JPH08283442A - スチレン系樹脂組成物からなる発泡体 - Google Patents
スチレン系樹脂組成物からなる発泡体Info
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- JPH08283442A JPH08283442A JP9534195A JP9534195A JPH08283442A JP H08283442 A JPH08283442 A JP H08283442A JP 9534195 A JP9534195 A JP 9534195A JP 9534195 A JP9534195 A JP 9534195A JP H08283442 A JPH08283442 A JP H08283442A
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- Japan
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- weight
- styrene
- resin composition
- foam
- styrene resin
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 下記(A)成分及び下記(B)成分を含有す
るスチレン系樹脂組成物からなる発泡体。 (A)重量平均分子量が10万〜200万であるスチレ
ン系樹脂99.000〜99.998重量% (B)平均粒度が0.1〜5μmであり、ガラス転移温
度が−130〜90℃に存在しない微粒子1.000〜
0.002重量% 【効果】 加工生産性を維持したままで、衝撃強度に優
れるスチレン系樹脂組成物からなる発泡体を提供するこ
とができる。
るスチレン系樹脂組成物からなる発泡体。 (A)重量平均分子量が10万〜200万であるスチレ
ン系樹脂99.000〜99.998重量% (B)平均粒度が0.1〜5μmであり、ガラス転移温
度が−130〜90℃に存在しない微粒子1.000〜
0.002重量% 【効果】 加工生産性を維持したままで、衝撃強度に優
れるスチレン系樹脂組成物からなる発泡体を提供するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチレン系樹脂組成物
からなる発泡体に関するものである。更に詳しくは、本
発明は、流動性、すなわち加工生産性を満足できる水準
に維持したままで、衝撃強度に優れるスチレン系樹脂組
成物からなる発泡体に関するものである。
からなる発泡体に関するものである。更に詳しくは、本
発明は、流動性、すなわち加工生産性を満足できる水準
に維持したままで、衝撃強度に優れるスチレン系樹脂組
成物からなる発泡体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリスチレンを発泡成形することによ
り、発泡体とすることは広く行われている。スチレン系
樹脂を単独で用いた場合、剛性に優れた発泡体を得るこ
とができるが、衝撃強度が低いという問題がある。とこ
ろで、エラストマーを配合することにより衝撃強度を高
くする方法が知られているが、この方法によると剛性、
耐熱性が低下する他、耐熱性が低下したために、発泡加
工時にガス抜けしやすくなり、十分な発泡倍率が得られ
ず、また得られる発泡体の外観が劣るという問題を有し
ている。また、スチレン系樹脂の分子量を上げることに
より衝撃強度を高くする方法が知られている。しかしな
がら、この方法によると、流動性が低下し、発泡成形時
の生産性が低下するという問題が発生する。
り、発泡体とすることは広く行われている。スチレン系
樹脂を単独で用いた場合、剛性に優れた発泡体を得るこ
とができるが、衝撃強度が低いという問題がある。とこ
ろで、エラストマーを配合することにより衝撃強度を高
くする方法が知られているが、この方法によると剛性、
耐熱性が低下する他、耐熱性が低下したために、発泡加
工時にガス抜けしやすくなり、十分な発泡倍率が得られ
ず、また得られる発泡体の外観が劣るという問題を有し
ている。また、スチレン系樹脂の分子量を上げることに
より衝撃強度を高くする方法が知られている。しかしな
がら、この方法によると、流動性が低下し、発泡成形時
の生産性が低下するという問題が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況において、
本発明が解決しようとする課題は、加工生産性を維持し
たままで、衝撃強度に優れたスチレン系樹脂組成物から
なる発泡体を提供する点に存する。
本発明が解決しようとする課題は、加工生産性を維持し
たままで、衝撃強度に優れたスチレン系樹脂組成物から
なる発泡体を提供する点に存する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、下
