JPH08283133A - コラゲナーゼ活性阻害剤 - Google Patents
コラゲナーゼ活性阻害剤Info
- Publication number
- JPH08283133A JPH08283133A JP7086618A JP8661895A JPH08283133A JP H08283133 A JPH08283133 A JP H08283133A JP 7086618 A JP7086618 A JP 7086618A JP 8661895 A JP8661895 A JP 8661895A JP H08283133 A JPH08283133 A JP H08283133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collagenase
- composition
- hamamelis extract
- activity inhibitor
- periodontal disease
- Prior art date
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- Pending
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- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ハマメリス抽出物を有効成分とするコラゲナ
ーゼ活性阻害剤及び口腔用組成物。 【効果】 歯周病を有効に予防・治療することができ、
かつ安全である。
ーゼ活性阻害剤及び口腔用組成物。 【効果】 歯周病を有効に予防・治療することができ、
かつ安全である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全で歯周病の予防・
治療効果が高いコラゲナーゼ活性阻害剤及び口腔用組成
物に関する。
治療効果が高いコラゲナーゼ活性阻害剤及び口腔用組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】歯周病は、近年、いわゆる虫歯よりも歯
を失う率が大きく、注目されている。歯周病は、歯周組
織における種々の病態を含む炎症性疾患の総称である
が、一般に炎症が歯肉部分に限定される歯肉炎と、歯槽
骨に達して慢性化する歯周炎とに大別される。歯周炎は
歯槽膿漏とよばれていたが、慢性化に伴い歯肉及び歯槽
骨の破壊をきたし歯の脱落にいたる。歯を失う原因の5
0%が歯周病であり、中高年にかけては約80%の人が
罹患している。
を失う率が大きく、注目されている。歯周病は、歯周組
織における種々の病態を含む炎症性疾患の総称である
が、一般に炎症が歯肉部分に限定される歯肉炎と、歯槽
骨に達して慢性化する歯周炎とに大別される。歯周炎は
歯槽膿漏とよばれていたが、慢性化に伴い歯肉及び歯槽
骨の破壊をきたし歯の脱落にいたる。歯を失う原因の5
0%が歯周病であり、中高年にかけては約80%の人が
罹患している。
【0003】歯周病の原因として、歯周ポケットのプラ
ーク中の特定の細菌群、中でも黒色色素産生性のバクテ
ロイデス(Bacteroides)菌群病原説が有力視されてい
る(例えば、Journal of Clinical Periodontology、1
3巻、912頁、1986年参照)。その歯周組織破壊
作用としては、細菌由来の直接作用因子(酵素やエンド
トキシン等)や間接作用因子(宿主の免疫応答を介する
もの)が関与していると考えられているが、何れにせよ
結果的に歯肉及び歯槽骨のコラーゲンが分解・吸収され
る点は共通である(American Journal of Pathology、
92巻、509頁、1978年参照)。
ーク中の特定の細菌群、中でも黒色色素産生性のバクテ
ロイデス(Bacteroides)菌群病原説が有力視されてい
る(例えば、Journal of Clinical Periodontology、1
3巻、912頁、1986年参照)。その歯周組織破壊
作用としては、細菌由来の直接作用因子(酵素やエンド
トキシン等)や間接作用因子(宿主の免疫応答を介する
もの)が関与していると考えられているが、何れにせよ
結果的に歯肉及び歯槽骨のコラーゲンが分解・吸収され
