JPH0828501A - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

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Publication number
JPH0828501A
JPH0828501A JP6166997A JP16699794A JPH0828501A JP H0828501 A JPH0828501 A JP H0828501A JP 6166997 A JP6166997 A JP 6166997A JP 16699794 A JP16699794 A JP 16699794A JP H0828501 A JPH0828501 A JP H0828501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
pressure
gas
pulsation
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP6166997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Nagaoka
宏明 永岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rubber Industries Ltd filed Critical Tokai Rubber Industries Ltd
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Publication of JPH0828501A publication Critical patent/JPH0828501A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】広い圧力範囲で脈動吸収性能が得られるアキュ
ムレータを提供する。 【構成】中空室1aと中空室1aと連通する液体作動室
1bとを有するシェル1と、シェル1に周縁部が固定さ
れ、中空室1aを窒素ガスが封入されたガス室2aと液
体作動室1bから流入する作動油により形成される液室
とに仕切る主ダイヤフラム2と、主ダイヤフラム2に装
着され液体作動室1bを開閉する剛体製ポペット3と、
ポペット3との間に密閉空間4aを形成してポペット3
の液体作動室1b側に取付けられた副ダイヤフラム4
と、密閉空間4a内に封入されたガス室2aのガス封入
圧より低圧で圧縮変形する弾性体5とで構成する。ガス
室2aの窒素ガス封入圧よりも小さいライン圧力での脈
動は、副ダイヤフラム4の変形に伴う弾性体5の圧縮、
膨張作用により吸収し、大きいライン圧力での脈動は、
さらに主ダイヤフラム2の変形に伴う窒素ガスの圧縮、
膨張作用により吸収するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のパワー
ステアリングシステムなどの油圧回路において脈動吸収
用に使用されるアキュムレータに関する。
【0002】
【従来技術】従来より、油圧回路において脈動吸収用に
使用されるアキュムレータとして図4に示すものが知ら
れている。このアキュムレータは、中空室101aを有
するシェル101と、シェル101に周縁部が固定さ
れ、中空室101aを窒素ガスが封入されたガス室12
1と油ポート117aから流入する作動油により形成さ
れる液室(図4には図示されない。)とに仕切るダイヤ
フラム102と、ダイヤフラム102に装着され油ポー
ト117aを開閉するポペット103とを備えている。
【0003】このアキュムレータでは、油圧回路に接続
された油ポート117aの圧力が増大すると、これに応
じて油ポート117aを開放しつつダイヤフラム102
が変形する。すなわち、油ポート117aの圧力がガス
室121の圧力よりも増すと、油ポート117aから中
空室101aに流入する作動油によって形成される液室
の容積を大きくしガス室121の容積を小さくするよう
にダイヤフラム102が変形する。そして、油ポート1
17aの圧力がガス室121の圧力よりも小さくなる
と、液室の容積を小さくしガス室121の容積を大きく
するようにダイヤフラム102が変形し、元の状態に復
帰する。
【0004】このようにして、油圧回路に生じる脈動の
