JPH0828996B2 - ステッピングモータの駆動制御方法 - Google Patents
ステッピングモータの駆動制御方法Info
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- JPH0828996B2 JPH0828996B2 JP16072291A JP16072291A JPH0828996B2 JP H0828996 B2 JPH0828996 B2 JP H0828996B2 JP 16072291 A JP16072291 A JP 16072291A JP 16072291 A JP16072291 A JP 16072291A JP H0828996 B2 JPH0828996 B2 JP H0828996B2
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- Japan
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- stepping motor
- driving
- drive
- constant speed
- drive control
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルプリンタのキ
ャリッジ送りや紙送り等に用いられるステッピングモー
タを、スルーイングテーブルに基づく開ループ制御によ
り駆動制御する方法に関する。
ャリッジ送りや紙送り等に用いられるステッピングモー
タを、スルーイングテーブルに基づく開ループ制御によ
り駆動制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリアルプリンタのキャリッジ送りや紙
送り等に用いられるステッピングモータの駆動制御方法
としては、従来より、コストメリットの大きい開ループ
制御が広く採用されている。この開ループ制御は、ステ
ッピングモータの起動から停止までを、予め設定した速
度パターンに従って制御するものである。その速度パタ
ーンは、通常、スルーイングとして知られており、ステ
ッピングモータに順次与える駆動パルスの番号とパルス
幅とを対応付けたスルーイングテーブルの形で設定され
る。そして、例えばキャリッジ送りの場合には複数のス
ルーイングテーブルの中から、印字指令の種類に応じて
最適のスルーイングテーブルを選択してステッピングモ
ータを制御するようにしている。
送り等に用いられるステッピングモータの駆動制御方法
としては、従来より、コストメリットの大きい開ループ
制御が広く採用されている。この開ループ制御は、ステ
ッピングモータの起動から停止までを、予め設定した速
度パターンに従って制御するものである。その速度パタ
ーンは、通常、スルーイングとして知られており、ステ
ッピングモータに順次与える駆動パルスの番号とパルス
幅とを対応付けたスルーイングテーブルの形で設定され
る。そして、例えばキャリッジ送りの場合には複数のス
ルーイングテーブルの中から、印字指令の種類に応じて
最適のスルーイングテーブルを選択してステッピングモ
ータを制御するようにしている。
【0003】そのキャリッジ送りにおけるスルーイング
テーブルの例を図5に示す。図5(a)はステッピング
モータを加速駆動する工程における加速部テーブル、図
5(b)は等速駆動する工程における等速部テーブル
で、駆動パルスの番号に相当するカウンタの数値と、パ
ルス幅に相当するタイマーの数値とが対応付けられてい
る。
テーブルの例を図5に示す。図5(a)はステッピング
モータを加速駆動する工程における加速部テーブル、図
5(b)は等速駆動する工程における等速部テーブル
で、駆動パルスの番号に相当するカウンタの数値と、パ
ルス幅に相当するタイマーの数値とが対応付けられてい
る。
【0004】また、開ループ制御を行う従来の駆動制御
装置の概略構成を図6のブロック図に示す。図のよう
に、動作指令を受けた制御回路1は、駆動回路2へ励磁
信号を与え、その駆動回路2は、制御回路1で定められ
た動作モードに従い、ステッピングモータ3へ駆動電流
を駆動パルスとして供給し、ステッピングモータ3をス
テップ動作させる。そしてこれらの制御回路1と駆動回
路2とにより、ステッピングモータ3へ、上記スルーイ
ングテーブル通りに駆動パルスを与えて、ステッピング
モータ3の速度を目標速度に制御し、目標位置に回転さ
せる。
装置の概略構成を図6のブロック図に示す。図のよう
に、動作指令を受けた制御回路1は、駆動回路2へ励磁
信号を与え、その駆動回路2は、制御回路1で定められ
た動作モードに従い、ステッピングモータ3へ駆動電流
を駆動パルスとして供給し、ステッピングモータ3をス
テップ動作させる。そしてこれらの制御回路1と駆動回
路2とにより、ステッピングモータ3へ、上記スルーイ