る点は共通である(American Journal of Pathology、
92巻、509頁、1978年参照)。
【0004】歯周病に関わるコラーゲン分解酵素(コラ
ゲナーゼ)としては、バクテロイデス由来のものと歯肉
の線維芽細胞由来のものが注目されている。前者は最近
部分精製された、金属とチオールを同時に要求する珍し
い酵素であるが、まだ不明な点が多い(Journal of Per
iodontal Research、23巻、258頁、1988年参
照)。
ゲナーゼ)としては、バクテロイデス由来のものと歯肉
の線維芽細胞由来のものが注目されている。前者は最近
部分精製された、金属とチオールを同時に要求する珍し
い酵素であるが、まだ不明な点が多い(Journal of Per
iodontal Research、23巻、258頁、1988年参
照)。
【0005】一方、線維芽細胞由来の間質型コラゲナー
ゼ(以下断りの無い限りコラゲナーゼと呼ぶ)は詳細に
解明され、1次構造も明らかにされている(The Journa
l ofBiological Chemistry、261巻、6600頁、1
986年参照)。
ゼ(以下断りの無い限りコラゲナーゼと呼ぶ)は詳細に
解明され、1次構造も明らかにされている(The Journa
l ofBiological Chemistry、261巻、6600頁、1
986年参照)。
【0006】コラゲナーゼは、結合組織中の間質型コラ
ーゲン(I型、II型、及びIII型コラーゲン)を分解す
る際の律速酵素であり、コラーゲンの代謝に重要な役割
を果している。炎症の存在する歯肉ではコラゲナーゼ活
性が上昇すること(Journalof Periodontal Research、
16巻、417頁、1981年参照)、またコラーゲン
が歯肉炎の初期の段階から減少していること(Archieve
s of Oral Biology、18巻、899頁、1973年参
照)を考慮すると、歯肉のコラゲナーゼが歯周病の進行
に深く関わっていると考えられる。
ーゲン(I型、II型、及びIII型コラーゲン)を分解す
る際の律速酵素であり、コラーゲンの代謝に重要な役割
を果している。炎症の存在する歯肉ではコラゲナーゼ活
性が上昇すること(Journalof Periodontal Research、
16巻、417頁、1981年参照)、またコラーゲン
が歯肉炎の初期の段階から減少していること(Archieve
s of Oral Biology、18巻、899頁、1973年参
照)を考慮すると、歯肉のコラゲナーゼが歯周病の進行
に深く関わっていると考えられる。
【0007】従来、歯周病の予防や治療には、スケーリ
ングやルートプレーニングによる歯周ポケット内のプラ
ークや歯石の除去、歯周ポケットの除去(歯肉切除)等
が行われていた。
ングやルートプレーニングによる歯周ポケット内のプラ
ークや歯石の除去、歯周ポケットの除去(歯肉切除)等
が行われていた。
【0008】また、最近薬物療法として抗菌剤ミノサイ
クリンを配合した治療剤が開発された。ミノサイクリン
には、抗菌活性のみならずバクテロイデス及び好中球由
来コラゲナーゼをイン・ビトロで阻害する活性を有する
ことが報告されている(Journal of the Japanese Asso
ciation of Periodontology、30巻、182頁、19
88年参照)。
クリンを配合した治療剤が開発された。ミノサイクリン
には、抗菌活性のみならずバクテロイデス及び好中球由
来コラゲナーゼをイン・ビトロで阻害する活性を有する
ことが報告されている(Journal of the Japanese Asso
ciation of Periodontology、30巻、182頁、19
88年参照)。
【0009】しかしながら、上記公知の方法は、医師の
指示に従った物理的、外科的、あるいは薬剤による治療
に基づくものであり、日常的に罹患率の高い疾病である
歯周病は医師による治療に至るまでに病状が悪化し易
い。よって、ガム、飴、飲料のような食品や、歯磨剤、
洗口剤のような口腔素材に、前記の病因を除去し歯周病
の予防や治療に役立つ安全性の高いコラゲナーゼ活性阻
害剤を配合した口腔用組成物が望まれる。
指示に従った物理的、外科的、あるいは薬剤による治療
に基づくものであり、日常的に罹患率の高い疾病である
