JPH08276488A - 中空押出成形方法および中空押出成形装置 - Google Patents
中空押出成形方法および中空押出成形装置Info
- Publication number
- JPH08276488A JPH08276488A JP7082758A JP8275895A JPH08276488A JP H08276488 A JPH08276488 A JP H08276488A JP 7082758 A JP7082758 A JP 7082758A JP 8275895 A JP8275895 A JP 8275895A JP H08276488 A JPH08276488 A JP H08276488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- die
- extrusion molding
- exhaust
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、中空押出成形方法および中空押出
成形装置に関し、特に食品材料について、押出成形品の
中空孔から容易に蒸気を排気することを目的とする。 【構成】 本発明による中空押出成形方法および中空押
出成形装置は、ダイのリング状の吐出口の内側に形成さ
れた吸入口からダイの内部に形成された排気流路を介し
てダイの外部へ、押出成形品の中空孔表面から蒸気した
蒸気を排気する構成である。
成形装置に関し、特に食品材料について、押出成形品の
中空孔から容易に蒸気を排気することを目的とする。 【構成】 本発明による中空押出成形方法および中空押
出成形装置は、ダイのリング状の吐出口の内側に形成さ
れた吸入口からダイの内部に形成された排気流路を介し
てダイの外部へ、押出成形品の中空孔表面から蒸気した
蒸気を排気する構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空押出成形方法およ
び中空押出成形装置に関し、特に食品材料の良好な中空
状の製品を得るための新規な改良に関するものである。
び中空押出成形装置に関し、特に食品材料の良好な中空
状の製品を得るための新規な改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品材料を中空状に押出成形され
た製品を製造するには、温度調節可能な加熱装置を具備
したスクリュ式押出機と、押出機の先端の押出口に設け
られたリング状の吐出口を有するダイと、ダイの下流部
に配置された切断装置とから構成される装置において、
食品材料が中空の棒状に連続的に押出成形され、所定長
さに切断されていた。すなわち、先ず、食品材料が所定
量の水、油脂、調味料等の添加物を加えられてスクリュ
式押出機に供給され、スクリュ式押出機で加熱・混練・
溶融される。次に、溶融されて可塑化状態となった食品
材料は、スクリュ式押出機の先端に設けられたダイのリ
ング状の吐出口から、中空の棒状に連続的に押出成形さ
れる。次に、連続した中空の棒状製品は、切断装置によ
り所定長に切断されて中空状の製品となる。連続的に押
出成形された中空の棒状製品は、切断装置で切断される
までの間、大気中で自然放熱により冷却され、あるいは
必要に応じて強制的に空気あるいは冷気を送風され、冷
却されて固化し、切断装置で容易に切断される。
た製品を製造するには、温度調節可能な加熱装置を具備
したスクリュ式押出機と、押出機の先端の押出口に設け
られたリング状の吐出口を有するダイと、ダイの下流部
に配置された切断装置とから構成される装置において、
食品材料が中空の棒状に連続的に押出成形され、所定長
さに切断されていた。すなわち、先ず、食品材料が所定
量の水、油脂、調味料等の添加物を加えられてスクリュ
式押出機に供給され、スクリュ式押出機で加熱・混練・
溶融される。次に、溶融されて可塑化状態となった食品
材料は、スクリュ式押出機の先端に設けられたダイのリ
ング状の吐出口から、中空の棒状に連続的に押出成形さ
れる。次に、連続した中空の棒状製品は、切断装置によ
り所定長に切断されて中空状の製品となる。連続的に押
出成形された中空の棒状製品は、切断装置で切断される
までの間、大気中で自然放熱により冷却され、あるいは
必要に応じて強制的に空気あるいは冷気を送風され、冷
却されて固化し、切断装置で容易に切断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の中空押出成形方
法および中空押出成形装置は以上のように構成されてい
たため、次のような課題が存在していた。すなわち、食
