JPH0828522B2 - 薄膜状絶縁ゲイト型半導体装置の作製方法 - Google Patents

薄膜状絶縁ゲイト型半導体装置の作製方法

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JPH0828522B2
JPH0828522B2 JP4073315A JP7331592A JPH0828522B2 JP H0828522 B2 JPH0828522 B2 JP H0828522B2 JP 4073315 A JP4073315 A JP 4073315A JP 7331592 A JP7331592 A JP 7331592A JP H0828522 B2 JPH0828522 B2 JP H0828522B2
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film
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silicon
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舜平 山崎
保彦 竹村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ON電流とOFF電流
の比率(ON/OFF比)が大きく、特にOFF電流が
少ない薄膜状絶縁ゲイト半導体装置、特に薄膜トランジ
スタ(TFT)に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、絶縁基板上に、薄膜状のチャネル
領域を有する絶縁ゲイト型の半導体装置の研究がなされ
ている。特に、薄膜状の絶縁ゲイトトランジスタ、いわ
ゆる薄膜トランジスタ(TFT)が熱心に研究されてい
る。これらは、液晶等の表示装置において、マトリクス
構造を有するものの各画素の制御用に利用することが目
的であり、利用する半導体の材料・結晶状態によって、
アモルファスシリコンTFTや多結晶シリコンTFTと
いうように区別されている。もっとも、最近では多結晶
シリコンとアモルファスの中間的な状態を呈する材料も
利用する研究がなされている。これは、セミアモルファ
スといわれ、アモルファス状の組織に小さな結晶が浮か
んだ状態であると考えられている。
【0003】また、単結晶シリコン集積回路において
も、いわゆるSOI技術として多結晶シリコンTFTが
用いられており、これは例えば高集積度SRAMにおい
て、負荷トランジスタとして使用される。但し、この場
合には、アモルファスシリコンTFTはほとんど使用さ
れない。
【0004】一般にアモルファス状態の半導体の電界移
動度は小さく、したがって、高速動作が要求されるTF
Tには利用できない。また、アモルファスシリコンで
は、P型の電界移動度は著しく小さいので、Pチャネル
型のTFT(PTFT)を作製することができず、した
がって、Nチャネル型TFT(NTFT)と組み合わせ
て、相補型のMOS回路(CMOS)を形成することが
できない。
【0005】しかしながら、アモルファス半導体によっ
て形成したTFTはOFF電流が小さいという特徴を持
つ。そこで、液晶のアクティブマトリクスのトランジス
タのように、それほどの高速動作が要求されず、一方の
導電型だけで十分であり、かつ、電荷保持能力の高いT
FTが必要とされる用途に利用されている。
【0006】一方、多結晶半導体は、アモルファス半導
体よりも電界移動度が大きく、したがって、高速動作が
可能である。例えば、レーザーアニールによって再結晶
化させたシリコン膜を用いたTFTでは、電界移動度と
して300cm2 /Vsもの値が得られている。通常の
単結晶シリコン基板上に形成されたMOSトランジスタ
の電界移動度が500cm2 /Vs程度であることから
すると、極めて大きな値であり、単結晶シリコン上のM
OS回路が基板と配線間の寄生容量によって、動作速度
が制限されるのに対して、絶縁基板上であるのでそのよ
うな制約は何ら無く、著しい高速動作が期待されてい
る。
【0007】また、多結晶シリコンでは、NTFTだけ
でなく、PTFTも同様に得られるのでCMOS回路を
形成することが可能で、例えば、アクティブマトリクス
方式の液晶表示装置においては、アクティブマトリクス
部分のみならず、周辺回路(ドライバー等)をもCMO
Sの多結晶TFTで構成する、いわゆるモノリシック構
造を有するものが知られている。
【0008】前述のSRAMに使用されるTFTもこの
点に注目したものであり、PMOSをTFTで構成し、
これを負荷トランジスタとしている。
【0009】しかしながら、一般に多結晶TFTはアモ
ルファスTFTに比べて、電界移動度が大きな分だけ、
OFF電流が大きく、アクティブマトリクスの画素の電
荷を保持する能力には劣っていた。従来は画素の大きさ
が数100μm角で、画素容量が大きかったために特に
問題となることはなかったが、最近では、高精細化とと
もに画素の微細化が進み、画素容量が小さくなり、安定
なスタティック表示をおこなうのに不十分となってい