記(A)成分及び下記(B)成分を含有するスチレン系
樹脂組成物からなる発泡体を提供するものである。 (A)重量平均分子量が10万〜200万であるスチレ
ン系樹脂99.000〜99.998重量% (B)平均粒度が0.1〜5μmであり、ガラス転移温
度が−130〜90℃に存在しない微粒子1.000〜
0.002重量%
記(A)成分及び下記(B)成分を含有するスチレン系
樹脂組成物からなる発泡体を提供するものである。 (A)重量平均分子量が10万〜200万であるスチレ
ン系樹脂99.000〜99.998重量% (B)平均粒度が0.1〜5μmであり、ガラス転移温
度が−130〜90℃に存在しない微粒子1.000〜
0.002重量%
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いるスチレン系樹脂は、その重量平均分子量が10万
〜200万、好ましくは25万〜50万のものである。
該分子量が過小な場合は、衝撃強度に劣り、一方該分子
量が過大な場合は流動性に劣る。スチレン系樹脂を構成
する単量体としては、スチレン、α−メチルスチレンな
どのα−置換アルキルスチレン、p−メチルスチレンな
どの核置換アルキルスチレン、また該スチレン系化合物
と共に、スチレン系化合物と共重合可能な化合物、たと
えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル、メタクリ
ル酸、メタクリル酸メチルなどのエステル誘導体などの
ビニルモノマー、更には無水マレイン酸、マレイミド、
核置換マレイミドなどがあげられる。
用いるスチレン系樹脂は、その重量平均分子量が10万
〜200万、好ましくは25万〜50万のものである。
該分子量が過小な場合は、衝撃強度に劣り、一方該分子
量が過大な場合は流動性に劣る。スチレン系樹脂を構成
する単量体としては、スチレン、α−メチルスチレンな
どのα−置換アルキルスチレン、p−メチルスチレンな
どの核置換アルキルスチレン、また該スチレン系化合物
と共に、スチレン系化合物と共重合可能な化合物、たと
えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル、メタクリ
ル酸、メタクリル酸メチルなどのエステル誘導体などの
ビニルモノマー、更には無水マレイン酸、マレイミド、
核置換マレイミドなどがあげられる。
【0006】本発明のスチレン系樹脂としては、ポリス
チレン(PS)、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS resin)、スチレン−メタクリル酸メチル
共重合体(MS resin)などの二元系共重合体あ
るいは三元系共重合体の中から選ぶことができる。
チレン(PS)、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS resin)、スチレン−メタクリル酸メチル
共重合体(MS resin)などの二元系共重合体あ
るいは三元系共重合体の中から選ぶことができる。
【0007】本発明のスチレン系樹脂組成物及び発泡体
は、上記スチレン系樹脂を99.000〜99.998
重量%、好ましくは99.9〜99.99重量%、及び
平均粒度が0.1〜5μm、好ましくは1〜4μmであ
り、ガラス転移温度が−130〜90℃に存在しない微
粒子を0.002重量%〜1重量%、好ましくは0.0
1重量%〜0.1重量%含有するものである。スチレン
系樹脂が99.000重量%未満または上記微粒子が1
重量%を越える場合、またはスチレン系樹脂が99.9
98重量%を越えるか上記微粒子が0.002重量%未
満の場合は十分な衝撃強度が得られない。かかる微粒子
の好ましい具体例としては、平均粒度が0.1〜5μm
であるリン酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、シリ
カゲル、ポリスチレン架橋ビーズ又はジビニルベンゼン
架橋ビーズなどが挙げられる。
は、上記スチレン系樹脂を99.000〜99.998
重量%、好ましくは99.9〜99.99重量%、及び
平均粒度が0.1〜5μm、好ましくは1〜4μmであ
り、ガラス転移温度が−130〜90℃に存在しない微
粒子を0.002重量%〜1重量%、好ましくは0.0
1重量%〜0.1重量%含有するものである。スチレン
系樹脂が99.000重量%未満または上記微粒子が1
重量%を越える場合、またはスチレン系樹脂が99.9
98重量%を越えるか上記微粒子が0.002重量%未
満の場合は十分な衝撃強度が得られない。かかる微粒子
の好ましい具体例としては、平均粒度が0.1〜5μm
であるリン酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、シリ
カゲル、ポリスチレン架橋ビーズ又はジビニルベンゼン
