JPH0828228A - シリンダブロックにおける流体通路構造 - Google Patents
シリンダブロックにおける流体通路構造Info
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- JPH0828228A JPH0828228A JP16112294A JP16112294A JPH0828228A JP H0828228 A JPH0828228 A JP H0828228A JP 16112294 A JP16112294 A JP 16112294A JP 16112294 A JP16112294 A JP 16112294A JP H0828228 A JPH0828228 A JP H0828228A
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- Japan
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- cylinder
- bearing
- crankshaft
- fluid passage
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内燃機関のシリンダブロックに形成されるオ
イル通路等の流体通路からの流体漏れを防止する。 【構成】 アルミ合金製のシリンダブロック本体1に鋳
ぐるまれる鋳鉄製のシリンダライナブロックBL は、そ
の下部にクランク軸Scを支持する軸受部27を一体に
備える。軸受部27を貫通するように形成した通孔31
内に鋳込まれたアルミ合金に、シリンダブロック本体1
に形成したメインギャラリ7mと半円状軸受孔14とを
接続する油路33を穿設する。油路33はその全長に亘
ってアルミ合金に臨んでいて鋳鉄との界面を通過しない
ので、内燃機関の温度変化でアルミ合金と鋳鉄とが異な
る熱膨張率で膨張・収縮しても、その界面からオイル漏
れが発生することがない。
イル通路等の流体通路からの流体漏れを防止する。 【構成】 アルミ合金製のシリンダブロック本体1に鋳
ぐるまれる鋳鉄製のシリンダライナブロックBL は、そ
の下部にクランク軸Scを支持する軸受部27を一体に
備える。軸受部27を貫通するように形成した通孔31
内に鋳込まれたアルミ合金に、シリンダブロック本体1
に形成したメインギャラリ7mと半円状軸受孔14とを
接続する油路33を穿設する。油路33はその全長に亘
ってアルミ合金に臨んでいて鋳鉄との界面を通過しない
ので、内燃機関の温度変化でアルミ合金と鋳鉄とが異な
る熱膨張率で膨張・収縮しても、その界面からオイル漏
れが発生することがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽合金製のシリンダブ
ロック本体内に該シリンダブロック本体と異なる材料で
形成した異種材料部材を鋳ぐるんでなるシリンダブロッ
クにおける流体通路構造に関する。
ロック本体内に該シリンダブロック本体と異なる材料で
形成した異種材料部材を鋳ぐるんでなるシリンダブロッ
クにおける流体通路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関のシリンダブロック本体
はアルミ合金のダイカスト鋳造により成形されており、
そのシリンダブロック本体の内部に鋳鉄製のシリンダラ
イナブロックが鋳ぐるまれる(特開平5−180066
号公報参照)。
はアルミ合金のダイカスト鋳造により成形されており、
そのシリンダブロック本体の内部に鋳鉄製のシリンダラ
イナブロックが鋳ぐるまれる(特開平5−180066
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるシリ
ンダブロックにはクランク軸を潤滑するための油路が形
成されており、通常前記油路はアルミ合金製のシリンダ
ブロック本体に形成したメインギャラリから鋳鉄製のシ
リンダライナブロックに形成した軸受部を貫通してクラ
ンク軸の外周に連通している。
ンダブロックにはクランク軸を潤滑するための油路が形
成されており、通常前記油路はアルミ合金製のシリンダ
ブロック本体に形成したメインギャラリから鋳鉄製のシ
リンダライナブロックに形成した軸受部を貫通してクラ
