JPH0828523B2 - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法

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JPH0828523B2 JP26059792A JP26059792A JPH0828523B2 JP H0828523 B2 JPH0828523 B2 JP H0828523B2 JP 26059792 A JP26059792 A JP 26059792A JP 26059792 A JP26059792 A JP 26059792A JP H0828523 B2 JPH0828523 B2 JP H0828523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタ(T
FT: Thin Film Transitor)の
製造方法に関し、特に広い面積と高品質(high q
uality)のTFT LCD(Liquid Cr
ystal Display)を製造するのに適合な薄
膜トランジスタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、TFT−LCDは、より広いディ
スプレイ(Display)の面積と、より高い画素
(Pixal)密度およびより良質の映像を得るために
要求される平面ディスプレイ(flat Displa
y)の最も有望な技術の中の1つである。TFT−LC
Dにおいて1つの画素についての等価回路を図1に示
す。画素電極(electrode)への電圧は、ゲー
トバスライン(gate busline)を通じて供
給されたゲート電圧により切替えられる薄膜トランジス
タ(TFT)を通じて信号ラインにより供給される。
【0003】一般に、ゲート(gate)とドレイン
(drain)との間には不可避的に寄生コンデンサ
(Parasitic Capacitance:Cg
d)が存在する。この寄生コンデンサ(Cgd)はオン
状態(on−state)からオフ状態(off−st
ate)へのゲート電圧の変化にしたがって(acco
mpanied)画素電極電圧に、図1に示すようにフ
ィードスルー(feed−through)を惹起させ
る。このフィードスルー電圧(△V)は下記式(1)の
ように示すことができる。 このフィードスルー電圧(△V)は液晶クリスタル(l
iquid crystal)に印加される電圧の衡平
を失わせるようになり、LCDの明滅(flicker
ing)を惹起させ、かつLCD信頼度(reliab
ility)の低下を招来させる。このフィードスルー
電圧を除去するために、CstはCgdに比べて充分に
大きくならなければならない。TFT−LCDがずっと
大きくなり、より高い画素の密度を有する場合、Cic
はさらに大きくなり、かつ充電時間もさらに短くなる。
さらに大きくなった(enlarged)Cicは短い
時間に充電されなければならないし、TFTについての
オン電流(ON current)を決めるW(TFT
のチャネルの幅)/L(TFTチャネルの長さ)は、さ
らに大きくしなければならない。もし、Lが一定とすれ
ばWとCgdとはさらに大きくなる。フィードスルー電
圧(△V)を除去するためにCstは大きくしなければ
ならない。
【0004】しかしながら、図1のSCラインの抵抗を
小さくすることができない。なぜならば、画素アパーチ
ャレート(pixel aperture rate)
に対する制限がないためである。したがって、ディスプ
レイが大きければ大きいほどSC電極電圧を制御するこ
とは困難である。このような問題を解決するために効率
的な方法としては、Cgdを減少させるものがある。こ
のCgdの発生根源はゲート電極とソース及びドレーン
電極との間のオーバラップ(overlap)にある。
【0005】しかし、このオーバラップはインバーテッ
ドスタッカードタイプ(inverted stagg
erd type)TFTについては必要不可欠な要素
であり、このオーバラップは広い面積において要求さ
れ、マスク(mask)整列(alignment)の
正確度により2μm以下で除去されることは困難であ
る。
【0006】図2で一般的なインバーテッドスタッカー
ドタイプTFTを示す。これの特徴はゲート電極上に絶
縁層と半導体層とを形成したものである。ゲート電極に
ついてソース及びドレーン電極を自己整列させることに
