JPH08286394A - 感光塗膜の除去方法 - Google Patents
感光塗膜の除去方法Info
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- JPH08286394A JPH08286394A JP11118795A JP11118795A JPH08286394A JP H08286394 A JPH08286394 A JP H08286394A JP 11118795 A JP11118795 A JP 11118795A JP 11118795 A JP11118795 A JP 11118795A JP H08286394 A JPH08286394 A JP H08286394A
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子写真感光体用ドラムから感光塗膜を、ア
ルミニウム製のドラム基体の表面を損傷させずに再利用
が可能な程度に、迅速、かつ、下地層(接着層)の有無
に拘らず完全に除去する。 【構成】 メチルアルコール等の低級アルコールと、電
子写真感光体用ドラムの感光塗膜を溶解するN,N′−
ジメチルアセトアミド等の有機溶媒との混合液に、電子
写真感光体用ドラムを浸漬する。次いで、かかる混合液
中から取り出した電子写真感光体用ドラムを熱水に浸漬
した後、冷水に浸漬し、これにより前記感光塗膜をドラ
ム基体から遊離せしめて剥離する。
ルミニウム製のドラム基体の表面を損傷させずに再利用
が可能な程度に、迅速、かつ、下地層(接着層)の有無
に拘らず完全に除去する。 【構成】 メチルアルコール等の低級アルコールと、電
子写真感光体用ドラムの感光塗膜を溶解するN,N′−
ジメチルアセトアミド等の有機溶媒との混合液に、電子
写真感光体用ドラムを浸漬する。次いで、かかる混合液
中から取り出した電子写真感光体用ドラムを熱水に浸漬
した後、冷水に浸漬し、これにより前記感光塗膜をドラ
ム基体から遊離せしめて剥離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光塗膜の除去方法、
更に詳しくは、電子写真感光体用ドラムから感光塗膜を
除去する方法に関するものである。
更に詳しくは、電子写真感光体用ドラムから感光塗膜を
除去する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、電子写真感光体用ドラム
は、アルミニウム短管で構成されたドラム基体の外周面
に感光塗膜を形成したものが広く実用に供されている。
は、アルミニウム短管で構成されたドラム基体の外周面
に感光塗膜を形成したものが広く実用に供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この感光体用
ドラムは、洗浄等の前処理をしたドラム基体に所謂、浸
漬法により感光塗膜を形成、すなわち、例えば、特開平
5−142789号公報に記載の実施例において開示さ
れているように、かかるドラム基体を、感光物質含有の
塗布液中に浸漬して、その外周面に感光塗膜を形成する
のが最も一般的である。
ドラムは、洗浄等の前処理をしたドラム基体に所謂、浸
漬法により感光塗膜を形成、すなわち、例えば、特開平
5−142789号公報に記載の実施例において開示さ
れているように、かかるドラム基体を、感光物質含有の
塗布液中に浸漬して、その外周面に感光塗膜を形成する
のが最も一般的である。
【0004】その為、感光塗膜の厚さが不均一になる、
或いは、外周面以外の不必要な所に余剰の感光塗膜が形
成されてしまう等の問題が生じ易く、表面検査や電気特
性検査等の各種検査により不良品として処分されるもの
が比較的多い。そこで、資源の有効利用の為に、このよ
うな不良品から感光塗膜を除去して、かかるドラム基体
を再利用することが検討されるようになり、それに好適
な除去技術が必要とされつつある。
或いは、外周面以外の不必要な所に余剰の感光塗膜が形
成されてしまう等の問題が生じ易く、表面検査や電気特
性検査等の各種検査により不良品として処分されるもの
が比較的多い。そこで、資源の有効利用の為に、このよ
うな不良品から感光塗膜を除去して、かかるドラム基体
を再利用することが検討されるようになり、それに好適
な除去技術が必要とされつつある。
