JPH08279444A - 微小構造体およびその製造方法 - Google Patents

微小構造体およびその製造方法

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JPH08279444A
JPH08279444A JP7082884A JP8288495A JPH08279444A JP H08279444 A JPH08279444 A JP H08279444A JP 7082884 A JP7082884 A JP 7082884A JP 8288495 A JP8288495 A JP 8288495A JP H08279444 A JPH08279444 A JP H08279444A
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JP
Japan
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electrode
glass
substrate
ground
silicon
Prior art date
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Pending
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JP7082884A
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English (en)
Inventor
Keizo Yamada
恵三 山田
Toshihide Kuriyama
敏秀 栗山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 無用な接合を避けて、ガラスとシリコンを接
合して簡単に微小構造体を作ることが可能な効率の高い
陽極接合法を提供する。 【構成】 微小な可動部を備えたシリコン基板にガラス
基板1をのせ、容量電極3が前記可動部と正対するよう
に位置合わせを行う。接合終了まで容量電極3はシリコ
ン基板の溝5に形成したアース配線7に接続しておく。
次に両基板を約400℃に加熱し、ガラス基板1のバイ
アス電極を負に、シリコン基板に約400Vの電圧を加
えると、ガラス中のナトリウムイオンが負のバイアス電
極の方向に移動し、酸素イオンがガラスとシリコンの界
面に残され、酸化シリコンを形成してガラス基板とシリ
コン基板の間に酸素結合を生じて両者を接合する。容量
電極3はシリコンと同電位なので可動部に静電引力は働
かず、無用な接合が生じない。最後に容量電極3のアー
ス接続を切断すると陽極接合は完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコンとガラスよりな
る微小構造体の構造および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来のシリコンガラス構造体を示
した。ここに示した構造体は容量型加速度センサに利用
されるものである。構造体の周辺にはガラスとシリコン
を接合するための領域が設けてあり、その内側に設けら
れたギャップ2内に、容量を測定するための電極3およ
びパッド6、配線4等が設けられている。
【0003】陽極接合は以下のように行われる。第1に
ガラス基板1とシリコンを目合わせする。ついで、ヒー
タの上に乗せ400度程度に加熱する。次に、ガラスに
マイナス電圧を加えるためのバイアス電極を立て、プラ
スの電圧を加えるためにシリコン基板にプレート状の電
極を接触させる。この状態にて400ボルトの電圧を両
電極の間に加える。
【0004】温度と電圧によってガラス中のナトリウム
イオンがマイナスにバイアスされた電極の方向に移動し
酸素イオンがガラスとシリコン基板の界面に残される。
この酸素イオンは大変活性が高いので、シリコン基板と
反応して酸化シリコンを形成する。以上の結果ガラスと
シリコン基板の間に酸素結合が生じ、両者は接合され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法で加速度セ
ンサ等可動部のあるデバイスを接合すると、可動部が陽
極接合のために加えられる高電圧によって移動し、スト
ッパであるガラス基板上に設けられた容量電極と接触す
るため、可動電極および容量電極が融着したり損傷する
といった課題があった。また、高電圧を加えられると変
質する材料があると、その材料にダメージが生じるとい
った課題があった。そこで、一般には電極が直接接触す
るのを防ぐため、絶縁性の膜を電極上に設けるとか、突
起を設けるとかの方法を取っていたが、プロセスが複雑
になったりデバイスの歩留りが低下するという課題があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はシリコンとガラ
ス等を直接接合する陽極接合法において、陽極接合する
ためのバイアス電圧を加えるための電極とは別にガラス
基板上にアース電極あるいはアース配線を設け、そのア
ース電極および配線の電位を制御しながら陽極接合を行
うことを特徴とする陽極接合法。
【0007】シリコンとガラスの直接接合を行った構造
体において、ガラスあるいはシリコン基板上にアース電
極の電位を制御するためのアース配線を有したことを特
徴とするシリコン、ガラス構造体。
【0008】デバイスの周辺領域にアース配線が配置さ
れていることを特徴とする請求項2の構造体。
【0009】デバイス周辺部に溝を掘り、その中にアー
ス配線を設けたことを特徴とする請求項3の構造体。
【0010】容量電極あるいはアース電極を可動部を持
つ基板とショートするための配線およびコンタクト領域
を有することを特徴とするシリコンガラス構造体。
【0011】ダイシングにより、アース配線を切断する
工程を有することを特徴とするシリコンガラス構造体の
製造方法である。
【0012】
【作用】陽極接合に必要なバイアス電極とは別にガラス
基板上に設けられた容量電極をアースするため、シリコ
ン可動部の電位と容量電極の電位を同じにすることが出
来る。静電引力は電位差の無いところには働かないので
可動部は接合中に移動することがない。
【0013】したがって、可動部と容量電極は接触を起
こさないため両者にダメージが入らない。また、何らか
の原因で両者が接触しても両者が同じ電位に保たれてい