ンク軸の外周に連通している。
【0004】しかしながら、前述したように油路がアル
ミ合金製のシリンダブロック本体と鋳鉄製のシリンダラ
イナブロックとに跨がって形成された場合、アルミ合金
と鋳鉄との熱膨張率の差によって両者の界面に隙間が発
生し易く、その隙間から油漏れが発生する問題がある。
ミ合金製のシリンダブロック本体と鋳鉄製のシリンダラ
イナブロックとに跨がって形成された場合、アルミ合金
と鋳鉄との熱膨張率の差によって両者の界面に隙間が発
生し易く、その隙間から油漏れが発生する問題がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、軽合金製のシリンダブロック本体内に異種材料部材
を鋳ぐるんでなるシリンダブロックにおいて、そこに形
成された流体通路からの流体漏れを防止することを目的
とする。
で、軽合金製のシリンダブロック本体内に異種材料部材
を鋳ぐるんでなるシリンダブロックにおいて、そこに形
成された流体通路からの流体漏れを防止することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、軽合金製のシリンダ
ブロック本体内に該シリンダブロック本体と異なる材料
で形成した異種材料部材を鋳ぐるんでなるシリンダブロ
ックにおいて、異種材料部材に形成した通孔内に鋳込ま
れた前記軽合金に、前記異種材料部材に臨まないように
流体通路を形成したことを特徴とする。
に、請求項1に記載された発明は、軽合金製のシリンダ
ブロック本体内に該シリンダブロック本体と異なる材料
で形成した異種材料部材を鋳ぐるんでなるシリンダブロ
ックにおいて、異種材料部材に形成した通孔内に鋳込ま
れた前記軽合金に、前記異種材料部材に臨まないように
流体通路を形成したことを特徴とする。
【0007】また請求項2に記載された発明は、軽合金
製のシリンダブロック本体内に該シリンダブロック本体
と異なる材料で形成した異種材料部材を鋳ぐるんでなる
シリンダブロックにおいて、異種材料部材に軽合金製の
シリンダブロック本体に臨まないように流体通路を形成
したことを特徴とする。
製のシリンダブロック本体内に該シリンダブロック本体
と異なる材料で形成した異種材料部材を鋳ぐるんでなる
シリンダブロックにおいて、異種材料部材に軽合金製の
シリンダブロック本体に臨まないように流体通路を形成
したことを特徴とする。
【0008】また請求項3に記載された発明は、請求項
1又は2の構成に加えて、前記異種材料部材がクランク
軸を支持する軸受部を一体に備えたシリンダライナブロ
ックであり、前記軸受部に形成された流体通路がクラン
ク軸を潤滑する油路であることを特徴とする。
1又は2の構成に加えて、前記異種材料部材がクランク
軸を支持する軸受部を一体に備えたシリンダライナブロ
ックであり、前記軸受部に形成された流体通路がクラン
ク軸を潤滑する油路であることを特徴とする。
【0009】また請求項4に記載された発明は、請求項
2の構成に加えて、前記異種材料部材がクランク軸を支
持する複数の軸受部と該軸受部を相互に結合する補強連
結部とを一体に備えたシリンダライナブロックであり、
前記軸受部及び補強連結部にクランク軸を潤滑する油路
としての前記流体通路を形成したことを特徴とする。
2の構成に加えて、前記異種材料部材がクランク軸を支
持する複数の軸受部と該軸受部を相互に結合する補強連
結部とを一体に備えたシリンダライナブロックであり、
前記軸受部及び補強連結部にクランク軸を潤滑する油路
としての前記流体通路を形成したことを特徴とする。
【0010】また請求項5に記載された発明は、軽合金
製のシリンダブロック本体内に該シリンダブロック本体
と異なる材料で形成したシリンダライナブロックを鋳ぐ
るんでなるシリンダブロックにおいて、シリンダライナ
ブロックがクランク軸を支持する複数の軸受部を一体に
備えており、これら軸受部に結合される複数の軸受キャ
ップと該軸受キャップを相互に結合する補強連結部とに
クランク軸を潤滑する油路を形成したことを特徴とす
る。
製のシリンダブロック本体内に該シリンダブロック本体
と異なる材料で形成したシリンダライナブロックを鋳ぐ
るんでなるシリンダブロックにおいて、シリンダライナ
ブロックがクランク軸を支持する複数の軸受部を一体に