【0005】ところが、従来の除去技術、すなわち、例
えば、特開昭63−315174号公報において開示さ
れている『テトラヒドロフラン(THF)等の有機溶剤
を使用して溶解除去する方法』、或いは、例えば、特開
平5−142789号公報において開示されている『掻
取り部材やブラシ等により物理的に剥離除去する方法』
は共に、かかるドラム基体の再利用が可能な程度に十分
に除去するのが困難であって、かつ、前者は、多量の溶
剤及び長い処理時間が必要され、また、後者も、ドラム
基体の表面を損傷してしまうといった致命的欠点を有し
ていた。
えば、特開昭63−315174号公報において開示さ
れている『テトラヒドロフラン(THF)等の有機溶剤
を使用して溶解除去する方法』、或いは、例えば、特開
平5−142789号公報において開示されている『掻
取り部材やブラシ等により物理的に剥離除去する方法』
は共に、かかるドラム基体の再利用が可能な程度に十分
に除去するのが困難であって、かつ、前者は、多量の溶
剤及び長い処理時間が必要され、また、後者も、ドラム
基体の表面を損傷してしまうといった致命的欠点を有し
ていた。
【0006】なお、浸漬法により感光塗膜を形成した電
子写真感光体用ドラム以外に、蒸着法により感光塗膜を
形成した電子写真感光体用ドラムも存在するが、この種
のドラムにおいても、不良品が発生する場合があるか
ら、これの再利用も検討されつつある。
子写真感光体用ドラム以外に、蒸着法により感光塗膜を
形成した電子写真感光体用ドラムも存在するが、この種
のドラムにおいても、不良品が発生する場合があるか
ら、これの再利用も検討されつつある。
【0007】本発明は、このようなことに鑑み、それら
を一挙に解決すべく各方面から鋭意検討の結果、低級ア
ルコールと感光塗膜を溶解する有機溶媒との混合液に浸
漬し、次いで、熱水に浸漬した後、冷水に浸漬すること
により、アルミニウム短管で構成されたドラム基体の表
面を損傷させずに、しかも、再利用が可能な程度に迅
速、かつ、下地層(接着層)の有無に拘らず完全に除去
することができることを見い出したものである。
を一挙に解決すべく各方面から鋭意検討の結果、低級ア
ルコールと感光塗膜を溶解する有機溶媒との混合液に浸
漬し、次いで、熱水に浸漬した後、冷水に浸漬すること
により、アルミニウム短管で構成されたドラム基体の表
面を損傷させずに、しかも、再利用が可能な程度に迅
速、かつ、下地層(接着層)の有無に拘らず完全に除去
することができることを見い出したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
感光塗膜の除去方法は、電子写真感光体用ドラムから感
光塗膜を除去する方法において、前記電子写真感光体用
ドラムを、低級アルコールと前記感光塗膜を溶解する有
機溶媒との混合液に浸漬し、次いで、熱水に浸漬した
後、冷水に浸漬することにより、前記感光塗膜をドラム
基体から遊離せしめて剥離することを特徴とするもので
ある。なお、感光塗膜を溶解する有機溶媒は、N,N′
−ジメチルアセトアミド、N,N′−ジメチルホルムア
ミド、シクロヘキサノン、酢酸エチル、N−メチルピロ
リドン、塩化メチレンのうちから選択された一の溶媒又
は二以上の混合溶媒であることが好ましく、また、混合
液の組成比は、低級アルコールが40〜60vol%、
感光塗膜を溶解する有機溶媒が60〜40vol%であ
ることが好ましく、更に、熱水の温度は70℃〜100
℃であると共に冷水の温度は15℃以下であることが好
ましい。
感光塗膜の除去方法は、電子写真感光体用ドラムから感
光塗膜を除去する方法において、前記電子写真感光体用
ドラムを、低級アルコールと前記感光塗膜を溶解する有
機溶媒との混合液に浸漬し、次いで、熱水に浸漬した
後、冷水に浸漬することにより、前記感光塗膜をドラム
基体から遊離せしめて剥離することを特徴とするもので
ある。なお、感光塗膜を溶解する有機溶媒は、N,N′
−ジメチルアセトアミド、N,N′−ジメチルホルムア
ミド、シクロヘキサノン、酢酸エチル、N−メチルピロ
リドン、塩化メチレンのうちから選択された一の溶媒又
は二以上の混合溶媒であることが好ましく、また、混合
液の組成比は、低級アルコールが40〜60vol%、
感光塗膜を溶解する有機溶媒が60〜40vol%であ