ングテーブル通りに駆動パルスを与えて、ステッピング
モータ3の速度を目標速度に制御し、目標位置に回転さ
せる。
【0005】更に、こうして制御されたステッピングモ
ータ3の目標速度ω0と時間との関係を、上記スルーイ
ングテーブルの各駆動パルスの幅と対応させて、図7の
特性図に示す。
ータ3の目標速度ω0と時間との関係を、上記スルーイ
ングテーブルの各駆動パルスの幅と対応させて、図7の
特性図に示す。
【0006】図のように、起動とともに、上記加速部テ
ーブルに従って、パルス幅(タイマー値)が5msec
(ミリ秒)から0.5msecまで徐々に短くなる1〜
28番の駆動パルスを与えてステッピングモータ3を加
速する。その後上記等速部テーブルに従って0.5ms
ec幅のN個の駆動パルスを与えて等速駆動する。この
等速駆動によるキャリッジの定速送りの間に印字を行う
ことになる。よって、等速駆動する駆動パルスの数であ
る等速カウント数Nは、印字文字のドット数と文字数と
に応じて設定されている。
ーブルに従って、パルス幅(タイマー値)が5msec
(ミリ秒)から0.5msecまで徐々に短くなる1〜
28番の駆動パルスを与えてステッピングモータ3を加
速する。その後上記等速部テーブルに従って0.5ms
ec幅のN個の駆動パルスを与えて等速駆動する。この
等速駆動によるキャリッジの定速送りの間に印字を行う
ことになる。よって、等速駆動する駆動パルスの数であ
る等速カウント数Nは、印字文字のドット数と文字数と
に応じて設定されている。
【0007】上記等速駆動の後は、図示せぬ減速テーブ
ルに従って減速駆動する。その減速テーブルは、この例
では、上記加速部テーブルの28個の駆動パルスを逆
に、つまりパルス幅の短い方から並べて構成したもので
ある。
ルに従って減速駆動する。その減速テーブルは、この例
では、上記加速部テーブルの28個の駆動パルスを逆
に、つまりパルス幅の短い方から並べて構成したもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の制御方法で
は、ステッピングモータ3にかかる負荷の大きさに関係
なく常にスルーイングテーブル通りに駆動パルスを与え
て駆動制御するため、最もトルクを必要とする加速駆動
時に、そのステッピングモータ3に大きな負荷がかかっ
た場合、例えばシリアルプリンタのキャリッジ送りであ
れば、環境温度の変化や振動、あるいはプリンタの姿勢
変化等によってキャリッジの送り抵抗が増大した場合
に、ステッピングモータ3が脱調するという問題があっ
た。脱調すると、それ以後の回転位置が狂い、目標位置
に正しく到達させることができなくなってしまう。
は、ステッピングモータ3にかかる負荷の大きさに関係
なく常にスルーイングテーブル通りに駆動パルスを与え
て駆動制御するため、最もトルクを必要とする加速駆動
時に、そのステッピングモータ3に大きな負荷がかかっ
た場合、例えばシリアルプリンタのキャリッジ送りであ
れば、環境温度の変化や振動、あるいはプリンタの姿勢
変化等によってキャリッジの送り抵抗が増大した場合
に、ステッピングモータ3が脱調するという問題があっ
た。脱調すると、それ以後の回転位置が狂い、目標位置
に正しく到達させることができなくなってしまう。
【0009】従来は、このような負荷増大による脱調を
防止するためには、出力パワーの必要以上に大きなステ
ッピングモータを用いなければならず、それでは開ルー
プ制御によるコストメリットが失われてしまう。
防止するためには、出力パワーの必要以上に大きなステ
ッピングモータを用いなければならず、それでは開ルー
プ制御によるコストメリットが失われてしまう。
【0010】環境温度の変化による負荷増大に対して
は、温度センサを設けて環境温度を検出し、その検出温
度に応じてステッピングモータの出力パワーを変える方
法が提案されているが(特開平2−46195)、環境
温度の変化以外の要因による負荷増大には対応し得な
い。
は、温度センサを設けて環境温度を検出し、その検出温
度に応じてステッピングモータの出力パワーを変える方
法が提案されているが(特開平2−46195)、環境
温度の変化以外の要因による負荷増大には対応し得な
い。
【0011】また、キャリッジ送りにおいて、ダミー送
り工程を設け、入力パワーパターンを記憶させる方法も
提案されているが(特開平2−301469)、ステッ
ピングモータの閉ループ制御を必要とするとともに、ダ
ミー送り工程を実施する前に負荷変動が生じた場合には
対応できなくなる。
り工程を設け、入力パワーパターンを記憶させる方法も
提案されているが(特開平2−301469)、ステッ
ピングモータの閉ループ制御を必要とするとともに、ダ
ミー送り工程を実施する前に負荷変動が生じた場合には
対応できなくなる。
【0012】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、加速駆動時に様々な要因により負荷が増大