より、このオーバラップは極めて(extremel
y)大きく減少することができる。しかし以前に報告さ
れた方法は通常的なリフトオフ(lift−off)工
程を用いる。このリフトオフ工程はTFTアレー(ar
ray)について非実用的であった。
【0007】このような問題点を解決するために、NE
C社の西田氏他は、新しい自己整列のTFTを開発し
た。この新しいTFTは背面露光処理と共にイオンドー
ピング(ion doping)工程およびクロミウム
シリサイドの形成技術を利用した。また、この新しいT
FTはTFT−LCDSの製造に充分に有用した。
【0008】西田氏他によって提案された新しいTFT
の製造工程を図3、図4、図5、図6、図7を参照して
説明する。まず、図3に示すように、絶縁性透明基板
(1)上にゲート電極(2)を形成した後、露出された
全ての表面にわたって第1絶縁体(3)と半導体として
の非晶質シリコン(amorphous silico
n)(4)および第2絶縁体(5)とを順次化学気相成
長(CVD)法により蒸着する。ついで第2絶縁体
(5)上にホトレジスト(6)を塗布する。図4に示す
ように、絶縁性透明基板(1)の側で、背面露光(ba
ck substrate exposure)してホ
トレジストパターン(6a)を形成する。図5に示すよ
うに、ホトレジストパターン(6a)をマスクとして第
2絶縁体(5)をドライエッチ(dry etch)し
てホトレジストパターン(6a)の下側に該当する第2
絶縁体パターン(5a)のみ残存させて除去した後、ホ
トレジストパターン(6a)を剥離する。第2絶縁体パ
ターン(5a)をマスクとして高濃度のN型(N+ 型)
の不純物イオン、例えば燐を30kevのエネルギで非
晶質シリコン(4)の所定深さまで注入する。それによ
って、N+ 型不純物イオンが注入された非晶質シリコン
(4)部分は、第2絶縁体パターン(5a)の両側にお
いて、N+ 型導電層(7)に変換される。この時、第2
絶縁体パターン(5a)の下部に配された非晶質シリコ
ン(4)部分には燐のようなN+ 型不純物イオンは注入
されない。図6に示すように、スパッタリング(spu
ttering)法により露出された全ての表面にわた
って高融点を有する耐火性金属(8)を100nmの厚
さほど蒸着する。この耐火性金属としてはクロミウムを
使用する。耐火性金属(8)が蒸着される時、この耐火
性金属(8)に接触するN+ 導電層(7)の部分には約
5nm以下のシリサイド(silicide)(9)に
変換される。このシリサイド(9)は耐火性金属(8)
とエッチ選択度が異なるので、以後に行われる耐火性金
属(8)を除去する時、これと共にエッチングされな
い。したがって工程を安定化させることができる。ここ
で、第2絶縁体パターン(5a)はチャネル保護層(c
hannel passivation layer)
として使用され、第2絶縁体パターン(5a)の下側の
非晶質シリコン(4)はチャネル層として使用され、第
2絶縁体パターン(5a)の両側に形成されたN+ 導電
層(7)(7a)は各々ソース領域およびドレーン領域
として使用され、かつ各N+ 導電層(7)(7a)の上
側に形成されたシリサイド(9)(9a)は各々ソース
領域およびドレーン領域として使用される。図7に示す
ように、耐火性金属(8)を、エッチェント(etch
ant)を用いてパターニング(patternin
g)する。このとき、第2絶縁体パターン(5a)の両
側に位置した各シリサイド(9)(9a)上には他のソ
ース及びドレーン電極として使用するために一部分の耐
火性金属(10)(10a)が残存する。
【0009】以上説明したように、西田氏他の技術によ
れば、背面露光によりソース領域とドレーン領域とがゲ
ート電極(2)に自己整列(self−aligne
d)されて形成される。したがって、ゲート電極とソー
ス領域及びドレーン領域の間のチャネルオーバラップ部
分が減少されるので、以前のリフトオフ工程を利用した
技術よりゲート電極とソース領域及びドレーン領域の間
で発生される寄生コンデンサを減少することができ、し
かも信号対雑音比(Signal/noise rat
io)を改善することができる。すなわち、寄生コンデ
ンサは雑音として作用する。西田氏他の技術によれば、
チャネルオーバラップが1μmまで減少された。このよ
うに高品質のTFT−LCDSの製造のために、ゲート
電極とソース領域及びドレーン領域との間、チャネルオ
