JPH08276108A - 浮上ろ材を用いたろ過機におけるろ材の洗浄装置並び にその洗浄方法 - Google Patents

浮上ろ材を用いたろ過機におけるろ材の洗浄装置並び にその洗浄方法

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JPH08276108A
JPH08276108A JP7104848A JP10484895A JPH08276108A JP H08276108 A JPH08276108 A JP H08276108A JP 7104848 A JP7104848 A JP 7104848A JP 10484895 A JP10484895 A JP 10484895A JP H08276108 A JPH08276108 A JP H08276108A
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JP
Japan
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filter medium
filter
cleaning
medium layer
water
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Application number
JP7104848A
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English (en)
Inventor
Yoshikuni Hosoya
由邦 細谷
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Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ろ過機が大型となり、ろ材層が厚くなって
も、ろ材層が目詰りした時、洗浄が可能なろ材の洗浄装
置とその洗浄方法を提供する。 【構成】 ろ過槽1の下部から原液を供給し、その上部
からろ液を抜き出すようにした装置において、上記ろ材
層4の下方に散気装置16を配設すると共に、ろ材層の
上層部の接線方向に噴水装置14を設けたものである。
ろ過機に収納するろ材2は、水に近い0.3以上1.0
以下の比重とすると共に、ろ材層の下面と散気装置との
間隔をろ材層の層厚の30%以上とすることが好まし
い。目詰りしたろ材を洗浄するに当り、洗浄水をろ材層
の上層部に噴射して旋回流を発生させ、同時に、ろ材層
の下方から洗浄空気を噴出して、この洗浄水と空気との
衝突により原水に乱流を発生させてろ材を撹拌し、次い
で、原水を供給しながらろ過槽内の洗浄汚水を捨水した
後、ろ過を再開するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ろ過機に比重が1以
下のろ材を使用して、ろ材層が目詰りした時の洗浄装置
とその洗浄方法の改良に関し、特に大型のろ過機に適し
たろ材の洗浄装置とその洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粒状の浮上ろ材を用いたろ過機の
ろ材層が目詰りした時に、ろ材層の下方から空気を送り
込み空気の上昇運動によりろ材を撹拌する装置はあった
(例えば、特開平2−17908号公報)。また、ろ材
層の下方に撹拌翼を設け、機械撹拌によりろ材を再生洗
浄する装置は、この発明の出願人が特公平3−5516
7号公報において提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
空気撹拌を行なう装置にあっては、ろ材の比重が軽いた
めろ材の撹拌が思うように行なえなかった。また、機械
撹拌を行なうものにあっては、比重が軽いため、目詰り
したろ材層が容易に撹拌でき、しかも、洗浄水も少なく
てすむものであるが、ろ過機が大型化して、ろ材層厚が
大きくなると、ろ材を撹拌洗浄するための撹拌装置と撹
拌馬力が大きくなる。したがって、ろ材層の下層部は必
要以上に撹拌されてろ材の摩耗が激しくなり、しかも、
ろ材層の下部から上部へと撹拌エネルギーが減衰され
て、ろ材層の上層部が撹拌されない恐れがあった。この
発明は、ろ過機が大型となり、ろ材層が厚くなってもろ