した場合にも、ステッピングモータを脱調させることな
く正しく目標位置に到達させることのできる、開ループ
制御による駆動制御方法を提供することを目的とする。
れたもので、加速駆動時に様々な要因により負荷が増大
した場合にも、ステッピングモータを脱調させることな
く正しく目標位置に到達させることのできる、開ループ
制御による駆動制御方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る駆動制御方法では、ステッピングモー
タを、スルーイングテーブルの加速部テーブルに従って
加速駆動する工程で、その加速部テーブルによる指令回
転位置に対する、ステッピングモータの回転位置の遅れ
量を検出する。そしてその遅れ量が、予め設定した値に
達した場合には、等速駆動に切り換え、その等速駆動に
よって、上記加速部テーブルで定められていたステップ
量を完了させる。
に、本発明に係る駆動制御方法では、ステッピングモー
タを、スルーイングテーブルの加速部テーブルに従って
加速駆動する工程で、その加速部テーブルによる指令回
転位置に対する、ステッピングモータの回転位置の遅れ
量を検出する。そしてその遅れ量が、予め設定した値に
達した場合には、等速駆動に切り換え、その等速駆動に
よって、上記加速部テーブルで定められていたステップ
量を完了させる。
【0014】
【作用】上記ステッピングモータの回転位置の遅れ量が
設定値に達した場合に、等速駆動に切り換えることによ
り、ステッピングモータに与える一つ一つの駆動パルス
の時間を長く保って、そのステッピングモータの出力ト
ルクを保持し、負荷増大による脱調を防止することがで
きる。
設定値に達した場合に、等速駆動に切り換えることによ
り、ステッピングモータに与える一つ一つの駆動パルス
の時間を長く保って、そのステッピングモータの出力ト
ルクを保持し、負荷増大による脱調を防止することがで
きる。
【0015】また、加速駆動の途中で等速駆動に切り換
えても、加速部テーブルで定められていたステップ量を
完了させるため、ステッピングモータを、その決められ
た回転量を減らすことなく、目標とする回転位置に正し
く到達させることができる。
えても、加速部テーブルで定められていたステップ量を
完了させるため、ステッピングモータを、その決められ
た回転量を減らすことなく、目標とする回転位置に正し
く到達させることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0017】図1は、本発明に係る駆動制御方法を実施
するための駆動制御装置のブロック図である。
するための駆動制御装置のブロック図である。
【0018】図のようにこの駆動制御装置では、図6に
示した従来の駆動制御装置に設けられた制御回路1と駆
動回路2とに加え、ステッピングモータ3に連結された
エンコーダ4と、制御回路1に接続された遅れ量検出回
路5と比較回路6とが設けられている。
示した従来の駆動制御装置に設けられた制御回路1と駆
動回路2とに加え、ステッピングモータ3に連結された
エンコーダ4と、制御回路1に接続された遅れ量検出回
路5と比較回路6とが設けられている。
【0019】上記エンコーダ4は、制御回路1と駆動回
路2とにより駆動されるステッピングモータ3の回転位
置を検出し、検出位置信号を出力する。
路2とにより駆動されるステッピングモータ3の回転位
置を検出し、検出位置信号を出力する。
【0020】また上記遅れ量検出回路5は、上記エンコ
ーダ4からの検出位置信号と、上記制御回路1から励磁
信号と同期して、つまりステッピングモータ3の駆動パ
ルスと同期して出力される駆動パルスモニター信号とに
基づいて、ステッピングモータ3の回転位置の、指令回
転位置からの遅れ量を検出する。
ーダ4からの検出位置信号と、上記制御回路1から励磁
信号と同期して、つまりステッピングモータ3の駆動パ
ルスと同期して出力される駆動パルスモニター信号とに
基づいて、ステッピングモータ3の回転位置の、指令回
転位置からの遅れ量を検出する。
【0021】更に上記比較回路6は、上記遅れ量検出回
路5によって検出された遅れ量と、この比較回路6に予
めセットされた遅れ量設定値とを比較し、検出遅れ量が
設定値以上となった場合には遅れ信号を上記制御回路1
へ送る。上記遅れ量設定値は、ステッピングモータ3を
脱調させないように、その出力トルクや使用条件に応じ
て適宜に設定されるべきもので、例えばステップ角度の
2〜2.5倍程度の値に設定される。
路5によって検出された遅れ量と、この比較回路6に予
めセットされた遅れ量設定値とを比較し、検出遅れ量が
設定値以上となった場合には遅れ信号を上記制御回路1
へ送る。上記遅れ量設定値は、ステッピングモータ3を
脱調させないように、その出力トルクや使用条件に応じ