ーバラップ部分を、できるだけ減少するのが現在技術の
最もおおきな課題である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術は次のような問題点が発生した。図4に示すように、
絶縁性透明基板(1)の背面(back side)に
おいて、背面露光を実施する時、形成されるホトレジス
トパターン(6a)はゲート電極(2)の長さ(len
gth)と同一にしなければならない。これによりチャ
ネルオーバラップを減少させることができる。しかし、
実際に露光のための光の回析によりホトレジストパター
ン(6a)の幅は図4に示すように、ゲート電極(2)
の長さより根本的に狭幅になる。したがってゲート電極
(2)の両側エッジより内方にチャネルオーバラップが
発生する。勿論、この狭幅は露光時間(exposur
e time)および現像時間(developing
time)により僅かに変化することもある。特に露
光のために使用された光(例えばg線)の回析角度は絶
縁性透明基板(1)上に形成される非晶質シリコン
(4)と第1絶縁体(3)および第2絶縁体(5)の厚
さにより変化するため、ホトレジストパターン(6a)
および第2絶縁体パターン(5a)の幅も同様に変化す
る。このような要因により、西田氏他の技術において
は、チャネルオーバラップを減少させることに限界があ
った。また、この第2絶縁体パターン(5a)は、ソー
ス領域及びドレーン領域の幅及びチャネル幅を決定し、
これと同時にチャネルオーバラップの程度が決定するの
で、第2絶縁体パターン(5a)が随時変化すると、T
FTを多量製造することにおいて、一貫性を失われるの
で、多くの困難な点が発生する。結果的に、上述した西
田氏他のように、自己整列技術のみを用いてチャネルオ
ーバラップを減少するには限界があったので、TFTの
特性を向上させることができなかった。
【0011】本発明は上記の問題点を解決するためのも
ので、ゲート電極とソース及びドレーン領域との間のチ
ャネルオーバラップを減少して寄生コンデンサを減少さ
せて信号対雑音比を向上させることができる薄膜トラン
ジスタの製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、絶縁性の透明基板上にゲート電
極を形成する。絶縁性の透明基板とゲート電極との露出
された全ての表面にわたって第1絶縁体と非晶質シリコ
ン層および第2絶縁体を順次形成する。第2絶縁体上に
ホトレジストを塗布した後、絶縁性透明基板の背面でゲ
ート電極を光遮断用マスクとして背面露光を実施してホ
トレジストパターンを形成する。以後、ホトレジストパ
ターンの長さがゲート電極の長さに近接するように、ホ
トレジストパターンを所定温度でから焼き(bakin
g)し、フローイング(flowing)させる。ホト
レジストパターンをマスクとして第2絶縁体をエッチン
グしてチャネル保護層として使用される第2絶縁体パタ
ーンを形成した後、第2絶縁体パターンをマスクとして
所定導電型の不純物イオンを非晶質シリコンの基板内に
注入して、第2絶縁体パターンで覆わない第2絶縁体パ
ターンの下側部分にチャネルを、第2絶縁体パターンの
両側に該当する非晶質シリコン内にソース領域及びドレ
ーン領域として使用される所定導電型の非晶質シリコン
層を各々形成する。第2絶縁体パターンと所定導電型の
非晶質シリコン層との露出された全ての表面上に高融点
を有する耐火金属を蒸着し、この耐火金属と接触する所
定導電型の非晶質シリコンをソース領域及びドレーン領
域の電極として使用されるシリサイドに変化させる。前
記第2絶縁体パターンの両側に位置したシリサイド上
に、このシリサイドと共にソース電極とドレーン電極と
に使用される一部分を除外し、前記耐火金属をエッチン
グして除去する。
【0013】
【実 施 例】本発明の実施例を図8、図9、図10、
図11、図12、図13を参照して詳述する。図8に示
すように、絶縁性の透明基板としてのガラス基板(1
1)上にゲート電極のための金属、例えばクロミウムを
化学気相成長(CVD)法により形成した後、このクロ
ミウムをパターニングしてゲート電極(12)を形成す
る。ゲート絶縁のための厚さ2000〜3000オング
ストロームのシリコン窒化(SiNx)(13)と、半
導体層としての厚さ1000オングストロームの非晶質
シリコン(a−Si:H)(14)およびチャネル保護
(Channel Passivation)のための
厚さ2000〜3000オングストロームのシリコン窒