架橋ビーズなどが挙げられる。
【0008】微粒子の平均粒度は、例えば沈降法又は遠
心法と呼ばれる方法により測定される。代表的な測定法
は、適当な媒質中に粒子を分散させ光を透過させたとき
の粒子濃度の変化を測定することにより求める方法であ
り、詳細については、例えば書籍「粉体物性図説」(粉
体工学研究会、日本粉体工業協会編、産業技術センター
刊、1975年)に記載されている。また、微粒子の平
均粒度は次の方法によっても測定することができる。す
なわち、発泡体の超薄切片の透過型電子顕微鏡写真をと
り、写真中の微粒子の粒子径を測定する方法で、平均粒
度は次式によって計算する。 平均粒度=Σni Di 2 /Σni Di ここで、ni は粒子径Di の粒子の個数である。
心法と呼ばれる方法により測定される。代表的な測定法
は、適当な媒質中に粒子を分散させ光を透過させたとき
の粒子濃度の変化を測定することにより求める方法であ
り、詳細については、例えば書籍「粉体物性図説」(粉
体工学研究会、日本粉体工業協会編、産業技術センター
刊、1975年)に記載されている。また、微粒子の平
均粒度は次の方法によっても測定することができる。す
なわち、発泡体の超薄切片の透過型電子顕微鏡写真をと
り、写真中の微粒子の粒子径を測定する方法で、平均粒
度は次式によって計算する。 平均粒度=Σni Di 2 /Σni Di ここで、ni は粒子径Di の粒子の個数である。
【0009】微粒子のガラス転移温度が−130〜90
℃に存在するか否かは、示差走査熱測定(DSC)、た
とえばPERKIN ELMER(パーキン エルマ
ー)社製7700型DSC装置で−130〜90℃の範
囲の示差熱を測定することにより判定することができ
る。なお、詳細については、たとえば書籍「新実験化学
講座2(3.熱分析測定)」(日本化学会編、丸善社
刊、1984年、87〜122頁)に記載されている。
℃に存在するか否かは、示差走査熱測定(DSC)、た
とえばPERKIN ELMER(パーキン エルマ
ー)社製7700型DSC装置で−130〜90℃の範
囲の示差熱を測定することにより判定することができ
る。なお、詳細については、たとえば書籍「新実験化学
講座2(3.熱分析測定)」(日本化学会編、丸善社
刊、1984年、87〜122頁)に記載されている。
【0010】本発明で用いるスチレン系樹脂組成物は、
重量平均分子量が10万〜30万であり、スチレン含量
が40〜90重量%であり、ブタジエン含量が10〜6
0重量%であるスチレン−ブタジエンブロック共重合体
を含有することができる。上記スチレン−ブタジエンブ
ロック共重合体の配合量は、スチレン系樹脂100重量
部に対して、0〜50重量部、好ましくは20〜40重
量部である。
重量平均分子量が10万〜30万であり、スチレン含量
が40〜90重量%であり、ブタジエン含量が10〜6
0重量%であるスチレン−ブタジエンブロック共重合体
を含有することができる。上記スチレン−ブタジエンブ
ロック共重合体の配合量は、スチレン系樹脂100重量
部に対して、0〜50重量部、好ましくは20〜40重
量部である。
【0011】本発明で用いるスチレン系樹脂組成物は、
次の方法により製造することができる。スチレン系化合
物、スチレン系化合物と共重合可能な化合物及び本発明
で規定した微粒子を予め均一に混合、さらにこれらにス
チレン−ブタジエンブロック共重合体を予め均一に混合
し、該混合溶液を重合する方法、あるいはスチレン系化
合物の重合溶液中に本発明で規定した微粒子を添加する
方法、あるいはスチレン系重合体の溶融物に本発明で規
定した微粒子を添加する方法である。重合方法として
は、バッチ式のサスペンジョン重合法又は連続バルク重
合法を用いることができ、熱重合法又は開始剤による重
合法のいずれをも使用できる。重合開始剤としては、種
々のラジカル重合開始剤を使用することができる。重合
で得られた樹脂に対しては、必要に応じて、滑剤、帯電
防止剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔料、
染料などを添加して用いてもよく、更に本発明の効果を
損なわない範囲内において、ミネラルオイルなどの可塑
剤を用いてもよい。
次の方法により製造することができる。スチレン系化合
物、スチレン系化合物と共重合可能な化合物及び本発明
で規定した微粒子を予め均一に混合、さらにこれらにス
チレン−ブタジエンブロック共重合体を予め均一に混合
し、該混合溶液を重合する方法、あるいはスチレン系化
合物の重合溶液中に本発明で規定した微粒子を添加する
方法、あるいはスチレン系重合体の溶融物に本発明で規
定した微粒子を添加する方法である。重合方法として
は、バッチ式のサスペンジョン重合法又は連続バルク重
合法を用いることができ、熱重合法又は開始剤による重
合法のいずれをも使用できる。重合開始剤としては、種