る。
【0010】また、通常のアモルファスTFTにおいて
は、単結晶IC技術で使用されるようなセルフアライン
プロセスによってソース/ドレイン領域を形成すること
は困難であり、ゲイト電極とソース/ドレイン領域の幾
何学的な重なりによる寄生容量が問題となるのに対し、
多結晶TFTはセルフアラインプロセスが採用できるた
め、寄生容量が著しく抑えられるという特徴を持つ。
【0011】すなわち、従来の多結晶TFTは図2に示
すように、ほぼ同じ厚さのソース領域204とドレイン
領域202、チャネル領域203が基板201上に形成
され、セルフアラインプロセスを採用して作製されたT
FTでは、チャネル領域(活性層)203はゲイト電極
205とほぼ同じ形状に形成された。図において、20
6は層間絶縁物であり、207、208はそれぞれドレ
イン電極、ソース電極である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような多結晶TF
Tの利点に対して、いくつかの問題点も指摘されてい
る。そのうちの一つである、OFF電流の問題に対して
は、いくつかの解決法が提案されている。その一つは、
活性化領域を薄くする方法である。こうすることによっ
て、OFF電流が小さくなることが報告されている。例
えば、チャネル領域の厚さを25nmとすることによっ
て、OFF電流が10-13 A以下にできることが知られ
ている。しかしながら、薄い半導体膜を結晶化させるこ
とは非常に難しく、容易に結晶化しないことが知られて
いる。すなわち、十分な結晶度を得て、実用に耐える電
界移動度を有する活性化領域(チャネル領域)を形成す
るには高温でアニールするか、長時間のアニールをおこ
なうかという方法が必要とされる。高温アニールを採用
する場合には、基板としては石英のような耐熱性のある
材料が求められる。しかしながら、石英基板は、特に大
面積のものは非常に高価であり、コスト的に問題があ
る。また、長時間のアニールをおこなうこともスループ
ットの低下をもたらし、やはりコスト的に難がある。
【0013】一方、活性層を薄くすることはソース/ド
レイン領域も薄くすることにつながる。すなわち、通常
の作製方法ではソース/ドレインも活性領域も同時に作
製された半導体膜から形成され、同じ厚さを有するから
である。このことはソース/ドレイン領域の抵抗が大き
くなることにつながる。
【0014】そのためには、ソース/ドレイン領域の大
部分を厚くなるように別に形成する方法が採用される
が、そのことはマスクプロセスを余分に追加することで
あり、歩留りの点から好ましくない。
【0015】また、本発明人等の知見によると、活性層
が50nm以下のTFTでは、MOSしきい値電圧の絶
対値が小さく、したがって、このようなTFTでCMO
Sを作製すると動作が不安定となる。
【0016】一方、活性化層を厚くするとOFF電流が
大きくなるが、その大きさは活性層の厚さに比例するも
のでなく、したがって、何らかの要因によってOFF電
流が非線型的に大きくなるものと考えられる。活性層の
厚さが100nmであるTFTの特性の例を図3(A)
に示す。これは、ゲイト酸化膜の厚さが150nmであ
り、活性層は減圧CVD(LPCVD)法によって形成
され、600℃で24時間アニールされたものである。
ソース/ドレイン間の電圧は1Vである。図に示すよう
にON電流は大きいが、OFF電流も大きい。しかも、
ゲイト電極に逆バイアスを印加するとコブ状の異常な特
性を示す。
【0017】活性層が厚い場合には、活性層の結晶性は
良く、電界移動度の大きなTFTが得られる。特別な高
温や長時間のアニールが必要とされることはない。本発
明人等の研究の結果、活性層の厚いTFTのOFF電流
の大部分は、図2に矢印209で示されるように活性層
の基板側の部分を経由してバイパス的に流れることが明
らかにされた。理想的なOFF電流をIOFF 、ON電流
をIONとした場合には、TFTのON/OFF比はION
/IOFF で表される。しかしながら、もし、ゲイト電圧
にほとんど反応しないバイパス的なリーク電流ILKが流
れていた場合には、ON/OFF比は、(ION+ILK
/(IOFF +ILK)で表される。実際にはILKはIOFF
に比べると非常に大きく、しかし、IONよりかは小さい
ものと推定されるので、みかけのON/OFF比は、I
ON/ILKで表される。このため、TFTの特性の重要な
指標であるON/OFF比が著しく小さくなっているよ
うに見えるものと考えられる。
【0018】このようなリーク電流の原因としては2つ
のことが考えられる。1つは、活性層の基板側の結晶度
が良くないためである。すなわち、あまりに粒界が多い
ため、そこに多くのトラップ準位ができ、このトラップ
準位をホッピングして電荷が移動するためである。この
トラップ準位はゲイトの電圧にかかわらず存在するた
め、常にオフセット的な電流の源となる。この場合には
結晶成長の条件の最適化によって克服できるはずである
が、それは非常に困難であることが予想される。
【0019】もう一つは、基板側からナトリウム等の可
