JPH08288145A - 静止誘導電器の冷却構造 - Google Patents

静止誘導電器の冷却構造

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JPH08288145A
JPH08288145A JP9468695A JP9468695A JPH08288145A JP H08288145 A JPH08288145 A JP H08288145A JP 9468695 A JP9468695 A JP 9468695A JP 9468695 A JP9468695 A JP 9468695A JP H08288145 A JPH08288145 A JP H08288145A
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JP
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winding
diameter side
cooling medium
disk
static induction
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JP9468695A
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English (en)
Inventor
Masaaki Fujimoto
匡昭 藤本
Takashi Takahagi
隆司 高萩
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】円板巻線を大きくすることなしに、冷却媒体を
円板巻線内の半径方向に流す。 【構成】円板巻線と鉄心よりなる静止誘導電器に冷却媒
体2を強制的に送り込むことによって冷却する構造にお
いて、円板巻線1の内径側に冷却媒体2を案内するガイ
ド22が設けられ、冷却媒体2が円板巻線1の内径側か
ら外径側へ流される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絶縁ガスまたは絶縁
液体の冷却媒体で強制的に冷却される静止誘導電器の冷
却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】巻線と鉄心とを備えた静止誘導電器に
は、インダクタンスを形成するリアクトルや電圧を変換
する変圧器などがある。図12は、静止誘導電器が単相
の空心リアクトルである場合の構成を示す断面図であ
る。鉄心49が上下の継鉄47、48と両側の帰路脚4
6、46とで枠状に形成されている。この鉄心49の枠
内に軸36を中心にして巻回された円板巻線1が配され
ている。円板巻線1は空心であり、円板巻線1から発生
する磁束が帰路脚46を介して循環するようになってい
る。図13は、静止誘導電器が三相の空心リアクトルで
ある場合の構成を示す断面図である。三相三台の円板巻
線1が並べて置かれ、その円板巻線1の両端に鉄心44
が配されている。三相の場合は、三相の磁束が合成され
ると零になるので帰路脚は不要である。なお、変圧器の
場合は、図12、図13において各円板巻線1が一次巻
線および二次巻線よりなるとともに、その巻線内に主脚
が挿入された構成になる。
【0003】図14は、従来の静止誘導電器の冷却構造
を示す要部片側断面図である。円板巻線35が軸36を
垂直にして配され、内部に軸方向ダクト32が形成され
ている。円板巻線35の内径側、外径側にはそれぞれ絶
縁性の円筒40、41が配されている。冷却媒体2が下
部から流し込まれ、円板巻線35内を矢印のように流れ
て上部へ抜けるようになっている。
【0004】図14において、円筒40、41は、冷却
媒体2を強制的に円板巻線35内に導くガイド37であ
る。冷却媒体2は、円板巻線35の内径側、外径側に流
れるとともに、軸方向ダクト32にも流れ込み、円板巻
線35を冷却している。しかし、図14の構成では、冷
却媒体2が円板巻線35内の半径方向ダクト42には流
れにくく、冷却効率が非常に悪いと言う欠点があった。
そのために、軸方向ダクト32が設けられ、冷却媒体2
の円板巻線35に触れる面積を増やすことによって冷却
効率が高められていた。この軸方向ダクト32は、必ず
しも一本とは限らず、数本設けられる場合もある。軸方
向ダクト32を設けると、冷却効率が向上する反面、円
板巻線35の外径が増し静止誘導電器全体が大きくなっ
てしまう。