材の洗浄が可能なろ材の洗浄装置とその洗浄方法を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨は、先
ず、ろ材の洗浄装置が、ろ過槽に比重が1以下のろ材を
収納してろ材層を形成させ、ろ材層の下部から原液を供
給し、その上部からろ液を抜き出すようにした装置にお
いて、上記ろ材層の下方に散気装置を配設すると共に、
ろ材層の上層部にろ過槽の接線方向に開口する噴水装置
を設けたものである。そして、好ましくは、ろ材の比重
を水に近い0.3以上1.0以下の比重とすると共に、
ろ材層の下面と散気装置との間隔をろ材層の厚さの30
%以上とすれば、ろ過槽が大型になってもろ材層の撹拌
を容易に行なうことができるものである。
【0005】そして、上記のろ材の洗浄装置を用いた洗
浄方法が、目詰りしたろ材を洗浄するに当り、洗浄水を
ろ材層の上層部に噴射して旋回流を発生させ、同時に、
ろ材層の下方から洗浄空気を噴出して、この洗浄水と空
気との衝突により原水に乱流を発生させてろ材を洗浄
し、次いで、原水を供給しながらろ過槽内の洗浄汚水を
捨水した後、ろ過を再開するようにした洗浄方法であ
る。そして、洗浄方法の第2の発明は、ろ材を洗浄する
に当り、先ず、ろ過槽内部の一部の水を排出し、洗浄水
をろ材層の上層部に噴射して旋回流を発生させ、所定時
間後洗浄水を供給しながらろ材層の下方から洗浄空気を
噴出してろ材を洗浄し、次いで、原水を供給しながらろ
過槽内の洗浄汚水を捨水した後、ろ過を再開するように
したろ材の洗浄方法である。
【0006】
【作用】ろ過槽の下部から原水を供給すると、ろ材層で
固液分離され、ろ液はろ過槽の上部から抜き出され、固
形物はろ材間に捕捉されて、やがて、ろ材層は目詰りし
てろ過圧力が上昇してくる。そして、ろ材層も汚染され
処理水が悪化してくる。この時、原水の流入を停止し、
ろ材層の上層部からろ材層中に高圧水を噴射して、ろ材
層の押し下げと撹拌を行なうと共に、ろ材層の下方に配
設した散気装置から空気を噴出して気泡を原水中に放出
させ、ろ材層を押し上げながらろ材間を上昇させる。即
ち、ろ過槽内の水は、高圧水による旋回流と圧縮空気に
よる上昇流とが発生し、旋回流と上昇流の衝突によりろ
材層は解きほぐされ、ろ材層に捕捉され、付着している
夾雑物や汚濁物はろ材から剥離される。そして、乱流に
よりろ材層の上下置換が行なわれ、ろ材層全体の洗浄が
可能となり、少ない空気量と洗浄水とで、ろ材層の再生
を行なうことができる。
【0007】上記のろ材層の洗浄は、ろ材の比重が1に
近い程撹拌しやすくなり、ろ過槽の大型化を可能とする
ものであり、0.3以上1.0以下の比重が好ましい。
また、ろ材層の下面と散気装置との間隔をろ材層の厚さ
の30%以上とすれば、圧縮空気噴出口の周辺部のろ材
密度を小さく維持できて、ろ材の流動を充分に行なうこ
とができる。そして、上記のろ材層を洗浄するに当り、
ろ過槽内の一部の水を排出した後、気液洗浄を行なえ
ば、槽内の水の撹拌とろ材の流動がしやすいものであ
る。
【0008】
【実施例】この発明を実施例に基づき詳述すると、図1
において、符号1は密閉型のろ過槽、符号2は比重が1
以下の浮上性のろ材であって、ろ過槽1内に収納され、
ろ過槽1の上部に設けた多孔性の支持板3の下方にろ材
層4を形成している。符号5はろ過槽1の槽底部に連結
した原水供給管であって、原水供給管5には洗浄水の排
水管6が分岐させて設けてあり、その排水管6の後端部
がろ過槽1に形成されたろ材層4の上層部近傍まで立ち
上がらせてサイフオンブレーカ管を形成してあり、洗浄
水の排水時にろ過槽1の水位がろ材層4の上層部付近か
ら低下しないようにしてあり、ろ材が流失しないように
してある。符号7は原水供給管5に設けた原水流入弁、
符号8は排水管6に設けた排水弁である。符号9はろ過
槽1の上壁部に連結した処理水管であって、処理水管9
には、洗浄後の初期の微細な懸濁物を含有するろ液を排
出する捨て水管10が分岐させて設けてある。符号11
は処理水管9に設けた処理水弁、符号12は捨て水管1
0に設けた捨て水弁である。そして、原水は原水供給管
5からろ過槽1の底部に供給されて上昇し、ろ材層4を
形成しているろ材2…で固液分離が行なわれ、懸濁物は
ろ材2.2間に捕捉され、分離されたろ液は処理水管9
から取り出すようにしてある。
【0009】次に、符号13はろ過槽1の上部に設けた
洗浄水供給管であって、この洗浄水供給管13の先端に