備えており、これら軸受部に結合される複数の軸受キャ
ップと該軸受キャップを相互に結合する補強連結部とに
クランク軸を潤滑する油路を形成したことを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0012】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はシリンダブロックの平面図、図2は図1の
2−2線拡大断面図、図3は図1の3−3線拡大断面
図、図4は図3に対応するシリンダライナブロックの断
面図である。
ので、図1はシリンダブロックの平面図、図2は図1の
2−2線拡大断面図、図3は図1の3−3線拡大断面
図、図4は図3に対応するシリンダライナブロックの断
面図である。
【0013】直列四気筒内燃機関用シリンダブロックB
C は、四連のウエット式シリンダライナブロックB
L (異種材料部材)を有してオープンデッキ型に構成さ
れ、その主体部をなすシリンダブロック本体1は、アル
ミ合金のダイカスト鋳造により構成される。
C は、四連のウエット式シリンダライナブロックB
L (異種材料部材)を有してオープンデッキ型に構成さ
れ、その主体部をなすシリンダブロック本体1は、アル
ミ合金のダイカスト鋳造により構成される。
【0014】前記シリンダブロック本体1は、そのアッ
パ部、すなわちシリンダバレル部1 U と、そのロアー
部、すなわちクランクケース部1L とよりなり、前記シ
リンダバレル部1U にはシリンダブロック本体1のデッ
キ面2に開放する四連のバレル孔3が開設され、このバ
レル孔3内には、アルミ合金よりも熱膨張率が低い鋳鉄
製の四連のウエット式シリンダライナブロックBL のラ
イナ部4…が一体に鋳ぐるみ成形される。各ライナ部4
…には、それぞれ図示しないピストンが摺動自在に嵌合
されるシリンダボア21が形成される。
パ部、すなわちシリンダバレル部1 U と、そのロアー
部、すなわちクランクケース部1L とよりなり、前記シ
リンダバレル部1U にはシリンダブロック本体1のデッ
キ面2に開放する四連のバレル孔3が開設され、このバ
レル孔3内には、アルミ合金よりも熱膨張率が低い鋳鉄
製の四連のウエット式シリンダライナブロックBL のラ
イナ部4…が一体に鋳ぐるみ成形される。各ライナ部4
…には、それぞれ図示しないピストンが摺動自在に嵌合
されるシリンダボア21が形成される。
【0015】四連のウエット式シリンダライナブロック
BL の外壁面と、前記バレル孔3の内壁面間には、デッ
キ面2に開放するウオータジャケット5が形成され、こ
のウオータジャケット5内には通常のように冷却水が循
環される。
BL の外壁面と、前記バレル孔3の内壁面間には、デッ
キ面2に開放するウオータジャケット5が形成され、こ
のウオータジャケット5内には通常のように冷却水が循
環される。
【0016】またシリンダバレル部1U の外壁には、そ
のデッキ面2上に図示せぬシリンダヘッドをボルト結合
するためのボルト孔6…や潤滑油の流れるオイル通路7
…が穿設される。
のデッキ面2上に図示せぬシリンダヘッドをボルト結合
するためのボルト孔6…や潤滑油の流れるオイル通路7
…が穿設される。
【0017】シリンダブロック本体1のロアー部分を構
成するクランクケース部1L は、前記シリンダバレル部
1U の下部から一体に下方に延びる左右スカート壁8,
9と、シリンダバレル部1U の長手方向両端壁10,1
1及び4個のライナ部4…間のくびれ部12…から下方
に延設されて前記左右スカート壁8,9を一体に連絡結
合する複数の軸受壁13…とを備え、各軸受壁13…の
内部に、シリンダライナブロックBL の軸受部27…が
鋳ぐるまれる。それぞれの軸受部27…にはクランク軸
Scを支持する半円状軸受孔14…が形成されるととも
に、その下面に形成した各一対のボルト孔15…に、前
記半円状軸受孔14…と協働してクランク軸Scを支持
する図示せぬ軸受キャップを結合するためのボルトが螺
入される。
成するクランクケース部1L は、前記シリンダバレル部
1U の下部から一体に下方に延びる左右スカート壁8,
9と、シリンダバレル部1U の長手方向両端壁10,1
1及び4個のライナ部4…間のくびれ部12…から下方
