JPH082910A - 有機性産業廃棄物からの活性炭の製造方法 - Google Patents
有機性産業廃棄物からの活性炭の製造方法Info
- Publication number
- JPH082910A JPH082910A JP6156466A JP15646694A JPH082910A JP H082910 A JPH082910 A JP H082910A JP 6156466 A JP6156466 A JP 6156466A JP 15646694 A JP15646694 A JP 15646694A JP H082910 A JPH082910 A JP H082910A
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- Japan
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- activated carbon
- industrial waste
- organic industrial
- producing activated
- water
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/129—Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロセスが単純で、かつ比較的高分子物質の
吸着除去性能も示す、有機性産業廃棄物を原材料とする
活性炭の製造方法を提供する。 【構成】 水分を含有する有機性産業廃棄物を、一段で
700℃以上の還元雰囲気に10分間以上置くことによ
り、炭化と賦活とを平行して進行せしめることを特徴と
する有機性産業廃棄物からの活性炭の製造方法としたも
のであり、前記有機性産業廃棄物の含水量は30%以上
あるのがよい。
吸着除去性能も示す、有機性産業廃棄物を原材料とする
活性炭の製造方法を提供する。 【構成】 水分を含有する有機性産業廃棄物を、一段で
700℃以上の還元雰囲気に10分間以上置くことによ
り、炭化と賦活とを平行して進行せしめることを特徴と
する有機性産業廃棄物からの活性炭の製造方法としたも
のであり、前記有機性産業廃棄物の含水量は30%以上
あるのがよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機性産業廃棄物のリ
サイクル方法に係わり、特にビール粕、コーヒー粕等に
代表される有機性産業廃棄物から活性炭を効率的に製造
する方法に関する。
サイクル方法に係わり、特にビール粕、コーヒー粕等に
代表される有機性産業廃棄物から活性炭を効率的に製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、活性炭は有機炭素含有物質を炭化
し、水蒸気、二酸化炭素、あるいは適当な薬剤の存在下
にて賦活されることによって得られる。しかし、上記の
ような含水有機性産業廃棄物を活性炭製造の原料とする
場合は、炭化工程の前に乾燥工程を有し、炭化温度は5
00℃程度、賦活温度は800〜900℃というのが公
知の方法であった。そして、乾燥、炭化、賦活という三
段階の工程を経るため収率が低下し、工程が複雑となっ
て、その製造経費がやし殻、石炭等を原料とする市販の
活性炭に比べて高くつくため実用化されることはなかっ
た。また、水分を30%以上含有するような有機性産業
廃棄物を原材料とし、この公知の活性炭製造プロセスを
経て活性炭を製造すると、製品は比較的低分子の液中溶
解物質、あるいはガス状物質しか吸着できないような、
比表面積及び細孔径分布を示し、比較的高分子物質の吸
着除去には適さなかった。この場合の比表面積は700
〜800m2 /gであった。細孔径分布についてはメチ
レンブレー吸着性能にて表現すると120ml/g以下
であった。
し、水蒸気、二酸化炭素、あるいは適当な薬剤の存在下
にて賦活されることによって得られる。しかし、上記の
ような含水有機性産業廃棄物を活性炭製造の原料とする
場合は、炭化工程の前に乾燥工程を有し、炭化温度は5
00℃程度、賦活温度は800〜900℃というのが公
知の方法であった。そして、乾燥、炭化、賦活という三
段階の工程を経るため収率が低下し、工程が複雑となっ
て、その製造経費がやし殻、石炭等を原料とする市販の
活性炭に比べて高くつくため実用化されることはなかっ
た。また、水分を30%以上含有するような有機性産業
廃棄物を原材料とし、この公知の活性炭製造プロセスを
経て活性炭を製造すると、製品は比較的低分子の液中溶
解物質、あるいはガス状物質しか吸着できないような、
比表面積及び細孔径分布を示し、比較的高分子物質の吸
着除去には適さなかった。この場合の比表面積は700
〜800m2 /gであった。細孔径分布についてはメチ
レンブレー吸着性能にて表現すると120ml/g以下
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解消し、有機性産業廃棄物を原材料として
プロセスが単純であり、比較的高分子物質の吸着除去性
能もよい活性炭の製造方法を提供することを課題とす
る。
術の問題点を解消し、有機性産業廃棄物を原材料として
プロセスが単純であり、比較的高分子物質の吸着除去性
能もよい活性炭の製造方法を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、水分を含有する有機性産業廃棄物を、
一段で700℃以上の還元雰囲気に10分間以上置くこ
とにより、炭化と賦活とを平行して進行せしめる有機性