化膜(SiNx)(15)をCVD法により順次蒸着す
る。ここで、非晶質シリコンの代わりに多結晶(pol
y)シリコンを使用することもある。また、ゲート電極
としてクロミウムの代わりにアルミニウム、プラチナ、
チタニウム、モリブデン、ドーピング(dop)された
多結晶シリコン等が使用されることもある。
【0014】ついでシリコン窒化膜(SiNx)(1
5)上にホトレジスト(16)を塗布(coatin
g)する。図9に示すように、ホトレジスト(16)を
ガラス基板(11)の背面(例えばg線)により背面露
光処理させてホトレジストパターン(16a)を形成す
る。この時、ゲート電極(12)は光マスク(Phot
omask)として使用される。したがって、ホトレジ
ストパータン(16a)はゲート電極(12)の長さと
同一にしなければならない。
【0015】しかし、従来技術で説明されたように、シ
リコン窒化膜(13)(15)および非晶質シリコン
(14)の厚さ等による露出用の光の回析により、ホト
レジストパターン(16a)は図9に示すように、ゲー
ト電極(12)の長さより短い幅(d)を有する。この
幅(d)が短いほどチャネルオーバラップが発生する。
このホトレジストパターン(16a)の幅はホトレジス
ト(16)の露光時間と現像時間により制御されること
もあるが、露出用の光の回析によりホトレジスト(1
6)は根本的にゲート電極(12)にエッジ(edg
e)より内方に露光されるので、チャネルオーバラップ
の幅を縮小することには限界がある。
【0016】図10に示すように、ホトレジストパター
ン(16a)を120℃〜150℃の温度で10分乃至
30分間から焼きしてホトレジストパターン(16a)
の幅がゲート電極の長さと一致するようにフローイング
させる。これにより、ホトレジストパターン(16a)
とシリコン窒化膜(15)との接触面が広くなる。図1
0の点線は元のホトレジストパターン(16a)を、実
線はフローイングされたホトレジストパターン(16
a)を示す。
【0017】この時、から焼き温度と時間をよく調節す
ればチャネルオーバラップを0.5μm以下まで減少さ
せることができる。図11に示すように、フローイング
されたホトレジストパターン(16a)をマスクとして
チャネル保護用シリコン窒化膜(15)をエッチングし
てチャネル保護用シリコン窒化膜パターン(15a)を
形成した後、ホトレジストパターン(16a)を除去す
る。この時エッチ(etch)法はドライエッチ法であ
り、サイドエッチング(Side etching)を
回避するために、リアクティブイオンエッチング(Re
activeion etching)法を使用する。
【0018】高濃度N型(N+ 型)の不純物イオン(例
えば燐)が4×1015dose/cm2 ほどの密度で、
かつ25kev−35kevの加速エネルギで、マスク
としてシリコン窒化膜パターン(15a)を用いて、所
定の深さに非晶質シリコン(14)が注入される。それ
によって、所定深さのN+ 型非晶質シリコン(17)
(17a)がシリコン窒化膜パターン(15a)の両側
に配された非晶質シリコン(14)部分に形成される。
【0019】この時、シリコン窒化膜パターン(15
a)によりN+ 型不純物がドーピング(doped)さ
れない非晶質シリコン(14)はチャネル領域になり、
+ 型非晶質シリコン(17)(17a)は各々ソース
領域とドレーン領域とになる。図12に示すように、高
融点を有する耐火金属(refractory met
al)としてクロミウム(18)スパッタリング法によ
り露出された全ての表面にわたって100nmの厚さで
蒸着する。
【0020】この時、非晶質シリコン(14)とクロミ
ウム(18)との界面に相当するN+ 型非晶質シリコン
(17)(17a)上には合金(alloying)が
発生して5nm以下の薄いクロミウムシリサイド(Cr
Six)(19)(19a)が各々形成される。クロミ
ウムシリサイド(CrSix)(19)(19a)の厚
さを増加させるために、250°〜300℃温度範囲お
よび30分以下の時間範囲でアニール(anneali
ng)工程を実行する。したがって、所望する厚さのク
ロミウムシリサイド(19)が形成できる。
【0021】高融点を有する耐火金属としては、クロミ
ウム(Cr)の他、白金(Pt)、チタニウム(T
i)、モリブデン(Mo)等を使用することができる。
チャネル保護用シリコン窒化膜パターン(15a)の両