品材料をスクリュ式押出機により可塑化するには、必ず
水が添加され、この水がダイから押出成形された時点で
水蒸気となって成形製品の表面から蒸発する。中空状の
製品では、外表面とともに内表面(中空孔表面)からも
蒸発する。蒸発した水蒸気は、外表面では大気中に蒸発
して表面が乾燥し、冷却されて固化するが、内表面では
中空孔を経て先端から大気中へ流出する。従って、中空
孔には水蒸気が溜まり、内表面および内表面層は冷却さ
れ難く、固化し難い。さらには、内表面から蒸発した水
蒸気は、ダイから押出成形された直後の高温の水蒸気が
先に押出成形されて少しでも冷却されている先端方向へ
流動するので、更に冷却され難くなる。また、食品材料
は、多くの場合澱粉が成分の一部として混入されてお
り、溜まった水蒸気あるいは露結した水滴により、澱粉
が糊状となる。このように、内表面部が充分に固化され
ない、あるいは糊状となっている中空状の製品を切断装
置で切断する場合、切断面が変形したり、カッター刃に
製品が接着する等して正常な切断が行われない。また、
棒状製品の先端である切断面の中空孔から流出する水蒸
気がカッター刃に露結することにより、露結した水滴に
よりカッター刃に製品が接着していた。従って、切断面
が不定形となって一定せず、製品の形状品質を低下させ
ていた。
法および中空押出成形装置は以上のように構成されてい
たため、次のような課題が存在していた。すなわち、食
品材料をスクリュ式押出機により可塑化するには、必ず
水が添加され、この水がダイから押出成形された時点で
水蒸気となって成形製品の表面から蒸発する。中空状の
製品では、外表面とともに内表面(中空孔表面)からも
蒸発する。蒸発した水蒸気は、外表面では大気中に蒸発
して表面が乾燥し、冷却されて固化するが、内表面では
中空孔を経て先端から大気中へ流出する。従って、中空
孔には水蒸気が溜まり、内表面および内表面層は冷却さ
れ難く、固化し難い。さらには、内表面から蒸発した水
蒸気は、ダイから押出成形された直後の高温の水蒸気が
先に押出成形されて少しでも冷却されている先端方向へ
流動するので、更に冷却され難くなる。また、食品材料
は、多くの場合澱粉が成分の一部として混入されてお
り、溜まった水蒸気あるいは露結した水滴により、澱粉
が糊状となる。このように、内表面部が充分に固化され
ない、あるいは糊状となっている中空状の製品を切断装
置で切断する場合、切断面が変形したり、カッター刃に
製品が接着する等して正常な切断が行われない。また、
棒状製品の先端である切断面の中空孔から流出する水蒸
気がカッター刃に露結することにより、露結した水滴に
よりカッター刃に製品が接着していた。従って、切断面
が不定形となって一定せず、製品の形状品質を低下させ
ていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、特に、中空状の押出製品の中
空孔から容易に水蒸気を排気するようにした中空押出成
形方法および中空押出成形装置を提供することを目的と
する。
めになされたものであり、特に、中空状の押出製品の中
空孔から容易に水蒸気を排気するようにした中空押出成
形方法および中空押出成形装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による中空押出成
形方法は、蒸発成分を含有する可塑化材料が、スクリュ
式押出機により加熱・混練・溶融され、リング状の吐出
口を有するダイから押出成形され、切断装置により所定
長に切断される中空押出成形方法において、押出成形さ
れた中空状製品の中空孔表面から蒸発した蒸気が、前記
ダイの内部に形成された排気流路を介して排気される方
法である。
形方法は、蒸発成分を含有する可塑化材料が、スクリュ
式押出機により加熱・混練・溶融され、リング状の吐出
口を有するダイから押出成形され、切断装置により所定
長に切断される中空押出成形方法において、押出成形さ
れた中空状製品の中空孔表面から蒸発した蒸気が、前記
ダイの内部に形成された排気流路を介して排気される方
法である。
【0006】さらに詳細には、前記蒸気が強制排気され
る方法である。
る方法である。
【0007】本発明による中空押出成形装置は、加熱装
置を具備したスクリュ式押出機と、該スクリュ式押出機
に設けられリング状の吐出口を有するダイと、該ダイの
下流部に配置された切断装置と、で構成される中空押出
成形装置において、前記ダイに、前記吐出口の内側に形
成された吸入口から前記ダイの外側面に形成された排出
口へ連通する排気流路が設けられている構成である。
置を具備したスクリュ式押出機と、該スクリュ式押出機
に設けられリング状の吐出口を有するダイと、該ダイの