【0005】図15は、従来の異なる静止誘導電器の冷
却構造を示す要部片側断面図である。円板巻線39が軸
36を垂直にして配され、円板巻線39の内径側、外径
側にそれぞれ絶縁性の円筒30、31が配されている。
また、円板巻線39の軸方向を仕切るように絶縁性のリ
ング板33、34が交互に介装されている。冷却媒体2
が下部から流し込まれ、円板巻線39内を矢印のように
流れて上部へ抜けるようになっている。
【0006】図15において、円筒30、31は、冷却
媒体2を強制的に円板巻線39内に導くガイド38であ
る。また、リング板33、34によって冷却媒体2をジ
グザグに流し、円板巻線39内で冷却媒体2が半径方向
に流れるようにしている。円板巻線39内で半径方向に
冷却媒体2を流すことにより、冷却媒体2の円板巻線3
9に触れる面積が増え、その冷却効率を高めていた。
【0007】なお、図14、図15は、いずれも空心リ
アクトルの例であるが、軸36部に鉄心や他の巻線が配
された変圧器の場合でもその冷却構造は同じである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、円板巻線が大きくなると言う欠
点があった。図14の構成は、既に述べたように軸方向
冷却ダクト32が必要になるので円板巻線35が半径方
向に太くなる。
【0009】一方、図15の構成にしても、リング板3
3、34が介装される部分に半径方向ダクト42が二重
に必要であり、円板巻線39が軸方向に長くなってしま
う。いずれの構成にしても円板巻線が大きくなり、静止
誘導電器全体が大きくなっていた。この発明の目的は、
円板巻線を大きくすることなしに、冷却媒体2を円板巻
線内の半径方向に流すことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、円板巻線と鉄心よりなる静止誘
導電器に冷却媒体を強制的に送り込むことによって冷却
する構造において、円板巻線の内径側に冷却媒体を案内
するガイドが設けられ、冷却媒体が円板巻線の内径側か
ら外径側へ流されてなるものとするとよい。
【0011】または、かかる構成において、円板巻線の
内径側に筒状の巻き心が配され、この巻き心には複数の
貫通穴を散在させ、冷却媒体が円板巻線の内径側から巻
き心の貫通穴を介して外径側へ流されてなるものとして
もよい。または、かかる構成において、静止誘導電器が
並べて配された複数の円板巻線を備え、各円板巻線間に
隔壁が介装されたものとしてもよい。
【0012】または、円板巻線と鉄心よりなる静止誘導
電器に冷却媒体を強制的に送り込むことによって冷却す
る構造において、円板巻線の外径側に冷却媒体を案内す
るガイドが設けられ、冷却媒体が円板巻線の外径側から
内径側へ向けて流されてなるものとしてもよい。また
は、かかる構成において、静止誘導電器が円板巻線の外
部に鉄心を備えた空心リアクトルであるものとしてもよ
い。
【0013】また、かかる構成において、円板巻線が軸
を水平にして配置されたものとしてもよい。
【0014】
【作用】この発明の構成によれば、円板巻線の内径側に
冷却媒体を案内するガイドが設けられ、冷却媒体を円板
巻線の内径側から外径側へ流す。それによって、円板巻
線を大きくすることなしに、冷却媒体を円板巻線の半径
方向外方へ流すことができる。
【0015】また、かかる構成において、円板巻線の内
径側に筒状の巻き心が配され、この巻き心には複数の貫
通穴を散在させる。冷却媒体を円板巻線の内径側から巻
き心の貫通穴を介して外径側へ流す。巻き心は、円板巻
線を巻回するときに使用される。その巻き心をそのまま
円板巻線の内径側に配するようにすれば、いちいち巻き
心を抜き取る作業工程が不要になる。
【0016】また、かかる構成において、静止誘導電器
が並べて配された複数の円板巻線を備え、各円板巻線間
に隔壁が介装される。それによって、円板巻線の外径側
から抜けた冷却媒体が他の巻線に入り込むことがなく、
冷却効率が高まる。また、円板巻線の外径側に冷却媒体
を案内するガイドが設けられ、冷却媒体を円板巻線の外
径側から内径側へ向けて流す。それによって、円板巻線
を大きくすることなしに、冷却媒体を円板巻線の半径方
向内方へ流すことができる。
【0017】また、かかる構成において、静止誘導電器
が円板巻線の外部に鉄心を備えた空心リアクトルである
ものとする。空心リアクトルには円板巻線の内径側また
は外径側に鉄心や他の巻線がないので、冷却媒体の流れ
を邪魔するものがなく冷却媒体が流れ易くなる。それに
