JPH08278148A - 光ファイバコイル - Google Patents
光ファイバコイルInfo
- Publication number
- JPH08278148A JPH08278148A JP7766595A JP7766595A JPH08278148A JP H08278148 A JPH08278148 A JP H08278148A JP 7766595 A JP7766595 A JP 7766595A JP 7766595 A JP7766595 A JP 7766595A JP H08278148 A JPH08278148 A JP H08278148A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- coil
- dispersion
- polarization dispersion
- core wires
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏波分散の少ない光ファイバコイルと偏波分
散を増加させない光ファイバのコイル巻きの製法を提供
することを目的とする。 【構成】 少なくとも2本の光ファイバ心線1A、1B
がボビン5に同時巻きされ且つ前記少なくとも2本の光
ファイバ心線1A、1Bが直列に接続されている。 【効果】 光ファイバの長さが同じ長さとなり、偏波分
散の増加をほぼ同等にできる。またこの少なくとも2本
の光ファイバ心線が直列に接続されているので、測定に
よる長さ調整をしなくても実用上問題のないレベルまで
偏波分散を抑制できる。
散を増加させない光ファイバのコイル巻きの製法を提供
することを目的とする。 【構成】 少なくとも2本の光ファイバ心線1A、1B
がボビン5に同時巻きされ且つ前記少なくとも2本の光
ファイバ心線1A、1Bが直列に接続されている。 【効果】 光ファイバの長さが同じ長さとなり、偏波分
散の増加をほぼ同等にできる。またこの少なくとも2本
の光ファイバ心線が直列に接続されているので、測定に
よる長さ調整をしなくても実用上問題のないレベルまで
偏波分散を抑制できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバジャイロな
どに用いる光ファイバコイルとその製法に関するもので
ある。
どに用いる光ファイバコイルとその製法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは当初光伝送媒体として開発
されたが、現在では、各種光技術の進歩につれて各種の
機能を備えた光素子材料として使用されるようになって
きている。光ファイバを使用した素子として、光増幅フ
ァイバ、分散補償光ファイバ、光ファイバジャイロ等が
ある。これらが、伝送機器内に組み込まれる際には、光
ファイバをボビンにコイル状に巻き付けて使用されるの
が通常である。ところで、光ファイバコイルは光ファイ
バを精密な光導波路として形成する必要がある。
されたが、現在では、各種光技術の進歩につれて各種の
機能を備えた光素子材料として使用されるようになって
きている。光ファイバを使用した素子として、光増幅フ
ァイバ、分散補償光ファイバ、光ファイバジャイロ等が
ある。これらが、伝送機器内に組み込まれる際には、光
ファイバをボビンにコイル状に巻き付けて使用されるの
が通常である。ところで、光ファイバコイルは光ファイ
バを精密な光導波路として形成する必要がある。
【0003】たとえば、金属線用コイルの場合は、電線
に対する側圧等は性能に無関係であるので、コイルの巻
き数さえ確保されていれば良い。しかしながら、光ファ
イバのコイルの場合は光ファイバに側圧や微小曲げが加
わると偏波分散が大きくなるという現象が生ずる。この
偏波分散が大きくなると、信号光の歪みが上乗せされ、
通信や光センサーとして使用する場合に大きな問題とな
る。
に対する側圧等は性能に無関係であるので、コイルの巻
き数さえ確保されていれば良い。しかしながら、光ファ
イバのコイルの場合は光ファイバに側圧や微小曲げが加
わると偏波分散が大きくなるという現象が生ずる。この
偏波分散が大きくなると、信号光の歪みが上乗せされ、
通信や光センサーとして使用する場合に大きな問題とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際的な問題として、