ることが好ましく、更に、熱水の温度は70℃〜100
℃であると共に冷水の温度は15℃以下であることが好
ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明について、より具体的に述べる
と、本発明においては、アルミニウム短管で構成された
ドラム基体の外周面や内周面等の周面に感光塗膜が形成
されている不良品の電子写真感光体用ドラムを、最初
に、低級アルコールと感光塗膜を溶解する有機溶媒との
混合液に浸漬するが、この混合液の組成比は、低級アル
コールが40〜60vol%、感光塗膜を溶解する有機
溶媒が60〜40vol%であるのが好ましく、低級ア
ルコールの比率が、それ以上では、最終工程における感
光塗膜の剥離を十分に行うことができず、かつ、それ以
下では、感光塗膜をドラム基体に接着している下地層
(接着層)が部分的に残存して完全除去が困難になる。
と、本発明においては、アルミニウム短管で構成された
ドラム基体の外周面や内周面等の周面に感光塗膜が形成
されている不良品の電子写真感光体用ドラムを、最初
に、低級アルコールと感光塗膜を溶解する有機溶媒との
混合液に浸漬するが、この混合液の組成比は、低級アル
コールが40〜60vol%、感光塗膜を溶解する有機
溶媒が60〜40vol%であるのが好ましく、低級ア
ルコールの比率が、それ以上では、最終工程における感
光塗膜の剥離を十分に行うことができず、かつ、それ以
下では、感光塗膜をドラム基体に接着している下地層
(接着層)が部分的に残存して完全除去が困難になる。
【0010】なお、浸漬温度は、室温で十分であると共
に通常、1〜3分程度、浸漬すればよい。また、低級ア
ルコールは、メチルアルコール、エチルアルコールのい
ずれであってもよく、感光塗膜を溶解する有機溶媒は、
N,N′−ジメチルアセトアミド、N,N′−ジメチル
ホルムアミド、シクロヘキサノン、酢酸エチル、N−メ
チルピロリドン、塩化メチレンのうちから選択された一
の溶媒又は二以上の混合溶媒が用いられる。
に通常、1〜3分程度、浸漬すればよい。また、低級ア
ルコールは、メチルアルコール、エチルアルコールのい
ずれであってもよく、感光塗膜を溶解する有機溶媒は、
N,N′−ジメチルアセトアミド、N,N′−ジメチル
ホルムアミド、シクロヘキサノン、酢酸エチル、N−メ
チルピロリドン、塩化メチレンのうちから選択された一
の溶媒又は二以上の混合溶媒が用いられる。
【0011】以下、このような条件下で処理した電子写
真感光体用ドラムを、次いで熱水中に浸漬する。この熱
水は温度が高い程、好ましいが、70℃〜100℃が適
当である。また、浸漬時間は少なくとも2分間以上が必
要である。そして、引き続いて、熱水で処理した電子写
真感光体用ドラムを冷水中に浸漬する。この冷水は、温
度が低い程、好ましいが、少なくとも15℃以下が適し
ている。
真感光体用ドラムを、次いで熱水中に浸漬する。この熱
水は温度が高い程、好ましいが、70℃〜100℃が適
当である。また、浸漬時間は少なくとも2分間以上が必
要である。そして、引き続いて、熱水で処理した電子写
真感光体用ドラムを冷水中に浸漬する。この冷水は、温
度が低い程、好ましいが、少なくとも15℃以下が適し
ている。
【0012】よって、上述の工程を経て処理された電子
写真感光体用ドラムの感光塗膜は、この膜をドラム基体
に接着している下地層(接着層)の有無に拘らず、アル
ミニウム短管で構成された損傷し易いドラム基体の表面
から遊離されて剥離し易い状態になる。その為、周知の
方法、例えば、スクレーパーや水噴射等により、ドラム
基体を損傷させずに容易に、かつ、完全に除去すること
ができる。
写真感光体用ドラムの感光塗膜は、この膜をドラム基体
に接着している下地層(接着層)の有無に拘らず、アル
ミニウム短管で構成された損傷し易いドラム基体の表面
から遊離されて剥離し易い状態になる。その為、周知の
方法、例えば、スクレーパーや水噴射等により、ドラム
基体を損傷させずに容易に、かつ、完全に除去すること
ができる。
【0013】なお、浸漬法により感光塗膜を形成した電
子写真感光体用ドラムは、蒸着法により感光塗膜を形成
した電子写真感光体用ドラムに比して、かかる感光塗膜
が、下地層(接着層)を介してドラム基体と一体化され
ているので、下地層(接着層)も一緒に除去しなければ