下流部に配置された切断装置と、で構成される中空押出
成形装置において、前記ダイに、前記吐出口の内側に形
成された吸入口から前記ダイの外側面に形成された排出
口へ連通する排気流路が設けられている構成である。
【0008】さらに詳細には、前記排出口が、排気装置
に連結されている構成である。
に連結されている構成である。
【0009】
【作用】本発明による中空押出成形方法においては、ダ
イからリング状の断面形状に連続して押出成形された中
空状成形製品の中空孔表面から蒸発した蒸気が、ダイの
内部に形成された排気流路を介して排気されることによ
り、蒸気は棒状製品の中空孔内を押出方向に逆流して排
気される。また、成形製品の先端の中空孔開口から大気
が吸引されて中空孔内を逆流するので、成形製品の中空
孔は、先端から順次冷却されて固化するとともに蒸気を
排気されて乾燥される。中空孔の先端から吸引された大
気は、中空孔をダイ方向に流動する間に流動とともに順
次上昇する成形製品の温度により加熱され、昇温され
る。成形製品の中空孔中の高温の蒸気を含む空気は、圧
力が大気圧力より高くなること、切断装置のカッター刃
により定期的に中空孔の先端開口が閉塞されることによ
り、また、排気流路の排出口を吸入口より高い位置に配
置することによる煙突効果等により中空孔内から排気流
路を介して外部へ自然排気されるが、強制排気すること
により、より確実に蒸気の排気が行われる。本発明によ
る中空押出成形装置においては、ダイにおいて、排気流
路の吸入口が吐出口の内側に形成されていることによ
り、成形製品の中空孔表面から蒸発した蒸気を中空孔か
ら直接排気することが可能であるとともに、押出成形直
後の最も高温で多量の蒸気を吸入し排気することが可能
である。また、吸入口がダイの内部に形成された内孔を
経て外側面の排出口へ連通する排気流路が設けられてい
ることにより、蒸気を含む排気は、成形製品に接触する
ことなく外部へ排気される。排気流路の排出口が排気装
置に連結されていることにより、吸入口において中空孔
内の蒸気を含む空気が強制的に吸入され、強制排気する
ことが可能である。
イからリング状の断面形状に連続して押出成形された中
空状成形製品の中空孔表面から蒸発した蒸気が、ダイの
内部に形成された排気流路を介して排気されることによ
り、蒸気は棒状製品の中空孔内を押出方向に逆流して排
気される。また、成形製品の先端の中空孔開口から大気
が吸引されて中空孔内を逆流するので、成形製品の中空
孔は、先端から順次冷却されて固化するとともに蒸気を
排気されて乾燥される。中空孔の先端から吸引された大
気は、中空孔をダイ方向に流動する間に流動とともに順
次上昇する成形製品の温度により加熱され、昇温され
る。成形製品の中空孔中の高温の蒸気を含む空気は、圧
力が大気圧力より高くなること、切断装置のカッター刃
により定期的に中空孔の先端開口が閉塞されることによ
り、また、排気流路の排出口を吸入口より高い位置に配
置することによる煙突効果等により中空孔内から排気流
路を介して外部へ自然排気されるが、強制排気すること
により、より確実に蒸気の排気が行われる。本発明によ
る中空押出成形装置においては、ダイにおいて、排気流
路の吸入口が吐出口の内側に形成されていることによ
り、成形製品の中空孔表面から蒸発した蒸気を中空孔か
ら直接排気することが可能であるとともに、押出成形直
後の最も高温で多量の蒸気を吸入し排気することが可能
である。また、吸入口がダイの内部に形成された内孔を
経て外側面の排出口へ連通する排気流路が設けられてい
ることにより、蒸気を含む排気は、成形製品に接触する
ことなく外部へ排気される。排気流路の排出口が排気装
置に連結されていることにより、吸入口において中空孔
内の蒸気を含む空気が強制的に吸入され、強制排気する
ことが可能である。
【0010】
【実施例】以下、図面とともに本発明による中空押出成
形方法および中空押出成形装置の好適な実施例について
詳細に説明する。図1は、本発明による中空押出成形装
置の要部の構成を示す断面図であり、図2は、図1の矢
印II方向正面図であり、図3は、図1の矢印III−III方
向断面図である。図において、符号1で示されるものは
スクリュ式押出機であり、該スクリュ式押出機1の先端
には、ダイホルダ4を介してダイ5が接続され配置され
ている。前記スクリュ式押出機1は、図1においては先
端部が部分的に示されており、温度調節可能な加熱装置
(図示せず)を具備した筒形状のシリンダ2の内孔2a
には、スクリュ3が回転駆動可能に挿入されている。前
記ダイホルダ4は板形状であり、前記スクリュ式押出機