に延設されて前記左右スカート壁8,9を一体に連絡結
合する複数の軸受壁13…とを備え、各軸受壁13…の
内部に、シリンダライナブロックBL の軸受部27…が
鋳ぐるまれる。それぞれの軸受部27…にはクランク軸
Scを支持する半円状軸受孔14…が形成されるととも
に、その下面に形成した各一対のボルト孔15…に、前
記半円状軸受孔14…と協働してクランク軸Scを支持
する図示せぬ軸受キャップを結合するためのボルトが螺
入される。
【0018】次に、シリンダブロックBC のダイカスト
鋳造時に、アルミ合金製シリンダブロック本体1内に一
体に鋳ぐるまれる前記鋳鉄製の四連のウエット式シリン
ダライナブロックBL の構造を詳細に説明する。
鋳造時に、アルミ合金製シリンダブロック本体1内に一
体に鋳ぐるまれる前記鋳鉄製の四連のウエット式シリン
ダライナブロックBL の構造を詳細に説明する。
【0019】四連のウエット式シリンダライナブロック
BL は、4個のライナ部4…と5個の軸受部27…とを
有し、相隣れるライナ部4…同士はそれぞれ共通の境界
壁20…を介して接続され、所謂サイアミーズに構成さ
れる。中央の3個の軸受部27…は、それぞれ左右各2
枚の連結部28…によって前記境界壁20…の下部に一
体に接続される。また両端の2個の軸受部27,27
は、それぞれ左右各1枚の連結部28,28によって前
記ライナ部4…の長手方向の両端壁の下部に一体に接続
される。
BL は、4個のライナ部4…と5個の軸受部27…とを
有し、相隣れるライナ部4…同士はそれぞれ共通の境界
壁20…を介して接続され、所謂サイアミーズに構成さ
れる。中央の3個の軸受部27…は、それぞれ左右各2
枚の連結部28…によって前記境界壁20…の下部に一
体に接続される。また両端の2個の軸受部27,27
は、それぞれ左右各1枚の連結部28,28によって前
記ライナ部4…の長手方向の両端壁の下部に一体に接続
される。
【0020】ライナ部4…の下部外周には、シリンダ軸
線と略直交する方向に略水平にその全周にわたってシー
ルフランジ22が一体に突設され、このシールフランジ
22の上面は平坦なシール面221 に形成される。また
前記シールフランジ22よりも上方において、ライナ部
4…の外周には、補強兼スペーサ用の縦、横リブ23
…,24…が縦横に一体に突設され、これらのリブ23
…,24…は前記シールフランジ22よりも低く形成さ
れる。更にライナ部4…の前記シールフランジ22より
も下部に、隣接する2枚の連結部28…間に挟まれた上
下2枚の吸熱用フィン29…と、シリンダライナブロッ
クBL の外周に略全長に亘って延びる3本の補強用小リ
ブ30…とが一体に突設される。
線と略直交する方向に略水平にその全周にわたってシー
ルフランジ22が一体に突設され、このシールフランジ
22の上面は平坦なシール面221 に形成される。また
前記シールフランジ22よりも上方において、ライナ部
4…の外周には、補強兼スペーサ用の縦、横リブ23
…,24…が縦横に一体に突設され、これらのリブ23
…,24…は前記シールフランジ22よりも低く形成さ
れる。更にライナ部4…の前記シールフランジ22より
も下部に、隣接する2枚の連結部28…間に挟まれた上
下2枚の吸熱用フィン29…と、シリンダライナブロッ
クBL の外周に略全長に亘って延びる3本の補強用小リ
ブ30…とが一体に突設される。
【0021】図4から明らかなように、シリンダライナ
ブロックBL の各軸受部27…には、それぞれ通孔31
…が形成される。従って、シリンダライナブロックBL
をシリンダブロック本体1内に鋳ぐるむ際に、軸受壁1
3…を構成するアルミ合金の溶湯の一部が前記通孔31
…内に流入する。そして通孔31…に流入したアルミ合
金の部分に、シリンダブロックBcのオイル通路の一本
であるメインギャラリ7mから半円状軸受孔14…の油
溝32…に到る油路33…(流体通路)が穿設される。
ブロックBL の各軸受部27…には、それぞれ通孔31
…が形成される。従って、シリンダライナブロックBL
をシリンダブロック本体1内に鋳ぐるむ際に、軸受壁1
3…を構成するアルミ合金の溶湯の一部が前記通孔31
…内に流入する。そして通孔31…に流入したアルミ合
金の部分に、シリンダブロックBcのオイル通路の一本