ならないことの困難性を有しているが、本発明による
と、この困難も容易に解決することができる。
子写真感光体用ドラムは、蒸着法により感光塗膜を形成
した電子写真感光体用ドラムに比して、かかる感光塗膜
が、下地層(接着層)を介してドラム基体と一体化され
ているので、下地層(接着層)も一緒に除去しなければ
ならないことの困難性を有しているが、本発明による
と、この困難も容易に解決することができる。
【0014】以上、述べたように、本発明に係る感光塗
膜の除去方法は、従来方法のように、テトラヒドロフラ
ン(THF)等の有機溶剤で感光塗膜を溶解するだけの
ものではなくて、低級アルコールと感光塗膜を溶解する
有機溶媒との混合液に浸漬し、次いで、熱水に浸漬した
後、冷水に浸漬することにより、感光塗膜をドラム基体
から遊離せしめてドラム基体から容易に剥離できるよう
にするものである。
膜の除去方法は、従来方法のように、テトラヒドロフラ
ン(THF)等の有機溶剤で感光塗膜を溶解するだけの
ものではなくて、低級アルコールと感光塗膜を溶解する
有機溶媒との混合液に浸漬し、次いで、熱水に浸漬した
後、冷水に浸漬することにより、感光塗膜をドラム基体
から遊離せしめてドラム基体から容易に剥離できるよう
にするものである。
【0015】その為、アルミニウム短管で構成されてい
るドラム基体を損傷させずに再利用が可能な程度に完全
に除去することができるので、電子写真感光体用ドラム
の製造個数の増加に伴って次第に増加する不良品の有効
利用化が図れ、材料費の節減等において貢献が大であ
る。
るドラム基体を損傷させずに再利用が可能な程度に完全
に除去することができるので、電子写真感光体用ドラム
の製造個数の増加に伴って次第に増加する不良品の有効
利用化が図れ、材料費の節減等において貢献が大であ
る。
【0016】なお、上述の混合液、熱水及び冷水中への
浸漬は、電子写真感光体用ドラムの全周面(内外周面及
び上下端面)が、液又は水と接触する状態に浸漬するの
が好ましく、これにより、外周面だけでなく、内周面若
しくは上下端面に不必要な余剰の感光塗膜が塗布されて
いる不良品についても、再利用化を図ることができ、か
つ、浸漬中において電子写真感光体用ドラムを揺動させ
てもよいが、静止浸漬で十分である。
浸漬は、電子写真感光体用ドラムの全周面(内外周面及
び上下端面)が、液又は水と接触する状態に浸漬するの
が好ましく、これにより、外周面だけでなく、内周面若
しくは上下端面に不必要な余剰の感光塗膜が塗布されて
いる不良品についても、再利用化を図ることができ、か
つ、浸漬中において電子写真感光体用ドラムを揺動させ
てもよいが、静止浸漬で十分である。
【0017】[実施例1]…直径が30mm、長さが3
00mmのアルミニウム短管で構成されたドラム基体の
外周に、浸漬法により感光塗膜を形成した電子写真感光
体用ドラムを、メチルアルコール50vol%、N,
N′−ジメチルアセトアミド50vol%の混合液(液
温は25℃)に1.5分間浸漬した。次いで、98℃の
熱水中に3分間浸漬した後、5℃の冷水中に浸漬し急令
した。その結果、電子写真感光体用ドラムの感光塗膜に
指で感光塗膜を容易に剥離できた。
00mmのアルミニウム短管で構成されたドラム基体の
外周に、浸漬法により感光塗膜を形成した電子写真感光
体用ドラムを、メチルアルコール50vol%、N,
N′−ジメチルアセトアミド50vol%の混合液(液
温は25℃)に1.5分間浸漬した。次いで、98℃の
熱水中に3分間浸漬した後、5℃の冷水中に浸漬し急令
した。その結果、電子写真感光体用ドラムの感光塗膜に
指で感光塗膜を容易に剥離できた。
【0018】なお、感光塗膜はフイルム状になってい
た。また、感光塗膜が剥離されたドラム基体の表面を、
500倍のマイクロスコープで検査したところ、感光塗
膜の残存は見当らず完全に除去されていたと共に傷、く
もり等も見当らず清潔な表面であった。
た。また、感光塗膜が剥離されたドラム基体の表面を、
500倍のマイクロスコープで検査したところ、感光塗
膜の残存は見当らず完全に除去されていたと共に傷、く
もり等も見当らず清潔な表面であった。
【0019】加えて、熱水浸漬処理の効果を確認する為
に、実施例1で使用の電子写真感光体用ドラムと同一の
ドラムを、同例と同一条件下で混合液浸漬処理を行い、
次いで、熱水浸漬処理をしないで直接、同例と同一条件