1の先端面、すなわち前記シリンダ2の先端面2bに接
続して固定され、前記シリンダ2の内孔2aに連通する
連通孔4aが中心部を前記スクリュ3の軸方向に貫通し
て形成されている。前記ダイ5は厚肉板形状であり、前
記ダイホルダ4の前面4bに重ねて複数(本実施例では
4本)の接続ボルト6で接続し固定されている。また、
前記ダイ5は、前記ダイホルダ4の前面4bと対向する
後面5gから他方面すなわち前面5hの方向に複数の流
入口5aが前記ダイホルダ4の連通孔4aに連通して形
成され、前面5hから後面5gの方向にリング状の吐出
口5cが形成され、中間部に該吐出口5cと前記流入口
5aとを接続するリング状の溜部5bが形成され、前記
前面5hの前記吐出口5cの内側に吸入口5dを有し側
面5iに排出口5eを有し前記吐出口5cおよび前記溜
部5bの中心部を通りL字状に曲がって前記流入口5a
の間を通り抜ける排気流路5fが形成されている。該排
気流路5fの排出口5eには、排気管7を介して排気フ
ァン8が接続されている。さらに、前記ダイ5の前方に
は、図示しない切断装置が配置されている。
形方法および中空押出成形装置の好適な実施例について
詳細に説明する。図1は、本発明による中空押出成形装
置の要部の構成を示す断面図であり、図2は、図1の矢
印II方向正面図であり、図3は、図1の矢印III−III方
向断面図である。図において、符号1で示されるものは
スクリュ式押出機であり、該スクリュ式押出機1の先端
には、ダイホルダ4を介してダイ5が接続され配置され
ている。前記スクリュ式押出機1は、図1においては先
端部が部分的に示されており、温度調節可能な加熱装置
(図示せず)を具備した筒形状のシリンダ2の内孔2a
には、スクリュ3が回転駆動可能に挿入されている。前
記ダイホルダ4は板形状であり、前記スクリュ式押出機
1の先端面、すなわち前記シリンダ2の先端面2bに接
続して固定され、前記シリンダ2の内孔2aに連通する
連通孔4aが中心部を前記スクリュ3の軸方向に貫通し
て形成されている。前記ダイ5は厚肉板形状であり、前
記ダイホルダ4の前面4bに重ねて複数(本実施例では
4本)の接続ボルト6で接続し固定されている。また、
前記ダイ5は、前記ダイホルダ4の前面4bと対向する
後面5gから他方面すなわち前面5hの方向に複数の流
入口5aが前記ダイホルダ4の連通孔4aに連通して形
成され、前面5hから後面5gの方向にリング状の吐出
口5cが形成され、中間部に該吐出口5cと前記流入口
5aとを接続するリング状の溜部5bが形成され、前記
前面5hの前記吐出口5cの内側に吸入口5dを有し側
面5iに排出口5eを有し前記吐出口5cおよび前記溜
部5bの中心部を通りL字状に曲がって前記流入口5a
の間を通り抜ける排気流路5fが形成されている。該排
気流路5fの排出口5eには、排気管7を介して排気フ
ァン8が接続されている。さらに、前記ダイ5の前方に
は、図示しない切断装置が配置されている。
【0011】次に、以上のように構成された中空押出成
形装置を用いて、中空押出成形する場合について説明す
る。先ず、スクリュ式押出機1において、シリンダ2を
加熱装置により所定温度に加熱昇温した状態でスクリュ
3を回転駆動し、水その他の添加物を含む食品材料Aを
図1の図示されない左側の後端部(上流部)からシリン
ダ2の内孔2aに供給する。また、排気ファン8を駆動
し、排気流路5fの吸入口5dを吸引状態としておく。
食品材料Aはシリンダ2の内孔2a内で加熱・混練され
ながら順次先端部(下流部)に搬送され、先端部では溶
融された高温の可塑化状態となる。高温可塑化状態の食
品材料Aは、スクリュ3の搬送力によりシリンダ2の内
孔2aの先端からダイホルダ4の連通孔4a、ダイ5の
流入口5a、溜部5bを経て吐出口5cから連続的に押
出成形される。ダイ5では、複数の流入口5aから別れ
て流入した食品材料が溜部5bで一体化し、リング状の
吐出口5cからリング状の周方向に均一に押出成形さ
れ、中空の棒状製品Bとなる。食品材料Aは、吐出口5
cから押出された時点で低圧の大気中に開放されること
により、食品材料A中に分散して含まれていた水が気化
し、棒状製品Bの表面から蒸発する。棒状製品Bの外表
面Baから蒸発した水蒸気は大気中に容易に発散され
る。他方、棒状製品Bの内表面Bbから蒸発した水蒸気
は、押出成形直後の棒状製品Bの中空内に開口した吸入
口5dから排気流路5f、排気管7を経て排気ファン8
により吸引され、大気中へ排気される。すなわち、中空
の棒状製品Bは、外表面が蒸気を大気中に発散するとと
もに直接大気と接触して冷却され、内表面が排気ファン
8の吸引によって蒸気を排気されるとともに吸引に伴っ