歯周病は医師による治療に至るまでに病状が悪化し易
い。よって、ガム、飴、飲料のような食品や、歯磨剤、
洗口剤のような口腔素材に、前記の病因を除去し歯周病
の予防や治療に役立つ安全性の高いコラゲナーゼ活性阻
害剤を配合した口腔用組成物が望まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、歯周病の予防や治療効果に優れ、かつ安全性の高い
コラゲナーゼ活性阻害剤及びこれを含有する口腔用組成
物を提供することにある。
は、歯周病の予防や治療効果に優れ、かつ安全性の高い
コラゲナーゼ活性阻害剤及びこれを含有する口腔用組成
物を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる実情に鑑み、本発
明者は鋭意研究を行った結果、ハマメリス抽出物が安全
かつ、コラゲナーゼ阻害活性が強く、口腔用組成物の有
効成分として有用であることを見出し、本発明を完成し
た。
明者は鋭意研究を行った結果、ハマメリス抽出物が安全
かつ、コラゲナーゼ阻害活性が強く、口腔用組成物の有
効成分として有用であることを見出し、本発明を完成し
た。
【0012】すなわち本発明は、ハマメリス抽出物を有
効成分とするコラゲナーゼ活性阻害剤及びハマメリス抽
出物を有効成分とする口腔用組成物を提供するものであ
る。
効成分とするコラゲナーゼ活性阻害剤及びハマメリス抽
出物を有効成分とする口腔用組成物を提供するものであ
る。
【0013】本発明の有効成分であるハマメリス抽出物
は、ハマメリスの全草又はその葉、樹皮、根及び枝のう
ちの1又は2以上の箇所(以下「原体」と称する)を乾
燥し又は乾燥することなく粉砕した後、常温又は加温下
に、溶剤により抽出するか又はソックスレー抽出器等の
抽出器具を用いて抽出することにより得ることができ
る。ここで、使用される溶剤は特に限定されず、例え
ば、水、メチルアルコール、エチルアルコール等の1級
アルコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレン
グリコール等の液状多価アルコール、酢酸エチルエステ
ル等の低級アルキルエステル、ベンゼン、ヘキサン等の
炭化水素、エチルエーテル、アセトン等の公知の溶媒が
挙げられ、これら溶媒は、1種又は2種以上を組み合わ
せて使用することができる。
は、ハマメリスの全草又はその葉、樹皮、根及び枝のう
ちの1又は2以上の箇所(以下「原体」と称する)を乾
燥し又は乾燥することなく粉砕した後、常温又は加温下
に、溶剤により抽出するか又はソックスレー抽出器等の
抽出器具を用いて抽出することにより得ることができ
る。ここで、使用される溶剤は特に限定されず、例え
ば、水、メチルアルコール、エチルアルコール等の1級
アルコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレン
グリコール等の液状多価アルコール、酢酸エチルエステ
ル等の低級アルキルエステル、ベンゼン、ヘキサン等の
炭化水素、エチルエーテル、アセトン等の公知の溶媒が
挙げられ、これら溶媒は、1種又は2種以上を組み合わ
せて使用することができる。
【0014】原体からの好ましい抽出方法の具体例とし
ては、乾燥粉砕物100グラムに50v/v%エタノー
ル1000mlを加え、室温で時々攪拌しながら3日間抽
出を行う。得られた抽出液を濾過し、濾液を5℃で3日
間静置したのち再度濾過して、上澄みを得る。以上のよ
うな条件で得られたハマメリス抽出物は、抽出された溶
液のまま用いても良いが、更に必要により濃縮、濾過等
の処理をしたものを用いることができる。
ては、乾燥粉砕物100グラムに50v/v%エタノー
ル1000mlを加え、室温で時々攪拌しながら3日間抽
出を行う。得られた抽出液を濾過し、濾液を5℃で3日
間静置したのち再度濾過して、上澄みを得る。以上のよ
うな条件で得られたハマメリス抽出物は、抽出された溶
液のまま用いても良いが、更に必要により濃縮、濾過等
の処理をしたものを用いることができる。
【0015】ハマメリス抽出物は、乾燥固形分に換算し
て全組成中に0.0001〜10.0重量%、特に0.
001〜5.0重量%配合することが本発明の効果を奏
する上で好ましい。
て全組成中に0.0001〜10.0重量%、特に0.
