JPH08273784A - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット

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JPH08273784A
JPH08273784A JP7100698A JP10069895A JPH08273784A JP H08273784 A JPH08273784 A JP H08273784A JP 7100698 A JP7100698 A JP 7100698A JP 10069895 A JP10069895 A JP 10069895A JP H08273784 A JPH08273784 A JP H08273784A
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film
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクトフィルムの交換が容易で薄いコン
タクトフィルムを用いて電気部品との電気的接続の信頼
性を高めることができる電気部品用ソケットを提供す
る。 【構成】 ソケット本体1上に、電気部品36と一端部
において接触するコンタクトフィルム22を配設する。
ソケット本体1に、回路基板の回路に接続するためのコ
ンタクトピン26を設ける。そして、コンタクトピン2
6を、コンタクトフィルム22の他端部に対して接離可
能に弾接させることにより、電気部品36とコンタクト
ピン26とをコンタクトフィルム22を介して電気的に
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICチップ、マルチ・
チップ・モジュール等の電気部品を回路基板と電気的に
接続するために使用される電気部品用ソケットに関す
る。
【0002】
【従来技術】従来から、電気部品を試験のために回路基
板に接続する場合、容易に部品交換できるように電気部
品を回路基板上に実装する場合、或いは、半田付け時の
熱が内部回路に悪影響を及ぼす虞れのある電気部品を回
路基板上に実装する場合等を考慮して、電気部品用ソケ
ットが用いられている。この電気部品用ソケットとして
は、一般的には、実開昭62−58879号公報に示す
ように、ソケットカバーに多数の押圧片を設ける一方、
ソケット本体に、回路基板の回路に接続するための接続
端子を設け、使用に際して、電気部品を、そのリード端
子がソケット本体上の接続端子に載置されるように配置
し、その後、ソケットカバーにおける押圧片により電気
部品のリード端子をソケット本体上の接続端子に押圧し
て電気的接続を確保するものがある。
【0003】ところで、近年、電気部品の端縁に沿って
配列されたリード若しくはパッド等の端子の間隔を狭く
したり、その電気部品の端子を傷付けたくない等の要請
に対応して、電気部品の端子と回路基板との間にコンタ
クトフィルムを介在させたものが開発されている。この
ものにおいては、コンタクトフィルムの表面に複数の導
電部が設けられ、その各導電部の一端部が電気部品の端
子の接触部とされる一方、その各導電部の他端部には接
続端子が固着されて、回路基板の回路に対する接続部と
されている。これにより、電気部品の端子に付勢状態を
もって導電部の一端部を接触させると共に、回路基板の
回路に導電部の他端部における接続端子を接続(半田付
け)すれば、回路基板の回路と電気部品との電気的接続
が確保されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記電気部品
用ソケットにおいては、電気部品の端子に付勢状態をも
って導電部の一端部を接触させる関係上、コンタクトフ
ィルムは、薄くして、可撓性を有するものにしなければ
ならず、コンタクトフィルムの耐久性は低いものとなら
ざるを得ない。特に、当該ソケットを電気部品のテスト
用として用いられる場合には、テストの度に電気部品が
取り換えられるため、その取り換え回数が多くなるに従
って、コンタクトフィルムの耐久性は大きく低下せざる
を得ない。このため、そのようなときには、コンタクト
フィルムの交換が必要となるが、交換しようにも、コン
タクトフィルム他端部における接続端子と回路基板の回
路とが接続(半田付け)されていることから、コンタク
トフィルムの交換は容易ではない。
【0005】したがって、本発明の目的は、コンタクト
フィルムの交換が容易で薄いコンタクトフィルムを用い
て電気部品との電気的接続の信頼性を高めることができ
る電気部品用ソケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ソケット本体上に、電気部