側に各々形成されたクロミウムシリサイド(19)(1
9a)は各々ソース及びドレーン電極として使用され
る。
【0022】上述のように、ホトレジストパターン(1
6a)を所定条件下でフローイングさせることにより、
ゲート電極(12)に対して自己整列されるように、ソ
ース領域およびドレーン領域が形成される。図13の示
すように、クロミウム(18)の一部分にホトレジスト
マスクを形成した後、クロミウム(18)を該当するエ
ッチェントとしてウェットエッチ(wet etch)
して除去する。この時、クロミウムシリサイド(19)
(19a)の上側には各々第2ソース及びドレーン電極
として使用されるためのクロミウムパターン(18a)
(18b)が残存する。クロミニウム(18)のウェッ
トエッチする時、クロミウムシリサイド(19)(19
a)はクロミウム(18)に比べてエッチ選択比(et
ch selectivity)が異なるのでエッチン
グされない。
【0023】したがって、安定性があるクロミウニム
(18)の除去が可能である。但し、ホトレジストパタ
ーン(16a)をマスクとしてシリコン窒化膜(15)
をリアクティブイオンエッチングする時、通常CF4
スまたはCHF3 ガスが使用されるが、この時、酸素
(O2 )が含まれてはならない。
【0024】一般に半導体素子の製造工程において、酸
素が添加される理由は、エッチングしようとする物質の
上部および下部に形成されたエッチ選択比のために使用
される。本発明で酸素を使用する場合、エッチ速度が速
くなってホトレジストパターン(16a)までもエッチ
ングするので、チャネル保護用シリコン窒化膜パターン
(15a)の設定された幅を得ることが困難である。シ
リコン窒化膜(15)のエッチング時、酸素(O2 )が
含まれないようにするために、エッチング用室内の真空
度が10-6〜10-7Torr以下となるように室内の空
気を充分に除去しなければならない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
露出用の光の回折によりゲートの長さより短く形成され
るホトレジストパターン(16a)をから焼きしてフロ
ーイングさせることにより、チャネル保護用シリコン窒
化膜パターン(15a)の幅をゲート電極(12)の長
さとほぼ等しくなるようにする。したがって、チャネル
オーバラップの幅を減少させ、しかも寄生コンデンサを
減少させることができるので、同一の大きさのTFTに
比べて信号対雑音比が高いTFTを製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】TFT LCDにおいて1つの画素に対する等
価回路図である。
【図2】インバーテッドスタッカードタイプ TFT構
造を示す図面である。
【図3】従来の自己整列された非晶質シリコンTFTの
製造工程を示す断面図である。
【図4】従来の自己整列された非晶質シリコンTFTの
製造工程を示す断面図である。
【図5】従来の自己整列された非晶質シリコンTFTの
製造工程を示す断面図である。
【図6】従来の自己整列された非晶質シリコンTFTの
製造工程を示す断面図である。
【図7】従来の自己整列された非晶質シリコンTFTの
製造工程を示す断面図である。
【図8】本発明による非晶質シリコンTFTの製造工程
を示す断面図である。
【図9】本発明による非晶質シリコンTFTの製造工程
を示す断面図である。
【図10】本発明による非晶質シリコンTFTの製造工
程を示す断面図である。
【図11】本発明による非晶質シリコンTFTの製造工
程を示す断面図である。
【図12】本発明による非晶質シリコンTFTの製造工
程を示す断面図である。
【図13】本発明による非晶質シリコンTFTの製造工
程を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板、12…ゲート電極、13,15…シリ
コン窒化膜、14…非晶質シリコン、16…ホトレジス
ト、16a…ホトレジストパターン、17,17a…N
+ 型非晶質シリコン、18…クロミウム、19,19a
…クロミウムシリサイド、18a,18b…クロミウム
パターン。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性の透明基板上に所定長さを有する
    ゲート電極を形成するステップ; 露出された全ての表面にわたって第1絶縁体と非晶質シ