であるメインギャラリ7mから半円状軸受孔14…の油
溝32…に到る油路33…(流体通路)が穿設される。
【0022】而して、メインギャラリ7mから供給され
た潤滑油は前記油路33…を通って半円状軸受孔14…
の油溝32…に達し、そこに支持されたクランク軸Sc
の外周を潤滑する。このとき、油路33…はその全長が
アルミ合金に臨んでいて鋳鉄との界面を通過しないの
で、シリンダブロックBcが温度変化してアルミ合金と
鋳鉄とが異なる熱膨張率で膨張・収縮しても、その界面
から油漏れが発生する虞がない。
た潤滑油は前記油路33…を通って半円状軸受孔14…
の油溝32…に達し、そこに支持されたクランク軸Sc
の外周を潤滑する。このとき、油路33…はその全長が
アルミ合金に臨んでいて鋳鉄との界面を通過しないの
で、シリンダブロックBcが温度変化してアルミ合金と
鋳鉄とが異なる熱膨張率で膨張・収縮しても、その界面
から油漏れが発生する虞がない。
【0023】次に、図5に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
を説明する。
【0024】この第2実施例は、シリンダライナブロッ
クBL の一側壁においてライナ部4…の下端と軸受部2
7…の上端とを膨出部34によって一体に接続し、この
膨出部34にメインギャラリ7mを形成している。メイ
ンギャラリ7mは各軸受部27…の内部を貫通する油路
33…を介して半円状軸受孔14…の油溝32…に連通
する。
クBL の一側壁においてライナ部4…の下端と軸受部2
7…の上端とを膨出部34によって一体に接続し、この
膨出部34にメインギャラリ7mを形成している。メイ
ンギャラリ7mは各軸受部27…の内部を貫通する油路
33…を介して半円状軸受孔14…の油溝32…に連通
する。
【0025】而して、この第2実施例によれば、油路3
3…はその全長が鋳鉄に臨んでいてアルミ合金との界面
を通過しないので、シリンダブロックBcが温度変化し
てアルミ合金と鋳鉄とが異なる熱膨張率で膨張・収縮し
ても、その界面から油漏れが発生する虞がない。また、
ライナ部4…の下端と軸受部27…の上端とを膨出部3
4によって接続したので、シリンダライナブロックBL
の剛性を増加させることができる。
3…はその全長が鋳鉄に臨んでいてアルミ合金との界面
を通過しないので、シリンダブロックBcが温度変化し
てアルミ合金と鋳鉄とが異なる熱膨張率で膨張・収縮し
ても、その界面から油漏れが発生する虞がない。また、
ライナ部4…の下端と軸受部27…の上端とを膨出部3
4によって接続したので、シリンダライナブロックBL
の剛性を増加させることができる。
【0026】次に、図6に基づいて本発明の第3実施例
を説明する。
を説明する。
【0027】この第3実施例は、シリンダライナブロッ
クBL の5枚の軸受部27…が、それらと一体の筒状の
補強連結部35…によって連結されており、これら補強
連結部35…の内部を軸方向に貫通するように形成した
油路38(流体通路)が、それぞれの軸受部27…の内
部に通って半円状軸受孔14…に達する油路33…に連
通する。
クBL の5枚の軸受部27…が、それらと一体の筒状の
補強連結部35…によって連結されており、これら補強
連結部35…の内部を軸方向に貫通するように形成した
油路38(流体通路)が、それぞれの軸受部27…の内
部に通って半円状軸受孔14…に達する油路33…に連
通する。
【0028】この第3実施例によっても第2実施例と同
様に油路38,33…からの油漏れの発生を防止するこ
とができ、しかも補強連結部35…によって軸受部27
…の剛性を増加させることができる。
様に油路38,33…からの油漏れの発生を防止するこ
とができ、しかも補強連結部35…によって軸受部27
…の剛性を増加させることができる。
【0029】次に、図7に基づいて本発明の第4実施例
を説明する。
を説明する。
【0030】この第4実施例は、シリンダライナブロッ
クBL の5枚の軸受部27…の半円状軸受孔14…と協
働してクランク軸Scを支持する鋳鉄製の5枚の軸受キ
ャップ36…が、それらと一体の筒状の補強連結部37
…によって結合されており、これら補強連結部37…の
内部を軸方向に貫通するように形成した油路39(流体
通路)が、それぞれの軸受キャップ36…の内部に通っ