品と一端部において接触するコンタクトフィルムが配設
され、該コンタクトフィルムの他端部に、回路基板の回
路に接続するための接続端子が接続される電気部品用ソ
ケットにおいて、前記接続端子が前記ソケット本体に設
けられ、前記接続端子は、前記コンタクトフィルムの他
端部に対して接離可能に弾接していることを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
電気部品用ソケットにおいて、前記接続端子には、突起
部が備えられていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の電気部品用ソケットにおいて、前記コンタクトフ
ィルム又は前記ソケット本体のいずれか一方に位置決め
ピンが設けられ、前記コンタクトフィルム又は前記ソケ
ット本体の他方に前記位置決めピンが嵌合する位置決め
孔が設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の電気部品用ソケットにおいて、前記コン
タクトフィルムは、前記ソケット本体の周回り方向の一
部を占める大きさとされていることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の電気部品用ソケットにおいて、前記コン
タクトフィルムは、他端部における導電部のピッチ幅が
一端部における導電部のピッチ幅に比して拡大するよう
に設定されていることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の電気部品用ソケットにおいて、前記電気
部品のテスト用とされていることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の電気部品用ソケットにおいて
は、接続端子が、ソケット本体上のコンタクトフィルム
の他端部に対して接離可能に弾接しているので、接続端
子とソケット本体とでコンタクトフィルム他端部が挟持
されることになり、コンタクトフィルム他端部がソケッ
ト本体上に固定されると共に、接続端子とコンタクトフ
ィルム他端部との電気的接続が確保され、通常通り、当
該ソケットを介して電気部品と回路基板の回路との電気
的接続が可能となる。その一方、接続端子をその付勢力
に抗してコンタクトフィルム他端部から離間する方向に
変位させれば、接続端子とソケット本体とによる挟持が
解除され、接続端子が回路基板の回路に接続されていて
も、該接続端子とソケット本体との間からコンタクトフ
ィルムを取り出すことができ、コンタクトフィルムを容
易に交換することができる。したがって、薄いコンタク
トフィルムを用いることができるので、電気部品の端子
との電気的接続の信頼性を高めることができる。
【0013】しかも、上記コンタクトフィルムの交換に
際しては、コンタクトフィルムのみが交換され、接続端
子は交換されない。このため、コンタクトフィルムの交
換に際して、廃棄部品を極力少なくすることができるこ
とになる。
【0014】請求項2記載の電気部品用ソケットにおい
ては、接続端子には、突起部が備えられているので、そ
の突起部をレバーとして利用することにより、接続端子
の付勢力に抗して、該接続端子をソケット本体から離間
する方向に変位させることができることになり、コンタ
クトフィルムの交換をより容易にすることができる。
【0015】請求項3記載の電気部品用ソケットにおい
ては、コンタクトフィルム又はソケット本体のいずれか
一方に位置決めピンが設けられ、コンタクトフィルム又
はソケット本体の他方に位置決めピンが嵌合する位置決
め孔が設けられているので、コンタクトフィルムの交換
に際して、新たなコンタクトフィルムをソケット本体上
の所定位置に確実且つ容易に位置させることができる。
【0016】請求項4記載の電気部品用ソケットにおい
て、コンタクトフィルムは、ソケット本体の周回り方向
の一部を占める大きさとされているので、ソケット本体
上に複数のコンタクトフィルムが配設されることにな
り、コンタクトフィルム交換に際して、該当コンタクト
フィルムのみを交換すれば足り、ソケット本体上のコン
タクトフィルムの全部を交換する必要はなくなる。
【0017】請求項5記載の電気部品用ソケットにおい
ては、コンタクトフィルムは、他端部における導電部の
ピッチ幅が一端部における導電部のピッチ幅に比して拡
大するように設定されているので、ソケット本体に接続
端子を設けるに際して、コンタクトフィルム一端部にお
ける導電部が狭小ピッチであっても、それに拘束される
ことなく、各接続端子の間隔を広く採ることができ、各