下で冷水浸漬処理したところ、指で感光塗膜をドラム基
体から剥離することができなかった。
に、実施例1で使用の電子写真感光体用ドラムと同一の
ドラムを、同例と同一条件下で混合液浸漬処理を行い、
次いで、熱水浸漬処理をしないで直接、同例と同一条件
下で冷水浸漬処理したところ、指で感光塗膜をドラム基
体から剥離することができなかった。
【0020】また、冷水浸漬処理の効果を確認する為
に、実施例1で使用の電子写真感光体用ドラムと同一の
ドラムを、同例と同一条件下で混合液浸漬処理及び熱水
浸漬処理を行い、かかるドラムを冷水浸漬処理をしない
で、室温で放置し徐々に冷却したところ、この場合にお
いても、同様に指で感光塗膜をドラム基体から剥離する
ことができなかった。
に、実施例1で使用の電子写真感光体用ドラムと同一の
ドラムを、同例と同一条件下で混合液浸漬処理及び熱水
浸漬処理を行い、かかるドラムを冷水浸漬処理をしない
で、室温で放置し徐々に冷却したところ、この場合にお
いても、同様に指で感光塗膜をドラム基体から剥離する
ことができなかった。
【0021】更に、低級アルコールと感光塗膜を溶解す
る有機溶媒との混合液の組成比に関し、メチルアルコー
ル(メタノール)35vol%と、N,N′−ジメチル
アセトアミド65vol%との混合液を使用したこと以
外の条件は実施例1と同一条件下で処理したところ、感
光塗膜は剥離し得たが、下地層(接着層)の除去が十分
でなかった。
る有機溶媒との混合液の組成比に関し、メチルアルコー
ル(メタノール)35vol%と、N,N′−ジメチル
アセトアミド65vol%との混合液を使用したこと以
外の条件は実施例1と同一条件下で処理したところ、感
光塗膜は剥離し得たが、下地層(接着層)の除去が十分
でなかった。
【0022】従って、このような組成比の混合液は、浸
漬法により感光塗膜を形成した電子写真感光体用ドラム
のように、下地層(接着層)を形成しているドラムの処
理には不適当である。しかし、蒸着法により感光塗膜を
形成した電子写真感光体用ドラムのように、下地層(接
着層)を形成していないドラムの処理には、好適であ
る。
漬法により感光塗膜を形成した電子写真感光体用ドラム
のように、下地層(接着層)を形成しているドラムの処
理には不適当である。しかし、蒸着法により感光塗膜を
形成した電子写真感光体用ドラムのように、下地層(接
着層)を形成していないドラムの処理には、好適であ
る。
【0023】なお、メチルアルコール65vol%と
N,N′−ジメチルアセトアミド35vol%との混合
液のように、低級アルコールが60vol%以上である
と共に感光塗膜を溶解する有機溶媒が40vol%以下
であると、蒸着法により感光塗膜を形成した電子写真感
光体用ドラム及び浸漬法により感光塗膜を形成した電子
写真感光体用ドラムのいずれにおいても、感光塗膜の剥
離が困難になるから、それら以内の混合液、すなわち、
低級アルコールが40〜60vol%、感光塗膜を溶解
する有機溶媒が60〜40vol%の組成比の混合液を
用いるのが好ましい。
N,N′−ジメチルアセトアミド35vol%との混合
液のように、低級アルコールが60vol%以上である
と共に感光塗膜を溶解する有機溶媒が40vol%以下
であると、蒸着法により感光塗膜を形成した電子写真感
光体用ドラム及び浸漬法により感光塗膜を形成した電子
写真感光体用ドラムのいずれにおいても、感光塗膜の剥
離が困難になるから、それら以内の混合液、すなわち、
低級アルコールが40〜60vol%、感光塗膜を溶解
する有機溶媒が60〜40vol%の組成比の混合液を
用いるのが好ましい。
【0024】
【発明の効果】上述の如く、請求項1〜4に記載の発明
によると、蒸着法により感光塗膜を形成した電子写真感
光体用ドラム及び浸漬法により感光塗膜を形成した電子
写真感光体用ドラムのいずれにおいても、かかる感光塗
膜を、アルミニウム短管で構成されているドラム基体の
表面を損傷させずに、しかも、再使用が可能な程度に迅
速、かつ完全に除去することができ、電子写真感光体用
ドラムの製造個数の増加に伴って次第に増加する不良品
の有効利用化が図れ、材料費の節減等において貢献する
ことができる感光塗膜の除去方法を得ることができる。
なお、特に、浸漬法により感光塗膜を形成した電子写真
感光体用ドラムのように、除去が困難な下地層(接着