動イオンが活性層に侵入し、基板側の部分を導通化する
ためである。これはプロセスの清浄度を高めることによ
って克服される。
【0020】しかしながら、いずれの方法によって解決
するにしても、チャネル層(活性層)が厚い場合にはオ
ーム的にOFF電流が大きくなる。一方、ソース/ドレ
インの厚さは十分であるので、その部分の抵抗は十分に
小さい。
【0021】理想的なTFTとしては電界移動度は大き
いことが望まれる。また、ソース/ドレインの抵抗も小
さいことが望まれる。一方、OFF電流は小さいことが
望まれる。もちろん、作製に複雑なプロセスを導入する
ことは避けるべきである。このような現状を踏まえ、本
発明は、以上のような問題点の一部、もしくは全部を解
決し、理想的なTFTに近いTFTを提供せんとして成
されたものである。
【0022】
【問題を解決する方法】以上の問題点を解決する方法と
して、本発明では、活性層のうち、結晶性がよくない、
あるいは可動イオンが残存している等の理由のため、特
性のよくない基板側の部分をチャネルとして使用しない
TFTを提案する。そのためには、本発明では、ゲイト
電極側の活性層の部分は移動度の大きなセミアモルファ
ス、あるいは多結晶、単結晶半導体(以下、特に断りが
無いかぎりこれらを結晶性半導体という)で構成し、基
板側の活性層の部分をバンドギャップがより大きく、移
動度の小さなアモルファス半導体材料によって形成し、
その部分を実質的にチャネルとして機能しないようにさ
せる。チャネルとして機能するゲイト絶縁膜側の活性層
よりも基板側のアモルファス領域はバンドギャップが大
きく、リーク電流は著しく小さくなる。具体的には、半
導体材料として、シリコンを選択した場合、結晶性シリ
コンのエネルギーバンドギャップが1.1eVであるの
に対し、アモルファスシリコンは1.2〜1.8eVと
いうように大きなエネルギーバンドギャップを有する。
また、アモルファスシリコンは、作製方法や水素濃度に
も依存するが、600℃程度のアニールでは結晶化しに
くく、しかしながら、レーザーアニールのような強力な
アニールでは結晶化して、結晶性シリコンとなるという
性質をも有するので、その特性をうまく使用することに
よって、特性のよいTFTを形成することができる。
【0023】本発明によるTFTの概念図を図1に示
す。図1には、本発明の概念図を示す。絶縁基板101
上には、ソース領域104とドレイン領域102が設け
られ、その間に結晶性半導体でできたチャネル領域10
3が存在する。また、チャネル領域103の下にはチャ
ネル領域よりも大きなバンドギャップを有するアモルフ
ァス半導体でできた領域109が存在する。アモルファ
ス半導体はバンドギャップが大きいため、実質的にチャ
ネルとして機能せず、ゲイト絶縁膜側の結晶性半導体の
みがチャネルとして作用する。もし、半導体としてシリ
コンを選択する場合には結晶性シリコンは、その結晶性
を向上させる目的で、炭素、窒素、酸素の濃度が小さ
く、望ましくは、実質的にそれらの添加元素によるエネ
ルギーバンドギャップへの影響が無視できる程度の濃度
であることが望まれる。具体的には、炭素、窒素、酸素
の濃度は7×1019cm-3以下が望ましい。
【0024】本発明人等の知見によれば減圧CVD法に
よってアモルファスシリコンを成膜する際に、基板温度
によって特性のことなる被膜が得られた。すなわち、モ
ノシランガスを原料として、基板温度を430〜480
℃として成膜した場合には、その後、600℃でアニー
ルしても、ほとんど結晶化しなかった。一方、基板温度
を520〜560℃として成膜した場合には、600℃
12時間のアニールによってセミアモルファスないし多
結晶状態の結晶性シリコン膜が得られた。
【0025】したがって、最初に基板温度の低い(43
0〜480℃)状態でアモルファスシリコンを成膜した
後に、連続的にあるいは不連続的に基板温度を変化さ
せ、基板温度を高い(520〜560℃)状態にしてア
モルファスシリコンを成膜して、その後、550〜75
0℃、好ましくは580〜650℃でアニールをおこな
えば、被膜の上部には結晶性シリコンが、被膜の下部
(基板側)にはアモルファスシリコンが得られる。この
とき、アニール温度が高すぎると下部の層まで結晶性シ
リコンに変化してしまうので注意が必要である。また、
ジシランでは、成膜温度が480℃であっても、600
℃アニールによって結晶化が進行するので、原料ガスの
選択も注意しなければならない。
【0026】このようにして2層構造のシリコン膜を作
製したのち、セルフアラインプロセスによって、ソース
/ドレイン領域となるべき部分に不純物を導入すると、
被膜の上部の結晶性シリコンはアモルファス状態とな
る。もちろん不純物は下部まで十分到達する。そこで、
レーザーアニール等の方法によって再結晶化をおこなう
と、その際には下部の最初からアモルファス状態の被膜
まで同時に結晶化されてしまう。もちろん、ゲイト電極
の下のチャネル部分およびその下の部分にはレーザー光
が到達しないので結晶性は初めのままである。すなわ
ち、上部は結晶性シリコン、下部はアモルファスシリコ