よって、円板巻線の半径方向ダクトに流れ込む冷却媒体
の流量分布が均一になり、冷却効率が高まる。
【0018】また、かかる構成において、円板巻線が軸
を水平にして配置されたものする。それによって、円板
巻線の軸方向が長くても、静止誘導電器全体を低く構成
することができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1は、この発明の実施例にかかる静止誘導電器の
冷却構造を示す要部片側断面図である。円板巻線1が軸
36を垂直にして配され、その円板巻線1の内径側に冷
却媒体2を案内する絶縁性のガイド22が設けられてい
る。ガイド22は、円筒3とリング板4と円板5とによ
り構成され、冷却媒体2が矢印のように流れる。
【0020】図1において、冷却媒体2が下部から円筒
3によって円板巻線1の内径側に強制的に案内される。
さらに、冷却媒体2が、リング板4と円板5とによって
円板巻線1の半径方向ダクト42内を外方に案内された
後、円板巻線1の外径側を介して上部に抜けて行く。冷
却媒体2が半径方向ダクト42を流れるので、冷却媒体
2と円板巻線1との接触面積が十分に確保される。その
ために、従来必要とされていた円板巻線1内の軸方向ダ
クトや、冷却媒体2をジグザグに流すための構成は不要
になり、円板巻線1をコンパクトに構成することができ
る。したがって、静止誘導電器全体も小さくなる。
【0021】図2は、この発明の異なる実施例にかかる
静止誘導電器の冷却構造を示す要部片側断面図である。
円板巻線1が軸36を垂直にして配され、その円板巻線
1の外径側に冷却媒体2を案内する絶縁性のガイド23
が設けられている。ガイド23は、円筒6、8とリング
板9と円板7とにより構成され、冷却媒体2が矢印のよ
うに流れる。
【0022】図2において、冷却媒体2が下部から円筒
6と8とによって円板巻線1の外径側に強制的に案内さ
れる。さらに、冷却媒体2は、リング板9と円板7とに
よって円板巻線1の半径方向ダクト42内を内方に案内
された後、円板巻線1の内径側を介して上部に抜けて行
く。この場合も、図1と同様に冷却媒体2が半径方向ダ
クト42を流れるので、冷却媒体2と円板巻線1との接
触面積が十分に確保される。したがって、円板巻線1が
コンパクトになる。
【0023】図3は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる静止誘導電器の冷却構造を示す要部片側断面図で
ある。円板巻線1が軸36を水平にして配され、その円
板巻線1の内径側に冷却媒体2を案内する絶縁性のガイ
ド24が設けられている。ガイド24は、左右の円筒1
0、10およびリング板11、11とにより構成され、
冷却媒体2が矢印のように流れる。
【0024】図3において、冷却媒体2が左右の円筒1
0の内部から円板巻線1の内径側に強制的に案内され
る。さらに、冷却媒体2は、リング板11によって円板
巻線1の半径方向ダクト42内を外方に案内された後、
円板巻線1の外径側を介して上部に抜けて行く。この場
合も、冷却媒体2が半径方向ダクト42を流れるので、
冷却媒体2と円板巻線1との接触面積が十分に確保され
る。しかも、円板巻線1が水平配置になっているので、
円板巻線1の軸36方向が長くても、静止誘導電器全体
が低くなる。それによって、ビルディングや地下変電所
などに静止誘導電器を設置する場合でも天井が低くて済
む。
【0025】なお、図3において、円板巻線1の内径側
の一方を絶縁性の円板で塞ぎ、片方の円筒10から冷却
媒体2を引き込む構成にしてもよい。この構成は、丁
度、図1を90度傾けたものに対応する。図4は、この
発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘導電器の冷却
構造を示す要部片側断面図である。円板巻線1が軸36
を水平にして配され、その円板巻線1の外径側に冷却媒
体2を案内する絶縁性のガイド25が設けられている。
ガイド25は、左右の円筒12、12およびリング板1
3、13と円筒14により構成され、冷却媒体2が矢印
のように流れる。
【0026】図4において、冷却媒体2が円筒14と円
筒12の間から円板巻線1の外径側に強制的に案内され
る。さらに、冷却媒体2は、リング板13によって円板
巻線1の半径方向ダクト42内を内方に案内された後、
円板巻線1の内径側を介して左右に抜けて行く。この場
合も、図3と同様に冷却媒体2が半径方向ダクト42を
流れるので、冷却媒体2と円板巻線1との接触面積が十
