JPH08283970A - チタン薄板の酸洗方法 - Google Patents
チタン薄板の酸洗方法Info
- Publication number
- JPH08283970A JPH08283970A JP8579395A JP8579395A JPH08283970A JP H08283970 A JPH08283970 A JP H08283970A JP 8579395 A JP8579395 A JP 8579395A JP 8579395 A JP8579395 A JP 8579395A JP H08283970 A JPH08283970 A JP H08283970A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickling
- titanium
- hydrofluoric acid
- thin plate
- nitric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/02—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with acid solutions
- C23G1/10—Other heavy metals
- C23G1/106—Other heavy metals refractory metals
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チタン薄板の酸洗後に美麗な汚れのない表面
を得るための方法を提供する。 【構成】 チタン焼鈍薄板の脱スケール法としては一般
に硝フッ酸が使用されているが、チタンを硝フッ酸から
一旦、取り出し、水洗する間の工程で、チタン表面に酸
洗汚れが発生し、問題となっている。そこで酸洗汚れを
回避すべく、種々、検討を行った結果、酸洗汚れの原因
はチタン表面に+2価および+3価の酸化物が付着する
ことに起因していることを解明した。この原理に基づき
種々検討を行った結果、酸洗汚れを回避するためには、
酸洗後、水洗までの間にできるだけ空気に曝さないこ
と、低フッ酸濃度−高硝酸濃度の硝フッ酸で酸洗後、
後処理として濃硝酸中に数時間浸漬後、水洗すること、
などとする。
を得るための方法を提供する。 【構成】 チタン焼鈍薄板の脱スケール法としては一般
に硝フッ酸が使用されているが、チタンを硝フッ酸から
一旦、取り出し、水洗する間の工程で、チタン表面に酸
洗汚れが発生し、問題となっている。そこで酸洗汚れを
回避すべく、種々、検討を行った結果、酸洗汚れの原因
はチタン表面に+2価および+3価の酸化物が付着する
ことに起因していることを解明した。この原理に基づき
種々検討を行った結果、酸洗汚れを回避するためには、
酸洗後、水洗までの間にできるだけ空気に曝さないこ
と、低フッ酸濃度−高硝酸濃度の硝フッ酸で酸洗後、
後処理として濃硝酸中に数時間浸漬後、水洗すること、
などとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチタン焼鈍薄板の脱スケ
ール法に関し、チタン薄板の酸洗後に美麗な汚れのない
表面を得るための方法であり、チタン薄板の製造分野で
利用される。
ール法に関し、チタン薄板の酸洗後に美麗な汚れのない
表面を得るための方法であり、チタン薄板の製造分野で
利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、チタン焼鈍薄板の脱スケール法と
しては一般的には硝酸とフッ酸の混合溶液(以下、硝フ
ッ酸溶液と呼ぶ)を用いて酸洗し、次いで水洗・乾燥す
る方法が採用されている。しかし、上記の方法では脱ス
ケール後にチタンを硝フッ酸溶液から一旦、取り出し水
洗する間の過程で空気に曝され、チタン表面に茶色の腐
食生成物(以下、酸洗汚れと呼ぶ)が生じるケースが現
場操業にてしばしば経験されており、美麗な表面のチタ
ン薄板製品を安定的に製造する上でこの酸洗汚れの発生
は非常に問題となる。ここでいう「美麗な表面」とは茶
色の酸洗汚れのない表面のことを示すものである。
しては一般的には硝酸とフッ酸の混合溶液(以下、硝フ
ッ酸溶液と呼ぶ)を用いて酸洗し、次いで水洗・乾燥す
る方法が採用されている。しかし、上記の方法では脱ス
ケール後にチタンを硝フッ酸溶液から一旦、取り出し水
洗する間の過程で空気に曝され、チタン表面に茶色の腐
食生成物(以下、酸洗汚れと呼ぶ)が生じるケースが現
場操業にてしばしば経験されており、美麗な表面のチタ
ン薄板製品を安定的に製造する上でこの酸洗汚れの発生
は非常に問題となる。ここでいう「美麗な表面」とは茶