層)も一緒に除去ができる点の優れた効果を得ることが
できる。
によると、蒸着法により感光塗膜を形成した電子写真感
光体用ドラム及び浸漬法により感光塗膜を形成した電子
写真感光体用ドラムのいずれにおいても、かかる感光塗
膜を、アルミニウム短管で構成されているドラム基体の
表面を損傷させずに、しかも、再使用が可能な程度に迅
速、かつ完全に除去することができ、電子写真感光体用
ドラムの製造個数の増加に伴って次第に増加する不良品
の有効利用化が図れ、材料費の節減等において貢献する
ことができる感光塗膜の除去方法を得ることができる。
なお、特に、浸漬法により感光塗膜を形成した電子写真
感光体用ドラムのように、除去が困難な下地層(接着
層)も一緒に除去ができる点の優れた効果を得ることが
できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 電子写真感光体用ドラムから感光塗膜を
除去する方法において、前記電子写真感光体用ドラム
を、低級アルコールと前記感光塗膜を溶解する有機溶媒
との混合液に浸漬し、次いで、熱水に浸漬した後、冷水
に浸漬することにより、前記感光塗膜をドラム基体から
遊離せしめて剥離することを特徴とする感光塗膜の除去
方法。 - 【請求項2】 感光塗膜を溶解する有機溶媒が、N,
N′−ジメチルアセトアミド、N,N′−ジメチルホル
ムアミド、シクロヘキサノン、酢酸エチル、N−メチル
ピロリドン、塩化メチレンのうちから選択された一の溶
媒又は二以上の混合溶媒であることを特徴とする請求項
1に記載の感光塗膜の除去方法。 - 【請求項3】 混合液の組成比が、低級アルコールが4
0〜60vol%、感光塗膜を溶解する有機溶媒が60
〜40vol%であることを特徴とする請求項1に記載
の感光塗膜の除去方法。 - 【請求項4】熱水の温度が70℃〜100℃であると共
に冷水の温度が15℃以下であることを特徴とする請求
項1に記載の感光塗膜の除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118795A JPH08286394A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 感光塗膜の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118795A JPH08286394A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 感光塗膜の除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08286394A true JPH08286394A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14554709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11118795A Pending JPH08286394A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 感光塗膜の除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08286394A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101016724B1 (ko) * | 2003-08-01 | 2011-02-25 | 주식회사 동진쎄미켐 | 감광성 수지 조성물을 제거하기 위한 씬너 조성물 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP11118795A patent/JPH08286394A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101016724B1 (ko) * | 2003-08-01 | 2011-02-25 | 주식회사 동진쎄미켐 | 감광성 수지 조성물을 제거하기 위한 씬너 조성물 |
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