001〜5.0重量%配合することが本発明の効果を奏
する上で好ましい。
【0016】本発明のコラゲナーゼ活性阻害剤及び口腔
用組成物には、必要により通常用いられる公知の成分を
配合してもよい。このような成分としては、通常食品に
用いられている甘味料、香料、着色料、保存料が挙げら
れ、更に歯周病原因菌の増殖を抑制するビャクダン、カ
ッシア、シンナモン、グアヤック、パチュリ等精油成
分、クロルヘキシジンなどの殺菌剤、アンピシリンなど
の抗生物質を配合し、歯周病の予防・改善効果を高める
ことができる。
用組成物には、必要により通常用いられる公知の成分を
配合してもよい。このような成分としては、通常食品に
用いられている甘味料、香料、着色料、保存料が挙げら
れ、更に歯周病原因菌の増殖を抑制するビャクダン、カ
ッシア、シンナモン、グアヤック、パチュリ等精油成
分、クロルヘキシジンなどの殺菌剤、アンピシリンなど
の抗生物質を配合し、歯周病の予防・改善効果を高める
ことができる。
【0017】本発明のコラゲナーゼ活性阻害剤及び口腔
用組成物の形態は特に限定されず液剤、固形剤、半固形
剤のいずれであってもよく、好ましい組成物として歯磨
剤、洗口剤、チャーインガム、トローチ剤、塗布液剤等
の口腔用組成物、あるいは飴類、飲料等の食品等が挙げ
られる。
用組成物の形態は特に限定されず液剤、固形剤、半固形
剤のいずれであってもよく、好ましい組成物として歯磨
剤、洗口剤、チャーインガム、トローチ剤、塗布液剤等
の口腔用組成物、あるいは飴類、飲料等の食品等が挙げ
られる。
【0018】これらの組成物を製造するのに使用される
賦形剤又は補助剤は、通常同目的に使用されるものから
剤形に応じて適宜選択すればよく、特に限定されるもの
ではないが、例えば乳糖、ステアリン酸マグネシウム、
ソルビット、マンニット、カルボキシメチルセルロー
ス、ハイドロキシプロピルセルロース、ハイドロキシプ
ロピルメチルセルロース、サッカリン、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、グリセリ
ン、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
カラギナン、アラビアゴム、エタノール、メントール、
脂肪酸、クエン酸、無水ケイ酸、第二リン酸カルシウ
ム、ハイドロキシアパタイト、炭酸カルシウム、二酸化
チタン等が使用される。
賦形剤又は補助剤は、通常同目的に使用されるものから
剤形に応じて適宜選択すればよく、特に限定されるもの
ではないが、例えば乳糖、ステアリン酸マグネシウム、
ソルビット、マンニット、カルボキシメチルセルロー
ス、ハイドロキシプロピルセルロース、ハイドロキシプ
ロピルメチルセルロース、サッカリン、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、グリセリ
ン、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
カラギナン、アラビアゴム、エタノール、メントール、
脂肪酸、クエン酸、無水ケイ酸、第二リン酸カルシウ
ム、ハイドロキシアパタイト、炭酸カルシウム、二酸化
チタン等が使用される。
【0019】
【発明の効果】本発明のコラゲナーゼ活性阻害剤及び口
腔用組成物は、コラゲナーゼに対し優れた阻害活性を有
するため、歯周病の予防・治療に有用であり、かつ植物
抽出物を有効成分としているため安全性にも優れたもの
である。
腔用組成物は、コラゲナーゼに対し優れた阻害活性を有
するため、歯周病の予防・治療に有用であり、かつ植物
抽出物を有効成分としているため安全性にも優れたもの
である。
【0020】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0021】実施例1 ハマメリス抽出物のヒトコラゲナーゼ阻害作用: (1)コラゲナーゼとしては、ヒト線維肉腫細胞由来の
足場非依存性細胞に、無血清無蛋白質培地中で産生させ
たヒトプロコラゲナーゼを、CMセファロースTM(ファ
ルマシア社製)及び亜鉛キレーティングセファロースTM
(ファルマシア社製)により精製して緩衝液に溶解し、
これに活性化剤としてトリプシン(シグマ社製、Typel
2)を添加して、35℃にて5分間インキュベートした
後、ダイズトリプシン・インヒビター(メルク社製)を
添加してトリプシンを失活させたものを用いた(特願平
1−238941号公報参照)。 (2)コラゲナーゼ阻害活性の測定コラゲナーゼに対す
るハマメリス抽出物の阻害活性の測定は、下記の通り行
う。先ず、被検体をジメチルスルホキシドにて溶解して
8重量%溶液を得、次いで測定用緩衝液〔0.2M食
塩、5mM 塩化カルシウム、0.05容量%Brij−
35(ICI社製ポリオキシエチレン(23)ラウリル
エーテル)、及び0.02容量%アジ化ナトリウムを含
有する50mMトリス塩酸緩衝液、pH7.5〕にて200
〜20000倍希釈する。各希釈液と、既知量(0.7
単位:なお1単位は、35℃で1分間に1μgのI型コ
ラーゲンを分解する酵素量を示す)の上記コラゲナーゼ