々のラジカル重合開始剤を使用することができる。重合
で得られた樹脂に対しては、必要に応じて、滑剤、帯電
防止剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔料、
染料などを添加して用いてもよく、更に本発明の効果を
損なわない範囲内において、ミネラルオイルなどの可塑
剤を用いてもよい。
【0012】また、本発明で用いるスチレン系樹脂組成
物は、スチレン系樹脂と微粒子を、またはスチレン系樹
脂、微粒子及びスチレン−ブタジエンブロック共重合体
を特定の割合で混合し、押出機で溶融混練し製造しても
よい。
物は、スチレン系樹脂と微粒子を、またはスチレン系樹
脂、微粒子及びスチレン−ブタジエンブロック共重合体
を特定の割合で混合し、押出機で溶融混練し製造しても
よい。
【0013】本発明のスチレン系樹脂組成物を発泡成形
加工して発泡体とする方法としては、特に制限はない
が、たとえば分解型発泡剤とスチレン系樹脂組成物を押
出機で溶融混練し、発泡させる方法;分解型発泡剤とス
チレン系樹脂組成物を混合させた後、射出成形し、射出
発泡成形体とする方法;スチレン系樹脂組成物を押出機
で溶融させ、蒸発型発泡剤をシリンダー途中から直接圧
入し、混練、発泡させる方法;ポリスチレン系樹脂組成
物からなる小ペレット又はビーズを押出機又は水系懸濁
液中で蒸発型発泡剤を含浸させ、その含浸ペレット又は
ビーズを水蒸気で発泡させる方法;などが挙げられる。
また、発泡剤の分解温度を低下調整する目的で、尿素
系、有機酸系、金属塩系などの助剤を用いてもよい。
加工して発泡体とする方法としては、特に制限はない
が、たとえば分解型発泡剤とスチレン系樹脂組成物を押
出機で溶融混練し、発泡させる方法;分解型発泡剤とス
チレン系樹脂組成物を混合させた後、射出成形し、射出
発泡成形体とする方法;スチレン系樹脂組成物を押出機
で溶融させ、蒸発型発泡剤をシリンダー途中から直接圧
入し、混練、発泡させる方法;ポリスチレン系樹脂組成
物からなる小ペレット又はビーズを押出機又は水系懸濁
液中で蒸発型発泡剤を含浸させ、その含浸ペレット又は
ビーズを水蒸気で発泡させる方法;などが挙げられる。
また、発泡剤の分解温度を低下調整する目的で、尿素
系、有機酸系、金属塩系などの助剤を用いてもよい。
【0014】発泡剤の配合量は、スチレン系樹脂組成物
100重量部に対して、0.5〜5重量部、好ましくは
1〜2重量部である。
100重量部に対して、0.5〜5重量部、好ましくは
1〜2重量部である。
【0015】分解型発泡剤としては、例えばアゾジカル
ボンアミド、トリヒドラジノトリアジン、ベンゼンスル
ホニルセミカルバジドなどの有機系発泡剤、クエン酸を
はじめとする有機酸発泡剤、重炭酸ナトリウム等の無機
系発泡剤などが挙げられる。蒸発型発泡剤としては、例
えばプロパン、n−ブタン、i−ブタン、n−ペンタ
ン、i−ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、フレオンなど
が挙げられる。
ボンアミド、トリヒドラジノトリアジン、ベンゼンスル
ホニルセミカルバジドなどの有機系発泡剤、クエン酸を
はじめとする有機酸発泡剤、重炭酸ナトリウム等の無機
系発泡剤などが挙げられる。蒸発型発泡剤としては、例
えばプロパン、n−ブタン、i−ブタン、n−ペンタ
ン、i−ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、フレオンなど
が挙げられる。
【0016】本発明の発泡体は、重合、あるいは押出溶
融混練時に微粒子を添加していないスチレン系樹脂組成
物と、本発明で規定した微粒子を発泡成形加工する前に
よく混合させた後、発泡成形加工する方法でも得ること
が可能である。
融混練時に微粒子を添加していないスチレン系樹脂組成
物と、本発明で規定した微粒子を発泡成形加工する前に
よく混合させた後、発泡成形加工する方法でも得ること
が可能である。
【0017】本発明の発泡体は、その発泡倍率を特に制
限するものではないが、通常1.05〜80倍である。
限するものではないが、通常1.05〜80倍である。
【0018】本発明の発泡体は、その優れた耐衝撃強度
により、真空成形、圧空成形法により、包装容器などの
成形に好適に使用され、また、緩衝包装材や断熱材、土
木用材としても最適に使用される。
により、真空成形、圧空成形法により、包装容器などの
成形に好適に使用され、また、緩衝包装材や断熱材、土
木用材としても最適に使用される。
【0019】
【実施例】以下に実施例により本発明を説明する。な
お、測定評価方法のうち、上記に記載した項目以外の項
目については以下のとおり実施した。
お、測定評価方法のうち、上記に記載した項目以外の項
目については以下のとおり実施した。
【0020】(1)MI(流動性):JIS K721