ンのままである。
【0027】すなわち、このようなプロセスを経ること
によって、ソース/ドレイン領域の厚さはチャネル領域
103と領域109を合わせたものと実質的に同じとな
り、チャネル領域の厚さをソース/ドレイン領域の厚さ
よりも小さくすることができる。このような特徴を有す
るTFTは本発明が目的とするTFTに近いものであ
る。
【0028】図1では、チャネル領域103とその下の
領域109の間には明確な境界があるように記述されて
いるが、本発明の趣旨からして、そのような明確な境界
が存在しなければならない必要は全く無く、なだらかに
結晶構造が変化しているような材料であっても構わない
ことは明らかであろう。
【0029】また、本発明ではソース/ドレイン領域が
厚さ方向にわたって、抵抗率等の電気特性が均一である
場合には、実質的なソース/ドレインの厚さがチャネル
の厚さよりも小さく、チャネルは薄く、なおかつソース
/ドレインの抵抗(シート抵抗)は大きいという理想的
なTFTとなる。
【0030】本発明では、図3(B)に示すようなバン
ドギャップが形成されていると推測される。すなわち、
図3(B)は図1で記述された構造を有するTFTのソ
ース/ドレインとチャネル、およびその下の部分のバン
ドギャップである。これらの図では、PTFTを示して
いるが、NTFTであっても同様である。このようなバ
ンド図から明らかなように、価電子帯のホール(NTF
Tでは伝導帯の電子)は、チャネルの下のバンドギャッ
プの大きなアモルファス半導体領域109には入り込む
ことが困難であり、結果として、その部分を介して電流
がリークすることが少ない。
【0031】さらに、アモルファス半導体領域109を
ソース/ドレイン領域とは逆の導電型とすると一層、特
性が向上する。すなわち、NTFTであれば、アモルフ
ァス領域109をP型とし、PTFTであればN型とす
ればよい。特に、このような領域においては移動度はほ
とんど関係しないので、P型領域を形成することは容易
である。そして、このような逆導電型の接合が存在する
場合には、ソースからドレインへ、領域109を経由し
てリークすることは極めて少なくなる。
【0032】本発明は、そのまま従来のTFTに適用し
ても構わないが、本発明人らの発明である特願平3−2
31188、あるいは特願平3−238713に記述さ
れるようなオフセット領域を有するTFTに対して適用
すると、より一層の効果がもたらされる。いずれの発明
もOFF電流を低下させ、特にゲイト電極に逆電圧を印
加した場合の逆方向リークを改善することには効果があ
ったが、OFF電流の絶対値を減らすうえでは効果が薄
かった。しかしながら、本発明とこれらの発明を併用す
ることにより、逆方向リークを抑えるとともに、OFF
電流の絶対値を小さくし、よってON/OFF比を大き
くすることができた。
【0033】その効果の例を図3(A)に示す。図にお
いて、(c)は従来のTFT(NTFT)の特性を示し
ている。(b)は、従来のTFTに本発明を適用したも
のであり、具体的には、チャネル領域を結晶性シリコ
ン、その下の部分をアモルファスシリコンで形成したも
のである。ゲイトはシリコンゲイトである。この場合に
は、ゲイト電圧が0のときのOFF電流は、従来例に比
べて著しく削減されるが、逆方向リーク電流は依然大き
い。これは負のゲイト電圧によってチャネルがP型とな
り、ソース/ドレイン(N型)とチャネル(P型)のバ
ンド構造がブロークン(Broken)状態となり、多
結晶半導体のような結晶性のよくない半導体では、この
境界に存在する準位を経由してホッピング電流が流れる
ためであると考えられる。
【0034】そこで、例えば特願平3−231188に
記述されるようなオフセット領域を有するTFT(アル
ミニウムゲイト)に本発明を適用すれば、このような逆
方向リークは抑えられ、(a)に示すような良好な特性
が得られる。特に、特願平3−231188、あるいは
特願平3−238713に記述されるようなオフセット
領域をTFTに設ける場合においても、結晶間の特性
(粒界等)が良くないものには効果が薄い。これは、逆
方向リークの原因が先に説明したように粒界に存在する
準位によるためであるから、粒界の性質のよくない半導
体にいくらオフセット領域を設けてもあまり意味を成さ
ないのである。
【0035】すなわち、前記特願平3−231188、
あるいは特願平3−238713に記述されるようなオ
フセット領域を設けるという発明を実施するには半導体
の特性については充分に注意を払わなければならない。
その意味で、本発明のように、特性の良くない部分(基
板側の活性層部分)を実質的にチャネルとして機能しな
いようにする方法を併せて実施することは相乗効果をも
たらす。
【0036】以上の記述では、TFTとしては単純なソ
ース/ドレインを有するもの、あるいはオフセット領域
を有するもののみが扱われたが、公知の低濃度ドレイン
(LDD)構造を有するものであってもよい。さらに、
このLDD構造も、通常の方法で作製される以外に、例
えば、本発明人等の発明である、特願平3−23871