光ファイバをコイル化した場合、偏波分散の増大は本質
的に避けられない。従って、別の方法で偏波分散が増大
するのを相殺する手法が求められている。
光ファイバをコイル化した場合、偏波分散の増大は本質
的に避けられない。従って、別の方法で偏波分散が増大
するのを相殺する手法が求められている。
【0005】従来提案されているものは以下の通りであ
る。まず最初に一定量の光ファイバを巻き、終端を切断
してコイルを作成する。次いで予めコイルより出してお
いた巻き始め端と終端間、すなわち、そのコイルの偏波
分散を測定する。続いて新たに別の光ファイバを偏波分
散測定しながら巻き付けて、最初のコイルと同等の偏波
分散を示すところでコイル巻を止めるか、或いは余分に
巻いて切り戻すかして別のコイルを作成する。そのあと
2つのコイルの光ファイバ巻き始め側同士もしくは終端
同士の端部を対向して突き合わせ2本の光ファイバを軸
方向に回転させながら互いの偏波分散を打ち消し合うと
ころで両端面を融着するという方法によって得られる光
ファイバコイルである。
る。まず最初に一定量の光ファイバを巻き、終端を切断
してコイルを作成する。次いで予めコイルより出してお
いた巻き始め端と終端間、すなわち、そのコイルの偏波
分散を測定する。続いて新たに別の光ファイバを偏波分
散測定しながら巻き付けて、最初のコイルと同等の偏波
分散を示すところでコイル巻を止めるか、或いは余分に
巻いて切り戻すかして別のコイルを作成する。そのあと
2つのコイルの光ファイバ巻き始め側同士もしくは終端
同士の端部を対向して突き合わせ2本の光ファイバを軸
方向に回転させながら互いの偏波分散を打ち消し合うと
ころで両端面を融着するという方法によって得られる光
ファイバコイルである。
【0006】この方法はコイル巻きする長さが最初から
決められないこと、融着接続を光ファイバ角度を合わせ
ながら行うため非常に面倒であること、温度変化に最初
の光ファイバコイルと2本目以降の光ファイバコイルと
の間に程度の異なる物理的、化学的特性の変動が生じる
などの種々の障害があり、実用的な方法ではなかった。
決められないこと、融着接続を光ファイバ角度を合わせ
ながら行うため非常に面倒であること、温度変化に最初
の光ファイバコイルと2本目以降の光ファイバコイルと
の間に程度の異なる物理的、化学的特性の変動が生じる
などの種々の障害があり、実用的な方法ではなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決し、偏波分散の少ない光ファイバコイルと偏波分散を
増加させない光ファイバコイルを提供することを目的と
する。上記の目的を達成するために、本発明は以下のよ
うな手段を有している。
決し、偏波分散の少ない光ファイバコイルと偏波分散を
増加させない光ファイバコイルを提供することを目的と
する。上記の目的を達成するために、本発明は以下のよ
うな手段を有している。
【0008】本発明のうち請求項1の光ファイバコイル
は、少なくとも2本の光ファイバ心線がボビンに同時巻
きされ且つ前記少なくとも2本の光ファイバ心線が直列
に接続されていることを特徴とする。
は、少なくとも2本の光ファイバ心線がボビンに同時巻
きされ且つ前記少なくとも2本の光ファイバ心線が直列
に接続されていることを特徴とする。
【0009】本発明のうち請求項2の光ファイバコイル
は、少なくとも2本の光ファイバ心線が所定の寸法偏肉
していることを特徴とする。
は、少なくとも2本の光ファイバ心線が所定の寸法偏肉
していることを特徴とする。
【0010】本発明のうち請求項3の光ファイバコイル
は、被覆の偏肉は少なくとも10μmであることを特徴
とする。
は、被覆の偏肉は少なくとも10μmであることを特徴
とする。
【0011】
【作用】本発明のうち請求項1ないし請求項3の光ファ
イバコイルによれば、少なくとも2本の光ファイバ心線
がボビンに同時巻きされているので、光ファイバの長さ
が同じ長さとなり、偏波分散の増加をほぼ同等にでき
る。またこの少なくとも2本の光ファイバ心線を90°
回転させて直列に接続することによって、測定による長
さ調整をしなくても実用上問題のないレベルまで偏波分
散を抑制することができる。
イバコイルによれば、少なくとも2本の光ファイバ心線
がボビンに同時巻きされているので、光ファイバの長さ
が同じ長さとなり、偏波分散の増加をほぼ同等にでき
る。またこの少なくとも2本の光ファイバ心線を90°