分に確保され、また、円板巻線1が水平配置になってい
るので、円板巻線1の軸36方向が長くても、静止誘導
電器全体が低くなる。
【0027】なお、図4において、円板巻線1の外径側
の一方を絶縁性の円板で塞ぎ、円筒14と片方の円筒1
2との間から冷却媒体2を引き込む構成にしてもよい。
この構成は、丁度、図2を90度傾けたものに対応す
る。図5は、この発明のさらに異なる実施例にかかる静
止誘導電器の冷却構造を示す要部片側断面図である。円
板巻線1が軸36を水平にして配され、その円板巻線1
の内径側に冷却媒体2を案内する絶縁性のガイド26
と、円板巻線1の絶縁性の巻き心17とが設けられてい
る。ガイド26は、左右の円筒15、15とリング板1
6、16とにより構成されている。また、巻き心17の
構成は、図6に示されている。
【0028】図6は、図5の巻き心17だけを取り出し
て示す斜視図である。巻き心17には貫通穴18が散在
している。巻き心17は、円板巻線1を巻回するときに
予め内側に配されるものであって、巻線工程では、この
巻き心17に沿って導線が巻回されるものである。図5
に戻り、冷却媒体2は矢印のように貫通穴18を介して
流れる。図5は、図3の構成に巻き心17を介装させた
ものに対応し、冷却媒体2の流れも同様である。したが
って、冷却媒体2が半径方向ダクト42を流れるので、
円板巻線1がコンパクトになる。一般には、巻き心17
は巻線工程の終了後に抜かれる。図6のように貫通穴1
8が散在した巻き心17を用いれば、円板巻線1から抜
く必要は全くなく巻線工程が短縮される。
【0029】図7は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる静止誘導電器の冷却構造を示す要部片側断面図で
ある。円板巻線1が軸36を水平にして配され、その円
板巻線1の外径側に冷却媒体2を案内する絶縁性のガイ
ド27と、円板巻線1の巻き心17とが設けられてい
る。ガイド27は、円筒20と、左右の円筒21、21
およびとリング板19、19により構成されている。巻
き心17の構成は、図6に示されてあり、貫通穴18を
介して冷却媒体2が流れる。図7は、図4の構成に巻き
心17を介装させたものに対応し、冷却媒体2の流れも
同様である。したがって、冷却媒体2が半径方向ダクト
42を流れるので、円板巻線1がコンパクトになる。
【0030】図8は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる静止誘導電器の冷却構造を示す要部片側断面図で
ある。円板巻線1の内径側に図6の巻き心17が介装さ
れている他は、図1の構成と同じである。冷却媒体2が
貫通穴18を介して、矢印のように流る。したがって、
この場合も、冷却媒体2が半径方向ダクト42を流れる
ので、円板巻線1がコンパクトになる。
【0031】図9は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる静止誘導電器の冷却構造を示す要部片側断面図で
ある。円板巻線1の外径側に図6の巻き心17が介装さ
れている他は、図2の構成と同じである。冷却媒体2が
貫通穴18を介して、矢印のように流る。したがって、
この場合も、冷却媒体2が半径方向ダクト42を流れる
ので、円板巻線1がコンパクトになる。
【0032】図10は、この発明のさらに異なる実施例
にかかる静止誘導電器の冷却構造を示す側面図である。
図13に示されている三相の空心リアクトルにおいて、
円板巻線1間に絶縁性の板状の隔壁45が介装された構
成である。円板巻線1の軸36方向は、垂直でも水平で
も良い。また、円板巻線1は、図1、図3、図5、図8
などのように円板巻線1の外径側から冷却媒体2が抜け
る構成の場合に効果がある。すなわち、円板巻線1から
抜け出た冷却媒体2は、矢印のように隔壁45によって
上部に案内される。ただし、円板巻線1が水平配置の場
合は、紙面に垂直な方向に冷却媒体が抜ける。図10の
構成は、冷却媒体が他の巻線に入り込むことがないので
冷却効率が向上する。隔壁45は、必ずしも板状でなく
てもよく、円板巻線1を巻く円筒状のものでもよい。要
は、各円板巻線1が互いに仕切られてあれば良い。
【0033】なお、図1ないし図10の実施例では、円
板巻線1が空心のリアクトルの場合であったが、円板巻
線1に主脚や他の巻線が配された変圧器の場合でも同様
であり、冷却媒体2が半径方向ダクト42を流れ、円板
巻線1がコンパクトになる。ここで、例えば、図1の実
施例に対応する、変圧器の場合の冷却構造の実施例を図