接続端子の取付けの容易化、各接続端子取付け部分の強
度、絶縁性能等の向上を図ることができる。
【0018】請求項6記載の電気部品用ソケットは電気
部品のテスト用とされているので、テストの度に電気部
品が取り換えられ、その取り換え回数が多くなるに従っ
て、コンタクトフィルムの耐久性が大きく低下して、コ
ンタクトフィルム交換の必要性が高くなるが、上述の請
求項1〜5のいずれかの作用を生ずることになり、高い
コンタクトフィルム交換の必要性に対して充分に対処で
きることになる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
詳細に説明する。
【0020】はじめに図1を参照すると、1は本実施例
に係るソケット本体で、ソケット本体1はプラスチック
等の絶縁材により矩形状に形成されており、その中央に
は矩形状の中央孔2が、その中央孔2の周縁がソケット
本体1の外縁に平行となるようにして形成されている。
【0021】このソケット本体1の上面には、図1、図
7に示すように、中央孔2からソケット本体1の外縁に
向って順に、第1上面3、第2上面4、第3上面5が形
成されている。第1上面3は、第1、第2上面4、5の
いずれよりも低い位置の面とされ、第2上面4は、第
1、第3上面3、5のいずれよりも高い位置の面とさ
れ、第3上面5は、第2上面4よりも低く、第1上面3
よりも高い位置の面とされている。これにより、第1上
面3と第2上面4との間には第1段差面6が形成され、
第2上面4と第3上面5との間には第2段差面7が形成
されることになっている。この第1〜第3上面3〜5
は、いずれも所定幅の平坦面とされており、第1上面3
は矩形形状の中央孔2周縁に沿うように形成され、第2
上面4は第1上面3に沿うように形成され、第3上面5
は第2上面4に沿うように形成されている。
【0022】第1上面3上には、図1に示すように、第
1段差面6における四隅のコーナ部においてガイド部材
8がそれぞれ立設されている。この各ガイド部材8は第
2上面4よりも上方にまで延びており、その各ガイド部
材8は、第1段差面6のコーナ部に沿って直角をなす一
対の案内部9を備えている。
【0023】また、第1上面3上には、第1図、第6図
に示すように、4つの直線状の押圧ばね固定ブロック1
0を組み合わせて、該第1上面3の矩形形状の全周に亘
って配設されている。この各押圧ばね固定ブロック10
は、その外側角部が各ガイド部材8の案内部9に当接さ
れており、この案内部9による押圧ばね固定ブロック1
0の規制により該押圧ばね固定ブロック10の外側への
変位が規制されている。この場合、隣り合う押圧ばね固
定ブロック10の端部同士が重なっているが、押圧ばね
固定ブロック10全体の上面を面一とするため、その端
部の重なり部分においては、図6に示すように、一方の
押圧ばね固定ブロック10の端部に嵌合溝11が形成さ
れ、その嵌合溝11に他方の押圧ばね固定ブロック10
の端部が嵌合されている。
【0024】さらに、各押圧ばね固定ブロック10の両
端面からは係止片12が起立されており、これにより、
第1段差面6の各コーナ部において、ガイド部材8の両
側に係止片12がそれぞれ配設され、その両係止片12
は、第1段差面6に沿って第2上面4よりも上方に突出
されている。この場合、各係止片12がソケット本体1
外方へ多少揺動するように、第1段差面6には、係止片
12の背後において凹所13が形成されている。
【0025】更にまた、各押圧ばね固定用ブロック10
の上面には、複数のリブ14が該押圧ばね固定用ブロッ
ク10の幅方向に延びるようにしてそれぞれ設けられて
おり、各リブ14間には溝15がそれぞれ形成されてい
る。溝15の底面16には、第1段差面6側には下方に
向かって曲面状に延びている曲面部16aが、中央部に
は曲面部16aから離れるにつれ下方へ傾斜していく傾
斜部16bが、第1段差面6とは反対側には水平に延び
ている水平部16cが、それぞれ形成されている。ま
た、底面16の裏側には、水平に形成された下面17が
形成されている。そして、底面16と下面17を挟むよ
うな状態で、押圧ばね18が溝15に曲面部16a側か
らそれぞれ嵌め込まれている。この各押圧ばね18は、
曲面部16aの湾曲形状に略沿うような形でU字状に湾
曲している。この押圧ばね18の一端側としての下端側
には係合突起19が下方に向って突設されており、その
係合突起19は第1上面3上の係合溝20に係合されて
いる。これにより、各押圧ばね固定ブロック10は第1
上面3に固定されることになっている。一方、押圧ばね
18の他端側としての上端側の先端には、リブ14より