て適宜に設定されるべきもので、例えばステップ角度の
2〜2.5倍程度の値に設定される。
【0022】図2は、上記制御回路1の具体的な構成例
を示すブロック図である。図のようにCPU11を主体
として、スルーイングテーブルや記録ヘッドドライブ用
データを記憶させたプログラムメモリ12と、そのプロ
グラムメモリ12から読み出した各種データを一時格納
して整理するRAM13と、上記駆動パルスモニター信
号や記録ヘッドドライブ信号を出力するカウンタ/タイ
マ14とが備えられている。
を示すブロック図である。図のようにCPU11を主体
として、スルーイングテーブルや記録ヘッドドライブ用
データを記憶させたプログラムメモリ12と、そのプロ
グラムメモリ12から読み出した各種データを一時格納
して整理するRAM13と、上記駆動パルスモニター信
号や記録ヘッドドライブ信号を出力するカウンタ/タイ
マ14とが備えられている。
【0023】次に、上記構成の駆動制御装置による、本
発明に係る駆動制御方法を、図3のフローチャートと図
4の特性図を用いて説明する。
発明に係る駆動制御方法を、図3のフローチャートと図
4の特性図を用いて説明する。
【0024】動作指令を制御回路1へ入力させると、制
御回路1のCPU11は、先ずスルーイング選択を行い
(S−1)、ステッピングモータ3の起動から停止まで
の目標速度パターンをプログラムメモリ12から選択的
に読み出す。この選択した目標速度パターンのスルーイ
ングテーブルは、図5に示した従来例の場合と同様のも
のとする。そして図4の特性図に、この選択した目標速
度ω0の時間変化を実線で、スルーイングテーブルの各
駆動パルスの幅と対応させた形で示した。また、スルー
イングテーブルの図示せぬ減速部テーブルについても、
従来例の場合と同様に、図5(a)に示した加速部テー
ブルの28個の駆動パルスを逆に、つまりパルス幅の短
い方から並べて構成したものとする。もちろん加速部テ
ーブルと減速部テーブルとを、非対称に構成してもよ
い。
御回路1のCPU11は、先ずスルーイング選択を行い
(S−1)、ステッピングモータ3の起動から停止まで
の目標速度パターンをプログラムメモリ12から選択的
に読み出す。この選択した目標速度パターンのスルーイ
ングテーブルは、図5に示した従来例の場合と同様のも
のとする。そして図4の特性図に、この選択した目標速
度ω0の時間変化を実線で、スルーイングテーブルの各
駆動パルスの幅と対応させた形で示した。また、スルー
イングテーブルの図示せぬ減速部テーブルについても、
従来例の場合と同様に、図5(a)に示した加速部テー
ブルの28個の駆動パルスを逆に、つまりパルス幅の短
い方から並べて構成したものとする。もちろん加速部テ
ーブルと減速部テーブルとを、非対称に構成してもよ
い。
【0025】上記スルーイング選択の後、制御回路1
は、選択したスルーイングテーブルのカウンタの初期設
定を行って、カウンタの数値nをn=1に設定し(S−
2)、続いてスルーイングテーブルの加速部テーブルに
従い、ステッピングモータ3に対して1カウント分の加
速駆動を行う(S−3)。
は、選択したスルーイングテーブルのカウンタの初期設
定を行って、カウンタの数値nをn=1に設定し(S−
2)、続いてスルーイングテーブルの加速部テーブルに
従い、ステッピングモータ3に対して1カウント分の加
速駆動を行う(S−3)。
【0026】次いで制御回路1は、比較回路6が遅れ信
号を出力したかどうかを判断し(S−4)、出力しなけ
れば、続いて加速部テーブルの加速カウントが終了した
かどうか、この場合、カウンタの数値nが28に達した
かどうかを判断する(S−5)。達しなければカウンタ
の数値nを一つ進め(S−6)、加速駆動を続ける。
号を出力したかどうかを判断し(S−4)、出力しなけ
れば、続いて加速部テーブルの加速カウントが終了した
かどうか、この場合、カウンタの数値nが28に達した
かどうかを判断する(S−5)。達しなければカウンタ
の数値nを一つ進め(S−6)、加速駆動を続ける。
【0027】こうして制御回路1は、ステッピングモー
タ3が大きな負荷を受けず、よって比較回路6が遅れ信
号を出力しない場合には、加速部テーブルに従ってステ
ッピングモータ3を加速駆動し続ける。そしてカウンタ
の数値nが28に達して加速駆動が終了した後は(S−
5)、等速部テーブルに従って等速駆動を行い(S−
7)、続いて減速部テーブルに従って減速駆動を行い
(S−8)、停止させる。一方、加速部テーブルに従っ
て加速駆動を行っている間に、ステッピングモータ3の
受ける負荷が何らかの要因で、例えばキャリッジの送り
抵抗の増大により異常に大きくなり、図4の特性図中に
破線で示したようにステッピングモータ3の実測速度ω
1が目標速度ω0に比べて徐々に小さくなって、ステッ
ピングモータ3の回転位置の指令回転位置からの遅れ量