0乃至3−238712で記述される方法によって形成
されるものであってもよい。以下に実施例を示し、さら
に本発明を説明する。
【0037】
【実施例】〔実施例1〕 図4に本発明を用いたCMO
Sの作製実施例を説明する。本実施例では基板401と
してコーニング社の7059番ガラス基板を使用した。
基板はこの他にも様々な種類のものを使用することがで
きるが、半導体被膜中にナトリウム等の可動イオンが侵
入しないように基板に応じて対処しなければならない。
理想的な基板はアルカリ濃度の小さい合成石英基板であ
るが、コスト的に利用することが難しい場合には、市販
の低アルカリガラスを使用することとなる。本実施例で
は、基板401上には基板からの可動イオンの侵入を阻
止する目的で、厚さ5〜200nm、例えば10nmの
窒化珪素膜402をRFプラズマCVD法で形成した。
さらに、窒化珪素膜上に、RFプラズマCVD法によっ
て、厚さ20〜1000nm、例えば50nmの酸化珪
素膜403を形成した。これらの被膜の膜厚は、可動イ
オンの侵入の程度、あるいは活性層への影響の程度に応
じて設計される。
【0038】例えば、窒化珪素膜402の質が良くな
く、電荷のトラップが大きい場合には、酸化珪素膜を通
して上の半導体層に影響を及ぼすので、その場合には酸
化珪素膜403を厚くする必要がある。
【0039】これらの皮膜の形成には、上記のようなプ
ラズマCVD法だけでなく、減圧CVD法やスパッタ法
等の方法によって形成してもよい。それらの手段の選択
は投資規模や量産性等を考慮して決定すればよい。これ
らの被膜は連続的に成膜されてもよいことはいうまでも
ない。
【0040】その後、減圧CVD法によって、モノシラ
ンを原料として、厚さ20〜200nm、例えば100
nmのアモルファスシリコン膜404を形成した。基板
温度は430〜480℃、例えば450℃とした。さら
に、連続的に基板温度を変化させ、520〜560℃、
例えば550℃で、厚さ5〜200nm、例えば10n
mのアモルファスシリコン膜405を形成した。基板温
度は後の結晶化の際に重要な影響を与えることが本発明
人等の研究の結果、明らかにされた。例えば、480℃
以下で成膜したものは結晶化させることが難しかった。
逆に520℃以上の温度で成膜したものは結晶化しやす
かった。このようにして得られたアモルファスシリコン
膜は、600℃で24時間熱アニールした。その結果、
シリコン膜405のみが結晶化し、いわゆるセミアモル
ファスシリコンと言われる結晶性シリコンを得た。一
方、シリコン膜404はアモルファス状態のままであっ
た。
【0041】シリコン膜405の結晶化を促進するため
には膜中に含まれている炭素、窒素、酸素の濃度は、い
ずれも7×1019cm-3以下であることが望ましい。本
実施例では、SIMS分析によって1×1017cm-3
下であることを確認した。
【0042】従来のTFTにおいては、酸化珪素膜40
3の上には半導体被膜の活性層が形成されるため、その
作製には細心の注意が必要であった。例えば、酸化珪素
膜403に可動イオンが存在することは絶対にあっては
ならないことであったが、それにもまして、トラップ準
位が存在することは致命的であった。可動イオンの侵入
はプロセスの清浄化によってある程度は解決できるもの
であったが、トラップ準位の問題はプロセスの制約から
ある一定以上の改善は不可能であった。特に酸化珪素膜
とその上の半導体活性層間の界面準位密度はそのTFT
の特性を左右する重要なファクターであった。通常の単
結晶半導体のMOSICで使用される熱酸化のゲイト酸
化膜(酸化珪素)と単結晶半導体の界面の準位密度は1
10cm-2程度であったが、例えば本実施例のようなR
FプラズマCVD法あるいは大気圧CVD法(APCV
D法)や減圧CVD法(LPCVD法)によって作製し
た酸化珪素膜とその上の多結晶シリコン膜との界面準位
密度は1012cm-2以上であり、とても実用に耐えるも
のではなかった。
【0043】すなわち、このように界面準位密度が大き
いと、様々な電荷がトラップされ、これらの電荷によっ
て活性層の導電型が、ゲイト電圧に依存しないで決定さ
れてしまい、リーク電流の増加を招いた。このため、従
来はこのような下地の酸化膜であってもゲイト酸化膜と
同じだけの高い品位が要求された。熱酸化方式が採用で
きない低温プロセスや中温プロセスにあっては、スパッ
タ法やECRプラズマCVD法が採用されたが、これら
の方法によって得られる界面での準位密度は、熱酸化法
よりも1桁程度大きなものであった。
【0044】しかしながら、本発明では後のプロセスに
おいて、酸化珪素膜403上の半導体膜のうち、酸化珪
素膜に接する部分はアモルファスシリコン膜であり、従
来に問題とされたようなことはほとんど生じない。すな
わち、酸化珪素膜403にどのようなトラップ準位が存
在して、どのような電荷がトラップされたとしても、ア
モルファスシリコンはチャネルとしてはほとんど機能し
ないので、電荷のトラップによって、半導体膜の導電型
が依存することはない。本発明人等の研究によると、酸