圧力変化に対応してダイヤフラム102が変形するとと
もに、ガス室121の窒素ガスが圧縮及び膨張すること
により脈動が吸収される。なお、ガス室121に封入さ
れる窒素ガスの封入圧は、通常、油圧回路の圧力の1/
2程度に設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車のパ
ワーステアリングシステムにおいては、アイドル時の圧
力(10kgf/cm2 以下)からハンドル据え切り時の圧力
(50kgf/cm2 以上)までの範囲で脈動吸収性能が要求
される。しかし、上記従来のアキュムレータでは、ガス
室121に封入される窒素ガスの封入圧によってのみ脈
動吸収範囲が決まるため、アイドル時の脈動吸収を狙っ
てガス封入圧を低く設定すると、据え切り時の脈動吸収
効果が小さくなり、逆に、据え切り時の脈動吸収を狙っ
てガス封入圧力を高く設定すると、アイドル時の脈動吸
収効果が小さくなるという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑み案出されたもので
あり、広い圧力範囲で大きな脈動吸収性能が得られるア
キュムレータを提供することを解決すべき課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のアキュムレータは、中空室と該中空室と連通する液
体作動室とを有するシェルと、該シェルに周縁部が固定
され、前記中空室をガスが封入されたガス室と前記液体
作動室から流入する液体により形成される液室とに仕切
る主ダイヤフラムと、該主ダイヤフラムに装着され前記
液体作動室を開閉する剛体製ポペットと、該ポペットと
の間に密閉空間を形成して前記ポペットの前記液体作動
室側に取付けられた副ダイヤフラムと、前記密閉空間内
に封入された前記ガス室のガス封入圧より低圧で圧縮変
形する弾性体と、から構成されていることを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】本発明のアキュムレータでは、油圧回路中にガ
ス室のガス封入圧よりも小さい圧力の脈動が発生する
と、その脈動の圧力変化に対応して副ダイヤフラムが変
形し、密閉空間内の弾性体が圧縮及び膨張することによ
り、その脈動が吸収される。また、油圧回路中にガス室
のガス封入圧よりも大きい圧力の脈動が発生すると、そ
の脈動の圧力変化に対応して副ダイヤフラム及び主ダイ
ヤフラムが変形し、密閉空間内の弾性体及びガス室のガ
スが圧縮及び膨張することにより、その脈動が吸収され
る。
【0009】これにより、低圧の脈動と高圧の脈動との
両方に対応して良好に脈動が吸収され、広い圧力範囲で
の脈動吸収が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例に係るアキュムレータの断面図であ
り、図2はそのアキュムレータの低圧脈動発生時の作動
状態を示す断面図であり、図3はそのアキュムレータの
高圧脈動発生時の作動状態を示す断面図である。
【0011】本実施例のアキュムレータは、図1に示す
ように、シェル1と、主ダイヤフラム2と、ポペット3
と、副ダイヤフラム4と、弾性体5とを主要素として構
成されている。シェル1は、有底円筒状で底部中央に連
通孔11aを有する中間シェル11と、中間シェル11
の上端開口部に溶接で固定された蓋状の上シェル12
と、有底円筒状で底部中央に円孔13aをもち中間シェ
ル11の連通孔11a周縁部に溶接で固定された下シェ
ル13とからなる。中間シェル11と上シェル12とで
区画される部分には中空室1aが形成され、下シェル1
3により区画される部分には流体作動室1bが形成され
ている。上シェル11の中央部にはガス注入孔15が形
成され、ガス注入孔15はプラグ16により閉止されて
いる。また、下シェル13の円孔13a周縁部には、液
体作動室1bと連通する油ポート17aをもつ筒体17
が溶接で固定されている。
【0012】主ダイヤフラム2は、ゴム材により略ドー
ム形状に形成されている。この主ダイヤフラム2は、中
間シェル11の内面に沿うように配置され、その周縁端
部が中間シェル11の内面と上シェル12の周縁部に形
成されたリング状係合部12aとで挟持されて固定され
ている。これにより主ダイヤフラム2は、中空室1a内
を上側のガス室2aと下側の液室2b(図1の状態では