て棒状製品Bの先端開口部から流入する大気により冷却
され、徐々に固化される。なお、排気管7に設けられた
バルブの操作等により排気量を調節することが可能であ
り、従って排気条件すなわち棒状製品Bの内表面Bbの
乾燥・冷却条件を任意に変更することが可能であり、食
品材料の種類あるいは製品形状の変化に対応して最適な
排気条件を選択できる。蒸気が排気され固化した棒状製
品Bは切断装置のカッター刃により所定長に容易に切断
される。
形装置を用いて、中空押出成形する場合について説明す
る。先ず、スクリュ式押出機1において、シリンダ2を
加熱装置により所定温度に加熱昇温した状態でスクリュ
3を回転駆動し、水その他の添加物を含む食品材料Aを
図1の図示されない左側の後端部(上流部)からシリン
ダ2の内孔2aに供給する。また、排気ファン8を駆動
し、排気流路5fの吸入口5dを吸引状態としておく。
食品材料Aはシリンダ2の内孔2a内で加熱・混練され
ながら順次先端部(下流部)に搬送され、先端部では溶
融された高温の可塑化状態となる。高温可塑化状態の食
品材料Aは、スクリュ3の搬送力によりシリンダ2の内
孔2aの先端からダイホルダ4の連通孔4a、ダイ5の
流入口5a、溜部5bを経て吐出口5cから連続的に押
出成形される。ダイ5では、複数の流入口5aから別れ
て流入した食品材料が溜部5bで一体化し、リング状の
吐出口5cからリング状の周方向に均一に押出成形さ
れ、中空の棒状製品Bとなる。食品材料Aは、吐出口5
cから押出された時点で低圧の大気中に開放されること
により、食品材料A中に分散して含まれていた水が気化
し、棒状製品Bの表面から蒸発する。棒状製品Bの外表
面Baから蒸発した水蒸気は大気中に容易に発散され
る。他方、棒状製品Bの内表面Bbから蒸発した水蒸気
は、押出成形直後の棒状製品Bの中空内に開口した吸入
口5dから排気流路5f、排気管7を経て排気ファン8
により吸引され、大気中へ排気される。すなわち、中空
の棒状製品Bは、外表面が蒸気を大気中に発散するとと
もに直接大気と接触して冷却され、内表面が排気ファン
8の吸引によって蒸気を排気されるとともに吸引に伴っ
て棒状製品Bの先端開口部から流入する大気により冷却
され、徐々に固化される。なお、排気管7に設けられた
バルブの操作等により排気量を調節することが可能であ
り、従って排気条件すなわち棒状製品Bの内表面Bbの
乾燥・冷却条件を任意に変更することが可能であり、食
品材料の種類あるいは製品形状の変化に対応して最適な
排気条件を選択できる。蒸気が排気され固化した棒状製
品Bは切断装置のカッター刃により所定長に容易に切断
される。
【0012】以上の実施例において、スクリュ式押出機
1は単軸、二軸あるいは多軸を問わず、ダイ5の押出方
向は横方向に限定されるものではなく下方向あるいは斜
方向でも良い。ダイ5のリング状の吐出口5cは、円形
のリング状に限定されるものではなく、楕円形、多角形
あるいは星形等のリング状についても適用可能である。
また、排気装置8は排気ファン8に限定されるものでは
なく、排気ブロワ、真空ポンプ等の吸引能力のある装置
が適用される。可塑化材料として食品材料について述べ
たが、それ以外の樹脂材料等の蒸発成分を含有する可塑
化材料についても本技術が同様に適用される。
1は単軸、二軸あるいは多軸を問わず、ダイ5の押出方
向は横方向に限定されるものではなく下方向あるいは斜
方向でも良い。ダイ5のリング状の吐出口5cは、円形
のリング状に限定されるものではなく、楕円形、多角形
あるいは星形等のリング状についても適用可能である。
また、排気装置8は排気ファン8に限定されるものでは
なく、排気ブロワ、真空ポンプ等の吸引能力のある装置
が適用される。可塑化材料として食品材料について述べ
たが、それ以外の樹脂材料等の蒸発成分を含有する可塑
化材料についても本技術が同様に適用される。
【0013】
【発明の効果】本発明による中空押出成形方法および中
空押出成形装置は以上のように構成されているため、次
のような効果を得ることができる。 (1) 中空押出成形において、ダイのリング状の吐出
口の内側に形成された吸入口から中空状製品の中空孔内
の蒸気を排気することにより、中空孔内の蒸気を容易に
排気し、乾燥・固化することが可能になった。 (2) 排気装置を用い、吸入口から中空状製品の中空
孔内の蒸気を強制排気することにより、蒸気の排気が確
実に行われるとともに大気が吸引されることより効果的
に乾燥・固化が行えるようになった。 (3) 中空状製品が良好に乾燥・固化されることによ
り、中空状製品の切断が容易かつ良好に行われ、切断に
よる形状品質の低下がなくなった。