が設定値に達した場合には、比較回路6から遅れ信号が
出力される。
タ3が大きな負荷を受けず、よって比較回路6が遅れ信
号を出力しない場合には、加速部テーブルに従ってステ
ッピングモータ3を加速駆動し続ける。そしてカウンタ
の数値nが28に達して加速駆動が終了した後は(S−
5)、等速部テーブルに従って等速駆動を行い(S−
7)、続いて減速部テーブルに従って減速駆動を行い
(S−8)、停止させる。一方、加速部テーブルに従っ
て加速駆動を行っている間に、ステッピングモータ3の
受ける負荷が何らかの要因で、例えばキャリッジの送り
抵抗の増大により異常に大きくなり、図4の特性図中に
破線で示したようにステッピングモータ3の実測速度ω
1が目標速度ω0に比べて徐々に小さくなって、ステッ
ピングモータ3の回転位置の指令回転位置からの遅れ量
が設定値に達した場合には、比較回路6から遅れ信号が
出力される。
【0028】すると、遅れ信号出力有りと判断(S−
4)した制御回路1は、その遅れ信号出力時刻t1以降
の加速部テーブルのタイマー値を、その時刻t1のカウ
ントにおける値と同じ値、あるいはその時刻t1に近い
カウント、例えば一つ前のカウントにおける値と同じ値
に延ばして固定することにより、一定の等速タイマー値
を設定する(S−9)。そしてその等速タイマー値に従
って等速駆動を行う(S−10)。
4)した制御回路1は、その遅れ信号出力時刻t1以降
の加速部テーブルのタイマー値を、その時刻t1のカウ
ントにおける値と同じ値、あるいはその時刻t1に近い
カウント、例えば一つ前のカウントにおける値と同じ値
に延ばして固定することにより、一定の等速タイマー値
を設定する(S−9)。そしてその等速タイマー値に従
って等速駆動を行う(S−10)。
【0029】即ち、加速部テーブルに従って加速駆動す
る工程で、ステッピングモータ3の回転位置の指令回転
位置からの遅れ量が設定値に達して、遅れ信号が出力さ
れた場合には、等速駆動に切り換え、その遅れ信号出力
時刻t1以降は、図4の特性図中に一点鎖線で示したよ
うに、一定の制御速度ω2で駆動する。
る工程で、ステッピングモータ3の回転位置の指令回転
位置からの遅れ量が設定値に達して、遅れ信号が出力さ
れた場合には、等速駆動に切り換え、その遅れ信号出力
時刻t1以降は、図4の特性図中に一点鎖線で示したよ
うに、一定の制御速度ω2で駆動する。
【0030】このように、遅れ量が設定値に達した場合
に等速駆動に切り換えることにより、ステッピングモー
タ3に与える一つ一つの駆動パルスの時間を長く保っ
て、そのステッピングモータ3の出力トルクを保持し、
負荷増大による脱調を防止することができる。
に等速駆動に切り換えることにより、ステッピングモー
タ3に与える一つ一つの駆動パルスの時間を長く保っ
て、そのステッピングモータ3の出力トルクを保持し、
負荷増大による脱調を防止することができる。
【0031】こうして等速駆動に切り換えた後、加速部
テーブルの加速カウントが終了するまで、この実施例で
はカウンタの数値nが28に達するまで、制御回路1は
等速駆動を続ける(S−11,12)。このように、加
速駆動の途中で等速駆動に切り換えても、加速部テーブ
ルで定められていたステップ量を完了させるため、ステ
ッピングモータ3を、その決められた回転量を減らすこ
となく、目標とする回転位置に正しく到達させることが
できる。
テーブルの加速カウントが終了するまで、この実施例で
はカウンタの数値nが28に達するまで、制御回路1は
等速駆動を続ける(S−11,12)。このように、加
速駆動の途中で等速駆動に切り換えても、加速部テーブ
ルで定められていたステップ量を完了させるため、ステ
ッピングモータ3を、その決められた回転量を減らすこ
となく、目標とする回転位置に正しく到達させることが
できる。
【0032】加速カウント終了後、制御回路1は等速部
テーブルによる等速駆動に移る(S−13)。この等速
駆動の工程においても、選択したスルーイングテーブル
の等速部テーブルのタイマー値を上記等速タイマー値に
置き換え、その等速タイマー値で、等速部テーブル上の
等速カウント総数分だけ等速駆動を行う。つまり上記加
速駆動の工程と同じ一定の制御速度ω2で、駆動を続け
ることになる。
テーブルによる等速駆動に移る(S−13)。この等速
駆動の工程においても、選択したスルーイングテーブル
の等速部テーブルのタイマー値を上記等速タイマー値に
置き換え、その等速タイマー値で、等速部テーブル上の
等速カウント総数分だけ等速駆動を行う。つまり上記加
速駆動の工程と同じ一定の制御速度ω2で、駆動を続け
ることになる。
【0033】シリアルプリンタの場合には、この等速駆
動によるキャリッジの定速送りの間に印字を行うことに
なる。よって、等速カウント数Nは、印字文字のドット
数と文字数とに応じて設定されている。