て半円状軸受孔14…に達する油路33…に連通する。
クBL の5枚の軸受部27…の半円状軸受孔14…と協
働してクランク軸Scを支持する鋳鉄製の5枚の軸受キ
ャップ36…が、それらと一体の筒状の補強連結部37
…によって結合されており、これら補強連結部37…の
内部を軸方向に貫通するように形成した油路39(流体
通路)が、それぞれの軸受キャップ36…の内部に通っ
て半円状軸受孔14…に達する油路33…に連通する。
【0031】この第4実施例によっても、油路39,3
3…が鋳鉄のみに臨んでいて鋳鉄とアルミ合金との界面
を横切ることがないため、両者の熱膨張率差によって前
記界面から油漏れが発生することがない。しかも、補強
連結部37…によって軸受キャップ26…の剛性を増加
させることができる。
3…が鋳鉄のみに臨んでいて鋳鉄とアルミ合金との界面
を横切ることがないため、両者の熱膨張率差によって前
記界面から油漏れが発生することがない。しかも、補強
連結部37…によって軸受キャップ26…の剛性を増加
させることができる。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0033】例えば、請求項1及び2の発明における流
体通路は潤滑油の通路に限定されず、冷却水等の他の流
体の通路であっても良い。
体通路は潤滑油の通路に限定されず、冷却水等の他の流
体の通路であっても良い。
【0034】また、実施例ではシリンダブロック本体を
アルミ合金製とし、シリンダライナブロックを鋳鉄製と
したが、それらの材質は実施例のものに限定されない。
アルミ合金製とし、シリンダライナブロックを鋳鉄製と
したが、それらの材質は実施例のものに限定されない。
【0035】また、実施例では四気筒用のシリンダライ
ナブロックを例示したが、本発明は他の多気筒用や単気
筒用のシリンダライナブロックに対しても適用すること
ができる。
ナブロックを例示したが、本発明は他の多気筒用や単気
筒用のシリンダライナブロックに対しても適用すること
ができる。
【0036】更に、実施例ではシリンダライナブロック
をウエット式としているが、これをドライ式にも適用で
きることは勿論である。
をウエット式としているが、これをドライ式にも適用で
きることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、軽合金製のシリンダブロック本体内に鋳ぐ
るまれた異種材料部材に通孔を形成し、この通孔内に鋳
込まれた軽合金に異種材料部材に臨まないように流体通
路を形成したので、流体通路は軽合金と異種材料との界
面を通過することがなく、これにより前記界面からの流
体漏れを確実に防止することができる。
明によれば、軽合金製のシリンダブロック本体内に鋳ぐ
るまれた異種材料部材に通孔を形成し、この通孔内に鋳
込まれた軽合金に異種材料部材に臨まないように流体通
路を形成したので、流体通路は軽合金と異種材料との界
面を通過することがなく、これにより前記界面からの流
体漏れを確実に防止することができる。
【0038】また請求項2に記載された発明によれば、
軽合金製のシリンダブロック本体内に鋳ぐるまれた異種
材料部材に軽合金製のシリンダブロック本体に臨まない
ように流体通路を形成したので、流体通路は軽合金と異
種材料との界面を通過することがなく、これにより前記
界面からの流体漏れを確実に防止することができる。
軽合金製のシリンダブロック本体内に鋳ぐるまれた異種
材料部材に軽合金製のシリンダブロック本体に臨まない
ように流体通路を形成したので、流体通路は軽合金と異
種材料との界面を通過することがなく、これにより前記
界面からの流体漏れを確実に防止することができる。
【0039】また請求項3に記載された発明によれば、
異種材料部材がクランク軸を支持する軸受部を一体に備
えたシリンダライナブロックであり、軸受部に形成され
た流体通路がクランク軸を潤滑する油路であるので、潤
滑油漏れを発生させることなくクランク軸を確実に潤滑
することができる。
異種材料部材がクランク軸を支持する軸受部を一体に備
えたシリンダライナブロックであり、軸受部に形成され
た流体通路がクランク軸を潤滑する油路であるので、潤
滑油漏れを発生させることなくクランク軸を確実に潤滑
することができる。