空押出成形装置は以上のように構成されているため、次
のような効果を得ることができる。 (1) 中空押出成形において、ダイのリング状の吐出
口の内側に形成された吸入口から中空状製品の中空孔内
の蒸気を排気することにより、中空孔内の蒸気を容易に
排気し、乾燥・固化することが可能になった。 (2) 排気装置を用い、吸入口から中空状製品の中空
孔内の蒸気を強制排気することにより、蒸気の排気が確
実に行われるとともに大気が吸引されることより効果的
に乾燥・固化が行えるようになった。 (3) 中空状製品が良好に乾燥・固化されることによ
り、中空状製品の切断が容易かつ良好に行われ、切断に
よる形状品質の低下がなくなった。
【図1】本発明による中空押出成形装置の主要部の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】図1における矢印II方向の正面図である。
【図3】図1における矢印III−III方向の断面図であ
る。
る。
1 スクリュ式押出機 5 ダイ 5c 吐出口 5d 吸入口 5f 排気流路 8 排気ファン(排気装置)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 101:12 B29L 22:00 (72)発明者 津田 文朗 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内
Claims (4)
- 【請求項1】 蒸発成分を含有する可塑化材料が、スク
リュ式押出機(1)により加熱・混練・溶融され、リング
状の吐出口(5c)を有するダイ(5)から押出成形され、切
断装置により所定長に切断される中空押出成形方法にお
いて、 押出成形された中空状製品(B)の中空孔表面(Bb)から蒸
発した蒸気が、前記ダイ(5)の内部に形成された排気流
路(5f)を介して排気されることを特徴とする中空押出成
形方法。 - 【請求項2】 前記蒸気が強制排気されることを特徴と
する請求項1記載の中空押出成形方法。 - 【請求項3】 加熱装置を具備したスクリュ式押出機
(1)と、該スクリュ式押出機(1)に設けられリング状の吐
出口(5c)を有するダイ(5)と、該ダイ(5)の下流部に配置
された切断装置と、で構成される中空押出成形装置にお
いて、 前記ダイ(5)に、前記吐出口(5c)の内側に形成された吸
入口(5d)から前記ダイ(5)の外側面に形成された排出口
(5e)へ連通する排気流路(5f)が設けられていることを特
徴とする中空押出成形装置。 - 【請求項4】 前記排出口(5e)が、排気装置(8)に連結
されていることを特徴とする請求項3記載の中空押出成
形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7082758A JPH08276488A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 中空押出成形方法および中空押出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7082758A JPH08276488A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 中空押出成形方法および中空押出成形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276488A true JPH08276488A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13783349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7082758A Pending JPH08276488A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 中空押出成形方法および中空押出成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08276488A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8926308B2 (en) | 2010-04-21 | 2015-01-06 | Intercontinental Great Brands Llc | Dough extruders and methods |
| JP2020043790A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 日本製粉株式会社 | 中空を有する筒状生地の製造方法 |