回転させて直列に接続することによって、測定による長
さ調整をしなくても実用上問題のないレベルまで偏波分
散を抑制することができる。
【0012】本発明のうち請求項2又は請求項3の光フ
ァイバコイルによれば、少なくとも2本の光ファイバ心
線が所定の寸法偏肉しているので、コイル巻された光フ
ァイバ心線は中心側に被覆の薄い側面がくる。そのた
め、光ファイバ心線の曲げ方向が長手で同一になり、前
記少なくとも2本の光ファイバ心線における偏波分散増
加の程度をより一致させることができる。
ァイバコイルによれば、少なくとも2本の光ファイバ心
線が所定の寸法偏肉しているので、コイル巻された光フ
ァイバ心線は中心側に被覆の薄い側面がくる。そのた
め、光ファイバ心線の曲げ方向が長手で同一になり、前
記少なくとも2本の光ファイバ心線における偏波分散増
加の程度をより一致させることができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明で使用する光ファイバ心線1A(1
B)で、2は分散シフト光ファイバ、3は被覆である。
図2は本発明の光ファイバコイル4A、4Bを製作する
説明図で、5は光ファイバ心線1A、1Bを巻き取るコ
イルボビン、6A、6Bは光ファイバ心線1A、1Bの
供給ボビンである。同図は、コイルボビン5および供給
ボビン6A、6Bを図示しないコイル巻装置にセット
し、光ファイバ心線1A、1Bをコイル巻し光ファイバ
コイル4A、4Bを製造している状態を示している。光
ファイバ心線1A、1Bの供給ボビン6A、6Bはコイ
ルボビン5が光ファイバ心線1A、1Bを巻き取る速度
と同期するよう図示しない周知の手段により回転してい
る。
る。図1は本発明で使用する光ファイバ心線1A(1
B)で、2は分散シフト光ファイバ、3は被覆である。
図2は本発明の光ファイバコイル4A、4Bを製作する
説明図で、5は光ファイバ心線1A、1Bを巻き取るコ
イルボビン、6A、6Bは光ファイバ心線1A、1Bの
供給ボビンである。同図は、コイルボビン5および供給
ボビン6A、6Bを図示しないコイル巻装置にセット
し、光ファイバ心線1A、1Bをコイル巻し光ファイバ
コイル4A、4Bを製造している状態を示している。光
ファイバ心線1A、1Bの供給ボビン6A、6Bはコイ
ルボビン5が光ファイバ心線1A、1Bを巻き取る速度
と同期するよう図示しない周知の手段により回転してい
る。
【0014】7は光ファイバ心線ガイドで、本実施例で
は固定して置き、コイルボビン5を一定の周期で光ファ
イバ心線1A、1Bの巻き取り方向に対して直角方向に
往復移動(以下トラバースという)させる。トラバース
幅はコイルボビン5の胴幅に一致させる。
は固定して置き、コイルボビン5を一定の周期で光ファ
イバ心線1A、1Bの巻き取り方向に対して直角方向に
往復移動(以下トラバースという)させる。トラバース
幅はコイルボビン5の胴幅に一致させる。
【0015】(実施例1)上記のコイル巻装置で巻径3
00mmφの供給ボビン6A、6Bに巻かれたそれぞれ
長さ2kmで外径125μmの分散シフト光ファイバの
外用に被覆厚が250μmであり、かつ被覆の偏肉がな
い分散シフト光ファイバ心線1A、1Bを巻径40mm
φのコイルボビン5に同時に巻き取った。ここで供給ボ
ビン6A、6Bにそれぞれ巻かれた状態の長さ2kmの
分散シフト光ファイバ心線1A、1Bの偏波分散はとも
に0.1psecであった。またコイルボビン5に巻き取ら
れた分散シフト光ファイバ心線1A、1Bの偏波分散は
1. 8、1. 7psecとなりほぼ同様に増加した。
00mmφの供給ボビン6A、6Bに巻かれたそれぞれ
長さ2kmで外径125μmの分散シフト光ファイバの
外用に被覆厚が250μmであり、かつ被覆の偏肉がな
い分散シフト光ファイバ心線1A、1Bを巻径40mm
φのコイルボビン5に同時に巻き取った。ここで供給ボ
ビン6A、6Bにそれぞれ巻かれた状態の長さ2kmの
分散シフト光ファイバ心線1A、1Bの偏波分散はとも
に0.1psecであった。またコイルボビン5に巻き取ら
れた分散シフト光ファイバ心線1A、1Bの偏波分散は
1. 8、1. 7psecとなりほぼ同様に増加した。
【0016】次に、コイルボビン5に巻き取られた分散
シフト光ファイバ1A、1Bの端部を突き合わせて図3
に示すように両者を軸方向に相対的に回転させながら、