【0040】また請求項4に記載された発明によれば、
異種材料部材がクランク軸を支持する複数の軸受部と該
軸受部を相互に結合する補強連結部とを一体に備えたシ
リンダライナブロックであり、軸受部及び補強連結部に
クランク軸を潤滑する油路としての流体通路を形成した
ので、潤滑油漏れを発生させることなくクランク軸を確
実に潤滑することができるばかりか、補強連結部によっ
て軸受部の剛性を増加させることができる。
異種材料部材がクランク軸を支持する複数の軸受部と該
軸受部を相互に結合する補強連結部とを一体に備えたシ
リンダライナブロックであり、軸受部及び補強連結部に
クランク軸を潤滑する油路としての流体通路を形成した
ので、潤滑油漏れを発生させることなくクランク軸を確
実に潤滑することができるばかりか、補強連結部によっ
て軸受部の剛性を増加させることができる。
【0041】また請求項5に記載された発明によれば、
軽合金製のシリンダブロック本体内に鋳ぐるまれたシリ
ンダライナブロックがクランク軸を支持する複数の軸受
部を一体に備えており、これら軸受部に結合される複数
の軸受キャップと該軸受キャップを相互に結合する補強
連結部とにクランク軸を潤滑する油路を形成したので、
軽合金と異種材料との界面からの潤滑油漏れを防止しな
がらクランク軸を確実に潤滑することができるばかり
か、補強連結部によって軸受キャップの剛性を増加させ
ることができる。
軽合金製のシリンダブロック本体内に鋳ぐるまれたシリ
ンダライナブロックがクランク軸を支持する複数の軸受
部を一体に備えており、これら軸受部に結合される複数
の軸受キャップと該軸受キャップを相互に結合する補強
連結部とにクランク軸を潤滑する油路を形成したので、
軽合金と異種材料との界面からの潤滑油漏れを防止しな
がらクランク軸を確実に潤滑することができるばかり
か、補強連結部によって軸受キャップの剛性を増加させ
ることができる。
【図1】本発明の第1実施例に係るシリンダブロックの
平面図
平面図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図1の3−3線拡大断面図
【図4】図3に対応するシリンダライナブロックの断面
図
図
【図5】本発明の第2実施例に係る、前記図4に対応す
る図
る図
【図6】本発明の第3実施例に係る、シリンダライナブ
ロックの斜視図
ロックの斜視図
【図7】本発明の第4実施例に係る、シリンダライナブ
ロックの斜視図
ロックの斜視図
1 シリンダブロック本体 27 軸受部 31 通孔 33 油路(流体通路) 35 補強連結部 36 軸受キャップ 37 補強連結部 38 油路(流体通路) 39 油路(流体通路) BL シリンダライナブロック(異種材料部材) Sc クランク軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古森 喜義 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 軽合金製のシリンダブロック本体(1)
内に該シリンダブロック本体(1)と異なる材料で形成
した異種材料部材(BL )を鋳ぐるんでなるシリンダブ
ロックにおいて、 異種材料部材(BL )に形成した通孔(31)内に鋳込
まれた前記軽合金に、前記異種材料部材(BL )に臨ま
ないように流体通路(33)を形成したことを特徴とす
る、シリンダブロックにおける流体通路構造。 - 【請求項2】 軽合金製のシリンダブロック本体(1)
内に該シリンダブロック本体(1)と異なる材料で形成
した異種材料部材(BL )を鋳ぐるんでなるシリンダブ
ロックにおいて、 異種材料部材(BL )に軽合金製のシリンダブロック本
体(1)に臨まないように流体通路(33,38)を形
成したことを特徴とする、シリンダブロックにおける流
体通路構造。 - 【請求項3】 前記異種材料部材(BL )がクランク軸
(Sc)を支持する軸受部(27)を一体に備えたシリ
ンダライナブロックであり、前記軸受部(27)に形成
された流体通路(33,38)がクランク軸(Sc)を
潤滑する油路であることを特徴とする、請求項1又は2
記載のシリンダブロックにおける流体通路構造。 - 【請求項4】 前記異種材料部材(BL )がクランク軸
(Sc)を支持する複数の軸受部(27)と該軸受部