    リコン層および第2絶縁体を順次形成するステップ; 第2絶縁体上にホトレジストを塗布した後、前記ゲート
    電極を光遮断用マスクとして背面露光を実施してホトレ
    ジストパターンを形成するステップ; チャネルオーバラップを防止するために、ホトレジスト
    パターンを、その幅がゲート電極の長さに近接するよう
    に、から焼きしてフローイングさせるステップ; フローイングされたホトレジストパターンをマスクとし
    て第2絶縁体をエッチングしてチャネル保護用第2絶縁
    体パターンを形成するステップ;フローイングされたホトレジストパターンを除去するス
    テップ; 第2絶縁体パターン下側の非晶質シリコンはチャネル領
    域になり、両側の非晶質シリコンは各々ソース領域及び
    ドレーン領域としての所定導電型の非晶質シリコンにな
    るように、前記第2絶縁体パターンをマスクとして、不
    純物イオンを前記非晶質シリコンの所定深さまで注入す
    るステップ; 露出された全ての表面上に高融点を有する耐火性金属を
    蒸着し、この耐火性金属と接触する所定導電型の非晶質
    シリコン内にソース電極及びドレーン電極としてのシリ
    サイドを形成するステップ; 前記耐火性金属をパターニングして第2絶縁体パターン
    の両側に各々前記シリサイドと共に、ソース電極および
    ドレーン電極として使用される耐火性金属パターンを形
    成するステップ; を含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 第1絶縁体および第2絶縁体の物質とし
    て、シリコン窒化膜が使用されることを特徴とする請求
    項1記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 絶縁性の透明基板は、ガラスまたは石英
    のいずれかが使用されることを特徴とする請求項1記載
    の薄膜トランジスタの製造方法。
  4. 【請求項4】 ゲート電極の物質として、プラチナ、ク
    ロミウム、モリブデン、アルミニウムおよび所定導電型
    のシリコンのいずれかであることを特徴とする請求項1
    記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 耐火性金属は、プラチナ、クロミウム、
    モリブデンのいずれかであることを特徴とする請求項1
    記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 第1絶縁体および耐火性金属のパターニ
    ングは、ドライエッチ法により実行されることを特徴と
    する請求項1記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  7. 【請求項7】 ドライエッチ工程は、リアクティブイオ
    ンエッチングであることを特徴とする請求項6記載の薄
    膜トランジスタの製造方法。
  8. 【請求項8】 リアクティブイオンエッチング時エッチ
    ングガスに酸素(O2 )が含まれてないようにすること
    を特徴とする請求項7記載の薄膜トランジスタの製造方
    法。
  9. 【請求項9】 シリサイドを形成するステップは、シリ
    サイドを所望する厚さにするために、所定の条件下でア
    ニールを実行するステップをさらに含むことを特徴とす
    る請求項1記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  10. 【請求項10】 ソース電極およびドレーン電極として
    使用される耐火性金属パターンの幅は、第2絶縁体パタ
    ーンの両側のシリサイドの幅より小さくパターニングす
    ることを特徴とする請求項1記載の薄膜トランジスタの
    製造方法。
  11. 【請求項11】 背面露光の工程の時間、非晶質シリ
    コンの厚さに応じて変えることを特徴とする請求項1
    記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  12. 【請求項12】 チャネルのための層として非晶質シリ
    コンの代わりに多結晶シリコンが使用されることを特徴
    とする請求項1記載の薄膜トランジスタの製造方法。
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