るので、ショートによる融着等が起こらない。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1に、本発明の第1の実施例を示す。
【0015】実施例は可動部を持つ代表的ガラスシリコ
ン構造体である加速度センサを例にとって説明する。加
速度センサはシリコン基板に設けられた可動電極とガラ
ス基板1上に設けられた容量電極3の間に生じる容量を
検出することによって行われる。容量電極3はガラス基
板1にエッチングによって形成されたギャップ2の中に
形成されている。容量電極にはパッド6が接続されてお
り通常はこのパッドよりセンサ信号が外部とやり取りさ
れる。本実施例ではこの容量電極はアースを行うための
電極を兼ねている。従って、パッドの先にアース配線7
が設けられている。ガラス基板面からアース配線が飛び
出していると接合を行うのにすき間ができて不都合であ
る。それを回避するには図1に示したようにアース配線
はチップ周辺部に設けた溝5の中に設けると効果的であ
る。
【0016】図2にそれぞれのアース配線の接続状態と
ウエハー全体の様子を示した。図に見るようにアース配
線7はチップ周辺部に設けられており電気的に接続され
てアース用パッド8に接続される。陽極接合は、このア
ース用パッドをシリコン基板の電位と等しくして行われ
る。
【0017】(実施例2)図3に第2の実施例を示す。
この例は複数の容量電極を持つ場合の例について示して
いる。この場合も第1の実施例と同じように、それぞれ
の容量電極3からパッドに配線4が行われそのパッドか
らアース配線7に結ばれている。この場合それぞれの容
量電極は接合状態でショートしてしまっているが、最終
的にチップをダイシングして切断する際にそのショート
は解除される。
【0018】(実施例3)図4に貫通穴を持つデバイス
に適用した第3の実施例を示した。この例では、ガラス
基板裏面のギャップの中に設けられた容量電極45は貫
通穴43を通してガラス基板表面のパッド42に電気的
に接続されている。この先にアース配線41を設ける。
この配線は図2、図3で示したウエハー全体図と同様に
繋がれている。
【0019】(実施例4)図5に本発明の第4の実施例
を示した。本実施例ではアース配線を用いてシリコンウ
エハー全体としてアースする代わりにそれぞれのチップ
の部分でシリコン基板に対してショート配線51を行
い、コンタクト電極52を介して可動部分を持つシリコ
ン基板に電気的に接触される。このようにすると陽極接
合時に自動的に容量電極3がシリコン基板と同電位に保
たれるので外部アースをする必要が無い。
【0020】(実施例5)図6に本発明の第5の実施例
を示した。本実施例はガラス基板と接合するものの特に
容量電極を必要としない場合に有効な方法を示した。そ
の場合には図に示したようにアース電極9をガラス基板
表面に設ける。この場合電極は測定等に使用しないので
パッドが無い。
【0021】この電極をシリコン基板と同電位あるいは
特定の電位にして陽極接合を行う。
【0022】
【発明の効果】本発明を利用すると、陽極接合時に可動
部と容量電極の間に静電引力が生じないので、互いに接
触を起こさず、両電極が融着したり損傷したりする事が
ないと言った効果がある。そのため、従来の可動部を持
つ構造体において行われていた、酸化膜あるいは窒化膜
等の接着防止層を設ける必要が無い。また、重り表面に
突起部を設けるなどの措置が行われてきたがその必要が
無い。その他、高電圧が加えられると困るデバイスの構
造あるいは製造方法として利用できる。アース配線は溝
の中にあるため、陽極接合の接合状態に悪影響を与える
ことが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の詳細を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の全体を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の全体を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例の詳細を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例の詳細を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例の詳細を示す図である。
【図7】従来発明を示す図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ギャップ 3 容量電極 4 配線 5 溝 6 パッド 7 アース配線 8 アース用パッド 9 アース電極 41 アース配線 42 パッド 43 貫通穴 44 ガラス基板 45 容量電極 51 ショート電極 52 コンタクト電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコンとガラスの直接接合により形成さ
    れる構造体において、ガラスあるいはシリコン基板上に
    容量電極あるいはアース電極の電位を制御するためのア
    ース配線を有したことを特徴とする微小構造体。
  2. 【請求項2】デバイスの周辺領域にアース配線が配置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の微小構造体。
  3. 【請求項3】デバイス周辺部に溝を掘り、その中にアー
    ス配線を設けたことを特徴とする請求項2記載の微小構
    造体。
  4. 【請求項4】容量電極あるいはアース電極を可動部を持
    つ基板とショートするための配線およびコンタクト領域
    を有することを特徴とするシリコンとガラスよりなる微
    小構造体。
  5. 【請求項5】ダイシングにより、アース配線を切断する
    工程を有することを特徴とするシリコンガラスよりなる
    微小構造体の製造方法。
  6. 【請求項6】陽極接合するためのバイアス電圧を加える
    ための電極とは別にガラス基板上にアース電極あるいは
    アース配線を設け、そのアース電極および配線の電位を
    制御しながらシリコンとガラス等を直接接合する陽極接
    合を行うことを特徴とする微小構造体の製造方法。
JP7082884A 1995-04-07 1995-04-07 微小構造体およびその製造方法 Pending JPH08279444A (ja)

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