11に示す。図11は、この発明のさらに異なる静止誘
導電器の冷却構造を示す要部片側断面図である。円板巻
線1の内径側および外径側にそれぞれ円板巻線1とは別
の内径側巻線52および外径側巻線53が、円板巻線1
と同軸に軸36を垂直にして配設されており、軸36に
は主脚鉄心51が挿入されている。このような変圧器の
構成において、冷却媒体2を案内する絶縁性のガイド5
9が設けられており、ガイド59は、円筒56とリング
57,58と内径側円筒54と外径側円筒55とにより
構成され、冷却媒体2が図1と同様に矢印のように流れ
る。ここで、前記の内径側円筒54および外径側円筒5
5は、冷却媒体2が内径側巻線52および外径側巻線5
3の方へ行かないように、それぞれ円板巻線1と同軸に
配設されたものである。なお、円板巻線1と内径側巻線
52および外径側巻線53との間の絶縁バリヤで、前記
の内径側円筒54および外径側円筒55を兼ねさせるこ
ともできる。また、円板巻線1と内径側巻線52しかな
い変圧器の場合には、外径側円筒55は必ずしも必要で
はなく、円板巻線1と外径側巻線53しかない変圧器の
場合には、内径側円筒54は必ずしも必要ではない。
【0034】
【発明の効果】この発明は前述のように、円板巻線の内
径側に冷却媒体を案内するガイドが設けられ、冷却媒体
を円板巻線の内径側から外径側へ流す。それによって、
円板巻線1がコンパクトになり、静止誘導電器全体も小
さくなる。また、かかる構成において、円板巻線の内径
側に筒状の巻き心が配され、この巻き心には複数の貫通
穴を散在させる。冷却媒体を円板巻線の内径側から巻き
心の貫通穴を介して外径側へ流す。円板巻線を巻回する
ときに使用された巻き心をそのまま円板巻線の内径側に
配するようにすれば、いちいち巻き心を抜き取る作業工
程が不要になり、工数やコストの削減ができる。
【0035】また、かかる構成において、静止誘導電器
が並べて配された各円板巻線間に隔壁が介装される。そ
れによって、冷却効率が高まり、冷却装置の小型化が計
れる。また、円板巻線の外径側に冷却媒体を案内するガ
イドが設けられ、冷却媒体を円板巻線の外径側から内径
側へ向けて流す。それによって、円板巻線1がコンパク
トになり、静止誘導電器全体も小さくなる。
【0036】または、かかる構成において、静止誘導電
器が円板巻線の外部に鉄心を備えた空心リアクトルであ
るものとする。それによって、円板巻線の半径方向ダク
トに流れる冷却媒体の流量分布が均一になる。したがっ
て、冷却効率が高まり、冷却装置の小型化が計れる。ま
た、かかる構成において、円板巻線が軸を水平にして配
置される。それによって、円板巻線の軸方向が長い場
合、静止誘導電器全体を低く構成することができる。そ
のために、ビルディングや地下変電所などに静止誘導電
器を設置する場合に、天井が低くて済み建設費の節約が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる静止誘導電器の冷却
構造を示す要部片側断面図
【図2】この発明の異なる実施例にかかる静止誘導電器
の冷却構造を示す要部片側断面図
【図3】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の冷却構造を示す要部片側断面図
【図4】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の冷却構造を示す要部片側断面図
【図5】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の冷却構造を示す要部片側断面図
【図6】図5の巻き心だけを取り出して示す斜視図
【図7】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の冷却構造を示す要部片側断面図
【図8】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の冷却構造を示す要部片側断面図
【図9】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の冷却構造を示す要部片側断面図
【図10】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の冷却構造を示す側面図
【図11】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の冷却構造を示す要部片側断面図