偏波分散が相殺される位置を確認して融着接続した。こ
の結果得られた光ファイバコイル4の偏波分散を測定し
たところ0. 2psecであった。前記光ファイバコイル4
に対して、−20℃〜+80℃のヒートサイクル試験を
行なったところ、偏波分散の変動の最大値は0. 7psec
であった。
シフト光ファイバ1A、1Bの端部を突き合わせて図3
に示すように両者を軸方向に相対的に回転させながら、
偏波分散が相殺される位置を確認して融着接続した。こ
の結果得られた光ファイバコイル4の偏波分散を測定し
たところ0. 2psecであった。前記光ファイバコイル4
に対して、−20℃〜+80℃のヒートサイクル試験を
行なったところ、偏波分散の変動の最大値は0. 7psec
であった。
【0017】(実施例2)次いで分散シフト光ファイバ
心線1A、1Bとしてそれぞれ外径125μmの分散シ
フト光ファイバの外周に平均被覆厚が250μmであ
り、かつ最大被覆厚と最小被覆厚の差が7μm、10μ
m、15μm、20μmである4種類の被覆偏肉を有す
る長さ2kmの分散シフト光ファイバ心線1A、1Bを
用いて上述した方法と同様にして光ファイバコイル4を
作製した。具体的には最大被覆厚と最小被覆厚が同じ分
散シフト光ファイバ心線1A、1Bをコイルボビン5に
同時巻きしたあと、コイルボビン5に巻き取られた分散
シフト光ファイバ心線1A、1Bの端面の被覆の偏肉方
向、ここでは被覆が薄い方向を確認して、回転方向にお
いて互いに90°ずれるようにして融着接続した。この
結果得られた光ファイバコイル4は、測定しながらの接
続をしなくても偏波分散はいずれも0.2psecであっ
た。
心線1A、1Bとしてそれぞれ外径125μmの分散シ
フト光ファイバの外周に平均被覆厚が250μmであ
り、かつ最大被覆厚と最小被覆厚の差が7μm、10μ
m、15μm、20μmである4種類の被覆偏肉を有す
る長さ2kmの分散シフト光ファイバ心線1A、1Bを
用いて上述した方法と同様にして光ファイバコイル4を
作製した。具体的には最大被覆厚と最小被覆厚が同じ分
散シフト光ファイバ心線1A、1Bをコイルボビン5に
同時巻きしたあと、コイルボビン5に巻き取られた分散
シフト光ファイバ心線1A、1Bの端面の被覆の偏肉方
向、ここでは被覆が薄い方向を確認して、回転方向にお
いて互いに90°ずれるようにして融着接続した。この
結果得られた光ファイバコイル4は、測定しながらの接
続をしなくても偏波分散はいずれも0.2psecであっ
た。
【0018】更に、これらの光ファイバコイル4に対し
て、−20℃〜+80℃のヒートサイクル試験を行なっ
たところ、偏波分散の変動の最大値は表1に示すように
0.6psec 、0.3psec 、0.3psec 、0.3psec となった。こ
れより被覆の偏肉が10μm以上であると分散シフト光
ファイバ心線1A、1Bにかかる曲げの方向などが一定
にできるため、より偏波分散の変動の最大値を小さくで
きることが判った。
て、−20℃〜+80℃のヒートサイクル試験を行なっ
たところ、偏波分散の変動の最大値は表1に示すように
0.6psec 、0.3psec 、0.3psec 、0.3psec となった。こ
れより被覆の偏肉が10μm以上であると分散シフト光
ファイバ心線1A、1Bにかかる曲げの方向などが一定
にできるため、より偏波分散の変動の最大値を小さくで
きることが判った。
【0019】
【表1】
【0020】(比較例)巻径300mmφの供給ボビン
6Aに巻かれた外径125μmの分散シフト光ファイバ
の外周に被覆厚が250μmであり被覆の偏肉がない分
散シフト光ファイバ心線1A、1Bを巻径40mmφの
コイルボビン5に巻き取り光ファイバコイル4を作製し
た。
6Aに巻かれた外径125μmの分散シフト光ファイバ
の外周に被覆厚が250μmであり被覆の偏肉がない分
散シフト光ファイバ心線1A、1Bを巻径40mmφの
コイルボビン5に巻き取り光ファイバコイル4を作製し
た。
【0021】具体的には、最初に長さ1. 0kmの前記
分散シフト光ファイバ心線1Aをコイルボビン5に巻き
きり、この偏波分散を測定したのち、更に長さ6kmの
前記分散シフト光ファイバ心線1Bをコイルボビン5に
巻いた。コイルボビン5に巻き取った分散シフト光ファ
イバ心線1Aの偏波分散は2.5psecであり、コイルボ
ビン5に巻いた分散シフト光ファイバ心線1Bは2. 9
psecであった。分散シフト光ファイバ心線1Bの偏波分