配設したノズル管14…がろ材層4の上層部中にろ過槽
1の接線方向に向って埋設してある。そして、高圧水を
ろ材層4中に噴射して洗浄水により旋回流を発生させ、
ろ材層4を流動させ、ろ材2…を撹拌するようにしてあ
る。符号15は洗浄水供給管13に配設した洗浄水の供
給弁である。また、ろ過槽1の槽底の近くには、散気管
16が配設してあり、この散気管16には多数のノズル
管17が設けてある。そして、散気管16に連結した空
気供給管18から圧縮空気を供給し、多数のノズル管1
7から気泡を原水中に噴出し、ろ材層4を押し上げなが
ら気泡がろ材2…間を上昇するようにしてある。符号1
9は空気供給管18に配設した空気供給弁、符号20は
ろ過槽1の頂部に設けた空気抜き管であって、空気抜き
弁21が配設してある。即ち、洗浄水供給管13から噴
出される洗浄水による旋回流と、空気供給管18から供
給される洗浄空気による上昇流とで原水の偏流が発生し
ろ材層が撹乱され上下置換が行なわれる。図2に示すろ
材の洗浄装置は他の実施例であって、ろ過槽1を開放型
とし、原水供給管5と洗浄水の排水管6とをろ過槽1の
下部側壁にそれぞれ設け、処理水管9をろ過槽1の上部
に設けた集水トラフ22にその始端部を開口してある。
【0010】この発明は上記のように構成してあり、原
水をろ過槽1内に供給し、ろ材層4で懸濁物を捕捉し、
処理水を取り出すうちにやがてろ過圧力が上昇するか、
又は、処理水質が悪化した時点で原水流入弁7を閉とし
て原水供給を停止し、洗浄水供給弁15と排水弁8を
開、処理水弁11を閉として、ろ材層4の上層部にろ過
槽1の接線方向から高圧水を噴出させると同時に、空気
供給弁19と空気抜き弁21を開として、圧縮空気をろ
材層4の下方から噴出させるようにしてある。ろ材層4
に捕捉された懸濁物質がほぼ排出できたところで、洗浄
水供給弁15と排水弁8および空気供給弁19と空気抜
き弁21を閉としてろ材層4の洗浄を終了する。次に、
原水流入弁7と捨て水弁12を開として原水供給を開始
し、数分間処理水の捨て水を行ない、処理水が清澄にな
ったところで、処理水弁11を開とし、捨て水弁12を
閉としてろ過を再開するようにしてある。
【0011】また、ろ材を洗浄するに当り、上記の原水
の流入を停止した後、排水弁8を開とし、ろ過槽1内の
水位が一定位置まで低下した後、洗浄水の供給弁15を
開とし一定時間洗浄水をろ材層4の上層部にろ過槽1の
接線方向からろ材層4内に噴射し、旋回流を発生させ、
ろ材層4を解きほぐし、次に、引き続き洗浄水を供給し
ながら、上記の圧縮空気を供給すれば、ろ材層4全体を
効果的に洗浄することができる。上記のろ材2は水の比
重に近い程、ろ過槽1に供給する洗浄水や洗浄空気によ
り流動させやすく、ろ材比重は0.3以上1.0以下が
好ましい。これらのろ材2も原水をろ過槽1の槽底から
供給すれば、原水中を浮上してろ材層4を形成するもの
である。そして、ろ材2の洗浄時においても、ろ材層4
の下方にろ材2を撹拌するための流動層部が必要であ
り、ろ材層4の下面と散気管16との間には、ろ材層4
の層厚の30%以上に保つことが好ましく、圧縮空気吐
出口の周辺部のろ材密度を小さく維持できて、洗浄時の
ろ材2.2の間隔を付与して、原水の流動によりろ材相
互の摺接と撹拌によりろ材2に捕捉され、付着している
汚濁物を剥離することができるものである。
【0012】
【発明の効果】この発明は上記のように構成してあり、
ろ材層の上部からの洗浄水とろ材層の下方からの洗浄空
気とで安易にろ材を洗浄することができるものである。
即ち、従来の空気撹拌を行なうものにあっては、ろ材の
比重が水より軽いため、気泡の上昇運動だけではろ材層
の解きほぐしが困難であり、又、機械撹拌を行なうもの
にあっては、ろ材層の層厚が大きくなると、ろ材層下部
から上部へと撹拌エネルギーが減衰し、大きい撹拌馬力
が必要となり、ろ材層の下層部が必要以上に撹拌され、
ろ材の摩耗が激しいものであるが、この発明にあって
は、ろ材層の洗浄が、洗浄水による旋回流と、洗浄空気
による上昇流との衝突により、乱流が発生し、ろ材層の
流動に基づくろ材の解きほぐしと、ろ材撹拌が行なえる
ものである。しかも、水洗浄と空気洗浄との相乗作用が
発生し短時間で洗浄が終了し、少量の洗浄水と空気とで
ろ材洗浄を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る浮上ろ材を用いた密閉型ろ過機
