはジスアゾ系顔料(C.I.ピ
グメントイエロー12、13、14、15、16、1
7、55、81、83、87、93、94、95)、ア
ゾ系顔料(C.I.ピグメントイエロー1、3、4、
5、6、65、73、97、98、74)ナフト−ルイ
エロ−Sなどのニトロ系顔料、C.I.ソルベントイエ
ロ−14、C.I.ソルベントイエロ−15、C.I.
ソルベントイエロ−16などの染料があげられる。
【0017】また、トナー粒子は顔料、樹脂を主成分と
するが、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コールなどを軟化点の調整のために添加しても良い。
【0018】さらに、粒子中、粒子表面に荷電制御剤、
ワックスなどを荷電制御、分散性向上のために添加して
もよい。
【0019】本発明の現像剤は、本発明の上記要件を満
足するロジン変性樹脂と着色剤を2軸押し出し機、ニー
ダーなどで熱を加えることによって溶融混練し、それを
粗粉砕した後、必要により荷電制御剤、ワックスなどの
添加剤とともに、上記石油系脂肪族炭化水素の担体液中
で、ボールミル、振動ミル、アトライターなどを使用し
て分散することによって得ることができる。
【0020】本発明の現像剤が適用される画像形成方法
は特に限定されないが、以下の方法に用いられた場合に
特に優れた効果を発揮する。すなわち、静電潜像担持体
上の静電潜像を液体トナ−で現像し、この現像により顕
像化された顕像を中間転写体に静電的に転写した後、こ
のプロセスを繰り返すことによって該中間転写体上にフ
ルカラー画像を形成した後、この中間転写体上の顕像を
被転写材上に再転写する画像形成方法である。この画像
形成方法は、例えば、カラー複写機やカラーレ−ザ−ビ
−ムプリンタ−に利用されるものである。なお、静電潜
像担持体と中間転写体とが接している方式であってもよ
いし、これらの間に小さな透き間がある方式であっても
よい。上記中間転写体は、フッ素ゴムなどの耐熱性の高
いゴムに接着層を介して表面にシリコーンゴム層を持っ
たものなどが用いられる。また、上記被転写材として
は、紙、プラスティクフィルム、金属、布、板など通常
印刷が可能なものであれば、種類を問わない。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づきよ
り具体的に説明する。もっとも、本発明は下記実施例に
限定されるものではない。
【0022】酸価の測定方法 酸価の測定は、「塗料ハンドブック」(岩井信次編 昭
和29年 産業図書発行)、第635頁の記載に従っ
た。
【0023】軟化点の測定方法 軟化点は環球法に従って測定した。測定の詳細は「合成
樹脂便覧」(合成樹脂工業技術研究会編、昭和37年
産業図書発行)第572頁の記載に従った。
【0024】実施例1、比較例1〜4 表1に示すロジン変性樹脂1540gに対し表2に示す
顔料400g,ポリエチレングリコ−ル(PEG600
0,三洋化成社製)60g,をミキサ−で予備混合した
後、二軸押出し機を用いて溶融混練した(フィ−ド量2
kg/hr,温度100℃)。得られた溶融混練物を冷
却した後、サンプルミルを使用して粒径約50μmの粗
粉とした。この粗粉200gと、アクリル系高分子型荷
電制御剤溶液110g(米国特許3,900,412号
の実施例XI中で述べられた方法により製作、固形分1
4%)、カルナバワックス15g、アイソパーM(イソ
パラフィン系溶剤、エクソン社製)1250gとを混合
し、振動ミルにて5時間粉砕して表1の各樹脂に対して
4色の液体トナーを得た。この原液を固形分濃度2%と
なるようにアイソパーMで希釈して現像剤とした。
【0025】なお、表1中、ユニレッツ8112はユニ
オンキャンプ社製ロジン変性フマル酸樹脂、ユニレッツ
709はユニオンキャンプ社製ロジン変性マレイン酸樹
脂、マルキードNo2及びマルキード3002は荒川化
学社製ロジン変性マレイン酸樹脂、テスキッドMR40
Gは徳島製油社製ロジン変性マレイン酸樹脂である。
【0026】Seドラムを感光体として用い、このよう
にして得られた樹脂が同一の4色の液体現像剤で現像
し、ドラム上に貼りつけたシリコーンゴムを最表層に持
つ中間転写体上に黄、紅、藍、墨の順に順次画像を形成
し、中間転写体上でフルカラ−画像を形成し、そのフル
カラ−画像をア−ト紙に20kgの線圧をかけ、かつ圧
力ロ−ラ−の温度が200℃である条件で転写した結果
を表3に示す。なお、表3に示す各特性は、次のように
して評価した。すなわち、白地汚れ性は印字部の非画像
部を肉眼で観察した。分散性は、室温で4日間保存後、
沈降したトナー粒子が容易に再分散されるか否かにより
評価した。帯電性は印字評価で現像が十分かどうかで評
価した。保存性は40℃で1週間保存後の分散性に基づ
き評価した。安定性は印字物を指でこすって評価した。
さらに、表3で良好な結果を示したユニレッツ709を
用いたフルカラートナー(実施例1)を用いて500枚
連続で印字を行ったが、印字濃度の変化もマクベス濃度
計(RD918)で測定して0.2以内であり、2次色
の色調の大きなズレも無い良好な印字が再現性良く行う
ことができた。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【発明の効果】上記から明らかなように、本発明の現像
剤は、優れた白地汚れ性、分散性、帯電性、保存性及び
定着性を発揮する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石油系脂肪族炭化水素の担体液中に樹脂
    および着色剤を主成分とするトナー粒子を分散してなる
    静電気的液体カラー現像剤において、前記樹脂がロジン
    変性樹脂であり、該樹脂の酸価が50以上250以下で
    あり、軟化点が70℃以上150℃以下であり、ロジン
    中のガムロジンの割合が20%以上であることを特徴と
    する負電気的液体カラー現像剤。
JP7097930A 1995-03-30 1995-03-30 負電気的液体カラー現像剤 Pending JPH08272154A (ja)

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