(27)を相互に結合する補強連結部(35)とを一体
に備えたシリンダライナブロックであり、前記軸受部
(27)及び補強連結部(35)にクランク軸(Sc)
を潤滑する油路としての前記流体通路(33,38)を
形成したことを特徴とする、請求項2記載のシリンダブ
ロックにおける流体通路構造。 - 【請求項5】 軽合金製のシリンダブロック本体(1)
内に該シリンダブロック本体(1)と異なる材料で形成
したシリンダライナブロック(BL )を鋳ぐるんでなる
シリンダブロックにおいて、 シリンダライナブロック(BL )がクランク軸(Sc)
を支持する複数の軸受部(27)を一体に備えており、
これら軸受部(27)に結合される複数の軸受キャップ
(36)と該軸受キャップ(36)を相互に結合する補
強連結部(37)とにクランク軸(Sc)を潤滑する油
路(33,39)を形成したことを特徴とする、シリン
ダブロックにおける流体通路構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16112294A JP3342185B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | シリンダブロックにおける流体通路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16112294A JP3342185B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | シリンダブロックにおける流体通路構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828228A true JPH0828228A (ja) | 1996-01-30 |
| JP3342185B2 JP3342185B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=15729026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16112294A Expired - Fee Related JP3342185B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | シリンダブロックにおける流体通路構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3342185B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016070247A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 三菱自動車工業株式会社 | シリンダブロックの冷却構造 |
| JP2019044714A (ja) * | 2017-09-05 | 2019-03-22 | 愛知機械工業株式会社 | エンジン部材およびこれを備えるエンジン |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP16112294A patent/JP3342185B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016070247A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 三菱自動車工業株式会社 | シリンダブロックの冷却構造 |
| JP2019044714A (ja) * | 2017-09-05 | 2019-03-22 | 愛知機械工業株式会社 | エンジン部材およびこれを備えるエンジン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3342185B2 (ja) | 2002-11-05 |
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|---|---|---|---|
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