0に準拠して行なった。なお、温度200℃、荷重5k
gfとした。 (2)発泡倍率:1.05/発泡体密度で表した。 (3)外観:得られた発泡体の外観を目視により観察
し、次のように評価した。 ○・・・ガス抜けによる発泡体表面の肌荒れがなく、セ
ルが均一 ×・・・発泡体表面の肌荒れがあり、セルが不均一 (4)衝撃強度(落球衝撃):得られた発泡体を50m
m×50mmに切り出し、球の重量を28.8gとした
以外はJIS K7211に準じて実施し、50%破壊
高さの値を測定した。
0に準拠して行なった。なお、温度200℃、荷重5k
gfとした。 (2)発泡倍率:1.05/発泡体密度で表した。 (3)外観:得られた発泡体の外観を目視により観察
し、次のように評価した。 ○・・・ガス抜けによる発泡体表面の肌荒れがなく、セ
ルが均一 ×・・・発泡体表面の肌荒れがあり、セルが不均一 (4)衝撃強度(落球衝撃):得られた発泡体を50m
m×50mmに切り出し、球の重量を28.8gとした
以外はJIS K7211に準じて実施し、50%破壊
高さの値を測定した。
【0021】実施例1 連続バルク重合法により得られた、重量平均分子量が3
2万であるペレット状のスチレン樹脂組成物に、平均粒
度2.5μmであり、ガラス転移温度が−130〜90
℃に存在しない硫酸バリウムの微粒子0.1重量%を添
加し、40mmφ押出機にて再造粒しペレットAを得
た。次に、上記の再造粒ペレットA100重量部に分解
温度165℃のアゾジカルボンアミド系発泡剤(三協化
成製、セルマイク172−C、ガス発生量=180ml
/g)を1.1重量部添加し、1200mm Tダイス
を付けた90mmφ押出機にてシリンダー温度160
℃、ダイス温度170℃、スクリュー回転数40rpm
にて押出発泡し、シート厚み4.0mm、密度0.40
g/cm3 である均一な発泡シートを得た。評価結果を
表1に示す。
2万であるペレット状のスチレン樹脂組成物に、平均粒
度2.5μmであり、ガラス転移温度が−130〜90
℃に存在しない硫酸バリウムの微粒子0.1重量%を添
加し、40mmφ押出機にて再造粒しペレットAを得
た。次に、上記の再造粒ペレットA100重量部に分解
温度165℃のアゾジカルボンアミド系発泡剤(三協化
成製、セルマイク172−C、ガス発生量=180ml
/g)を1.1重量部添加し、1200mm Tダイス
を付けた90mmφ押出機にてシリンダー温度160
℃、ダイス温度170℃、スクリュー回転数40rpm
にて押出発泡し、シート厚み4.0mm、密度0.40
g/cm3 である均一な発泡シートを得た。評価結果を
表1に示す。
【0022】実施例2 実施例1で得られたペレットA100重量部に、分解温
度200℃のアゾジカルボンアミド系発泡剤(三協化成
製、セルマイクC−191、ガス発生量=270ml/
g)を1重量部添加し、十分に混合させた後、日本製鋼
所製J150Eノンベント射出成形機を用いて、シリン
ダー温度200℃、射出速度80cm/秒、射出圧力9
00kg/cm2 、金型温度60℃にて90×150×
3mm、密度0.84g/cm3 の平板状射出発泡成形
体を得た。評価結果を表1に示す。
度200℃のアゾジカルボンアミド系発泡剤(三協化成
製、セルマイクC−191、ガス発生量=270ml/
g)を1重量部添加し、十分に混合させた後、日本製鋼
所製J150Eノンベント射出成形機を用いて、シリン
ダー温度200℃、射出速度80cm/秒、射出圧力9
00kg/cm2 、金型温度60℃にて90×150×
3mm、密度0.84g/cm3 の平板状射出発泡成形
体を得た。評価結果を表1に示す。
【0023】比較例1 硫酸バリウムの微粒子を用いなかった以外は、実施例1
と同様に行い、シート厚み4.0mm、密度0.40g
/cm3 の発泡シートを得た。評価結果を表1に示す。
と同様に行い、シート厚み4.0mm、密度0.40g
/cm3 の発泡シートを得た。評価結果を表1に示す。
【0024】比較例2 硫酸バリウムの微粒子を用いなかった以外は、実施例2
と同様に行い、90×150×3mm、密度0.84g
/cm3 の平板状射出発泡成形体を得た。評価結果を表
1に示す。
と同様に行い、90×150×3mm、密度0.84g
/cm3 の平板状射出発泡成形体を得た。評価結果を表
1に示す。
【0025】結果から、次のことがわかる。本発明の条
件を満足する実施例1及び2は、すべての評価項目にお
いて優れた結果を示している。一方、本発明が規定する
微粒子を含有しない比較例1及び2は、衝撃強度に劣
る。
件を満足する実施例1及び2は、すべての評価項目にお
いて優れた結果を示している。一方、本発明が規定する
微粒子を含有しない比較例1及び2は、衝撃強度に劣
る。
【0026】