| JP2024013084A (ja) * | 2022-07-19 | 2024-01-31 | Toppanホールディングス株式会社 | 床材の製造方法および床材製造装置 |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP7082758A patent/JPH08276488A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8926308B2 (en) | 2010-04-21 | 2015-01-06 | Intercontinental Great Brands Llc | Dough extruders and methods |
| JP2020043790A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 日本製粉株式会社 | 中空を有する筒状生地の製造方法 |
| JP2024013084A (ja) * | 2022-07-19 | 2024-01-31 | Toppanホールディングス株式会社 | 床材の製造方法および床材製造装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5550557B2 (ja) | ポリマ材料をガス抜きするためのベント式押出し機ならびにベント式押出し機を使用してポリマ、溶剤および/またはモノマから成るシロップをガス抜きするための方法 | |
| JP3795276B2 (ja) | 管ソケットを有する二重壁管の連続製造方法及びこの方法を実施するための装置 | |
| ATE398937T1 (de) | Schnell wechselbares extrusionssystem fuer verschiedene anwendungen | |
| JPH10235714A (ja) | 激しくガス放出する材料を加工処理するためのスクリュー押出機機構、特に二軸押出機機構 | |
| TWI238772B (en) | Pelletizing die, pelletizing apparatus, and method for producing pellets of expandable thermoplastic resin | |
| CN1303241A (zh) | 一种挤压含水膨胀产品、例如食品颗粒或饲料颗粒的方法和设备 | |
| JPH1080943A (ja) | プラスチックグラニュールのための押出し機 | |
| US6143811A (en) | Method of producing compound pellets containing wood flour | |
| JPH08207118A (ja) | 熱可塑性樹脂より揮発性物質を除去する方法およびベント式二軸押出機 | |
| WO2009093710A1 (ja) | スクリュー式混練機 | |
| JPH11240011A (ja) | 重合剤から成る粒剤を製造する方法 | |
| CN1816638A (zh) | 热材料输送机 | |
| CN109702921B (zh) | 薄膜干料侧向进料造粒机及造粒方法 | |
| JP3689348B2 (ja) | 木粉コンパウンドペレット造粒方法および装置 | |
| JPH07115403B2 (ja) | 熱可塑性樹脂フィルムの冷却方法および装置 | |
| CN114734631B (zh) | 一种3d打印喷头及3d打印机 | |
| JPH1110713A (ja) | 熱可塑性樹脂管の製造方法及び製造装置 | |
| CN211074634U (zh) | 一种物料挤出机 | |
| JPH10244534A (ja) | 木粉入りコンパウンドペレットの製造方法 | |
| CN102209613B (zh) | 对热塑性材料的条料进行连续铸塑和造粒的装置和方法 | |
| CN209825180U (zh) | 空心膨化食品挤出成型装置 | |
| JP4258771B2 (ja) | 熱可塑性樹脂材料の水中造粒方法および熱可塑性樹脂水中造粒用ダイス | |
| CN221021868U (zh) | 一种pa粒子加工用切粒机 | |
| RU16101U1 (ru) | Гранулятор термопластических композиционных полимерных материалов | |
| JPS63126705A (ja) | 造粒装置 |