色の酸洗汚れのない表面のことを示すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はチタン焼鈍薄
板の脱スケール後のチタン表面の酸洗汚れを解消し、実
用上、問題とならない美麗な表面のチタン薄板を安定的
に提供するための酸洗方法ならびに酸洗後処理方法に関
するものである。
板の脱スケール後のチタン表面の酸洗汚れを解消し、実
用上、問題とならない美麗な表面のチタン薄板を安定的
に提供するための酸洗方法ならびに酸洗後処理方法に関
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上述の観点
から従来の硝フッ酸溶液によるチタン焼鈍薄板の酸洗法
で得られる表面の美麗さに比較して、格段に優れた美麗
な表面を得るための酸洗法および酸洗後処理法を種々検
討した結果、以下の点が明らかとなった。
から従来の硝フッ酸溶液によるチタン焼鈍薄板の酸洗法
で得られる表面の美麗さに比較して、格段に優れた美麗
な表面を得るための酸洗法および酸洗後処理法を種々検
討した結果、以下の点が明らかとなった。
【0005】まず、酸洗汚れ要因を明確にするために種
々の濃度の硝酸とフッ酸を含む硝フッ酸溶液中でチタン
焼鈍薄板を酸洗後、水洗するまでの間の空気中に放置し
た時間(以下、単に放置時間と呼ぶ)と酸洗汚れとの関
係を画像解析装置によって検討した。その結果、酸洗汚
れはフッ酸濃度が低く、そして硝酸濃度が高くしかも放
置時間が短いほど少ないことなどを突き止め、酸洗汚れ
を生じない基本的条件範囲を明確にした。
々の濃度の硝酸とフッ酸を含む硝フッ酸溶液中でチタン
焼鈍薄板を酸洗後、水洗するまでの間の空気中に放置し
た時間(以下、単に放置時間と呼ぶ)と酸洗汚れとの関
係を画像解析装置によって検討した。その結果、酸洗汚
れはフッ酸濃度が低く、そして硝酸濃度が高くしかも放
置時間が短いほど少ないことなどを突き止め、酸洗汚れ
を生じない基本的条件範囲を明確にした。
【0006】次いで、チタン薄板表面の酸洗汚れ物質の
実態解析を行ったところ、酸洗汚れの存在する表面には
チタンの+2価および+3価からなる酸化物(TiOお
よびTi2 O3 )が存在し、酸洗汚れのないチタン表面
にはチタンの+4価の酸化物(TiO2 )が検出され
た。このことから、酸洗汚れの原因は+2価および+3
価の有色のチタン酸化物の混合物がチタン表面に付着し
ていることに起因していることを明らかにした。
実態解析を行ったところ、酸洗汚れの存在する表面には
チタンの+2価および+3価からなる酸化物(TiOお
よびTi2 O3 )が存在し、酸洗汚れのないチタン表面
にはチタンの+4価の酸化物(TiO2 )が検出され
た。このことから、酸洗汚れの原因は+2価および+3
価の有色のチタン酸化物の混合物がチタン表面に付着し
ていることに起因していることを明らかにした。
【0007】さらに上述の結果から、酸洗汚れを回避す
るには高酸化性の酸洗液あるいは酸洗後処理液を用いて
表面に生成するチタン酸化物をより高次の+4価の無色
の酸化物に変化させればよいとの基本原理を突き止めた
のである。
るには高酸化性の酸洗液あるいは酸洗後処理液を用いて
表面に生成するチタン酸化物をより高次の+4価の無色
の酸化物に変化させればよいとの基本原理を突き止めた
のである。
【0008】本発明は上記の知見に基づくものであっ
て、(1)チタン焼鈍薄板のスケールを除去する際に、
硝酸およびフッ酸の混合溶液を酸洗液として用い、酸洗
後、空気に曝すことなく水洗・乾燥の一連の操作を行う
チタン薄板の酸洗方法であり、(2)上記(1)項の酸
洗方法において硝酸の濃度を40〜250g/l(リッ
トル)とし、フッ酸の濃度を20〜50g/lとした硝
酸とフッ酸の混合溶液を酸洗液として用い、酸洗後、空
気に曝すことなく水洗・乾燥の一連の操作を行うチタン
薄板の酸洗方法、および(3)上記(1)項および
(2)項の何れかの酸洗方法において硝酸とフッ酸の混
合溶液にさらに50〜200g/lの過酸化水素を添加
した溶液を酸洗液として用い、酸洗後、水洗・乾燥の一
連の操作を行うチタン薄板の酸洗方法。さらに、(4)
上記(1)項,(2)項および(3)項の何れかの酸洗
方法で酸洗処理後、温度40〜60℃の60〜63%硝
酸溶液中に浸漬し、その後、水洗・乾燥の一連の操作を
行うチタン薄板の酸洗後処理方法を要旨とするものであ
る。
て、(1)チタン焼鈍薄板のスケールを除去する際に、
硝酸およびフッ酸の混合溶液を酸洗液として用い、酸洗
後、空気に曝すことなく水洗・乾燥の一連の操作を行う
チタン薄板の酸洗方法であり、(2)上記(1)項の酸
洗方法において硝酸の濃度を40〜250g/l(リッ
トル)とし、フッ酸の濃度を20〜50g/lとした硝
酸とフッ酸の混合溶液を酸洗液として用い、酸洗後、空