上方に突出するように、押圧部21が上方に向かって突
設されている。そして、押圧部21は、上方向から圧力
を受けると、押圧ばね18の主に、先に述べたU字状部
分が弾性変形することにより、下方へ移動することがで
きる。 しかし、押圧部21の下方には間隔をあけて底
面の水平部16cが設けられているので、押圧部21は
水平部16cによって下方向が位置規制され、上方向か
ら圧力を受け押圧部21が下方へ移動しても常に、押圧
部21の上端はリブ14より上方に位置する。
【0026】第2上面4上には、図2に示すように、隣
り合うコーナ部間において、コンタクトフィルム22が
それぞれ配設されている。このコンタクトフィルム22
は、厚みが例えば25〜50μm程度の絶縁フィルムの
上面に導電部(パターン)23を形成したものである。
図5に示すように、コンタクトフィルム22の一端部側
においては、導電部23はソケットに搭載される電気部
品の端子ピッチに対応したピッチ幅で配列されており、
一端部(図5中、上端部)から他端部(図5中、下端
部)向うに従って、そのピッチ幅Lが拡大されている。
【0027】このコンタクトフィルム22は、その一端
部が複数の押圧ばね18の押圧部21に載置され、コン
タクトフィルム22の他端部は第2上面4に載置され
る。この場合、第2上面4には、コーナ部間毎に一対の
位置決めピン24が植立され、これに対応して、コンタ
クトフィルム22には、位置決め孔25が形成されてお
り、位置決め孔25に位置決めピン24を嵌合すること
により、コンタクトフィルム22の位置決めがなされる
ことになっている。
【0028】第3上面5には、図1〜図3、図7に示す
ように、各コーナ部間において、接続端子としてのコン
タクトピン26が複数設けられている。各コンタクトピ
ン26は、コンタクトフィルム22他端部における導電
部23に接触する接触部27と、回路基板の回路(図示
せず)に接続されるリード部28と、ばね性を有する湾
曲部29と、湾曲部29とリード部28とを連結する連
結部30と、湾曲部29に、接触部27近傍において設
けられる突起部31とを有している。リード部28は回
路基板の実装面に形成された導体パターン上にリフロー
により半田付けされる。湾曲部29は、接触部27に連
続して、全体として上方に開口した略U字状の形状をし
ている。連結部30は、湾曲部29から水平に延びた
後、下方に折れ曲がることになっており、その連結部3
0は、湾曲部29の接続部分と協働して下方に開口した
略U字状の形状をなし、その連結部30には、下方に折
れ曲がった部分の内面において爪32が設けられてい
る。突起部31は、レバー状に、接触部27とは反対側
の斜め上方に向けて延ばされている。
【0029】第3上面5には、図1、図2、図7に示す
ように、各コーナ部間において、複数のコンタクトピン
保持孔33が列状に形成され、ソケット本体1の外側面
には切欠き34が形成されている。コンタクトピン保持
孔33には、接触部27が第2上面4側に向くようにし
てコンタクトピン26の湾曲部29が挿入され、コンタ
クトピン保持孔33とソケット本体1外側面との間の部
分には、湾曲部29から連結部30までの部分が嵌合さ
れることになっており、その際、爪32が切欠き34に
係止されることになっている。これにより、湾曲部29
の拡縮に基づくばね性により、接触部27は、コンタク
トフィルム22の他端部に対し接離可能に弾接されるも
のとなっている。尚、本実施例においては、接触部27
の拡縮動を確実に行えるようにするため、湾曲部29の
下部には、連結部30寄りにおいて突起35が下方に向
けて突出され、その突起35のみがコンタクトピン保持
孔33よりもさらに深くソケット本体1に嵌合されてい
る。
【0030】この実施例においては、上記ICソケット
本体1には、図2、図7から図9に示すように、ICキ
ャリア37に取り付けたタブIC36が装着されてい
る。このタブIC36は、リード端子を形成したフイル
ム上に集積回路素子を搭載したものである。また、IC
キャリア37は、通常合成樹脂などで作られており、I
CパッケージやタブICなどの電気部品を搬送したり試
験したりなどするときに、電気部品を取り付け、この電
気部品を保護するためのものである。そして、搬送や試
験などが終わると、電気部品は取り外されてしまう。
【0031】そして、タブIC36の装着においては、
タブIC36が、図7〜図9に示すように、ソケット本
体1の上方から降ろされ(図7参照)、ICキャリア3
7の外周縁部が、外方に係止片12を撓ませた後(図8
参照)、弾性復帰する係止片により係止されることにな
る(図9参照)。これにより、タブIC36は、ソケッ