産業廃棄物からの活性炭の製造方法としたものである。
前記製造方法において、有機性産業廃棄物の水分含有量
は、30重量%以上が好ましい。有機性産業廃棄物を4
00〜500℃以上の還元雰囲気に置けば炭化すること
は公知であるが、水分を30%以上含有する有機性産業
廃棄物では炭化と同時に水蒸気が発生する。一方、先述
の水蒸気による賦活も、還元雰囲気において進行するも
のであり、水分を30%以上含有する有機性産業廃棄物
の場合、炭化と平行して水蒸気賦活が期待されることか
ら本発明に到達した。
に、本発明では、水分を含有する有機性産業廃棄物を、
一段で700℃以上の還元雰囲気に10分間以上置くこ
とにより、炭化と賦活とを平行して進行せしめる有機性
産業廃棄物からの活性炭の製造方法としたものである。
前記製造方法において、有機性産業廃棄物の水分含有量
は、30重量%以上が好ましい。有機性産業廃棄物を4
00〜500℃以上の還元雰囲気に置けば炭化すること
は公知であるが、水分を30%以上含有する有機性産業
廃棄物では炭化と同時に水蒸気が発生する。一方、先述
の水蒸気による賦活も、還元雰囲気において進行するも
のであり、水分を30%以上含有する有機性産業廃棄物
の場合、炭化と平行して水蒸気賦活が期待されることか
ら本発明に到達した。
【0005】すなわち、当該有機性産業廃棄物を、70
0℃以上の還元雰囲気に10分間以上置くことにより得
られる活性炭は、比表面積が大きい上、小さな細孔の占
める割合が高く、比較的高分子の物質も吸着することが
できるのである。還元雰囲気の温度を600℃、650
℃とし、滞留時間を0.5〜1.5時間として、得られ
る活性炭の比表面積は、700〜800m2 /g、メチ
レンブルー吸着性能120〜140ml/gであるのに
対して、本発明の還元雰囲気の温度を700℃、800
℃、900℃とした場合は、滞留時間10分以上におい
て、比表面積が900m2 /g以上で、メチレンブルー
吸着性能140ml/g以上の活性炭を得ることができ
る。
0℃以上の還元雰囲気に10分間以上置くことにより得
られる活性炭は、比表面積が大きい上、小さな細孔の占
める割合が高く、比較的高分子の物質も吸着することが
できるのである。還元雰囲気の温度を600℃、650
℃とし、滞留時間を0.5〜1.5時間として、得られ
る活性炭の比表面積は、700〜800m2 /g、メチ
レンブルー吸着性能120〜140ml/gであるのに
対して、本発明の還元雰囲気の温度を700℃、800
℃、900℃とした場合は、滞留時間10分以上におい
て、比表面積が900m2 /g以上で、メチレンブルー
吸着性能140ml/g以上の活性炭を得ることができ
る。
【0006】
【作用】本発明では、水分を含有する、特に30%以上
含有する有機性産業廃棄物を700℃以上の還元雰囲気
に10分間以上置くことにより、比表面積が大きくし
て、小さな細孔の占める割合の高い活性炭を得ることが
でき、その適用範囲が広くなる上、乾燥工程や水蒸気、
二酸化炭素等による賦活工程が省略されるため、乾燥工
程及び賦活工程を経て製造する活性炭に比べて収率が高
い上、製造プロセスも単純である。
含有する有機性産業廃棄物を700℃以上の還元雰囲気
に10分間以上置くことにより、比表面積が大きくし
て、小さな細孔の占める割合の高い活性炭を得ることが
でき、その適用範囲が広くなる上、乾燥工程や水蒸気、
二酸化炭素等による賦活工程が省略されるため、乾燥工
程及び賦活工程を経て製造する活性炭に比べて収率が高
い上、製造プロセスも単純である。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例1 含水率65.5%のコーヒー粕を、内部が還元雰囲気で
700℃に制御されている流動炉に10分間封入した
後、流動炉から取り出したところ、粉末活性炭と粒状活
性炭との中間的な性状を示す物質が得られた。これの比
表面積を測定したところ、1023.3m2 /g、図1
に示すような細孔径分布であり、メチレンブルー吸着性
能は176ml/gであった。図1は横軸が細孔径
(Å)で縦軸が細孔容積(cm3 /g)である。また、
この物質を用いて、分画分子量が数千から1万数千であ
る某産業廃水凝集沈殿処理水のCOD成分除去を調べた
ところ、243mg−COD/gのCOD平衡吸着容量
を示した。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例1 含水率65.5%のコーヒー粕を、内部が還元雰囲気で
700℃に制御されている流動炉に10分間封入した
後、流動炉から取り出したところ、粉末活性炭と粒状活
性炭との中間的な性状を示す物質が得られた。これの比
表面積を測定したところ、1023.3m2 /g、図1
に示すような細孔径分布であり、メチレンブルー吸着性
能は176ml/gであった。図1は横軸が細孔径
(Å)で縦軸が細孔容積(cm3 /g)である。また、
この物質を用いて、分画分子量が数千から1万数千であ
る某産業廃水凝集沈殿処理水のCOD成分除去を調べた
ところ、243mg−COD/gのCOD平衡吸着容量
を示した。
【0008】これと比較対照するために、市販の粒状活
性炭を同じ産業廃水凝集沈殿処理水のCOD成分除去に
用いたところ、262mg−COD/gのCOD平衡吸
着容量を示した。そして、この粒状活性炭の比表面積は
1352.4m2 /gであった。一方、同じコーヒー粕
を110℃で3時間乾燥処理した後、内部が還元雰囲気
にて500℃に制御されている流動炉に1時間封入した