形成されていないが、主ダイヤフラム2が変形して液体
作動室1bから流入する液体により形成される(図3参
照)。)とに仕切っている。ガス室2aには、上シェル
12のガス注入孔15を介して窒素ガスが封入されてお
り、その封入圧力は目的とする脈動吸収の圧力範囲の高
圧側となるように設定されている。
【0013】ポペット3は、硬質樹脂あるいは金属によ
り形成されており、中間シェル11の連通孔11aを閉
鎖するように主ダイヤフラム2の中央部外面側に埋設さ
れている。このポペット3は、主ダイヤフラム2の変形
に伴って液体作動室1bを開閉する。 副ダイヤフラム
4は、ゴム材によりドーム形状に形成されており、ポペ
ット3との間に密閉空間4aを形成するようにその周縁
部がポペット3に取付けられている。これにより副ダイ
ヤフラム4は、液体作動室1b内に膨出した状態に配設
されている。
【0014】弾性体5は、軟質発泡ウレタンで構成さ
れ、ポペット3と副ダイヤフラム4との間に形成された
密閉空間4aに封入されている。軟質発泡ウレタンは、
ガス室2aに封入された窒素ガスの封入圧よりも低圧で
圧縮変形し、目的とする脈動吸収圧力範囲の低圧側で効
果を出すように設定されている。以上のように構成され
た本実施例のアキュムレータは、例えば自動車のパワー
ステアリングシステムの油圧回路に油圧ポート17aを
接続して好適に使用に供される。
【0015】そして、アイドリング時等において、油圧
回路中にガス室2aの窒素ガス封入圧よりも小さい圧力
の脈動が発生した場合には、図2に示すように、脈動に
より油ポート17aから液体作動室1bに作動油が流入
して液体作動室1bの圧力が増大し、これに応じて副ダ
イヤフラム4及び弾性体5が変形する。すなわち、液体
作動室1bの圧力が密閉空間4a内の弾性体5の変形圧
力よりも増すと、密閉空間4aの容積を小さくし液体作
動室1bの容積を大きくするように副ダイヤフラム4が
変形するとともに弾性体5が圧縮される。
【0016】逆に、液体作動室1bの圧力が密閉空間4
a内の弾性体5の変形圧力よりも小さくなると、密閉空
間4aの容積を大きくし液体作動室1bの容積を小さく
するように副ダイヤフラム4が変形し、これにより弾性
体5が膨張して元の状態に復帰する。このようにして、
油圧回路に生じる脈動の圧力変化に対応して副ダイヤフ
ラム4が変形するとともに、密閉空間4a内の弾性体5
が圧縮及び膨張することにより、油圧回路に発生するガ
ス室2aの窒素ガス封入圧よりも小さいライン圧力での
脈動が吸収される。
【0017】一方、ハンドル据え切り時等において、油
圧回路中にガス室2aの窒素ガス封入圧よりも大きいラ
イン圧力での脈動が発生した場合には、脈動により油ポ
ート17aから液体作動室1bに多量の作動油が流入し
て液体作動室1bの圧力が大きく増大する。このとき、
初期の段階では、図2に示す場合と同様に、密閉空間4
aの容積が小さくなるように副ダイヤフラム4が変形し
て弾性体5が圧縮されることにより液体作動室1bの増
大圧力が吸収される。
【0018】そしてさらに、液体作動室1bの圧力がガ
ス室2aの圧力よりも増すと、図3に示すように、ポペ
ット3を押上げて液体作動室1bから中空室1aに作動
油が流入するとともに、流入した作動油によって形成さ
れる液室2bの容積を大きくしガス室2aの容積を小さ
くするように主ダイヤフラム2が変形するとともにガス
室2aの窒素ガスが圧縮される。逆に、液室2bの圧力
がガス室2aの圧力よりも小さくなると、液室2bの容
積を小さくしガス室2aの容積を大きくするように主ダ
イヤフラム2が変形する。これにより、ガス室2aの窒
素ガスが膨張するとともに、液室2bから液体作動室1
bに作動油が流出してポペット3が液体作動室1bを閉
鎖する状態となる。その後、液体作動室1bの圧力が密
閉空間4a内の弾性体5の圧力よりも小さくなると、密
閉空間4aの容積が大きくなるように副ダイヤフラム4
が弾性変形して弾性体5が膨張し、元の状態に復帰す
る。
【0019】このようにして、油圧回路に生じる脈動の
圧力変化に対応して副ダイヤフラム4及び主ダイヤフラ
ム2が変形し、密閉空間4a内の弾性体5及びガス室2
aの窒素ガスが圧縮及び膨張することにより、油圧回路
に発生するガス室2aの窒素ガス封入圧よりも大きい圧
力の脈動が吸収される。以上のように、本実施例のアキ
ュムレータによれば、ガス室2aの窒素ガス封入圧より