におけるろ材の洗浄装置の断面説明図である。
【図2】同じくこの発明に係る開放型ろ過機におけるろ
材の洗浄装置の断面説明図である。
【符号の説明】
1 ろ過槽 2 ろ材 4 ろ材層 14 ノズル管 16 散気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 29/08 530C 540A 29/38 580F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ろ過槽1に比重が1以下のろ材2を収納
    してろ材層4を形成させ、ろ材層4の下部から原液を供
    給し、その上部からろ液を抜き出すようにした装置にお
    いて、上記ろ材層4の下方に散気装置16を配設すると
    共に、ろ材層4の上層部にろ過槽1の接線方向に向かっ
    て開口する噴水装置14を設けたことを特長とする浮上
    ろ材を用いたろ過機におけるろ材の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記ろ材2の比重を水に近い0.3以上
    1.0以下の比重とすると共に、ろ材層4の下面と散気
    装置16との間隔をろ材層4の層厚の30%以上とした
    ことを特長とする請求項1記載の浮上ろ材を用いたろ過
    機におけるろ材の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 ろ過槽1に比重が1以下のろ材を収納し
    てろ材層4を形成させ、ろ過槽1の下部から原液を供給
    し、その上部からろ液を抜き出すと共に、ろ材層4の下
    方に散気装置16を配設し、ろ材層4の上層部にろ過槽
    1の接線方向に開口するノズル管14を設けたろ材の洗
    浄装置において、目詰りしたろ材2を洗浄するに当り、
    洗浄水をろ材層4の上層部に噴射して旋回流を発生さ
    せ、同時にろ材層4の下方から洗浄空気を噴出して、こ
    の洗浄水と空気との衝突により原水に乱流を発生させて
    ろ材を撹拌し、次いで、原水を供給しながらろ過槽内の
    洗浄汚水を捨水した後、ろ過を再開することを特長とす
    る浮上ろ材を用いたろ過機におけるろ材の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 上記の目詰りしたろ材を洗浄するに当
    り、先ず、ろ過槽1内部の一部の水を排出し、洗浄水を
    ろ材層4の上層部に、噴射して旋回流を発生させ、所定
    時間後洗浄水を噴射しながらろ材層4の下方から洗浄空
    気を噴出させ、次いで、原水を供給しながらろ過槽1内
    の洗浄汚水を捨水した後、ろ過を再開することを特長と
    する請求項3記載の浮上ろ材を用いたろ過機におけるろ
    材の洗浄方法。
JP7104848A 1995-04-04 1995-04-04 浮上ろ材を用いたろ過機におけるろ材の洗浄装置並び にその洗浄方法 Pending JPH08276108A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002113310A (ja) * 2000-10-05 2002-04-16 Hitachi Chem Co Ltd 上向流濾過装置、濾過装置付き好気処理槽及び汚水浄化槽
JP2013248563A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Kamata Bio Eng Kk ろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法
JP2014018735A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Metawater Co Ltd ろ過システムの運転方法およびろ過システム
JP2014018729A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Metawater Co Ltd ろ過システムおよびろ過システムの洗浄方法

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