動によるキャリッジの定速送りの間に印字を行うことに
なる。よって、等速カウント数Nは、印字文字のドット
数と文字数とに応じて設定されている。
【0034】上記等速カウント総数分の等速駆動が終了
した後、制御回路1は減速部テーブルによる減速駆動に
移り、先ず、減速部テーブルのカウンタの初期設定を行
って、カウンタの数値nをn=1に設定し(S−1
4)、続いて1カウント分の減速駆動に入る(S−1
5)。
した後、制御回路1は減速部テーブルによる減速駆動に
移り、先ず、減速部テーブルのカウンタの初期設定を行
って、カウンタの数値nをn=1に設定し(S−1
4)、続いて1カウント分の減速駆動に入る(S−1
5)。
【0035】次いで制御回路1は、現在のカウントのタ
イマー値が、上記等速タイマー値より短いかどうかを判
断する(S−16)。短ければ、そのカウントのタイマ
ー値を等速タイマー値と同じ値に延長する(S−1
7)。従ってこの場合には、上記一定の制御速度ω2で
の駆動を続けることになる。また現在のカウントのタイ
マー値が等速タイマー値以上であれば、その減速部テー
ブル通りのタイマー値で駆動する。
イマー値が、上記等速タイマー値より短いかどうかを判
断する(S−16)。短ければ、そのカウントのタイマ
ー値を等速タイマー値と同じ値に延長する(S−1
7)。従ってこの場合には、上記一定の制御速度ω2で
の駆動を続けることになる。また現在のカウントのタイ
マー値が等速タイマー値以上であれば、その減速部テー
ブル通りのタイマー値で駆動する。
【0036】こうして制御回路1は、減速部テーブルの
減速カウントが終了するまで、この実施例ではカウンタ
の数値nが28に達するまで減速駆動を続け(S−1
8,19)、減速カウント終了後、ステッピングモータ
3を停止させる。
減速カウントが終了するまで、この実施例ではカウンタ
の数値nが28に達するまで減速駆動を続け(S−1
8,19)、減速カウント終了後、ステッピングモータ
3を停止させる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る駆動
制御方法によれば、加速駆動時に様々な要因により負荷
が増大した場合にも、ステッピングモータを脱調させる
ことなく正しく目標位置に到達させることができる。
制御方法によれば、加速駆動時に様々な要因により負荷
が増大した場合にも、ステッピングモータを脱調させる
ことなく正しく目標位置に到達させることができる。
【0038】またそのために、出力パワーの必要以上に
大きなステッピングモータを用いなくてもすみ、従って
開ループ制御によるコストメリットを保つことができ
る。
大きなステッピングモータを用いなくてもすみ、従って
開ループ制御によるコストメリットを保つことができ
る。
【0039】その上、開ループ制御であるために、閉ル
ープ制御に比べて、制御回路の負担を軽減させることが
できる。
ープ制御に比べて、制御回路の負担を軽減させることが
できる。
【0040】更に、本発明に係る駆動制御方法は、シリ
アルプリンタのキャリッジ送りや紙送り等に用いられる
ステッピングモータに限らず、駆動源として用いられる
あらゆるステッピングモータの駆動制御に適用すること
ができ、同様の効果を得ることができる。
アルプリンタのキャリッジ送りや紙送り等に用いられる
ステッピングモータに限らず、駆動源として用いられる
あらゆるステッピングモータの駆動制御に適用すること
ができ、同様の効果を得ることができる。
【図1】本発明に係る駆動制御方法を実施するための駆
動制御装置のブロック図である。
動制御装置のブロック図である。
【図2】駆動制御装置の制御回路の具体的な構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】本発明に係る駆動制御方法を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】実施例におけるステッピングモータの目標速度
と実測速度と制御速度を示す特性図である。
と実測速度と制御速度を示す特性図である。
【図5】スルーイングテーブルの例を示す図で、(a)
は加速部テーブル、(b)は等速部テーブルである。
は加速部テーブル、(b)は等速部テーブルである。
【図6】従来例における駆動制御装置のブロック図であ
る。
る。
【図7】従来例におけるステッピングモータの目標速度
を示す特性図である。
を示す特性図である。
1 制御回路 2 駆動回路 3 ステッピングモータ 4 エンコーダ 5 遅れ量検出回路 6 比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 19/18 F H02P 8/38 (56)参考文献 特開 昭63−305796(JP,A) 特開 平1−114396(JP,A) 特開 昭63−305796(JP,A) 特開 平2−301469(JP,A) 特開 平3−49973(JP,A) 特開 昭62−230399(JP,A) 特開 昭52−147715(JP,A) 特公 昭60−10520(JP,B2) 特公 昭60−5157(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】ステッピングモータを、スルーイングテー