散を測定をしながら5回切り戻しを行ったところ、分散
シフト光ファイバ心線1Bが4. 5kmになった時点
で、偏波分散を2. 4psecとすることができた。
分散シフト光ファイバ心線1Aをコイルボビン5に巻き
きり、この偏波分散を測定したのち、更に長さ6kmの
前記分散シフト光ファイバ心線1Bをコイルボビン5に
巻いた。コイルボビン5に巻き取った分散シフト光ファ
イバ心線1Aの偏波分散は2.5psecであり、コイルボ
ビン5に巻いた分散シフト光ファイバ心線1Bは2. 9
psecであった。分散シフト光ファイバ心線1Bの偏波分
散を測定をしながら5回切り戻しを行ったところ、分散
シフト光ファイバ心線1Bが4. 5kmになった時点
で、偏波分散を2. 4psecとすることができた。
【0022】これらの巻かれた分散シフト光ファイバ心
線1Aと巻かれた分散シフト光ファイバ心線1Bとを実
施例1と同様の方法で接続した。得られた光ファイバコ
イル4の偏波分散を測定したところ0. 1psecであっ
た。この光ファイバコイルについて実施例1と同様に−
20℃〜+80℃のヒートサイクル試験を実施した。こ
の光ファイバコイルの偏波分散の変動は最大2. 0に達
した。これは、上巻と下巻で分散シフト光ファイバ心線
のヒートサイクルによる曲げや側圧のかかり方が変わる
ためと考えられる。従ってこの比較例の方法では温度に
対して特性の安定した光ファイバコイルが得られなかっ
た。
線1Aと巻かれた分散シフト光ファイバ心線1Bとを実
施例1と同様の方法で接続した。得られた光ファイバコ
イル4の偏波分散を測定したところ0. 1psecであっ
た。この光ファイバコイルについて実施例1と同様に−
20℃〜+80℃のヒートサイクル試験を実施した。こ
の光ファイバコイルの偏波分散の変動は最大2. 0に達
した。これは、上巻と下巻で分散シフト光ファイバ心線
のヒートサイクルによる曲げや側圧のかかり方が変わる
ためと考えられる。従ってこの比較例の方法では温度に
対して特性の安定した光ファイバコイルが得られなかっ
た。
【0023】例えば、分散補償器などに用いられる光フ
ァイバコイルを作製する場合は、正確に必要な長さを巻
くことが求められるが、従来のこの比較例の方法では巻
くべき長さが偏波分散のでかたによって変わるため、実
質的に適用出来ないことになる。
ァイバコイルを作製する場合は、正確に必要な長さを巻
くことが求められるが、従来のこの比較例の方法では巻
くべき長さが偏波分散のでかたによって変わるため、実
質的に適用出来ないことになる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のうち請求項
1〜3の光ファイバコイルによれば、少なくとも2本の
光ファイバ心線がボビンに同時巻きされているので、光
ファイバ心線の長さが同じ長さとなり、偏波分散の増加
をほぼ同等にできる。またこの少なくとも2本の光ファ
イバ心線が直列に接続されているので、測定による長さ
調整をしなくても実用上問題のないレベルまで偏波分散
を抑制できる。
1〜3の光ファイバコイルによれば、少なくとも2本の
光ファイバ心線がボビンに同時巻きされているので、光
ファイバ心線の長さが同じ長さとなり、偏波分散の増加
をほぼ同等にできる。またこの少なくとも2本の光ファ
イバ心線が直列に接続されているので、測定による長さ
調整をしなくても実用上問題のないレベルまで偏波分散
を抑制できる。
【0025】本発明のうち請求項2又は請求項3の光フ
ァイバコイルによれば、少なくとも2本の光ファイバ心
線が所定の寸法偏肉しているので、コイル巻された光フ
ァイバ心線は中心側に被覆の薄い側面がくるため、光フ
ァイバ心線の曲げ方向が長手で同一となり、少なくとも
2本の光ファイバ心線における偏波分散増加の程度はよ
り一致する。
ァイバコイルによれば、少なくとも2本の光ファイバ心
線が所定の寸法偏肉しているので、コイル巻された光フ
ァイバ心線は中心側に被覆の薄い側面がくるため、光フ
ァイバ心線の曲げ方向が長手で同一となり、少なくとも
2本の光ファイバ心線における偏波分散増加の程度はよ
り一致する。
【図1】本発明の光ファイバコイルに使用する光ファイ
バの断面図である。
バの断面図である。
【図2】本発明の光ファイバコイルを製作する説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の光ファイバコイルを製作する一工程を