化珪素膜403とその上のアモルファスシリコン膜との
界面準位密度は5×1012cm-2程度まで問題がないこ
とがわかった。
【0045】したがって、先のようなRFプラズマCV
D法やLPCVD法、APCVD法によって酸化珪素膜
を形成することができる。これらのCVD法は、スパッ
タ法やECRプラズマCVD法に比べて量産性に優れた
方法である。すなわち、スパッタ法ではバッチ方式が採
用できず、量産性に欠ける上、ターゲットに可動イオン
が付着しないように細心の注意を払わなくてはならな
い。また、ターゲットのサイズをむやみに大きくできな
いので大面積化には不適当である。ECRプラズマCV
D法は、装置に対する投資が巨額となり、また、一度に
処理できる基板の枚数や大きさも大きな制約を受ける。
【0046】さて、アモルファスシリコン膜405を熱
アニールによって、結晶性シリコン膜としたのち、これ
を適当なパターンにエッチングして、NTFT用の島状
半導体領域407とPTFT用の島状半導体領域406
とを形成する。各島状半導体領域の上部は実質的に真性
であった。
【0047】その後、酸素雰囲気中での酸化珪素をター
ゲットとするスパッタ法によって、ゲイト絶縁膜(酸化
珪素)410を厚さ50〜300nm、例えば150n
mだけ形成した。この厚さは、TFTの動作条件等によ
って決定される。
【0048】次にスパッタ法によって、アルミニウム皮
膜を厚さ500nmだけ形成し、これを混酸(5%の硝
酸を添加した燐酸溶液)によってパターニングし、ゲイ
ト電極・配線411および412を形成した。エッチン
グレートは、エッチングの温度を40℃としたときに2
25nm/分であった。このようにして、TFTの外形
を整えた。このときのチャネルの大きさは、いずれも長
さ8μm、幅20μmとした。このときの状態を図4
(B)に示す。
【0049】さらに、陽極酸化法によってアルミニウム
配線の表面に酸化アルミニウムを形成した。陽極酸化の
方法としては、本発明人等の発明である特願平3−23
1188もしくは特願平3−238713に記述される
方法を用いた。詳細な実施の様態については、目的とす
る素子の特性やプロセス条件、投資規模等によって変更
を加えればよい。本実施例では、陽極酸化によって、厚
さ350nmの酸化アルミニウム被膜413および41
4を形成した。
【0050】その後、ゲイト酸化膜を通したイオン注入
法によって、公知のCMOS作製技術を援用し、N型ソ
ース/ドレイン領域416とP型ソース/ドレイン領域
415を形成した。いずれも不純物濃度は8×1019
-3となるようにした。イオン源としては、P型はフッ
化ホウ素イオンを、N型はリンイオンを用い、前者は加
速電圧80keVで、後者は加速電圧110keVで注
入した。加速電圧はゲイト酸化膜の厚さや半導体領域4
06、407の厚さを考慮して設定される。イオン注入
法のかわりに、イオンドーピング法を用いてもよい。イ
オン注入法では注入されるイオンは質量によって分離さ
れるので、不必要なイオンは注入されることがないが、
イオン注入装置で処理できる基板の大きさは限定され
る。一方、イオンドーピング法では、比較的大きな基板
(例えば対角30インチ以上)も処理する能力を有する
が、水素イオンやその他不必要なイオンまで同時に加速
されて注入されるので、基板が加熱されやすい。この場
合にはイオン注入法で使用するようなフォトレジストを
マスクとした選択的な不純物注入は難しい。
【0051】このようにして、オフセット領域を有する
TFTが作製された。その様子を図4(C)に示す。最
後に、レーザーアニール法によって、ゲイト電極部をマ
スクとしてソース/ドレイン領域の再結晶化をおこなっ
た。レーアーアニールの条件は、例えば特願平3−23
1188や同3−238713に記述されている方法を
使用した。そして層間絶縁物419として、酸化珪素を
RFプラズマCVD法で形成し、これに電極形成用の穴
を開け、アルミニウム配線420〜422を形成して、
素子を完成させた。
【0052】本実施例では、レーザーアニールによっ
て、もともと結晶性シリコンであった、被膜406、4
07のみならず、アモルファスシリコンであった被膜4
08、409までもが結晶化される。これは、レーアー
アニールが強力だからである。その結果、図4(D)に
示すように初期のアモルファス領域408、409はチ
ャネルの下の部分417、418以外は全てソース/ド
レインとおなじ結晶性を有する材料に変換されてしまっ
た。その結果、ソース/ドレインの厚さは島状半導体領
域407、408と実質的に同じとなった。しかしなが
ら、実質的なチャネルの厚さは図から明らかなように、
約10nmというようにソース/ドレイン領域よりも薄
かった。その結果、ソース/ドレインのシート抵抗は小
さく、また、チャネルが薄い分だけOFF電流が少ない
という優れた特性を示すことができた。
【0053】〔実施例2〕 本実施例を図5に示す本実
施例では基板501として日本電気硝子社のN−0ガラ
ス基板を使用した。N−0ガラス基板は、実施例1で使