気に曝すことなく水洗・乾燥の一連の操作を行うチタン
薄板の酸洗方法、および(3)上記(1)項および
(2)項の何れかの酸洗方法において硝酸とフッ酸の混
合溶液にさらに50〜200g/lの過酸化水素を添加
した溶液を酸洗液として用い、酸洗後、水洗・乾燥の一
連の操作を行うチタン薄板の酸洗方法。さらに、(4)
上記(1)項,(2)項および(3)項の何れかの酸洗
方法で酸洗処理後、温度40〜60℃の60〜63%硝
酸溶液中に浸漬し、その後、水洗・乾燥の一連の操作を
行うチタン薄板の酸洗後処理方法を要旨とするものであ
る。
【0009】なお、上記(4)項の発明は60〜63%
硝酸溶液中にチタン薄板を浸漬する酸洗後処理法である
が、原理的には高酸化性を維持することにより、酸洗汚
れを取り除くことが可能なので、低濃度硝酸中でのアノ
ード電解によっても酸洗汚れは除去できる。
硝酸溶液中にチタン薄板を浸漬する酸洗後処理法である
が、原理的には高酸化性を維持することにより、酸洗汚
れを取り除くことが可能なので、低濃度硝酸中でのアノ
ード電解によっても酸洗汚れは除去できる。
【0010】以下に本発明の酸洗諸条件の限定理由を述
べる。 硝フッ酸溶液中の硝酸濃度:40〜250g/l(リッ
トル) 硝酸は本酸洗法の基本酸洗液であり、酸化剤でもある。
+2価で溶解したチタンイオンの大部分を+4価まで酸
化するためには最低40g/l以上の濃度が必要であ
り、濃度が高くなるほどこの酸化力は上昇するが、25
0g/lを超えて硝酸を含有させると、酸洗反応によ
り、酸洗液の液温が上昇し、制御に多大な労力と経費が
かかることから上限を250g/lとした。
べる。 硝フッ酸溶液中の硝酸濃度:40〜250g/l(リッ
トル) 硝酸は本酸洗法の基本酸洗液であり、酸化剤でもある。
+2価で溶解したチタンイオンの大部分を+4価まで酸
化するためには最低40g/l以上の濃度が必要であ
り、濃度が高くなるほどこの酸化力は上昇するが、25
0g/lを超えて硝酸を含有させると、酸洗反応によ
り、酸洗液の液温が上昇し、制御に多大な労力と経費が
かかることから上限を250g/lとした。
【0011】硝フッ酸溶液のフッ酸濃度:20〜50g
/l フッ酸は硝酸と同様に基本酸洗液であり、チタンの溶解
速度を加速する働きが強いが一方、還元性の強い酸でも
ある。チタンの溶解量を確保するためには最低、20g
/l以上の濃度が必要である。濃度が高くなるほど溶解
量は増大するが、50g/lを超えてフッ酸を含有させ
た場合、還元性が強くなるため溶解したチタンイオンは
高次のイオンに変化しにくくなり、結果的に酸洗汚れが
大きくなる。
/l フッ酸は硝酸と同様に基本酸洗液であり、チタンの溶解
速度を加速する働きが強いが一方、還元性の強い酸でも
ある。チタンの溶解量を確保するためには最低、20g
/l以上の濃度が必要である。濃度が高くなるほど溶解
量は増大するが、50g/lを超えてフッ酸を含有させ
た場合、還元性が強くなるため溶解したチタンイオンは
高次のイオンに変化しにくくなり、結果的に酸洗汚れが
大きくなる。
【0012】過酸化水素濃度:50〜200g/l 過酸化水素は硝酸と同様に酸化剤の働きが強い。したが
って、硝フッ酸溶液に過酸化水素を添加するとさらに酸
洗汚れは減少する。酸洗反応による酸洗液の発熱を回避
しつつ、酸洗汚れを減少させるためには最低50g/l
は必要である。200g/lを超えて添加しても効果は
飽和するし、経済的でない。
って、硝フッ酸溶液に過酸化水素を添加するとさらに酸
洗汚れは減少する。酸洗反応による酸洗液の発熱を回避
しつつ、酸洗汚れを減少させるためには最低50g/l
は必要である。200g/lを超えて添加しても効果は
飽和するし、経済的でない。
【0013】酸洗後処理の硝酸濃度:60〜63%、温
度:40〜60℃ 既に酸洗汚れが生じたチタン材の酸洗汚れを除去するた
めの処理に用いる。この濃度の硝酸は通常濃硝酸と呼ば
れ、市販での限界濃度である。温度が高いほど効果は大
きくなるが、40℃以下では効果が出るのに多大な時間
がかかり、生産的でない。また、60℃以上の温度では
液からの水の蒸発および硝酸の蒸発が多大になり、制御
しにくく実用的でない。
度:40〜60℃ 既に酸洗汚れが生じたチタン材の酸洗汚れを除去するた
めの処理に用いる。この濃度の硝酸は通常濃硝酸と呼ば
れ、市販での限界濃度である。温度が高いほど効果は大
きくなるが、40℃以下では効果が出るのに多大な時間
がかかり、生産的でない。また、60℃以上の温度では
液からの水の蒸発および硝酸の蒸発が多大になり、制御
しにくく実用的でない。
【0014】
【実施例】以下に実施例に基づいて本発明を説明する。
供試材には工業用純チタン1種の冷延板(板厚0.8m