後、流動炉内の温度を900℃に上昇せしめ、水蒸気を
吹き込んで10分間賦活処理を施し、活性炭状物質を得
た。これの比表面積を測定したところ、786.3m2
/g、図2に示すような細孔径分布であり、メチレンブ
ルー吸着性能は94ml/gであった。この活性炭状物
質を用いて、先述と同じ凝集沈殿処理水のCOD成分除
去を調べたところ、100mg−COD/gのCOD平
衡吸着容量を示すに過ぎなかった。
性炭を同じ産業廃水凝集沈殿処理水のCOD成分除去に
用いたところ、262mg−COD/gのCOD平衡吸
着容量を示した。そして、この粒状活性炭の比表面積は
1352.4m2 /gであった。一方、同じコーヒー粕
を110℃で3時間乾燥処理した後、内部が還元雰囲気
にて500℃に制御されている流動炉に1時間封入した
後、流動炉内の温度を900℃に上昇せしめ、水蒸気を
吹き込んで10分間賦活処理を施し、活性炭状物質を得
た。これの比表面積を測定したところ、786.3m2
/g、図2に示すような細孔径分布であり、メチレンブ
ルー吸着性能は94ml/gであった。この活性炭状物
質を用いて、先述と同じ凝集沈殿処理水のCOD成分除
去を調べたところ、100mg−COD/gのCOD平
衡吸着容量を示すに過ぎなかった。
【0009】
【発明の効果】本発明においては、従来法では良好な活
性炭原料と言えないコーヒー粕から、市販されている粒
状活性炭と遜色のない活性炭を製造することができる。
また、製造プロセスが単純で、含水率が高い有機性廃棄
物自身に含まれている水分により、賦活に要する水蒸気
が発生するため製造コストが安価になる。
性炭原料と言えないコーヒー粕から、市販されている粒
状活性炭と遜色のない活性炭を製造することができる。
また、製造プロセスが単純で、含水率が高い有機性廃棄
物自身に含まれている水分により、賦活に要する水蒸気
が発生するため製造コストが安価になる。
【図1】本発明により製造した活性炭の細孔径分布を示
すグラフ。
すグラフ。
【図2】従来法により製造した活性炭の細孔径分布を示
すグラフ。
すグラフ。
Claims (1)
- 【請求項1】 水分を含有する有機性産業廃棄物を、一
段で700℃以上の還元雰囲気に10分間以上置くこと
により、炭化と賦活とを平行して進行せしめることを特
徴とする有機性産業廃棄物からの活性炭の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6156466A JPH082910A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 有機性産業廃棄物からの活性炭の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6156466A JPH082910A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 有機性産業廃棄物からの活性炭の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082910A true JPH082910A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15628369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6156466A Pending JPH082910A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 有機性産業廃棄物からの活性炭の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082910A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10191900A (ja) * | 1997-01-13 | 1998-07-28 | Nobuhisa Kawano | コーヒー抽出粕の再生粉末並びにその加工食品用副食材及び活性炭原料としての使用 |
| JP2002193696A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Yoneda Sangyo Kk | 無機質肥料 |
| US6875317B1 (en) | 1999-03-03 | 2005-04-05 | Jiro Toyoda | Waste treating method |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP6156466A patent/JPH082910A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10191900A (ja) * | 1997-01-13 | 1998-07-28 | Nobuhisa Kawano | コーヒー抽出粕の再生粉末並びにその加工食品用副食材及び活性炭原料としての使用 |
| US6875317B1 (en) | 1999-03-03 | 2005-04-05 | Jiro Toyoda | Waste treating method |
| JP2002193696A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Yoneda Sangyo Kk | 無機質肥料 |
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