用したコーニング7059に比べて、ガラス転移温度が
150℃程高く、650〜750℃のアニールに対して
も有効である。しかし、基板中に含まれる可動イオンの
量が多いので、それに対する十分な対策を講じなければ
ならない。本実施例では、基板501上には基板からの
可動イオンの侵入を阻止する目的で、厚さ50nmの窒
化珪素膜502をRFプラズマCVD法で形成した。さ
らに、窒化珪素膜上に、RFスパッタ法によって、厚さ
100nmの酸化珪素膜503を形成した。さらに、減
圧CVD法によって基板温度430〜480℃、例えば
450℃でアモルファスシリコン膜504を厚さ10〜
50nm、例えば30nmだけ形成した。そして、フォ
トレジスト507を塗布し、これをマスクとしてP型領
域506とN型領域505を形成した。P型不純物とし
ては、ボロンを用い、例えば2×1013cm-2だけ、イ
オンドープ法によって注入した。加速電圧は10keV
とした。また、N型不純物としては、リンを用い、例え
ば5×1013cm-2だけ、イオンドープ法によって注入
した。加速電圧は10keVとした。こうして図4
(A)の状態を得た。このような不純物領域形成の工程
は、本発明の技術思想からして、必ずしも必要ではない
が、不純物領域を設けることで一層、本発明の効果を大
きくすることができる。
【0054】その後、さらに減圧CVD法によって、厚
さ10〜150nm、例えば10nmのアモルファスシ
リコン膜を形成した。このとき基板温度は520〜56
0℃、例えば550℃とした。この際には、アモルファ
スシリコン膜中の炭素、窒素、酸素の濃度は7×1019
cm-3以下であることが必要であり、本実施例では1×
1017cm-3以下であることを確認した。このようにし
て得られたアモルファスシリコン膜は、例えば水素中、
600℃で24時間熱アニールして、結晶化させ、いわ
ゆるセミアモルファスシリコンと言われる結晶性シリコ
ンを得た。このとき、先に形成したアモルファスシリコ
ン膜504はほとんど結晶化しなかった。しかしなが
ら、水素雰囲気中でのこのアニールによって先のイオン
注入によって生じた欠陥はほぼ回復したことが確認され
た。
【0055】従来のTFTにおいては、実施例1におい
て述べたように、酸化珪素膜503の上には半導体皮膜
の活性層が形成されるため、その作製には細心の注意が
必要であった。しかしながら、本発明では後のプロセス
において、酸化珪素膜503上にはアモルファスシリコ
ンのような不活性な半導体膜504が形成されるが、こ
れらは実質的にチャネル領域として利用されないので、
従来に問題とされたようなことはほとんど生じない。す
なわち、酸化珪素膜503にどのようなトラップ準位が
存在して、どのような電荷がトラップされたとしても、
アモルファスシリコン膜504のバンドギャップが大き
いためチャネルとしては利用されず、半導体膜504と
酸化珪素膜503の界面の準位に依存したリーク電流は
ほとんどないのである。特に本実施例のように、アモル
ファスシリコン膜504に、各TFTのソース/ドレイ
ン領域とは逆の導電型の不純物領域が設けられると、そ
の効果は一層強まる。したがって、先のようなRFスパ
ッタ法ではなく、より界面の状態のよくないRFあるい
はDCプラズマCVD法によって酸化珪素膜を形成する
こともできる。
【0056】さて、その後、これらの被膜を適当なパタ
ーンにエッチングして、NTFT用の島状半導体領域5
09とPTFT用の島状半導体領域508とを形成す
る。各島状半導体領域の上部は結晶性シリコンで実質的
に真性であった。
【0057】その後、酸素雰囲気中での酸化珪素をター
ゲットとするスパッタ法によって、ゲイト絶縁膜(酸化
珪素)510を厚さ150nmだけ形成した。この厚さ
は、TFTの動作条件等によって決定される。
【0058】次にスパッタ法によって、クロム膜を厚さ
500nmだけ形成し、これをパターニングし、ゲイト
電極・配線511および512を形成した。このように
して、TFTの外形を整えた。このときのチャネルの大
きさは、いずれも長さ8μm、幅20μmとした。この
ときの状態を図5(B)に示す。
【0059】その後、図5(C)に示すようにゲイト酸
化膜を通したイオン注入法に公知のCMOS作製技術
(すなわち、NTFTのソース/ドレイン領域を形成す
る際にはフォトレジスト513によってPTFT側を覆
い、PTFTのソース/ドレインを形成中には、NTF
Tを覆う)を援用し、各TFTのソース/ドレイン領域
を形成した。
【0060】その後、レーザーアニール法によってゲイ
ト電極をマスクとしてアニールをおこない、イオン注入
によって与えられたダメージを回復させた。このときに
は、もともと結晶性シリコンでなかった下部のアモルフ
ァスシリコン領域も同時に結晶化された。レーアーアニ
ールの条件は、例えば特願平3−231188や同3−
238713に記述されている方法を使用した。このよ
うにして、図5(D)に示すように、N型ソース/ドレ
イン領域515とP型ソース/ドレイン領域514を形
成した。また、各TFTのチャネル514、515の下