m)を真空焼鈍したものを採取して種々の濃度の硝フッ
酸溶液中で酸洗処理を行った。酸洗処理は45℃に保温
した酸洗液中にチタン焼鈍板を80秒浸漬した後、酸洗
液からチタン焼鈍板を取り出し、水洗までの放置時間を
種々に変化させて水洗し、熱風乾燥した後、画像解析装
置により、酸洗汚れ面積率を求めた。
供試材には工業用純チタン1種の冷延板(板厚0.8m
m)を真空焼鈍したものを採取して種々の濃度の硝フッ
酸溶液中で酸洗処理を行った。酸洗処理は45℃に保温
した酸洗液中にチタン焼鈍板を80秒浸漬した後、酸洗
液からチタン焼鈍板を取り出し、水洗までの放置時間を
種々に変化させて水洗し、熱風乾燥した後、画像解析装
置により、酸洗汚れ面積率を求めた。
【0015】図1に酸洗汚れ面積率におよぼす硝酸濃度
と水洗前の放置時間の影響を示す。また、酸洗汚れの状
況を参考図を別に提出して示す。参考図は硝フッ酸溶液
中のフッ酸濃度を45g/lに固定し、硝酸濃度を0〜
100g/lまで変化させた場合のそれぞれの水洗前放
置時間に対するチタンの表面性状を示した写真であり、
この図でチタン表面上の茶色に見える部分が酸洗汚れで
ある。図1において水洗前放置時間が0秒の場合では何
れの硝酸濃度においても酸洗汚れ面積率は0であるが、
水洗前放置時間が長くなるにつれて低濃度硝酸側で酸洗
汚れ面積率は増大している。実質的には酸洗汚れ面積率
が0.1%以下の場合には酸洗汚れは認識されないこと
から、以下に示すがごとく判定をそれぞれの酸洗条件、
後処理条件下で行った。 ○:酸洗汚れ面積率が0.1%以下 ………………… 酸洗汚れなし ×:酸洗汚れ面積率が0.1%よりも大きい ………… 酸洗汚れあり
と水洗前の放置時間の影響を示す。また、酸洗汚れの状
況を参考図を別に提出して示す。参考図は硝フッ酸溶液
中のフッ酸濃度を45g/lに固定し、硝酸濃度を0〜
100g/lまで変化させた場合のそれぞれの水洗前放
置時間に対するチタンの表面性状を示した写真であり、
この図でチタン表面上の茶色に見える部分が酸洗汚れで
ある。図1において水洗前放置時間が0秒の場合では何
れの硝酸濃度においても酸洗汚れ面積率は0であるが、
水洗前放置時間が長くなるにつれて低濃度硝酸側で酸洗
汚れ面積率は増大している。実質的には酸洗汚れ面積率
が0.1%以下の場合には酸洗汚れは認識されないこと
から、以下に示すがごとく判定をそれぞれの酸洗条件、
後処理条件下で行った。 ○:酸洗汚れ面積率が0.1%以下 ………………… 酸洗汚れなし ×:酸洗汚れ面積率が0.1%よりも大きい ………… 酸洗汚れあり
【0016】表1に上記の判定基準にしたがって酸洗汚
れを評価(水洗前放置時間6秒とした。)した結果を示
した。これより、本発明の方法によりチタン焼鈍薄板の
酸洗において酸洗汚れがない美麗なチタン表面を有する
薄板が得られることがわかる。
れを評価(水洗前放置時間6秒とした。)した結果を示
した。これより、本発明の方法によりチタン焼鈍薄板の
酸洗において酸洗汚れがない美麗なチタン表面を有する
薄板が得られることがわかる。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明により、チタン焼鈍薄板の酸洗に
おいて酸洗汚れのない非常に美麗なチタン薄板が安定的
に製造できるようになった。
おいて酸洗汚れのない非常に美麗なチタン薄板が安定的
に製造できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】硝フッ酸溶液中のフッ酸濃度を45g/lに固
定し、硝酸濃度を0〜100g/lまで変化させた場合
のそれぞれの水洗前放置時間に対するチタンの表面の酸
洗汚れ面積率を硝酸濃度に対してプロットしたものであ
る。
定し、硝酸濃度を0〜100g/lまで変化させた場合
のそれぞれの水洗前放置時間に対するチタンの表面の酸
洗汚れ面積率を硝酸濃度に対してプロットしたものであ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 チタン焼鈍薄板のスケールを除去する際
に、硝酸およびフッ酸の混合溶液を酸洗液として用い、
酸洗後、空気に曝すことなく水洗・乾燥の一連の操作を
行うことを特徴とするチタン薄板の酸洗方法。 - 【請求項2】 硝酸の濃度を40〜250g/l(リッ
トル)とし、フッ酸の濃度を20〜50g/lとした硝
酸とフッ酸の混合溶液を酸洗液として用いることを特徴
とする請求項1記載のチタン薄板の酸洗方法。 - 【請求項3】 硝酸とフッ酸の混合溶液にさらに50〜
200g/lの過酸化水素を添加した溶液を酸洗液とし
て用いることを特徴とする請求項1あるいは2記載のチ
タン薄板の酸洗方法。 - 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかに記載の酸洗