示す説明図である。
示す説明図である。
1A、1B 光ファイバ心線 2 シングルモード光ファイバ 3 被覆 4 光ファイバコイル 5 コイルボビン 6A、1B 供給ボビン 7 光ファイバ心線ガイド
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも2本の光ファイバ心線がボビ
ンに同時巻きされ且つ前記少なくとも2本の光ファイバ
心線が直列に接続されていることを特徴とする光ファイ
バコイル。 - 【請求項2】 前記少なくとも2本の光ファイバ心線が
所定の寸法偏肉していることを特徴とする請求項1記載
の光ファイバコイル。 - 【請求項3】 前記被覆の偏肉は少なくとも10μmで
あることを特徴とする請求項2記載の光ファイバコイ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7766595A JPH08278148A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 光ファイバコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7766595A JPH08278148A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 光ファイバコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08278148A true JPH08278148A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13640182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7766595A Pending JPH08278148A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 光ファイバコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08278148A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001021740A (ja) * | 1999-07-05 | 2001-01-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 波長分散補償デバイス及び製造方法 |
| US7043131B2 (en) | 1999-01-06 | 2006-05-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical device and a making method thereof |
| JP2020134776A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 富士通株式会社 | 光通信装置、光伝送システム、波長変換器、及び光通信方法 |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP7766595A patent/JPH08278148A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7043131B2 (en) | 1999-01-06 | 2006-05-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical device and a making method thereof |
| JP2001021740A (ja) * | 1999-07-05 | 2001-01-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 波長分散補償デバイス及び製造方法 |
| JP2020134776A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 富士通株式会社 | 光通信装置、光伝送システム、波長変換器、及び光通信方法 |
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