ブルに基づく開ループ制御により、目標位置に回転させ
る駆動制御方法において、 ステッピングモータを、スルーイングテーブルの加速部
テーブルに従って加速駆動する工程で、その加速部テー
ブルによる指令回転位置に対する、ステッピングモータ
の回転位置の遅れ量を検出し、その遅れ量が、予め設定
した値に達した場合には、等速駆動に切り換え、その等
速駆動によって、上記加速部テーブルで定められていた
ステップ量を完了させることを特徴とするステッピング
モータの駆動制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16072291A JPH0828996B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ステッピングモータの駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16072291A JPH0828996B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ステッピングモータの駆動制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515197A JPH0515197A (ja) | 1993-01-22 |
| JPH0828996B2 true JPH0828996B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=15721056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16072291A Expired - Lifetime JPH0828996B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ステッピングモータの駆動制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828996B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3738451B2 (ja) | 1997-12-10 | 2006-01-25 | セイコーエプソン株式会社 | ステップ・モータ制御装置、その制御方法、それを用いたプリンタ及び情報記録媒体 |
| JP2002273965A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 印刷装置のシャトル制御方法 |
| KR20080085541A (ko) * | 2007-03-20 | 2008-09-24 | 삼성전자주식회사 | 스핀들 모터 개루프 구동 방법 및 이를 이용한 디스크드라이브 |
| JP6852563B2 (ja) * | 2017-05-25 | 2021-03-31 | コニカミノルタ株式会社 | 回転動作制御装置、画像形成装置及び回転動作制御方法 |
| JP7155653B2 (ja) * | 2018-06-22 | 2022-10-19 | コニカミノルタ株式会社 | 駆動装置、画像形成装置、および制御プログラム |
| CN111146986B (zh) * | 2019-12-30 | 2022-08-12 | 深圳市越疆科技有限公司 | 磁编码器的位置定位方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6010520B2 (ja) | 2013-11-22 | 2016-10-19 | 株式会社 プロテクノ | 可撓継手構造 |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP16072291A patent/JPH0828996B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6010520B2 (ja) | 2013-11-22 | 2016-10-19 | 株式会社 プロテクノ | 可撓継手構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0515197A (ja) | 1993-01-22 |
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