ト本体1上の所定位置に位置されることになり、タブI
C36のリード端子は、コンタクトフィルム22一端部
における複数の導電部23と個別に接触することにな
る。このとき、押圧ばね18の付勢力により、コンタク
トフィルム22一端部の導電部23は適度な押圧力をも
って確実にタブIC36のリード端子に接触されること
になっている。
【0032】上記構成の電気部品用ソケットにおいて
は、コンタクトピン26の接触部27が、ソケット本体
1上のコンタクトフィルム22他端部の導電部23に対
して接離可能に、該コンタクトフィルム22の他端部に
当接する方向に付勢されていることから、コンタクトピ
ン26の接触部27とソケット本体1とでコンタクトフ
ィルム22他端部が挟持されることになり、コンタクト
フィルム22他端部がソケット本体1上に固定されると
共に、コンタクトピン26とコンタクトフィルム22他
端部との電気的接続が確保され、通常通り、当該ソケッ
トを介してタブIC36と回路基板の回路との電気的接
続が可能となる。
【0033】その一方、コンタクトピン26の付勢力に
抗して、コンタクトピン26をコンタクトフィルム22
他端部から離間する方向に変位させれば、コンタクトピ
ン26とソケット本体1とによる挟持が解除され、コン
タクトピン26が回路基板の回路に半田付けされていて
も、該コンタクトピン26の接触部27とソケット本体
1との間からコンタクトフィルム22を取り出すことが
できる。これにより、薄いコンタクトフィルム22を用
いる場合において、そのコンタクトフィルム22の交換
を容易にできることになる。
【0034】しかも、上記コンタクトフィルム22の交
換に際しては、コンタクトフィルム22のみが交換さ
れ、コンタクトピン26は交換されないので、コンタク
トフィルム22の交換に際して、廃棄部品を極力少なく
することができることになる。
【0035】また、コンタクトピン26には、突起部3
1が備えられているので、その突起部31をレバーとし
て利用することにより、コンタクトピン26の付勢力に
抗して、該コンタクトピン26の接触部27をソケット
本体1から離間する方向に変位させることができること
になり、コンタクトフィルム22の交換をより容易にす
ることができることになる。
【0036】さらに、ソケット本体1に位置決めピン2
4が設けられ、コンタクトフィルム22に、位置決めピ
ン24が嵌合する位置決め孔25が設けられるので、コ
ンタクトフィルム22の交換に際して、新たなコンタク
トフィルム22をソケット本体1上の所定位置に確実且
つ容易に位置させることができることになる。
【0037】また更に、この場合、タブIC36と接触
するコンタクトフイルム22は、ソケット本体1の各コ
ーナー部間毎に四つに分割されているので、コンタクト
フイルム22交換に際しては、該当コンタクトフイルム
22のみ交換すれば足り、ソケット本体1上のコンタク
トフイルム22の全部を交換する必要がない。勿論、場
合によっては、コンタクトフイルム22を四つ以上に分
割してもよいし、逆に、コンタクトフイルム22を一体
に作ってもよい。
【0038】さらにまた、コンタクトフィルム22上の
導電部23のピッチ幅Lはコンタクトフィルム22の一
端部から他端部に向かうに従って拡大しているので、ソ
ケット本体1にコンタクトピン26を設けるに際して、
コンタクトフィルム22一端部における導電部23のピ
ッチ幅Lが狭小となっていても、それに拘束されること
なく、各コンタクトピン26の間隔を広く採ることがで
き、各コンタクトピン26の取付けの容易化、各コンタ
クトピン26取付け部分の強度、絶縁性能等の向上を図
ることができる。
【0039】加えて、タブIC36のテスト用とされて
いるので、テストの度に電気部品が取り換えられ、その
取り換え回数が多くなるに従って、コンタクトフィルム
22の耐久性が大きく低下して、コンタクトフィルム2
2交換の必要性が高くなるが、上述の内容により、高い
コンタクトフィルム22交換の必要性に対して充分に対
処できることになる。
【0040】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明は、これに限定されることなく、例えば、押
圧ばね18に代えて、シリコンゴム等に微小球を埋め込
んだもの等を使用する等の変形例を包含するものであ
る。また、本発明はICモジュール、マルチ・チップ・
モジュールなど各種電気部品との電気的接続用ソケット
に適用することができる。
【0041】また、ソケット本体1に設ける押圧ばね1
8又は上述のシリコンゴム等に埋め込む微小球を微細間
隔で配置すると共に、導電部23のピッチの異なるコン