方法で酸洗処理後、温度40〜60℃の60〜63%硝
酸溶液中に浸漬し、その後、水洗・乾燥の一連の操作を
行うことを特徴とするチタン薄板の酸洗後処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8579395A JPH08283970A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | チタン薄板の酸洗方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8579395A JPH08283970A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | チタン薄板の酸洗方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08283970A true JPH08283970A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13868774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8579395A Pending JPH08283970A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | チタン薄板の酸洗方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08283970A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10043148A1 (de) * | 2000-08-31 | 2002-03-14 | Volkswagen Ag | Verfahren zur Erhöhung einer Korrosionsbeständigkeit eines Werkstücks aus Titan oder einer Titanlegierung und Verwendung des Verfahrens |
| WO2004031333A1 (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Nippon Steel Corporation | チタンおよびチタン合金建材用の変色除去洗浄剤、および変色除去洗浄方法 |
| JP2006249487A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Nippon Steel Corp | 屋内環境で使用される製品の部材に用いられるチタンまたはチタン合金の表面の白色度および耐変色性を向上させる処理方法、およびそのチタンまたはチタン合金 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP8579395A patent/JPH08283970A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10043148A1 (de) * | 2000-08-31 | 2002-03-14 | Volkswagen Ag | Verfahren zur Erhöhung einer Korrosionsbeständigkeit eines Werkstücks aus Titan oder einer Titanlegierung und Verwendung des Verfahrens |
| DE10043148B4 (de) * | 2000-08-31 | 2009-02-26 | Volkswagen Ag | Verfahren zur Erhöhung der Korrosionsbeständigkeit eines Werkstücks aus Titan oder einer Titanlegierung und Verwendung des Verfahrens |
| WO2004031333A1 (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Nippon Steel Corporation | チタンおよびチタン合金建材用の変色除去洗浄剤、および変色除去洗浄方法 |
| EP1548095A4 (en) * | 2002-09-30 | 2005-12-28 | Nippon Steel Corp | CLEANING AGENT AND CLEANING PROCESS FOR TITANIUM AND TITANIUM ALLOY BUILDING MATERIALS FOR REMOVING DISTORTIONS |