にはアモルファスシリコン領域516および517が残
された。
【0061】本実施例では最初に形成された不純物領域
505、506の不純物濃度が1018cm-3程度である
が、その後、ソース/ドレインの形成のために注入され
た不純物の濃度はその100倍以上であったので、図に
示すように初期の不純物領域505、506はチャネル
の下の部分以外は全てソース/ドレインとおなじ導電型
に変換されてしまった。その結果、ソース/ドレインの
厚さは島状半導体領域508、509と実質的に同じ
(厚さはアモルファスシリコン層の厚さ30nmと結晶
性シリコン層の厚さ10nmをあわせた40nm)とな
った。しかしながら、実質的なチャネルの厚さは図から
明らかなように、約10nmというようにソース/ドレ
イン領域よりも薄かった。その結果、ソース/ドレイン
のシート抵抗は小さく、また、チャネルが薄い分だけO
FF電流が少ないという優れた特性を示すことができ
た。
【0062】
【発明の効果】本発明によって、ゲイトに逆の電圧が印
加された場合のOFF電流の極めて少ない良好なTFT
を作製することができた。本発明は他の発明と組み合わ
せるとより一層、効果的である。例えば、実施例にも示
したように本発明人等の発明である特願平3−2311
88や特願平3−238713と組み合わせることによ
って、より一層の効果を示す。また、本発明において
は、実施例にも示した通り、ソース/ドレインの厚みを
増して、そのシート抵抗を減らすことができる。これに
よってTFT回路の高速動作を実現することができた。
【0063】従来、特に液晶表示装置のアクティブマト
リクスのような目的に対しては多結晶TFTはON/O
FF比が低く、実用化にはさまざまな困難があったが、
本発明によってそのような問題はほぼ解決されたと思わ
れる。さらに、単結晶半導体集積回路の立体化の手段と
して用いられるTFTにおいても本発明を実施すること
によって効果を挙げられることは明白であろう。このよ
うに本発明は産業上、極めて有益な発明であると考えら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTFTの概念図を示す。
【図2】従来のTFTの概念図を示す。
【図3】本発明および従来のTFTの特性の例、および
本発明のTFTの予想されるエネルギーバンド図を示
す。
【図4】本発明のTFTの作製工程を示す。
【図5】本発明のTFTの作製工程を示す。
【符号の説明】
101・・・基板 102・・・ドレイン領域 103・・・結晶性半導体チャネル領域 104・・・ソース領域 105・・・ゲイト電極 106・・・層間絶縁物 107・・・ドレイン電極・配線 108・・・ソース電極・配線 109・・・アモルファス半導体領域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−109282(JP,A) 特開 昭60−245172(JP,A) 特開 昭61−87371(JP,A) 特開 昭58−118154(JP,A) 特開 平4−267563(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に実質的にアモルファス状態
    の第1の半導体被膜を基板温度430〜480℃で減圧
    CVD法によって形成する工程と、 前記第1の半導体被膜上に第2の半導体被膜として、多
    結晶あるいは単結晶もしくはセミアモルファス状態の半
    導体被膜を基板温度520〜560℃で減圧CVD法に
    よって形成する工程と、 その後、上記第1の半導体被膜および第2の半導体被膜
    を550〜750℃の温度で熱処理する工程と、 前記第2の半導体被膜上にゲイト絶縁膜を形成する工程
    と、 前記ゲイト絶縁膜上にゲイト電極を形成する工程とを有
    することを特徴とする絶縁ゲイト型半導体装置の作製方
    法。
JP4073315A 1991-02-16 1992-02-25 薄膜状絶縁ゲイト型半導体装置の作製方法 Expired - Lifetime JPH0828522B2 (ja)

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US08/413,885 US5821559A (en) 1991-02-16 1995-03-30 Electric device, matrix device, electro-optical display device, and semiconductor memory having thin-film transistors
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US10/805,327 US7148542B2 (en) 1992-02-25 2004-03-22 Semiconductor device and method of forming the same
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