【図12】静止誘導電器が単相の空心リアクトルである場
合の構成を示す断面図
【図13】静止誘導電器が三相の空心リアクトルである場
合の構成を示す断面図
【図14】従来の静止誘導電器の冷却構造を示す断面図
【図15】従来の異なる静止誘導電器の冷却構造を示す断
面図
【符号の説明】
1:円板巻線、2:冷却媒体、36:軸、22,23,
24,25,26,27,59:ガイド、17:巻き
心、18:貫通穴、44,49:鉄心、51:主脚鉄
心、52:内径側巻線、53:外径側巻線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板巻線と鉄心よりなる静止誘導電器に冷
    却媒体を強制的に送り込むことによって冷却する構造に
    おいて、円板巻線の内径側に冷却媒体を案内するガイド
    が設けられ、冷却媒体が円板巻線の内径側から外径側へ
    流されてなることを特徴とする静止誘導電器の冷却構
    造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、円板巻線
    の内径側に筒状の巻き心が配され、この巻き心には複数
    の貫通穴を散在させ、冷却媒体が円板巻線の内径側から
    巻き心の貫通穴を介して外径側へ流されてなることを特
    徴とする静止誘導電器の冷却構造。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のものにおいて、
    静止誘導電器が並べて配された複数の円板巻線を備え、
    各円板巻線間に隔壁が介装されたことを特徴とする静止
    誘導電器の冷却構造。
  4. 【請求項4】円板巻線と鉄心よりなる静止誘導電器に冷
    却媒体を強制的に送り込むことによって冷却する構造に
    おいて、円板巻線の外径側に冷却媒体を案内するガイド
    が設けられ、冷却媒体が円板巻線の外径側から内径側へ
    向けて流されてなることを特徴とする静止誘導電器の冷
    却構造。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4に記載のものにおいて、
    静止誘導電器が円板巻線の外部に鉄心を備えた空心リア
    クトルであることを特徴とする静止誘導電器の冷却構
    造。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5に記載のものにおいて、
    円板巻線が軸を水平にして配置されたことを特徴とする
    静止誘導電器の冷却構造。
JP9468695A 1995-04-20 1995-04-20 静止誘導電器の冷却構造 Pending JPH08288145A (ja)

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JP9468695A JPH08288145A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 静止誘導電器の冷却構造

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JP9468695A JPH08288145A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 静止誘導電器の冷却構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7652333B2 (en) 2005-12-27 2010-01-26 Renesas Technology Corp. Semiconductor integrated circuit
CN102696082A (zh) * 2009-11-17 2012-09-26 Abb研究有限公司 具有隔板的变压器及其冷却方法

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US7652333B2 (en) 2005-12-27 2010-01-26 Renesas Technology Corp. Semiconductor integrated circuit
CN102696082A (zh) * 2009-11-17 2012-09-26 Abb研究有限公司 具有隔板的变压器及其冷却方法

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