も小さいライン圧力での脈動は、副ダイヤフラム4の変
形に伴う弾性体5の圧縮、膨張作用により吸収し、ガス
室2aの窒素ガス封入圧よりも大きいライン圧力での脈
動は、さらに主ダイヤフラム2の変形に伴う窒素ガスの
圧縮、膨張作用により吸収するように構成されているた
め、低圧での脈動と高圧での脈動との両方に対応して良
好に脈動を吸収することが可能となり、これにより広い
圧力範囲で脈動を吸収することができる。
【0020】なお、上記実施例では、密閉空間4aに封
入される弾性体5として軟質発泡ウレタンを用いたが、
例えば空気、窒素ガス、発泡ゴムなど、ガス室2aに封
入されるガスの封入圧よりも低圧で圧縮変形するもので
あれば種々のものを選択して用いることができる。これ
ら弾性体は、目的とする低圧側の脈動吸収範囲に応じて
変形圧を設定して密閉空間4aに封入すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明のアキュムレータによれば、中空
室と該中空室と連通する液体作動室とを有するシェル
と、該シェルに周縁部が固定され、前記中空室をガスが
封入されたガス室と前記液体作動室から流入する液体に
より形成される液室とに仕切る主ダイヤフラムと、該主
ダイヤフラムに装着され前記液体作動室を開閉する剛体
製ポペットと、該ポペットとの間に密閉空間を形成して
前記ポペットの前記液体作動室側に取付けられた副ダイ
ヤフラムと、前記密閉空間内に封入された前記ガス室の
ガス封入圧より低圧で圧縮変形する弾性体と、から構成
されているため、低圧での脈動と高圧での脈動との両方
に対応して良好に脈動を吸収することが可能となり、こ
れにより広い圧力範囲で脈動を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るアキュムレータの断面図
である。
【図2】本発明の実施例に係るアキュムレータの低圧脈
動発生時の作動状態を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例に係るアキュムレータの高圧脈
動発生時の作動状態を示す断面図である。
【図4】従来のアキュムレータの断面図である。
【符号の説明】
1…シェル 1a…中空室 1b…液体作動室
11…中間シェル 12…上シェル 13…下シェル 2…主ダイヤフ
ラム 2a…ガス室 2b…液室 3…ポペット 4…
副ダイヤフラム 4a…密閉空間 5…弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空室と該中空室と連通する液体作動室
    とを有するシェルと、 該シェルに周縁部が固定され、前記中空室をガスが封入
    されたガス室と前記液体作動室から流入する液体により
    形成される液室とに仕切る主ダイヤフラムと、 該主ダイヤフラムに装着され前記液体作動室を開閉する
    剛体製ポペットと、 該ポペットとの間に密閉空間を形成して前記ポペットの
    前記液体作動室側に取付けられた副ダイヤフラムと、 前記密閉空間内に封入された前記ガス室のガス封入圧よ
    り低圧で圧縮変形する弾性体と、 から構成されていることを特徴とするアキュムレータ。
JP6166997A 1994-07-19 1994-07-19 アキュムレータ Pending JPH0828501A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002021801A (ja) * 2000-07-04 2002-01-23 Nok Corp アキュムレータ
JP2002070801A (ja) * 2000-08-30 2002-03-08 Aisin Seiki Co Ltd アキュムレータ
JP2007247889A (ja) * 2006-02-14 2007-09-27 Yamada Electric Mfg Co Ltd アキュムレータ
CN110219838A (zh) * 2019-07-19 2019-09-10 浙江爱力浦科技股份有限公司 一种新型的隔膜式缓冲装置及组装方法
WO2025043834A1 (zh) * 2023-09-01 2025-03-06 浙江亚微精密机床有限公司 一种微动压力缸

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