【表1】 ───────────────────────────── 実施例 比較例 1 2 1 2 ───────────────────────────── 重量平均分子量 104 32 32 32 32 微粒子 平均粒度*1 μm 2.5 2.5 − − ガラス転移温度 ℃ *2 *2 − − 含有割合 wt% 0.1 0.1 0 0 〔評価結果〕 MI g/10min 2.0 2.0 2.0 2.0 発泡倍率 2.6 1.3 2.6 1.3 外観 ○ ○ ○ ○ 衝撃強度 50 55 30 45 ─────────────────────────────
【0027】*1:(株)堀場製作所製の超遠心式自動
粒度分布測定装置CAPA−700(分散媒:グリセリ
ン60%水溶液)を用いて、平均粒度を測定した。 *2:ガラス転移温度が−130〜90℃以下に存在し
ない。
粒度分布測定装置CAPA−700(分散媒:グリセリ
ン60%水溶液)を用いて、平均粒度を測定した。 *2:ガラス転移温度が−130〜90℃以下に存在し
ない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、流
動性、すなわち加工生産性を維持したままで、衝撃強度
に優れるスチレン系樹脂組成物からなる発泡体が提供で
きる。
動性、すなわち加工生産性を維持したままで、衝撃強度
に優れるスチレン系樹脂組成物からなる発泡体が提供で
きる。
Claims (3)
- 【請求項1】下記(A)成分及び下記(B)成分を含有
するスチレン系樹脂組成物からなる発泡体。 (A)重量平均分子量が10万〜200万であるスチレ
ン系樹脂99.000〜99.998重量% (B)平均粒度が0.1〜5μmであり、ガラス転移温
度が−130〜90℃に存在しない微粒子1.000〜
0.002重量% - 【請求項2】微粒子が、平均粒度が0.1〜5μmであ
るリン酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、シリカゲ
ル、ポリスチレン架橋ビーズ又はジビニルベンゼン架橋
ビーズである請求項1記載の発泡体。 - 【請求項3】前記スチレン系樹脂組成物が、重量平均分
子量が10万〜30万であり、スチレン含量が40〜9
0重量%であり、ブタジエン含量が10〜60重量%で
あるスチレン−ブタジエンブロック共重合体を含有する
スチレン系樹脂組成物である請求項1または2記載の発
泡体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9534195A JPH08283442A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | スチレン系樹脂組成物からなる発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9534195A JPH08283442A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | スチレン系樹脂組成物からなる発泡体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08283442A true JPH08283442A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14134999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9534195A Pending JPH08283442A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | スチレン系樹脂組成物からなる発泡体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08283442A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005119274A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-05-12 | Sumitomo Chemical Co Ltd | プロピレン系樹脂製発泡シートの製造方法 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP9534195A patent/JPH08283442A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005119274A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-05-12 | Sumitomo Chemical Co Ltd | プロピレン系樹脂製発泡シートの製造方法 |
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