溶液とを等量混合し、フルオレッセインイソチオシアネ
ートで標識されたI型コラーゲン(コスモバイオ社製)
を基質として、永井らの方法(JapaneseJournal of Inf
lamation、4巻、123頁、1984年参照)に準じコ
ラゲナーゼ活性を測定することにより、阻害曲線を求
め、それより50%阻害するに必要な試験薬量をIC50
値として読み取った。 (3)試験結果 表1から明らかなように、ハマメリス抽出物のヒトコラ
ゲナーゼ阻害活性は対照として用いたL(+)−アスコ
ルビン酸、エリソルビン酸ナトリウムよりも強いもので
あり、歯周病の予防・治療剤として有用であることがわ
かる。
足場非依存性細胞に、無血清無蛋白質培地中で産生させ
たヒトプロコラゲナーゼを、CMセファロースTM(ファ
ルマシア社製)及び亜鉛キレーティングセファロースTM
(ファルマシア社製)により精製して緩衝液に溶解し、
これに活性化剤としてトリプシン(シグマ社製、Typel
2)を添加して、35℃にて5分間インキュベートした
後、ダイズトリプシン・インヒビター(メルク社製)を
添加してトリプシンを失活させたものを用いた(特願平
1−238941号公報参照)。 (2)コラゲナーゼ阻害活性の測定コラゲナーゼに対す
るハマメリス抽出物の阻害活性の測定は、下記の通り行
う。先ず、被検体をジメチルスルホキシドにて溶解して
8重量%溶液を得、次いで測定用緩衝液〔0.2M食
塩、5mM 塩化カルシウム、0.05容量%Brij−
35(ICI社製ポリオキシエチレン(23)ラウリル
エーテル)、及び0.02容量%アジ化ナトリウムを含
有する50mMトリス塩酸緩衝液、pH7.5〕にて200
〜20000倍希釈する。各希釈液と、既知量(0.7
単位:なお1単位は、35℃で1分間に1μgのI型コ
ラーゲンを分解する酵素量を示す)の上記コラゲナーゼ
溶液とを等量混合し、フルオレッセインイソチオシアネ
ートで標識されたI型コラーゲン(コスモバイオ社製)
を基質として、永井らの方法(JapaneseJournal of Inf
lamation、4巻、123頁、1984年参照)に準じコ
ラゲナーゼ活性を測定することにより、阻害曲線を求
め、それより50%阻害するに必要な試験薬量をIC50
値として読み取った。 (3)試験結果 表1から明らかなように、ハマメリス抽出物のヒトコラ
ゲナーゼ阻害活性は対照として用いたL(+)−アスコ
ルビン酸、エリソルビン酸ナトリウムよりも強いもので
あり、歯周病の予防・治療剤として有用であることがわ
かる。
【0022】
【表1】
【0023】実施例2 下記組成の練歯磨きを下記製法によって製造した。
【0024】
【表2】 配合組成 重量% 第二リン酸カルシウム 42 グリセリン 18 カラギナン 0.9 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリン 1.0 パラオキシ安息香酸ブチル 0.005 クロルヘキシジンジグルコネート 0.1 香料 0.1 ハマメリス抽出物*1 0.3 エリソルビン酸ナトリウム 0.1 水 残量 *1:ハマメリス抽出物(乾燥固形物)
【0025】(製法)水、グリセリン、カラギナン、サ
ッカリン、パラオキシ安息香酸ブチル、クロルヘキシジ
ンジグルコネート、香料、ハマメリス抽出物、エリソル
ビン酸ナトリウムの処方量を計量し、混合して粘結剤を
膨潤させたのち、第二リン酸カルシウム、ラウリル硫酸
ナトリウムを加え、更によく混合、脱泡したのちチュー
ブに充填して練歯磨き剤を得た。
ッカリン、パラオキシ安息香酸ブチル、クロルヘキシジ
ンジグルコネート、香料、ハマメリス抽出物、エリソル
ビン酸ナトリウムの処方量を計量し、混合して粘結剤を
膨潤させたのち、第二リン酸カルシウム、ラウリル硫酸
ナトリウムを加え、更によく混合、脱泡したのちチュー
ブに充填して練歯磨き剤を得た。
【0026】実施例3 下記組成のトローチ剤を常法により製造した。
【0027】
【表3】 配合組成 重量% ポリエチレングリコール6000 2.0 無水ケイ酸 1.0 ステアリン酸マグネシウム 0.6 タルク 0.3 ハイドロキシプロピルセルロース 0.7 ハマメリス抽出物*1 0.2 アスコルビン酸 0.2 マンニット 残量 *1:前記に同じ
【0028】実施例4 下記の組成の洗口剤を常法に従い製造した。
【0029】
【表4】 配合組成 重量% エタノール 20.0 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 ショ糖脂肪酸エステル 0.5 ハマメリス抽出物*1 1.0 水 残量 *1:前記に同じ
【0030】実施例5 下記組成のチューインガムを下記製法により製造した。
【0031】
【表5】 配合組成 重量% チューインガムベース 20.0 粉糖 50.99 ブドウ糖 10.0 水飴(水分15%) 18.0 ハマメリス抽出物*1 0.01 香料 1.0 *1:前記に同じ
【0032】(製法)40℃に保温した全量のチューイ
ンガムベース及び全量の水飴をニーダーに投入して10
分間混練し粉糖の1/3量及び全量のブドウ糖を投入し