| US7547671B2 (en) | 2002-09-30 | 2009-06-16 | Nippon Steel Corporation | Discoloration removal cleaning agent for titanium and titanium alloy building materials, and discoloration removal cleaning method |
| EP2275523A3 (en) * | 2002-09-30 | 2011-10-26 | Nippon Steel Corporation | Cleaning agent and cleaning method for ridding titanium and titanium alloy building materials of discoloration |
| JP2006249487A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Nippon Steel Corp | 屋内環境で使用される製品の部材に用いられるチタンまたはチタン合金の表面の白色度および耐変色性を向上させる処理方法、およびそのチタンまたはチタン合金 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1275378C (en) | Method of controlling an aluminum surface cleaning composition | |
| US5049200A (en) | Process for the hydrophilizing and/or cement-residue-removing surface treatment of silicon wafers | |
| JP4175463B2 (ja) | ステンレス鋼等級のための過酸化水素酸洗計画 | |
| JPH08170200A (ja) | 冷間圧延されたストリップ状又はシート状のステンレス鋼の処理方法 | |
| JPH08283970A (ja) | チタン薄板の酸洗方法 | |
| RU2168560C2 (ru) | Способ декапировки металлических продуктов | |
| US2653134A (en) | Process for removing scale from zirconium metal and alloys thereof | |
| JPH10324986A (ja) | 高Crステンレス鋼の脱スケール用アルカリ溶融塩浴 | |
| US2473456A (en) | Passivation of ferrous metals | |
| JPS62109997A (ja) | 弁金属の陽極酸化前処理方法 | |
| JPH04101418A (ja) | Siウエーハのライフタイム向上方法 | |
| JP2966188B2 (ja) | フェライト系ステンレス焼鈍鋼帯のデスケーリング方法 | |
| JP4804657B2 (ja) | オーステナイト系ステンレス冷延焼鈍鋼板の脱スケール方法 | |
| US3006827A (en) | Method of pickling titanium and compositions used therein | |
| JP3582473B2 (ja) | ステンレス鋼用の酸洗液およびステンレス鋼の酸洗方法 | |
| JPH06336685A (ja) | ステンレス研磨製品の製造方法及び製造装置 | |
| US7041629B2 (en) | Stripper for special steel | |
| JPH05247700A (ja) | ステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法 | |
| KR100368207B1 (ko) | 오스테나이트계스텐레스냉연소둔강판의전해산세액 | |
| JP2585444B2 (ja) | ステンレス鋼帯の脱スケール方法及びその装置 | |
| JPS6025506B2 (ja) | Tiの脱スケール方法 | |
| JP3868069B2 (ja) | ステンレス鋼のデスケール装置及びデスケール方法 | |
| JP3472542B2 (ja) | ステンレス鋼の酸洗方法 | |
| JPH04304400A (ja) | ステンレス鋼のスマット除去方法 | |
| JPH0350837B2 (ja) |