タクトフイルム22を複数用意しておけば、コンタクト
フイルム22を交換することで、リード端子のピッチが
異なるタブICにも対応することができる。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コンタクトフィルムを容易に交換することが
でき、それ故、薄いコンタクトフィルムを用いることが
できるので、電気部品の端子に対する電気的接続の信頼
性の高い電気部品用ソケットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電気部品用ソケットの斜
視図である。
【図2】図1のソケットにタブICを組み付けた後の状
態を示す斜視図である。
【図3】接続端子であるコンタクトピンの側面図であ
る。
【図4】押圧ばねの側面図である。
【図5】コンタクトフィルムの平面図である。
【図6】押圧ばね固定ブロックの組み付けを説明する説
明図である。
【図7】ソケットにタブICを装着する際の第1工程を
示す説明図である。
【図8】ソケットにタブICを装着する際の第2工程を
示す説明図である。
【図9】ソケットにタブICを装着する際の第3工程を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 22 コンタクトフィルム 23 導電部 24 位置決めピン 25 位置決め孔 26 コンタクトピン 27 接触部 28 リード部 31 突起部 36 タブIC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 23/68 6901−5B H01R 23/68 D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体上に、電気部品と一端部に
    おいて接触するコンタクトフィルムが配設され、該コン
    タクトフィルムの他端部に、回路基板の回路に接続する
    ための接続端子が接続される電気部品用ソケットにおい
    て、 前記接続端子が前記ソケット本体に設けられ、 前記接続端子は、前記コンタクトフィルムの他端部に対
    して接離可能に弾接していることを特徴とする電気部品
    用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記接続端子には、突起部が備えられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトフィルム又は前記ソケッ
    ト本体のいずれか一方に位置決めピンが設けられ、前記
    コンタクトフィルム又は前記ソケット本体の他方に前記
    位置決めピンが嵌合する位置決め孔が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の電気部品用ソケ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトフィルムは、前記ソケッ
    ト本体の周回り方向の一部を占める大きさとされている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気
    部品用ソケット。
  5. 【請求項5】 前記コンタクトフィルムは、他端部にお
    ける導電部のピッチ幅が一端部における導電部のピッチ
    幅に比して拡大するように設定されていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の電気部品用ソケッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記電気部品のテスト用とされているこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気部
    品用ソケット。
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JP2010182551A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ及び電子装置
JP2012243445A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Nippon Signal Co Ltd:The 基板表面実装用ソケット
WO2014080699A1 (ja) * 2012-11-22 2014-05-30 株式会社村田製作所 多極コネクタ
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