て5分間、次いで粉糖の1/3量を投与して5分間混練
した。次に、ハマメリス抽出物を残りの1/3量の粉糖
に混合してから投入し5分間混練してガムミックスを得
た。
ンガムベース及び全量の水飴をニーダーに投入して10
分間混練し粉糖の1/3量及び全量のブドウ糖を投入し
て5分間、次いで粉糖の1/3量を投与して5分間混練
した。次に、ハマメリス抽出物を残りの1/3量の粉糖
に混合してから投入し5分間混練してガムミックスを得
た。
【0033】実施例6 下記組成のチューインガムを実施例5に準じて製造し
た。
た。
【0034】
【表6】 配合組成 重量% チューインガムベース 20.0 粉糖 50.93 ブドウ糖 10.0 水飴(水分15%) 18.0 ハマメリス抽出物*1 0.02 アスコルビン酸 0.05 香料 1.0 *1:前記に同じ
【0035】実施例7 下記組成のヌガーを下記製法により製造した。
【0036】
【表7】 配合組成 重量部 (1)卵白粉末 4 水 12 (2)グラニュー糖 120 水飴(水分30%) 120 水 10 (3)粉乳 7 植物性油脂 25 香料 0.4 着色料 0.3 (4)ハマメリス抽出物*1 0.1 *1:前記に同じ
【0037】(製法)(1)を混合し泡立てる。(2)
は130℃まで煮詰める。(1)に(2)を少しづつ加
え、更に泡立てる。これに、(3)を加え混合しながら
90℃まで冷却後、(4)を加えて良く混合したのち冷
却盤上に広げ成型してヌガーを得た。
は130℃まで煮詰める。(1)に(2)を少しづつ加
え、更に泡立てる。これに、(3)を加え混合しながら
90℃まで冷却後、(4)を加えて良く混合したのち冷
却盤上に広げ成型してヌガーを得た。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハマメリス抽出物を有効成分とするコラ
ゲナーゼ活性阻害剤。 - 【請求項2】 ハマメリス抽出物を有効成分とする口腔
用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7086618A JPH08283133A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | コラゲナーゼ活性阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7086618A JPH08283133A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | コラゲナーゼ活性阻害剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08283133A true JPH08283133A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13892019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7086618A Pending JPH08283133A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | コラゲナーゼ活性阻害剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08283133A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007238485A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Lotte Holdings Ltd | メチオニナーゼ阻害剤及びそれを含有する口腔用組成物並びに飲食品 |
| US7393519B2 (en) | 2002-11-07 | 2008-07-01 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Base for oral composition and the oral composition |
-
1995
- 1995-04-12 JP JP7086618A patent/JPH08283133A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7393519B2 (en) | 2002-11-07 | 2008-07-01 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Base for oral composition and the oral composition |
| JP2007238485A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Lotte Holdings Ltd | メチオニナーゼ阻害剤及びそれを含有する口腔用組成物並びに飲食品 |
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